オリSS注意 女騎士 (6)
女騎士「貴様の脳味噌は星屑の如く砕け散った」
えらく詩的な表現じゃないか
女騎士「もし、すこしでも正気の者ならば、貴様が死んだとわかるだろう」
まあ、そうだな
女騎士「当然、私は至極冷静きわまりない状態だったので『あ、死にやがった』と思った」
おまえらしい
女騎士「そして、私は貴様の体をすぐさま抱きかかえた」
戦場だろうが、そんなことするな
女騎士「後ろから敵が切りかかってきた」
おい、それで死ぬなんてことは
女騎士「私は咄嗟に貴様を盾にして、九死に一生を得た」
咄嗟にできることか、それ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432292666
女騎士「だが、貴様の腕が取れてしまった」
かばったんだ、名誉の負傷だよ
女騎士「いや、私が勢いよく敵に叩きつけたんだ」
それ、一応仲間の死体なんだけど
女騎士「ゾイドだってあんな簡単にもげたりしなかったのだが」
おれの相棒の話はやめろ。
シールドライガーはおれの心の中で生きてる
女騎士「まあそれで、敵が逃げ出してしまったのだ」
さすがに賢明な判断だ
女騎士「そこに残されたのは、ボロ雑巾のような盾を構えた哀れな女騎士」
あれ、おまえ盾とかもってたっけ?
女騎士「当然、その日の晩にオークに襲われた」
オークの嗅覚はすごいな、時たま欲しくなる
女「私はイケない快楽に堕ちてしまう」
ウソだろ
女騎士「オークをヤるのが楽しくなってきたのだ。あっ間違えたオークとヤるのが」
もう遅い、変態女騎士
女騎士「わったっ…ち、違う。誤解だ」
どっちが誤解でも、君は変態だから
憶えていないのか
女騎士「ああ、教えてくれるか」
…おれが、殺しちまった、ようなものだ
女騎士「うぬぼれるな。貴様に殺されるほど私は弱くない」
…。
女騎士「貴様は女が隣に座るだけで、好意を抱くのではないか?」
ちくしょう、なんで分かるんだよ
おわり
思いついたらまた書く
3と4の間に
女騎士「そういえば、なんで私は死んだのだろう」
が入る、すまん
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません