前田慶次「おや?あんたが俺のマスターかい?」 (561)
「花の慶次」×「五次聖杯」。ミスとかは勘弁な!
桜「は、はい。そうです」
慶次「はっはっはっは!拙者のマスターが女(おなご)とは、少し徳した気分でござるな」ニコッ
桜「そ、そんな!?////」
【慶次の純粋なその笑顔には、どこか気を許してしまう不思議な魅力があった。】
慎二「どうやらサーヴァントの召喚に成功したみたいだな、桜」
桜「お兄様.....」
慶次「?」
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慎二「そのサーヴァントは『僕のもの』さ。役目が終わったんだからさっさと消えろよな?」
慶次「.........!」ピクッ
桜「はい....」
慎二「ったく、どうせ間桐の家の人間として才能のない僕のことを見下してるんだろう」
桜「そ、そんなこと.....」
慎二「うるさい!口答えするな!」
慎二「畜生、お前を見てるとイライラするんだ」バシッ!バシッ!
桜「や、やめてください....殴らないで.....」
慎二「口答えする権利はお前にはないっt.....」
トントン、
慶次「おいお前、」
慎二「ん?」
ボッコォォオオオオ!!!(慎二顔パンチ)
慎二「うぐぇおおぉおぉぉお!!!???ひ、ひぃぃ〜〜〜!!!!」
慶次『『『女(おなご)に手を上げるとは何事かッッッ!!!!』』』
慎二「うわぁぁあ!?さ、さ、さ、桜ぁ!!お前がマスターなんだろ!?なんとかしろよ!!!」(焦り)
慶次「折檻した女に命乞いとは情けない!マラを見せい!」ガシッ
慎二「ひ、ひぃぃ!?」ボロンッ
桜「えっ/////」
慶次『『なんだ!このマラは!?こんな一物で魔術師の当主がつとまるか!!!!!』』バシッ!
慎二「だ、誰か助けろよ!畜生ッ!畜生ッ!こ、こんな目にあうのは全て桜が悪いんだ!!桜の所為だ!どうして僕ばかり!!!うわぁぁぉぁぁぁああ!!!」
【そこには魔術師の家柄に翻弄された哀れな男が一人いた。】
慶次「うるさいぞ」ポカッ
慎二「うっ......」ガクッ
桜「お兄様は気絶なさったようですね.....」
慎二「..........」
慶次「『家系』だの『家柄』だのと考えていたのでは窮屈でたまらんでしょうな。手前は自由勝手気ままに生きるのが性に合っておりますわ。はっはっはっは!」
桜「ところで、あなたの真名は?槍を持っているということは.........ランサーですか?」
慶次「違いまするな。手前は『ライダー』のクラスで召喚され、松風という友がおります。そして我が名は、、、、」
慶次「天下一の傾奇者、前田慶次郎利益!!!!!!!!」
ー翌日ー
臓硯「フェッフェッフェッ、慎二。これが『偽臣の書』じゃ。桜のマスターとしての権利はお前に譲渡されるというわけだ......」
慎二「これさえあれば....あのムカつくサムライ野郎は僕の命令に従うしかないわけだ.....フハハハハハハ!!!!」
臓硯「かなり根に持っとるようじゃのぅ」
慎二「思い知らせてやる!」
慎二「おい、ライダー!でてこい!!」
シ〜〜ン
慎二「僕がお前の新しいマスターだ!命令に従え!」
臓硯「フェッフエッフェッwwww」
シ〜〜ン
慎二「畜生、どこ行きやがった!?」
慶次「外におりまするー!」
慎二(外だって!?勝手に行動しやがって.......見つけたら虐めてやる!)
離れます
>>14修正
慎二「おい、ライダー!でてこい!!」
シ〜〜ン
慎二「僕がお前の新しいマスターだぞ!命令に従えよ!」
臓硯「ふぇっふぇっふぇっwwww」
シ〜〜ン
慎二(サーヴァントの癖に、、、)
慎二「どこ行きやがった!?」
慶次「ここにいるよ」
慎二(あいつ、外にいるのか?)
慎二「」チラッ
慎二「なっ!!???」
慶次「元気そうだな、慎二」スーッ、スパスパ(煙管吸い)
松風『』
慎二(で、でっけぇ〜〜ッッ!!!)
慶次「こやつの名前は松風!俺の友だ。」
松風『』キッ
慎二「お、おい!そんな目立つヤツを家の前に置くな!他のマスター達に感づかれるだろが!」
慶次「はっはっはっ。それはできませぬな〜。」
慎二「できませんじゃないんだよ!やれよ!」
慶次「........」ポリポリポリ
慎二「もう桜はお前のマスターじゃないんだ。知ってるだろ?お前のマスターはこの『僕』さ!」
慶次「......」スッ
慎二「僕がマスターになったからには、昨日の僕に働いた粗相を10倍に返してやるかr..........」
慶次「」コーンッ!コーンッ!
慎二「ん?」
ゴンッ!!(煙管で頭を叩く音)
慎二「〜〜〜〜〜ッッ!! 痛ってぇぇぇええええ!!!!何しやがる!」
慎二(畜生!サーヴァントはマスターに歯向かえないはずだろ!??)
【自らの道理で生き、自由を貫き通す奔放な傾奇者を一介の魔術師程度が従えられるはずがなかった。】
【まして、や才能のない慎二には最初から無理な話であったのだ。】
慎二「なんでだ?なんでだよ!?どうして僕ばかr......」
パコンッ!(煙管で叩く音)
慎二「へぶしっ!!」
慶次「はぁ〜.....お前さんはどうしてそう切羽詰まっておる?」
慎二「.....ぃてて。はぁ?『切羽詰まってる』だって?」
慶次「お前さんをみているとそんな気がするよ」
慎二「馬鹿じゃないのか?お前?」
慶次「」スッ(煙管
慎二「ひぃ!?」
慶次「慎二!魔術師の家柄だかなんだか知らんが、そんなものを忘れて雲のように自由に生きてみろ。自由に生きるのは楽しいぞ?」
慎二「........なんだよ突然」
慶次「まあいい、とりあえず飯にしよう」ニコッ
慎二「はっ?」
慶次「飯だよ、飯!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
鍋『』グツグツグツグツ
慎二「凄い臭いだな?これ食えるのか?」
慶次「桜殿。ささ、味見してみてくだされ。」
桜「はい」
ススッ
桜「慶次さん。美味しいですよ」ニコッ
慎二「ふんっ、お前らだけで食ってろよ」
慶次「こらこら、慎二。何を言っておるのだ?飯はみんなで食ったほうが美味いに決まってるだろ?」
桜「お兄様、いっしょに食べましょう?」
慎二「ちっ、仕方ねえな。また殴られたらたまんないからな」
慶次「騙されたと思って食ってみろ」ワサワサ
モグモグ
慎二「......美味いな」
慶次「なっ?美味いだろ!」
慶次「さあ、桜殿も」
桜「美味しいです。慶次さんはお料理が上手なんですね」
慶次「桜殿にはかないませんよ。ハッハッハッハッハ」
慎二(こうやって並んで飯を食べるのっていつ以来だったかな.....)
離れます
m(_ _)m
>>36
慎二(......桜が間桐の家に来た時ぐらいは毎日遊んで、ご飯ぐらいはいっしょに食べてたよな)
慎二「.........」
桜「?」
慶次「どうしたのだ?慎二?」
慎二「あ、いや。なんでもない」
慶次「はは、さては俺の料理のあまりの美味さに驚いておるのだな!」
慎二「う、うるせぇよ!」
ー翌日ー
慎二(ライダーが召喚されてから調子が狂うな.......くそ....)
慎二「おい、ライダー」
慶次「.......」
慎二「ライダー!」
慶次「ん〜?俺は『ライダー』なんて名前は存ぜぬな〜?」
慎二「は?」
慶次「俺には『前田慶次郎』っていう立派な名前があ・る・の!」
慎二「ちっ.....慶次、」
慶次「なんだい?」
慎二「僕は今から学校にいくんだ。その間は霊体化して僕の護衛をしてくれよ」
慶次「ふむ、、、」
慶次「............」
慎二(こ、こいつ....何かたくらんでるな)
慶次「かまわんよ」ニコッ
慎二(頼まないほうがよかったか......)
慎二「あと一言言わせてくれ」
慶次「?」
慎二「一応は『聖杯戦争』をやってるんだ。他のマスターにお前の真名がバレたら不利だからな、学校では『ライダー』と呼ばせてもらうからな?いいだろ?」
慶次「いやだね」プイッ
慎二「はっ!?馬鹿なのか、お前!!???」
慶次「俺はライダーなんて名前じゃないからな」
慎二「も、もういい。僕一人で学校に行くから、ついてくるなよ!絶対にだ!」ドタドタドタドタ
慶次「ふむ」ニコッ
ー学校ー
慎二(サーヴァント不在で学校にきちまったな.....まあ、ライダーの奴が来たほうが事態は悪化しそうだった気もするな)
慎二(学校にマスターがいるとすれば....遠坂辺りは警戒しないとな)
士郎「よう、慎二」
慎二「やあ、衛宮」
士郎「考え事でもしてたのか?」
慎二「天才の僕でも色々となやむんだよ」
士郎「そっか。なんか大変だな」
慎二「大したことないさ」
士郎「そういえばさ、」
慎二「なんだ?」
士郎「最近、慎二の家って馬でも飼ってるのか?」
慎二「なっ!?」
士郎「黒くてメッチャでかい馬なんだけど......」
慎二(あ、あいつぅぅぅぅう!!!あんなクソ目立つ馬を目につくところに!????)
慎二「き、気のせいじゃないのか?衛宮のことだから幻覚でも見たんだろ?」
士郎「なんかクラスでも『慎二の家の前に黒王号がいる』だとか『悪魔の馬をみた!』って噂になってるんだよな.....」
慎二(ラァァァイイィダァァァァァアアアアアアア!!!!???????)
慎二(なんとか言い訳を考えないと.....)
慎二「じ、じ、実はだな。最近、うちの爺さんが競馬にハマってさ....あまりにも好きすぎてアメリカから馬を買ったんだ」
士郎「へぇ〜さすがは慎二の家だな!」
慎二「まっ、僕には理解できない趣味だね」
慎二(き、切り抜けた.....)
慎二(このままじゃ身がもたない、、、)
慎二(他のマスターに目をつけられて真っ先に殺される......)
ガヤガヤ
生徒『おい!校庭見てみろよ!』
生徒『なんか凄い人いるぜ!』
生徒『マジかよ!』ガヤガヤ
士郎「ん?なんかあったのか?」
慎二「え?」
ガヤガヤ
生徒『なんかバカみたいにデカい馬に乗ったサムライがいるらしいぜ』ガヤガヤ
『コスプレかな?』
慎二(ま、まさか......)
ドドーーーーーーーン!
慶次「ここが桜殿と慎二の学び舎か」スゥースパー(煙管
松風『』
士郎「凄い格好だな。近くで映画撮影してたのかな!」
慎二「あ、あ、あ、あの馬鹿野郎......」
生徒『すっげぇ!あんな馬初めてみた!』
『写メとろうぜ写メ』
『なんかの宣伝か?』
慶次「ふふん・」
慶次「さて、慎二はどこにおるかな〜?」
松風『』
慎二(見つからないように逃げよう....)
遠坂(驚いた.....あの鎧武者、間違いなくサーヴァント。)
遠坂(こんな大胆な方法でプレッシャーをかけてくれるなんて.....『学校でお前を狙っている』ってことか)
遠坂(間違いなくヤツは強い、コソコソ隠れる必要もないぐらい。慎二にあんな度胸あるわけないし......マスターは誰なのかしら......まさかアインツベルン!?)
離れます
m(_ _)m
慶次「「おーーい!遊びにきてやったぞーー!!」」
松風『』
さくら
慎二「やば!?」
慶次「「おーーい!遊びにきてやったぞーー!!」」
松風『』
生徒達『?』
『ん?』
桜「?」
慎二「や、やば!?」
遠坂(まさか!?私の存在がバレてるの???)
遠坂「アーチャー、準備して!」
アーチャー「.......わかった」
>>71ミス
慎二「くそッ!」ダッ
士郎「お、おい。どこ行くんだ!?」
慶次「む?」チラッ
慶次「ほうほう、慎二のやつ慌てて逃げ出しておるな〜」ニコッ
松風『』ブルルッ
慶次「よっしゃあ!追うぞ松風!」
松風『!』ドドドドドドドドドドドドドド!
生徒達『うひゃぁ!?走り出した!』
『凄い迫力だ!』
教師『グラウンドが滅茶苦茶だ......』
遠坂「追うわよ!アーチャー!」
アーチャー「ふん、」
慶次「はっはっはっはっは!」
松風『』ドドドドドドドドドドドド!!
慎二「ひぃぃぃぃい〜!こっちに来るなよぉ〜!」
遠坂「校舎に向かって来てる!?」
アーチャー「標的は学校の中にいるようだ。」
遠坂(私はともかく、未熟な士郎が狙われたら危険ね。なんとかして士郎を守ってやらないと.....)
ん?時系列にはどうなってるのかな?
士郎が魔術師だと遠坂は知ってる感じだけどイリヤの鯖は知らない感じだな
もしかしてイリヤは原作のバーサーカーよんでないのか
慎二(人目に....人目につかないところに逃げなきゃ......とりあえず森の中に!)
慎二「うぉおおおおおお!!」ダッ!
〜〜〜〜〜10分後〜〜〜〜
学校近所、林
慶次「せっかく遊びに来たのに逃げるとは......つまらんなぁ〜!あ〜つまらん!」
慎二「ぜぇ....ぜぇ....ま、まぇだぁ、、けぃじぃぃ......」
慶次「ん〜?」ニコッ
慎二「ど、どうしてあんなことするんだよ!聖杯戦争で命も狙われてるんだぞ!?ふざけんなよクソが!あんなことしたら他の奴らに俺たちのことがバレるだろ!!クソ!クソ!畜生!」
慶次「どうしてかって?『遊びは危ないほうが面白い』からさ」
慎二「僕を巻き込むな!バカ!」
>>78
う〜んミスったか。時間軸は士郎がセイバーと出会った後ぐらいのとこで
まあ最悪、パラレルワールドみたいなもんやと思って.....
慶次「この聖杯戦争、古今東西のあらゆる『いくさ人』達が集っておると聞く」
慎二「そりゃ各クラスごとにサーヴァントがいるけど、」
慶次「手合わせせぬわけにはいかんだろ〜?だから自己紹介しに参ったのよ!」
慎二「ふざけんなよ!僕を巻き込むな!!クソ!」
慶次「む?」
松風『!』
慎二「ど、どうした?」
慶次「どうやら餌に魚がかかったようだ!」
慎二「ぇ、えぇえ〜!?」
干将・莫耶『』フォォンッ
慎二「うわぁ!?」
慶次「むんっ!」ブンッ(槍
カキィンッ!
干将・莫耶『』ボトッ
???「驚いた.......これって慎二が仕掛けたことだったわけ?」
慎二「と、遠坂なのか?」
遠坂「真昼間からサーヴァントを堂々入場させるのは思いつかなかったわよ?」
アーチャー「.........」
慶次「ほほぅ。あの『いくさ人』、なかなか傾いた衣装をしておるな」
慎二「そんなこと言ってないでなんとかしろよ!」
遠坂「慎二。あんた自分のサーヴァントに相当自身があるみたいだけど、あんたがマスターとわかった以上は全力で叩き潰すからね!」
アーチャー「........」
慎二「な、なぁ、遠坂....提案があるんだが、僕と同盟を.....組まないか?争うのはやめよう」
遠坂「いや」
慶次「はっはっはっはっ、嫌われておるな」
慎二「うるさい!」
離れます
アーチャー「凛、さっさとカタをつけるぞ」カシュンッ
遠坂「オッケー、アーチャー!」
慎二「待て!待て待て!早まるなよ!おい!?」
遠坂「問答無用よ。いくわよ!」
慎二「ひ、ひぃぃぃ!??」ダッ
遠坂「逃さない!アーチャー!」
アーチャー「わかっている!」ブゥウォン!
パシィッ!
慶次「俺はあんたと手合わせ願いたいね」ニコッ
アーチャー「オレの剣撃をキセルで弾くとは。ヘラヘラとした見た目とは裏腹に、かなりの実力があるようだな」
遠坂(なかなか手強そうね、、、慎二を見失う前に追わないと、、、、)
遠坂「あたしは慎二を追うから、ここは任せたわよ!アーチャー!」ダッ
アーチャー「了解だ」チャキッ
慶次「おまえ、名はなんという?」
アーチャー「お前に名乗る名はない。......あったとしてもお前には教えるわけがないがな」
慶次「そうか、ならば俺の名を教えてやろう」
慶次「俺は天下一の大傾奇者!前田慶次郎利益だ!!」
アーチャー「相手に自らの真名をバラすとは愚かだな、ライダー。いや、前田慶次」
慶次「俺は逃げも隠れもせんよ。いつでもかかってくるがいいさ!」ガシッ、
アーチャー「その槍....逸話に聞く『朱槍』とやらか」
【朱槍、それは慶次が好んで使う赤い槍である。鉄筋を幾重にも束ねているので普通の人間には持つこともできない重量になっており、慶次の「槍は殴るもの」の持論通り柄の一撃で巨馬を殺すほどである。】
慶次「来ぬのならばこちらからゆくぞ!」
修正
慶次「俺は天下一の大傾奇者!前田慶次郎利益だ!!」
アーチャー「相手に自らの真名をバラすとは愚かだな、ライダー。いや、前田慶次」
慶次「俺は逃げも隠れもせんよ。いつでもかかってくるがいいさ!」ガシッ、
アーチャー「その槍....逸話に聞く『朱槍』とやらか」
【朱槍、それは慶次が好んで使う赤い槍である。鉄筋を幾重にも束ねているので普通の人間には持つこともできない重量になっており、「槍は殴るもの」の持論通りで、柄の一撃ですら巨馬を殴り殺す殺傷能力がある。】
慶次「来ぬのならばこちらからゆくぞ!」
慶次「そりゃそりゃそりゃそりゃりゃそりゃ!!!!」
ブォンブォンブォンブォンブォン!!!
アーチャー(あんな馬鹿でかい槍を高速回転させるとは.....近づけんな)
慶次「そらっ!」ブゥオン!
アーチャー「くっ!」サッ
樹木『』ゴシャッ、バキバキメキメキ
アーチャー「巨木も一撃で砕いて倒すとは.....くらったら体が吹き飛ぶな」
慶次「まだまだー!」ブンッブンブンッ!
アーチャー「ぐっ!?」シュッ、サッ!
アーチャー「.....やられてばかりじゃないさ」カシュンッ
シュンッ!シュンッ!
慶次「自分の得物を投げつけるとは逃げるつもりか?」キィン!キィン!
アーチャー「そんなつもりはない!」カシュンッ
慶次「何もないところから武器を出すとは、忍びの類かね、あんた?」
アーチャー「無駄話をする気はない」キィンッ!キィンッ!
慶次「そいつは残念だな」
キンキィンッキィンッ!
〜その頃〜
慎二「ち、畜生!追ってくるなよ〜!」ダッダッ
遠坂「泣き言いうな!あんただって覚悟決めて聖杯戦争に参加したんでしょが!」ダッダッ
遠坂「ガンド!」ドドドド
慎二「ひぃぃいい!?」サッ
遠坂「避けるな!」ドドドド
慎二「無茶言うなよクソ!」ダッダッ
ドテッ(転倒
慎二「だ、誰か、誰か助けろよ、、、」
遠坂「残念ね、あんたを助けてくれる奴なんかここにはいないから」
慎二「や、やめてくれ!頼む!」
遠坂「いい気味ね」スッ
慎二「うわぁぁぁぁあああ!?」
士郎「「やめろ!遠坂!」」
慎二「え、衛宮!?」
遠坂「はぁ?なんであんたがここにいるのよ!?」
士郎「なんか慎二の様子が変だったし、サムライがいるし、遠坂もそれを追って出てっちまったもんだから気になって追ってきたんだけどさ......」
遠坂「はぁ.....」
慎二「た、助けてくれ.....」
士郎「遠坂、どうして慎二に攻撃してるんだ?まさか慎二が参加者の一人だったってことなのか?」
遠坂「そうよ、いわゆる『敵』ね。ほっておいたらあたしも士郎も狙われるだろうし、下手したら命も奪われるかもしれないのよ?」
士郎「だからって無闇に攻撃するのか?話せばわかってくれるかも知れないだろ!?」
慎二(衛宮ナイス!)
遠坂「この性格の悪いワカメのことよ、あんたが未熟なのわかったらどっかで裏切って殺しにくるに決まってる」
離れます
m(_ _)m
最初は桜メインで書こうとしたけど慎二の性格が花の慶次にでてくる小物みたいでいつのまにか書いててメインになったという悲劇
若水の孫じゃなくて息子やな
>>103続き
士郎「とにかくやめるんだ、遠坂!」
遠坂「何よ、こいつの肩持つわけ?」
士郎「ああ、慎二は俺の『友達』だからな」
慎二「.........」
遠坂「.........」
士郎「.........」
遠坂「もー!あんたに付き合ってらんないわ.....勝手にしなさい!」
士郎「遠坂、」
遠坂「話しかけないで、」
士郎「!?」
遠坂「あんたが言うから今日はこいつを見逃してあげる。でもあたしは慎二を助けるつもりはさらさらないわ?」
慎二「くっ......」
遠坂「士郎。あんたが慎二を見逃すって言う限り、次に会うときは『敵同士』よ」
士郎「.........」
遠坂「じゃあ、さ・よ・う・な・ら」
遠坂「アーチャー、戻ってきて!」
〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜
アーチャー「ふん、くだらん」
慶次「どうやら今日はここまでみたいだな」
〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜
アーチャー「どうした」
遠坂「さっさと帰るわよ!」
アーチャー「わかった」チラッ
士郎「......遠坂」
アーチャー「衛宮士郎、次に会うときは殺してやる」
.
.
.
.
.
.
.
.
士郎「行っちまったか、」
慎二「よ、よけいなことしやがって!お前がいなくても何とかしてやったよ、僕なら」
慎二(衛宮ナイスすぎ!)
士郎「ったく、慎二は変わんないよな」ニコッ
慎二「まあ、、助かったよ。サンキュー、衛宮」
士郎「後で遠坂に謝っとかねえとな.....」
慎二「一つ聞くけど。お前、もしかして今回の聖杯戦争に参加してるのか?」
士郎「.........」
慎二「.........」
士郎「なんかよくわかんねえけど。オレ、巻き込まれちまってさ......サーヴァントって奴も召喚しちまったんだ」
慎二(衛宮にできて俺にできないとは、、、、)
士郎「まあ、普通話すことじゃなかったけどさ。黙ってて悪かったよ」
慎二「そ、そうか」
士郎「魔術とか聖杯戦争とかサッパリで遠坂にいろいろ教えてもらってたんだけどさ、まあさっき喧嘩しちまったから......やっちまった」
慎二「仕方ないな、衛宮がマスターになったところで何もわからないだろうから僕が色々手助けしてやるよ。ありがたく思えよ?」
士郎「ああ、助かるよ」
慶次「ふむふむ」
慎二「うわぁ!?お前いたのか?」
士郎「この人が慎二のサーヴァントなのか!?」
慶次「いかにも!」
慎二「おい!お前のせいでさっきは死にかけたじゃないか!」
慶次「はっはっはっは、いつの時代も女に手を焼くもんだ」
慎二「もういい!/////」
慶次「この少年は慎二の『友』かな?」
士郎「ま、まあ」
慎二「なんだよ、わざわざ....」
慶次「いや〜偏屈な慎二にも『友』がおつたとは〜』
慎二「うるさい!」
慶次「『真の友は普段は疎遠であっても、友の窮地を助けてくれる』もんだ。この時代に見知った顔がいない俺にとっては羨ましいもんさ、慎二」
慎二「...........」
慶次「少年、あんたの名前は?」
士郎「衛宮士郎って名さ」
慶次「士郎、さっきは慎二を助けてもらってすまなかったね」ペコッ
士郎「た、大したことじゃないよ」
【サーヴァントは元々は『英雄』と呼ばれるような猛者達。そんな肩書きを背負う者が簡単に頭を下げたので、士郎は驚いたのである、
】
離れます
m(_ _)m
同盟的にセイバーライダー組で考えてます
>>133続き
士郎「う〜ん、さっきの騒ぎで学校には戻れそうにねえな.....慎二、俺の家にくるか?」
慎二「そうだな。衛宮の召喚したサーヴァントも確かめておきたいからね、その意見に賛同だ」
慶次「ほ〜いいねぇ、上がらせてもらうとしようかな」ニコニコ
慎二(こいつ、また何かたくらんでるな.....)
ーーーーーーーーーー
.
.
.
.
.
ーーーーーーーーーー
士郎「ただいま〜」
慎二「.......」
慶次「ふむふむ」ニヤニヤ
セイバー「誰ですか?この二人は.....」
慎二「ど、どうも」
慶次「はっはっはっ、女(おなご)の『いくさ人』とは驚いたな〜!」
セイバー「士郎。その2人、聖杯戦争の参加者なのでは!?」
士郎「まぁ、いろいろあってさ。いっしょに戦うことになったんだ」
セイバー「そうですか。」
松風『』
セイバー「玄関先にいる巨大な馬は....まさか、貴公のものか??」
慶次〈慎二よ、ここに来る前に教えたアレをやるのだ〉ヒソヒソ
慎二「えぇ!?アレをか??ここで!?」
慶次〈いまやらんで何時やるのだ?〉ヒソヒソ
慎二「か、勘弁してくれ!」
慶次〈俺も、俺も一緒にやるからさ!〉ヒソヒソ
【慎二は諦めた、ここで慶次にヘソを曲げられたのではこの先どんなイタズラをされるかわかったものではないからである。】
セイバー「???」
慎二(ヤケクソだ!)
慎二「こ、この鹿毛と申すは〜」
慶次「こら!ちゃんと烏帽子をかぶれ、」パサッ
慎二(ち、ちっくしょぉ〜!)
慎二『こ、この鹿毛と申すは〜、』
慶次『赤いちょっかい、皮袴っ〜!』
慎二『茨かくれっ〜鉄甲っ!』
慶次『鶏のトサカっ〜立烏帽子っ!』
『『『前田っ慶次っの馬にて候っ〜!!!』』』
セイバー「...........すまないが、前田慶次とやら。貴公の馬は目立つので庭の方に移動させてくれないか?」
.
.
.
.
.
.
________________
士郎「でもやっぱマズかったかな〜遠坂のやつカンカンだったし.....」
セイバー「倒すはずの敵をかばっていたのではリンも怒るはずです。」
慎二「まあおかげさまで僕はここにいるわけだが、」
慶次「いや〜助かりもうした〜」ニコニコ
すぅ〜ぷかぁ〜(煙管
慎二「お前のせいだろ!!」
セイバー「前田殿、煙管は外で吸っていただきたい。」
士郎「別にいいよ。元々古い家だし」
慶次「ふむ、」ポリポリ
いったん離れます
m(_ _)m
>>160続き
セイバー「士郎も考えが少し甘いです。今は一緒に戦う関係であったとしても、最終的には敵同士になるかもしれないのですよ?」
士郎「そうと言えばそうだけどさ.....」
慶次「ん〜?」ジロジロ
慎二「?」
セイバー「どうされたか、前田殿?」
慶次「いや〜あんた以外とべっぴんさんだと思ってね」ニコニコ
セイバー「なっ!?」
慶次「そらそら〜怒るなって、美人が台無しだぞ〜!」
セイバー「まったく、ふざけた男だ」
士郎「まあまあ、」
慶次「セイバー殿も、常に張り詰めておられたら身が持ちませんぞ〜?」
セイバー「おかまいなく」
慶次「そりゃ〜」ガバッ
セイバー「!?/////」
慶次「おっ?あんた以外と大きいね。こりゃ儲けもんだ〜!」
セイバー「貴様ぁぁあ!?//////」カシィンッ
慎二「う、うわぁ!?」
セイバー「先ずは貴様から倒してくれるッッ!!」
ブォンッ!ブォンッ!
慶次「はっはっはっはっはっは!」サッ、サッ
セイバー「くっ、」
士郎「はぁ........」
慎二「はぁ.........」
離れます
m(_ _)m
お、お尻を鷲掴みにしたんや(嘘
続き書きたいけど暇が......
>>169続き
慶次「あんた面白い剣使ってるな〜?姿形が見えないなんてな」
セイバー「はぁぁぁぁああああ!!」 ||||ブォンッ!!
慶次「むんっ!」 Σパシッッ
セイバー「なっ!?白刃取り??」
【慶次は戦の達人であり、忍びの出でもある。たとえ刃が隠されていようがそれを見切るのは容易いことであった。】
セイバー「ぐっ....」 [[ギチギチギチ]]
慶次「おいおい。セイバー殿よ、屋敷の中で獲物を振り回しちまうなんて物騒にも程があるぞ〜?」
セイバー「うるさい!」
慶次「堅物な女(おなご)かと思っておったが案外、立腹して得物を振り回す程の危ない奴なんだな〜?」
セイバー「そ、それは貴公が
!?」
慶次「だがそれがいい。」ニッ
セイバー「!」
【慶次はセイバーの正体に気づいていた。王たるゆえに悲劇を背負い自らの人生を否定した1人の少女。"正しさ"に生きるあまりに己を犠牲にしたセイバーが慶次には哀れで仕方なかった。】
なんかちょっとややこしい書き方したので後で直しときます.....orz
>>217修正
慶次「堅物な女(おなご)かと思っておったが案外、立腹して得物を振り回す程の危ない奴なんだな〜?」
セイバー「そ、それは貴公が
!?」
慶次「だがそれがいい。」ニッ
セイバー「!」
【勘のいい慶次はセイバーの身の上を察していた。王たるゆえに悲劇を背負い自らの人生を否定した1人の少女『アルトリア・ペンドラゴン』。"正しさ"に生きるあまりに己を犠牲にしたセイバーが慶次には哀れで仕方なかった。】
>>217修正
↑間違ってボタン押してしまったこっちでお願い
m(_ _)m
慶次「堅物な女(おなご)かと思っておったが案外、立腹して得物を振り回す程の危ない奴なんだな〜?」
セイバー「そ、それは貴公が
!?」
慶次「だがそれがいい。」ニッ
セイバー「!」
【勘のいい慶次はセイバーの身の上を察していた。王たるゆえに悲劇を背負い、自らの人生を否定した1人の少女『アルトリア・ペンドラゴン』。女としての生き方を捨て厳格な英雄としての振る舞いをするセイバーの姿は慶次には哀れで仕方なかった。】
慶次「なぁ、あんた。いまから一杯どうかな?」
セイバー「な、なんだと??」
慶次「ほら。酒だよ、『酒』」
セイバー「そんなことは知っている!」
慶次「これから一緒に戦う間柄さ、腹を割って存分に語り合おうぞ」
セイバー「ダメだとは言わないが.....」
慶次「なら決まりだ!」
慎二「なあ、慶次.....それって僕も飲むのか?」
慶次「もちろん」ニヤッ
慎二「ふざけるな!僕はまだ未成ne.....」
慶次「いやだね」
慎二「ひぃ......」
士郎「やれやれ」
______________
.
.
.
.
.
.
.______________
〜2時間後〜
慎二「どうせ僕は劣等ワカメ野郎だよ!!ちくしょー!!//////」グビグビ
士郎「飲み過ぎだぞ....慎二/////」
慎二「うるさいな!邪魔するんじゃない!//////」グビグビ
慶次「はっはっはっ、慎二は意外といけるクチだな」
慎二「ホントは桜が慶次を召喚してだなー、桜がこいつと戦うって話だったんだよー//////」
士郎「桜がか?/////」
セイバー「....../////」
慎二「どうせ僕は出来損ないだよクソッタレー!!/////」グィーッ
士郎「慎二が?でも勉強とかもできるじゃねえか/////」
慎二「僕は魔術回路をもっていなくね、魔術が使えないんだ!魔術の家に生まれて魔術が使えないなんて笑えるだろ?w///////」
士郎「僕に魔術の才能がないとわかるやいなや、養子をとって家督を継がせる段取りさ。畜生、畜生.......//////」
↑修正
慎二「ホントは桜が慶次を召喚してだなー、桜がこいつと戦うって話だったんだよー//////」
士郎「桜がか?/////」
セイバー「....../////」
慎二「どうせ僕は出来損ないだよクソッタレー!!/////」グィーッ
士郎「慎二が?でも勉強とかもできるじゃねえか/////」
慎二「僕は魔術回路をもっていなくね、魔術が使えないんだ!魔術の家に生まれて魔術が使えないなんて笑えるだろ?w///////」
士郎「.......//////」
慎二「僕に魔術の才能がないとわかるやいなや、養子をとって家督を継がせる段取りさ。畜生、畜生.......//////」
士郎「まぁ、何て言えばいいか.....」
慎二「おまけにだ、素人の衛宮が『魔術回路』をもっていてサーヴァントの召喚に成功したってわかった時には.......くそぉぉぉおおおお!!!!/////」グビグビグビ
士郎「.......」
セイバー「慎二殿!?そろそろやめたほうが......」
慶次「かまわんさ、飲みたいだけ飲んで吐き出したいだけ吐けばいい」
慶次「お前さんが自身で卑下する程、価値の無いヤツだと俺は思わんよ」スゥーッ
慎二「お前に何がわかるんだ!//////」
慶次「少なくともそこにいる士郎は『魔術』がどうこうでお前を見ていないさ」
士郎「ま、まあな」
慎二「.......」
慶次「人の生き方が魔術で決まるわけじゃないんだ。魔術が使えようが使えまいが『間桐慎二』は『間桐慎二』。人の捉え方次第でで『役立たず』にも『英雄』にもなりえるさ」グィーッ
慎二「......そうか?/////」
慶次「まあまあ、慎二も辛気臭いこと言ってないでもっと飲むんだな!ほらほら!!」トクトクトク
慎二「あ、ああ」グビグビグビグビ
ドタッ
士郎「おいおい、慎二?」
慎二「う〜ん....zzZZ/////」
セイバー「酔いつぶれましたか...../////」
慶次「ったく〜まだまだ子供だな。ほらほら士郎もセイバー殿もぐぐっといこう!」
______________
.
.
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.
.
.
.
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.
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.
.
______________
慶次「あんた意外とイケるクチだね」
セイバー「酒は嫌いではない」
士郎「」
慎二「」
離れます
慶次「月を肴に酒を飲むのも悪くない」
セイバー「私の故郷も同じ月を見ているのだろうか.....」
慶次「なぁ、あんた。サーヴァントってことはさぞ名の通った『いくさ人』であったことだろう」グィッ
セイバー「私は英雄などと呼ばれるような資格はない」
慶次「セイバー殿よ、あんた名前はなんて言うんだい?」
セイバー「我が名は『アルトリア・ペンドラゴン』。ブリテンを滅びに導いた暗愚な王さ.....」
慶次「こりゃ驚いた〜あんた『アーサー王』だったとはねぇ」
【アルトリアとは『アーサー』の女性名詞である。かの少女はアーサー王伝説そのものといっても過言ではない。】
セイバー「選定の剣に触れた時に『悲惨な滅びの運命』が後にやってくることは分かっていた」
慶次「........」グィッ
セイバー「しかし、笑っている民の姿も見えた、だから私は剣を抜いた。」グィッ
慶次「.........ほう、それで」
セイバー「私は完璧な『王』としての役割を果たすことを目指し、時には国を守るために人を殺すこともあった。私は全力を尽くした.....!だが、」
慶次「滅びの運命は変えられなかった、か」
セイバー「もし私より優れた者が王になればブリテンの『滅びの運命』を変えられたかもしれない.....私が王になったばっかりに.....もしあの時抜かなければ、」
慶次「はっはっはっは、アルトリア殿らしいな」グィッ
セイバー「何が可笑しい!?」
慶次「いや、馬鹿にしたわけじゃないさ。王として真っ当なあんたらしい考え方だと思ってね」
セイバー「そうか、」
慶次「仏さんの言葉で『諸行無常』って言葉があるもんさ。永久不変なものなんかこの世にはないってな」
セイバー「だ、だが」
慶次「手前の生まれた加賀の国も数百年の間に消えもうした。古今東西あんたの時代から残った国なんかほとんどないさぜ?」
セイバー「そう言えばそうなるが....」グィッ
慶次「遅かれ早かれブリテンって国は消えちまう運命だったのさ。その時がたまたまアルトリア殿だったってだけじゃないのか?」グィッ
離れます
m(_ _)m誤字脱字だらけ
>>252続き
セイバー「慶次殿、だからと言って私は可能性を捨て切ることはできないのだ!」
慶次「........」
【慶次はあえて黙って話をきいた】
セイバー「私は王として自身の尽くせる全身全霊を以って国を守ると誓った。たとえそれが刹那の可能性でも、救える可能性があるなら全力でそれに挑むのみッッ」
セイバー「だからこそ私はここにやって来た。この聖杯戦争を勝ち抜いて、『万能の願望器』をなんとしてでも手に入れるッ!」
セイバー「これは私の意地だ、慶次殿」
慶次「そうかい、」ニッ
【慶次はセイバーに対する認識を改めた。そこには民と国を想う『王』としての意地をもった1人の『いくさ人』がいた。】
慶次「それが正しいか正しくないかは無粋であったな。」スッ
セイバー「?」
慶次「一献くれまいか?」
セイバー「ああ」トクトクッ
慶次「すまんね」
セイバー「私にもくれないか」スッ
慶次「ふっ」トクトクッ
慶次「........」
セイバー「.......」
【『杯を交わす』という行動『仲間として認める』という意味をもつ。これは慶次なりにセイバーを認めたということである】
慶次「」グイッ
セイバー「」クイッ
慶次「今宵は月が綺麗だなぁ.....」
セイバー「........」
〜翌朝〜
藤村「あんたたちぃーーー!!昨日何があったのよー!!」
士郎「いやぁ、まぁ.....」
慎二「う〜ん」ズキズキ
藤村「学校も早退してー!!しかも酒臭いしぃー!!まさか飲酒!???うわぁぁぁぁぁあん!!!士郎が不良になっちゃったーーー!!」
慶次「いや〜あいすまん。手前が飲ませもうした」
藤村「また人増えてるしぃー!!誰なのよ!!」
桜「わ、私の知人です......」
離れます
>>270続き
藤村「嘘〜!?桜ちゃんの顔見知りなのー???」
慎二(ナイスフォローッ!)
桜「はい、金沢の田舎のほうから遊びに来た遠い親戚で......」
藤村「なるほど〜、どうりで格好が古臭いわけ。てか、セイバーちゃんといい最近多いわね....」
慶次「はじめまして」ニコッ
藤村「はじめまして」ペコッ
桜「そろそろお食事の支度が.....」
藤村「桜ちゃん!いつもすまないわねー!後で覚悟しときなさいよ〜!士郎と慎二くん!」
慎二(うわぁ)
士郎(勘弁してくれよなぁ....)
.
.
.
.
.
.
_____________
藤村「いっただっきまーーす!」
セイバー「」モグモグモグ
桜「慶次さんが手伝ってくれて助かりました」
慶次「いやいや、あれぐらいかまわんさ」
セイバー「」モグモグモグ
慎二「ってて....竹刀で殴るとかありかよ.....」
士郎「かなわねえな.....痛ッ」
セイバー「おかわり」
テレビ《ニュースをお伝えします。》
慶次「......」
セイバー「」モグモグモグ
テレビ《先日夜、またしても原因不明のガス漏れ事故が発生し.....》
士郎「なあ、慎二。これってまさか.....」
慎二「ああ、たぶんな」
慶次「.....」キッ
藤村「?」
セイバー「桜殿、おかわり」スッ
桜「は、はい」
テレビ《現在、被害者は100人程で.....》
士郎「なんとかしなきゃ!?」
慶次「あわてなさんな」
藤村「なんの話してるの??」
慎二「この話は後でじっくり話し合おう」
セイバー「賛成です」モグモグモグ
ーーーーーーーー
.
.
.
.
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.
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.
.
____________
〜その晩〜
ー冬木市内ー
竜牙兵「」カタカタカタ
一般人「ひ、ひぃぃい!?」
竜牙兵「!」シャキーンッ
一般人「うわぁぁぁああああ!!」
ド、ド、ド、
竜牙兵「?」
一般人「ッッ〜〜〜!?」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!
慶次「ほらほらほらほら〜〜ッッ!!」
松風『!!』
竜牙兵「!?」
一般人「なっ!?」
(骸骨の次は馬に乗ったサムライ!???)
慶次「そうれっ!」
松風『ッッ〜〜〜〜!!』ブワッ
竜牙兵「」Σガッシャーーンッ!!!
一般人「ひぇえええええええ!???」
慶次「そりゃそりゃそりゃそりゃ〜〜!!死にたい奴から前にでな!」
ブウォンブォンブウォンッッ!!!
竜牙兵達
『』バッコーーンッ!
『』ドゴッッ
『』メキメキメキッ
松風『』ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド
竜牙兵
『』メシャメシャ
『』ゴシャバキッ
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド
セイバー「はぁぁぁぁぁああ!!」ブゥンッ
竜牙兵『!?』ガッシャーンッ
士郎「ぐっ......」ギチギチギチ
(意外と強いな)
竜牙兵『』カタカタカタ
慎二「お、おいていくなよ〜!おまえらぁ〜〜!」
竜牙兵『』ブォンッ
慎二「ひぃッ!?」サッ
離れます
m(_ _)m
竜牙兵とはキャスターの魔術兵の名前です
うーむ上半身が吹っ飛んでるのは解るがやはり断末魔がないと寂しい
>>291
たしかに寂しいよね....まあssやしなんか修正してみるわ!
慎二「くそっ!魔術は使えなくたってお前らぐらい!!」ΣガンッΣガンッΣガンッ
竜牙兵「!?」ガッシャーーンッ!
士郎(魔力を蓄えるために『何もしらない人間』を襲うなんて許せない。なんとしても止めるんだ!)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ー数時間前ー
ー学校ー
士郎「遠坂!」
遠坂「次会う時には敵同士だって言ったでしょ?どの面下げてやってきたわけ?」
士郎「すまない、そのことについては謝るよ」
遠坂「で、何の用があって来たわけ?」
士郎「最近起こってるガス漏れ事故って、実は聖杯戦争の関係者が起こしてるものなんだろ?」
遠坂「恐らくね。タチの悪いマスターがサーヴァントの魔力補充で襲わせてるってところかしら」
士郎「これ以上被害がでないうちになんとかしたいんだ!力を貸してくれ、遠坂」
遠坂「ハッキリ言って、ノー。」
士郎「そんな、」
遠坂「昨日あんたが倒すべき慎二をかばって『敵同士だ』って私言ったわよ?戦えば手の内を晒してしまうかもしれないのに協力する義理もないわね」
慎二「戦いには参加しなくていいさ?情報を僕らにくれないか?」
遠坂「慎二、」
慎二「衛宮は魔術に関してほとんど素人、僕は魔術回路がない。使い魔で情報を集めることすらできない」
士郎「遠坂だけが頼りなんだ」
遠坂「情報をよこせ、それも虫が良すぎない?」
慎二「提供された情報を元に他のマスターに損害を与えたらお前にもメリットはあるはずさ」
遠坂「.........」
士郎「.........」
慎二「この通りだ」ペコッ
遠坂「!?」
【遠坂凛は驚いた。あの偏屈下衆ワカメが頭を下げたのである。これまでの慎二からはもっともありえないであろう行為であったのだ。】
遠坂「.....わかったわ、今回だけ教えてあげる」
士郎「ありがとう、遠坂」
慎二「.....ふん」
〜〜衛宮宅〜〜
慎二「というわけでだ、遠坂凛からもらった情報をまとめるとだな」
慶次「ふむ」
セイバー「....」
慎二「敵は恐らくキャスター。自身の戦力を高めるために人を襲っているとみている」
慎二「そして、キャスターは自前の『陣地作成スキル』で拠点を作るが、このキャスターの拠点の有力候補が『柳洞寺』。バーサーカーがここで戦闘を行ったという情報もあってなかなか怪しい。」
士郎「とりあえずどうする?」
セイバー「このまま放っておいては被害が広がるだけです!」
慎二「キャスター相手だとどんな罠を仕掛けてるかわからないしな....計画無しに責めるのは得策じゃn」
慶次「」フッ
慎二(やばい....なにかロクでもない事を思いついた顔だ!?)
慶次「ようやっと戦らしくなってきた!要は敵の城を攻め落とす、わかりやすい話しさ!」
慎二「ま、待て!まさか今から行くとかじゃないよな???」
慶次「はっはっはっ、今から出向いてやるのさ」ニコッ
士郎「俺も賛成かな」
セイバー「私も行きましょう」
慎二「お前らー!」
慶次「よっしゃぁぁあああ!!」
宝具
【いくさ場の花】
オソルベキイッキガケ
慎二「えっ!?なんで全員鎧武者の格好に???」
士郎「意外とかっこいいな、」
セイバー(和風の鎧か.....意外と悪くない)
慶次「太閤殿より配慮された名馬・野風だ。松風程じゃないけどいい馬だ。あんたにやるよ」
野風『』
セイバー「かたじけない」
慶次「さぁさぁ、慎二も士郎もあちらの馬に乗って準備するんだ」
士郎「わかった!」
慎二「馬とか乗れねえよ」
慶次「これより我ら修羅に入る!!」
慎二「」ゴクッ
士郎「」ゴクッ
セイバー「」きりっ
慶次「仏と会えば仏を斬り!!鬼と会えば鬼を斬る!!情を捨てよ!!ただ一駆けに敵城に攻め入れ!!」
セイバー「目標は、柳洞寺ー!キャスター!」
慶次『『いくぞぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!』』
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
セイバー「よっしゃぁぁあああ!!!」
士郎「よっしゃぁぁあああ!!!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
慎二「ま、まってくれよ!....馬に乗れないんだ......」
《BGM.修羅の果てまでも》
ーーーーーーーー
.
.
.
.
.
.
.
.
___________
【えーい えーい おーっ! えーい えーい おーっ!】
【えーい えーい おーっ! えーい えーい おーっ!】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
セイバー「慶次殿!人か使い魔のような者に襲われているぞ!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
慶次「はぁぁぁぉあああああ!!!!」
【轟(Go)、Go、Go、Go、Go、Go、Go、轟(Go)・・・「発(はいやぁーっ)!」】
松風『!!!』ド、ド、ド、ド、ド、
竜牙兵『!?』ガッコーーンッ
【轟け! もののふの叫び】
【いざゆけ! まだ見ぬ地平へ】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
慎二「まってくれ〜!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
【走れ! 叫べ! 漢、傾奇通せ!】
【修羅の果てまでも】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
士郎「えぇいっ!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
離れます
m(_ _)m
>>304続き
【友と結んだ 絆はKABUTO】
【炎纏う 心はYOROI】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
慶次「はっはっはっは!目指すは柳洞寺ぃ〜!!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、
【誇り 胸にぃ〜】
【仏に会えば 仏を斬り】
【鬼に会えば 鬼を斬る】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
竜牙兵『!!』クワッ
セイバー「邪魔するな!」カシィンッ!シャキィンッ!
竜牙兵『』バッコーンッ
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
【朱槍よ 吠えろぉ〜】
【義風堂々 波瀾万丈】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
【天に 愛されて】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
士郎「慶次さん!あの山に柳洞寺がある!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
【死ぬも生きるも 風が決めるさ】
竜牙兵『』ダッダッダッ
慎二「ひぃ〜くるなよ!」ダッダッダッ
竜牙兵『』ド、ド、ド、ド、ド、
【傾き 通せ 漢よ!】
【轟け! 号砲の響き】
【いざゆけ! 遥かな時空へ】
キャスター「えっ!?」
水晶《《
慶次『ほらほらほらほら』
セイバー『はぁぁぁぁぁああ !!』
士郎『でゃぁぁあ!!』
慎二『た、助けて.....』
》》
キャスター「まさかいきなり堂々と攻め込んでくるなんて....想定外ね」
【 己に念じ 花道飾れ】
【艶やかに舞えよ いくさ人】
遠坂「なんなの!?あいつらバカなの????ホントありえない!!!」
アーチャー「いっそ清々しいな.....」
遠坂「どこがよ!?あぁぁあもう!!神秘の秘匿とか何処にいったのよ???手助けしてやろうとしたアタシがバカだったわ.....」
【轟け! もののふの叫び】
【 いざゆけ! まだ見ぬ地平へ】
ド、ド、ド、ド、ド、ド、
セイバー「もうすぐだ、慶次殿!」
慶次「いくぞぉぉぉおおお!!」
士郎「お、おう!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
【走れ! 叫べ! 漢、傾奇通せ!】
【修羅の果てまでも】
慎二「ゼェ.....ゼェ....ま、待って.....」トボトボ
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
士郎「もうすぐ柳洞寺だ!慶次さん!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
アサシン「」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、
セイバー「いけない!シロウ、下がってください!!」
士郎「え?」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、
アサシン「>>>>!!!<<<<」カシュッ
慶次「むぅ!?」
ガッキィィイィンッッッ!!
【間一髪であった。槍を振り下ろすのがあと少し遅れていたらこの男の一閃は慶次と松風を真っ二つにしていたであろう。慶次はこの男の強さが尋常ではないことを見抜いた。】
アサシン「ほう....あれを防いだか。悪いがここを通ってもらっちゃ困るんだ」
慶次「あんた、俺と同じ『日の本』の侍だね」
アサシン「それはそれは、同郷のサーヴァントに会えて嬉しい限りだ」
慶次「こちらはあんたの事情なんかしったこっちゃなくてな。悪いがここを通してもらうよ」
アサシン「それは出来ない相談だ」チャキッ
セイバー(見た目は優男の体に見えるが....尋常ならざる殺気を放っている)
士郎「ぐっ.....」
慶次「「ここは手前に任せてくれ!あんた達には城攻めを頼んだぞ!!」」
セイバー「かたじけない!」ダッ
士郎「すまない、慶次さん」ダッ
アサシン「.......」
アサシン「何故だ?先に行ったサーヴァントと二人掛かりで俺を襲ったら簡単に倒せるだろうに、」
慶次「フッ、あんたと一騎打ちしてみたくなってね」
なんか確かに見直したら少し変だわ...
一人称は俺じゃなくて拙者だし...
離れます
m(_ _)m
なんか三木声やからロックオン兄弟と混同して書いてたわ勘弁
原哲夫風のアサシンが一発変換できたわ
なんか荒れとるな.....型月ssやし議論とかはあるもんやと思うけど、喧嘩はやめような!
>>341修正
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
士郎「もうすぐ柳洞寺だ!慶次さん!」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、
アサシン「」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、
セイバー「いけない!シロウ、下がってください!!」
士郎「え?」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、
アサシン「>>>>!!!<<<<」カシュッ
慶次「むぅ!?」
ガッキィィイィンッッッ!!
【間一髪であった。槍を振り下ろすのがあと少し遅れていたらこの男の一閃は慶次と松風を真っ二つにしていたであろう。慶次はこの男の強さが尋常ではないことを見抜いた。】
アサシン「ふっ、あれを防いだか。悪いが生きてここは通さん、、」
>>343つづき
慶次「あんた、俺と同じ『日の本』の侍だね」
アサシン「これはこれは、同郷の相手にに巡り会えて嬉しき限りよ」
慶次「こちらはあんたの事情なんかしったこっちゃなくてな。悪いがここを通してもらう」
アサシン「やれやれ、血生臭いことよ」チャキッ
セイバー(見た目は優男の体に見えるが....尋常ならざる殺気を放っている)
士郎「ぐっ.....」
慶次「「ここは手前が引き受け申した!アルトリア殿達には城攻めを頼みもうす!!」」
セイバー「そうだな、かたじけない!」ダッ
士郎「すまない、慶次さん」ダッ
アサシン「.......」
アサシン「どうした?私を二人がかりで攻め入ればそちらに利することであろうに」
慶次「ふっ、自分有利な戦なんか面白くないさ。それよりあんたと手合わせしたくなってね」
慶次「あんたは『門番』の役目なんかで満足する漢じゃないだろうさ」
アサシン「ほぅ、言ってくれるか。なんとも傾いた男よのう」フッ
【この佐々木小次郎はキャスターに『門番』の役割をさせられたサーヴァントであった。この一騎打ちは不本意ながらも令呪によってその役目を強制された小次郎を哀れに思う慶次なりの気遣いであったのだ。】
アサシン「名は何と申す?さぞ名の知れた侍であろう.....」
慶次「手前は『前田慶次郎利益』と申す」キリッ
アサシン(前田慶次.....ッッ!?)
【小次郎は震えた。
生前に生きた時代では低い身分の出であり名を上げることは叶わず、この世界では『佐々木小次郎』の殻を被った偽物で現界し、挙句に下僕として生きる自身に憂いていた小次郎。
そんな自分が かつて『名を馳せた兵(つわもの)ども』と剣を交える機会を得たのである。】
アサシン「アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」スッ
慶次「では、果たし合おうぞ」
アサシン「いざ、尋常に、、、」
慶次「.......」カチャッ
アサシン「......」チャキッ
慶次「うおりゃぁぁあああああああーーーー!!!!」ブォンオンブンブンブンブンッッ!!!
【慶次の戦い方は意外と簡単なものである。それは「力任せに思いっきり槍を振り回す」ことであった。しかし鉄筋を幾重にも重ねた朱槍を棒きれのように振り回すその膂力は尋常ではなく、下手に一撃をもらえばその身が弾け飛ぶことは間違いない】
小次郎「まさに鬼神の如き槍さばきよ。だが、一念鬼神に通じるとも言うさ」シャキィンッ
小次郎「せやっ!」
慶次「むんっ!」
キィィィィイイイッッ!!!
【しかし小次郎も劣らずの怪物である。隙を見つけては慶次の槍の間合いに入って剣撃をいれる技量と度胸をもっていた。】
慶次「あんたやるね」ニッ
アサシン「褒めたところで何も出んぞ」フッ
慶次「そりゃ残念だ」
慶次「それぇッ!」
アサシン「轟!」
________________
________________
慎二「なんとか変な骸骨から逃げ切った....」ゼェ....ゼェ....
慎二「どうせあいつらだけでなんとかなるだろう......」
遠坂「慎二!」
慎二「おわっ!?」
遠坂「何よそれ?サムライみたいな格好して.....」
慎二「まあ話せば長いんだ....」
遠坂「士郎達は?あんたもしかして1人なの???」
慎二「あいつらは先にいっちまったよ!」
遠坂「へー、あんたいま1人なのね?アーチャー、」
慎二(し、しまった。やられる....)
アーチャー「どうした、」
慎二「ひぃ!?」
遠坂「慎二を護衛して柳洞寺に向かってちょうだい。アタシは先に行くから、」
慎二「なっ」
離れます
m(_ _)m
遠坂「ボーッとしてないでさっさといくわよ!」
慎二「あ、ああ」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
キィィンッガチガチガチガチ(競り合い
慶次「へやっ!」バンッ
アサシン「っ!」バッ
アサシン「『物干し竿』は長物なれど、その槍を相手していたのでは少々不利か、、、、、」ニッ
慶次「.....言ってくれるじゃないか」
アサシン「このままでは拉致があかんな、、、、、一芸、披露仕る」チャキッ
慶次「ほぅ、」
アサシン「生憎、この生涯を剣に捧げた身でな.....」
慶次「俺と同じで剣の型なんかないと思ってたが、使うんだなアンタ」
アサシン「>>>>>!<<<<<」ズズズズ....
《ブシャァァアア!!!ドクドクドクドク....》
慶次「むっ?」
【小次郎の繰り出す殺気は慶次に死の未来を示唆し見せつける程の凄まじさであった。しかし、いくさ人であり『死人』でもある慶次は動じなかった。】
アサシン「「「」」」
【秘剣・燕返し】
慶次「!!」
【これはさすがの慶次も困った。『物干し竿』の長刀から繰り出される3つの斬撃が上下左右と『同時』に来るのだ。
長刀の刃渡ゆえ後ろに避けても逃げ切れず、3つの斬撃で守り切ることも避けきることも叶わない。
まさに回避不能の秘剣であった。】
慶次「「「うぉおおおおおお!!!!」」」ダッ!
小次郎「何っ!?」
【しかし、さすがの慶次である。回避不能と悟った『燕返し』に逆に捨て身で突っ込んだのである。】
キィィンッキィィンッザシュッッ!!
ドサッ....(慶次の片腕
慶次「おおおりゃぁぁあっ!!」
ガシッ
小次郎「がっ!?」グググググ
慶次「勝負あったな。俺が全力で力を入れればアンタの首を握り潰せるさ」キッ
ボタボタボタボタ......(血の音)
小次郎「防ぎきれない剣撃に対して迷わず片腕を犠牲にするとは....天晴れよ....」
慶次「俺は『死人』さ。死人が切られる事を恐れるかね?」
アサシン「やるな....さすがは天下一の傾奇者というわけか.....」
慶次「あんたも大概だ.....佐々木小次郎、いや名無しの権兵衛殿よ、強かったぞ」
アサシン「光栄だな.....」
慶次「むんっ!」ドゴッ
アサシン「なっ....!?何故....殺さん???」
慶次「なぁ〜に、大した理由はないさ。俺の気まぐれだよ。しばらく眠ってたらいいさ」ニコッ
アサシン「くっ....」ガクッ
慶次「さて....セイバー殿の後を追うとするかな」
慶次「むっ?」
???「待ちなさい!」
慶次「あれは、遠坂殿かな?」
遠坂「キャスターへの攻撃、手伝ってあげようと思って来たけど.....えっ?あんた腕取れてない!?」
慶次「こやつにやられましてな」
アサシン「」
遠坂「腕、貸しなさい。アタシが治療してあげるから」
慶次「助かるよ、」
離れます
m(_ _)m
>>382続き
遠坂「なかなか無茶なことするわね。」
《《《魔術行使中》》》
慶次「ほぅこりゃたまげたね〜!」グーパーグーパー
遠坂「完治したわけじゃないから繋げた腕は使わないほうがいい。まっ、費用は慎二に後で払わせるとして、、、」
慶次「さてさて、セイバー殿の加勢にいきますかな、」
遠坂「急ぐわよ!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
キャスター「あらあら、意外と頑丈ね」ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、
セイバー「がっ.....、」
ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、
士郎「セイバー!!」
セイバー「シロウ!私のことはかまいませんッ!!それより.....ッッ!!!」
葛城「!」ドッΣ
士郎「ぐわぁぁあああ!!!」
キャスター「その程度の力で攻めてくるなんてお笑い種ね」
葛城じゃなくて葛木やった
葛木「.....」
セイバー(キャスター単体ならまだしも....この男は厄介だッ!!)
士郎「そんな....ぐっ....先生が、」
キャスター「私の強化を受けているとはいえ、宗一郎様は普通の人間よ」ニッ
葛木「!」グワンッ
セイバー「ぐっ!?」キィンッ
キャスター「いいのかしら?あなたのマスター、無防備よ?」キィィィィイ
セイバー「シロウ!!逃げてくださいッッ!!!」
士郎「!」
キャスター「逃がさないわ!」パウゥーーッ!!
離脱
パパウパウパウ
擬音は勘弁勘弁
なんか思ったより長くなってしまってどうしよどうしよってなってきたけどサーヴァント全員顔合わせするまではやりきったほうが良いよね?
なるほど、とりあえずダラダラと続き考えたら書いてきます
(`_´)ゞ
>>395続き
ドゥゥーーーーッ!!
士郎「こ、こんなところで....ッ!」
山門『』Σドーーーンッ!!!
慶次「どぉぉりやぁあ!!」バシィッ!!
松風『!』
遠坂「馬ごと突撃とか無茶苦茶よ!!」
ド、ド、ド、ッ
士郎「遠坂!」
遠坂「無駄口叩く暇があるなら戦いに集中して!」
慶次「助太刀に参った」
セイバー「かたじけない.....!!」ハァ....ハァ....
慶次「こりゃ驚いた。『キャスター』って奴は女(おなご)だったとはな〜!」
セイバー「慶次殿、油断してはなりません!あの女は正真正銘の魔女です!」
キャスター「これは残念な展開ね....私の『飼い犬』は足止めすらできないなんて」フッ
慶次「」ピクッ
キャスター「たかだか『ライダー』のクラスを仕留めるどころか返り討ち....魔力が勿体なかったかしら?」
慶次「「「利いたふうな口をきくなーー!!!!!」」」
キャスター「ひっ!?」ビクッ
葛木「」キッ
【己の全力を以って戦った『漢』が『飼い犬』などと馬鹿にされた挙句に役立たずの烙印をおされる。例え、それがさっき戦った敵であっても慶次にとっては許しがたいことであった。】
慶次「キャスターとやら!己の利のために無関係の人を殺し、自分の仲間を罵倒する様は同じ英霊の諸行とは思えぬッッ!!ゆえ、貴様は獣と同じ様に斬り伏せてくれるッ!!」キッ
キャスター「偉そうなことを言っていられるのも今のうちよッ!!」ボゥッ
セイバー「気をつけろー!慶次殿!」
キャスター「私の高速神言は剣士の刃にさえ先んじる....そんなナマクラで挑もうと思うのは間違いよッ!!」
ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、【紫光弾】
遠坂「避けて!」
士郎「逃げるんだ、慶次さん!」
慶次「飛べぇー!松風ぇー!!」
松風『〜ッ!!』ダッ!
葛木「!!!」
キャスター「そんなっ!?」
慶次「うぉおおおおおおお!!!」ブンッ
松風『!』
キャスター「くっ!」
ザシュッッ
キャスター「!」
ドサッ.....
葛木「....キャスター」
キャスター「ぐっ....うぅ....」
キャスター「宗一郎....宗一郎様だけでも逃げてください....」
葛木「ここは私が戦う....お前は逃げなさい....。」
キャスター「....ダメです!そんなことをしたら......宗一郎様が.....」
セイバー「慶次殿!早くトドメを!」
慶次「やめときな、」サッ
セイバー「なっ?」
葛木「....ここからは私が相手だ」キッ
慶次「キャスターとやら。傷は浅いから死にはしないさ。あんたぐらいの魔術師なら治せるだろうよ。」
キャスター「くっ....」
慶次「二度と姿を現わすな、もしまた人を襲う事があるなら、俺があんたを間違いなく斬り伏せてくれる」
遠坂「えっ!?嘘ッ!?」
士郎「.......」
キャスター「....後悔してもしらないわよ?」
慶次「さっさと行かんかーッ!」クワッ
キャスター「くっ、」スゥゥ
葛木「....すまないな」
セイバー「何故逃したのだ!?」
遠坂「もう何も言う気力もないわ....」
慶次「何故だろうねぇ.....なんとなくかな」ニッ
遠坂「呆れた....」
【慶次は察しの良い男であった。キャスターの恋慕の情に気づき情けをかけてやったのである】
遠坂「で、またキャスターが活動を開始したらどうするわけなの?」
慶次「手前にもわかりませんな。まっ、その時はその時でまた考えるさ」
セイバー「まったく....あなたという人は身勝手で、自由だな」フッ
遠坂「あぁ....もぅ....」
アーチャー「.....用事は済んだようだな」
慎二「とりあえず僕の出番はなかったみたいで安心したよ」
慶次「ったく〜!慎二よ、来るのが遅すぎるな〜!」
慎二「うるさいな!先に馬で走って行ったのなんか追いつけるわけないだろ!」
慶次「相変わらず元気で何よりだよ」
慎二「な、なんだよ突然、、」
慶次「よしっ!帰るぞ!」
慎二「はぁ!???」
セイバー「そうですね、ひとまず休みましょう」
士郎「....お腹すいたな」
遠坂「もう、何しに来たかわかんない....」
アーチャー「....まったくだ」
ーーーーーーーーーーーーー
離れます
ーーーーーーーー
Fate/ー雲の彼方にー
【キャスターとの一件の後、慶次はつかの間の平和を楽しんでいた。】
慶次「むんっ!」バシッ
的『』ドッ
美綴「的中!」
弓道部員達
『すっげぇぇ!ど真中だ!』
『しかも的が真っ二つ!』
桜「流石ですね、慶次さん」
慎二「なんでこいつがここにいるんだよ......」
美綴「こりゃうちの弓道部も負けてらんないな」
【暇を持て余した慶次は慎二や桜の通う学校に遊びに来るのが習慣になっていた】
慶次「はっはっは、動かない的を狙う事なら難しいことではござらんよ」
弓道部員達
『なんだこの弓は!?鉄???鉄で出来てる!?』
『うおおお!か、硬くて引けない!?』
慶次「あんたらには無理かもな」ガシッ
鉄弓『』グイーーッ
弓道部員達
『おお〜!』
美綴「鉄弓を軽々と引くとはたまげたな〜」
慎二「ったく、そんなんで騒いでないで練習しろよ」
美綴「おや、今日は何時にもなく熱心に練習してるな?慎二、」
慎二「う、うるさい!」
【慎二としては慶次の存在は秘密にしたかったのだあったが、慶次にとってはそんな意図など知ったことではなかった】
的『』バシッ
慶次「ほほぅ〜、慎二は意外と弓が使えるんだな」
慎二「ふん、できて当たり前さ////照」
慶次「ったく〜褒めておるのに素直じゃないな〜」
慎二「か、帰れよ!」
桜「ふふっ」
美綴(慎二、なんか変わったな、、、)
ライダー・セイバー同盟を利用して、桜が衛宮邸に入り浸るような話もできれば是非
凛の代わりに士郎に状況説明したり、魔翌力供給してもいいのよ?
現代の衣装なら慶次の好みどんなんだろ。
【最初は慶次の派手な身ナリに驚いていた弓道部員達も今ではすんなりと慶次受け入れてしまった。】
慶次「美綴殿といったかな?」
美綴「どうしたんだい?慶次さん、」
慶次「これからも慎二をよろしく頼み申す」ニコッ
美綴「ああ、かまわないさ」ニッ
ーーーーーーーー
ーーーーーー
慎二「なぁ、学校の帰りぐらい姿を消せよな.....」
慶次「そんな必要あるかね?」
松風『』
慎二「目立ちすぎだろ!」
桜「最近のお兄様ったら、なんだかよく喋るようになりましたね」
慎二「一つ言わせてもらっていいか、何で桜は何時も松風に乗せてもらってて僕は乗せてもらえないんだ!」
慶次「それはもう単純な理由さ。松風が『桜殿は好きだが慎二は嫌』だと言っているからな」
慎二「はぁ?なんだよそれ、屁理屈じゃないかー!僕も乗せろー!」
慶次「、やめとけ」
慎二「こうなったら無理矢理にでも乗ってy.....」ガッ
松風『!』ガブッ
慎二「ぎゃぁああああー!!」
慶次「はっはっはっは!」
桜「ふふふふっ」
【こんなに楽しく笑ったのは何時以来だっただろうか、兄妹の仲が子供の頃に戻ったかのような気がして桜は内心嬉しく思った】
慎二「っ痛ー!」
慶次「だから言ったろう?」
松風『』キッ
慎二「ちっ、僕もオマエが嫌いだよ....」
桜「松風は悪い子じゃありませんよ、お兄様」
慶次「松風も腹の底から嫌ってるわけじゃないさ」フッ
ーーーーーーー
離れます
m(_ _)m
あれ?桜の慎二の呼び方って兄さんじゃあなかったっけ?
>>446
ほんまや兄さんやったわ気をつけるわ
どちらかといえば可能なら日常パートオンリーでやりたいぐらい慶次は日常パートが楽かな.....
先の展開とか適当に書いてるだけなので、リクエストあったら取り入れようかと思ってます
m(_ _)m
>>443続き
ーーーーーーーーーー
ー衛宮宅ー
【セイバーとの同盟の一件以来、桜が手伝いに行く関係もあり慎二達ライダー陣営は士郎の家で食事を共にすることが多くなった】
桜「煮物が炊き上がりました、」
士郎「おう、ありがとな」
セイバー「慶次殿、食事中に悪いですがこの先の戦いについて話があります」モグモグ
慶次「ん、なんだい?」
遠坂「真面目な話なんだからちゃんと聞きなさいよ?」
慎二(.....なんか人多くね?)
セイバー「現在、アーチャーとライダーとこの私セイバーの3組のサーヴァントが同盟?のような感じでここにいます、」
慶次「ふむふむ」
遠坂「で、慶次が倒さずに見逃したサーヴァントが二体いたわね?」
慎二「キャスターとアサシンの二体か」
遠坂「これで五体のサーヴァントの存在は確認できてるわけ、」
慶次「なるほどなるほど、だったらあと二体かな?」
慎二「ライダー、アーチャー、セイバー、アサシン、キャスター以外の二組。バーサーカーとランサーの所在が不明ってわけか」
遠坂「私の予想なんだけど、恐らくは『アインツベルン』の陣営がバーサーカーを召喚している、、、」
士郎「アインツベルンとかよくわかんねえけど、俺を襲ったサーヴァントはランサーって奴だよな?」
セイバー「間違いありません。」
遠坂「どうも引っかかるのよね、、、アインツベルン以外のもう一人のマスターが誰なのかが、、、」
慶次「まあなるようになるだろうさ」
遠坂「もう!そうやってまた気分で敵を逃しちゃうんでしょ!」
慎二「まったくだ」
セイバー「」モグモグ
ーーーーーーーー
〜翌日〜
【慶次と慎二は遠坂凛の勧めで『言峰教会』に向かっていた。】
慎二「珍しいな、慶次は面倒くさがって行かないと思ってたけど」
慶次「なあに、暇なんでな。聖杯戦争の『監督役』とかいう胡散臭い奴に会ってやろうと思ったわけよ」
慎二「ところで、あえて聞きたいんだけど。」
慶次「なんだい?」
慎二「慶次はどんな願いを叶えたくて聖杯戦争に参加してきたんだ?」
慶次「ん?叶えたい願いなんか特にないでござるよ」
慎二「はぁ?なんだよそれ!?」
慶次「面白そうだから来てやっただけさ」ニッ
慎二「まっ、お前らしい考えだよな」
慶次「で、お前さんは?」
慎二「う〜ん、そうだな、、、」
慎二「強いて言うなら『魔術』を使えるようになることか、」
慶次「それはどうしてかな?」
慎二「簡単な話さ、優秀な僕がさらに優秀になれば見下した輩を見返せるだろ?可能性があるなら全力で挑んだって悪くないとおもってね」
【それは本人も気がついていない無意識な心の変化であった。己の悲惨な境遇を他人のせいにして燻っていた間藤慎二が、前向きに生きていく決意をしたのだ。これには慶次も驚いた】
慶次「そりゃ悪くないな。はっはっはっは」
慎二「笑うな!恥ずかしいだろ!」
離れます
m(_ _)m
>>456続き
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ー言峰教会ー
綺礼「やぁ、間桐慎二くん。こいつが君のサーヴァントか」
慎二「そうです」
慶次「ふむ」スパスパー
【慶次はなんとなく、監督役の「言峰綺礼」という男が気に入らなかった。】
綺礼「教会内は禁煙だ。」
慶次「おっと、これは失礼」スッ
綺礼「では、慎二君よ。また何か困ったことがあれば来てくれたまえ」
慎二「お願いします」
慶次「.........」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ー教会外ー
慶次「あの『言峰綺礼』という男、なんとなく苦手だなぁー」
慎二「おい、あまり監督役に失礼なことするんじゃないぞ?サーヴァントを失ったマスターを保護してくれたり世話になる可能性もあるんだぞ?」
慶次「いや、あいすまんな。これは俺の勝手な好き嫌いの話よ」
慎二「まっ、最も世話になるつもりなんか微塵もないけどね」
慶次「おまえ!言いよるな〜!」
慎二「そう簡単に脱落する気はないさ」
???「わ〜い!すっごく大きなお馬さんー!」
慎二「ん?」
慶次「そうだね、松風は大っきなおうまさんだよ。」
慎二「こ、子供?外国人の?」
イリヤ「こんなお馬さん見たことないな〜」
【帰路についたライダー陣営の前に現れた少女は宝石のような娘であった。雪のような白い肌と髪の毛、整った顔立ちに紅玉のような瞳。この謎の少女の笑顔には思わず慶次も微笑んだ。】
慶次「そりゃそうさ、こやつ程の名馬はこの世に二つとなかろう」
慎二「まあ、僕も最初は驚いたね」
イリヤ「でも、大きさなら、あたしの『バーサーカー』の方が大きいかな〜!」
慶次「へぇ〜?そりゃ本当かい?」
慎二「えっ!?」
ズン、ズン、ズン、ズン、
バーサーカー《グゥゥ....》
慶次「ほほぅ、こりゃ驚いた!確かに大きいねぇ〜!」
慎二「感心してる場合か!こいつはサーヴァントだよ!」
イリヤ「初めまして、私の名前は『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』」ニコッ
慎二「あ、アインツベルンだって?」
バーサーカー《.......ウゥ》
慶次「で、お嬢ちゃんが俺たちに何の用だい?」
イリヤ「決まってるじゃない、殺しにきたのよ?」
慎二「やっぱり!?」
イリヤ「やっちゃえ、バーサーカー!!」
バーサーカー《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!》
・・・・
テスト
■
テスト
>>468修正
イリヤ「初めまして、私の名前は『イリヤスフィール・フォン・アインツベルン』」ニコッ
慎二「あ、アインツベルンだって?」
バーサーカー《.......ウゥ》
慶次「で、お嬢ちゃんが俺たちに何の用だい?」
イリヤ「決まってるじゃない、殺しにきたのよ?」
慎二「やっぱり!?」
イリヤ「やっちゃえ、バーサーカー!!」
バーサーカー《■■■■■■■■■■!!!》
慶次「「「うおぉぉおおおおおおおおお!!!!」」」クワッ
ズンッ、ズンッ、ズンッ
バーサーカー《■■■■■■■■》
慎二「ひぃぃいこっちにくるな〜!」
慶次「あんたの相手は俺だッ!」ガシッ
ググ、ググググ
バーサーカー《.........ゥウ》
慶次「くっ....こりゃ驚いた....なんて馬鹿力だ!」ワナワナワナ
グググググググ、
【慶次も力には自信があった。その怪力は巨大な鉄製の朱槍を軽々と振り回す程である。しかしこのバーサーカーという男は慶次のそれを上回っていた。】
ググググググ
慶次「てりゃっ!」ドゴッ(金的
バーサーカー《........グゥゥ》ギロ
慶次「.......どうやら体も強いようだな」ググググググググググググ
バーサーカー《■■■■■■■■■■!!!》ドーーンッ(前蹴り
慶次「ぐぉぉおおおおお!!」ガッシャーーンッ
【バーサーカーの蹴りはガタイの良い慶次の体を軽々と吹き飛ばした。これには慶次もタダではすまなかった。】
慶次「うっ.......」ガラガラッ
イリヤ「サーヴァントを殺したら次はマスターよ、バーサーカー!」
ズンッ、ズンッ、ズンッ
バーサーカー《!》
慎二「慶次ィー!」
ドドドドドドドドド
松風『!!』クワッ
ドドトドドドドドド
バーサーカー《!?》バッコーーーンッ!!
ズドドドーンッ!
慎二「松風!」
イリヤ「バーサーカー!?」
慶次「痛っ....助かったよ松風、」
慎二「い、今のうちに逃げるんだ!」ダッ
イリヤ「......ちっ」
バーサーカー《.......ウゥウ》シュゥゥゥゥウウウ
離れます
m(_ _)m
バーサーカーが筋力A+なので慶次はA相当かと
まず話し方がおかしすぎるだろ
>>1は本当に原作読んだが疑問レベル
詳細は忘れたけど、サーヴァントは現界するときにある程度の知識を覚えた状態で召喚されるって話があったからヘラクレスについて知ってる可能性はあると思うのよ
>>481
うろ覚えな部分あるから勘弁してくれ
そのつど指摘してくれたら直しやすいからありがたい
m(_ _)m
数日程はなれますノシ
月曜ぐらいからまた書きます
m(_ _)m
>>474続き
ーーーーーーーー
士郎「こりゃ凄いなぁ....」
遠坂「凄い痣ね....何があったの?」湿布ペタッ
慶次「痛ッ、」
慎二「『バーサーカー』の襲撃にあってね、ご覧の有様さ。」
セイバー「あなた程の者がここまで押し切られるとは、、、奴の実力は侮れません」
慶次「あの『ばあさあかぁ』という漢とはいずれまた戦うことになるだろうさ」ふっ
【バーサーカーの圧倒的な実力を目にしても尚、生来のいくさ人としての血が慶次の心を熱くたぎらせていた。】
遠坂「なんで笑ってるのかよくわかんないけど、、アインツベルンの脅威は避けられない課題よ」
アーチャー「......なら、どうする?」
慎二「どうする?って言われてもな、、、、」
セイバー「こちらの勢力が万全なうちに強襲をかけては?」
慶次「あの漢とは手前自らで決着をつけようと考えておる」
遠坂「ーーーはぁ!?嘘でしょ???」
慶次「確かに全員でバーサーカーを討てば確実に倒せるかもしれんさ」
慎二「だからそうしろって!」
慶次「しかし、それじゃあなんにも面白くないとは思わんか?」フッ
セイバー「あなたという人は」フッ
遠坂「もぉぉお〜〜!!あんたが何か言い出すときはホントにロクでもない!!!勝手にしなさいよーーー!!!」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーアインツベルン別荘ー
どべーーん
慶次「「おーーい!ばあさあかぁー殿よおるかーー!!」」
松風『』
門『』....シーン
慶次「「今日はお主と戦う為にいくさじたくをして馳せ参じたーー!!」」
松風「」
門『』Σドッカーーンッ!
バーサーカー『グゥウゥゥ....』ズンッズンッ
イリヤ「ほーんと、わたしのお家にわざわざ来てくれるなんて、、、ーーーいい度胸してるわね!」
慶次「手前はライダーのクラスで召喚された。名は前田慶次郎利益と申す者。」
バーサーカー『■■■■■■■■ーーーー!!!』
慶次「いざ、尋常にっ!」
松風『!!!』
ーーーーーーー
【時間にして小半刻(約30分)にも満たない時間がたった。バーサーカーの12の試練を前に、慶次は次第に追い詰められていった。】
バーサーカー『』グジュゥゥウウゥ
慶次「ほ〜、首が無くなっても復活するとはあんた不死身かい?」
いったん離れます
>>504
戦国大戦プレイヤーは本スレにおかえり
しかし、慶次も小次郎と似たような英霊だよな。実在したけどよく分からず殻を被せられるっていう
>>505
分かっている情報は「武勇に優れていた」「天下人相手に傾いた」「そのうえ教養もあった」だからな
「宮本武蔵と戦ったらしい」「燕返しという剣技を使ってたかもしれない」ぐらいの小次郎とはかなり差があるぞ
>>499続き 途切れ途切れですいません
m(_ _)m
イリヤ「いいわ、やりなさいバーサーカー!そんな生意気なやつ、バラバラにしてかまわないんだから......!」
バーサーカー「.........グゥゥ」ズンッ、ズンッ
慶次(体は強靭、殺しても復活する。おまけに同じ手は2度と食わんときたか....こいつはまいったなぁ)フッ
イリヤ「死んじゃいそうなのに笑ってるなんて、変なの.....」
慶次「まだ死ぬと決まったわけじゃあござらんさ....!」
イリヤ「威勢がいいもいまのうちよ.....やっちゃえ、バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■■■■ーーーッ!!」ブォッ
慶次「ぉぉぉおおおおおおおーっ!!!」ブワッ
ピタッ
ピタッ
バーサーカー「......??」
イリヤ「ーーどうしたの!?どうして攻撃を??」
慶次「むっ、」
???「どうした、続けろ。もっと我を楽しませんか、雑種ども」
【この男の異常な気配を感じ慶次とバーサーカーは自身の得物を持った手の動きを止めた。金色の髪に朱色の瞳、当世風の衣装を身にまとっているが人間の類ではないことは明らかであったのだ。】
ギルガメッシュ「傾いた姿の大男と半裸の巨人。なかなか面白い絵面だぞ?」
イリヤ「....誰?ここに来てる時点で普通の人間ってことは無いわね、、」
バーサーカー「.....ゥゥウウグゥ」
慶次「お前のことなんか知ったこっちゃない、人様の果たし合いを邪魔してくれるな」
ギルガメッシュ「雑種風情が....我に口答えするか、」
慶次「悪いがあんたの事なんか知ったこっちゃないんでね、」
ギルガメッシュ「貴様、」キッ
ブォンッ(王の財宝
イリヤ「何なの....こいつ?」
バーサーカー「........ォオオッ」
慶次「あんた、曲芸師か何かかい?」
ギルガメッシュ「その我に対する無礼な振る舞い、万死に値するぞ」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、(射出音
慶次「むっ!?」チャキッ
慶次「それそれそれそれそれーーっ!!!」カキィンッキンキンキンキュインッ
ギルガメッシュ「ほぅ、アレを凌いだか、だが」
ブォンッ(背後から
シュッ
慶次「なっ!?」
ザシュッッ
慶次「こいつは驚いたな....!」
ギルガメッシュ「そこでしばらく大人しくしていろ。用が済んだら殺してやる」
イリヤ「バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■■■■
!!!!」ブワァッ
ギルガメッシュ「邪魔だ、」
ド、ド、ド、ド、ド、ド、(射出音
バーサーカー「■■■■■■!!」ズンッ、ズンッ、ズンッ
【王の財宝により射出された宝具の嵐はアインツベルンのバーサーカーを以ってしても生半可な攻撃ではない。だが、バーサーカーは止まらなかった。それは主君であるイリヤスフィールを守ると誓った漢の決意からもたらされる力であった
】
ギルガメッシュ「.....ふん、」
宝具
天の鎖
ガチッ
バーサーカー「!!!」ググググググググググ
ギルガメッシュ「無様だな、」
イリヤ「....そんな、いや」
UBWのアニメ版見てから書き直してきます
m(_ _)m
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