何となく適当に書きたい気分だからお題くれ(37)

>>2 たのむ

自分で考えろ

>>2 了解

わからん……

俺は問題集を前にして頭を抱えている。
数学の宿題の解き方が分からないのだ。

単刀直入に言う。俺はあまり頭が良くない。
口の悪い友人からはバカと呼ばれる事もある。

「はぁ……。降参……」

問題集に頭を下げた。
これ以上粘っても時間の無駄だ。

「姉ちゃんに聞こう」

俺には一人姉がいる。そして姉はそこそこ頭がいい。
こう言う時に、俺は大概姉に頼る。その方が楽だから。

俺は問題集と筆記用具を持って、姉の部屋に向かった。

ガチャッ

「おーい。姉ちゃん……」

姉の部屋のドアを開けた。

「あっ……」

「ん?」

あぁ。ノックを忘れてたよ。
ごめんね。姉ちゃん……

「おい。くそガキ」

「ごめんなさい」

ガチャッ

ドアの前で、しばらく待機していよう。

部屋の中から音が聞こえる。
姉がズボンを履く音だ。

理由は知らないけど、
姉は自分の部屋の中で、ズボンを履かないでいる事が多いみたいだ。

ちなみに理由を知らない理由は。ちょっと前に理由を聞いたら殴られたから。

「もういいよ。エロガキ」

「はーい」

ズボンを履いたようだ。声からは怒りを感じない。
今日は機嫌が良かったらしい。

助かった。

ガチャッ

「さっきはゴメン」

「気にすんな。……で、何の用事?」

「うん。これ教えてよ」

数学の問題集を姉に見せた。

「またですか?」

「はい。またです。ゴメンなさい」

姉は少し呆れた顔をした。
まぁ、これはいつもの事。

どうせ最後には、ちゃんと優しく教えてくれるはず。

「これくらい自分で考えろよ」

「もう考えた」

これもいつもの流れ。

「それで?」

「さっぱり、分からなかった」

「おバカだねぇ」

「うん。そうみたい」

当然これもいつもの流れ。

「たまにはてめーで考えろくず」

そんな事をいいながらも、姉はルーズリーフを手にとって、

少し小さい綺麗な文字で、いくつか解答のヒントを書き出してくれた。

「ありがとう……」

「ちょっと待て」

「麦茶とプリン持ってこい」

「はい。女王様」

「だれが女王様だよ……」

「もちろん姉ちゃんが」

「エロガキ」

「何で?」

「バカガキ」

「…………」

自分達では仲が良いのか悪いのかは分からないけど、

これが俺達姉弟の何気ない日常……

おわった

じゃあ続きに使うお題くれ

七夕…

ヒコボシ「今日は七月七日…天の川を渡ってオリヒメに会える!」ワクワク…

ヒコボシ「待ち合わせの時間にはまだ早いけどオリヒメの家に行ってみよう!」タッタッタッ…


オリヒメの家の前…


ヒコボシ「ちょっと早く着きすぎたな…まぁいいか。オリヒメもきっと早く僕に会いたいだろうし…」

ヒコボシ「ん?何か聞こえる?」ソーッ…

続けてくれてもかまわんよ

『あ…んあぁ…!…お願い…もう許して…早くしないと…きちゃう!…きちゃうからぁ!』パンパンパンパン!

『あ!?…きちゃうだけじゃわかんねぇな…何がきちゃうんだよ?』パンパンパンパン!

『ヒコボシくん…アッ…がきちゃう!…きちゃうからぁ~!』パンパンパンパン!

『じゃあやめちまうか…?』ズル…ヌポン…

『…!…や!…いやぁ!…いじわるしないで!!…今やめられたら…私…はぁ…はぁ…おかしくなっちゃう!』フリフリ…

『はははは!…こりゃとんだド淫乱女だな!…ヒコボシに見られると困るんじゃなかったのかよ?…まぁいいや。お望み通りくれてやるよ!』ズンッ!

『あ…うぁ…あぁ~』キユッ☆

『うぅ…すげぇ締め付けだ!お前…本当はヒコボシに見られたいんじゃないのか?』パンパンパン!

『そんなこと…ア…ア!…ない……あ…あぅ…ん…あぁ~~ッ』プシャァッ…ビクンビクン…

『…ったく一人で勝手にイキやがって…んじゃあオレも勝手に射精せてもらうとするか…』パンパンパンパン!

『…!…ま…待って!…窒だけは…ちょっと待…!…あぁぁ~』ドビュ!ビュルルルルル!

『うぅ…あなたのおちんちんが…びくんびくんって脈打って…せーしが…とまらないよぅ…』ビュク!…ドクッ!…ドクッ!…

『ふぅ…でたでた…さてと次はこっちだな…』ググッ…

『待って!…そこは…違ッ!…おしりの…!!…んあぁぁ!』ズブッ!…パンパンパンパン!

ヒコボシ「……」

天の川…

オリヒメ「ヒコボシく~ん!」タッタッタッタッ…

ヒコボシ「…オリヒメ」

オリヒメ「ごめんなさい。少し遅れちゃった……もしかして大分待った?」ニコ…

ヒコボシ「……いや…僕も今来たばっかりだよ」

オリヒメ「そうなんだ」フフ…
ヒコボシ「…………」

オリヒメ「あのね…ヒコボシくん!…私…あなたに話したい事があるんだけど…」

ヒコボシ「奇遇だね…僕もなんだ」

オリヒメ「…え?」

ヒコボシ「……オリヒメ…僕達、もう別れよう」

オリヒメ「どうして…どうしてそんなこと言うの?…あ!…ヒコボシくん!…待って……」

ヒコボシ「…………」スタスタスタ…

オリヒメ「………」

『…いいのか?追わなくても』スッ…

『えぇ。それよりさっきの続きをしましょ。中途半端に切り上げて来たから物足りなくって…』スル…パサッ…

『ははは…ヒコボシが聞いたら泣くぞ』ググ…ヌプ……パンパンパンパン!

『ん!…あぁ!…いいのよ…アッ…だってヒコボシくんより…ンア…あなた方がキモチ良くさせてくれるをだもん!』チュッ☆

『ま!そりゃそうだ!あんなふにゃチンより俺の方がイイに決まってるからなぁ…』パンパンパンパン!

…ア!…キチャウ!…マタキチャウ~!…

…ウ!…シマル…シマルゥ!…


…ドクッ!…ビュルルルル!…


『ふぃ~…流石に10回目は疲れるな~…』ヌポン…

『…ぁ…ふぁ……』ビクンビクン…

『ははは…白眼むいてイッてやがる』

『さて…と…この女も飽きたしそろそろ捨て時だな……来年からはヒコボシの所へ行ってやれよ…』

『って聞いてねぇか。まぁあんだけ毎日毎日中出ししてたから俺のガキ孕んでるかもしれんが……それは自業自得だろ?…………じゃあな』スタスタスタ…

~七夕~ ―完―

ntrおつ
一応>>10の続きも貼る

台所に麦茶とプリンを取りに行った。
姉の部屋は二階にあり、台所は一階にある。
たいした距離じゃないけど、往復するのは少しめんどくさい。

冷蔵庫を開けると、いつもの場所に麦茶があり、
少し奥にはプリンがあった。

ちょっと高価な焼きプリン。姉が自ら用意した姉専用のプリンだ。
俺が食べたら、たぶん半殺しだと思う。

「ふぅ。麦茶とプリンはオーケーだな」

これを姉に届けさえすれば、俺の任務は完了する。

しかし夏場の我が家の冷蔵庫には、ちょっとした魔物が潜んでいる事が多い。

「あっ、ラッキー」

冷蔵庫の中に、ブロック状に切られたスイカを発見した。

この手の物を買ってくるのは母だ。
つまり食べても半殺しにはされない。
これならば、勝手に食べても大丈夫だ。

俺はお盆に麦茶二杯とプリンを乗せて、
さらにスイカを入れた小皿を乗せた。

ヒントをもらったとは言え、宿題がすぐに終わるとは限らない。
俺はもう少し姉の部屋に居座るつもりでいる。
このスイカは、その時間を快適に過ごす為の食料だ。

「さてと、こんなもんだな」

俺は両手でお盆を持って、食料の輸送にとりかかった。

まぁ、そんな大げさな事ではないけども、
なんとなく、そんな気分で。

台所と姉の部屋を繋ぐ障害物は階段のみ。
俺はすぐに姉の部屋の前にたどりついた。

「えーと……」

俺にも一応の学習能力はある。
さっき姉の下着姿を見て叱られたばかりだ。
無いとは思うけど、二連発はマズイと思う。

「姉ちゃん。持ってきたよ」

「おぅ。サンキュー」

ドアを開ける前に声をかけた。

「ちゃんとズボン履いてるかな?」

念のために確認した。

「アホな事聞くな。マセガキ」

せっかく気を使ったのに、姉から優しい言葉は返ってこなかった。
まぁ、もともと期待はしてなかったから別にいい。

はいはい。入ります。

ガチャッ

「あっ、スイカ」

「うん。冷蔵庫に入ってた」

部屋に入ったその直後。姉の目線がスイカをとらえた。

「ちょっともらう」

「あっ……」

瞬く間に俺のスイカの3分の1ほどが姉に奪われた。
まぁ、これくらいなら想定内の事故とも言える。

「ほらほら。さっさと宿題終わらせて出ていけ」

「はーい」

適当にスイカを摘まみながら、俺は宿題の処理にとりかかった。
スイカとプリンを交互に口に運びながらニコニコしている姉の隣で。

「そう言えば、もう七月だっよね」

「うん」

スイカを食べながら姉がつぶやいた。
ハウス物も出回り、年中食べられる物とはいっても、
やはり「スイカと言えば夏・夏と言えばスイカ」のイメージは健在だ。

「そろそろ七夕か……」

「そうだね」

姉は続けた。

「願い事とかするのか?」

「もう、子供じゃないんだけど」

「ガキの癖に」

「ガキじゃないよ」

「どうだか……」

しばらく姉と話した。

これじゃあ宿題は進まないけど、無視とかしたら後が恐い。

「バカがなおりますように。とかどうだ?」

「せめて、頭がよくなりますように。がいいよ」

「高望みは却下されるかも知れないよ」

「お姉ちゃん……」

「あははっ」

珍しくメルヘンな事を話すなぁとか思ってたのに、
最後はやっぱり毒をはいて締めた。

でも、どうせ星に祈るなら、
お姉ちゃんがもう少し…………とかかな。

……いや、やめておこう。
その願いは神の力を越えている! ……とか言われたら嫌すぎる。

「ん? どうした?」

「何でもないよ」

「?」

時々恐いけど、今のままでも、これはこれでいいと思う。

姉はとても気紛れな性格で、機嫌が良い時は俺と長話をしたがる。

「なぁ、スイカは果物だと思うか?」

「えっ。野菜じゃないの?」

「そうか。お前にとって、スイカは野菜なのか」

「お姉ちゃんは違うの?」

「そうだな。あたしにとっては、果物のイメージかな」

「でも、畑で採れるんでしょ?」

「あぁ。でも、メロンもさぁ……」

「でもさぁ……」

「あっ、宿題が全然進んでねぇな?」

「お姉ちゃんが、話しかけてくるからじゃ……」

「おっ、口答えかな?」

「ごめんなさい」

「分かればよろしい。ところでさぁ、苺はどっちだと……」

……どうしよう。姉の機嫌が良いのはいいが、これでは宿題が終わらない……

おわった

乙!

それと先程は失礼した

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