イケメン「卓球?楽勝だろww」 (38)

イケメン「いや、やったことないけどお前らには負けないってwww」

お前ら「よっと」ズガアアアン!

イケメン「」

ゲームセット~


イケメン「な、なんでこんな[ピザ]に…」

お前ら「運動神経だけで勝てると思ったか?」

イケメン「は?本気出してねえだけだし。弱気の俺になんとか勝てただけで調子のんな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430566180

イケメン「おいチャラ男、行くぞ。こんな陰気臭い卓球部なんかに長居したらカビが生える」

チャラ男「おけwwwwwww」

お前ら「……」

イケメン「……クソッ!」ドガッ

チャラ男「おいおいwwwゴミ箱に八つ当たりすんなwwwwww」

イケメン「お前らの野郎…バカにしやがって…!」

チャラ男「あwwこれはww」

チャラ男「まさかガチで負けたパツィィィィイインですかwwwwうげっ」ドガ

チャラ男「いってー何すんだ」

イケメン「うるせえ…黙ってろ」

イケメン(クソ…悔しい)



イケメン「おい親父」

俺「ん?どうしたバカ息子」

イケメン「バカはそっちだ。お前、中高は卓球部だったんだよな」

俺「ああ、今はあんまやってねえけどな」

俺「それがどうした?」

イケメン「…俺に卓球を教えてくれ」

俺「あらまあ」

次の日

俺「まずはラケットだな」

イケメン「ラケットってゴムと木の部分に分けて売られてんだな…」

イケメン「高え…木の部分だけでも五千円以上ばっかだ…」

俺「お前ら君はどんな感じのを使ってたんだ?」

イケメン「なんかこう…グーで握ったみたいな…」

俺「シェークハンドか。お前もそれに…」

イケメン「やだね!あんなやつと一緒のもん使ってたら俺がオタク臭くなる!」

俺「んーじゃあペンホルダーだな。俺も教えやすいし」

イケメン「それにしてくれ」


近所の総合体育館

俺「ラバー(ゴムの部分)も貼ったし、早速練習すっか」

イケメン「一万の出費…」

俺「んじゃ我が息子、サーブは打てるか?」

イケメン「んあ?楽勝だし、なめんな。よっと…」

ボール「当たらへんで」スカッ

イケメン「……」

俺「……」

イケメン「…い、いまのはちょっとミスっただけだし…」

俺「ボールを持つ手は台より上に。肘を直角に曲げて、肩の関節を使って打て」

イケメン「こ、こうか?」パコ コン コン

俺「そうだ、次は身体をこう傾けて…」

イケメン「ふむふむ」



女「ねーねーチャラ男、あれイケメンじゃない?\(//∇//)\」ウケルー

チャラ男「……頑張ってんな、あいつ」



俺「これが下回転サーブだ、こいつは…」

イケメン「っほ!」シャッ


チャラ男(よく考えたらあいつ、運動じゃほぼ負けた事なかったもんな…)

チャラ男(ムキになる訳だ…)

女「ねーねー、話しかけて来ようよ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆」

チャラ男「ダメwwそれよりマック行くぞw」

女「えー?また胃の中に異物混入したーとかいうじゃん|( ̄3 ̄)|」

チャラ男「じゃあスタバでいいからww奢るからはよ行こww」

女「マヂ!?奢り!?(((o(*゚▽゚*)o)))」

チャラ男「分かったらはよww」

女「おけwwε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘」イソゲー




チャラ男(頑張れよイケメン…!)





オタク「お前ら先輩wwガチでイケメン先輩ボコボコにしたんすかwwwwwww」テラワロス

お前ら「あっちが突っかかって来たんだ…返り討ちにしただけだ」

オタク「またいじめられますよww」

お前ら「っ……」

ガラッ

イケメン「お前らァ!」

お前ら「っ……!」

オタク「うわさをすればwwwwwww」

お前ら「…何しに来た?」

イケメン「一週間後ここでもう一回試合しろ」

イケメン「公式ルールの三セット先取だ」

お前ら「……分かった」

イケメン「お前が勝てば…もうお前になにもしない」

お前ら「…!」

イケメン「その代わり、負けたら俺は好きにする」

オタク「うはww天国と地獄wwwww」

イケメン「じゃあな」ガラッ

お前ら「…おいオタク」

オタク「はい?」

お前ら「…練習するぞ」

オタク「うはwwガチ勢www」サーブカコン

お前ら(一週間で何処まで強くなるかは分からんが…)ザッ

お前ら(いじめられなくなるなら好都合だ!)スパァン!

お前ら「でたwww鬼畜ドライブwww」






そして






俺「ツッツキはもっと切るように回転をかけろ!」

イケメン「…っ!」カコン


オタク「よっと」パン!

お前ら(シュードラ…速い……が!)バキョン!

オタク「うわ!あれ返すかフツー…?」

お前ら(負けない…絶対!)


女「みてこのツイートwwwwwマヂウケるwwwwww(≧∇≦)」

チャラ男「え…あwwwおもろいwwwwww」

女「…イケメン君が心配なの?」

チャラ男「ッ…!」

女「図星っぽいね」

チャラ男「……あいつがあんな風に負けたのは初めて見た。しかも相手がお前ら…」

女「…大丈夫。イケメン君は強い人。絶対負けないよ」

チャラ男「…だなw」


俺「ほら!もっとボールをよくみろ!!」

イケメン「っおら!」バキッ!









一週間が過ぎた。

モブ「おいwwイケメンさんとお前らが体育館で卓球やるらしいぜww」

モブ2「そま?観に行こうぜwww」






イケメン「お前らには負けん…!ぜってえ!」

お前ら「……勝つ!」

チャラ男「…始まるな」

女「だね」

俺「だな」

チャラ男「ですね…ってなんで俺さんが?」

俺「いやあ息子の活躍を見たいと思ってな」

女「それより働いたほうg俺「お、始まるぞ」

お前ら「こっちのサーブからだな」ボールトスー

イケメン(フォアサービスか。回転は下か横か…?)

お前ら「...……フッ!」スパァン!

イケメン(っ!打つと同時にラケットを真下に下げて打球面を隠した!)

俺「相手に回転を悟られないようにする高等技術だな。下回転か無回転か分かりにくい」

チャラ男「回転ってそんな重要なんですか?」

俺「そりゃ勿論。卓球で一番重要なのは回転って言っても過言じゃない」

俺「上手く回転を見切らないと…」

イケメン「おらっ!」ペキョ

ボール「ネットに向かって飛び込むお」バサッ

俺「ああなるwww」

イケメン(無回転に見えたからフリック打ったけど…滅茶苦茶下回転かかってた…)チッ

俺「ボールの回転に合わせてラケットの角度や打法を変えないとボールがあらぬ方向に飛んでいく」

俺「これが卓球の一番の特徴だな」

チャラ男「へえ…」

女「イケメン君頑張れー(((o(*゚▽゚*)o)))」キャッキャ

お前ら(ここはツッツキで無難に…)キュッ

イケメン「…!」ォォォッザッ!

お前ら(!?回り込み速い!)

イケメン「オラァ!」バシィン!

お前ら「くっ!」パァン!

ボール「ガラ空きのスペースに流されるように抜けるぅぅぅううう!!」スコーン

審判「3-0」

イケメン(くそっまだ一点も取れてねえ!)

お前ら(今のはラッキーだ…移動が速すぎる!)

イケメン(クソッ、二回とも読み負けて二点取られちまった)

イケメン(ここのサービスで点を稼ぐ!)


イケメン「……」スッ

お前ら(フォアサービス…構えもしっかりしている)

イケメン「…ッ!」パァン!

お前ら(よく切れた下回転…かなり練習したな)

>>17>>18逆ですすいません

俺「おうおう流石俺の息子www」

チャラ男「いや、一点も取れてませんよ!?」

俺「甘いね。この試合、勝てるぞww」

女「いけるって〜頑張れイケメン君〜(^O^)/」



チャラ男「結局1セット目取られた!」ガビーン!

チャラ男「俺さん!本当に勝てるんですか!?」

俺「あ、ああ。勝てるると思おうぞ。ぞ!」

女「動揺ヤバイwwwwwΣ(゚д゚lll)」

イケメン(クソ、1セット目取られちまった…)

お前ら(とりあえず1セット目は取れた…だが)

イケメン(終盤の方ではお前らのサーブの回転が読めるようになってきてた)

お前ら(あの速さだと返される可能性が大きいが…横回転を混ぜるか)

イケメン(次は横も混ぜてくるだろうから…読みが複雑になるな…)スッ

イケメン「ふっ!」スパァン!!

お前ら(切れてる!さっきよりもずっと!)

お前ら「ハッ!」シャッ

ボール「この回転力!ネットへ突撃!」キュッ

パサッ

お前ら(…!ツッツキしたはずなのに…)

お前ら(回転が強すぎて落ちてしまう!)

イケメン「うし!」グッ!

お前ら(また…またか)

お前ら(イケメン、お前は小学校の頃から俺に張り合ってきた)

お前ら(なにかで俺に負けると、ムキになって練習して、俺をすぐに追い抜いて…)

お前ら(将棋だって、スマブラだって、勉強だって…)

お前ら(全部お前に抜かされてきた…)

お前ら(そして今、卓球も抜かされそうになってる…)

イケメン「うりゃあ!」パシィィン!

ボール「見よこのスピード!速すぎて見えんけど!」スカァン!

お前ら「くっ…」スッ

お前ら(クソッ!クソックソックソッ!!)スカッ

お前ら「あ…」

イケメン「ら、ラッキー」




俺「……はあ。終わったな」

チャラ男「え?いまなんて」

俺「…いや、なんでもない。帰るわ」トボトボ

チャラ男「え?え??」



俺「………あと二回程で、壊れるな」







イケメンが勝ったのはそれから20分後のことだった。










イケメン「親父ィ!ポーカー教えてくれ!」

俺「……分かったよ、バカ息子」



俺の息子は、自分のライバルを追い詰めてるのを知らない。







その頃


男(俺の名前は男。しがないのスケーターさ)
シャー
男(おっと、スケーターってのはスケボーをやる奴のことだぜ。イケてる奴はスケボーのことをSK8って言うんだ)シャー

男(おっと、時間みたいだ。俺は夜の街に滑りに行くぜ。じゃあな…)シャー……


おわりんご

終わりです。このssはSK8の楽しさを伝えたくて作りました。

拙い所もあったと思いますが、SK8の楽しさは伝えられたと思います。

見てくれてありがとうございました。

PS 煮干しって美味しいよね、出汁とる物なのに

Sk8ってなに

>>28

スケート(ボード)

スケート

えすけえと

SKえいと

SK8

という訳です

>>1

これまとめ依頼おk?

>>31

まとめサイトの依頼ってことなら勿論

ありがとうございます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom