上条「ぼ、僕は…」 (21)

金木くんが上条に乗り移ったら…っというお話

時系列としては上条さんが記憶破壊したとき金木が有馬に殺された時です。

土地のあれとかは無視です。

グロは…あるかもです。

では、始めていきます!





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目を覚ましたときそこは病室だった。僕は…たしか店長を助けるために向かってv14で有馬貴将にやられてそれで………?

そしたらいきなりドアが開いた。入ってきたのはカエル顔の人だった…

「容体は大丈夫かい?なぁーて僕が聞くことじゃないね?気分は?」

「だ、大丈夫でけど…僕……」

「あれ?君って自分のことを俺って言ってなかったけ?」

「あ、あなたは………」

「………やはりね」

カエル顔の人は、はぁっと溜め息をついて言った。

「君は記憶喪失………いや破壊っと言ってもいいね」

「僕の名前は冥土帰しっていうんだ。よろしく。一応医者だよ」

「………僕は…僕は………」




上条(カネキ)「僕は金木研です…」

ー001ー【金木】


上条(カネキ)「………」

冥土帰し「まさか…乗り移り…なんてことがあるなんてね…」

上条(カネキ)「僕は…どうすれば?」

冥土帰し「乗り移りに効く薬なんて持ち合わせてないし…」

上条(カネキ)「……」

ナース「上条さん!朝ごはんですよ!」

冥土帰し「あ。これはしまったね…まぁ、食べながら聞いてほしい」

上条(カネキ)「い、いや…食事は………」

上条(カネキ)(ん?まてよ?乗り移った…なら大丈夫…かも)

上条(カネキ)「………いただきます」パクッ

上条(カネキ)「………………………」モグモグ

上条(カネキ)「!?す、すいません!ト、トイレ」ダダダダダダ

冥土帰し「ちょっと!」



トイレ


上条(カネキ)「おぇぇぇぇ…!」ビチャビチャ

上条(カネキ)「………なんで…」

上条(カネキ)「考えられるとしたら…僕がこの体にいることでこの人の体も喰種化している………?」

上条(カネキ)「………今考えてもわからないな…とりあえず戻ろう…」




上条(カネキ)「すいません…続けてください」

冥土帰し「うん…君はね乗り移り以外は体に何も異常はないよ…まるで回復したみたいにね…」

上条(カネキ)「………」

冥土帰し「だから今日にでも帰れるよ」

上条(カネキ)「…そ、そうですか…」

コンコン

冥土帰し「ん?なにかな?」

ガラガラ

ナース「先生…シスター服のお客さまが…」

冥土帰し「ん。行ってみるよ」

冥土帰し「じゃあ、しばらく待っといてくれるかな?」

上条(カネキ)「は、はい」

アニメ派だから金木って誰かわからん

あの医者がくるまでなにもできない僕はひたすら外を眺めていた。

上条(カネキ)「…………」ボー

心地好い風が吹いてきてそれでカーテンをゆらす。そんなのを見ながら僕は考えていた。

店長のこと万丈さんのこと月山さんのこと、ヒナミちゃんのこと、先輩のこと、古間さんのこと、入見さんのこと、四方さんのこと……そして



トーカちゃんのことを考えて考えて…涙が溢れてきた。僕って本当に心の底から臆病者なんだなぁ…ってあらためておもう…。

今の僕は以前と同じ黒髪で…でも、ツンツン頭こんな姿トーカちゃんに見せても怖がられるだけだなぁ…いや?殴られるかな?

「とうま…」

いきなり声をかけられる…そこには知らない女の子シスター服を着た子がいた。僕はとりあえず言っておく。

「あなた、病室間違えていませんか?」




>>6東京喰種の主人公です。アニメでは地下で戦いませんがマンガでは地下で戦います。

「………、っ」

そして、女の子はうつむいてしまった。僕は、ヤバいっとおもいとりあえず話す。

「あの、大丈夫ですか?なんか君、ものすごく辛そうだよ?」

そしたら女の子は息をはきながら「うぅん、大丈夫だよ」っと言ってくれた。この反応を見て僕は思った。

「……、あのひゅっとして僕達って知り合いなのかな?」

「……とうま、覚えてない?私達、学生寮のベランダで出会ったんだよ。」

「ぼ、僕って学生寮なんかに住んでいたの?」

「とうま…覚えてない?とうまの右手で私の『歩く教会』が壊れちゃったんだよ?」

「あるくきょうかいってなにかな?『歩く協会』……さ、散歩クラブかな?」

「とうま、覚えてない?とうまは私のために魔術師と戦ってくれたんだよ。」

「とうまって、誰の名前?」

僕は、さっきから気になっていた質問をする。『とうま』ってもしかして僕が今乗り移っている人の名前?それか苗字?

「とうまは覚えてない?」

「インデックスは、とうまのことが大好きだったんだよ?」

「インデックスって、何かな?人の名前に使われるやつじゃ無さそうだから……犬か猫の名前かな?」






ズキ!っと頭がいきなり痛くなる。そして…なぜだかわからない…声が聞こえてくる。

『お願いだ…その子を泣かせないでくれ』

『その子は…俺にとって大切な存在なんだよ』

温かい…声だった…とてもやさしい…声

だれか分からないけど…僕は衝動的にこの子は悲しませたらいけないっと思った。だから僕は…

「あはは!ひっかかったね!元々から記憶喪失になんてなってなかったんだよ!アハハハ!騙されたね!インデックスちゃん!」

僕はその後その『インデックス』っという女の子に数ヵ所噛まれて。その女の子は怒りながら出ていった。

あの子も、喰種かなって不意に思ってしまった。

そして、入れ替わりでさっきのカエル顔の医者が入ってくる。そして、あきれ顔で言ってくる。

「こりゃ…ひどいね…」

「アハハ…まぁ、すぐに治りますけど…」

「そうかい…でも、君は本当にあれでよかったのかい?」

冥土帰しさんは僕に、問いかける。悲しそうにでも哀れに見ずに。

「君は乗り移りでこの子…『上条当麻』になってしまった。まったくの別人『金木研』なんだろ?それとも『上条当麻』の記憶は継がれているのかい?」

乗り移ってしまった少年は黙る…。もちろんすべて知らないしましてやあの女の子を、助けたことなどこの体の『上条当麻』しか知らない。

だけど…声が聞こえてくるんだ。

『ありがとう。金木研くん』

この声の主は『上条当麻』なのだろう…。だから、これでよかったのだ。あの女の子には嘘をついてしまったがこの体の『上条当麻』はお礼を言っている。

だから、

「あれで良かったんです。」

突然のことだけど…僕は



「何もできないのは…もう嫌なんだ。」


自分の右目が赤く染まっていたのに気づかず僕は満足そうに答えた。







とりあえず001は終わりです!002は明日書くと思います!

設定としては上条さんの体の喰種化は進んでいることになります!勿論赫子も使えるようになります!

一応…僕はガキじゃありませんからね?勘違いだったら良いんですけど…。


ー002ー【変化】

この体になってからいろいろなことを知った。この『学園都市』は、東京都の三分の一ほどの大きさでその住んでいる大半が学生らしい。さらにここでは能力者と言ったものがいるらしい。それには、levelが決められておりlevel0からlevel5まであるらしいが…。

上条(カネキ)「ウアアアアアアアアアアアア!!!!」

「待てやゴラァァァァァァ!!!!!」

この体の右手には能力じゃないものがついているらしい何でも異能力や神のご加護をも無意識に消しているらしいから『不幸』らしい…。(冥土帰し談)

僕は、ある女の子が不良に絡まれてるのを偶然見つけて助けてあげたのだ。そして、トイレからまた、5、6人の仲間が出てきてこの有り様である。

そんなこんなで行き止まりについてしまった。すぐ後ろには不良の集団が追いついたところだった。

「アハハ!やっちまえ!」

「しょうがないかな……」

不良がブンブンと拳を振るだけでそれを僕は避けていた。

(四方さんやトーカちゃんに比べると……断然遅いや……)

避けるだけじゃ拉致があかず。どうしようかと思っていると僕の頬を一線の雷が伝う。

着た方を見てみるとそこにはさっき助けた女の子が立っていた。その、女の子は僕の方を見てばつ悪そうに言ってくる。

「また、ヒーロー気取りですか?あんたは……」




上条(カネキ)「君…能力者だったの?」

「はぁ?あんた知ってるはずでしょ?」

ヤバい!知り合いだったのか!っと言い訳をしようとすると…

「で、電撃…まさか!第三位のレールガン!」

上条(カネキ)「レールガン?」

御坂「レールガンは能力名よ!私は御坂美琴って名前があるんだから!」

上条(カネキ)「と、とりあえず…僕一人じゃどうにもできないよ!」

「オラアアアアアアア!!」

上条(カネキ)「ッ!」

不良の一人が拳をふってくる。それを、僕は避けて万丈さんを気絶させたときのようにエルボーをする。

「ぐけ!?」ドサッ

上条(カネキ)「あ。ご、ごめんなさい…」

御坂「なんだ…充分やるじゃない」

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