若干映画のネタバレあり

穂乃果「う～んっ、夏はかき氷がうまい！」

うみ「穂乃果!生徒会室に全自動かき氷器を持ってくるなんて非常識です!今すぐかたずけなさい・」

かき氷器「ガガガガガガッッ できたチュン! できたチュン!」

穂乃果「え～、穂乃果は悪くないもーん。クーラーが壊れたのが悪いんだもーん。ねーっ、ことりちゃーん」

ことり「確かに最近は暑いもんね。湿気も多いし…」

うみ「いいですか、二人とも、心頭滅却!これができればクーラーが壊れようが何しようが、暑さなんて関係ありません!」

ことり「ウミチャン、それは無理があるような…」

穂乃果「絵里ちゃんたちも卒業して、μsも解散しちゃったし、今ではただ受験勉強と生徒会の仕事を淡々とするだけ。μsの頃はみんなでお泊まりしたり、楽しかったな…」

うみ「それは今の状況とは何も関係ありませんよ。早くかき氷器をかたして、書類の記入を手伝ってください。」

穂乃果「どっかとおーい国に行って、またみんなで楽しく遊びたいな～」

ことり「とおーい国って？」

穂乃果「今年の春に行ったアメリカみたいな感じのだよ」

ことり「楽しかったな～、チーズケーキ、美味しかったな～//」

穂乃果「そうだ！、今度の夏休み、μsのみんなで遊びに行かない!?海外とまではいかなくても、沖縄とかさ・」

うみ「穂乃果っ

ことり「沖縄…いいね、いこいこ!」

うみ「ことりまで…」

穂乃果「いいでしょ、うみちゃん!」

ことり「ウミチャン!!」

うみ「ですが、私たちは受験生です。遊んでいる暇など…」

ことり「ウミチャン…おねがぁい！」

うみ「ぅっ…// しょうがないですねぇ。相変わらずことりにはかないません。ですが、穂乃果がこれ以上怠けるのであれば、旅行の話しはなしです！」

穂乃果「わかったよ、うみちゃん穂乃果頑張る！やるったらやる！うおおおおおおおおおお」

うみ「穂乃果、早速数字がずれてますよ。」

穂乃果「うおおおおおおおおおおおおおお」

うみ「ちょっ、聞いてるんですか！穂乃果！」

ことり(μsは解散してちょっと寂しくなったけど、今の日常も凄く楽しくて、ずっとこんな日が続けばいいなあって、ことりは思ってしまうのでした…なんてね♪)

ことり「うみちゃん、私たちも早く仕事かたず








ﾋｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳ…





ドオオン…




あれは、花火だったのでしょうか。気がついたら穂乃果３人は、埃とごみと緑にまみれた生徒会室だった部屋の中にいたのです。
この花火が、穂乃果たちの、ここ、今際の国での闘いの日々の、幕開けを告げるのでした。

次回、「はあとのよん」

↑に修正「穂乃果３人」を「穂乃果達３人」

高坂穂乃果：滞在一日目 残り一日
園田海未：滞在一日目 残り一日
南ことり：滞在一日目 残り一日

※げえむはすべてオリジナルではなく、今際の国のアリスオリジナルげえむ考察スレ のげえむを使わせていただくこともあります。

「はあとのよん」1

穂乃果「絶対、３人で生き残ろうね！」

ことり「もちろん！」

海未「はい！」

アナウンス「げえむ、まいごさがし、すたあと」


数時間前…

ことり(私たちが花火を見てから数時間、私たちは緑に包まれ、変わり果てた音乃木坂に迷い混んでしまいました…穂乃果ちゃんの提案で外を探索することになったけど、暑すぎるよぉ…ダレカタスケテエエエ)

穂乃果「みてみて、ことりちゃん、海未ちゃん、鹿だ！鹿！すごいよすごいよ！」

海未「鹿ごときでよくこんなにはしゃげますねぇ…」

ことり「日陰で休もうよお、ホノカチャーン…
」

数時間後

海未「今の状況を整理しますと、
1、ここは、建物の外装や看板から東京であることは間違いないが、普通東京ではみられない植物や動物がはびこっている
2、人はおらず、電気、ガス、水道が止められている
以上のことから私たちが今いるここは、現在の東京から数年経った東京かもしれません。」

穂乃果「えええ！？じゃあ穂乃果達、タイムスリップしちゃったってこと！？」

海未「わかりません…」

穂乃果「そんなあ…穂乃果、家に帰ってリーガルハイみなきゃいけないのにぃ…」

海未「そんなこと言ってる場合ですか！
」

ことり「それより、だいぶ歩いたし、日も暮れてきたし、お腹もすいてきたよねえ。家にもだれもいなかったし、寝床もどうしようか…」

穂乃果「お父さん、お母さん、雪穂、μsのみんな、どこいっちゃったんだろ…ｸﾞｽﾝ」

海未「衣食住については心配ありません。私、サバイバルの心得があるので。」

穂乃果「さっすが海未ちゃ…ん？ねえみて、あそこのデパート、灯りがついてるよ！食べ物あるかもしれない。もしかしたら人がいるかも！
いってみようよ！」

海未「確かに、人がいるかもしれないのは大きいですね。いってみましょう。」

ことり「大丈夫かなあ…逆にあやしいような…」

海未「穂乃果とことりは私が守ります。絶対に。私の側を離れないでくださいね。」


ことり「ウミチャン//」

穂乃果ちゃんと海未ちゃんのせなかがとても頼もしくみえました。でも、もう二度とこのせなかがみれなくなるような気がして、ことりはとても、不安です

今日はここまでです。
次回、まいごさがし、お楽しみください

不自然な平仮名があった場合、基本仕様です。