女魔王「勇者が攻めに来る怖い」(21)

女魔王「…」ガタガタガタ

スライム「…」

女魔王「…」ガタガタガタ

スライム「おい…」

女魔王「…」ガタガタガタ

スライム「おい!!!」

女魔王「きゃあっ!!敵!?」

スライム「俺」

女魔王「な、なんだー…スライムかー…」

スライム「来てる」

女魔王「ふぇっ!?」

スライム「すぐそこまで来てる」

女魔王「ほ、ほんとに!?」

スライム「ほら」

女魔王「ほ、ホントだっ!!」

女魔王「ど、どうしよう!お茶とか用意した方がいいかな!?」

スライム「いや、それはないだろ」

勇者「あ、ここ?」

女戦士「っぽいね」

魔法使い「普通の一軒家に見えるんだけど…」

勇者「…入って見るか…」

勇者「い、インターホン押せばいいかな…?」

女戦士「…いいんじゃない?」

勇者「…」スッ

魔法使い「早く押しなさいよ」

勇者「い、いや…でもさ…ここ本当に魔王の城…家?」

女戦士「そうじゃないの?」

魔法使い「表札にも書いてあるし」

勇者「そ、そうだけどさー…もしちがかったら気まずいじゃん?」

女戦士「さっさと押せよ」カチッ

ピンポーン

ガラガラッ

女魔王「あ、はーい!」

勇者「あ、どうも勇者です…」

女魔王「あ、どうも女魔王です…」

女魔王「…あっ、ぐへへ~よくきたなぁ!勇者ぁ!!」

勇者「あ、え?」

女魔王「あ、違います?」

勇者「いえ、あの…違いませんけど…」

女魔王「あ、でも…立ち話もあれですので上がってください」

勇者「あ、お邪魔しまーす…」

女戦士「あっさり入れたぞ」コソコソ

魔法使い「本当に魔王なのかしら…」コソコソ

…居間…

勇者「…」

女魔王「…」

勇者「…」

女魔王「あ、あの…今回はどういったご要件で…」

勇者「あ、えーっと…魔物のことなんですけど…」

女魔王「あ、そ、そうですよね!私魔王ですもんね!ハハハ」

女戦士「…ほんとに魔王なの…?」

女魔王「…え!?魔王ですよ!」

女魔王「あ、お茶がまだでしたね!」

スライム「お茶っす」

女魔王「ありがとう」

勇者「あ、スライム!」チャキッ

女魔王「あ!ダメです!いじめないでください!」

勇者「え、でも…」

スライム「ぴきー!僕は悪いスライムじゃないよー!」

女魔王「ブフッwwwww」

勇者「!?」

女魔王「あ、失礼しました」

勇者「…オホン、えーでは本題に入りたいと思うんですけど…」

女魔王「あ、はい」

勇者「ここ最近、魔物が暴れ始めているっていうことはご存知でしょうか?」

女魔王「あ、はい知ってます」

勇者「そのことに関してなんですけど…」

女魔王「えーっとですね…それ私の仕業じゃないんですよ」

勇者「!?と、いいますと?」

女魔王「いえ、あの新しい支配者?みたいなものが出てきてですね…」

勇者「はぁ…」

女魔王「正直私達も困ってるんですよ」

勇者「なるほど…ありがとうございます、では」ガタッ

女魔王「あ、もう行かれるんですか」

勇者「はい、俺達は世界を守らないといけないんで…」

女魔王「そうですか…頑張ってくださいね」

勇者「あ、はいありがとうございました」

ガラガラッ

女魔王「…」

女魔王「…ヤバイ」

スライム「…?どうした?」

女魔王「ヤバイ勇者さんかっこいい」

スライム「は?」

女魔王「ヤバイ私一目惚れしちゃったかも」

女魔王「パーティーに入りたいな」

女魔王「また帰ってこないかな?」



勇者「…女魔王可愛かったな…」

女戦士「は?」

勇者「胸がさ、大きかったよな」

勇者「なー、なんでお前らそんなに胸ないの?」

魔法使い・女戦士「…」プチッ

勇者「しかもさー、顔も可愛いしさードストライクだわー」

女戦士「…おい」

勇者「へ?」

ガラガラッ

女魔王「ひやっ!」

勇者「あ、すいません忘れ物しました」ボロッ

女魔王「ど、どうしたんですか!その傷!」

勇者「いや、ちょっとね」

女魔王「手当しないと!」

勇者「大丈夫ですよこのくらい」

女魔王「いやいや、ちゃんとしておかないとひどくなりますよ!」



勇者「いやー、すいませんね何から何まで」

女魔王「いえいえ、当然のことをしたまでですよ」

勇者「…じゃあ」

女魔王「……あの!」

勇者「…はい?」

女魔王「あの…私もパーティーに入れてくれませんか…?」

勇者「え?」

女魔王「いや…嫌ならいいんですけどね私一応魔王ですから、大体の魔法は使えるし…」

女魔王「ダメ…ですか?」

勇者「いえいえ!そんなことないですよ!大歓迎です!」

女魔王「いいんですか!?ありがとうございます!私、一生懸命頑張ります!」

勇者「と、言うわけで女魔王さんが仲間になりました!」

スライム「俺もいるぞ」

勇者「あ、あとスライム」

女魔王「よろしくおねがいします!」

女戦士「…おい、本当に大丈夫なのか?こんな可愛い子でも魔王なんだぜ」

魔法使い「そうよ!」

勇者「大丈夫だよ!」

魔法使い「なんでよ!」

勇者「可愛い子に嘘つきはいないんだよ!」キリッ

女戦士「…」

魔法使い「…」

勇者「ちなみにレベルとかは?」

女魔王「あー、普通のモンスターにはレベルとかあるんですけど魔王とかにはないんですよねー」

勇者「へー」

スライム「ま、俺はLv.99なんだけどな」

勇者「強っ!」

女戦士「HPとかMPはどれくらいあるんだ?」

女魔王「えっと…HPは9999で、MPは5000くらいですかね」

勇者「TUEEEEEEEEEEEEEEEEEE」

女戦士「」

魔法使い「ま、魔法はどれくらい使えるのよ!」

女魔王「新しい魔法が出て来てなければ全部使えますよ」

勇者「強すぎw」

魔法使い「」

ーアルゴリザードが現れた!

スライム「あ、アルゴリザード」

女戦士「ここは私たちにまかせなさい!」

魔法使い「私達も本当は強いんだから!」

ースライムの攻撃

女戦士「え?」

ーアルゴリザードをたおした!

スライム「…あ、すまんやっちゃった」

女戦士・魔法使い「」

勇者「強えwwww」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月05日 (日) 11:44:46   ID: Rnla1SeS

面白そうなので頑張ってください!

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