春日部ハル「Gift」 (5)
※ナナシスSSです。時間軸はEPISODE.001後を想定してます。
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ハル（またアイドルになれる日がくるなんて……）
レッスンから帰って、久々に再会した疲れと一緒にベッドにうずくまる。
ハル（もう七咲ニコルになれなかった私なんていない。何より支配人さんなら、私に大好きな歌を歌わせてくれる……と、思う……）
ハル（自信は……ないけど。レッスンも……きついけど。もうためらわない。扉も開けた。このまま前進あるのみですっ）
ハル「燃えてきました！めらめらーー！！！」
ﾊﾙｰｳﾙｻｲﾜﾖｰ ｺﾞﾒｰﾝ
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ハル（お母さんに怒られちゃいました……えへへ）
ハル（ふぅ……）
ハル（なりたかったアイドル、なれなかったアイドル。ちゃんとアイドルとして成功できたら、今度はちゃんと心から笑えるのかな……？）
ハル（もちろんその答えなんてない事も分かってる。だから途絶えないように毎日を繋げていかなきゃっ！）
ハル「そうだ。あの子も、アイドルになれるといいな……」
ハル（公園で歌ってた子、夢を思い出させてくれた……）
ハル（あの子がくれた、この贈り物を大切にしよう。これからどんなことがあっても）
ハル（この贈り物は初めから持ってたモノ。「歌いたい」っていう、私が唯一授かり受けた大事な気持ち）
ハル「大事な大事な私の落し物、拾ってくれてありがとう。いつか一緒に歌える日がくるよね！」
おわり
味気ないSSですみません。
MY FIRST STORYのGiftという曲を元にしてます。
ハルちゃんの原料となる部分とこの曲が重なって書きたくなりました。
気力があれば、EPISODEの番外編みたいな感じにしてロックバンドの曲を元にしたシリーズで書くかも知れないです。
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