~数日後~
嘘喰い「そうだ、互いの持ってる『令呪』を賭けての賭郎勝負っていうのはどうかな?」
ケイネス「『賭郎勝負』?なんだかよくわからんが相手してやろう」フッ
ケイネス(この私が素人の男に負ける訳がないさ)
嘘喰い「ははっ、そりゃ嬉しいね」カリッ
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ーその数十分後ー
黒服「」
黒服「」
黒服「」
黒服「」
ケイネス(なっ、何なんだ!?この集団は???)
嘘喰い「」ニヤッ
シエル「初めまして、『斑目 獏』様。そして『ケイネス・エルメロイ・アーチボルト』様。私は賭郎七號立会人、知得留(シエル)と申します。」
ケイネス「お、お前たちは一体何者なんだね??」
シエル「我々『倶楽部 賭郎』は様々な賭け事を取り仕切る組織といったところでしょうか?当然、負けた人間から確実に代償を取り立てるのも我々の役目。今回は魔術師同士の戦いということで私がやってきました」
嘘喰い「そう焦らなくてもいいよ、ケイネスさん。いわゆる彼女達は『審判』みたいな立場の人さ。それより知得留さん?だったかなー」
シエル「どうされましたか、獏様?」
嘘喰い「さっさとおっぱじめちゃおうよー」
ケイネス「くっ、、」
シエル「そうですね、そろそろ頃合いすね。お二方に相応しいゲームを用意しておりますので、、、ごゆるりと、」
ケイネス("シエル"、私の記憶が正しければ奴は『聖堂教会』の中でも飛び切り危険な埋葬機関の代行者、、、何故これほどの人物がここに???)
シエル「互いに賭ける者は『己が持つ全ての令呪』、」
嘘喰い「」
ケイネス(そして賭けた者が『取り立てられる』というのなら、私がこの男に負けた場合に、、、令呪を失う。)
シエル「よろしいですか?」
ケイネス(そして令呪を失ったマスターは自身のサーヴァントを御する手段がなくなる.....つまり、これは命を賭けた戦い!?)
ケイネス「.........」
ケイネス(だが....見返りが大きいのは確か。もしあの男の持っている令呪を持つことが出来たら....聖杯戦争での私の有利は揺るがないだろう)
ケイネス「いいだろう。このケイネス・エルメロイ・アーチボルト、逃げはせんよ」
シエル「かしこまりました。ではこれより賭郎勝負を執り行います!」
嘘喰い「いいねぇ、流石だね」カリッ
シエル「では、ゲームの説明をさせていただきます」ペコッ
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〜1時間後〜
ケイネス「は、はひっ?」(顔芸
シエル「この英霊札闘争(ただのインディアンポーカー)、獏様の勝利です」
嘘喰い「あんたみたいな性格の人はギャンブル向かないね、リスクを考えすぎてお話になんない」
シエル「では、ケイネス様。賭けていたあなたの持つ『全ての令呪』を獏様に譲渡してください。」
ケイネス「ふざけるのも大概にしたまえ!こんなトランプの遊びで令呪を失うなどと.....」
シエル「踏み倒す気ですか?あなたは賭郎勝負への参加を了承されたはず、」
ケイネス「こ、こんなこと、ただの戯れに決まっているだろう。ランサー、来なさい!」
ランサー「主っ!」チャキッ
ケイネス「こいつらを全員倒せ!」
シエル「仕方がありませんね。非常に残念ですが、あなた様から強制的に取り立てさせていただきます」カシュンッ(黒鍵)
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モニター室
《ケイネス「」
ランサー「」
シエル「」
嘘喰い「」》
能輪「『ケイネス・エルメロイ・アーチボルト』、奴は確か....魔術協会本部"時計塔"所属の魔術師。最年少で時計塔講師を務めた天才中の天才と聞いたが...」
能輪「さて、この男にはどのぐらいの値が付くかのぉ」
能輪「魔導の名門『アーチボルト家』の嫡男、卓越したその頭脳、風と水の二重属性.....ざっと3億の値打ちはあるだろう」
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