男「たこ焼き?」(7)
男「うまいよね」
男「で、だ」
ササッ
男「ここにアツアツのたこ焼きが一つある」
ホッカァ…
男「そのたこ焼きに指で穴を開け…あちち…よし」
男「さぁ紳士の皆様なら、もうお分かりだろう。穴の開いたたこ焼き…そこに何が…ナニがねじ込まれるか、を…」
バサァ
男「見ろよ、もう裸なんだぜ?」
ピクッ
男「嘘みたいだろ…フルボッキなんだぜ…それで…」
タッチ タッチ ココニタッチ
男「ハァハァ…たっちゃん…かっちゃん…」
ホッカァ…
男「むむっ、すまんすまん。たこ焼きが嫉妬しているようだ」
男「な、見ろよ。中からトロリ…具が丸見えだぜ」
ホッカァ…
男「いやらしいたこ焼きだねぇ…」
ホッカァ…
男「ソースか?醤油か?それとも…俺か?」
たこ焼き「マヨネーズかけろや」
男「た、たこ焼きが喋った!」
このあと滅茶苦茶まぐわった。
そして数年後…
たこ焼きJr「パパー」
男「あっはっは」
たこ焼きJr「ママー」
たこ焼き「…」
カッサカサ
こうして幸せな家庭が生まれた。
人だとか、たこ焼きだとか
些細な事なのでしょう…
【完】
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