男「デュエマ甲子園?」 (71)

デュエルマスターズ、発売から十年以上たった今も人気は衰えていない

だけど、十年あれば人は変わる。嫌でも……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434209296

主人公を決めたいと思います

↓2 名前
↓5 メイン文明

とりあえずこれで

メイン文明はこれからのデッキ構築に必ずその文明を入れるという意味です
なので1つだけ指定いただけるとありがたいです

説明不足ですみません

メイン文明は最安価かけたいと思います
あとドロドロの演出とか

メイン文明↓3

ドロドロの時の台詞↓5~8の中から組み合わせ

すいません
寝るつもりで安価遠くしてました

安価とってもらってありがとナス

再開

デュエルマスターズをプレイしていた人はたくさんいる。僕、鏑木愛都もその一人だ

だけとそういった物は歳を重ねるにつれて関心が薄まり、消えていくものだ

僕も数年プレイしてないし、記憶の片隅に追いやられていた

つい五時間ほど前までは

次にヒロインの安価とりまふ

↓2名前
↓4メイン文明

話は今日の昼下がりに遡る。学内のカフェで友人と時間を潰していた時

「ねえ鏑木くん、ちょっといいかな?」

略社 心、同学年で入学したての頃によく仲間同士での話題に上がっていた

「えっと……略社さん?何か用かな」

話題に上がっていたといっても直接話をするのは初めてだ、距離感が掴めずに少し戸惑う

「昨日ネットで見たんだけど、これって鏑木くんでしょ?」

そういって手渡されたのは昔に大会で入賞した時の記事だった

「まあ、そうだけど……それがどうかした?」

なにせ小学生の頃のやつだ、デュエマの記憶と共にしまい込まれていた。今となってはなんの意味も持たない

「すごい!本当だったんだ!聞いてみてよかった~!」

「心~、講義始まるよ~!」

「ごめん!私次の時間授業あるから、また後で!」

そう言うと彼女は、僕の昔の記憶をこじ開けたままにして走り去っていった

「おいおい愛都、いつの間に略社さんと仲良くなったんだよ?」

すぐに仲間の1人、鈴原が突っかかってくる

「知らん、そんな時間ないなんてお前が一番知ってるだろ。取ってる授業が同じなんだから」

「そういえばそうだな、言ったて通り昔のデュエマのやつを聞きたかっただけか」

それにしてもどうしてあんな昔の事を……
それについてはいくら考えても答えが出なかった

友人達と最近の流行について話し、コーヒーも飲み干した頃

「じゃあ、今のうちにトイレ行ってくるよ」

「愛都ーお前のせいで次に講義があることを思い出しちまったじゃねえか」

無視してトイレへ向かう


「あっ、愛都くん!」

席へ戻る途中、略社さんに話しかけられる

「略社さん、講義終わったんだ」

「うん、今日は早く終わったの」

僕は先程の会話もあり、真意を測りかねていた

「略社さん、さっきの話だけど……」

どうしても気になって、話を振る

「どうして、あんな昔の記事の事を聞きに……」

「うん、その事なんだけど愛都くん!」

息が掛かりそうなほどに距離を詰められ、思わずたじろぐ
僕のそんな様子に気付いていないようで言葉を続ける

「私と一緒にデュエマして!」

ただでさえしづらかった息が詰まるほど、突然の申し入れだった

とりあえず明日早いので今日はこれで

最下位

とりあえず、これまで話したのが今日あった話

そして今僕はカードを探して家中駆けずり回っている

しかしタンスの裏から床下収納庫まで探したが見つからない、いったいどこに……

「本当にどこやったんだっけな……」

6年前の記憶をたどる、たしかもう使わないと思ったから

「屋根裏!」

頭の中に蘇った記憶を抑えきれずに大声で叫ぶ

そうだ、屋根裏にしまったんだった。それなら話は早い

僕はクローゼットから屋根裏の点検口を開ける、そしてそれはすぐに見つかった

半透明の衣装ケースから見えるカードの山、小さい頃の思い出で胸がいっぱいになる

僕の手はふらふらと吸い寄せられるように衣装ケースへと向かい、それを手にとった

そしてケースをクローゼットに下ろし、僕がクローゼットから出ようとしたとき

クローゼットの上段に敷いていたシートが滑らかにスライドした

大きな音を出して不格好に転ぶ、全身を駆ける激しい痛みに体をよじらせる

そして僕が痛いと戦っている時、窓を叩く音がした

コンコン……コンコン……

この痛みをなんとかするほうが先だ、窓の外など知るものか

コンコン……コンコン……

しかし音は止まらない、それどころか叩く音に呼応して痛みも増してくる

「開いてるから……叩くのはやめてくれ……」

苦痛に顔をゆがめながらそう言うとガラガラと音を立てて窓が開く

もう一人ヒロインの安価します
多分これやったら当分やりません

名前 ↓2
メイン文明 ↓5

決まってたんで今日はここまでで
明日はいいとこまで行ければ

デュエマの対戦練ってたらもうこんな時間……
明日デュエマするところまで更新してまふ

そろそろ再開します

人います?

お、いた

投下しますね

「すごい音してたけどどうしたの?」

そう言って顔を覗かせたのは隣に住んでいる革島 命(かわしま みこと)だ、よく考えてみれば玄関から入るより窓から入ってきた回数の方が多いかもしれない

「大丈夫……少し転んだだけ……」

「そ、そうなんだ……」

心配するような目をしながら窓枠を乗り越えてくる命を横目に、僕はなんとか体を起こす

「あ……アイくん、それ」

「ああ、デュエマ、久しぶりに大学の人とやろうと思って」

なにも聞かれていないのに言い訳がましく言葉を続ける

「ふーん……それじゃあ、命とやろうよ!」

命はそう言うとまた窓枠を乗り越え自分の部屋に戻っていった 

その10分後……

ドタドタドタ!

リビングでドラマを見ているところに台風が襲来する

「アイくん!どうして待っててくれなかったの!?」

「いや、ドラマの時間だったから」

待ちつつ見ていたんだ、待ちつつ

「んもー!ドラマと命、どっちが大事なの!?」

「いや、ドラマだけど」

今日見ないと話題についていけなくなるし

「もういいもん!命、怒りました!」

そう言って命は台所に行ったと思うとなにかを食べながら戻ってきた

……おい、それって

「なあ命、もしかしたらそれは僕がとっておいたハーゲンダッツきな粉黒みつ味では……」

「しらなーい!」

「知らないじゃないだろ、ちゃんと愛って書いてるじゃないか!」

「おばさんがくれたんだもーん!」

母よ、なぜあなたはそんなにも息子を苦しめるのですか

「……わかった、とりあえずアイスは返してくれ」

無視

「デュエマをするからアイスを返してくれ……」

「はい」

あっさりとアイスが手渡される、溶ける前に食べるとしよう

「それじゃあ、アイスを食べ終わったらやるか」



……全部食べられた

その後開き直ってドラマを見終わったあと、僕たちは部屋に戻った

「それじゃあ、やろうか」

「うん!デュエル!」

命、今はデュエルって言っちゃいけないんだ……

「多分改造してから一回も試してないデッキだったはずだけど、命へのハンデってことで」

「なぁんだ、40枚にしてきてよかった」

いや、デッキは40枚だろ……まあ、なんでもいいか

「デュエマスタート!」

消え去りし皇帝   両海の精霊
  愛都    VS   命



じゃんけん……ぱー!

「僕の先行だな」

手札は……まずまずだな、それなら

「誕生の祈をマナチャージ、ターン終了」

愛都
山30 手札4 盾5 マ1

「それじゃあ命のターン、ドロー!」

さて、どんなデッキか見極めさせてもらおう

「クリスタルメモリーをマナに置いて1マナ!海底鬼面城!」

いきなり知らないカード……あなどれない……

「み、命、そのカードちょっと見せてくれ」

なるほど、自分のターンに互いに追加ドローできる城か……

「アイくん、もーいい?ターンエンド」


山29 手札4 盾5(鬼面城1) マ1

「僕のターン、ドロー!」

さっきの海底鬼面城、相手もドローできるデメリットを考えると恐らく命のデッキは速攻!

「クゥリャンをチャージ、2マナでエメラルを召喚!」

これで牽制しつつ、こちらのペースに持っていかせてもらう!

「 登場時効果で手札とシールドを入れ換えターンエンド!」

愛都

山29 手札3 盾5(エメラル) マ2
エメラル1

「海底鬼面城の効果ドローさせてもらうよ」

「命もドロー、そして通常ドロー!ミルアーマをマナに置いてターン終了」


山27 手札5 盾5(鬼面城1) マナ2

速攻デッキにしては初動が遅い?それとも光カードが無くて多色を置かざるを得なかった?

「考えてもしかたないか……ドロー」

命のデッキがわからない以上、少しでも有利に進める!

「テンサイジャニットをマナチャージ、3マナで青銅の鎧を召喚、効果でマナ加速!」

愛都
山27 手札3 盾5(エメラル) マ4
エメラル1 青銅の鎧1

鬼面城の効果で互いにドローし命の通常ドロー

「マスタースパークをマナに置いて2マナ!ティグヌスを召喚!」

いきなり知らないカードが2枚も……

「あっ、マスタースパークは1枚ドローできるホーリースパークでティグヌスは相手の効果で手札が捨てられないブロッカーだよ」

地味だけど役立つ効果を持ったカードか……なかなか厄介


山25 手札5 盾5(鬼面城1) マナ3
ティグヌス1

「僕のターン、ドローカード!」

そろそろ決めに行く!

「デーモンハンドをマナに置いて5マナ発生!エメラルをエンペラーマルコに進化!マルコの効果で3枚ドロー」

この手札ならもう鬼面城のドローは必要ないか……なら

「エンペラーマルコでシールドをダブルブレイク!」


盾5→3 鬼面城焼却

「シ、シールドトリガー、クリスタルメモリー!山札からカードを一枚手札に!」

「……ターンエンド」

愛都
山22 手札6 盾5(エメラル) マ5
エンペラーマルコ1(済) 青銅の鎧1

「アイくん容赦ないね……ドロー」

なんとでも言え、勝負の世界は真剣なのだ

「うーん……ミルザムをマナにして……4マナでグローリースノー」

マナチャージ呪文……たしか昔のカードなのにまだ使われているのか

「これで、ターン終了」


山22 手札6 盾3 マ6
ティグヌス1

「僕のターン!アクアアナライザーをチャージ、6マナで青銅の鎧をふたつ牙に進化、効果で2マナブースト!」

これで攻めてもいいけど……

「2マナでスパイラルゲート!ティグヌスを手札へ!」

これでも命の場には何もいない、後は攻めるのみ

「エンペラーマルコでダブルブレイク!」


盾3→1

「ふたつ牙で最後のシールドをブレイク!」


盾1→0

「シールドトリガー、ヘブンズゲート!」

ヘブンズゲート!?鬼面城は呼び出せるブロッカーを呼ぶためか……!

「ミルザムとエメラルーダを手札からバトルゾーンに!」

エメラルーダってなんだ……もういちいち突っ込むのも馬鹿らしい

「エメラルーダの効果で手札をシールドにセット!ミルザムのウルトラシールドプラス!シールドの下にカードを5枚セット!」

「ふたつ牙のダブルブレイカー能力で ブレイク!」


盾1→0

「さらにシールドトリガー!ヘブンズゲート! ヴァルハラパラディンとミルザムをバトルゾーンに!」

また嫌そうなやつが

「 ヴァルハラパラディンの効果で山札からシールドを追加、ミルザムでウルトラシールドプラス!ヴァルハラパラディンの効果でエンペラーマルコとふたつ牙をフリーズ!」

「フリーズってなんだ……」

知らない単語がごく自然に出てきている、正直ついていけない

「えーっとね、次のアイくんのターンにアンタップされない効果」

……強すぎないか?

「さらにシールドトリガー、反撃のサイレントスパーク2枚とアクアサーファー!サイレントスパークの効果で二枚ドロー!アクアサーファーの効果でふたつ牙を手札に!」

「くそっ……ターンエンドだ」

愛都
山19 手札6 盾5 マ8
エンペラーマルコ(凍)

「命のターン、ドロー!鬼面城をマナに置いて6マナ!エメラルーダをアルカディアスに進化!」

決めに来た……!

「ヴァルハラパラディンでダブルブレイク!」

「シノビストライクでハンゾウを特殊召喚!アクアサーファーのパワーを-6000!」

アクアサーファー パワー-4000 破壊

愛都
盾5→3

「ミルザムでダブルブレイク!」

盾3→1

くそっ……エメラルで仕込んだシールドトリガーもアルカディアスが邪魔で使えない……

「ミルザムで最後のシールドをブレイク!」

このシールドでアルカディアスをどうにかできないと……負ける!

「このドローは重い……でも、僕は引く!見せてやる、あっつあつに燃え上がる僕の情熱デュエマ愛!
ラブラブラブラブ……ラブドロー!!!」

直下のコンマ30以上でラブドロー成功

きたっ……!

「シールドトリガー、アクアサーファーだ!アルカディアスを手札に!」

「ここでアクアサーファーがくるなんて……ターンエンド」


山6 手札9 盾1(シールドプラス+5) マ7
ミルザム2(済2) ヴァルハラパラディン1(済)

なんとか凌げた……そして、逆転のカギはもう手札にある!

「僕のターン、ドローカード!」

どうして入れたのか分からないが……これで、終わりだ!

「 呪紋の化身をマナに置いて3マナ、ハックルキリンソーヤにマナ進化!」

「で、でも!ウルトラシールドプラスでまだシールドトリガーが!」

シールドトリガー……そうか、確かそうだった

「なあ、命……僕が最後に出た大会で僕が負けたデッキって覚えてる?」

「え?えっと確か……」

「パーフェクトギャラクシーコントロール、当時はどうしてもシールドフォースを破れなかった……だから、こいつがいる!」

そう、そのために!

「6マナ発生!ガジュラビュート召喚!シールドを破壊!」


盾1→0

「ハックルキリンソーヤでダイレクトアタック!」

「シ、シノビストライク!ハヤブサマルでブロック!」

「もう終わりだ……アクアサーファーでトドメ!」



決着

「いや、久しぶりだったけど結構楽しいな」

「あんなカード入れてるなんて聞いてないよ~」

「そりゃそうだろ、一回も使わなかったし」

大会後、なぜかデュエマへの情熱はどこかに消え去ってそのままフェードアウトしていったんだ、しょうがないだろ

「でもアイくん、 呪紋の化身はプレ殿だからほかのに変えた方がいいよ」

「やめたあとの殿堂入りなんて知らないよ……」

「でも、明日やるときに入ってたらまずいよ」

たしかにそうだ、知りませんでしたじゃ相手に申し訳ない

「それじゃあ大幅に改造するか」

「うん、そうしよ!私のカード使っていいから!」

これは……今夜は眠れないかな……

今日はここまで

デュエマは3~4年前まで買ってたわ懐かしいな…
ハックルキリンソーヤはブロッカースルー出来るけどもうシールドなかったか
あとシノビストライクじゃなくてニンジャストライクだったはず

>>70
今見直して気づきました、指摘ありがとうございます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom