とあるが「帰ってきた[たぬき]」の設定。つい最近10年前の[たぬき]の声優・大山のぶ代さんのニュースが流れていたので改めて1998年の「帰ってきた[たぬき]」を拝見させてもらいました。いや~やっぱ昔の[たぬき]最高ですね!!
とにかく振り返ってみていつも書いてるとあるSSに盛り込みたくなりましたので投下していきます!!
※インデックスは現在のイギリス ジョージ王子の娘の設定。時系列がおかしいと思いますが、ジョージ王子が87歳ぐらいのときに、やっと生まれた一人娘ということで脳内に補完してください。
また、原作(「帰ってきた[たぬき]」)とは多少異なる描写かもしれませんが悪しからず。
それでは、どうぞ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431609759
上条「うわー」ダダダ
御坂「待てっていってるでしょ!!」ダダダ
上条「待てといわれて待つ人なんているか!」ダダダ
御坂「こうなったら」ビリビリ
上条「不幸だああああ!!!」ダダダ
上条宅
上条「インデックス~またビリビリがイジメてきやがるよ~」ううぇん
禁書「……」
上条「どうしたんだインデックス?」
禁書「当麻、ずっと言い出せなかったんだけど……」
上条「?」
禁書「わたし22世紀のイギリスに帰るんだよ」
上条「……え?」
上条「えええ!?」
禁書「……」
上条「……」
禁書「」コクリ
上条「……」ポロポロ
禁書「……」
上条「うっ、いくなよ~インデックス~」ブワッ
禁書「当麻~わたしもわかれたくないんだよ!!」ブワッ
禁書「でも、わたしが帰らないとイギリスを治める女王はいないんだよ~」ポロポロ
上条「そうだよな……インデックスはあのジョージ王子の一人娘だもんな……」フキフキ
上条「ま、まあインデックスが帰っても御坂にも勝てるし、テストの点だって百点とれるように頑張るから」
禁書「うん」
上条「俺なら大丈夫だから」ニコッ
禁書「……うん」
夜
上条「インデックス散歩しよう」
禁書「うん」
上条「上条さんが奮発した夕飯は美味しかったか?」
禁書「美味しかったんだよ、とても」
上条「そうか、それならよかったよ」
とある公園のシーソー
禁書「本当に当麻はわたしがいなくて大丈夫なの?」ギィ
上条「大丈夫だって、昼にも行ったとおり御坂にも負けねえし」ギィ
上条「勉強だって頑張るよ」ギィ
上条「だからさ、安心してインデックスは帰っていいよ」ギィ
禁書「」ブワッ
禁書「ちょっと、トイレなんだよ!!」ダダダ
上条「ふっ、インデックスの奴そんなに涙を見せたくないなんて……」
10分後
上条「ヘックシュ!!」
上条「インデックスの奴遅いなあ」
上条「捜しにいってみよう」ダダダ
ドガッ、バタン!!
上条「イテテ」
?「イタタ~」
上条「あっ、ビリビリ!?」
御坂「なっ、なんでアンタが!?」
御坂「そ、そうだ! 昼間はよくも逃げてくれたわね~」ビリビリ
インデックス「ん? ちょっと遠くに来すぎたかも……」
インデックス「戻ろ」ダダダ
とある公園
インデックス「当麻~あれ?」
インデックス「誰もいないんだよ」
土管のなか
御坂「ちょっ、どこ触ってんのよ///」ボソボソ
上条「悪い、ちょっとインデックスが行くまで我慢してくれ」ボソボソ
御坂「ふん、アンタがあのシスター抜きで私と戦おうなんてどういう風の吹き回しかしら」ボソボソ
上条「いつものことだろ?」ボソボソ
御坂「まあ、そうだけど……」ボソボソ
インデックス「さきに帰っちゃったのかな」ダダダ
上条「よしっ、行ったな」
御坂「アンタが逃げないなんてね」
上条「つべこべ言わずかかって来いビリビリ!」
御坂「ビリビリ言うなあああああああ///」ビリビリ
インデックス「あれ? 家にも帰ってきてない……」
インデックス「どこ行ったの当麻?」
とある公園
上条「ハアハア、これで懲りただろビリビリ?」パリーン
御坂「まだよ、まだ終わってないわ!!」チャりん
上条「超電磁砲は俺には喰らわないぞ」
御坂「それはどうかしら」ジャラジャラジャラ
上条「おまえ! ゲーセンのコインそんなに持って帰ってきちゃダメだぞ!」
御坂「う、うるさい///」
御坂「とにかく、あんたの右手は連続性に弱いことはお見通しなのよ!」
上条「だけど、お前。一日に撃てる数が決まってるんじゃ」
御坂「そう、私は一日に4発しか撃つことができない」
御坂妹達「「「「「なら、私たちが一人一発ずつ撃てば約一万回は撃てることになります……と御坂は単純な計算をあなたに教えます」」」」」ゾロゾロ
上条「御坂妹達だと!!!?」
上条「それは卑怯すぎるんじゃないか御坂!!」
御坂「勝てればいいのよ、勝てれば」ふふふ
上条「なんか一瞬ジャイアンの影がみえたような……」
上条「てかなんでお前らもこいつに協力してんだよ!!」
10032号「それはお姉さまが私たちにゲコ太の人形を買ってくださると言われたので仕方なk」
上条「仕方ないなら了承すんじゃねえ!!」
御坂「射撃よーい!!!!」
御坂妹達「「「「「ガチャ!!!」」」」」
上条「くっ!」
上条「(なにかこのピンチを乗り切る方法はないのか……)」
上条「(なにか……!?)」
御坂「発sy」
上条「おい妹達!! 遊園地連れて行ってやるから攻撃をやめてくれ!!!」
御坂妹達「「「「「」」」」」ピクッ
10032号「……それは本当なのですか?」
上条「ああ、本当だ」
10032号「そうですか……おい、野郎ども撤収だ!……と近所迷惑も考えないで高らかに撤退の合図をおくります」
御坂妹達「「「「「おおおお!!」」」」」ダダダ
10032号「それじゃ楽しみしてますよダーリン……と御坂はデートを心待ちにしてます」テクテク
上条「ふう、なんとか危機は乗り越えたな」
御坂「……るい」
上条「ん? どうしたんだ御坂?」
御坂「ずるい」
御坂「私でも誘われたことないのに」シュン
上条「もしかして御坂も遊園地行きたかったのか?」
御坂「」コクリ
上条「しょうがねえな、お前も連れて行ってやるよ!」
御坂「ほ、本当!」パァ
上条「ああ、だから今日は遅いから寮に帰れ」
御坂「うん、わかった!」
御坂「じゃあね///」フリフリ
上条「ああ、じゃあな」フリフリ
上条「はあ、おかしなビリビリだったぜ」
上条「それより、どうしよう……一万人も養えるほどの財力を上条さんは持ち合わせてないのですよ」ガクガク
インデックス「あっ、当麻!!」
上条「おう、インデックスか」
インデックス「さっき、短髪とすれ違ったんだけど」
上条「そうそう、上条さん御坂に勝ったんだ(いつものことだけど)」
上条「だからインデックスは安心して22世紀に帰れるな」
インデックス「うん!」
インデックス「(短髪、妙にニヤケてたけど勝ったんだね)」
上条の風呂
上条「スースー」
インデックス「…………当麻」ニコッ
インデックス「う……うう……」ダダダ
机の引き出しにイン
翌朝
上条「う、う~ん」バサッ
上条「あ、あれインデックス?」
部屋「シーン」
上条「はあ、別れも告げずに帰りやがって……」
上条「ヒャッホホホホ!!!!!! これで上条さんの家計は安泰だあああああ!!!!」
上条「YES!! YES!!」
ピンポーン
上条「ん? 誰だこんな早くから」
上条「ま、まさかインデックスか!?」
上条「いや、そんなはずはない! と、とにかく出てみるか」恐る恐る
上条「……はい」ガチャリ
御坂「デート///」
御坂妹達「「「「「デート……とあなたに約束を果たしてもらいます///」」」」」
上条「忘れてたああああああ!!」
結局、インデックスが帰っても家計を圧迫された上条であった。
以上なのである。
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