くるみ「あれから8年経って」 (39)

Yes!プリキュア5GoGo!のSSです

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わたし美々野くるみ!

わたし達がプリキュアとして戦ってから8年の時が経ち、皆も夢を叶えて……

かれんは大学を卒業してお医者さんになっているわ

そしてわたしはそんなかれんを支えてあげる立派なお世話役、ってところかしら?

そう、今わたし達は二人っきりで愛を育んでいるのよ!

……まぁわたし達の生活が成り立っているのはかれんの実家から大量の仕送りが来ているからなんだけど

それでもお嬢様育ちで若干浮世離れしたかれんを食事面でも生活面でもしっかりサポートしてあげるのが今のわたしの役目よ

くるみ「かれん、朝よ 起きて起きて」

かれん「ううん……」

かれん「あっ…… ごめんねくるみ、毎朝起こしてもらっちゃって……」

かれん「自分一人で起きられないなんて、まるで子どもね」

かれんはその美しい顔で少し自嘲気味に笑う

くるみ「いいのよ、かれんは毎日夜遅くまで仕事してるんだから」

そう、未だに一人じゃ起きられないのぞみとは違うのよ

くるみ「朝ごはん出来ているわ、一緒に食べましょう」

かれん「ありがとう くるみ」

かれん「今日もとっても豪勢な朝食ね」

彩り豊かな朝食を見てかれんは微笑む

くるみ「当然よ、かれんは毎日夜遅くまで働くんだからいっぱい食べて健康にならないと」

かれん「でも……朝からこんなに沢山の料理を作って、それにお弁当まで……くるみの負担になっているんじゃないかしら……」

かれん……

くるみ「かれんはそんなこと気にしなくていいの!」

くるみ「わたしが一生懸命朝食を作るのも、お弁当を作るのもかれんに喜んで欲しいからなの」

くるみ「かれんが喜んでくれるなら毎朝早起きするのなんてへっちゃらよ」

くるみ「だからもしわたしの負担なんじゃないかって思うなら、笑って」

くるみ「かれんが笑って食べてくれるなら、それでわたしは報われるわ」

かれん「くるみ……」

かれんはまだ何か言いたげだったけどわたしはそれを遮った

くるみ「さっ、冷めないうちに頂きましょう?」

かれん「…… そうね」

くるみ、かれん「いただきます」

かれん「うん、今日も美味しいわ」

くるみ「えへへ」

わたしは見つめる、かれんの細く綺麗な指が巧みに箸を操る様を、ふっくらとしたお米が同じくふっくらとした唇に運ばれる様を

あれ、箸の動きが止まった

かれん「くるみ…… そんなに見つめられると食べづらいわ……」

くるみ「あっ……ご、ごめんなさい」

わたし、かれんに気付かれるくらいまじまじと見つめていたのかしら…… 恥ずかしい……

かれん「ごちそうさま」

くるみ「お粗末さまでした」

くるみ「あっ、片付けはわたしがやっておくから」

かれん「そんな…… 片付けくらいは」

くるみ「時間、もう無いじゃない?」

かれん「? 出掛ける時間まではあと少しあるはずだけど」

くるみ「『アレ』やりたいから……」

わたしは口に出すのが恥ずかしくて、言葉を濁して目でかれんに訴える

かれん「あぁ…… ふふっ、わかったわ」

それでもかれんには伝わったようで、かれんは出掛ける準備を始めた

よし、これで何とか時間は確保出来そうね

くるみ「じゃあ……いい……?」

わたしは椅子に座るかれんの前で少し居心地悪く構えた

かれん「ええ、もう大丈夫よ」

くるみ「じゃあ……」

かれんは受け入れてくれる、もう躊躇う必要は無い

ミルク「ミルー」

妖精の姿となってかれんの膝の上で寝転ぶ、これがやりたかったのだ

ミルク「ミルぅ……」

かれんが頭を撫でてくれる、かれんの肌、においを全身で感じられる、なんて幸せな時間なんだろう

かれん「ミルクは甘えん坊ね」

ミルク「そうミル、ミルクはかれんに甘えるのがだーいすきミル」

きっと今のわたしの顔はとても他人には見せられないくらい緩んだものになっているだろう

それでもかれんになら、かれんになら甘えるわたしも、無防備なわたしも、全てを見せられるから……

ミルク「かれん、ありがとうミル」

わたしはかれんの膝から降り、人間の姿となる

くるみ「もう時間でしょ? 行かないと」

かれん「まだ時間はあるんだからもう少し乗っててもいいのよ?」

くるみ「うっ……」

かれんの誘いについ心が揺らぎそうになる、けど

くるみ「だめよダメダメ、わたしのせいでかれんが遅刻なんてことになったら嫌じゃない、さぁ早くいってらっしゃい」

かれん「そう、残念ね」

かれん「私もくるみを膝枕させてあげるの好きなのに」

かれん「それじゃあ ちゅっ」

くるみ「へっ……」

くるみ「な、何今の……?」

おでこに何か触れた気がするけど……

かれん「あら? 言葉にしないとわからないかしら?」

かれん「『いってきますのキス』よ」

くるみ「っ…………」

恥ずかしくて恥ずかしくて耳まで真っ赤になったわたし

そのわたしの耳元にかれんは口を近づけ囁く

かれん(今日は早く帰ってこれそうだから、続きは夜にしましょう?)

くるみ「んっ…………」

かれん「ふふっ、少し刺激が強すぎたかしら?」

くるみ「もうっ! からかわないでよっ!」

かれん「いってきます」

くるみ「うぅ…… いってらっしゃい」

本当はわたしがしっかりとお世話してあげて『出来る女アピール』したいのに、かれんにペース乱されてばっかり……

でも……熱くなるおでこは、耳は教えてくれる わたしの中のはっきりとした気持ちを

くるみ「かれん 大好きっ」

かれん「私も、大好きよ くるみ」

一旦休みます、ID変わりますが気にしないでください

今日は久々にのぞみ達と会える日

私たちの家でホームパーティーを行うことになっている

ただし、ココとナッツ、シロップは来ないわ

所謂『女子会』という趣のパーティーのようね

そして何故か今朝から息巻いている子が一人

くるみ「今日は気合い入れてお料理作らないとね、のぞみ達を驚かせてあげるんだから!」

かれん「ねぇくるみ、今日の『報告したいこと』って私にも秘密なの?」

そう、くるみは今日のパーティーで皆に『報告したいこと』があるらしいのだ

そして「サプライズで驚かせたいから」という理由で、その内容は私にも秘密ということになっている

くるみ「そうよ、みんなをあっと驚かせるサプライズだもの」

かれん「サプライズ、ねぇ……」

……本当にサプライズにしたいのなら私にも黙っておいた方がいいんじゃないのかしら?

くるみ「♪ パルパパルミエ~」

くるみはよほどそのサプライズが楽しみなのかさっきから鼻歌混じりに料理を作っている、料理はいつもと変わらず美味しそうだけれど

くるみ「♪ 正義(えいっ)ならば(やあっ)誇れる~」

あの子が楽しそうにしてる時って張り切り過ぎて空回りしちゃうことが多いのよね……

今回はそうならないといいんだけれど……

まぁ、おっちょこちょいな恋人を助けるのも私の仕事かしら?

かれん「くるみ、何か私にも手伝えること無い?」

くるみ「あっ、それじゃあテーブルの上にお箸とお皿用意しておいて」

かれん「わかったわ」

のぞみ「お邪魔しまーす!」

かれん「いらっしゃい」

こまち「久しぶりね、かれん」

のぞみ「すんすん」

のぞみ「なんかすっごいイイ臭いする!」

くるみ「ふっふーん! わたしとかれんが腕に縒りをかけて作ったのよ? 美味しいに決まってるじゃない!」

くるみ「ま、のぞみじゃ100年掛けても作れない料理でしょうね」

のぞみ「むっ、そんなことないもん! わたしだって料理くらいできるもん!」

くるみ「はぁ? のぞみが料理? 笑わせるわ」

りん「あー、実はそうでも無いんだよね」

くるみ「え?」

りん「最近はのぞみも『花嫁修行』? を頑張っててね、炊事洗濯家事一般なら一通りこなせるようになってるんだわ」

くるみ「そ、そうなの……」

のぞみ「えへへ、まぁね~」

うらら「凄いですのぞみさん!」

りん「まぁまだ危なっかしくて一人で任せておけるレベルには達して無いけどね」

のぞみ「もうりんちゃ~ん」

かれん「ふふふっ」

会話が彩る、笑顔が花咲く、久し振りの再会なんて感じさせないほど

やっぱりこの関係は一生続いていくモノ、きっとそうなのね

こまち「どうしたの? かれん」

かれん「うん、友達っていいな って改めて思ったのよ」

かれん「久し振りに会ったとは思えないくらい、会話も弾んで」

こまち「ふふふっ、かれんの言っていること、おばあちゃんみたい」

かれん「なっ、私まだ23才よ!」

こまち「ごめんごめん」

かれん「もう……」

くるみ「みんなお箸持った? それじゃ」

「いただきまーす!」

のぞみ「うわー! これおいしー!」

うらら「これもですよー!」

りん「ちょっと、あんたら口に物入れたまま喋らない! 子どもか!」

うらら「いやー、やっぱり皆さんに会うとつい昔の感じで……」

りん「まったく…… いつまでも学生気分じゃダメでしょ……」

くるみ「そうよ、わたし達はいつまでも子どもじゃないの」

りん「うん、そうだけど急に立ち上がってどしたのくるみ?」

くるみ「今日はみんなに『報告したいこと』があるの」

かれん「例のサプライズかしら?」

くるみ「ええ、そうよ」

こまち「サプライズ? 楽しみねー」

りん「普通驚かせるならサプライズって先に言っちゃダメでしょ……」

のぞみ「なになに~? 早く言ってよー」

くるみ「ふふふ、聞いて驚きなさい」

くるみは自信満々に言葉を発した、その言葉は確かに私たち全員を大きく驚かせるサプライズだったわ……

くるみ「わたし、かれんとの間に赤ちゃんを授かったの!」

中途半端ですがまた止まります

かれん「……」
こまち「……」
りん「……」

くるみのサプライズに開いた口が塞がらない人が三人

のぞみ「くるみおめでとー!」
うらら「名前とかってもう決めたんですか!?」

素直にくるみを祝福する人が二人

くるみ「ちょっと、流石に気が早すぎよ」

サプライズの成功でしてやったり顔な人が一人

りん「いやいや待てーい!」

くるみの祝福ムードを最初に破ったのはりんだった

のぞみ「どしたの? りんちゃん」

りん「いやフツーに考えて女同士で赤ちゃんはあり得ないでしょ!?」

のぞみ「へ? まぁでもくるみは妖精だし」

くるみ「そうよ! わたしは『そういうこと』はかれんとしかしてないし」

ちょっと……この子はさりげなく何てことを言ってるのかしら……

こまち「かれんはこのことを知っていたの?」

かれん「いいえ、完全な初耳よ」

こまち「えーっと…… そもそもくるみさんは何で妊娠したって思ったの?」

くるみ「つわりを起こしたのよ、それに最近……『アレ』も無いし……」

こまち「それだけ?」

くるみ「そうよ」

こまち「えーっと……」

こまちは困ったような目で私を見てきた、くるみに説明しろってことね……

かれん「あのね、くるみ」

かれん「女性同士だといくら、その……『そういうこと』をしても子どもは産まれ無いの、多分妖精でも」

くるみ「嘘よ、だったらわたしの不調は……」

かれん「『想像妊娠』って言ってね、『そういうこと』をした後にまるで妊娠したかのような状態になることがあるのよ」

くるみ「えーっと……じゃあわたしのお腹の中には」

かれん「……赤ちゃんは居ないわ」

くるみ「……」

くるみの顔が耳まで赤くなっていく、結局またいつもの早とちりだったわけね……

うらら「あの! あの!」

何とも言えない空気を物ともせずうららがキラキラとした目で手を挙げた

かれん「何、うらら?」

うらら「さっき『そういうこと』をしてるって言ってたじゃないですか」

うらら「『そういうこと』ってつまり『そういうこと』ですよね?」

かれん「ええ、そうなるわね」

うらら「わたし、今度同性愛者の役のオーディションを受けることになってて、詳しく話を聞きたくて」

うらら「それっていつもどんな感じでやってるんですか? 終わりは? それにそれに……

不味いわね、そろそろくるみのフォローに回らないと……

りん「ちょっと、うららそんくらいに

ミルク「うわーん! 恥ずかしいミルー!」

うららの質問攻めに耐えかねたのか、くるみはミルクの姿となってベッドルームまで走り去ってしまった、早く追わないと……

うらら「あっ…… ごごご、ごめんなさい! すぐにミルクに謝りに」

かれん「いいえ、ここは私に任せて」

かれん「あの子は繊細で気難しいから、ただ謝ってもダメなのよ」

うらら「え?」

かれん「きっと今あの子はこう思っているの、『わたしの早とちりのせいでかれんに恥をかかせてしまった』ってね」

のぞみ「そ、そんなことまでわかるんですか……?」

かれん「あの子のことなら何でもわかるわよ、だって私はあの子の繊細な所、人を思いやる優しい心全てを含めて、」

かれん「ミルクを、くるみを愛しているもの」

かれん「じゃあミルクのこと説得してくるから皆は少し待ってて」


りん「……」

りん「……かれんさん凄いわ」

りん「『何でもわかる』とか『愛してる』とか、少しのためらいも無く言っちゃうんだもん……」

こまち「ふふっ、かれんはそういう人よ」

こまち「自分の信じるものを、愛したものを貫き通せる強さを、かれんは持っているから……」

ベッドルームの前まで来た、当然鍵がかかっている

私はドアに顔を近付ける、こうすればミルクの声、ちゃんと聞けるわね

かれん「ミルク、早く帰ってらっしゃい」

ミルク「嫌ミル、今日はずっとここに居るミル」

かれん「どうしたの? 話聞いてあげるから何でも話して?」

ミルク「……」

かれん「私も皆も怒って無いし、ミルクのこと心配してるのよ」

ミルク「……」

やっぱりミルクは強敵ね、中々心を開いてくれないわ

かれん「それじゃあミルクが出てきたくなるまで私もずっとここに居るから、ここでお話しましょう?」

ミルク「……」

ミルク「……ミルクは、自分に怒ってるミル」

かれん「どうして?」

ミルク「ミルクが……いつもの早とちりをしたからミルクだけじゃなくてかれんにまで恥をかかせてるミル」

ミルク「そして、こうやってすぐに癇癪を起こしてみんなに迷惑をかけてるミル……」

やっぱり、私に恥をかかせたなんて考えているのね

かれん「ミルクは優しいのね」

ミルク「ミル?」

かれん「ミルクが怒る時はいつだって他人のため、今だって私のことを思っているからこそ自分に怒っている、そうでしょう?」

ミルク「そんな……ミルクはただワガママなだけで……」

かれん「我儘なのは自分の気持ちを貫く強さを持っているから、すぐに癇癪を起こすのも感受性豊かで繊細な心を持っているから」

かれん「ミルクは良い所が沢山ある、素敵な女の子よ」

ミルク「ミル……」

普段ならそろそろ出てきてくれる所だけど……

まだ出てこないってことは今回の件、よっぽど堪えたようね

ミルク「かれんは……なんでそんなに優しいミル?」

ドアの向こうから弱々しい、涙ぐんだ声が聞こえてくる

ミルク「ミルクはかれんの優しさが恐いミル……」

ミルク「かれんはいつだってミルクに優しくて、ミルクがどんなに失敗しても『好きだから』って言って許してくれるミル」

ミルク「でもそれは逆に言えばミルクのことを嫌いになったら……もうかれんはミルクの側に居てくれないってことミルっ!」

ミルク「だからミルクはかれんに嫌われないためにいつでも一生懸命で、でも空回りしちゃって、それでもかれんは許してくれて、そうするとまたかれんの優しさで不安になって」

ミルク「ミルクはめんどくさいミル、でもミルクにとってはそのかれんの優しさが恐いミルっ!」

ミルク「……」

かれん「……」

ミルク「大声出してごめんミル……」

ミルク……そんなことで悩んでいたのね……

かれん「ごめんねミルク、私ミルクがそんな悩みを持っていたなんて全く気付かなかったわ」

ミルク「かれんが謝ることじゃ無いミル……悪いのはミルクミル……」

かれん「私はミルクとこれからも、一生一緒に居たいって心から思っているわ」

ミルク「……」

かれん「って、こう言っても言葉だけじゃ不安ってそう思っているのよね?」

ミルク「……」

かれん「だったら約束してあげるわ、ミルクとずっと一緒に居てあげる約束」

そして私は今思い付いたサプライズ、でもずっと考えていたことを口にする

かれん「ミルク、私と結婚しましょう 愛しているの」

ミルク「……」

かれん「……」

ドアの向こうから反応は無い、少し突然過ぎたかしら……

やっぱりプロポーズはもっと雰囲気良く、ロマンチックな方が

くるみ「かれん!」

などと考えているといきなりドアが開いて

かれん「痛……」

私は勢いよく開いたドアに頭をぶつけた……

くるみ「あっ、あっ…… ご、ごめん!」

かれん「いいのよ」

部屋から出てきたくるみは入った時と同じく真っ赤な顔で、私に覆い被さるような姿勢で話し始めた

くるみ「そ、それより結婚してくれるってホント!?」

かれん「ええ、私はくるみに嘘は言わないわ」

くるみ「ホントのホントに!?」

かれん「本当の本当よ」

くるみ「かれん……」

かれん「あらあら、くるみのこと喜ばせるつもりだったのに泣かせちゃったわね」

くるみ「これは……うっ、嬉しくて泣いているのよ……」

かれん「おいで」

くるみの小さくて大きな体を私の胸に抱き寄せる、もう二度とくるみを不安にさせないように

くるみ「かれん……かれん……」

かれん「私は何処にも行かないから、好きなだけそうしてていいわよ」

くるみ「うん……」

このままくるみが落ち着くまでじっとしていよう、そう思っていると

のぞみ「わぁ……」

あの子達……何覗いているのかしら……

私は口に出さず「何処か行って」と伝えた

幸い皆察してくれたようですぐにリビングに戻ってくれた


かれん「くるみ」

くるみ「何、かれん?」

かれん「ちゅっ」

これは誓いのキス、もうくるみを不安にさせたりしない、ずっと一緒に居るって誓い

かれん「愛しているわくるみ、私たちずっとずっと一緒よ」


おしまい

書くの遅れて本当にすいません、次からは時間に余裕がある時に書くようにします。
レスをくれた方、読んでくれた方ありがとうございます。
HTML化依頼してきます。

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