男「無人島て」(381)
男「元気ですかーー」
男「誰かいますかーーーーーーー」
男「元気があればなんでもできるーーーーーーー」
男「無人島ーーーーーーー」
男「俺いたら無人島じゃないか。有人島になるのか」
男「誰かいますかー」
男「いるわけないよな」
男「どうしよ」
男「携帯も流されたしなー」
男「黄金みたいで面白いかもなぁ」
男「所持品は~ポケットティッシュ、財布」
男「使える物まったくないや」
男「適当に島歩くか」
男「とりあえず流れ着いた所に戻ったか」
男「見つけた物は、貝殻と二枚貝大量~」
男「問題はどうやって食べるかだ」
男「石で砕くしか無いんかね」
男「よっこらしょー
男「てぇえいっ!」
男「砕けたか」
男「大したうまくもねぇや」
男「釣りして魚捕るにも紐ないからな」
男「誰かいないのかぁぁぁぁぁぁぁ」
男「話相手もいないと発狂しそうだ」
男「!」
男「缶詰だ!」
男「みかんか」
男「寝よう」
朝
男「蟹かありゃあ」
男「ザリガニみたいな色しているな」
男「あの飛行機からのゴミか......」
男「中身はあるんかね」
男「りんご....10%か....」
男「数滴ある」
男「おぉう....」
男「生きてる感じが久々だ」
男「よし」
男「何しようか」
こうして彼は生涯を無人島で過ごした
ネタ無いんだ畜生
男「貝、流石に生で食い続けるわけにも行かないよな」
男「焚き火をするにしてもライターどころか火打石も無いわけで」
男「木をこすり合わせて摩擦で火ぃ付けるか?原始時代みたいに」
男「幸い・・・というか皮肉にもというか、近くに林はあるんだよな」
男「しかしな~、絶対失敗するぞ俺・・・それよりは浜辺を改めて探索したほうがいいのかもな」
誰も書かないなら超☆まったりテンションで少し書いてみる
男「よし、let’s原始生活!を試みる前にその辺探してみよう」
男「上手く行けば果物かそれに類するものが見つかるかもしれない」
男「何か流れ着いてるかもしれない」
男「何も無くても、周りがどんな地形なのかは調べておかないとだしな」
男「……もしかして:一人ぼっち」
男「冗談ではない!今更ぼっちが寂しいものかよ!」
男「便所メシから便所が取れて無人島がくっついただけだ!大丈夫だ、問題ない!」
男「冷静になっちゃダメだ!さー出発!」
漢探知開始
男「うぉっヤシっ!?」
男「……バナナが樹になってる所なんてtvか教科書でしか見たこと無かったな」
男「潮溜まりか~、釣りセットでもあれば魚釣れそうなんだけどな」
男「クレイドルを落とす、付き合わないか?とか言ったら一匹くらい付いてこないかな」
漢探知中
男「おぉ!キャリーケース!?しかも壊れてないって事は中身入ってるかも!」
男「こっちは……メガネ?……度キツっ!?」
男「これは……川!?淡水だよおい!?よっしゃ水確保ー!」
漢探知終了
男「とりあえず落っこちてたヤシの実ゲット」
男「ヒント:割れない」
男「泣いていいよね?」
男「ともあれ、気になるのはキャリーケースだよな、しっかり閉じてるから中身は無事だと思うけど」
男「カギがかかってたら何かに叩きつけて壊そう」
男キャリーケースの開封中
カチャ
男「お、開いた」
男「中身は……おぉ、ライター!」
男「我百万の援軍を得たり!ってこーいう気分をいうんだろうな」
男「持ち主は……外人だったのかな?手帳があったけどメモ書きが全部英語だ」
男「他は着替えその他の類と……三八式歩兵銃のモデルガンとまどマギのdvd」
男「なんだか同類の匂いがした」
男「後は・・・まど神とマミさんとほむほむとさやかちゃんのフィギュアか」
男「あんこェ……」
男「それは兎も角、まずは火を焚かないとな」
男「えぇと……着火剤は…ティッシュ1枚使おう、種火にするのは……小枝の乾いたヤツ」
男「で、それを乾いた流木を組んだものに移して篝火とする……っと」
男「小学生の頃の経験がこんな所で役に立つとはな~」
男「では、ファイエル!」
焚き火:テンモジゲンモトッパシテ!ツカンデミセルゼオノレノホシヲ!
男「ふう、なんとか熱源と光源確保、ほんの少しの手間で狼煙にもなる便利な一品」
男「飛行機がいきなり消息途絶えたんだから、救助くらい、すぐ来るさ」
男「来るんだ……来る、はずなんだ……」
男「っと、センチメンタルに浸ってる場合じゃないな、乙女座でも武士道でもないんだから」
男「とりあえず、テント…はないから代わりになるもの作らないとな」
男「代わりか……確か倒木というか枯れ木枯れ枝の類がまだ溢れるくらいあったよな」
男「よし、やってみよう」
男、木材運搬中
男、適当に同じ長さに踏み折り中
男、キラッ☆中
男、木を組み合わせ中
木、崩壊中
男、orz中
そして6時間が過ぎた
なんという事でしょう、つい6時間前まで何もなかったそこには
男の手によって作られた小さな木とヤシの葉のシェルターがちょこんと建っているではありませんか
男「つ……疲れた……」
男「でもこれ建てる時に手ごろな大きさの石とツルの余りを幾つかゲット」
男「黒いガラス状の、割ると端が鋭い石……うん、これだ。後はこれをふつーの石にぶつけて」
男「がっ……指打った……」 orz
男「いてて・・・でも出来たぞ、打製石器の斧、welcome原始時代、for俺!」
男「しょーがないだろ?他に無いんだから」
男「コイツは……当面の利用に困らなければいいや」
椰子の実:マ、マテ!ノーカウントダ!ノーカウント
男「準じるが良い、己の答えに」
椰子の実:グァァァァァァーッ!クライン…ッ
男「うぉっ、あぶねっ!こぼす所だった……これがヤシのジュースってヤツか」
ごくごく
男「……まず、薄めたグレープジュースっつーか……マズ」
男「ともあれ、実を食って殻は……器にするか」
男「石斧作ったときの欠片で作った石器のナイフか~……歴史の授業が変な所で役に立った」
じょりじょり
男「使いづらい……握りも無くて刃だけなんだから当然だけど」
じょりじょり
男「……マズイなぁ」
男「さて……俺、冷静に良く聞けよ?」
男「この到底建物とは言いがたい掘っ立てと、燃え尽きたら意外と後が無い焚き火」
男「空のスーツケースに自作のへちょい石器、それが今の俺の全てだ、絶望したか?」
男「とどめのおまけにここが本当に島なのか、どんな生き物がいるのかすら判らない」
男「ここまで徹底されると感動的だな」
男「だが無意味だ」
男「ぼっちの場所がなぁ!学校から無人島に変わったくらいでなぁっ!」
男「生還を諦めきれるわきゃねぇだろぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
男「ふぅ……やっぱ叫ぶのはすっきりするな」
男「けどまぁ……話し相手は、やっぱ欲しいな~……って、俺は話せないかw」
男「お、月……って事はあっちが東か」
男「月はいつも其処にある……羨ましいくらい安定してるなをい」
月:ウルセーマイクロウェーブブツケンゾ!
男「今日はなんとかなった、明日、そんな先のことは判らない」
男「しかし魚くらいは食いたいな~、ヤシの実まずいし」
男「石斧や石ナイフ作った所で魚は……」
男「石?」
1:魚の群れてる岩の多い潮溜まりにいきます
2:適当な大きさの岩に目星をつけてから、それなりの大きさの岩を持ってきて
男「目標をセンターに入れて……投擲!」
3:思いっきり岩と岩をぶつけてやります
4:岩周辺の魚が状態異常:気絶になって浮かび上がってきます
男「よし、目論見どおり!」
男「小物ばっかりなのはご愛嬌だよな~、でも一人分なんだからあんまりあっても困るか」
男「とりあえずワタだけ抜いて焼いて食うか」
男調理中
男「燻煙機でもあればなぁ」
男「といっても一斗缶みたいな物が都合よくあるわけもなし、残りは干しておこう」
男「……塩気足りないけど、うめぇ」
男食事中
男「」
男「はっ!?……やべ、思わず思考停止してたわ、考えてみたら昨日貝くらいしか食ってないものな」
男「ともあれ、このやり方は何回もできないな……腕いてぇわ」
夜、シェルター内部
男「さて、明日は・・・本格的に近場を探検かな」
男「とりあえず朝から夕方まで、一日で帰ってこられる範疇で……と」
男「できるならペットボトルとは言わず、水を沸かせるようなもの見つけたいな」
男「他にも……誰か同じように流されてきてるなら……」
男「……ぐぅ」
男は夢を見る
これは、夢の中の出来事
夢は幾つか、これを見ているかもしれない方に設問する
気楽に、その番号をゲットした方が答えて欲しい
男は、見知らぬ女性と楽しげに話しながら歩く夢を見ているようだ。
丁度よい、彼女について、軽く設問を投げかけてみよう。
今、彼女の隣を>>40がすれ違った
さて>>40 彼女はどんな性格をしているように見受けられただろうか?
健気
ふむ、彼女は健気に傍に居る相手を支える性格のようだな。
では、続けよう。
>>42 君から見て彼女は、男と同じ人種に見えたかな?それとも違う感じだろうか?
日本人で
ほう、どうやら男と同じ日本人のようだ、ぼっちをこじらせた男には少しハードルが低くなったかもしれないな
そろそろ夢が覚めるようだ、設問はこれが最後となるだろう
>>44 彼女は男と比べて年齢差があるように見えたかな?
大卒
ふむ、「健気」な「日本人」の「男より少し上くらい」の女性、である
もし、何かしかの選択を、行動を、男が取らざるを得ないとき、私はまた夢を借りるやもしれぬ
そのときは、また諸君の力をお借りしたい
おぉ、男が目覚めるようだ。では諸君、しばしの別れだ どりぃ~む
男「ぅ……まぶし…」
男「……夢じゃねーんでやんの」
男「少し体動かして、顔洗ってこよう」
男洗顔中
男「ふぅ……これくらい綺麗なら最悪濾過しなくても飲めるか」
男「けど、注意しておくに越したことは無いか」
男「よし!出かけよう」
男行動開始
漢探知開始
男「岩場の向こうに来たわけだけど……こっちは磯なんだな」
男「何か……っと、なんだ?あれ」
男「ゴムボート・・・!?」
男「くぅ……っ町の中歩く用の靴だからコケですべる……っ!」
男「よく……見えないけど、中に誰か居る!?」
漢探知中
男「間違いない……!人だ!」
女「……」
男「女の人……?しかも……日本人!?」
男「大丈夫ですか!?しっかり!」
女「ぅ……」
男(息はある、なら)
男「……ボートは後回し」
男「よし、背負ってシェルターに戻るくらいは、なんとか出来そうだ」
男「……急いで戻ろう」(うわ~、胸が、胸が意外と背中に!この人でけぇっ!?)
漢探知終了
女「……うぅ…」
女「ぁ……!?」
女「……?」
キョロキョロ
女(……額に…塗れたシャツ…?)
女(小さくて、荒い作りだけど……テント?)
男「あ、き、気が付き……ましたか?」
女「!!」
男「えっと、俺、男と言います」
男「こっから西の磯に、あなたの乗ったゴムボートが打ち上げられていて……」
男「失礼とは思ったのですが、気を失っておられた様なので、独断でここまで運ばせてもらいまひた」
男「……ました」
女「ぁ……ありがとうございます、私、女と申します」
女「某国行きの飛行機に乗っていたのですが、飛行機が墜落してしまって」
女「あなたも日本人……ですよね?ここって、小笠原諸島かどこかの島、ですか?」
男「……」
男「……ごめん……なさい、俺にも、ここがどこなのかは、判らないんです」
女「ぇ……?」
男「俺も、ここに流されてきたんです、俺のほうは体1つで流されたので、生きてたどり着いたことが奇跡ですが」
男「携帯の電波も通じない、gpsも受け付けない……もしかしたら、最悪地図にも載ってない場所かもしれません」
女「……っ!!?」
女「そんな……」
男「ごめんなさい、変な期待、持たせちゃったみたいで……」
女「いいえ!!そんな事……!それに私こそ、助けて頂いたのに、こんなにも不躾な……」
女「大変、申し訳ありません、男さん」
男「いえ、こちらこそ…」
女「いえいえ、元を言えばこちらが…」
男・女「……」
フフッ
プッ……アハハ…!
女「お互い、これが始まると引っ込みつかないのは、日本人ですね」
男「えぇ、本当に」
女「ここ、男さんが作られたんですか?」
男「あ、すいません…なんていうか、男所帯そのもので」
女「いいえ、大変ご立派だと思いますよ?」
男「……」テレテレ
女「それで、えぇと……申し上げ難いのですが、もう少し、ここをお借りしてよろしいでしょうか?」
男「?えぇ、こんな所でよければいくらでも」
女「よかった……実は、潮風に吹かれ続けたせいか、何か身体がべたべたしてしまって」
女「お風呂……は無理ですから身体拭くだけでもしたいな、と思いまして……」///
男「!?!?!?!?!?!?」
男「す、すいません!今出て行きますっ!それと出てすぐの所にある川で、身体洗えます!」
男「タオルは無いですけど……ここ、暖かいので暫く放って置けば乾きますから!」
男「じ、じゃあ俺、ボート回収にいきますんでっ!」
女「あ、は、はぃ……いってらっしゃい、ませ」
女「行っちゃった……」
女「男さん、か……良い人みたいでよかった」
しゅるしゅる
女「襲ってきたり、見たい、とか言い出さない辺り、紳士みたいだし」
ぱさ……
女「あれ位で大慌てしちゃう辺りは……ご愛嬌、かな?」クスッ
スルスル……パサッ……ヌギヌギ
女「ふぅ……いくら仕方なかったとはいえ、和装で南の島はやめておくべきですね」
女「一緒に洗濯しちゃいましょう……塩だけでも落としておかないと」
ちゃぷん……そんな小さな音を立てて、白い体が水に沈んでいく。
身につけていた物は下着まで塩水でべたついていたため、一度身に付けた物全てを洗い流し
近くの張り出した木の枝に干してから、改めて彼女は身を清める。
腰まで届く長い黒髪、その切れ目筋目から見えるシミ1つ無い美しい背中と、安産型かつ可愛らしいお尻
少し視線を上に動かせば、ほっそりとした柳腰と、細く小さな臍が目に入ってくる。
その上にあるのは、女性の包容力を具現化したような二つの膨らみ。
それはまさしく、持てるものというに相応しかった。
「変な風に日焼け、してませんよね?」
なんとなく胸を持ち上げて日焼け跡が付いてないか調べてしまう。
気にしても仕方ないのだが、昨年女友にだまされてビキニ水着を着たとき
ビキニの形にくっきり跡が付いたのは、性質の悪いボディペイントに見えた記憶がある。
しかも今回は着物の跡だ、下手をすれば胸元に三角の日焼け、という事にもなりかねない。
「まぁ、気にしないかもしれませんけど、命の恩人を前に変な日焼け跡、というのもあれですし」
鏡が無いので全身調べることが出来ないのがもどかしいが、少なくとも見える範囲は大丈夫のようだ。
身体全体を洗い流し、川から上がって見たものの、着物はまだ乾ききっては居なかった。
生乾きで着る訳にも行かないが、まさか男を裸で迎えるわけにはもっといかない、というか自分が死ぬ。羞恥で。
そこで、先ほどまでタオル代わりになっていた白いシャツが視界に飛び込んできた。
それはまるで悪魔の誘惑、選択肢など用意されていない結論ありきの問いかけ。
彼女は、意を決するとそれに腕を通した。
少し時間は戻って・・・
男「ふぅ、到着っと」
男「ゴムボートが無事に残ってるってのは・・・ほんとーにラッキーだよな」
男「えぇと……中は、ペットボトルの水と、カロリーメイト」
男「上手くやれば数日は食いつなげるかな」
男「お、ナイフと応急処置用のガムテープもあるのか、これは有難い!」
男「これであの使いづらいを形にした石器ナイフからおさらばできる!」
男(それに、もしかしたら、加工や魚さばく事以外に使うかもしれないしな)
男「よし、まずは持って帰ろう」
男「で、色々持って帰ってきたら既に夕方でござる」
男「思った以上に手間取ったからなぁ・・・特にゴムボート」
男「とりあえず流されないように適当な所に繋いでおこう」
男「後は……そうだな、女さんの分も含めて貝でも…」
男「……ん?」
女(裸tシャツ)「あ、男さん、おかえりなさいませ」
男「」
女「おなべが無いのでヤシの殻で、お味噌も無いので澄まし汁ですけど…」
男「黒髪の美人さんが裸tシャツ(だぼだぼ)で手料理を……」
男「俺、爆ぜても良いや」
眠いのでそろそろ寝ます、続きはまたまったりした頃に
テロか陰謀か、はたまた整備ミスか。
男の搭乗した飛行機が謎の墜落、奇跡的に生き残った男は、正体不明の無人島に流れ着く
時をほぼ同じくして島に打ち上げられた女と出会い、二人の無人島ライフが始まる。
とりあえず男もげろ
男「……むにゃ」
女「じ~……」
男「ぐ~」
女「男さ~ん、朝ですよ~」
男「うにゅ……」
女「起きるまで時間かかるようなら、着替えちゃいますよ~?」
男「スリプル~」
女「……かなり気合入れて寝てますね」
ごそごそごそ
しゅるしゅる。ぱさっ
ごそごそごそごそ
女「……ほんとに着替えてる間に起きないし」
男「うにゅ……起きる判定を目標値7で2d6……1ゾロ…ぐ~」
女「よし、それじゃあ男さんが起きるまでに…」
男「ヤメロー、ファンブル、ファンブルダケハ~!」
なんだかんだで30分後
男「ゆにばーーーーーーーーーーーすっ!?」
男「……限りなく変な夢見た」
男「さて、今日は……」
女「あ、おはようございます、男さん」
男「」
男「女さん?」
女「はい?あ、私のことは呼び捨てでかまいませんよ?変に気を使った喋り方になるのもあれですし」
男「あ、うん……じゃあその…」
女「なんですか?」
男「何故にあなたさまはだぼだぼのtシャツのみを着てらっしゃいますのでしょうか?」
女「あ~……男さんの前ではしたないとは思ったのですが、やっぱり着物は暑いです」
男「あぁ、昨日は気が回りませんでしたけど、和服でしたね」
女「暑い、動き辛い、かといって長襦袢だけ、というわけにも行かないですし」
女「なにより、汚れちゃいますしね」
男「それは判ります。けど下も何か穿いてくださいお願いします心の其処から」
女「下着は流石につけてますよ?」
男「それがちらちらしてるのが問題なんです、ぱんちらは男の子のリビドーをくすぐる毒なんです」
女「ズボンもスカートも無いですし、申し訳ありませんが、見苦しいけれど、何か代替が見つかるまで我慢していただけると・・・」
男「イイエメノショウガツデス」
女「あ、あら……そういわれると、ちょっと、恥ずかしいです」///
男「とりあえず、暫くは周辺探索するつもりなので、何か見つけたら持って来ますよ」
女「あ、お願いしますね」
男「さ~て……今日も元気に海沿いを探索だ」
男「流石にまだ島の奥のほう行くのは不安だし、何か流れてきてるかもしれない」
男「後は……狼煙や篝火を立てやすい所も調べないとな」
漢探知開始
男「……風がこっち向いてきたのかな?なんか少しずつだけど色々流れ着いてきてる」
男「旅行カバンに大型ケース……申し訳ないけど中は洗って使わせてもらおう」
男「女性物の服が入ってるといいけど」ごそごそ
男「お、各種着替え入り、サイズの問題は兎も角、有難いな」
漢探知中
男「さて、女さんを見つけた磯を越えて少し来たぞ」
男「……」
男「潮流の関係なのか、漂着物が凄いことになってる」
男「……わかってるさ、俺や女さんが奇跡的にラッキーだってのは」
男「道具も無いから、こうするしかないんだ」
男「ごめんな……怖かったろうに」
骸「」
男「特に宗教とか知らないし、お経も唱えられない、火葬するにも火を持ってきてないんだ」
男「だから……埋めてあげることしか出来ない」
男「それでも、もう大丈夫だから」
男「もう、……怖く……無いからな……?」ポロポロ
ザクザク…ザクザク…
男「……」
男「よし、作業を続けよう」
漢探知再開
男「色々あるなぁ、針金に、工具一式、おもちゃの弓矢」
男「有難いのは女性下着一式か」
男「色々やってたらもう昼くらいかな?」
男「時計が無いってやっぱ不便だよな~、いや、時差があるから目安にしかならないだろうけど」
男「浜、磯、浜と来て浜辺はこの辺で終わりかな?」
男「足元が土になって、上り坂になってる」
男「あっちは・・・崖になってるのか、ん?あれは……」
男「ドラム缶…」
男「どっどっドラム缶……おっ…押す…押すっ」
男「って転がすほうがどー考えても効率いいよな、それ以前に持って帰って何に使うんだよ」
男「それなりの収穫はあったし、暗くなる前に帰らないとな」
男「」ジットテヲミル
男「……」
ザブンッ
ザバザバ
バシャバシャ
男「……よし」
漢探知終了
-キャンプ拠点
女「あ、男さん、おかえりなさいませ」
男「あぁ、女さん、ただいま」
女「クスッ……さんは、いらないですよ?」
男「はは、なれるまでは勘弁してやってください」
男「それより、結構な収穫ありましたよ、サイズが合うのがあるといいですけど」
女「あら、沢山、流れ着いていたんですね」
男「えぇ……女性物の服や下着もあったので、こう言っていいのかアレですけど、幸運でした」
女「えぇ……思う所はおありでしょうが、今は私たちが生き残ることを考えましょう」
男「はい……」
パチ……
女「……」
男「……」
男「ズボン、合うのがあってよかったですね」
女「えぇ、これも、男さんのおかげです」
男「いえ、持ってきただけです」
女「私一人では、それもできませんもの」
男「……」ギリッ
女「男さん、辛いことがあったのですか?」
女「今夜の男さんは……悲しそうな顔、しています」
男「そうですか?俺はいつも通りだと……」
女「勘違いだったらそれに越したことはないですけど、なんとなく、雰囲気が」
女「それに、帰ってきたときに顔まで海水にぬれてました」
女「馬鹿な女の勘ぐり、と笑っていただいて構いませんが……」
男「……磯の向こうに、女の子が、流れ着いてたんです」
男「既に亡くなってましたけど、まだ6歳くらいの、外人の女の子でした」
男「俺、砂を払って埋めてあげるくらいしか出来なくて……!」
男「何でも出来ると自惚れる気はないですけど、俺、何も出来なさ過ぎて…!」
女「……」
ギュッ
女「私が何を言っても、男さんが感じたことを共に感じることは出来ないと思います」
女「ただ、私は見ませんから、泣いてください」
女「男が哀しみを胸に耐えて前に進むものなら、女はその涙を受け止めるものです」
男「……っ」
男「-っ…ぅぁっ…!」
女「……」ギュッ
男「うぁぁ……っ」
少し後
男「……すみません、すっかり、甘えちゃって」
女「なんなら、もう少し甘えてみますか?」クスッ
男「え」
女「えいっ♪」がばーっ
男「ぬわーーーーーーーーっ!?」
女「ふふ……押し倒しちゃいました♪」
男「いや押し倒されてるんだからそりゃ判りますけどっ!?」
女「女が、男を癒す方法はね?……胸に抱いて泣いてもらうだけじゃないんですよ?」
男(アラーーーーーーーーーーーーーームッ!)
男「ちょっとまった!とーとつに思い出したけどここ外ですよっ!?」
女「無人島じゃないですか、別に裸で出歩いても、お互いのほかに見る人、いませんよね?」
男「いやまぁそりゃそうですけどっ!?」
女「じゃあ、ここで裸で抱き合ってても、問題ないですよね?」ヌギヌギ
男「いやいやいやいやいやいや!?問題以外の全てが無い様な気がっ!?」
女「」パサッ
男(でけぇっ!?……って見ちゃダメだろ俺!思わずガン見しちゃだめだろ俺!ブラもはずしてください!)
女「ふふ……えっち♪」ツン
男「おろ?」
女「流石に身体を重ねるほど、親しくはありません♪……でも、他に気を取られて少しは…」
女「っていうか、その……すごく、元気になられてますね」///
男の息子「」オレノドリルハテンヲツクドリルダ!
男「……穴があったら入りたい」
女「えっち・・・♪」
男「そーゆー意味じゃなくてね!?」
女「でも、空元気だとしても元気出たみたいで、よかったです」
男「……なんか、すいません」
女「もう、ちがうでしょ?こういうときは…」
男「…ありがとうございます、女さん、おかげで元気でました」
女「どういたしまして♪」
男「それで・・・」
女「ん?」
男「俺はいつまで押し倒されてるんでせうか」
女「ん~……満足するまでっ♪」
男(いろんなものがリミッター一杯です)
翌朝
男「……」ジャブジャブ
男「…とほほ」ジャブジャブ
女「あ、え、えと……その、したいときは言ってくだされば…」
男「へっ!?」
女「すむまでの間、私、聞こえない所までいってますので……!」
男(男です、今すげー切ないとです……男です……男です…)
洗濯は終わりました
女「さて、男さん」
男「はい?」
女「今日から私も物探しに同行したいのですが、よろしいですか?」
男「う~ん…」
男(ここに一人で居てもらっても、危ないときは危ないか)
男「判りました、じゃあ今日から、よろしくお願いします」
女「はい、こちらこそ、よろしくお願いします♪」
男「じゃあ、今日は森の浅い所調べてみましょうか」
女「えぇと……」ごそごそ
男「あれ?オールなんて担いでどうしたんですか?」
女「……ふっ!」
ブンッ
女「やっぱり形が似てるだけではダメですね……とはいえ、次善ではやっぱりこれかしら」
男「……あの~、女さん?」
女「あ、はい、なんでしょうか?」
男「もしかして、なんか武術やってる?」
女「手習い程度ですが、薙刀を少々」
男「」
女「空のボストンバッグに、お弁当代わりのバナナと、ナイフも持っていくのですね」
男「えぇ、後はちょっとした作業用に石斧っと」
女「ほえぇ……それ、自分で作られたんですか?」
男「えぇ、代替用品が他に無いので」
女「地味なサバイバリティを感じますね~」
男「高校時代の歴史の授業の受け売りですよ」
女「え?高校時代……って事は、男さん、大学生くらいですか?」
男「えぇ、二回生ですけど」
女「じゃあ、私のほうが少しお姉さんなんですね♪」
男「はは、じゃあ、色々教えてくださいね」
男「……やっぱりここら、熱帯域なのかな、何かスーパーでよく見るような果物が」
女「食べられると直ぐに判るものがあるのは楽ですよ?」
男「確かに」
フルーツ採取中
女「結構取れましたね」
男「えぇ、後はバナナの葉を少しもtt」
ガサガサガサガサッ
男「!!?」
女「やあっ!」
バシンッ!ズルズル……ドサ
男「あ、ありのままに起こったことを話すぜ。“そこの茂みから小型の豚っぽい猪が突進してきたと思ったら女さんが狩猟完了してた”」
男「何を言ってるかわからねーと思うが俺も何が起こったのか判らなかった。超反応とかチート性能とかそんなチャチなもんじゃない」
男「もっとすさまじい武人の片鱗を垣間見たぜ…」
女「び。びっくりしました…」
男「女さん、大丈夫?怪我は無い?」
女「えぇ、怪我はまったくありませんわ、それより、どうします?」
男「う~ん、目の前に食料になりそうなものがあるなら、持って帰るべきだよなぁ」
女「では、そのようにいたしましょう」ヒョイ
男(たくましいなぁ)
男「といっても、俺獣は解体したこと無いからなぁ」
女「獣“は”?」
男「じーちゃんの家で鶏潰すの手伝ったことはあるレベル」
女「それは……なんというか得がたい経験ですわね」
男「貴重な経験だよな~……鳥とは無茶苦茶違うけど、なんとか頑張ってみるよ」
女「えぇ、頑張ってくださいね♪」
男「貴重な肉だからなぁ、無駄になる部分は少なくしたいけど……」
採取続行
女「結構色々採れますね」
男「ですね、暫くは持ちそうなのが有難い」
女「そういえば、昨日拾ってきていただいたものの中にタッパーがありましたので、お肉は海水で塩漬けにしてしまいましょう」
男「はは……逞しいなぁ」
女「そ、そんなこと無いですよ!?」
男「お、そんな事を話してる間に・・・ここは、見晴らしいいな~」
女「えぇ、本当に」グゥ~
女「あぅ……」///
男「はは……じゃあ、飯にしようか」
女「♪~」
男「手際いいなぁ」
女「い、いえ……私なんてまだまだです」
男「そーかな?俺、ヤシの実削るだけですげー苦労した……使ったの石のナイフだけど」
女「まずそれを作れる所がすごいですよ」
男「下手が作ったもんだから出来がひっでー事になってるけどね」
女「ん~、でも切れたんですよね?応急品にあんまりクオリティ求めるのも、厳しすぎじゃないですか?」
男「うん、それは判ってるんだけどね」
女「はい、マンゴー剥けましたよ」
男「ありがとう」
男「……他に、流された人がいるかな、と思ってたけど」
女「いますよ、きっと……人間、いざというときはしぶといです」
男「うん…」
大量に食料ゲットしてシェルターに帰還
女「あ、男さん、ちょっとここで待っててください、呼んだら入ってきてくださいね」
男「へ……うん」
男(シェルターというか掘っ立てに入って、こっち向いた?)
女「さ、いいですよ、男さん」
男「あ、うん」
シェルターに入ると
女「おかえりなさいませ、男さん♪」
男「……ただいま、女さん」
男(俺が入ってくるのにあわせて、入り口近くで正座して三つ指突いて迎えてくれた)
男(それだけですっげー嬉しい・・・!)
女「さ、それじゃあもってきたもの、仕分けしちゃいましょうか♪」
男「へ、あ、はい」
男(女さんが手際よく取ってきたものを分けて汚れたり落ちたりしない所においていく)
男(この手際は、俺には絶対真似出来ないだろうなぁ)
女「こっちのほうはやっておきますから、豚の解体、お願いいたしますね」
男「あ、うん、了解……じゃあナイフもっていくね」
男「とりあえず、手ごろな木の枝が・・・・・・これでいいや、水にも近いし」
男「取り出したるは便利アイテム蔦、これを豚の後足にぐるぐる巻いて、木の枝から吊るす」
男「鉈ほど大きくないからな~、とりあえず首を・・・」
グロ画像なんて好き好んで描写したくないと書いてるヤツが言ってるので
解体終わるまでキングクリムゾン!
男「うへぇ……」
男「かなり死んだ、後皮剥ぐの少し失敗した」
男「でもまぁ・・・貴重な肉ゲット、それなりに使えそうな皮もゲット」
男「頭と中身は・・・」
ザクザク・・・ザクザク
男「」ナムナム
男「命を、ありがとう」
男「女さん、解体、終わったよ」
女「あ、お疲れ様です、こっちも準備始めてますよ」
男「鍋?」
女「えぇ、たまたま流れ着いてたのを見つけたんです」
女「で、せっかくだから海水煮詰めてお塩を作ろうと思いまして」
女「ある程度煮詰めて濃度を上げた海水がこちらになります」デン
男「なるほど、これで塩漬けにするの?」
女「はい!タッパーも見つけましたので密封します!」
男「文明の利器という有難さ、でも大物に関しては未だにthe原始時代なんだよな」
女「ゆっくりしてて良いと思うのですけどねぇ」
パチパチ ジュージュー
女「お鍋が1個しかないのが悔やまれますね」
男「まぁ、こういうのも悪くはないよ」
女「お肉の塊を直に焼くって初めてです」
男「俺も」
ジュー
女「小さい豚でも、結構解体には苦労されてたのですね」
男「これが普通の鹿とかデカイ豚、となったら・・・と考えると軽く冷や汗かくよ」
男「それでも……よかった、一緒に食べることが出来て」
女「」カアッ
女「こ、このタイミングでそれは卑怯です」プイッ
男「あ、あれ?なんか気に障った?」
女「しりませんっ」///
女「もう……食べたら軽く口ゆすいで、寝ますよ?」
男「一緒に?」
女「えぇ、一緒に♪」
男「え」
女「ふふ、今夜は、おねーちゃんの抱き枕になってもらいますよ?男さん♪」
男「なん・・・だと・・・!?」
女「ぎゅ~♪」
男「」
女「ふふふ……男さんの髪、意外とさらさらなんですね」
男(頭のてっぺんに顎乗せられてすりすりされてる)
男(必然俺は女さんに密着するまで正面から抱きしめられてるわけで)
男(でも両腕両足しっかり押さえ込まれてるから身動き取れないわけで)
男(くっ……静まれマイ・サン!こんな理性へのダイレクトアタックでうぉぉぉぉっ!)
女「ぁ……」///
女「もぅ、男さんったら……こんなに元気になっちゃって…えっち♪」
男「ばれてーら!?」
女「ねぇ、男さん?」
男「ひゃいっ!?」
女「キス、したことありますか?」
男「キスどころか女の子と話すこと自体が無いぼっちでありました」orz
女「あ、あら・・・?」
男「ふふふ・・・笑わば笑え・・・笑えよ・・・」 orz
女「あ、え、えと……げ、元気出してください!」
男「えぐえぐ……」
女「もう……」
チュッ
男「……へ?」
女「ん……ちゅ~♪」
男(why?)
男(あれ?今俺、女さんにキスされてる?)
女「ぷぁっ…」
男「あぅ…」
女「ふふ……今日頑張ってくださったご褒美と、私を助けてくださったお礼に」
女「私の、始めて……差し上げました♪」
男「え?……ファーストキス…?」
女「はい♪」
女「その……よく言われるはじめては……その、覚悟が…」
女「だから今宵は……キスで、我慢してください」
女「ん…♪」
その夜、男と女は互いに貪る様に口付けを交わす。
飽く事無く、何度も繰り返し……夜が白み始める頃、二人はようやく眠りに付いた
男「んぅ……」
女「あ…おはようございます、男さん」
男「おはよう、女さん」
男「今日は昨日昼食べた辺りに、狼煙台作ってくるよ」
女「じゃあ、私は昨日の続きですね」
男「うん、よろしく」
女「では……」
男がシェルター…家の出入り口辺りに行くと、女はすぐさま正座し、軽く礼をする
女「行ってらっしゃいませ、男さん」
男「いってきます」
男「とりあえず、台を作りきってから火を焚こう」
男「とはいえ、常に煙を出させるなら石造りじゃないと不安だよな」
男「石か……最悪磯場から持ってくるかなぁ」
男「これは、思ったよりも時間かかりそうだな」
男、現場到着
男「思った通り、見通しがよいけど資材に出来そうな石は少ないな」
男「まず、使えそうなものをこの辺から集めるか」
男が狼煙台を作っている頃・・・
女「さて、今日はどの辺りを見て回りましょう」
女「川の……うん、河口の辺りに行ってみましょう、しじみが採れるかもしれません」
女、河口へ移動
女「あら?これは・・・ハードケース?」
女「中は・・・」カチャカチャ
女「……まぁ、調理セットに、フライパンですね」
女「これで、料理するのが少し楽になりますね」
女「♪~」
女(へへ……男さん、喜んで下さるでしょうか)
女(本当にしじみが採れたのは望外の喜びです、砂を吐かせなきゃですけど)
女「フライパンもあるから、豚肉も直火焼きだけじゃなくてステーキにできますね」
女「さて、それではそろそろ戻りましょうか」
女帰還
女「ただいま戻りました~っと、さて、しじみは海水を入れたヤシの殻に放り込みまして」
女「皮は……やっぱりなめさないと使い物になりませんねぇ」
女「皮のなめしかたって、どうだったかしら……?」
女「……とりあえず、噛んで見ましょう」
女「……」あむあむ
女「……」がじがじ
女「……」ぺろぺろ
女「あご、疲れました……」
女「男さんが知ってるかもしれませんけど…小さい皮でも何かしようとすると大変なのですねぇ」
女「……あぁ、そろそろ男さん、帰ってきてもおかしくない頃ですね」
女「えっと、玄関でお出迎えしないと」
男「うぅ……腕と足が…腰が背中がぁ」
女「男さん、おかえりなさいませ」
男「た、ただいま、女さん……げふっ」
女「お、男さんっ!?」
男「きぅ」
女、男を床に連れ込み中(not性的な意味合いで)
女「あんまり無理はしないでくださいね、ほんとに。ぎっくり腰とかヘルニアとか言われても病院がないんですからね」
男「肝に銘じまふ……」
女「まったく、特に腰は一度やったら癖になるんですから」
女「整体柔術師の資格は持ってても、資格を持ってるだけだからやりたくないですし」
男「え?女さん柔道有段者?」
女「えぇ」
男(どーりで簡単に押し倒されたり逃げれなかったりするわけだ)
女「何か失礼なこと考えてませんか?」ニコッ
男「いや……意外な一面だな~と」
女「ほんとに?」プクー
男「ふくれっつらも可愛いなぁ(ほんとだよ)」
女「」
男「あ」
女「~~~~~~っ」////
女「お、男さんは卑怯です・・・っ」///
男「何ゆえっ!?」
女「ずるいですっ!卑怯ですっ!えっちですっ!」
男「いやそれなりにエッチなのは否定しないけど何ゆえずるくて卑怯っ!?」
女「だ、だって……」
女「私をこんなに真っ赤にしたり、慌てさせたり、ドキドキさせるの、男さんが初めてです」
女「男さん」
男「ひゃいっ!?」
女「必ず、助かりましょう、助けが来ると信じて、来ないのならばこっちから助かりに行きましょう!」
男「……ああ!」
女「その日まで、よろしくお願いしますね?あなた?」
男「へ?」
男「へ?え?えぇっ!?」真っ赤
女「ふふ……まずはリベンジ1つ、達成です♪」
女「よろしく、お願いいたします……あなた♪」
そろそろ眠くなってきたのでこの辺りで
常にマイペース、それが俺のジャスティス
支援くださった皆、マジでありがとう~
>>160
乙乙
これは完ってことでいいのか?
>>168
すまない、気の向いたときもうちょっとだけ続くんじゃ
男「……よし、後は中に木を組んでおいて……」
男「苦節3日、よーやく狼煙台完成か」
男「感無量……とはいかないか。問題は…」
男「狼煙を見つけてくれる船か飛行機、衛星があるかどうかって事だなぁ」
男「結局最後は運任せか……努力って言葉が腹抱えて大爆笑してそうだなぁ」
男「……助かりに行く、か」
ごろん
男「どこに居ても、空ってヤツは青いモンなんだなぁ……畜生」
女「えっと……流石に着るものを工夫するのもそろそろ限界ですねぇ」
女「男さん、昨日辺りから少しお疲れみたいですし、一度休んでもらう事が必要かもしれません」
女「ん~……」
女「あ、そういえばサイズが合わなくて着れなかったのが…」
女「……やっぱり、小さいですけど」
女「えぇぃっ!大丈夫かどうかは一回着て確かめればいいんですっ」
女着替え中
女「ぅ…や、やっぱり、胸がギリギリです…というかこの小ささはギリギリアウトです」
女「ま、まぁお風呂の時なんかは裸な訳で、男性の前でそれよりはマシです!……多分、きっと」
女「……ムダ毛、処理しなきゃ」
ー夕食時
女「あなた、今日もご苦労様です♪」
男「あ、あはは……まだあなた、なんだ」
女「嫌、ですか?」ウルウル
男「サイコーっす!」
女「ふふ……それは持ち上げすぎですよ?」
男「いぁ、割と本音なんですけどね」
女「ふふ、よかった♪」
男「」ノリノイイヒトダ
女「それでですね、あなた」
男「あ、はい?」
女「最近、少しばかり根を詰めすぎていたのではないですか?」
男「そうかな?」
女「はい、少なくとも、私からはそのように見えます」
女「あなたが頑張ってくださるのはとてもとても嬉しい事なのですが、それで倒れてしまっては大変ですもの」
男「否定できません、はい」
女「そこで、物は相談なのですが、明日も晴れそうですし、一緒に遊びましょう♪」
男「へ?」
女「考えてみれば、せっかく誰からも何処からも邪魔が入らない状態で南の島に居るのですもの」
女「いろいろな意味で、楽しまないと損ですわ♪」
男「いろいろな意味で……」
女「……えっち♪」
男「ふ、不埒なことなんて考えてませんよ!?」
女「ほんとに、ですか?」
男「……ごめんなさい、思いっきり考えました」
女「素直でよろしい♪」
男「じゃあ、明日はずっと遊び倒しましょう」
女「はい♪」
男「あ、でも泳ぐにしたって水着が…別にパンツ一丁でも良いのか」
女「あら、裸でも私のほかに見る人いませんよ?」
男「だから恥ずかしくて裸にはなれないんですよ、女さんだって流石に俺の前で裸にゃなれないでしょうに」
女「あなたがそれをお望みなら……」///
男「ごめんなさい理性に欠片ほども信用が置けないのでせめて下着だけでも装備しててください」orz
女「む~」
男「何ゆえそこで可愛らしくすねるの!?」
女「あなた様はいけずです……」
女「では、明日は一緒に、心行くまで遊びましょうね?」
男「はは、お手柔らかに」
女「では……えいっ♪」
がばーっ
男「ぬわーーーーーーーーっ!?」
女「んふふ~♪今晩は抱き枕にしないかも、と油断しましたね?」
男「謀られた!?」
女「今日は、寝るまで一緒です♪明日は朝からず~っと一緒です♪」
女「こうやって大好きな殿方の胸に抱かれて眠る、それってとても安心できて、喜ばしいことです」
男「あ、ははは……大好き、といわれて悪い気はしないです」
女「えへへ~」ぎゅ~
-翌朝
女「ぁぅ…」
男「zzz」ギゥー
女「こ、この状況はちょっと予想してませんでした」
男「むにゃ…」
女「ね、寝ぼけてても男の方です……抜け出せない…」
女「というか……抜け出さなくても良いですよね?役得ですし」
男「うにゃ…」
むにっ
女「うひゃんっ!?」
男「ん…く~」ムニムニフニュフニュ
女「にゃっ!?あ、あなた……どんな夢みt…ひゃんっ!?」
女「やっ…ふぅっ……んっ…くぅ…っ」←指を噛んで声出ないように耐えてる
男「んが…」
女「ふぇっ…?」
男「すぴー」
女「……ここまで…ちょっと濡れる位感じさせていきなりホールド解除ですか…?」
男「ん……女さん……好きです…」
女「……っ」
女「もう……言ってくれるまで知らない振りですけど、知ってましてよ?あなた?」チュッ
男「ぅ……?」
女「あなた、おはようございます♪」
男「えっと…?あの、女さん」
女「はい♪」
男「何ゆえあなた様は私の腰の上に跨る、いわいる騎乗位の体制でいらっしゃるのでしょうか?」
女「マウントポジションと言い換えない辺り、正直ですね♪」
女「今朝、私にあんな事をなさるのですもの…♪朝早くとはいえ、身体のほうが出来上がってしまいまして♪」
男「what?」
女「だから、あなた……私のこの火照り……静めてくださいまし…♪」
男「いやいやいやいや、たんまたんま!ストップ!やめてとめてやめてとめてやめてとめてやめてとめった!?」
ぎぅ~、むにむに、ふにゅん
男理性1(諸君、緊急事態だ)
男理性2(あぁ、人生発の快挙にしてパニックというヤツだな)
男理性1(うむ、やばすぎてさっきから脳裏で宇宙を駆けるがbgmになって鳴り止まない)
男理性3(それは心底どーでもいい)
男理性2(しかし見事なまでにホールドされたな、撃チン間近か)
男理性1(だれうま、無人島なのにんな無責任なことできるか、妊娠って事になったら病院ないんだぞ?)
男理性3(おっぱい!おっぱい!)
男理性2(妊娠したとしても、人間本来病院とか無くても子供産んでたんじゃね?)
男理性1(何万年前の話だよ)
男理性2(其処まで古くない、せいぜい3~5千前)
男理性3(おっぱい!おっぱい!)
男理性1(まぁ、男の覚悟もまだ決まってないみたいだし?)
男理性2(……落とすか、意識)
男「」
女「ふぇ…?」
男「」
女「あ、あら?あなた…?」
男「」
女「ま、まさか……胸に顔うずめただけで気絶!?どれだけ女の子に耐性ないんですか!?」
男「」
男「ハッ!?コノヤワラカサガテンゴクカ!?」
女「あ、気がつかれましたか?」
男「あれ……あ、そーか、俺、女さんの胸に顔挟まれて息が出来なくて落ちてた?」
女「うぅ……申し訳ありません、何せ初めてなもので力加減が判らず…」
男「あ、いや……そんな気にしなくても、それに凄く柔らかかったし、良い匂いだったし」
女「ぅ…」///
男「今自分の壮絶な自爆を見た」
女「こほん……それはそうとあなた?今の私の格好見て、なにか思いませんか?」
男「へ?」
男(気づいてなかったけど、女さん水着?)
男(しかも危ないくらいのマイクロビキニ!?や、やば、股座がいきり立つっ!)
男(うおおおおおっ!静まれ俺の小宇宙!女さんの殆ど裸なマイクロビキニ姿で…)
男(……)
男「興奮せずにいられるかコンチキショー!!!」
女「~~~~~~~~~~~っ」///
男「女さん、すさまじく色っぽいです、セクシーです、可愛いです!」
男「向こう1週間はオカズに困りませんよえぇそりゃあもう!」
女「あ、あはは……ま、真正面から言われると、恥ずかしいやら照れくさいやらですね」
男「さっきのぱふぱふと足して考えれば一月だって持たせて見せる!」
女「そ、その……恥ずかしいのでそろそろ許していただけると…」///
という事で落ち着いてから二人そろって浜辺へ
女「ほらほら、あなた♪はやく行きましょう♪」
男「あ、慌てなくても海は逃げませんよ」
女「海は逃げなくても、一緒に遊べる時間は過ぎていくんですっ」
男「あはは…確かに」
女「だから、一緒に遊びましょう!」
ハイパーリア充タイム開始
女「それっ!」
男「わぷっ!?、や、やっtもぷっ!?」
女「ふふふ♪油断してる隙はありませんよ~?」
男「このっ!」
女「きゃ~っ♪」
バシャッコノ~マテマテ~ツカマリマセンヨ~ダ♪
男「結局一方的に水引っ掛けられ続けたでござる」
女「ふふ……残念でした♪」
男「くっそ~」
男「……」チラッ
女「?」ニコニコ
男(男ですが女さんのブラが小さすぎてやばい)
男(てかあれ、ほんと~に申し訳程度にしか隠してないじゃないか)
男(なんかこー、ちょっと派手に揺れたらそのまま取れちゃいそうな…)
女「あなた?」
男「あ、な、なに?」
女「私、少し泳いできますね?」
男「うん、行ってらっしゃい」
男「早い……流石は女さん」
男「綺麗なフォームしてるなぁ……お嬢様っぽいから色々習ってるんだろうけど」
男「…やっぱ、可愛いよな」
男「料理上手で、積極的で、可愛くて、巨乳で……あれ?世の男の理想を絵に描いて額にはめたような子じゃね?」
男「そんな子が、あなた…」
男「」モヤモヤ
女『あなた……私、体が疼いて…』
女『あなたの体全部で…癒してくださいまし…』
男「……ぐはっ」ハナヂ
男「俺、こんなに妄想過多だったろーか」
女「ふぅ……あなた、ひと泳ぎしてきたらいかがですか?気持ち良いですよ」
男「そ、そうだね…」モウソウヲハラウタメニモ
男「って!?」
女「?」
男(いやいやいやいやいや、女さん、ブラ取れてる!?てかトップレス状態!?)
男「あ、ああああああああの、女さん?」
女「はい?」
男「つ、ツカヌコトヲオキキシマスガブラハどーサレタノデセウカ?」
女「」エ?
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
女「流されちゃった、みたいですね♪」テヘペロ
男「いやそれで済ませていい事ですかぃ?」
女「だって、他に人はいないですし、男さんに見られて、男さんが意識してくださるなら、嬉しいですし」
女「それに、見られて恥ずかしい身体はしてない自信がありますもの♪」
男「……なんか、すげー負けた気分」
女「でも、こーなるとパンツだけ穿いてるの、変な感じですね」ヌギヌギ
男「そこでまさかの脱衣!?いやすげー嬉しいですありがとうございます!」
女「ふふ……」ちょこん
男(よ、横に裸の女さんが座った!?)
女「全部、脱いじゃいました♪結構、開放的な気分になるものですね」
男「そ、そーなの?」
女「はい♪ですから……♪」
ニジリッ
女「え~いっ♪」
がば~っ
男「うわたっ!?」
女「ふふ……今、脱がしちゃいますね♪」
男「へっ!?」
女「家族以外の殿方に裸を見せるのは、初めてですから……やっぱり、恥ずかしいです」
女「頭の中が真っ白で、今、何も考えられません」
男「ぅ…」
女「だから…同じ格好で、安心させてくださいませ、あなた」
男「……うん」
女「じゃあ……脱がします、ね」
ズッ…シュルッ
男の息子「」オレハジユウダーッ
女「わっ…これが、殿方の……」///
男「その、今は、大きくなってるというか起ってると言うか……」///
女「え、えぇ、知識はあるんです、えぇ……でも、まさかこんなに…」///
女「ちょっと、可愛いかも」ボソ
男「」ぐっさーーーーーーーーーーっ
女「その……熱いんですね、あなたの…」
男「あ……いぁ、その…」
女「こうして(きゅっ)触っていると、やけどしてしまいそう…」
男「オゥフ」
女「あなた、一緒に、海……入りませんか?」///
男「うん……」///
じゃぶじゃぶ
女「その…、水に入っても、熱いんですね」
男「血が集中してる状態だからなぁ…」
女「…」シュッ…
男「!?」
女「その……ごめんなさい、この間、あなたが御自分で処理してる所、その…見ちゃって」
男「oh」
女「だ、だからその…そ、その時覚えたので…!」
シュッ・・・・コシュッ……
男「ぅ…うぁっ…!」
女「う…あ、あなたぁ…」
くちゅ…
男「へ?」
女「ふふ……私、こんなになっちゃいました…♪はしたないかもですけど…」
女「あなた……ここからどうしたら良いか…教えて、くださいますか?」
男「」ズッキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
女「でも、その前に…」
男「ちょっ!?今擦るのスピード上げると!?」
女「溜まった分も出せなかった分も、全部、出してくださいね…♪」
男「ち、ちょっとま……」
女「んっ…♪」
男「ひゃっ!?」
ビュクッ!ドクッドクッ
女「ぁ……♪」
男「」///
女「男の方って、こうなるんですね…♪」
男「水の中でイったから直ぐに流れて行ったのが幸運なのか不幸なのか…」
女「あなた……可愛いです…♪」
男「なんだろう、なんだか凹む」
女「……あなた」
男「?」
女「このまま、明日の朝まで、服を着ないままで、過ごしませんか?」
男「へ?」
女「……えっちしたい、って言ってるんです、女にここまで言わせないでください…!」
男「……うん、判った」
女「後……今夜は、できればこの先もずっと、女さん、じゃなくて女、と呼びつけにしてください」
女「裸を見せたのも、キスしたのも、こんなことをするのもあなたが最初で、あなたにしかしません」
女「私があなたを呼ぶ『あなた』は、妻が夫を呼ぶものです」
男「……判ったよ、女」
男「妻に寂しい思いをさせないのは……夫の役目だもんな」
女「あなた……」
男「俺が、こう思うのも、したいのも、おまえだけだ」
女「……はいっ♪」
男「とりあえず、火に当たろうか」
女「ぁ……はい」チッチャクナッテル…
男「ずっと裸で水の中だしね、うん」
女「じゃあ、そろそろ体あっためないとですね♪」
焚き火に移動
女「えへへ~」ぎぅ~
男「はは…」ぎぅ~
女「お互い裸で抱き合うって、不思議な感じですね・・・」
男「この先、もっとえっちな事するのに、緊張してる?」
女「実は、少し…」///
男「……そろそろ、夕暮れだ」
女「えぇ……今日は、精の付くもの、沢山作りますね♪」
男「うん、期待してる」
女「ふふ……裸エプロン、一度やってみたかったんです♪」
男「」ツー
女「あら、鼻血が」
男「すいません、一瞬想像しました」
女「もぅ……えっち♪」
明日に備えるのと眠気が出てきたので本日はこの程度で
あぁ、そうそう皆さん、本番描写は必要かぃ?
大してエロくないのでよければ明日以降に本気出す
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・」
男「・・・」
女、男(き、緊張する……!)
女(勢いで誘いつつ退路塞いで見たけど、考えてみれば私が緊張するという要素を忘れてました…)
男(ど、どーしよう、どーすりゃ良いんだこの状況)
女、男「あ、あの・・・!」
女、男(被ったーっ!?)ガビーン
男(た、タイミング最悪だ~・・・うわ、女、顔が耳どころか肩まで真っ赤だ……)オレモヒトノコトイエナイガ
女(あわわわわわわわわわわわわ)
男(まずは落ち着け俺!?ncrは容赦しない!じゃなくてまだ慌てるようなあわあわあわわわわ!)
女(ぷし~)
男「オーバーヒートっ!?」
女(ふら~)
男「うわたおれ・・・・!?」
ふにゅ むにむに ずるぺたっ
男(ok、状況を整理しよう)
男(オーバーヒートした女がシステムダウンしてぶっ倒れたので俺が慌てて支えようとした)
男(ただ、体制が酷いことになってたからまるで俺が押し倒されたかのよーな体勢になっていると)
男(ok、ここまでは良い)
男(問題は……この上半身に当たるや~らかい感触は胸だよな?で、このさっきから元気一杯の俺のアレに被さる様に感じる感覚は)
男(……)
男「oh……」
(´神`)は言っている、据え膳くらい食えと-
男「……」
男「社長、俺のoigamiがそろそろ限界なんです……」
男「ピーピーピーボボボボボボボボボしても…いいよね?もうゴールしていいよね…?」
男「いや気づくよ!?ここまでされてただのおふざけとか悪乗りとか思うわけないじゃん!?」
男「スイッチなんて最初から入りまくりだよ!?最初からクライマックスだよ!?むしろ最後までクライマックスだよ!」
女「プッ……ふふ…」
男「」
女「あ、ご、ごめんなさい……先ほどから気が付いてはいたのですけど、面白くって」
女「つい、寝たふりして聞いてました♪」
男「……ねぇ、女?」
女「はい、あなたの、望みのままに……」
ギュッ
女「癒させて、ください……癒して、ください……私の、旦那様…」
男「……うん」ギュッ
青白い月明かりに照らされて尚白い裸体が、男の前にあった。
ほのかに、頬が赤く色づいているのが判る、体全体が、緊張しているのがわかる
体を上下入れ替えて、女に覆いかぶさるようにすると、男は女の頬に軽くキスをする
「ひぅっ」
緊張を解く、には至らぬそれが開始の合図である事は二人とも理解していた。
だからこそ、男は余計緊張する身体を意図的に無視して、女の唇に唇を寄せる。
「んっ……ふっ…」
最初は、唇を触れさせるだけの、その後には、互いに貪るかのような深いキス。
お互い、きつく抱き合いながら、足りない何かを求めるかのようにキスが続く。
ややあって、小さく吐息のような呼気を漏らして二人の口が離れる。その端からは唾液が少しだけ糸を引いた。
互いに見詰め合う、その目は無言の裡に同じ言葉を含んでいた。
-もっと深くに
胸と胸を密着させ、腕を押さえるように開かせて。男は女の耳を軽く食む。
「うひゃんっ!?」
そこは想定していなかったのか、驚いたようなくすぐったがる様な声を女が漏らす。
それに気を良くしたのか、男は耳たぶを甘噛みすると、舌先でつぅ、と女の頬を撫でる。
首筋に到達した所で少し強く、吸い付くようなキス。女は僅かに肩を下げ、甘い吐息を漏らす
鎖骨のくぼみをまた少し舌先で弄り、男はそのまま、女の身体を下へ下へと侵攻していく。
体のどこかに舌先が触れるたび、女は身を捩り、甘い吐息を漏らす。
その先への刺激に期待して、興奮するかのように。
女の胸……男が今まで見た中でトップクラスに大きく、初めてその感触を味わった二つの乳房
右腕の拘束をはずし、右の乳房を軽く押しつぶしながら揉みしだくように、男の手が動く。
「ひゃぅっ……あっ…」
意図せずに声が出たのか、反射的に右手を口元に持ち上げ、声が出ないように指を噛む。
そんな女の様子を見ながら、男は口元を左胸の天辺に移動させる
鎖骨から体のラインをなぞるようにトップへ、そのまま乳首に刺激がくるかと身構えていた女は……
「ふぇ…?…ひゃぅっ!?」
しかし、女が期待していた、舌の感触は乳首には無かった。
変わりにあったのは、右乳首が軽くつままれ、そのまま立つ感触と……
左の乳輪……それほど大きくはないそこを、乳首に触れないように舌がなぞる、そんな感触
「ふや……っ…あ、あなた…?」
断続的に頭を貫く興奮に耐えながら、女が問いかける。
それに対する返答は…
「ふひゃぁっ!?」
不意打ちにも程があるというほど急に、左の乳首を咥え込まれる感覚だった。
驚きの声を上げながら、女は自由な右腕を動かして、男の頭を軽く押さえるように抱きしめる
「んっ……ふふ…、あなた、なんか、赤ちゃんみたいです…♪」
赤子にするように、男の頭を優しく撫でながら。
女はまた、甘い呼気を漏らした
存分に女の胸を堪能すると、男はまた、下半身へ向けて身体を落としていく
今度は先に手を背中側から進め、肉付きのいいお尻にまわすと、撫で回し、さわさわと刺激する。
それら一つ一つの行為に、女の身体は律儀に、敏感に反応する。
逃げようとはしない、むしろもっと、もっと、と求めるかのように体が動いている。
男のほうは先ほどから何も言わない、いや、夢中で何もいえない、と言った方が正しいか。
すっきりと通った腹を滑り、へその辺りで少し遊んで、下腹からビキニラインに沿って…
ここぞ、と女が身構えたタイミングで、直接的な刺激は来なかった。
「ぇ…?うひゃあっ!?」
変わりに女を襲ったのは、内太ももを舐められ、それがさらに下へ下へと下がっていく感触
「あ、あなた…そこちが…ひゃうんっ!?」
左足を高く持ち上げ、ふくらはぎを越して、足の甲、指先までも丹念に舐められる。
もう大股開きで性器が丸見えになっているとか、そろそろ体が出来上がって切なさすら感じているとか。
それが一瞬頭から外れるくらい驚いた
混乱が通り過ぎると、湯を沸かすほど熱くなる、という表現がこれ以上なくしっくりくるほどの羞恥が
まとめて彼女に襲い掛かってくる。
しかしそれを恥ずかしいと思うよりも早く、愛する夫である男が丹念に自分の身体をせめるという事実に
興奮と喜びがより強く襲い掛かり、羞恥を押し流した。
「ぁ……ふぁ…」
最早、口を付いて漏れ出る声を止めようとも思わない、むしろ声が出るほど男が興奮するようなので
声は出るままにしているのが本当の所だ。
体全てを縦断した男が、改めて性器の傍、内腿と腰の中間辺りからじっくりと舌を動かす。
身体を捩り、気持ちのよい刺激を感じる所に男を誘導しながら、興奮と快感にのまれ、論理的な思考がなくなる。
脳裏でたまりに溜まったものが、陰核を軽く弄られる感覚によって一気にはじき出される
「あっ……ふやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
男の頭を陰部に押し付けるような状況になりながら、女は大きく声を上げて達する
「はぁ……はぁ……」
頭の奥底が痺れる、体全体に力が入らない。
今は、男からどれほどハードな責めをされたとしても、逃げることは出来ないだろう。
性格上、そんな事はしないだろうが
体そのものがくたくただ、手足も、今は満足に動かせない。乳首がぴんと立って、男が触らずとも、快感が来る。
快楽は快楽だもの、呑まれてしまえ。
心の中のそんな声に、彼女は小さくうなづく。
股間からは愛液が小さな水溜りを作るほどに溢れていて、放っておいても男を求めて腰が動きそうだ。
(よく男性は下半身で考える、とか言うけど、女も人のこといえませんねぇ)
ふと、そんなくだらないことが頭をよぎる、余裕、出てきたかな?と自分で思うが、それを確かめる術はない。
「あなた……遠慮せずに、あなたのしたいように、致して下さいませ……」
思わず、そんな言葉が口を付いた。言ってから言葉の意味に自分が気づき、赤面するのがわかる。
それを聞いてか聞かずか、男は女の両足を持ち上げると、勃起するそれを女の陰口にあてがう。
「……」コク
言葉はなく、頷くだけで答える。
つぷり、と先端が女の中に割って入っていく。
「ま、まって…」
少しだけ静止して、女は男の目を見て告げる。
「その……やさしく、してください……」
言えたのは、そんな極ありきたりな言葉が手一杯だった。
そのままゆっくりと、男は女の胎内に進んで行き……。
「っあ……!」
痛みは、言われるほど無かった。
それでも感じたのは、異物を挿入された違和感だろうか。
挿入後、お互いが夢中になってお互いを求めた。
お互いにタイミングが合わないもどかしさがありはしたが、それさえも直ぐに、快楽の渦に飲まれていく。
「あっあっ…はぁっ……ぅんっ…」
男のものが動くたびに、まるでそれにあわせるかのように声が出る。
最奥を付かれる度に、泣き声のような嬌声が漏れ出る。
「きっ……きもちっ…いっ…いです…」
突き上げられるたびに、声が溢れる。動かそうと思うまでも無く、男を求めて腰が勝手に動く。
男の表情が、何かを耐えているかのように軽く歪む。
「あ、あなた…」
突き上げられ、焦らされ、息も絶え絶えに、女が言う
「そのまま…くださいませ…っ!私に……あなたの…っ!」
逃がさぬ、とばかりに腰に脚を回して絡ませ、男のピストンを手伝うように腰を動かす
「あっ…あなた…!わ、私…もう…!もうっ…!」
男が胎内に精液を放つのと同時に
「あっあっぁっ…ふゃ…ああああああああああああああああああああっ!」
再び、女は果ててしまった
-明け方
女「はぁ…はぁ…」
男「ふぅ……はぁ…」
女「ふふ……」
女「3回も、しちゃいましたね…♪」
男「あ、はは……」
女「また、気持ちよくしてくださいね?あ・な・た♪」
火狐が機嫌悪いので今日は寝ます
そろそろ脱出準備始めてもよいかもしれぬ、と思ってたりする。
男「」
女「くぅ……すぅ……」
男「」
女「んぅ…」スリスリ~
男(この状況でなぁ!健康な男性がなぁ!……眠れるわきゃねぇだろぉぉぉ!!)
男「とりあえず起さないように……」ソ~ット
女「ん……」
男(ヤった次の日に想うのもあれだけど、スタイルいいよなぁ)
男「……だるい、主に腰が」
男「いや止まれなかった俺が悪いのはわかってるよ?うん」
男「でもさぁ、あの状況下だと不可抗力だと思わないか?太陽よ」
男「ともあれ、今日も朝から船やヘリが来る気配なし……こりゃいよいよ、考えどころかな」
男「とはいえ、使えそうな材料はほぼ全て木か……」
男「丸木舟?……ここから陸地までどれくらいかも判らないのに手漕ぎ?」
男「俺には自殺願望も、女を巻き込んで自殺するつもりもないぞ」
男「とはいえ、衛星やなんかで写っててもおかしくないと思うんだけどな、特に狼煙」
男「というか、ホントに助けくるんだろうか」
女「来なかったら、無人島でアダムとイブ、ですね~」
男「はは……一周回って寧ろワロタ」
男「……え」
女「おはようございます、あなた♪今朝ごはんを・・・」
かくん
女「あ、あら?」
女「よっ・・・と?」
かくん
男「」
女「」
男「……抜けた?」
女「みたいです……ちょっと、頑張りすぎちゃいましたかね?」
男「は、申し訳ありませんっ」
女「いえ、そんな謝られても……」ムシロウレシカッタデスシ
女「すみませんが、少し休ませていただきますね」ナニセタテナイ
男「ん、了解……っと、着替えは…」
女「着せて、いただけますか?」
男「!?!?!?!?!?」
女「なんて、冗談ですよ♪……まぁ、色々お互いに見てる間柄ではありますが、やはり恥ずかしいので」
男「あ、じゃあ俺は……ちょいと森のほうに行って来る」
女「はい♪いってらっしゃいませ」
男「ふぅ……何も無いはずなのに何故かあせった、ポケモンでギガスの前にサルが出てきたくらい焦った」
男「さて……手元には流れ着いた鋸がひとつ」
男「細めの木でいいか」
ヘイヘイホー
男「き、きれねぇ……それなりに細い木なのに、生木って意外と硬いんだな」
(木の)ナカニダレモイマセンヨ……
男「や、やっと一本……やっぱ斧欲しいな」
男「木が倒れるときに巻き込んだのは……ツタか、それなりに使えるな」
男「必要なのはそれなりの太さの枝と、大きい石、後はツタで縛るしかないかな」
男「問題は、打製にせよ磨製にせよ、石器は耐久力に信用ができないって事だよなぁ」
男「……後で考えよう、ともあれ、今は素材その他集めだ」
男(丸木舟にできそうな木を切るだけの道具も力もない……平行して使えそうなものを探さないとダメか)
女「さて……そろそろ立てるでしょうか」
女「よっ……とっと…」
女「ふぅ……まだ、ちょっと足ふらつきますけど、何とかなりましたね」
女「……」マタコンヤ、キタイシヨウ
女「さ、さて!じゃあ色々始めちゃいましょうか!」
女「さて、何を考えてたかは軽く想像つきますけど……絶望的を希望が持てる、程度に補佐するのも、妻の役割ですね」
女「とはいえ……う~ん…」
女「そういえば…!確かゴムボート、引き揚げたって仰ってましたね」
女「えぇと、何処に置いたのかしら……」
ゴソゴソ
女「あ、ありました!」
女「大きなキズは……うん、ないみt……あっちゃ~」
女「妙につぶれてると思ったら……まさか喫水線にカギ裂きなんて」
女「ん~……なんとか塞げないでしょうか」
女(思考停止はイった時だけで十分……考えましょう)
女「とにかく、柔らかくて水を弾く、それなりに耐久性の高いものがあれば……」
女「でもそんな物が都合よく……ん?」
女「そういえば……動物の皮って撥水性ありますよね?たしか」
女「それに、例えそんなに強くないとしても、表面に油をしみこませて水を弾くようにしたら…?」
女「可能性は0ではないですね……ただ…」
女「当て布がこんなに小さいのでは、何の意味もありませんね」
女「少なくともカギ裂きをしっかり埋められる程度の大きさは無いと……」
女「う~ん……」
女「小さくてはダメ、痛んでると意味が無い、撥水性があることが好ましく、加工が容易である事…」
女「」
女「軽く手詰まり、ですねぇ……とりあえず、ご飯の用意、始めちゃいましょうか」
女「……大きい皮…かぁ」
女「……男さんに、お願いしてみましょうか」
女「そろそろ、お肉も底を付きそうですし、一緒に狩りも悪くないかもしれませんね」
女「と、言うわけで、あなた、一緒に狩りにでかけましょう♪」
男「えっ」
女「ですから、かくかくしかじか」
男「かゆかゆうまうま・・・なるほど、ゴムボートか」ソンザイワスレテタ
女「カギ裂きさえどうにかすれば、空気を入れて浮かべる事は可能だと思いますわ」
男「となると、必要なのは当て布と油、それに……」
女「可能なら接着剤ですわね」
男「食料の面から見ても狩りをするのは悪くないと思うけど、槍か弓がほしいなぁ」
女「弓は兎も角として矢と鏃はどうなさいますの?」
男「作るよ」
女「えっ」
男「黒曜石から作る、問題は打撃力に期待が持てないって事だけど、無いよりはマシだろうから」
女「……たまに、その知識がどこから来るのか不思議に思います…」
男「あ~、考古学の教授が実地大好きな人で」
女「あぁ、いますねぇ、大学で、そういう教授」ナツカシイ
男「へ?」ナツカシイ?
女「えぇ、学生時代そーゆー教授とお話しするのが楽しくて♪」
男「……あ、大学卒業してるんだ」イイナー
女「えぇ、といっても、就職前に海外にホームステイに行くところで、ここに漂着、ですけどね」
男「海外……見た目と性格どおりのお嬢様なんだなぁ……」
女「そういえば、あなたはどうして飛行機に?」
男「必修科目取り終わったら半年くらい余ったから、世界の遺跡めぐりでも、ってね」
女「……」スッ
男「ん?」
女「あ、いえ……年下の男の子に甘えるのも、いいものだなって」
男「はは……じゃあ、お姉さんが安心して甘えられる様に、夜はゆっくりしましょうか」
女「……はい、旦那様…♪」
男「……た、太陽が薄黄色…」
女「え、えっと…あの、大丈夫、ですか?」
男「あ、うん……俺は平気、女は?」
女「今日は……なんとか腰抜かさずに済んでるみたいです」
男「腰…」ツー
女「も、もう!あんまり思い出さないください!」///
男「いぁ……夕べの女は激しかったな~と思ってただけで」
女「~~~~~~~~~~~~~っ!」////
ポカポカポカポカポカポカポカ
男「あたっ!?あたたっ!?ちょっ…わ、判った!言わないからっ!?」
女「う~~~~~~~!」
男「いやまぁ……可愛かった」
女「!!……し、知りませんっ」プイッ
男「さて……」
女「……何探してるんですか?」
男「あぁ、確かこのカバンに……お、あった」
スッ
女「エアガン?」
男「で、ある事を期待してる、電池の切れた電気式だと泣くしかない」
カチン
男「おっし!これなら……」
女「?」
男「ここにツメになるものをつけて、曲げた木をくくりつけてからツタを引っ掛けて……」
男「……」
カチッ
べんっ
男「ふぅ……なんとかなりそうかな?」
女「結局、何作ってらっしゃるのですか?」
男「弓……というか石弓というか、クロスボウというか」
男「どれくらいの力が出るのか未知数だから何回かテストしなきゃな」
女「ほえぇ……」
男「え~と、とりあえずこの石で良いや」
カチッ
ヒュッ!
コンッ
男「……まぁ、素人が作ってるわけだし、こんなもんかな」
男「さて、問題は…こっちだよなぁ」
女「矢、ですか?」
男「鏃を作るのに手間取りそうだから、まずは練習兼テスト用にボルトかな」
男「といっても、太目のまっすぐな枝を研磨して申し訳程度に先を尖らせただけ」
男「実用的って言葉からこれほど離れたものも無いんじゃないかな」
女「てゆーか、それを実際に作っちゃう辺りが凄いと思います」ワタシチンプンカンプンデス
男「後は銃身の上を少し削って矢を入れる溝を掘ればokっと」
女「お疲れ様です、あなた。お水持ってきましたよ」
男「ありがとう」
女「集中してましたね~」
男「何回か弦弾いて指打ったけどねw」
男「とはいえ、弱い弓だよ、主力武器には使えない、大きな黒曜石を探して大き目の槍か何かを作ってその補助かな」
女「そ、そこまで考えてたんですか?」
男「獣の皮を貫いて、肉を抜くだけの貫通力は持たせようがないのが悔しい所だ」
男「できるのは、せいぜいが牽制、注意を引いて本命から目を逸らさせる事」
女「」
男「致命傷とはいかずともダメージを与えようと思ったら、とことんまで柔らかい所を狙うしかない」
男「目、口の中、耳、鼻っ柱……傷口」
男「動き回る獣相手に精密射撃なんてナンセンスだ、だからあくまで補助武器さ」
女「ごめんなさい、何を言ってるのか理解できません…」
男「あ~、つまるところこけおどしみたいなもの、って事」
女「ん~、威力としてこけおどしでも、上手く使えば効果は上がりますよね?」
男「?」
女「たとえば、罠とか、毒とか」
男「毒か~……食べられなくなる危険があるからあんまり使いたくは無いけど、何より抽出の方法が…」
女「たばこ」
男「え?」
女「さっきのカバンの中に、タバコが入ってました、ニコチンならなんとかできますよ」
女「タバコの誤食なんかで知られるとおり、あれって実は致死性のある神経毒ですから」
女「水溶性のものですし、毒液として抽出してから打ち込めばそれなりに効果はあると思われますわ」
女「問題は本当に効果あるかどうかですけれど、タバコそのものを食べさせて中毒死させるよりは効率が…」
男「ごめん、女……俺の頭が悪くて半分も理解できない」
女「あ……えっと、タバコも水に浸せば毒として使えるって事です」
女「食べるときの危険性に関しては……内臓と矢が当たった部位の廃棄で対応でしょうか」
男「それか、食用にしないで毒餌?」
女「はい」
女「なんか……まじめっぽく考えたら疲れました…」
男「実際に効果あるかどうかは判らないし、とりあえず毒関係はなし、かな」
女「ですね、リスクが高い気がしてきました」
女「ところで、あなた?」
男「ん?」
女「私の体も、中毒性あると思いませんか?」チラッ
男「」
男「いただきます」
女「きゃーっ♪」
男「女……実は、色々と火照ってたの我慢してた?」
女「くすっ……内緒です♪」
男「……ここで深く突っ込めないのは年下ならでわなのだろーか……ブラ、取るよ?」
女「はい……んっ…」
男「乳首、勃ってる」
女「だって、んっ……あなたが触ってるんですもの、脱がしてくださるんですもの…」
男「……」ナンカキハズカシイ
女「やっ……あなた、旦那様……そんな、おっぱいばっかり…」
男「……」フニフニ、ムニムニ
女「ひゃっ!?そ、そんな、いきなり吸うなんて…やぁんっ」
男「……柔らかいね」
女「…もぅ、やっぱり、赤ちゃんみたいです」ギュッ
男「わっ!?」モゴモゴ
女「こっちだけじゃなくて、下も……ね?」
クチュ
男「ぅ…凄く濡れてる…」
女「ふふ……いっぱい、気持ちよくなってくださいね?旦那様?」
男「ん、足、開いてもらって良い?」
女「はい…♪」スッ
男「女のここ、見るたびに思うけど、綺麗だ」
女「いつも、きちんと手入れしていますもの♪……ひゃぁんっ!?」
男「」 ん……ちゅぷっ…
女「ひぁっ……そ、そこ…あんまり苛めちゃ…あっ…」
男「女」
女「はぁっ…はひ…?」
男「おんなのココってさ、皮、被ってるんだね?」
女「はへ…?」
男「ん~……」ちゅっ
女「!!!!!!!!!!!!!」
女「やっ……そ、そこは…!そこ、ダメですっ!わ、わたし本当によわ…」
男「」ちゅぷっ
女「ひああああああああああああああああああああっ!!?」プシッ
女「あ…ぁぅ……」
男「これ……潮吹きってヤツ?」
女「し、しりませんっ!……旦那様の、いぢわる…」
男「」くちゅっ
女「あっ…ああっ…そ、そんな、いきな…ふぁぁっ!?」
男「やっぱり、イっちゃってた」
女「うぅ~……」///
男「指と舌であんなに感じるなら……挿入したら、もっと気持ちよくなってくれるかな?」
ずぷっ
女「!!……はっ……あぅっ…」
男「くっ……し、締め付けが…」
女「だ、だって、凄いです…!こんな…っ」
女「やっ…やだっ…だめぇ…ま、まだイったばか…ふあぁぁぁぁぁぁっ!?」
キュっ
男「し、締め付けが…それだけで気持ちいくらいきつい…!」
女「だ、旦那様……動いて、お好きなように動いてください…!いっぱい…いっぱいイかせてぇ…!」
男「うん、動くよ…!」
女「ふひゃぁっ!……だんな様の、だんなさまのアレが、奥まで突き上げてきてぇっ!?」
女「だめぇ……らめです…!わらひ…気持ちよすぎておかしく…ふあぁぁぁぁぁぁっ!!」
男(くぅ…!女がイく度に膣がものすごく締め付けてくる、しかも腰に足ががっちり回されてるから外には出せない…!)
男(しかも凄くイきやすくなってるのか、さっきから締め付けっぱなしだ)
女「もっと……もっと突いて!中でイってください!」
男(うぁ…こ、腰の振りが…タイミングがわかってきたのか、俺の気持ちの良いやりかたで振ってくる)
男(だ、だめだ……これは流石に…)
男「お、女……このまま、出すよ…っ」
女「はいっ!このまま…中にぃ…!たくさん、出してください…!」
ジュプッジュプッ
女「あっあっあっ……やっ…だ、ダメェ…わたし、イっちゃう、中でイって、中に出されてイっちゃいます~!!」
女「ああっ…!だ、だめ…イく……イくっ…!」
ビュクッ!ドプッドクッ
女「あぁ~~~~~~~~~~~っ!!」
男「はぁ…はぁ…」
女「はぁ…ふぅ…」
女「ふふ……お腹の中、いっぱいで、暖かいです…」
男「俺、もっと自制心と理性を身につけるべきなんじゃなかろーか…」
女「なくて、いいと思いますよ?」
とりあえずエロ2回目、前に書いたときとどっちが良いだろうか、と思いつつ
今宵はこれまで
男「……」
女「くぅ……すぅ……」ギュー
男「少しずつヤり過ぎた次の日も起きるのが辛くなくなってきた気がする」
男「さて、とりあえず色々と探した結果、破損したゴムボートを発見」
男「これを修理していざというとき……具体的には脱出のための手段にするワケだ」
男「……」
男「必要なのは強度があり、撥水性を持ち、且つ軽量で柔軟なもの、つまり皮だ」
男「絶望した!人とケモノの性能差に絶望した!!」
男「という訳で、俺は今現在役に立ちそうも無い石槍と、長い棒の先に大き目の石を括り付けた石斧」
男「そしてモデルガンをちょっと改造した威力に相当難アリのクロスボウを持って森を歩いているわけだ」
猪「」ワガヨノハルガキター!
鹿「」ヒトガアンシンシテクラスタメニハ!
男「何この現状こわい」
男「いやいやいやありえないだろ鹿のダッシュ力とか猪の突進力とか!」
男「特に猪、あれ豚の大本ぢゃねーよ、ブルファンゴか乙事主さまだよ!」
男「ないわー、野生動物まぢこえーわ~」
男「昔の人間がこんな装備であんなの狩ってたとか嘘だろ、無理ゲーにも程あんだろ」
男「ドスファンゴとか雑魚に毛の生えた程度の相手じゃなかったの?」
男「なんで俺はその猪に木の上に追い詰められてるの?」
男「うぅ……女、俺、もうダメなのかも」
猪「」センジョウデコイビトヤニョウボウノナマエヲヨブトイウノハナァ!
どっしん
男「ぴっ!?」
男「い、猪のたいあたり!?」
猪「」シニカケガアマッタレテヤルコトナンダヨ!
どっしん
男「くぅ……!好き勝手揺らしやがってぇ……!」
男(考えろ、考えろ俺!あっちも生物、こっちも生物、チャンスはあるはずだ!)
男(けどどうする?位置関係的に目を狙うなんて絶望だし)
男(ヘッドショット?…さっきからこのぶっとい木を揺らすためにぶつけて着てるのはどこだっけ?)
男(やべぇ普通に詰んだ感しかしねぇ)
猪「」ソラソラソラソラソラソラァ!ドウシタドウシタァ!?
どっすん
男(流石にぶつかった瞬間は動きが止まるんだな)
どっすん
男(……あの大きさの背中なら、上手くやれば跨るくらいはできそうだ)
どっすん
男(考えろ、高所に居るだけの弱者が戦闘に使えるのはなんだ?今俺の手元にある武器はなんだ?)
男(そうだ、位置エネルギーだ)
男(スピード×握力×体重=破壊力、宇宙に住む人間が扱える最悪の弾頭、コロニー落とし)
男(……ミスって地面に落ちても、ぎりぎり痛いで済む高さだな)
猪「」ワガヨノハルガキター!!
男「俺にだって、時代は拓けるはずだ!」
バッ!
どっすん
猪「」
男「その脊髄に!ナイアガラリューサン!!」
男(槍の刃が通るか、砕け散るか……!)
ずしん
猪「」
男「ぐぅ……っ!やったか!?」
猪「」シンゾウヲツラヌカレタテイドデナァ!
男「は、はは…」フラグカイシュウ?
猪「」ヤセイドウブツガナァ!
男「じ、冗談じゃ…っ!」
猪「」トマルワケネェダロォォォォォ!
ず……ん
男「は……はは……」
猪「」
男「いき……てる…!」
男「俺は生きてるぞ!サンダースッ!」
猪「」
男「お、思ったより大物だな……」
男「ギリギリ引きずって帰れる位か……一旦戻ろう」
男「……重い」
男「死ぬと重くなるってホントだったんだな」
ズルズル
女「あ、おかえりなさい」
男「た、ただいま~」
女「あら、でっかい猪ですね」
男「持ってくるのに苦労しました」
ヨイショ
女「じゃあ、これは川辺に運んで解体するとして……」
女「あなた?」ニッコリ
男「ひゃ、ひゃいっ!?」
女「かなり無茶、なさいましたね?」
男「イ、イイエソノヨウナコトハケッシテ」
女「この大きさの猪に、あなたの腕力だけで槍が背中から心臓まで刺し穿つ事は不可能ですもの」
女「大方、高い所から飛び降りて一か八かのカケに勝った、違いますか?」
男「そ、某、そのような事は決して……」
女「……あ・な・た?」ニッコリ
男「」ドゲーザ
女「概ね正解、と言ったところでしょうか?そんな無茶して、骨折でもしたらどうするつもりなんです?」
男「いぁ、一応高さの目分量は…」
女「概算は概算、なんの裏づけにもなりませんよ?」
男「……はい」
ガミガミ
女「ふぅ……とりあえず、日のあるうちにこの猪、解体してしまいましょうか」
男「」
女「あら?あなた……?」
男「」
女「魂が抜け出てる……やりすぎたかしら?」
男「……はっ!?」
女「あ、おかえりなさい、意識は戻られましたか?」
男「なんとか」
女「では、解体、やってしまいましょう?腐るともったいないです」
血抜きのために吊り上げ中
男「んぎ……」
女「くうぅ…!」
吊り上げ完了
女「滑車、欲しいですね」
男「心底欲しい」
血抜きなう
内臓取り出しなう
頭部切除なう
皮剥ぎなう
解体なう
男「・・・」
女「・・・」
南無
首塚「」
男「肉は暫く困らないかな、これだけあれば」
女「というか、ハムなりベーコンなり、保存方法考えなければいけませんね」
女「それと、食べられる野菜なんかもあれば良いのですけど」
男「野菜か……山菜の類でもあるか探してみるよ」
男「」ジャブジャブ
女「……?」
男「」バシャバシャ
女「あの、あなた?どうなさったのです?そんなに手を洗って、もう血と油は落としましたよ?」
男「あ~うん……」
男「」バシャバシャ
女「……」
ギュッ
男「……へ?」
女「私は、あなたが大きな獲物を獲ってきてくださって、嬉しく思いますわ」
男「女…?」
女「だって、それで、私は死なずに済むのですもの……ね?大好きな旦那様?」
男「はは……ありがとう、大好きな奥さん」
女「ね、あなた」
男「なに?」
女「今夜は、良い月が見れそうですよ?」
女「ですので、お月見しましょう♪」
男「月見か……いいねぇ」
女「ふふ……そうでしょう?」
夜
満月「」チキュウジョウナンダカラオレガミエテモモンダイネーダロ、マイクロウェーブショウシャスンゾ!
女「と、言うわけで……まぁ、お酒もジュースも無いので、水、ですけどね」
男「上等上等♪」
女「さ、あなた、まずは一献♪」
男「お、ありがとう」グイッ
男「じゃあ俺から返杯……」
女「」クイクイ
男「?」
女「……ん♪」
男「…え?」
女「♪」
男「も、もしかして、口移しですか?」
女「♪」コクコク
男「んじゃ…」
ちゅっ
女「ん……♪」
男「ん」
ちゅっ……くちゅ…
女「ぷぁ……♪」
男「ふぅ…」
女「お酒なら、もっと頭くらくらする位濃かったのですけどね……♪」
男「」
そんなこんなでディープキスを繰り返す事20分
女「ね、旦那様?」
男「ん、どうした?」
女「月が、綺麗ですね」
男「うん、君がいるから、特に」
今宵はちょっとあっさりめだけど、ここで区切って寝るのぜ
男「なんだか暫くぶりにキャンプを離れて遠くにきたような気がする」
男「なんのかんので内陸にはあんまり足を伸ばさないからな」
女「そうですね、剥いだ皮も、暫くはタンニン漬けですし」
男「さて、今はキャンプ傍の川にそって半日ほど遡上した所だ」
女「少し見晴らしの良い、森の切れ目みたいになってるのですね」
男「回りも程よく開けて丁度良い、ここに簡単なシェルターを建てて拠点にしよう」
女「はい、では私は屋根に使えそうな葉を集めてきますね」
男「じゃあ俺は柱と壁集めかな」
男「で、何事も無く完成と」
女「ふぅ……流石に、二人用といっても時間がかかるものなのですね」
男「だな~……よし、そろそろメシにしよう」
女「はい♪」
女料理中
男「……」
女「……」
男「……」
女「…お味噌、欲しいですね」チュル
男「…うん」ズズ
※本日のメニュー:豚汁風の汁物
-夜
女「あっあっ……いいっ…いいの…っ」
男「……女、俺、もう……!」
女「ま、まって…もうちょっと……だけっ…我慢して…!いっ…一緒に…!」
男「くぅ……女…!」
女「あ、あぁ…き、きて…!私も……私も……っ!」
男「…っ!!」ビュクッ
女「あぁ~~~~~~~~~~~~っ!!」
女「はぁ……はぁ……あ、あなた……今日は、その……凄いです」
男「女が魅力的だからさ」
女「う~……また恥ずかしい事を」
ぽかん
男「??」
女「ね、あなた……このまま、お散歩しませんか?」
男「このままって……裸で?」
女「えぇ、いいじゃないですか、誰かに見られるわけじゃなし♪」
女「ん~っ……やっぱり、裸で外に居るって、変な感じですね」
男「まぁ、人のいるところだと経験はできないよね」
女「こういう機会でないと、到底できませんもの」
女「さて、あなた、ちょっとここに立っていてくださいね?」
男「?」
女、シェルターの周りをぐるっと回って男の背後に
女「まぁ、この島に降り立った後に、私はなんと素敵な男性を見つけたのでしょう」
男「へ?」
女「……」ギュッ
男「……あぁ、俺はなんて素敵な女性を見つけたのだろう」
女「あなたが私と同じ気持ちでいらっしゃるなら」
男「君が、俺と同じ気持ちで居てくれるのなら」
「「どうか、このまま共に居て……」」
--チュッ
女「」
男「」
女「ふふ……」
男「へへ……」
女「国産みの話なんて、よく知ってらっしゃいましたね?」
男「イザナミとイザナギだろ?簡単には知ってるさ」
女「……」
男「…」ギュッ
女「大丈夫、私は黄泉の国へ行ってしまったりはしません」キュッ
男「……(腕の中の女さんが少しだけ震えてる)」
男(そりゃあそうだ、どう言い訳したって此処は何も無い無人島)
男(今大丈夫でも、明日もそうだって保障なんて……)
男「ねぇ、女さん」
女「は、はい?」
男「あなたの身体は、どの様になっていますか?」
女「へ?」
男「あなたの身体は、どの様な作りになっていますか?」
女「(あ!)……私の身体は、十分に育っていますが、どうやら足りぬ所があるようです」
男「俺の身体も十分に育っていて、余っている部分もあるようです」
男「どうですか?俺の余っている部分と、あなたの足りない部分とを合わせて、国産みを始めるのは」
女「……それは、とてもよい考えだと思いますわ、あなた♪」
男「……くっ」
女「ふふっ…」
「「あははははははははは!!」」
女「あなた、順番が逆になってますよ♪」
男「あ、あり?そーだっけ」
女「……不安、取り払ってくれる?」
男「もちろん…!」
--翌朝
女「う……うぅ…」
女「ま、まさか……外で後ろからが、あんなに気持ちいいなんて……」
女「その後、シェルターに戻ってからも、凄かったし……癖になっちゃうかも」
女「……」スッ
女「だ、大丈夫……よね?抜けない……よね?」コシ…
男「……わ、忘れてた」
男「本気でスイッチ入った女さんは……」
男「タフ、だった……」ガクッ
男「結局もう一日、シェルターで寝てまぃた」
女「……何か、精の付くもの探したほうがいいでしょうか?」
男「い、いや、大丈夫、大丈夫…タブンネ」
本日採取日
女「うん、あなた、この辺りの土、持って帰りましょう!」
男「どしたの?」
女「粘土です、これだけあるなら簡単なお鍋くらい作れますわ」
男「それは有難い、そろそろ……ヤシの殻限界だからねぇ」
女「えぇ、実は由々しき自体でした」
女「少なくとも、粘土があればこの先保存用の容器にも困り難くなりますし」
男「んじゃもって行こう、後は……」
女「とりあえず、ぐるっと辺りを見回ってから、ですわね」
かくて、採取は始まった
とりあえず今夜はここで一旦切ります
さて、どんなものを拾わせようか
なんだか微妙に今更感はありますが、皆さん支援ありがとうございます。
支援はとても励みになっております。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません