高遠「ふむ……今宵の月は美しい……この、血のように赤いワインの味を一層引き立てますね。」
高遠「おっと……申し遅れましたね。私は"地獄の傀儡師"高遠遙一。言うなれば芸術犯罪家です。私自ら手を下すことはないのですが、私を必要とする人間に知恵をお貸しすることを仕事としていましてね。」
高遠「まぁ、簡単に言えば芸術犯罪を作り上げるのが私の目的なのですが…もしミスでもした場合には、私自身がその"糸"を断ち切ることになりますけどね。」
高遠「なぁに。最近はそんな野蛮な真似は自分でも控えてはいますよ。」
高遠「さて、世間はゴールデンウィークですね。もう半分を切りましたが有意義にお過ごしでしょうか?
連休だって浮かれて気を抜いたら、思わぬ所から犯罪の芽が…なんて事にもなりかねません。ご注意を。」
高遠「私?芸術犯罪家には休みなんてのも有意義には感じられないものでね。今から>>3でもしようと思ってるんですよ。」
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シコる
高遠「勿論、"マスターベーション"ですよ。」
高遠「ああっ!!!幽月さん!!!幽月さん!!!!!!片目隠れ可愛いよおおおおおおおおおおおお!!!!!!」シコシコシコシコッ
高遠「ああっ!!!!でもさとみちゃんの巨乳!!!!!さとみちゃん!!!!さとみちゃん!!!!!!」シコシコシコッ
高遠「ジゼル!!!ジゼル!!!!い、妹のゴスロリ萌え~~~~~!!!!5巻の殺害シーンの時の目付きたまりませんよおおおお!!!」シコシコシコシコッ
高遠「GooD Luck!」ビュルルルルルルッ
高遠「……芸術犯罪家、以前に一人の男の性というものです。お見苦しくはあったでしょうが…ご理解を。」
>>6「……」
>>6「(あ、アレ、高遠遙一だよな……あの指名手配犯の…)」
フォルテ・シュトーレン
フォルテ「(不時着先で変な館に辿り着いたから一晩だけ泊まろうと思ったら……)」
フォルテ「(なんだなんだぁー!?あのにんにくヘア……間違いない、ニュースで見たぞ。地球でイカれた犯罪に次々と関与している凶悪犯罪者だ!)」
フォルテ「(ここは早く逃げて隊に救助要請を………)」
ゴソッ
高遠「おやっ、来客のようですね。」
フォルテ「(ま、マズイ!!隠れねーと!)」
高遠「しかし……どうしたものですかね。やはり連休、私も何処かへ遊びに行くべきかもしれません。」
高遠「そうですね、やはり>>10でもしますか。」
長崎巧四郎所有の近宮玲子そっくりな人形を盗む
高遠「さて、そろそろ長崎さんの所持していた母そっくりの人形でも盗みに北海道でも行くとしましょうか。」
高遠「死骨ヶ原ホテル……久々に行くことになりましたね……」
高遠「ですが母の遺品、何らかのルーツが秘められていることは間違いないでしょう。」
高遠「さて、今日はゆっくりと休んで明日に備えましょうか。」
フォルテ「(危ねえ……どうやらアイツは家を空けるらしいぞ…)」
ノーマッド『予想以上のマザコンでしたね~。フォルテさんも母性を見出されて危うく乳人形にされるところでし』
フォルテ「(ドカン)」
ノーマッド『』
フォルテ「(とりあえず……今のうちに…!退散!)」ササッ
――北海道行き 銀流星号
高遠「まさかこの列車がまだ運行してたなんて思いませんでしたよ。」
高遠「まあ、今じゃ魔術団マネージャーではなく、一人の犯罪者として乗り込んでる事になってますけど……」
高遠「しかし寝台列車というのも楽じゃあない。結構退屈するものですからね。」
高遠「ん……あちらで>>14が催されてるようですね。」
人狼大会
高遠「ほぉ……人狼大会が広間で行われているようですね。静かな夜にピッタリだ。」
人狼とは?
プレイヤーはそれぞれが村人と村人に化けた人狼となり、自分自身の正体がばれないように他のプレイヤーと交渉して正体を探る。ゲームは半日単位で進行し、昼には全プレイヤーの投票により決まった人狼容疑者の処刑が、夜には人狼による村人の捕食が行われる。全ての人狼を処刑することができれば村人チームの勝ち、人狼と同じ数まで村人を減らすことができれば人狼チームの勝ちとなる。
高遠「面倒だったのでWikipediaからの脚注ですがね。」
高遠「私はちと性悪説論者のもので……こういう人の信頼感を試すようなゲームは結構好きなんですよ。」
高遠「ある意味、ミステリーみたいな側面を持つゲームですね。最近インターネットとかでは流行ってるみたいですけど、実際に向かい合ってとなると結構勝手が違ってくるんです。」
参加者
>>16~>>20
ジゼル
常葉瑠璃子
高遠「………」
高遠「お、落ち着きましょう、私。」
高遠「しかし、人狼大会をやるには私を含めて後一人は欲しいところですが……」
>>22「じゃあ、俺も邪魔させてもらおうか。」
高遠「おお、人数が揃いましたね。」
いつき
いつき「いつき陽介。職業はライター。アンタも参加すんのか?」
高遠「(この男……以前蟻地獄壕で………)」
高遠「え、ええ。私は……「遠山 直人」です。花に関する職業をやっております。」
いつき「ほぉー……遠山さんかー。(気のせいかどっかで見た事があるような……)」
美雪「あっいつきさん!いつきさんも銀流星に?」
いつき「おお美雪ちゃん。ちょっと取材にね。美雪ちゃんは旅行?」
美雪「ええ、家族旅行です。ちょっと寝付けなかったので参加しようと思って。でも奇遇ですね。知り合いが二人もいるなんて!」
六星「………」
ジゼル「…………」
高遠(なんであんた達いるんですか)
ジゼル「………(ニッコリ)」
高遠「(その笑みは何ですか妹。)」
美雪「小田切先生に月読さん、お久しぶりですね~!確か小田切先生は精神面とか情状酌量で出られたってお聞きしましたけど。」
六星「う、うん。何だかんだで釈放されて……」
いつき「あれ…?美雪ちゃん、確か青森の異人館村で残虐な連続殺人を繰り広げた犯人は死んだって聞いたんだけど……」
美雪「撃ち所がたまたま良くて生きてたらしいですって。」
いつき「それに美雪ちゃん、その犯人はかなり狂気的な性格だったと聞いたんだけど……」
六星「あ?」
いつき「!?」
美雪「あまり怒らせないでくださいね、いつきさん。」
美雪「月読さんは刑期まだ終わってないですよね?翡翠置き忘れマンと同じく脱獄したんですか?」
高遠「(何ですかそのあだ名)」
ジゼル「ええ。(ムシャムシャ)色々と独房をいじってたら(ムシャムシャ)割とアッサリ抜け出せましたわ(ムシャムシャ)」
高遠「(絶対あの刑務所警備をもうちょっと強化した方がいいですって。私何度抜け出せてると思ってるんですか。)」
高遠「……ちょ、ちょっとそちらの、ゴスロリのお嬢さんとお話してもよろしいでしょうか。」
ジゼル「ムシャムシャ」
スタスタ
高遠「なんで抜け出してんですかアンタは。」
ジゼル「血の運命です。」ムシャムシャ
高遠「さっきから何食ってんですか。」
ジゼル「薔薇サラダ」ボリボリ
高遠「あれまだ出してたんですね。てかほぼ私発案ですよアレ。」
高遠「とりあえず私は今のところ偽名です。あまり出過ぎた真似はよしてくださいよ。」
高遠「お、お時間をかけて申し訳ありません。さて、そちらのお嬢さんも参加なさるので…?」
瑠璃子「はい。常葉瑠璃子です。趣味はバイオリン…あっ」
美雪「あっ!瑠璃子ちゃん!」
瑠璃子「あー七瀬さん。お久しぶりですね。」
美雪「ハジメちゃんは伝えてなかったけど、瑠璃子ちゃんも刑期終わったんだ。」
瑠璃子「ええ……あんな事を起こしてしまったのは絶対に許されないことですし、最近じゃ研太郎くんまで……」
美雪「うん……絶対許せないよ……あのマッシュルーム男……!」
高遠「(すいません、もう、この列車から降りたいです。)」
美雪「(気のせいか、瑠璃子ちゃんがちょっとよそよそしい。)」
高遠(一人は私が過去にマリオネットにした青年の友人、一人は残虐な事件を起こした殺人鬼、一人は私の妹、後の二人が顔見知り……)
高遠(ほぼ顔見知りみたいなもんですよコレ。なるべく六星さんと話すようにしたいですけどいかにもヤバいでしょあの人。)
六星「若葉ぁ…若葉ぁ…若葉ぁ…若葉ぁ…若葉ぁ…」ブツブツブツブツ
高遠(ほらー一人でなんか唱え始めてるし)
高遠(参加してしまった以上はなるべく、目立たないように……余計な目を向けられると困ります。人狼は引きたくないですね…)
高遠「じ、じゃあ早速人狼のルール説明を。」
高遠「そうですね……村の名前は…」
六星「異人館村。」
高遠「不謹慎ですし多分あなたが一番最初に吊し上げられますよ。」
高遠「銀流星村、とでもしときましょう。」
高遠「この銀流星村は6人の村人……」
六星「ピクッ」
高遠「懲りないですねアナタも。」
高遠「……6人の村人が住んでいたとします。そうですね……その内2人の村人が狼と入れ替わってしまったとしましょう。」
高遠「人狼は一晩に一人ずつ村人を食らっていきます。そこで村人は昼間に議論をし、人狼であると思った人物を一人夜中に処刑することが出来ます。」
ジゼル「もし罪のない肉親が吊し上げられたりしたら復讐殺人の幕開けですね。」
高遠「さて……村人には「霊能者」「占い師」……他にもいるんですが、今回の人数だとこれぐらいでいいでしょう。長く続ける感じでもないですから。」
高遠「霊能者は処刑した人物が村人か人狼か、占い師は人狼と村人を見分けられることが可能です。」
瑠璃子「凄い……占い師最強じゃない!」
いつき「そうとも言えねーぜ。人狼は自分が霊能者だとか占い師だとか偽る事もできるんだからな。とにかく人狼側にとって占い師は潰したい存在だぜ。」
高遠「まぁ、そこら辺がこのゲームの面白いところでもありますね。」
高遠「ルールに関してはこんなものでしょう。私がクジを作りましたので、役職決めとしましょうか。」
美雪「それじゃあまずは私から………」
錬金術師 神丘風馬
高遠「誰だこれ入れたの。」
何だかんだで役職決め終了
ジゼル「言い忘れてましたが、人狼は夜の間に5分間の相談タイムを設けます。その間村人の方たちはアイマスクと耳栓をした状態であちらの部屋まで…」
ジゼル「それと、村人の騙りは基本禁止です。基本無益なので……」
ジゼル「まぁ、気軽にやっていきましょう。あっ、そういえば……」
高遠「全体の進行者であり、最初の犠牲者、ゲームマスターが足りませんでしたね。」
美雪「でも麦ママは死んじゃったし……」
高遠「(もう容赦なくネタバレしちゃってますねコレ。一応金田一少年の事件簿のSSなんですから程々にして下さいよ。)」
高遠「私も参加したいですし……困りましたね…」
>>28「私がやらせて貰いましょう」
高遠「おお、お願いします。」
金田一
美雪「あっハジメちゃん」
いつき「おー来てたのか!」
金田一「あー美雪にいつきさんー!奇遇ですねー!」
ジゼル「は」
六星「は」
瑠璃子「!!」
高遠「きったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
金田一「何叫んでるんですかそこの人」
高遠「あっいえ見つかったもんですから」※高遠は簡単な変装をしています
金田一「………」
瑠璃子「……あ、あの…金田一くん……」
金田一「……久しぶりだな!」
瑠璃子「ひ、久しぶり……」
美雪「(ハジメちゃん……やっぱりあの時の事……)」
高遠「(どうしましょ。正直かなりラッキーな事に金田一君と鉢合わせたんですけど、すっごい微妙な空気になってるじゃないですか)」
金田一「あの…あんた名前は」
高遠「遠山です。」
金田一「そそ遠山さん。俺がGMやればいいんだよね?」
高遠「ええ、早速始めましょう。」
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