ルルーシュ「急にどうしたんだ?何か嫌な事でもあったのかナナリー…?」
ナナリー「あれ、お兄様は知らないんですか?今流行りの安価で行動ですよ!」
ルルーシュ「そ、それは初耳だな」
ナナリー「それではまず、>>5をします!」
親孝行
ルルーシュ「親孝行…まさかあの男にか?」
ナナリー「はい!親孝行したいんです!お母様はもういませんけど…お父様には何かしてあげたいです!」
ルルーシュ「ナナリー…」
ルルーシュ「…わかった、それじゃあ>>15であの男を…ブリタニア皇帝を喜ばせよう」
ナナリー「あ、安価はお兄様がだすんですね」
ルルーシュ「すまんな」
ちょっと安価遠いかな
肩たたき
ナナリー「肩たたきですか!名案です!きっと喜んでくれますよ」
ルルーシュ「だが、これには一つだけ問題がある」
ルルーシュ「これを実行しようとすれば確実に俺たち素性がバレる」
ナナリー「お兄様…」
ナナリー「親孝行をしていいのは、素性がバレる覚悟のある奴だけです!!」
ナナリー「イチかバチか…>>25でこの問題を解決し
、レッツ肩たたきです!」
ルルーシュ「そ、それは解決できてない気がするが」
ナナリー「ユフィお姉様と相談をしつつ、練習をし、なおかつ解決策を練り出す…完璧なプランじゃないですか!」
ルルーシュ「そ、そうか」
ナナリー「それでは早速電話して呼びますね」
ルルーシュ「ユフィの電話番号なんか知ってるのか?」
ナナリー「タウンページです、お兄様」
ルルーシュ「流石はナナリーだ」
ナナリー「あ、もしもし、ユフィお姉様?」
シャルル「オールハイルブリタァァニアァァァ!!!!!」
ナナリー「ええ!?」
シャルル「ワシに何か用かな?」
ナナリー「あ、ああえと、ユフィはいますか?友達なんですけど」
シャルル「ちょっと待っておれ」
シャルル「電話じゃ」受話器スっ
ユフィ「あ、もしもし、何かしら?そして誰かしら?」
ナナリー「私ですユフィお姉様」
ユフィ「あら、その声はナ…」
ナナリー「おおっとぉぉ!!!!!」
ユフィ「あ、そうでしたねごめんなさい。それで、どうしたの?」
ナナリー「実はカク…」
ユフィ「わかったわナナリー、すぐに行くわね」
ナナリー「流石ですユフィお姉様!察しが早過ぎます!」
シャルル(ナナリー…?)
ユフィ「ちょっと友達の家に出かけますね、お父様」
シャルル「車に気をつけるんだぞ」
ユフィ「はい!」スタスタ
シャルル「…」
シャルル「さて…こっそり付いて行くか」
ピンポーン
ナナリー「あ、多分ユフィお姉様が来ましたよ!お兄様!」
ルルーシュ「俺が出よう」ガチャッ
カレン「あっ!ルルーシュ!外でずっと盗み聞きしてたわよ!誰か女がくるんでしょ!?どこの泥棒猫よ!?」
ルルーシュ「帰れ!!!!!」
ルルーシュ「…すまない、家に来ていたのはユフィじゃなくて変態だった」
ナナリー「そうですか…残念です」
ピンポーン
ナナリー「あ、今度こそユフィお姉様じゃ!」
ルルーシュ「…俺が出よう」
ガチャッ
ユフィ「こんにちは!」
ルルーシュ「ユフィ!」
スザク「やあ、僕もいるよルルーシュ!」
ルルーシュ「スザク…」
ユフィ「心配だからどうしてもって言って付いてきたのよ」
ルルーシュ「いやいいさ、スザクならナナリーもきっと喜ぶよ」
ユフィ「それではおじゃまします」
ワイワイガヤガヤ
シャルル「……」
シャルル「……そうか、やはり…」
シャルル「生きておったのか…ルルーシュ…ナナリー……」
シャルル「良かった…本当に良かった……」
ナナリー「さて、早速ですけど、ユフィお姉様、肩たたきをさせていただきますね」
ユフィ「ええ、お願いするわ」
ナナリー「咲世子さんに教わった歌を歌いながら叩きますね」
ナナリー「とーさんお肩を叩きましょーー?」トントントン
ユフィ「あー気持ちいいわ、ナナリー」
スザク「ルルーシュ…」
ルルーシュ「なんだスザク」
スザク「僕もナナリーに肩たたきして欲しい」
ルルーシュ「スザク……」
ワイワイガヤガヤ
シャルル「…どうするか…」
シャルル「ワシも中に入りたいが…」
カレン「お困りの様ですね、お父様」
シャルル「む?なんだおぬしは?」
カレン「初めまして、ルルーシュ君の妻です」
シャルル「!!!?????」
シャルル「ど、どういう事だ!?それは本当なのか!?」
カレン「ええ、本当です、将来的な事を考えればあながち間違ってはいません」
シャルル「…」
カレン「…」
カレン「お父様…勇気を出した一歩が世界を変える…今の状況に納得したらそれで終わりだ…私はそう思うんです」
カレン「お父様…中に入りましょう、私と一緒に世界を変えましょう」
シャルル「…わかった」
ピンポーン
ナナリー「あら?お客様かしら?」
ルルーシュ「俺がでよう」
ガチャッ
シャルル「…」
カレン「…」
ルルーシュ「…」
ガチャッ
ルルーシュ「な、何だ今のは…意味がわからない…」
ルルーシュ「……よし、」
ガチャッ
シャルル「ルルーシュ…」
ルルーシュ「…!!!」
ルルーシュ「…ブリタニア皇帝…!!」
ルルーシュ(馬鹿な…どういう事だ!?さっきのは幻覚じゃなかったのか!?何故ここが…?
そうか!ユフィの跡をつけて…!!おのれシャルル・ジ・ブリタニア…!!)
シャルル「…中に入れて貰おうか…」
ルルーシュ(ナナリーの肩たたきの事もある…)
ルルーシュ「…どうぞ」
シャルル「…」スタスタ
カレン「…」スタスタ
シャルル「入るぞ」
ユフィ「え…!!!お父様!?」
ナナリー「あ…!え?お父様がそこにいるんですか?」
シャルル「ああ、お父様はここにいるぞ、ナナリー」
ナナリー「!!」
ユフィ「…まさか付いてきてたんですか!?」
シャルル「…」
シャルル「偶然だ」
安価SSなのに一人で俺は何を書いてるんだろうか…
スザク「凄いなあこの人」
ルルーシュ「…」
ナナリー「お父様…」
シャルル「…」
ナナリー「お父様、肩たたきをしていいですか?」
シャルル「…」
シャルル「よかろう」
ナナリー「では、失礼しますね」スッ
シャルル「…」
ナナリー「とーさんお肩を叩きましょーーー?」トントントン
ナナリー「お父様…どうですか?気持ち良いですか?」トントントン
シャルル「…ああ」ポロポロ
シャルル「気持ち良いぞ、ナナリー」ポロポロ
ルルーシュ「!?まさか…泣いているのか?」
シャルル「ああ、この気持ちに嘘偽りは一切無い、ワシは嬉しくて涙が止まらぬよ、ルルーシュ…」ポロポロポロ
ナナリー「そうですか!良かった…私もお父様に喜んで貰えて嬉しいです!」
シャルル「ありがとう、ナナリーよ…」ポロポロポロ
スザク「わーお、意外な展開だね」
ユフィ「スザク!」
ルルーシュ(それから数時間…俺たちは本当に楽しい時間を過ごした)
ユフィ「もう、こんな時間ですか、そろそろ帰らなければいけないですね…」
スザク「あーそうだね、帰ろうか」
シャルル「…ルルーシュよ!」
ルルーシュ「!…なんだ?」
シャルル「帰る前に言いたい事がある!」
シャルル「…早くワシをおじいちゃんにしてくれ!!」
ルルーシュ「いきなり何を言う!?」
ナナリー「お兄様!」
ルルーシュ「……わかった努力はしよう」
シャルル「ありがとう、我が息子よ…」
シャルル「そして…嫁は大切にするんだぞ」
ルルーシュ「!!??な、なんの事だ!?」
カレン「ぴゅーぴゅぴゅぴゃーー」
ルルーシュ「貴様かぁぁぁ!!!!!」
ナナリー「あ、あの…お父様」
シャルル「どうした?」
ナナリー「その、私達の事は…」
シャルル「……」
シャルル「何を言う?ここに居るのはナナリー・ランペルージとルルーシュ・ランペルージという学生しか住んでおらぬだろう?」
ルルーシュ「!!」
ナナリー「!…ありがとうございます…お父様」
シャルル「…たまに遊びに来てよいかの?」
ナナリー「もちろん!」
藤堂「…こうして、ブリタニア皇帝達は帰っていった。
安価で始まったこのやさしい世界…まさに奇跡が起きたと言えるだろう」
千葉「きゅ、急にどうしたんですか藤堂さん!?」
藤堂「…ハッ私は一体何を…?」
千葉「藤堂さん!!」
ナナリー「…皆帰りましたね、お兄様」
ルルーシュ「…ああ、そうだな」
ナナリー「CCさんと咲世子さんが留守にしてる今、二人っきりですね…」
ルルーシュ「ああ」
ナナリー「お兄様…突然ですが…」
ナナリー「最後にっ!!!お兄様に>>65をします!!」
やべえ安価遠かったかな
ペロペロ
ルルーシュ「!」
ナナリー「さあ!お兄様!行きますよ!!」ギュッ
ルルーシュ「あ、ああわかった!!」
ルルーシュ「安価…悪くない!!!」
ナナリー「さあ!ペロペロ」ペロペロ
ナナリー「…」チュッ?
おしまい
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