作者の拳 (25)
ヒュゥゥ…
サクシャ「寂しい場所だな」
私は今まで様々な相手と戦った。
戦いの中で技は磨かれ昇華していった。
サクシャ「もっと強く……か」
それだけを目指し、戦ってきた。
だが、そんな遠く険しい旅も今日で終わる。
昨日までの戦いの日々が、懐かしく思える。
思えば、色々な相手がいたな……
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『サクシャ神拳・まとめられたい!!』
『サクシャ神拳・乙って言ってよぉ』
『サクシャ神拳・オリジナリティ!!』
『サクシャ神拳・自演、しよっかな……』
『サクシャ神拳・明日は我が身!!』
『サクシャ神拳・つい、勢いを見ちゃう』
『サクシャ神拳・安価はズルい!!』
『サクシャ神拳・あのスレ荒れたね』
『サクシャ神拳・あれ?何でこんなの書いてんだ?』
サクシャ「……長かった」
今日が、旅の終わり。
今回の戦う相手は、文句無しの最強。
師曰く、我々の対極に位置する拳。
その名も
ドクシャ神拳……
決して交わる事のなかった拳が、今日激突する。
だが今回の戦いは非公式、非公認。
端から見れば、ただの喧嘩だ。
ドクシャ「待たせたな」
サクシャ「(気配を感じなかった。こいつ、何処から来た!?)」
ドクシャ「ふっ、そうビビるなよ」
サクシャ「私は臆してなどいないっ!!」
ドクシャ「嘘は良くないな」
サクシャ「何っ?」
ドクシャ「大方また荒らされるんじゃあないか……」
サクシャ「!!」ビクッ
ドクシャ「不安なんだろう?」ニヤ
サクシャ「ドクシャ神拳は、皆そうなのか」
ドクシャ「いいや、そんなことはない……」
ドクシャ「ただ俺は他の奴らとは違い
ドクシャ神拳を極める為、手段を選ばなかっただけさ」
サクシャ「貴様ッ……」
ドクシャ「お喋りはこの辺にして、始めるか」
サクシャ「ああ、そうしよう。夜も遅いし」
ドクシャ「なるほど、深夜テンションか」
サクシャ「……来い!!」
ドクシャ「喰らえ、ドクシャ神拳……」コオォォ
『つまんね』
サクシャ「ぐおっ!!?」
ドクシャ「おいおい、この程度か?」
サクシャ「まだまだ、戦える…」
ドクシャ「ドクシャ神拳……」
サクシャ「マズい!!」バッ
『そっ閉じ余裕』
サクシャ「がっはぁ!!?」
ドクシャ「ドクシャ神拳……」
サクシャ「三発続けてだと!?」
『そのキャラでやる意味なくね?』
サクシャ「げふっ……」
ドクシャ「弱いな。大体、サクシャはドクシャに対する技がない」
ドクシャ「最初から勝負になどならないんだよ!!」
サクシャ「くっ…」
ドクシャ「俺がいるから、お前は書ける」
ドクシャ「ドクシャなくして、サクシャはない!!」
サクシャ「……その通りだ」ジャリ
ドクシャ「何?」
サクシャ「確かにサクシャは、ドクシャには勝てないのかもしれない……」グッ
ドクシャ「ふん、自ら負けを認め
サクシャ「だがな!!」
ドクシャ「(なんだ?あの眼は、まさか!!)」
サクシャ「私は傷ついたが、救われてもいるんだよ」
ドクシャ「お前、何を言っている……」
サクシャ「例えそれが嘘偽りの言葉だとしても!!」
サクシャ「その一言でどれだけ喜び、救われたか分かるまい!!」ゴゴゴ
ドクシャ「『それ』は元々我がドクシャ神拳の技、俺に通用すると?」
サクシャ「喰らえ……」ユラァ
ドクシャ「(この膨大な気は……拙い!!)」
サクシャ「今更動いても無駄だ!!」ゴゴゴ
ドクシャ「ぐっ……」
サクシャ「ゆくぞ、サクシャ神拳奥義!!!」
『乙』
作者の拳 完
頑張れ作者!!負けるな作者!!
作者の戦いは続く……
依頼出して寝ます
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