黒咲隼「瑠璃!?瑠璃なのか!?」マリルリ「ルリ!?」 (30)

黒咲「やはり瑠璃か!会いたかったぞ瑠璃!」

マリルリ「ルリ…ルリ!?」

黒咲「ああ瑠璃…こんな変わり果てた姿になるとは…」

黒咲「おのれ赤馬零王…瑠璃に何をした!?」

マリルリ「ルリ!」

ユート「やめろ隼!こいつは瑠璃ではない!」

黒咲「何を言っているユート!見ろ!」

マリルリ「ルリ!ルリ!」

黒咲「瑠璃が自分の名前を呼んだ…間違いない、紛れもなく瑠璃だ!!」

ユート「違う…絶対に違う!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431237281

黒咲「ああ瑠璃…もう放さないぞ瑠璃!」ギュウウウウウウウウ

マリルリ「ル…ルリ…」ジタバタ

ユート「やめろ隼、苦しそうに見えるぞ」

黒咲「ああ瑠璃…、必ずお前を元に戻してみせるぞ」ギュウウウウウウウウ

マリルリ「ルリィィィ…」ジタバタ

ユート「隼!」

マリルリ「ルリ…ルリィ!」ブチッ!

黒咲「!?なんだ…!」

マリルリ「ルリィ!」アクアジェット

ドゴオォ!

黒咲「ぐふっ…!」

ユート「隼!」

マリルリ「ルリ!ルリ!」

黒咲「瑠璃…何故実の兄に攻撃を…」

ユート「あれは瑠璃ではない!瑠璃なら俺たちに攻撃を仕掛けるはずがない!」

黒咲「くっ…、だが操られている可能性が…」

ユート「いい加減にしろ!」

マリルリ「ルリ!」アクアジェット

ユート「くっ…!」ヒョイ!

ユート「どうやらやるしかないようだな…」

黒咲「よせ!瑠璃に攻撃をするな!」

ユート「…」

ドスッ!

黒咲「ぐっ…!」

黒咲「る…瑠璃…」ガクリ

ユート「少し黙っててくれ」

マリルリ「ルリ!ルリ!」

ユート「お前には悪いが、このまま黙ってやられるわけにはいかない」

ユート「俺のターン!」

ユート「俺は手札からダーク・クリエイターを墓地に送り、ダーク・グレファーを特殊召喚」

ユート「さらに終末の騎士を召喚、効果で闇属性モンスター一体を墓地に送る」

ユート「俺は、二体のレベル4のモンスターで、オーバーレイ!」

マリルリ「ルリ!?」

ユート「漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!」

ユート「現れろ!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン「ギャオオオオオオオオオオオオオオン!」

ユート「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの効果発動!」

ユート「オーバーレイ・ユニットを取り除くことで、相手の攻撃力を半分にする!」

ユート「トリーズン・ディスチャージ!」

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン「ギャオオオオオオオオオオオオオオン!」

マリルリ「ル…ルリ…!」グググ

ユート「バトルだ!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃!」

ユート「反逆のライトニング・ディスオベイ!」

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン「ギャオオオオオオオオオオオオオオン!」

ヒュウウウウウウウウウウウウウ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

マリルリ「ルリィィィィィィィイl!!!!!」

ドオオオオオオオオオオン!

ユート「すまない…」

マリルリ「ルリ!ルリ!」ピョンピョン!

ユート「何!?」

ユート「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃が…通じていない!?」

マリルリ「ルリ…ルリィ!」ハラダイコ

ユート「何をするつもりだ?」

マリルリ「ルリィ!」ジャレツク

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン「ギャオオオオオオオオオオオオオオン!」

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

ユート「馬鹿な…ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンが…破壊された!?」

マリルリ「ルリ…ルリ!」バカヂカラ

ユート「くっ…ここまでか…」

「リザードン、かみなりパンチだ!」

メガリザードンX「グオオオオオオオオオオオ!!!」

ドゴオオオオオオオオオ!!!

マリルリ「ルリィ!?」

ズザアアアアアアアアアアア

ユート「なんだ!?」

メガリザードンX「グオオオオオオオオオオオ!!!」

マリルリ「ル…リィ…」

「大丈夫か!?」

ユート「あ、ああ…何とか…」

黒咲「」グッタリ

マリルリ「ル…ルリ…」ピョンピョン

「逃げたか」

ユート「君は一体?」

アラン「俺はアラン、ポケモントレーナーだ」

ユート「アランか、さっきは助かった…俺はユート、デュエリストだ」

ユート「そしてそこで倒れているのが俺の仲間、隼だ」

黒咲「」グッタリ

アラン「ところで一体何があった?何故マリルリに襲われていたんだ?」

ユート「あれはマリルリというモンスターだったのか」

ユート「話を要約すると隼が自分の妹をマリルリと勘違いしたのが原因だ」

ユート「それで怒ったマリルリが俺たちに襲い掛かってきた」

アラン「なるほど、大体わかった」

ユート「しかし危なかった、あと少し君がくるのが遅れていたら俺たちもただではすまなかっただろう」

ユート「本当に感謝している」

アラン「別にかまわない」

隼「う…う~ん…」

ユート「起きたか」

隼「ここは…瑠璃は?」

ユート「あれは瑠璃ではない」

アラン「マリルリというポケモンだ」

隼「お前は?」

ユート「アランだ、俺たちが襲われそうになったところを助けてくれた」

隼「そうか…礼を言う」

アラン「ああ」

隼「それで、マリルリとは何だ?」

アラン「マリルリは…この図鑑を見てくれ、詳しく載っている」

隼「これがマリルリか…」

アラン「もし手に入れたかったらモンスターボールを使ってゲットしたらいい」

隼「モンスターボール?」

アラン「知らないのか?これがモンスターボールだ」

隼「こんな小さなボールの中にあんな大きなものが入るのか」

ユート「カードだってそうではないのか?」

隼「確かにそうだ」

黒咲「助けてもらったついでに悪いが、そのモンスターボールをくれないか?」

アラン「かまわない」

黒咲「何をするつもりだ?」

黒咲「瑠璃…いや、マリルリを捕まえる」

ユート「何?」

黒咲「あのマリルリというポケモンを俺のものにする」

ユート(瑠璃がいないから代わりにするつもりか)

アラン「ポケモンは弱らせてから捕まえたほうがいい、でないとボールが無駄になる」

黒咲「わかった」

ユート「マリルリの場所はわかるのか?」

黒咲「おおよそ見当がついている」

マリルリ「ルリ…!?ルリィ!」ピョン!

黒咲「見つけたぞ」

アラン「さっきのマリルリだな」

黒咲「瑠璃…いや、マリルリ…お前は俺が手に入れる」

黒咲「デュエルだ!」スチャ!

マリルリ「ルリ!」

確実にある・・・ポケモン次元も・・・!

黒咲「俺のターン!」

黒咲「俺はRR-バニシング・レイニアスを召喚!」

黒咲「RR-バニシング・レイニアスの効果発動!RR-トリビュート・レイニアスを特殊召喚!」

黒咲「RR-トリビュート・レイニアスの効果で、RR-ファジー・レイニアスを墓地に送る」

黒咲「RR-ファジー・レイニアスの効果で、RR-ファジー・レイニアスを手札に加える」

黒咲「そしてRR-ファジー・レイニアスを特殊召喚!」

黒咲「俺は三体のRRモンスターでオーバーレイ!」

黒咲「雌伏のハヤブサよ…逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!」

黒咲「エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!RR-ライズ・ファルコン!」

RR-ライズ・ファルコン「ピヨオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

マリルリ「ルリィ!」ハラダイコ

黒咲「RR-ライズ・ファルコンの効果発動!」

黒咲「オーバーレイ・ネットワークを一つ使いマリルリの攻撃力をライズファルコンの攻撃力に加算する!」

マリルリ「ルリィィィ!!!」

黒咲「バトルだ、RR-ライズ・ファルコン!マリルリを引き裂け!!!」

黒咲「ブレイブクロー・レボリューション!」

RR-ライズ・ファルコン「ピヨオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

マリルリ「ルリィィィィィィィィ!」アクアジェット

ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!

マリルリ「ルリィィィィィィィィィィ!!!!!」

ズザアアアアアアアアアアアアア

マリルリ「ル…ルリ…」ガクガク

黒咲「今だ!モンスターボール!」ポイ!

バシュン!

カチッ カチッ カチッ

カチッ

テーテーテー テテテテテテテー

黒咲「マリルリ…ゲットだ」

アラン「おめでとう」

ユート「やったな隼」

黒咲「ああ」

アラン「捕まえたポケモンにニックネームをつけられるぞ」

黒咲「そうか…なら名前は瑠璃だ」

ユート「結局瑠璃か…」

ポン!

マリルリ「ルリ…」

黒咲「これからもよろしく頼むぞ、瑠璃」

瑠璃「ルリ!」ピョンピョン!

アラン「さて、俺はそろそろ行かないとな」

黒咲「お前には世話になったな」

ユート「礼を言うよ」

アラン「ああ、俺も感謝するよ」

アラン「この世界には俺が見たことのないモンスターやトレーナーがいることが」

アラン「次会ったら、俺とバトルしてくれないか?」

ユート「ああ、きっとな」

(無言の握手)

かくして、マリルリ騒動はこうして幕を閉じた

だが、三人の物語はまだまだ続く、続くったら続く

終わり

プリン「プリン!」
ユーゴ「リン!会いたかったぜリン!無事で良かった!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom