【遊戯王】主人公「海上都市から空を目指して」【安価・コンマ】 (1000)



・ オリジナルの厨二な遊戯王世界で生きていくスレの第二期です

・ 登場人物等の設定・行動などを安価によって決定

・ ADVゲーム形式で進行。デュエルはほぼオート。判定によって勝敗を決定


1期最初
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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前スレ
【遊戯王】主人公「海上都市で邪教と喧嘩(デュエル)」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「海上都市で邪教と喧嘩(デュエル)」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430141675

主人公のステータス


名前:神威遊一
性別:男
年齢:18
職業:高校生
特徴:ガタイが良く肉体派。学校をサボることが多く、金髪という外見もあり不良と見られることが多い。
ガラが悪く、なにかと言って口も悪いが、実際の性格は冷静沈着で几帳面。また、妹を溺愛している。
海上都市におりながら「空を飛ぶ」ことを夢見ており、機械いじりに傾倒している。そのためか、妙に手先が器用。
趣味と呼んでも差し支えないほどに家事と炊事が得意。
所持デッキ
【セフィラ】(シャドール+竜星)
【アーティファクト】
【AFセイクリッド】
【幻獣機】
【竜星】
【クイックジャンクドッペル】

所持カード
《閃光竜 スターダスト》

ステータス
【運命力】:4+1  【戦略】:4  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4

現在経験値:2

特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正

所持品
銀色の鍵


◆ 交友関係
・神威亜鈴:33
・活火山:14
・ユミカ:40
・廼亜琉楽:26
・戌井白音:19
・九渧頼亜:5
・アドン・マルクス:13
・藍野直人:7
・八幡誉:12
・望月刹那:69
・迷宮有子:44
・小倉風乃:7
・駕汰乃流星:0
・イース・エルトダウン:16
・赤里潤:7
・烏羽宗次:12
・星御怜奈:13
・ヒイロ:17
・龍天河涼:37
・宮本雅:0
・東宮渥実:0
・森真昼:3
・ヴィント・クラリーマ:3

デュエル時の勝敗決定方法

● 基本値は一律【20】、キャップは常に【90%】とする。なお、常時最低【50%】の勝率を保証。

● デュエリストごとにステータスを設け、その数値の差によって基本値から足し引きされる。

●  ステータスには5つの項目を設け、デュエル前に2つを選び取ってそれらを比較する。
   ・全て上限値は【10】。デュエルの前にこれらの内2つを抜き出して比較する。
   ・主人公側が相手側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値に【5%】が加算される。
   ・相手側が主人公側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値から【3%】が引かれる。

● ステータスは人物の持つ【特殊能力】によって補強される。
   ・特殊能力を所有している場合に限り、ステータスの上限値を超えることができる。

● 最後に、主人公側の勝利要素について適切なものを書き込んでください。
(例:主人公のデッキを敵は知らないはずだから奇襲ができるはず)を書き込んでいただきます。
 その事柄が適切と思われる場合に基本値に数値を足していき、最終的に算出された数値をもとに判定を行います。

 この際、判定に使用する数字は0~99までの指定された数字と
 >>1が該当するレスに設定したトリップに隠した数値を合計した数値になります。
 この際、100の位は切り捨てられ(指定した数字が65、トリップの数字が70だった場合135だが、この場合35として扱う)、
 先に設定された数値以下の数値になった場合に勝利、という形式となります。

 なお、要素について正確ならば+10、多少外れた指摘ならば+5、違うと判断された場合は±0となります。


● デュエルの勝利時、または敗北時に「経験値」が取得でき、これが「4」蓄積することでステータスが上昇できます。

登場人物募集時のテンプレ

********
名前:
性別:
年齢:
職業:
特徴:
デッキ:
********


イベント進行に関係の無いデュエルにおける勝利ボーナス


1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(現在のストック:1)
5.成長ポイントの取得(数値はランダムで1~5)
6.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)

など。

以上テンプレ
現在ショップ大会開催中

トーナメント表は以下


舞野グラ   ──┐              ┌── 活火山
             ├─┐      ┌─┤
神威遊一. ...──┘  │      │  └── 森真昼
戌井白音. ...──┐  ├┐  ┌┤  ┌── ミランダ・S・W
             ├─┘│  │└─┤
御社霞鎌. ...──┘    ├─┤    └── アドン・M
裏上和奈. ...──┐    │  │    ┌── ハストィータ・C
             ├─┐│  │┌─┤
迷宮有子 ....──┘  ├┘  └┤  └── 小倉風乃
イース ・ E  ──┐  │      │  ┌── 飛井ぽぷり
             ├─┘      └─┤
遊夜美唯. ...──┘              └── O・エリーゼ


判定においては>>1がトーナメント表の【上に位置しているキャラの】ダイスを振ります
(例:活火vs真昼の場合、>>1が振るのは活火側のダイス)
この数値をトリップに隠し、↓1のコンマによって勝敗を判定します
ダイスの数値を超えた場合は【下に位置しているキャラ】の勝利です


ちょっと説明として分かりにくいかもしれませんので、何か質問などあればどうぞ

今のところ質問などないみたいなのでとりあえずやってみましょうか
問題があればその都度解決していきましょう

◆ 第二試合:戌井白音vs御社霞鎌

↓1 コンマ


◆ 第三試合:裏上和奈vs迷宮有子

↓1 コンマ


◆ 第四試合:イース・エルトダウンvs遊夜美唯

↓1 コンマ

しまった、↑の酉こっちでした
すみません

改めて


◆ 第五試合:活火山vs森真昼

↓1 コンマ


◆ 第六試合:ミランダ・S・ウィルキンソンvsアドン・マルクス

↓1 コンマ



◆ 第七試合:ハストィータ・クラリーマvs小倉風乃

↓1 コンマ


◆ 第八試合:飛井ぽぷりvsオクトパス・エリーゼ

↓1 コンマ

これで一回戦全部終わりだけどどうしよう、遊一以外はもう終わらせてしまおうか
とはいえ何度も投擲し続けるのも味気無いし

リアルとPCとで二重にしとけば、よっぽどのことが無ければ
メモ無くすってことは無いでしょうしサクッとやってしまいますか


◆ 二回戦第二試合???vs???

↓1 コンマ


◆ 二回戦第三試合

↓1 コンマ


◆ 二回戦第四試合

↓1 コンマ


◆ 準決勝二戦目

↓1 コンマ

よし、これで最終戦まで決定
もっとも、それまで勝ち抜けるかも問題だけど

そんなこんなで今回はここまで
明日は続きやりたい

21時目標に始めたいなって

やります

ちょっと無理あるかなーって部分もあると思いますが、そこは正直申し訳ない



遊一「…………ターンエンド」 手札:4

グラ「そっちこそ、手札は余裕綽々じゃない? ドロー!」 手札:3→4

   「カードを3枚セットして、ターンエンドよ」

遊一「チッ……」


遊一(ここにきて大量に伏せてきやがった……か。何が隠れてるやら分かりやしねえ)

   (少しでも選択を誤ればマズいだろう……が、ライフに余裕はある)

   (仕掛けてみるのも一つの手、か)


遊一「俺のターン!」 手札:4→5

   「《風竜星-ホロウ》を召喚する」


《風竜星-ホロウ/Pulao, Wind of the Yang Zing》
効果モンスター
星1/風属性/幻竜族/攻 0/守1800
「風竜星-ホロウ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「風竜星-ホロウ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、魔法カードの効果を受けない。



グラ「攻撃力0を攻撃表示……ガイザーの効果ね?」

遊一「ご察しの通りだ。ガイザーの――――」

グラ「悪いけど、それは通せないわね。《皆既日蝕の書》!」


《皆既日蝕の書/Book of Eclipse》
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時に相手フィールド上に
裏側守備表示で存在するモンスターを全て表側守備表示にし、
相手はその枚数分だけデッキからカードをドローする。


遊一「何だと……?」

グラ「あら、デッキ破壊くらいにしか入ってないと思った?」

   「守備表示にする関係上、《レプティレス・ポイズン》と相性がいいの。それに、対象を取らないから……」

遊一「罠への耐性があるガイザーもショウフクも守備表示になる……ッ」


遊一:場
《邪竜星-ガイザー》→裏守備表示
《輝竜星-ショウフク》→裏守備表示


グラ「更に《闇次元の解放》を発動」


《闇次元の解放/Escape from the Dark Dimension》
永続罠
ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターを破壊してゲームから除外する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



グラ「この効果で特殊召喚するのは、《レプティレス・メデューサ》よ」


《レプティレス・メデューサ/Reptilianne Medusa》
効果モンスター
星6/闇属性/爬虫類族/攻2200/守 800
手札を1枚墓地へ送り、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは攻撃力が0になり、表示形式を変更する事ができなくなる。


遊一(メデューサ……いや、あのくらいのモンスターなら多少は)


グラ「そして最後に、《毒蛇の供物》を発動!」

遊一「なっ……!!」


《毒蛇の供物/Offering to the Snake Deity》
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する爬虫類族モンスター1体を破壊し、
相手フィールド上に存在するカード2枚を破壊する。


遊一「しまっ……」

グラ「対象を取る効果に耐性のあるガイザーも今は裏守備表示……」

   「ふふ。それに、裏守備表示になった時点でビシキの効果は適用外」

   「さ、吹き飛びなさい」


キシャアアアアアアアアアッッ!!

遊一:場→墓地
《輝竜星-ショウフク》
《邪竜星-ガイザー》



遊一「チッ……だが、ガイザーと具象化の効果が発動する!」

   「更に、これにチェーンしてリフンの効果を発動!」

   「来い、リフン! シュンゲイ! ヘイカン!」


遊一:墓地→場
《光竜星-リフン》

デッキ→場
《地竜星-ヘイカン》
《炎竜星-シュンゲイ》


グラ「あら……まだそんなに余力が」

遊一「どうにも、そういう特性のデッキでな。多少破壊されようが構わねえよ」

   「レベル4のシュンゲイとレベル3のヘイカンに、レベル1のリフンをチューニング!」

   「来い、《スクラップ・ドラゴン》!」



《スクラップ・ドラゴン/Scrap Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
1枚ずつ選択して発動する事ができる。選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。



遊一「シュンゲイの効果で攻守が500アップする!」


《スクラップ・ドラゴン》
攻2800/守2000→攻3300/守2500


遊一「とうに場はガラ空きだ……! バトル! スクラップ・ドラゴンでダイレクトアタック!」

グラ「く、ぅ……ふふっ……!」 LP:3500→200

遊一「チッ……顔色の一つでも変えてくれねぇと困るんだが」

グラ「あら……楽しかったら笑うものでしょう?」

遊一「………………」

グラ「あら……困ったわ。少し、反応してくれないと。私、マズいことでも言った?」

遊一「いや」


遊一(俺自身、デュエルは得意分野じゃねえからな……考え方が違っても、よくある話とは思うが……)


遊一「カードを1枚セットし、ターンエンド」 手札:3

グラ「それじゃあ、このエンドフェイズにホロウはリバースするわ」

遊一「……カードを1枚ドロー」 手札:3→4

グラ「じゃ、私のターンよ。ドロー」 手札:1→2



グラ「《レプティレス・バイパー》を召喚するわ」


《レプティレス・バイパー/Reptilianne Viper》
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上の
攻撃力0のモンスター1体を選択してコントロールを得る事ができる。


遊一「!」

グラ「この効果で、あなたの場の攻撃力0のモンスター……ホロウのコントロールを貰うわね」

遊一「チッ……」


遊一:場→グラ:場
《風竜星-ホロウ》


グラ「さて……レベル1のホロウに、レベル2のバイパーをチューニング」

遊一「レベル3だと……?」

グラ「フフ……《霞鳥クラウソラス》をシンクロ召喚!」


《霞鳥クラウソラス/Mist Bird Clausolas》
シンクロ・効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻 0/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
ターン終了時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。



グラ「クラウソラスの効果発動。スクラップ・ドラゴンの攻撃力を0に」

遊一「チッ……だが、攻撃力0同士じゃ」

グラ「――――攻撃力0のクラウソラスと、スクラップ・ドラゴンをリリース!」

遊一「俺のモンスターを!?」

グラ「現れ出でよ、《レプティレス・ヴァースキ》――――」


《レプティレス・ヴァースキ/Reptilianne Vaskii》
効果モンスター
星8/闇属性/爬虫類族/攻2600/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分・相手フィールド上の攻撃力0のモンスター2体を
リリースした場合のみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊できる。
「レプティレス・ヴァースキ」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


遊一「……!」


遊一(しまった……具象化は「破壊されて」墓地に送られなきゃ発動できねえ)

   (ヴァ―スキの効果はモンスターの除去だが、俺の場にモンスターがいなけりゃどうにも……)

   (その上よりにもよって伏せカードは攻撃を強制する《竜星の極み》……)



グラ「バトルよ。ヴァ―スキでダイレクトアタック」


ズドオッ!!


遊一「ぐおっ……!」 LP:3200→600

グラ「…………これで、私はターンエンド」

遊一「……おう」


遊一(そうか、そういえば奴の手札は二枚……今ので使い切っちまったか)

   (なら……今ここで、反撃に転ずるべきか)


遊一「俺のターン!」 手札:4→5

   「《カメンレオン》を召喚する!」


《カメンレオン/Masked Chameleon》
チューナー・効果モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1600/守1100
このカードは自分フィールドにレベル5以上のモンスターが存在しない場合のみ召喚できる。
このカードの効果を発動するターン、自分はエクストラデッキからの特殊召喚及び
このカードの効果でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の守備力0のモンスター1体を
対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


遊一「カメンレオンの効果発動。シュンゲイを蘇生!」


遊一:墓地→場
《炎竜星-シュンゲイ》


グラ「……あら」



遊一「あれだけ引けば流石にな。――――レベル4のシュンゲイに、レベル4のカメンレオンをチューニング」

   「来い、《クリムゾン・ブレーダー》!」


《クリムゾン・ブレーダー/Crimson Blader》
シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/戦士族/攻2800/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
次の相手ターン、相手はレベル5以上のモンスターを召喚・特殊召喚できない。


遊一「―――――バトル! クリムゾン・ブレーダーでヴァ―スキに攻撃!」


ズバアアアアアアアアアアッ!!


グラ「うう――――――ッ、く!」 LP:200→0   ピィ――――――――!




勝率:85
トリップ→#hound15mot
指定数値→33

15+33=48

◆ デュエルに勝利しました


◆ 経験値を「2」入手しました。

 現在経験値:2→4

◆ 経験値が「4」累積しました。ステータスを上昇できます
   いずれかを選択してください

【運命力】:4+1  【戦略】:4  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4

↓2



◆ 【運命力】が4+1→5+1になりました


――――――

――――

――


わああああああああああああああっ……


頼亜『一回戦第一試合、勝者――――神威遊一!』


遊一「…………」


わ、わあああああああ……


遊一(何で妙に戸惑ったような歓声なんだ……)


グラ「ふぅ……お疲れ様」

遊一「あ? ……おう」

グラ「従兄弟から聞いた通り、面白いデュエルができたわ。また機会があればやりましょ」

遊一「あ、あぁ……ところで、そのイトコっつーのは」



グラ「廼亜琉楽」

遊一「……は?」

グラ「あら、微妙な表情。大丈夫よ、私ナイアほど性悪じゃないから」

遊一「……いや、つーかヤツの血縁って」

グラ「フフ。血縁がいちゃダメ?」

遊一「想像ができねェんだよ。本人は人間だっつってるし」

グラ「フフ……本人は、ね」

遊一「あ? 何だ今の意味深な」

グラ「あら、いけない。それじゃあまたね遊一君。お腹が空いた頃にまた会いましょ」

遊一「何でンな望月みてェな……」

グラ「私にも色々あるからね。ふふ……」


◆ 「舞野グラ」と知り合いました。



◆ 観客席


遊一「……ふゥ」

活火「お疲れだ、神威」

遊一「おゥ……つーかお前ら来てたんだな」

白音「こっちの台詞だよ神威君。普段こういうのに興味無さそうなのに……」

遊一「たまにはな」

活火「それより、見事な圧殺だったな」

遊一「……スカッとした勝ち方じゃねえ。褒められるようなモンじゃねェだろ」

活火「いや、ある意味、デュエルであるべき姿だ。ああいうのがむしろ理想だよ」

遊一「俺がスッキリしねェ」

白音「神威君ホント妙なところに拘るよね……」

遊一「…………」



白音「それより神威君! 次、私勝ったら……」

遊一「あ? あぁ、そういや戌井相手だな」

白音「フフフーン。そうそう、そうだよ! だから、そのぉ……た、例えばっ!」

   「勝った方が負けた方に何か一つ言うことを聞かせられるとか……」

遊一「あ? 別に構わねェけど」

白音「ホント!?」

遊一「つーかお前はいいのかよ。俺ァ仮にも男だぞ」

白音「いいのいいの! こういうのはノリが大事なんだから」

活火「戌井、まだ試合は始まってすらないぞ……」


頼亜『第二試合を開始します。戌井白音さん、御社霞鎌さん、準備をお願いします……』


白音「あ、呼ばれた。それじゃあ行ってくるね!」

遊一「お、おう」



活火「なあ神威。僕は思うんだが」

遊一「言うな」


◆ 十数分後


霞鎌「それでは、ぺんでゅらむ召喚と致します。――――鎌壱太刀、鎌弐太刀、鎌参太刀」

白音「わっ、わわわわわ! あ、と、で、でもまだ場にはブラックが……」

霞鎌「鎌弐太刀は直接攻撃が可能であります」

白音「えぇぇ――――!!」 LP:400

霞鎌「戦闘です。鎌弐太刀で直接攻撃」

白音「あぁ――――るえぇぇぇ――――……」 LP:400→0   ピィ――――――



遊一「………………」

活火「………………」



白音
#normal10
コンマ:30


白音「うぇっぐ……ひっく……」

遊一「……まー……何だ。捕らぬ狸の皮算用っつってな」

活火「お前何で追い討ちかけるようなことを」

遊一「仕方ねェだろうが、他に何言えっつーんだよ」

活火「こう、頑張ったな、とか……」

遊一「結果は?」

白音「何のぜいがも゛得られまぜんでじだあ゛ぁぁぁ」

活火「神威!!」

遊一「……悪ィ」



有子「君らは何をしているんだね」

遊一「あ、館長」

活火「艦長……?」

遊一「だいぶニュアンスっつーか意図してるとこが違うような気がすンなそりゃ」

有子「博物館館長の迷宮だ。遊一君とはアルバイト以来知り合っている」

活火「あ、どうも」

白音「よろじくお願いします……」

遊一「つーか館長にイースに……アドンのおっさん、森、小倉……見事に知り合いばっかだなオイ」

有子「まあ、そういうこともあるさ。私もそろそろ出番なのでな、そろそろ行ってくる」

遊一「うっす。いずれデュエルすることがあれば」

有子「その時は全力でやらせてもらうよ。君としても望むところだろう?」

遊一「……っす」



◆ 以下、ダイジェストでお送りします


――――第三試合:裏上和奈vs迷宮有子


和奈「くっ……そ……」

有子「ふむ、なるほど、どうにも私のデッキは君にとって天敵のようだね」

和奈「まだッ……終わってない!」

有子「《エルシャドール・ミドラーシュ》は、このターンにおける特殊召喚を制限する」

   「罠モンスターはその全てが『特殊召喚』である関係上……」

   「君のターンに回っても、エクシーズであるとかシンクロであるとかは困難だよ」

和奈「くそっ……!!」



裏上和奈:#sukeban83
迷宮有子 コンマ:96



――――――第四試合:イース・エルトダウンvs遊夜美唯


イース「そういえば、サークルのカンユーの時、アナタみたいなヒトがいたよーナ」

唯「他人の空似だよ。それとも、テレビで見たのを錯覚した?」

イース「Hmm……ま、いっカ。どーもテヌキ? してるみたいだし……」

唯「手抜きなんてそんなことっ」

イース「ソウ? ま、いいか。ワタシもカムイとDuelするつもりだし」

    「ここでジ・エンドだよッ! 《Emトラピーズ・マジシャン》!」


《Em(エンタメイジ)トラピーズ・マジシャン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
魔法使い族レベル4モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はこのカードの攻撃力以下の戦闘・効果ダメージを受けない。
(2):自分・相手のメインフェイズ1に1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
このカード以外のフィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターンそのモンスターは2回攻撃でき、バトルフェイズ終了時に破壊される。
(3):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「Em」モンスター1体を特殊召喚する。


イース「Attack!」

唯「うわぁっ!」 LP:1400→0  ピィ―――――



イース:#grmw46dees
唯 コンマ:45



――――第五試合:活火山vs森真昼


真昼「あっ、それじゃあ、えとレイヴンが場にいるのでグリムロ効果でクルス手札に加えて」

   「レイヴン効果でクルスとクシャノ墓地に送ってクルスの効果でグリムロ特殊召喚して」

   「クシャノの効果でケルベラル捨てて特殊召喚、ケルベラルの効果で自己再生しますね」

   「えっとそれから場のルリーとレベル4になったレイヴンでレベル5のレイジオン特殊召喚して」

   「2枚ドローして更に」

活火「…………すみません、僕の負けでいいです」

真昼「あっ、そ、そうですか? 遊一さーん! 私勝ちましたよ!」

遊一「お、おう……」


活火:#s36marine
真昼 コンマ:77


――――第六試合:ミランダ・S・ウィルキンソンvsアドン・マルクス


ミランダ「先生、お医者さんなのは構いませんが……」

     「デュエルでくらい人を治すのはやめたらいかがで?」

アドン「《シモッチの副作用》が残っていればそうしたがな」

ミランダ「おっと失敬。私がチェーンして破壊したんだ」

アドン「その上ターンを回せば場に壊滅的な被害が起きる……」

    「……それでもやるだけのことはやるべきだな」

ミランダ「おっと、そういうわけにはいかん。ネフティスの効果により――――」


(win)ミランダ:#school95
アドン コンマ:20



――――第七試合:小倉風乃vsハストィータ・クラリーマ


風乃「ふゥ――――ハハハハハッ! 出でよ、我が最強のしもべ!」

   「《アームド・ドラゴン LV10》ッ!」


《アームド・ドラゴン LV10/Armed Dragon LV10》
効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「アームド・ドラゴン LV7」1体を
リリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
手札を1枚墓地へ送る事で、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。


ハストィータ「……《風霊術-雅》」

風乃「えっ」

ハストィータ「………………」

風乃「あ……う……と、ま、まだLV7が残って」

ハストィータ「……《鳳翼の爆風》……《ヒステリック・サイン》捨てて効果で」

風乃「う、うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」


ハストィータ:#yellow36
風乃 コンマ:1



――――第八試合:飛井ぽぷりvsオクトパス・エリーゼ


エリーゼ「それじゃあ、レクンガの効果発動でしゅ!」

ぽぷり「へぇ……」 ギャィィン

エリーゼ「うぅ……ずっとギター弾いててこの人一つも動じないでしゅ……」

ぽぷり「重要なのは……心を動かされることじゃないからね……」

    「必要なのは相手の心を動かすこと……自分から動いちゃいけない」 ギュイイイン

エリーゼ「意味が分かりましぇん!?」

ぽぷり「何事も、動揺したら負けってだけだよ。《激流葬》発動」

エリーゼ「あっ!」

ぽぷり「《素早いマンタ》の効果で、デッキから残り2体のマンタを特殊召喚……」

    「ここから追い上げようかな……ッ」 ギュイィィギュィギォン


ぽぷり:#guitar77
エリーゼ コンマ:58



舞野グラ   ──┐              ┌── 活火山
             ┣━┐      ┌━┫
神威遊一. ...━━┛  │      │  ┗━━ 森真昼
戌井白音. ...──┐  ├┐  ┌┤  ┏━━ ミランダ・S・W
             ┣━┘│  │└━┫
御社霞鎌. ...━━┛    ├─┤    └── アドン・M
裏上和奈. ...──┐    │  │    ┏━━ ハストィータ・C
             ┣━┐│  │┌━┫
迷宮有子 ....━━┛  ├┘  └┤  └── 小倉風乃
イース ・ E  ━━┓  │      │  ┏━━ 飛井ぽぷり
             ┣━┘      └━┫
遊夜美唯. ...──┘              └── O・エリーゼ



遊一「…………で、結果はこう、か」

白音「結局、ゆいちー残らなかったね」

遊一「ゆ……?」

白音「あ、えーっとね、左側一番下の、アイドルの遊夜美唯さんのことだよ」

遊一「あァ……まあ」


遊一(……イースの言ってたところによると、ヤツは手を抜いていた上に……)

   (勧誘しに来た、つまり同好会の一員だっつーことだが……)

   (何でこの大会に……? 何の目的があって……)



イース「というカ、カムイだけオトコだね」

遊一「よォ。……言われてみりゃ確かにそうだが……」

白音「ちょっと偏りすぎな気もするなぁ」

遊一「……ま、抽選なんだから仕方ねェだろ。ところで」

イース「OK。ワカってるよ」

遊一「…………」 コク

白音「え、ちょっと何で二人でだけ通じ合ってるの。ぬぉぉ――――い!?」

遊一「今ちょっと真剣な話してっから黙っててくれ戌井」

白音「私と話してるの真剣じゃなかったの!?」

イース「アー……そういうワケじゃないと思うヨ?」

白音「そうかな……ていうか神威君また女の子の知り合い増えてる……」



カツ、カツ……


霞鎌「失礼」

遊一「あン?」

霞鎌「神威……遊一様ですか」

遊一「お前は……さっき戌井に勝った」

霞鎌「御社霞鎌。次の試合では、よろしくお願いします」

遊一「……あァ」

霞鎌「……試合の前に、所見を……一言だけ」

遊一「?」

霞鎌「複数人の女性を侍らせているなど、はれんちです」

遊一「は?」

霞鎌「では……失礼」 スタスタ…

遊一「……え。オイ……」

白音「行っちゃった」

イース「ハレンチ? カムイハレンチ?」

遊一「意味が分からん……」



遊一「ヤツはアレを言いに来ただけなのか?」

白音「た、たぶん……」

遊一「マジでか……?」

白音「し、試合の時も、結構、なんていうかそんな感じはあったけど」

   「マジメっていうかフシギっていうか」

遊一「そうか……そ、そうか」

イース「ヘーイカムイってハレンチ?」

遊一「いつまで引き摺ってんだテメェ」

イース「ダッテ気になる」

遊一「そう思ってるヤツにとっちゃそうなのかもしれねえとしか言えねえよ」

イース「フーン……ところで、ハベらせるって何?」

遊一「…………女に囲まれてウハウハ言ってるっつーことだ」

イース「Oh。カムイそうなの?」

遊一「そういうつもりは欠片もねえよ!」

白音(つもりはなくても実情はあると思いまーす)



頼亜『続いて、二回戦に移りたいと思います……』

   『第一試合、神威遊一さん、御社霞鎌さん、準備をお願いします……』


遊一「……行ってくる」

イース「オタッシャ!」

遊一「どこで覚えたンな言葉」

白音「が、頑張ってね神威君」

遊一「……おう」


◆ 御社霞鎌とデュエルを行います。ステータスは以下の通りです

● 御社霞鎌
【運命力】:5  【戦略】:6  【洞察力】:3  【精神力】:7+1  【構築】:3
特殊技能
「修験者」……【精神力】に+1の補正


遊一:【運命力】:5+1  【戦略】:4  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4


◆基本値を設定します

【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b

トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください

↓1



#245sbmdi402
指定→2,4
→b、d

◆ 【構築】及び【運命力】によって比較を行います。


霞鎌:【運命力】:5  【構築】:3

遊一:【運命力】:5+1  【構築】:4


◆ 双方ともに優位が【1】ずつ。よって【2】の優位を得ました。
   今回の基本値は【30】となります。


◆ 遊一の使用するデッキを選択してください

1.【セフィラ】(シャドール+竜星)
2.【アーティファクト】
3.【AFセイクリッド】
4.【幻獣機】
5.【竜星】
6.【クイックジャンクドッペル】

↓3


◆ 【クイックジャンクドッペル】で【妖仙獣】とデュエルを行います。

   【明日の18時まで】、遊一が霞鎌に勝利する要素を書き込んでください。
   デッキの情報については以下となります。雑談、相談等は自由にどうぞ。

【クイックジャンクドッペル】
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%B8%A5%E3%A5%F3%A5%AF%A5%C9%A5%C3%A5%DA%A5%EB%A1%DB#p512fd24
【妖仙獣】
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%CD%C5%C0%E7%BD%C3%A1%DB


◆ なお、一般デュエリストとのデュエルにおいて【スターダストは使用できません】ので留意してください。


なぁに遊星の使用頻度が少なかったカードを使えば問題ない
一応だけど、こっちも劣化○○にならないかという点ではある程度気を付けるつもりではある
意図的に劣化遊星にしようとしてるならまあ、どうしようもないけども

今回はここまでで

書いてるけどこれほぼ【シンクロン】だわ
クイックとジャンク以外の使用率落としてるけど、理想的なクイックジャンドの動きさせたら
すぐデュエル終わりそうで面白くないし。すみませんが、扱いとしてほぼ【シンクロン】と思ってください

あと、色々致命的な情報を公開し忘れてたので、三種類ほど、自動的に+5の意見として扱います。
これに関しては後ほど。


【妖仙獣の基本は対象を取るバウンスの連打と秘技のサーチにあるため、竜星とエクストラ共有されているだろう
 ガイザーをジャンクロン+レベル2+ドッペルで立てれば永続効果の対象耐性であるため強気に出ることが出来る。】
 →主力となりうる《妖仙獣 鎌壱太刀》や《魔妖仙獣 大刃禍是》の効果は対象を取る効果。
   大刃禍是には力負けしかねないものの、主力効果への対策を行えるのには間違いない(+10)

【遊一のデッキはシンクロのため罠で止まることが多いが、そのためサイクロンなどの除去カードが多く入れてるはず
 なので相手の天キを除去することで多少動きが遅くなる。そして、伏せカードを除去したあと安心して動ける】
 →Pゾーンのカードを破壊することも可能。場合によっては《妖仙獣の秘技》を使わせられる(+10)

【汎用シンクロのトリシューラを使用すれば手札に戻った妖仙獣を除外出来る】
 →手札のカードに限っては選択して除外するようなことはできないが、攻撃力で超えられる大刃禍是、

   キーカードの鎌参太刀などを除外することができたら御の字。墓地のカードや場のPカードも除外できるが、
   手札に関するランダム要素と、汎用性が高すぎることが問題。あらゆるデッキに刺さるというのは
   同時に、相手もそれなりに対策をして然るべき(+5)

【クイックシンクロンから召喚できるドリル・ウォリアーは相手ターン中に除外される効果によりバウンスに強く、ダンディ・ライオンの使いまわしでアドも取れる】
 →召喚をトリガーにするカードの使いまわしも行え、かつ特殊召喚もしやすいため、眩暈風のデッキバウンスなどにも強い。
   ただ、効果を使用したら結局は場から離れてしまうため、直接攻撃に対しては注意しなければならない(+10)


【クイックから出せるターボ・ウォリアーなら一の太刀によるバウンスは防げる、もちろん過信は禁物】
【また同様にクイックからニトロ・ウォリアーで攻撃表示にした神柱を攻撃できれば攻撃力0
 かつニトロの攻撃力増加効果もあって一撃でゲームが終わるダメージを叩きだせる】
【クイックシンクロンから召喚できるターボウォリアーはレベル6以下のモンスターから対象に取られないため鎌壱太刀にバウンスされない】
 →上記三種の意見は一つあたり+5、合計+15として扱います。


10+10+5+10+15=50

基本値【30】

今回の勝率は80%です

それで、上記三種類の意見に関してなんですけど
基本的に遊一には《ジャンク・ウォリアー》、《ターボ・ウォリアー》、《ニトロ・ウォリアー》、
《ジャンク・アーチャー》の4種のシンクロは使わせないようにしよう、と考えています

いずれも遊星が使用していたという感覚が強いモンスターですし、差別化のためということでご了承いただければ


◆ 確率上昇のストックを使用しますか?(残り:1)

↓1~3


◆ 勝率は85%となります。判定において【80以下】が出た場合に勝利です。
   トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。

↓1


◆ 指定数値【80】でデュエルを行います。


だいたい30分後くらいにできればいいなと

あ、違う【81】だ。ともかく21時30分ごろから



わああああああああああああああ……


頼亜『それでは第二回戦の第一試合を開始します――――』


遊一「…………」

霞鎌「…………」

遊一「何とか言えよ」

霞鎌「勝負と致しましょう」

遊一「…………おう」

霞鎌「何か、不満が?」

遊一「いや…………」


遊一(良くも悪くも、相応にヤる気のあるやつはその意気を見せつける)

   (そういう奴ほど、自然と前口上も長くなるモンだ。というか、そういう手合いばっかだし……)

   (気勢が削がれるっつーのが実際のとこか、ここまで語ることがねェと)



頼亜『では――――デュエル開始!』


遊一「デュエル!」

霞鎌「でゅえる」

遊一「………………」

霞鎌「何か?」

遊一「いや」

霞鎌「婦女をじろじろと見つめるなど不届きな……私の手番です」

   「1枚、伏せて終了とします」 手札:4

遊一「……俺のターン!」 手札:5→6


遊一(さっきの戌井とのデュエルを見る限り、コイツのデッキは【妖仙獣】)

   (今の状態だとまだ動く準備ができてねェっつーことか。それも普通ではあるが……)


遊一「《調律》を発動する」


《調律/Tuning》
通常魔法
(1):デッキから「シンクロン」チューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。



遊一「《クイック・シンクロン》を手札に加え、デッキの上から1枚を墓地へ」


遊一:デッキ→手札
《クイック・シンクロン》

デッキ→墓地
《リビングデッドの呼び声》


遊一「手札からモンスターを1枚墓地へ送り……」


遊一:手札→墓地
《シンクロン・エクスプローラー》


遊一「《クイック・シンクロン》を特殊召喚!」


《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》
チューナー・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻 700/守1400
このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。
このカードをS素材とする場合、「シンクロン」チューナーを素材とする
SモンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。


霞鎌「くいっく・しんくろん……」

遊一「……クイック・シンクロン」

霞鎌「くいっく・しんくろん」

遊一「………………」

霞鎌「何か」

遊一「いや……」



遊一「続きだ。《幻獣機テザーウルフ》を召喚!」


《幻獣機テザーウルフ/Mecha Phantom Beast Tetherwolf》
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1700/守1200
このカードが召喚に成功した時、「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、
トークン1体をリリースして発動できる。このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。


霞鎌「てざーうるふ、ですか」

遊一「テザーウルフの効果発動!」

霞鎌「ちょっと」

遊一「……幻獣機トークンを特殊召喚する!」


遊一:場
「幻獣機トークン」×1


遊一「レベル3の幻獣機トークンに、レベル5のクイック・シンクロンをチューニング!」

霞鎌「!」

遊一「来い、レベル8! 《ジャンク・デストロイヤー》ッ!」


《ジャンク・デストロイヤー/Junk Destroyer》
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで
フィールド上のカードを選択して破壊できる。



遊一「ジャンク・デストロイヤーの効果発動! 素材としたチューナー以外のモンスターの数……」

   「幻獣機トークンの1枚分、場のカードを破壊する!」


パキィィィィン……


霞鎌:場→墓地
《妖仙郷の眩暈風》


霞鎌「くっ……」

遊一「ブラフだか何だか分からねェが……ここでブッ叩く! バトルだ!」

   「テザーウルフでダイレクトアタック!」

霞鎌「なりません。《妖仙獣 大幽谷響》の効果を使用」

遊一「!」

霞鎌「手札の《妖仙獣 閻魔巳裂》を墓地へ送ることで、大幽谷響を攻撃表示で特殊召喚」


霞鎌:手札→墓地
《妖仙獣 閻魔巳裂》


《妖仙獣 大幽谷響(オオヤマビコ)》
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻 ?/守 ?
「妖仙獣 大幽谷響」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札から「妖仙獣 大幽谷響」以外の
「妖仙獣」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。このカードの攻撃力・守備力は
ターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの元々の攻撃力と同じになる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「妖仙獣」カード1枚を手札に加える。



遊一(攻撃力が同じになるモンスターで攻撃表示……誘ってるな)

   (だが、ここで行かなきゃ次のターンから結局不利になる。それは避けたい……)


遊一「バトルを続行する! テザーウルフで大幽谷響を攻撃!」

霞鎌「大幽谷響の効果を発動。てざーうるふの攻撃力を写し取ります」

遊一「構わねえ、行けッ!」


ズドドドドドドドドッ!!


遊一:場→墓地
《幻獣機テザーウルフ》

霞鎌:場→墓地
《妖仙獣 大幽谷響》


霞鎌「大幽谷響の効果を発動。山札から《妖仙獣 鎌参太刀》を手札に」


霞鎌:デッキ→手札
《妖仙獣 鎌参太刀》


遊一「追撃だ! ジャンク・デストロイヤーでダイレクトアタック!」


ドッゴオオオオオオオオッ!!


霞鎌「うっ……」 LP:4000→1400

遊一「よし……カードを1枚セットし、ターンエンドだ」 手札:2



霞鎌「私の手番です」 手札:3→4

   「《炎舞-「天キ」》を発動」


《炎舞-「天キ」/Fire Formation - Tenki》
永続魔法
「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから
レベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。


遊一「!」

霞鎌「この効果により、山札より《妖仙獣 鎌壱太刀》を手札に加えます」


霞鎌:デッキ→手札
《妖仙獣 鎌壱太刀》


霞鎌「鎌壱太刀を召喚」


《妖仙獣 鎌壱太刀/Yosenju Kama 1》
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1600/守 500
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「妖仙獣 鎌壱太刀」以外の「妖仙獣」モンスター1体を召喚する。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分フィールドに
このカード以外の「妖仙獣」モンスターが存在する場合に相手フィールドの表側表示のカード
1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。



霞鎌「鎌壱太刀の効果により、更に鎌参太刀を召喚」


《妖仙獣 鎌参太刀/Yosenju Kama 3》
効果モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1500/守 800
「妖仙獣 鎌参太刀」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「妖仙獣 鎌参太刀」以外の「妖仙獣」モンスター1体を召喚する。
(2):このカード以外の自分の「妖仙獣」モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
デッキから「妖仙獣 鎌参太刀」以外の「妖仙獣」カード1枚を手札に加える。
(3):このカードを召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。


霞鎌「この二体はいずれも天キの効果により、攻撃力を上昇させます」


《妖仙獣 鎌壱太刀》
攻撃力:1600→1700

《妖仙獣 鎌参太刀》
攻撃力:1500→1600


遊一「チッ……」

霞鎌「鎌壱太刀の効果を発動。じゃんく・ですとろいやーには退場していただきます」


ぶわあああああっ!


遊一:場→EX
《ジャンク・デストロイヤー》


遊一「しまった……!」

霞鎌「戦闘に入ります。鎌壱太刀で直接攻撃」

遊一「くっ!」 LP:4000→2300



霞鎌「鎌参太刀の効果発動。《妖仙獣 右鎌神柱》を手札に加えます」

遊一「!」


霞鎌:デッキ→手札
《妖仙獣 右鎌神柱》


遊一(ペンデュラムモンスター……! 手札に加えてきやがったか……!)


霞鎌「続けて、鎌参太刀で直接攻撃」

遊一「チッ……!」 LP:2300→700


わああああああああああああああああっ……


頼亜『この序盤で一気にライフポイントが700! 神威選手、絶体絶命か!』


遊一「……ゼロにはなってねェ!」

霞鎌「ですが、私の方が幾分か優位です。1枚伏せ、終了します」

   「このとき、鎌壱太刀と鎌参太刀は手札に戻ります」


霞鎌:場→手札
《妖仙獣 鎌壱太刀》
《妖仙獣 鎌参太刀》


霞鎌「手番を終了します」 手札:4

遊一「……俺のターン!」 手札:2→3



遊一「《増援》発動!」


《増援/Reinforcement of the Army》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。


遊一「この効果で、《ジャンク・シンクロン》を手札に加える」


遊一:デッキ→手札
《ジャンク・シンクロン》


霞鎌「じゃんく・しんくろん」

遊一「もうツッコまねェぞ。俺は《ワン・フォー・ワン》を発動する」


《ワン・フォー・ワン/One for One》
通常魔法(制限カード)
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。


遊一「手札のモンスター1枚を墓地に送ることで、《チューニング・サポーター》を特殊召喚!」


遊一:手札→墓地
《アンノウン・シンクロン》


《チューニング・サポーター/Tuningware》
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 300
(1):フィールドのこのカードをS素材とする場合、
このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。



遊一「更に、《ジャンク・シンクロン》を召喚する!」


《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター
1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


霞鎌「!」

遊一「ジャンク・シンクロンの効果発動。シンクロン・エクスプローラーを特殊召喚!」


《シンクロン・エクスプローラー/Synchron Explorer》
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 0/守 700
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「シンクロン」モンスター1体を
対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


遊一「レベル2扱いのチューニング・サポーターと、レベル2のシンクロン・エクスプローラーに……」

   「レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング! 来い、レベル7! 《邪竜星-ガイザー》!」


《邪竜星-ガイザー/Yazi, Evil of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星-ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と相手フィールドのカード
1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。



霞鎌「がいざー……対象を取る効果の天敵……!」

遊一「見たところ、鎌壱太刀の効果は対象を取るバウンス……それならコイツでなんとかなる」

   「チューニング・サポーターの効果でカードを1枚ドロー」 手札:0→1

   「――――バトルだ! ガイザーでダイレクトアタック!」

霞鎌「……通せません。《ばとるふぇーだー》!」

遊一「何!?」


《バトルフェーダー/Battle Fader》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


遊一「クソッ……大幽谷響だけじゃねェのかよ」

霞鎌「………………」

遊一「チッ……ターンエンドだ」 手札:1

霞鎌「私の手番です」 手札:3→4

遊一「………………」

霞鎌「ばとるふぇーだーを生贄に、《妖仙獣 凶旋嵐》を召喚します」


《妖仙獣 凶旋嵐(マガツセンラン)/Yosenju Magat》
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2000/守 100
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣 凶旋嵐」以外の「妖仙獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。



霞鎌「凶旋嵐の効果を発動。山札より《妖仙獣 左鎌神柱》を手札に加えます」

遊一「!」


霞鎌:デッキ→手札
《妖仙獣 左鎌神柱》


霞鎌「《妖仙獣 右鎌神柱》と《妖仙獣 左鎌神柱》を、振り子に添えます」


《妖仙獣 右鎌神柱(ウレンシンチュウ)/Yosenju Shinchu R》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/岩石族/攻 0/守2100
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「妖仙獣」カードが存在する場合に発動できる。
このカードのPスケールはターン終了時まで11になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「妖仙獣」モンスターしか特殊召喚できない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他の「妖仙獣」モンスターを攻撃対象にできない。



《妖仙獣 左鎌神柱(サレンシンチュウ)/Yosenju Shinchu L》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/風属性/岩石族/攻 0/守2100
【Pスケール:青3/赤3】
(1):自分フィールドの「妖仙獣」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊できる。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード以外の自分フィールドの「妖仙獣」モンスターを効果の対象にできない。


遊一「ペンデュラムスケールは3と5……いや、だがあのモンスターは……」

霞鎌「確かに召喚時にしか効果を発揮できません」

あ、違う、マガツの効果特殊召喚だ
すみません、↑のレス無しで



霞鎌「鎌壱太刀を召喚し、鎌参太刀を召喚」


霞鎌:手札→場
《妖仙獣 鎌壱太刀》
《妖仙獣 鎌参太刀》


霞鎌「そして、鎌参太刀の効果でばとるふぇーだーを生贄に、《妖仙獣 凶旋嵐》を召喚します」


《妖仙獣 凶旋嵐(マガツセンラン)/Yosenju Magat》
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2000/守 100
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「妖仙獣 凶旋嵐」以外の「妖仙獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。


遊一「リクルート効果持ち……? いや、だがその効果じゃ」

霞鎌「把握していないようですが……突破する方策はいくらでも」

遊一「!」

霞鎌「出でよ、《妖仙獣 閻魔巳裂》!」


《妖仙獣 閻魔巳裂(ヤマミサキ)/Yosenju Misak》
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻2300/守 200
(1):このカードが風属性以外の表側表示モンスターと戦闘を行う
ダメージステップ開始時に発動できる。そのモンスターを破壊する。
(2):このカードがP召喚に成功した時、相手フィールドのカード1枚を
対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。


遊一「なっ!?」

霞鎌「閻魔巳裂の効果は対象を取らぬ破壊! よってがいざーに対しても有効!」

   「戦闘に入りましょう。閻魔巳裂でがいざーを攻撃!」


ズバッシャアアアアアアッ!!


遊一「チッ……だが、ガイザーは、破壊された場合にデッキから幻竜族を特殊召喚できる!」

   「来い、《竜胆ブルー ――――――」

霞鎌「《妖仙獣の秘技》を発動」

遊一「!!」


《妖仙獣の秘技/Yosenju's Secret Move》
カウンター罠
(1):自分フィールドに「妖仙獣」カードが存在し、
自分のモンスターゾーンに「妖仙獣」モンスター以外の表側表示モンスターが存在しない場合、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。


霞鎌「私の場に、既にばとるふぇーだーはおりません」

   「よって――――その効果は、無効!」

遊一「畜生……ッ!」

霞鎌「戦闘です。凶旋嵐で直接攻撃!」

遊一「く……っそォォォォォッ!!」 LP:700→0   ピィ――――――!






勝率:80
トリップ→#storm00ss
指定数値→81


◆ デュエルに敗北しました



◆ 経験値を「3」入手しました(現在値:3)


20分ほど席外しますのでちょっとしたら再開で

どうしても場のカード除去して殴るのがコンセプトのデッキだとね
それ+バウンスに弱いシンクロってのが相性悪い原因じゃないかね

そろそろ再開



わあああああああああああああああああああああああああッッ!!


頼亜『勝者――――御社霞鎌!』


遊一「……ッッ」 ドゴォ


頼亜『床を殴らないでください、(床が)危ないですから』


霞鎌「私の勝利です」 ムフー

遊一「……あァ」

霞鎌「良い決闘でした……と言っても、皮肉にしか聞こえないでしょうが」

遊一「いや……自分の未熟さがよく分かった。悪いとは思わねェよ」

霞鎌「存外に潔いですね」

遊一「無意味に意地張ったって、結果は覆らねェんだ。重要なのはトライアンドエラー……」

霞鎌「とらいあんどえらー……」

遊一「……試行錯誤っつったのが分かりやすいか」

霞鎌「なるほど」



遊一「今回は負けた。だが」

霞鎌「次は分からない」

遊一「……あァ。次は――――負けねェ」

霞鎌「こちらこそ」

遊一「……アイツらにも、絶対に負けねェ」

霞鎌「はい?」

遊一「いや」

霞鎌「それでは、何かまだ機会があれば」

遊一「……おう」


◆ 「御社霞鎌」と知り合いました

◆ 大会の二回戦で敗退しました



ぽぷり「…………」 ギャィィン

唯「彼は敗北したみたいね」

ハストィータ「…………やはり、偶然?」

唯「仲間の力があったから、かもね……でなきゃ、あの実力であの二人が負けるとは思えない」

ハストィータ「……どうするの」

ぽぷり「帰る」 ギュゥン

唯「は?」

ぽぷり「興が削げたよ……アイツ、アタシとノリは合うかもしれないけど」

    「実力が足りない。アレじゃあ、面白いデュエルなんてできそうにないね……」

唯「た、大会は?」

ぽぷり「どうでもいい」 ギャァァン

ハストィータ「……私はこのまま出る」

唯「あ、そう……」


頼亜『第二試合、イース・エルトダウンさん、迷宮有子さん、準備を――――』



◆ 数時間後 「ゴールデン・ハインド」前


遊一(結果だけ先に言えば、優勝したのは館長だった)

   (1ターンに1度しか特殊召喚できないように制約をかけるミドラーシュの効果)

   (強い制圧能力を発揮するエグリスタや、特殊召喚された後でも対処が可能なシェキナーガ)

   (これらシャドールのカードを上手く活用することで、まずはイースに勝利)

   (その後の御社とのデュエルでは、《影牢の呪縛》などを上手く使ってこれに勝利)

   (最終戦……ハストィータ、だったか。奴のデッキに対しても、イースと同様の展開で勝利……)

   (公表する年齢相応の貫録を感じるような……あるいは)

   (神、というような奴らと相対して生き残った人間としてのプライド、のようなものを感じた)

   (で、結局誰が同好会のメンバーなのかは分からず終い)

   (我ながら、締まらねえ終わり方だ)



グラ「お疲れ様、遊一君」

遊一「あ? ――――あんたか」

グラ「大会はどうだったの?」

遊一「二回戦負け。ま、こんなもんだろ」

グラ「それは残念。ねぇ、何で負けたの?」

遊一「何で……って、結構に酷なことを」

グラ「どうなのかな?」

遊一「……単純に実力不足だよ。力が足りなかった」

グラ「力さえあれば勝ってた?」

遊一「別に、それだけじゃねェだろ。運や、タイミング、それに……あー……気持ちとか」

グラ「精神論とか好きな方?」

遊一「別に」

グラ「そう」

遊一「……で、何であんたは俺のトコに来たんだよ」



グラ「なんていうか、魂の渇望? みたいなものを感じてね」

遊一「あ?」

グラ「フフ……そんなに気にしなくていいわ。ただ、心の赴くまま、っていうだけのこと」

遊一「…………ワケ分からねえ」

グラ「分からなくてもいいわ、こちらの話だもの」

遊一「やっぱアンタ廼亜の野郎の血縁だわ」

グラ「あら、失敬ね」

遊一「アイツの血縁っつーのを言っただけで失敬かよ」

グラ「失敬よ、もう、お姉さんおこよ、おこ」

遊一「死語じゃねェか」

グラ「ともかく、求める人がいるなら――――って思っただけ」

遊一「どういうことだよ」

グラ「前人に倣って、ってだけのことよ。これ」 スッ

遊一「アンタもカード差し出すのか……」

グラ「えぇ、まあ、ね」

人はもらったカードで(ry
しかしまたろくでもないことにならなきゃいいが



グラ「それで……どうする?」

遊一「……何かリスクとかあるんじゃねえか」

グラ「何も無いわよ。何も仕込んでないし、むしろ君に災難があればそれを祓う力になれば、くらいに思ってるわ」

遊一「………………」

グラ「使うも使わないも君次第だから、受け取った後のことは知らないよ」

遊一「……チッ」


遊一(元々……廼亜の野郎から受け取ったカードを使った時点で、奴の企図するところに巻き込まれたわけだ)

   (ヤツの血縁っつー舞野のカードを受け取ったとして……本人の語るところ、リスクは無い)

   (……乗るか、反るか。いや―――――)


遊一「だったら、受け取っておく」

グラ「そう? フフ、それじゃあ、あげるわね」


遊一(―――――何企んでるとしても、全部ブチ壊してやる)

   (でなきゃ、カミサマや同好会の連中と戦うなんてデカいこと言えねえ)



遊一「……ただ、覚えとけ」

グラ「何?」

遊一「俺の夢を邪魔したり、妹に手ェ出したその時は容赦しねェ」

グラ「ご忠告ありがと。覚えておくわ。もっとも、そんなことしないけど」

遊一「……ケッ」


スタスタスタ……


グラ(そう……そんなことをして魂が曇ってしまうと困るでしょう?)

   (夢を目指して走り続けて、苦難に耐えて強くなって……)

   (そんな、頑強な精神を持った人間じゃないと。そんな、強くて綺麗な魂じゃないと)




グラ「――――――美味しく、食べられないじゃない」



◆ 一日が終了しました

今回はここまで
どんなカードを貰ったかは明日決めます

どんどんキナ臭くなってきた?
いつものことじゃないか(真顔)

おつおつ
まだSANチェックしてないし平気やろ(白目)

対戦相手を決めたのはダイス。よって全てダイスが悪い(暴論)

20時過ぎごろ予定

おーす

9時前になっちゃったけどやるど
と言っても今日はそんなにやらないつもりだけど

おるか

おるで

うーい
では貰ったカードについての多数決から行こうかね


◆ 遊一の貰ったカードは?

1.黒いドラゴンのエクシーズモンスター
2.禍々しい姿のシンクロモンスター
3.黒い翼を持つシンクロモンスター

↓1~ 3票先取

あ、2番目ほぼノーヒントになるなこれ
全部ドラゴン族だ空からね、一応

ダベリオン、ベエルゼ、BF竜の3種ね
選択肢に入れておいてなんだが本当にBF竜でいいのかい君ら

そういわれてもランダム決定みたいなものだしあと変えたら意味ない希ガス
ヒント少ないから勘で書いた人もいるだろうし

>>200
まあ、それもそうか
そういう訳で入手は非決闘竜の方のBF竜ということで

あと「から」変えたら、だ。間違えた
シグナー竜でも決闘竜でもシナリオ進行用になるし、いらなきゃ他のBF使いに渡せばいいと思う

(ぶっちゃけ単純な話、BF竜をデュエルで輝かせ辛かったり。
 本気で使うならそれこそ専用構築で自爆バーンダメージを強いられるわけだし)



では本編やるべ



◆ 38日目 / 遊一宅


遊一(……《ブラックフェザー・ドラゴン》……)

   (昨日の大会が終わった後に、舞野から受け取ったカード……)


《ブラックフェザー・ドラゴン/Black-Winged Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分がカードの効果によってダメージを受ける場合、
代わりにこのカードに黒羽カウンターを1つ置く。
このカードの攻撃力は、このカードに乗っている黒羽カウンターの数×700ポイントダウンする。
また、1ターンに1度、このカードに乗っている黒羽カウンターを全て取り除く事で、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
その攻撃力を取り除いた黒羽カウンターの数×700ポイントダウンし、
ダウンした数値分のダメージを相手ライフに与える。


遊一「………………」


遊一(手ごわい。色々と……こう、手ごわい)

   (活用するにはどうしても相手からのバーンダメージが必要になるが、コイツがいると相手も警戒するし)

   (そうした場合に単純なバーンカードを使ってくるとも思えない。つーことは自爆系カードが主体になるが)

   (そういうカードで上手いことデッキに取り入れられるカードは少ねェ……)

   (……まして、わざわざそのためだけに投入したって本末転倒なんだよ。どうしたモンか……)



遊一(【クイックジャンクドッペル】に《ワンチャン!?》を突っ込んで、エンドフェイズのダメージを帳消し……)

   (単体除去として《破壊指輪》を突っ込んで、相手にだけダメージを押し付け……)

   (《異次元の古戦場-サルガッソ》を投入することで、相手にだけデメリットを押し付け)

   (一方、ダメージを帳消しにしたら発動できねェカードも結構な数ある)

   (調べてみたら、こういうところで難しさが発揮されンだな……)


遊一「……亜鈴、お前、デッキに入れたいカードがある時どう考える」

亜鈴「全部入れるものじゃないの?」 ←【構築】:1

遊一「俺が悪かった」


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

10、大会に参加してた知り合いみんな
遊一が料理作って打ち上げとか主催者はたぶん別で。無理なら安価下で



◆ 博物館 / 応接室


有子「えー……それでは、今大会における健闘を祝して――――」



      「「「「「かんぱーい!!」」」」」



有子「……こんなものでいいかね?」

イース「イエース! ベリーベリーグッドだヨ!」

有子「あまりこういうことには慣れていないんだが……」

活火「というか……僕たちも呼ばれて良かったのですか?」

有子「というと?」

白音「元々、館長さんと神威君たちがちょっとした打ち上げって話してただけじゃ……」

イース「パーティーは賑やかでこそ、ダヨ!」

風乃「クックック……黒の饗宴」

エリーゼ「この人何言ってるんでしゅか?」

風乃「貴様には分かるまい、我が内から出でし波動……」

霞鎌「特にそのようなものは見えませぬが」

風乃「えっ」

真昼「あ、あのっ、そういうことは、面と向かって言っちゃ……」



イース「ダンスは見るよりスルほうが楽しイって言うくらいだから、気にしちゃノーだヨ!」

真昼「同じ阿呆なら踊らにゃ損……ですか?」

風乃「えっ私阿呆扱いなの」

有子「なぁに、若いうちにしかそういうこともできんよ」

風乃「今絶対阿呆扱いされた気が」

イース「気にしちゃノーだヨ!」

白音「気にしなきゃいけないと思うなぁ」

霞鎌「ところで、そちらの少女や外国人、館長殿には幾分か……」

真昼「えっ」

イース「A-Ha-han」

エリーゼ「どういうことでしゅ?」

有子「ははははは、ただの余興だよ余興!!」

活火「館長さん、すごく誤魔化してる感があります」

有子(そりゃあまあ事実彼女は「何かある」ような人材をズバり言い当ててるからね……)

イースと館長は変な波動出ててもおかしくないけど
真昼もなのか(驚愕)



活火「ところで、神威は……」

遊一「呼んだか」 ジュジュジュゥ

活火「うおっ……りょ、料理してたのか」

遊一「おう」

白音「て、手伝おっか神威君!」

真昼(先越されちゃう!?)

遊一「いらねェ。お前らはお前らの方で楽しめ」

有子「いや……いくらなんでも負担ではないかね、病み上がりにそれは」

遊一「興を削ぐ真似はしねェっす」 スッ

イース「あっ、カムイー!」

有子「引き留める間も無く引っ込んでしまったな……」

霞鎌「何とも奥ゆかしい御仁です」

白音「多分それはちょっと違うんじゃないかなー」

エリーゼ「なんなんでしゅかねー」



活火「何だかんだ、神威も悔しいんだと思います」

風乃「悔しい?」

真昼「二回戦負けが……ってことですか?」

活火「そんなこと言ったら僕だって一回戦で君に負けたんだが」

白音「私も負けたよ……」

霞鎌「…………」 ぶいっ

エリーゼ「わたしも一回戦負けでしゅけど、呼んでもらえました」

イース「カレンがいるからってコトかナ?」

活火「多分……居辛そうな感じはある」

霞鎌「私ですか」

白音「えーっと、それは……」

活火「神威自身、自分でも気付いて無さそうだけど……いや、自覚しても言葉にはしないだろうな」

有子「不器用な性格だね」



白音「確かに……学校でも、割りと強情で意地っ張りな部分はある、かな」

イース「……ツンデレ?」

霞鎌「つんでれとは一体」

真昼「え、えっとですね、こう、他人に対して棘があるような接し方をしているんですけど」

   「内心でどこか優しかったり、こう、素直になれない人っていいますか」

有子「君、そういう方面に詳しかったりするのかね?」

真昼「え、えぇっ?」

有子「いや、説明が妙に堂に入っていたような」

真昼「気のせいですっ」

風乃「通運手零(ツンデレ)……それは古来より伝わりし殺人拳」

活火「それだけは無い」

霞鎌「勉強になります」

白音「真に受けないでー」



有子「しかし……不思議なものだ」

活火「何がです?」

有子「私はあまり人付き合いというものをしないのだがね、こんな催しまですることになってしまった」

   「遊一君と関わってからかな、こういう変化も」

イース「そういえばかんちょーアリスと出会ったの、カムイの紹介だったッケ?」

有子「まあ……そうだね」

白音&真昼「「へ、へぇ……」」

活火「意外です。あいつ、人付き合いとか嫌いだと思ってたんですが」

エリーゼ「面倒見はいい人だと思いましゅ」

風乃「稀に酷いことを口走るがな!!」

霞鎌「態度も悪いですね」

活火「ま、まあ……うん、確かに」



有子「彼も……まあ、今、割と微妙な時期だから」

   「色々と、大変なことも多い、だろうね」

霞鎌「確かに、あの方の背後には、様々なものが渦巻いておりました」

白音「え、と……それって、神威君大丈夫なんですか?」

有子「彼次第、という面はあるね」

活火「そうですか……」

風乃「摩訶不思議なモノを背負う宿命の戦士……」

イース「多分チガうようなチガわないような」

有子「……と、ともかく。奇しくも我々は遊一君を通じて出会った仲でもある」

   「私も、個人的に付き合いはあるが……ね、まあ、あの性格だ」

   「素直に言葉にすることは少ないと思うが、助けを求められたら、助けてもあげようじゃあないか」

白音「そんなの、勿論ですよ館長さん!」

イース「オフコース! ワタシもネ!」

活火「僕も、あいつには借りがありますし」

エリーゼ「わが教団の団員第二号を見捨てるわけにはいきましぇん」

変人窟だからね、個性が強いほうがよくなじむ
しかし愛されてるなー遊一



霞鎌「教団……? 彼は邪教と何らかのかかわりでもあるのですか?」

真昼「いや、そんなことは無いと思いますけど……」

有子「…………」

イース(アルんだナ、コレが)

エリーゼ「むっ、邪教とはしちゅれいな」

霞鎌「失敬。異教……ですね」

エリーゼ「そうでしゅ。ちゃんとした宗教と認めてくだしゃい」

風乃「ちなみに――――教義は?」

エリーゼ「毎日の幸せに対して感謝しながら、それを与えてくれるかみさまに対してお礼を言うことでしゅ!」

有子「なんと平和的な」

活火「宗教って元々こういう所からスタートしたはずなんですけど」

風乃「世の権力者はこうした崇高な理想をこそ己が欲のために食いつぶす……おのれ破戒者!」

ゴトッ

遊一「……メイン上がったんだが……俺、邪魔か?」


◆ 一律でこの場の人物の好感度が上昇します
   コンマ1の位で決定
1~4 : 1
5~8 : 2
9、0 : 3

↓1



◆ 以下のように変動しました

活火山:14→16
戌井白音:19→21
迷宮有子:44→46
小倉風乃:7→9
イース・エルトダウン:16→18
森真昼:3→5
オクトパス・エリーゼ:0→2
御社霞鎌:0→2



遊一「……盛り上がってンな」

活火「お前も入ってくればいいんだぞ」

遊一「ガラじゃねェ」

活火「……お前らしいと言えばらしいよ。まったく」


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.自由安価

↓2

ksk



◆ 掲示板前


遊一(前回はイースの依頼とエリーゼの依頼を受けたんだったな)

   (イースの方はもう終わったが、エリーゼの方は長い話になる)

   (ま、他に依頼受けたって構わねえだろう)

   (もっとも、前回からそれほど変化があるとは思わねえが……)


【スクラップ置き場についてのお知らせ】
スクラップ置き場への立ち入りは制限しておりませんが、スクラップ等が崩れることがあります。
利用する方は充分に注意してご利用ください。


【怪我に気を付けましょう】
ここのところ、けが人が増えている傾向にあります。
原因になるものに近づくことはできるだけ避けましょう。


【神威遊一へ】
依頼を着実にこなしていってるようだ。市民の一人として敬意を払おう。
我がグループが建設中の施設があるのだが、その際の手続きが少々面倒なので漁業組合、レストラン、雑貨屋へある書類を渡してもらいたい。
報酬に関しては、市長として確約しよう。

         ◆ 龍天河明斬渡


【パトロールのお誘い】
近頃、ガンガリティア内で不審者が多数目撃されている
体力、デュエル力に自信のある方、パトロールにご協力ください

         ◆ ガンガリティア市役所:無月裏影


【人探し】
白髪で常にニヤニヤしている不可思議な雰囲気の男を探しています
商品の査定に関して少々問題が発生しました
出会ったら連れてくるよう、お願いします

         ◆ 東宮渥実


遊一(とりあえずこんなモンか。で、他には……)


↓4くらいまで、依頼募集

【ライブ】
屋外ライブをするのだけど頼んでいた演奏者に欠員が出たの。その代わりを頼みたいわ。
会場準備のほうでも人手がほしいしそっちの手伝いでも構わないわ。
報酬はカードと…・・・そうねアタシが一曲選んで弾いてあげる。
依頼者::飛井ぽぷり

欠員の楽器に関しては特に決めてないので、適当に決めてもらえれば
遊一が楽器弾けるかわからんけど



【ライブの欠員募集】
今度、商業区でライブをするのだけど、頼んでいたドラムスに欠員が出たので急募。
演奏が無理なら会場の設営を手伝ってほしい。
報酬はカードと……一曲、演奏するよ。

        ◆ 飛井ぽぷり


【森林キャンプ】
ガンガリティア近海の島で二泊三日の森林キャンプを行います。
生徒の皆さんは班決めと準備を忘れずにお願いします。
なお、今回のキャンプでは大学のゼミのフィールドワークも兼ねております。節度を持った行動を心がけましょう。

        ◆ 学校+森蔭清羅


【姉を追え!】
最近姉が隠れてなにかやっているみたいです!
ちょっとつけてみたら変な男と一緒にスクラップ置き場の変な場所に入っていくのを見かけました!
なにか嫌な予感がするので調べてください!

        ◆ ヴィント・クラリーマ


【家政婦(夫)の募集】
仕事が忙しくなって自宅に戻れない日が続いています。誰か家事を頼めないでしょうか?
報酬として、DPとサイン入りカードをプレゼントします

        ◆ 遊夜美唯


遊一「……こないだの大会に出てたヤツが二人紛れ込んでんな……」


遊一(ヴィントの奴のアネキもか、そういや、あの大会にいたヤツ、輪郭が似てたような……)

   (まあ、いい。ともかく、請けられても【二つ】くらいだな、いつものことだが)


↓2 どの依頼を請ける?

ksk

では【ライブの欠員募集】と【姉を追え!】を選択して、今日はこんなところで

どっちも同好会関係か……片方は直接的には関係しないけど

おつおつ

多少扱いにくいカードでも、軸があると描写がしっかりするし
扱いにくいくらいの方が活用法を考えて試行錯誤するのが楽しいからこういう嫌いじゃないのよ
別に真綿で首を絞められるようでンギモヂッとかなってるわけじゃないぞ(必死)

ところで今日も20時ごろにやるつもりだけど、そろそろ前スレの埋めネタ募集

20時予定ー

ちょっとしたら離席しそうだけどやるで



◆ ライブハウス「アンプリファイア」


ぽぷり「……」 ギャァァァァァン

遊一「…………っ」

ぽぷり「……っと、悪いね。音が大きかったかな」

遊一「いや……面食らっただけだ」

ぽぷり「そう」 ギュンギュンギュゥゥゥン

遊一「お、おい、依頼の話は」

ぽぷり「まだ後で。ノりきれてない……」 ギュィィン

遊一「………………」



――――――

――――

――



ぽぷり「待たせたね」

遊一「おう1時間は待ったぞテメェ」

ぽぷり「些事だよ」

遊一「ちっとも小さくねェよ」




ぽぷり「……じゃ、依頼について話そうか」

遊一「ライブ設営か、演奏手伝いだったな」

ぽぷり「多くは望まない。どっちかだけでいい。けど――――」

遊一「やるからには成果を出せ、だろ」

ぽぷり「分かってるじゃない」 ジャアン

遊一「お前何で練習終わってんのにギター持ち歩いてんだよ」

ぽぷり「あれはエレキ。これはアコギ」

遊一「……お、おう」

ぽぷり「ところで……楽器は何か、できる? 今回の募集はドラムスだけど」

遊一「あー……」


◆ コンマ判定を行います
   遊一の音楽適性(ドラム)

↓1

えっ

ちょい待ってて
夕飯ついでにちょっとプロット組み直してくる



遊一「手慰みにスクラップ置き場に落ちてたドラムで練習をしてる」

ぽぷり「アテにはならないけど、どのくらいの期間?」

遊一「ざっと8年」

ぽぷり「……ふぅん」

遊一「独学だがな」

ぽぷり「でも、一番重要なのは……脳髄に刻まれてるビートだよ」 ベェェン

    「どんなに長くやってても、センスが無いと全て帳消し……」

    「叩いてみてよ。アタシがあんたのセンスを判断する」

遊一「天才は天才を知るってことか?」

ぽぷり「ただ、センスの有無が分かるってだけさ」

遊一「……ま、それならやってみるか」



ダン、ダン、ダン、ダカダカダカダカッ


ぽぷり(出だしは凡庸……)


遊一「…………」 タン、タ、ダダダダダンッ

ぽぷり「――――ここから、試すよ」 ギュイインッ

遊一「あ……?」 タン、タンッ

ぽぷり「即興で演奏(や)る。あんたもアドリブでいい……アタシについてこい」 ギャアンッ

遊一「……応よ」 ダンッ


遊戯王DM OP2
ttps://www.youtube.com/watch?v=Kf-A3xLpen8



♪~……

ぽぷり(――――――――こいつ)


遊一「…………」 ダンダン、ダダダン、ダダダッ


ぽぷり(的確に合わせてくる……おおよそ、考えられる技法は試した……)

    (転調に急なリズムの変化、少し聞いただけでは分からない程度のテンポの変化)

    (荒っぽくもあり、でも繊細な……内から湧き出る衝動を形にしたような……!)


ジャァァァンッ!


遊一「…………」 ダンッ

ぽぷり「…………ふぅ……」

遊一「……それで、どんなだ」

ぽぷり「………………」 スタスタスタ…

遊一「……あ? ンだよ」



がしっ!!


遊一「!?」

ぽぷり「あんた、名前は」

遊一「あ? か、神威遊一……」

ぽぷり「遊一、アタシと組め」

遊一「え、いや、今日その話で来たんじゃ」

ぽぷり「そうじゃない……正式にバンドに入ってくれ」

遊一「は?」

ぽぷり「あんたには見込みがある。今は荒削りでも……いずれは世界を震撼させられる」

遊一「いや、大袈裟すぎんだろ」

ぽぷり「大袈裟なモンか。神だって震えさせられるさ」

遊一「大袈裟ってレベルじゃねェぞ」



ぽぷり「アタシがいつまでもストリートで燻ってるのは……結局、魂に共鳴するような相手がいないからだ」

    「だから、今まではずっと無意味に歌ってるようなモンだった……」

    「死んでるんだよ、今だってずっと」

遊一「お、おう」

ぽぷり「昨日の大会の会場にいたな、遊一」

遊一「まあ……お前もいただろ」

ぽぷり「あの時からそれとなくは気になってた。けど――――そうだ。今、キた」

遊一「そ、そうか……」

ぽぷり「今までずっとなんとなく世界中を巡ってきてなんとなく生きてきた……」

    「世界そのものがイヤんなったことだって一度や二度じゃない、けど」

    「この音に出会うためだったとするなら……納得もできる」


遊一(ゑー)


ぽぷり「だから、頼む。アタシの力になってくれ。あんたとなら本当に演奏(や)りたいこともできる」

遊一「どうでもいいが、顔近ェしいつまで手ェ握ってんだよ……」



ぽぷり「そんなのどうだっていいだろ」

遊一「良くねェよ。女がそういうのは良くねェよ」

ぽぷり「女である以上に、アタシは一人のミュージシャンだ」

遊一「俺エンジニアを自称してるはずなンだが」

ぽぷり「あんたのやりたいことはやってもいい、けど」

遊一「……あー……何だ、その、オイ」

ぽぷり「ん?」

遊一「次のライブっつーのには参加する。そういう約束、っつーか依頼だったしな」

   「逃げやしねェから、今はそれで勘弁してくれ」

ぽぷり「…………仕方ないな」 スッ

遊一「おう……」

ぽぷり「……約束は、破るなよ」

遊一「破りゃしねェよ。俺ァそういうのが一番嫌いだ」



ぽぷり「これ、渡しとくよ」 シュッ

遊一「あ? ……『音響戦士』……?」 パシッ

ぽぷり「報酬として考えてたカードだ」

遊一「あ、あァ……つーか、いいのかよ、これ」

ぽぷり「いいの、っていうのは?」

遊一「フツー、前払いで報酬渡すような真似しねェだろ」

ぽぷり「あんたを信用したらいけないのか?」

遊一「……それを言われると、だいぶ堪えるんだが」

ぽぷり「信じさせてくれよ、遊一」

遊一「…………努力する」


遊一(滅茶苦茶重いヤツと付き合い持っちまった気がする……)


◆ 「飛井ぽぷり」が交友関係に追加されました。

◆ (半ば強引に)『音響戦士』を手渡されました。



◆ 商業区周辺


ヴィント「ちーっす、お兄さん……どしたん、そんな疲れた表情で」

遊一「……いや……色々あってな……」

ヴィント「んー?」

遊一「別に嫌っつーワケじゃねェんだが……なんつーのかな……」

ヴィント「なになに、何の話よー」

遊一「色々とな……なんつーか……勧誘受けて……っつーか……」

ヴィント「悪いのに引っかかったら亜鈴に悪いよ、お兄さん」

遊一「そういうのじゃねェと思うんだが……ありゃ天然っつーかなんつーか……」

ヴィント「そっちも大事かもしれないけど、とりあえず今はあたしの話聞いてほしいなーって」

遊一「あァ、そうだな……お前のアネキのことだったか」

ヴィント「最近姉ちゃんが付き合い悪いって言ったっしょ?」

遊一「あァ。の割に大会出てたが……」

ヴィント「あ! 真昼の出た大会でしょ。あたしも行きたかったなー」

遊一「そんで?」



ヴィント「こないだね、どこ行くか分かんないから付いてったの。そしたら!」

遊一「たら?」

ヴィント「なんか変な人たちと一緒にスクラップ置き場に行って」

遊一「……」

ヴィント「そこで見失った」

遊一「……結局見失ったのか」

ヴィント「しょーがないじゃーん! だって隠れながらあっちを見ながら、って無理だよー!」

遊一「まあ……そういうのはどうしても向き不向きあるしな」

ヴィント「だからお願い1 お兄さん、姉ちゃんが何してるか調べてきてよ!」

遊一「で、そこに行きつくわけか。分かった」

ヴィント「早っ!? 快諾だねー……」

遊一「スクラップ置き場ってことは、俺にも関係ある話だからな。見過ごせねェ」

ヴィント「まあ、だよねー」

遊一「状況についちゃ、一区切りついたところで報告は入れる」

ヴィント「あいよー」




ヴィント「じゃ、任せたよお兄さん!」

遊一「おう……なんか滅茶苦茶呆気ねェような気がするな」

ヴィント「え?」

遊一「いや、何でも……」


遊一(さっきのが長すぎた……っつーか、なんつーか……濃すぎただけだな、多分……)


◆ ヴィントの依頼を請けました。

◆ 以降、アルバイトから「ライブ」と「ハストィータ捜索」を選択できます。


◆ 引き続き、翌日行動選択に移ります。



◆ 39日目 / 神威家


遊一(一応だが、ヴィントのアネキの捜索についちゃ同好会のアジト探索と並行できる)

   (そのアネキが同好会に関わってる可能性が否定できねえ以上……)

   (戦うことも視野に入れておかねえとならないだろうな)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2


◆ 学校前


遊一(……なんか、すげェ久々な気もするな、学校)

   (直接的に何か問題があるわけじゃねェが……)

   (そろそろ学校で【何か得られそうな気がする】んだよな……)

   (それが何か、っつわれると困るが……【デュエルで有利に立てそうな】もののような気がする)

   (まあ、結局は選択次第にはなる、な……)


1.デュエルの勉強をする(経験値取得)
2.特殊能力の取得
3.図書室で調べもの
4.自由安価

↓2



◆ 「特殊能力の習得」を目指します。

   まず、方向性についての安価を取り、その後に難易度を決定。
   最終的にコンマ次第で習得となります。

   どんな能力が欲しい?


1.特定の相手に対して勝率を上げられる
2.ステータスの向上
3.その他、方向性について自由安価

↓3



◆ 「邪神特効」の技能を習得します。

   なお、この効果は【数値キャップの影響を受けず、90%を超えて効果を適用できます】。
   効き目が大きいほど、習得難易度は高くなります。


1.5%  (コンマ:80)
2.10% (コンマ:180)

↓2


◆ コンマ合計が【180】になれば習得となります。

   まず、こちらについての判定を行います。
   なお、ゾロ目にはボーナスが付与されます。

↓1


◆ また、特殊技能の名称を決定したいと思います

↓2~4 候補


◆ 特殊技能の名称について多数決

1.エルダーサイン
2.人類の叡智
3.折れぬ者

↓1~5



◆ 以下のように変動しました

 「折れぬ者」……邪神特効(+10%)

習得率:78/180


遊一(……なんとはなしに、俺が学校で読み始めたのはデュエルについての本だった)

   (そうしていると何故か、妙に自分の敗北を思い出して仕方がない)

   (仕方がない。一番最近したデュエルで、見事に負けたんだから)

   (負けない、と誓ってはいても、頭が冷静であればどうしても可能性は浮かぶ)

   (……この考えが吹き飛ぶとしたら、それは……いつになるんだろうか)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ 埠頭


廼亜「やあ遊一君! 私だよ!」

遊一「は?(威圧)」

廼亜「えっ何かごめん……」

遊一「何の用だよお前」

廼亜「いや、用事って言うほどの用事があるわけじゃないんだけど」

遊一「今気ィ立ってんだよ」

廼亜「みたいだねぇ。どうしたんだい?」

遊一「別に」

廼亜「ははぁん、この調子ならいけるぜヒャッハーとか思ってたデュエル大会で負けちゃったと両膝が折れるゥ!!」

遊一「何で見て来たかのように詳細に語れンだテメェ」

廼亜「いやだって半分くらい見てたしギブギブギブ」

遊一「……チッ」 パッ

廼亜「あーホントに折られるところだった……」



廼亜「これが私じゃなかったら訴訟モノだよ!」

遊一「あーそーかよありがとよ」

廼亜「まあいいや。それで、どんなだい?」

遊一「あ?」

廼亜「結局私が渡したカードもあの大会で使わなかったじゃないか」

遊一「その上テメェのいとこを名乗る舞野にもう1枚渡されたんだがな」

廼亜「マイノ? グーラ?」

遊一「従姉妹じゃねえのかよ」

廼亜「……あ、確かに。言われてみれば」

遊一「今気付いたのかよ……」

廼亜「いや失敬失敬、ちょっと引っかからなくてね、ようやく分かったよ」

遊一「……チッ」

廼亜「で、何で使わなかったのさ?」



遊一「あ?」 イラッ

廼亜「使えば勝ってたかも」

遊一「バウンス使いだぞ相手」

廼亜「……あっ」

遊一「それ差っ引いても卑怯だろうが」

廼亜「卑怯?」

遊一「カミサマ相手なら、あるいは負けられねえ相手なら、それでも構わねえさ」

   「だが、ありゃ特に思惑も何もねえ、ただの大会だ。使う気はねえ」

廼亜「勝たなきゃ意味ないじゃないかぁ」

遊一「認知もされてなく、流通もされてねえカードを使って勝って悦に入る、か」

廼亜「ありゃ。お気に召さないかい?」

遊一「気に入らねえよ。少なくとも俺の流儀じゃねえ」

廼亜「うーん……こだわるねぇ」



遊一「対等な立場の上で戦って、勝って、ようやく価値があるんだろ」

   「そこを違えたら、俺は胸張って歩けねえ」

廼亜「プライドねー……」

遊一「犬に食わせとけ、とでも言うか」

廼亜「いやぁ、それもアリなんじゃないかな。君の中で線引きしてるなら」

遊一「ケッ」

廼亜「むしろ私の肩身が狭いよーああ辛い」

遊一「……なあ」

廼亜「ん?」

遊一「俺ァ別にテメェの意見を否定する気はねえぞ」

廼亜「あれ、君。受け容れなかったじゃ」

遊一「受け容れねえだけだ。他人が言う分にはどうでもいい。好きにしろ」

   「ただ、俺はこうだ、って主張をしただけだ」

廼亜「く。は、は」

遊一「ンだよ。何か可笑しいかよ」



廼亜「いや……」


廼亜(そうだ……こうでなくては)

   (人の意志、人の心。それらは、突き詰めれば人の「欲望」へと帰結する)

   (「それ」が強ければ強いほどに……野望の結実は、早くなる)


廼亜「君はやはりそうでなくては」

遊一「皮肉か何かか」

廼亜「単純な賞賛さ」

遊一「…………」

廼亜「ところでもう1枚カードが」

遊一「絶対いらねェ」


◆ 廼亜琉楽の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 7
4,5,6 : 8
7,8,9 : 9
0,   : 11
↓1



◆ 以下のように変動しました


廼亜琉楽:26→34



廼亜「面白くないなぁ」

遊一「俺はテメェの楽しみのために生きてるんじゃねェ」


◆ 一日が終了しました

今日はこんなところで
埋めネタは明日あたり

しかし濃いのはいるけど今期は変態キャラってあんまりいないような気がしてきた
遊一にせよ他のキャラにせよ、拡大解釈すればすべからく変態ですけども

そうだそうだ!(ダーク・ロウを使って相手を白目にしながら)

インフィニティ「やめろ! こんなの俺の知っているデュエルじゃない!」

海皇「俺の知っているデュエルは…みんなを幸せに…」

プトレと1キル海皇マジ許すまじ

21時ごろからできればいいなって

あかん、予告してるのに申し訳ないですけど一時間ほど遅くなりそうです

ムカつくぜGE●!! 俺の要望をことごとく拒否りやがって……!
何で俺にCOREを買わせねぇんだ! 俺は埋めネタついでに実カード復帰したいんだよ!!
いい加減に仕入れろよ! 仕入れろォ! (遅くなってすみません)

4軒ほどハシゴした甲斐があってどうにか見つかりましたが
ケジメにCROSも買おうと思ったらこっちは2パックしかありませんでしたぁ
悔しいですねぇ

そろそろやります



◆ 40日目 / 遊一の部屋


遊一(……廼亜の野郎、他人事と思って好き勝手に言いやがって)

   (いや……他人事だから好き勝手言えるのか)

   (だが、人間……超えちゃいけねえ一線ってものもある)

   (それが秩序ってやつだ。が……)

   (秩序が通用しない相手には、それを超えてブン殴りに行かなきゃいけないっつー時も、あると言えばあるんだが)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ スクラップ置き場


遊一「さて……」


遊一(スクラップ置き場は俺にとっちゃテリトリーみたいなものだ)

   (勿論、場所としては共同……共用のものというのは確かだが)

   (そういうのは差し引いても、得体のしれない奴らがのさばってるのは見過ごせねえ)

   (まして、妹の友達のアネキがそれに関わってるということなら尚更だ)

   (アジト探すことに関しちゃ一応別枠ではあるが、この依頼を達成したら【一つ】くらいは手がかりが見つかるだろ)



◆ コンマによる判定を【3度】行います。合計で【150】となれば、ハストィータを発見できます。
   なお、ゾロ目にはボーナスが付与されます。

↓1~3



◆ (28+75+96=)199/150


スタスタスタ……


遊一「!」 ササッ

ハストィータ「……?」 スタスタ…


遊一(……早速見つけたな。ちょっとあっさりすぎるが……)

   (ま、重要なのはこっからだ。見つけたとして、どうするべきか)

   (単刀直入に話すか、それとも尾行して行動を探るか)

   (前者であれ後者であれ、メリットもデメリットもある)

   (他に何か策があるなら、それもいいが……)


◆ 何か他に策はある?


↓3くらいまで

あ、無いなら無いで大丈夫です

このレスは数えない方向で



遊一(……浮かばねえし、二択だな)

   (さて……話しあいに行くか、尾行するか)

   (前者なら、成功すれば相手の情報を得られるかもしれねえ)

   (効くんなら、実力行使よりよっぽど良い。問題は……)

   (……俺の性格的に向いてねえってとこか。アタマ使うしな……)

   (その代り、多少失敗してもデュエルになることは避けられるかもしれない)

   (逆に、尾行するなら見つかればヤバいし見つからなきゃリターンは大きい)

   (こっちの成功率は高いかもしれないが、逆に見つかった場合のデメリットが大きいってとこだな)

   (さて――――どうしようか)


1.説得
2.尾行

↓1~3



遊一(尾けるか。話すよかよっぽど得意だ)

   (見つかったらマズいが……まあ、その時はその時だ)

   (実力行使でもなんでも、抜け出せりゃ大丈夫、だと思う)


◆ 判定を【3度】行います。
   ↓1及び↓2は【20以下】、↓3は【35以下】が出た場合に失敗となります。



遊一「…………」 シュッ シュタッ


ハストィータ「……何か……ん……何か、妙な気配が……」

遊一「…………」 ササッ

ハストィータ「…………」 キョロキョロ


ハストィータ(気のせい……?)

遊一(パルクールを習得していて助かったな) シュンッ シュンッ

ハストィータ(…………何か……じょ、常識はずれの事柄が……起きてる気がする……)


ハストィータ「……っ」 バッ


しーん……


ハストィータ(………………神経が……過敏になってる、だけ……かな……)


遊一(上だ) ブラーン



遊一(さて……奴の行先はだいたい分かった。が……)

   (……どういうことだ? この先は、スクラップが詰まれてるだけのはず……)

   (あの山の中に入口らしいモノはねえ。そうなると……)


梅「こんにちは、ハストィータさん」

ハストィータ「…………はい」


遊一(梅安久平……!)


梅「誰にも見つかりませんでしたか?」

ハストィータ「……分からない……。何かが、いた……ような……」

梅「そうですか。ンー……それは……まあ、いいでしょう。滅多なことでは理解もなりませんでしょうし」

ハストィータ「………………油断は」

梅「理解していますよハストィータさん。確かに、かの『彼』は神秘について理解を示していますが……」

  「だからと言って、見た全てを把握し、理解することは不可能です。気にせずとも構いません」


遊一(――――何の話だ……?)


梅「では、ハストィータさん。こちらへ」

遊一「……?」

ハストィータ「……分かった」 スタスタ……

梅「では――――いあ! !%>#>*+……」


フッ……


遊一「!?」


遊一(奴らの姿が……消えた……!?)

   (いや、まさか……瞬間移動……のようなものか?)

   (そんなバカげたこと……いや、まさか、魔術ってやつか……?)

   (だとしたら……クソッ。俺に……手の打ちようがあるかよ、コレ……!)



遊一「…………」 スタッ


遊一(館長のやイースの見立てによれば、俺に魔法を扱う力はねェ)

   (精霊……の力、とも思いはするが、亜鈴みたいに精霊が見えるわけでもねェ)

   (となると、物理的手段以外に取れる手が……)

   (――――……もう少し、【手がかりを探す】か。それで……奴らの行き先をどうにかできる、かもしれねえ)

   (ここ以外にも、入り口はあるはずだ)


◆ 同好会アジトの手がかりの【二つ目】を手に入れました。
   【あと一つ】あれば確実にアジトの場所が分かります。



遊一「……つーことだ」

ヴィント「……えー……」

遊一「悪い。何かヤバそうなことに関わってることは確かだ」

ヴィント「お兄さん、どうにかできなかったの?」

遊一「できなかった。……悪ィ」

ヴィント「あー……うん、それなら、ゴメン。結構無茶言った」 シュン

遊一「……ただ……ヤバそうなヤツらとは言ったが」

ヴィント「何?」

遊一「元々、あの組織は潰す気で動いてたんだ。だから――――」

   「お前のアネキも、首根っこ掴んででも連れ戻す」

ヴィント「…………あんがと、お兄さん」

遊一「気にすんな。元々は俺の問題だ」

ヴィント「……へへっ」


◆ ヴィントからの依頼を達成しました



ヴィント「ところで、報酬だけど……」

遊一「まだ解決してねえ。受け取れねェよ」

ヴィント「だったら、解決するための費用ってことで」

遊一「じゃあ、まあ……」


◆ どちらかを選択してください

1.DPを貰う
2.【精霊獣騎】のデッキパーツ

↓2



ヴィント「是非とも、一つお願いがあるんだけど」

遊一「……ンだよ改まって」

ヴィント「これ、連れてってくれないかな」

遊一「あ? ……これ……確か、星御のやつの」

ヴィント「あ、他の人使ってた? ま、いいからいいから」

遊一「……?」

ヴィント「これさー、あたしのデッキの後継、みたいな? ほら、カードのイラスト見たら分かると思うけど」

     「結構密接にストーリー繋がってるらしくてさ、実はちょっち集めてたんだ」

遊一「そんなモン、いいのかよ」

ヴィント「いーのいーの、ほら、使ってもらえなきゃ意味ないし?」

     「それにさ、あたし自身がどうにかできないかもしれないし、それなら、って」

遊一「……分かった」

ヴィント「代わりに、絶対姉ちゃん連れ帰ってよね!!」

遊一「ああ――――必ずだ」


◆ デッキタイプに【セフィラ】(シャドール+霊獣)と【セフィラ】(竜星+霊獣)が追加されました。



遊一(なんか、またアイツら潰す理由ができたな……)

   (……ま、でも、世界のためーとかなんとか言うより……)

   (身近なヤツのため、っつった方が、よっぽど実感がわいていい、な)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ 学校周辺


遊一「………………」 ハァ

龍天河「あ。……神威」

遊一「おゥ」

龍天河「しばらく会ってないような気がするな」

遊一「あァ……まあ、俺も俺で忙しかったしな」

龍天河「だろうな」

遊一「ンだお前、どうした?」

龍天河「ああ……いや」

遊一「………………」 スック

龍天河「?」

遊一「……」 チャリーン ガシャコン

龍天河「おい、どうしたんだ……」

遊一「おい」 ポイッ

龍天河「おっ!? と、とと……え? 缶コーヒー……?」



遊一「まずは落ち着け」

龍天河「……?」

遊一「何悩んでンのか知らねえが、考えてることはあんだろ」

   「精神状態が悪けりゃその分考えも煮詰まる。とりあえず落ち着け」

龍天河「そ、そっか……分かった……けど」

遊一「……言われてできるならやってるよな」

龍天河「だな」

遊一「……じゃ、いいわ。元々くれてやる気ではあったから、やる……」

   「あ、いや。お前こういうの嫌いか」

龍天河「別に、そこまで舌は肥えてないよ」

遊一「そうかよ」



龍天河「なあ、神威」 プシュッ

遊一「あ?」

龍天河「『戦いたい』――――っていう気持ち、どう思う?」

遊一「……ンだそりゃ?」

龍天河「いや、ちょっと思っただけなんだけどさ」

遊一「どうとも。少々そんな風に思うこと自体は自然なことじゃねえの、くらいには思うが」

龍天河「そうか?」

遊一「俺なんか、気に入らねェような相手と出くわしたらとりあえず殴りに行くからな」

龍天河「それはちょっと……」

遊一「だろォな。平和に過ごしたいヤツからしたら、これ以上に迷惑なモンは無いだろ」

龍天河「そうだな……」

遊一「ただ、それを吐き出さないのも良くない」

龍天河「?」

遊一「少なくとも、精神にとっちゃ良くねえだろうよ」

龍天河「うん、まあ……そうだな」



遊一「適度に、っつーのが一番大事なんじゃねーの」

龍天河「そうか……」

遊一「心ここにあらず、って感じだな」

龍天河「……そうか?」

遊一「別に何でもいいけどよ。思いつめすぎんなよ」

龍天河「分かってる。分かってるんだが……」

遊一「受け売りなんだがよ」

龍天河「ん?」

遊一「進むか退くかで悩んでるときはとりあえず進んだ方が良い結果になりやすい、らしい」

龍天河「とりあえず進む……」

遊一「……猪突猛進、っつーのかもしれねェけどな。ま、話半分にでも聞いといてくれ」

龍天河「いや、参考になった」

遊一「そうかよ」

龍天河「神威」

遊一「あ?」

龍天河「――――――だったら、俺は前に進む」

遊一「……よー分からんが、まあ、頑張れ」

龍天河「ああ」


◆ 龍天河涼の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 5
4,5,6 : 6
7,8,9 : 7
0,   : 9
↓1



◆ 以下のように変動しました


龍天河涼:37→46


遊一(真っ直ぐなヤツほど思い込んだらヤバいとは聞くがな……)

   (なんつーのかな……なーんか、変な感じがすんだよな)


◆ 一日が終了しました

では今回はここまでで

明日の昼間辺りに前スレ埋めるつもりです。
つもりです

よし埋めネタ終わり

昨日の件で信じられないかもしれないが21時前くらいには始めたい(真顔)

一応、この世界線だとダベリとクリアウィングは流通してないけど
前に話題に出たのもあって、オッPと派生融合モンスはいることになってます
もっとも、出るかはまた別問題ですが

晩飯の後に始めるのでとりあえず安価だけ投げときます



◆ 41日目 / 神威家


遊一「…………さて、と」 バサッ


遊一(ケガの具合もそろそろ良くなって来たか。痛みはあるが……)

   (痛いだけならどうとでもならァな。むしろ、今までが大袈裟すぎただけだ)

   (今日明日と休みだが、明後日はそろそろ学校に出なきゃならねぇだろう)

   (……ま、もっと重要なことがあるなら、そっちを優先しなきゃいけねえことになるかもしれねえけどな)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

復帰

んー……邪神らしき連中っていうので遊一視点でなんとなく感付いてそうなのは
・廼亜
・渥実
・(廼亜から関連して)グラ

くらいかな
渥実は前に調べてるし、ちょーっとやりづらい部分もあるので再安価でお願いします

↓2


◆ 廼亜について調べたいこと
   ……調べられるかは別にして


↓4くらいまで

UMAか何か?


◆ 渥実と同じく、キャラとして特殊なため、一気に判定を取ります


○ 嫌いな食べ物(↓1 1の位)
0~1 : 好き嫌いは無い
2~4 : 野菜が嫌い
5~6 : 魚が嫌い
7~9 : 超偏食


○ 生態(↓1 10の位)
0~2 : 普段何をしているのかすら分からない
3~6 : 街をぶらぶらしているだけ
7~9 : 実はどこぞの会社でバリバリ働いている


○ 住所や家族等の戸籍関係(↓2 1の位)
0~2 : 普通にデータがある
3~6 : データはあるが……
7~9 : 存在しない


○ 複数回接触している自分以外の相手(↓2 10の位)
0~2 : 特にいない
3~6 : ある程度
7~9 : 何人か


○ 使用するデッキ、具体的なカードや傾向(↓3 10の位)
0~2 : 該当データ無し
3~6 : 情報通りのメタビート
7~9 : 実はクトゥルフカードも使ってる



遊一(廼亜の野郎について調べたことを見てみよう)

   (普段は街をぶらぶらしているだけで、たまにメシを食ってる姿が見られる)

   (定食屋に入って「日替わり定食」を頼んだところ、魚を残していたことから海鮮系が苦手)

   (俺以外に特にちょっかいかけてる相手はいない、と。もっとも、日常的にいたずらみてェなことはしてるみたいだが)

   (ちなみに、たまに出入りしてるショップでデュエルしてるらしいが……)

   (その時に、誰も見たことも聞いたこともねえカードを使ってたらしい)

   (……で、ヒイロのヤツに確認してみたところ……ヤツの住民としてのデータはこの街に無い、そうだ)

   (他の街からの移住者ってこともあるかもしれねえが……さて)

   (……ヤツのことも警戒しておいて損はねえだろ。元からそうだが)


◆ 次回、廼亜の好感度の上昇量が増加します


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

本筋進めたい時は基本スクラップ置き場から
空中バイク組み立てても潜水艦組み立ててもアジト探しててもある程度進む
他にランダムイベもあるけどそっちは今回判定のある選択肢じゃなかった って感じです

ところでちょっと雅との会話内容についてぼしう
ただ前回の件について責めに行くだけも味気ないので



◆ 広場区画


雅「らっしゃーい、らっしゃーい……おっ! こないだのお兄ちゃん!」

遊一「やってるな」 スタスタッタッタ

雅「やってるよー四六時中開店ちゅー。だから何か買って」

遊一「喧嘩なら買ってやらァ」 ヒュッ

雅「危なッ!? って今音が遅れて聞こえたんだけど!!」 ボッ !

遊一「………………」 コォォォォォ

雅「ちょっとちょっとちょっと何でそんな燃え尽きるほどヒートな呼吸法になってるの」

遊一「テメェが偽物掴ませたからだろォが……!」

雅「え、ニセモノ?」

遊一「鑑定してもらったら完全に偽物だったっつーの」

雅「……運が悪かった」

遊一「」 コォォォ

雅「返品は受け付けたくても受け付けられないのでどうか御鎮まり下さい」



遊一「っつーと」

雅「お金……使い切っちゃって……」

遊一「………………」

雅「ほら、売れるっていうのも結構稀……ってワケじゃないけど」

  「やっぱり、こー……あったら仕入れとか食事とか日用品とかに使っちゃって」

遊一「……そうだな」

雅「それに偽物って分かってて引き取ってもその後がねー」

遊一「……売れる見込みがねェ、か」

雅「なもんで、申し訳ないけど」

遊一「……あァ」

雅「ところで何か買ってく?」

遊一「あー……」


1.何か新しく奇妙なものを仕入れていないか調べる
2.今はいいだろう。話を続ける

↓2



遊一「こないだ見たみてェなモノが何か入ってないか――――見せてくれ」

雅「えっ、マジで? 懲りたとかそういう話じゃないの?」

遊一「いや……こっちとしても色々重要なモンなんだ」

雅「そういうことなら。えーっと、今は……」


01~59 : 今は無い
60~89 : ある(判定必須)
90~99orゾロ目 : ある(本物)

↓1



雅「今は無いね」

遊一「そうか……それならそれでいい」

雅「仕入れといてなんだけど、アレってどういう本?」

遊一「希覯本……とでも思ってくれ」

雅「ほうほう、なるほどぉ……」

遊一「……言っておくが、複製とかすんなよ」

雅「し、しないよぉー!」 ワタワタ

遊一「……ホントかよ」

雅「ほんとだって! 確かにちょっとニッチな需要が見込めるなー売れるかなーとは思ったけど」

遊一「おい」

雅「思っただけだし」



遊一「どっから仕入れたんだよ、あんなの」

雅「なーんか色々なトコ行ってたら見つかるモンなんだよねー」

遊一「ホントかよ……」

雅「ホントだって!」

遊一「……チッ」


遊一(それにしたってその辺で見つかるようなもんじゃねえのに……)

   (コイツもコイツで得体のしれない……館長と似たモンを感じるな)

   (意識的に、っつーかある程度理解してる館長と違って無意識的な感じはあるが)


遊一「似たようなモン売りつけた相手とかいねえのかよ」

雅「いたようないないような」

遊一「どっちだ、オイ」

雅「そんないちいちお客さんの顔も名前も覚えてないよぉー!!」

遊一「……まあ、道理だが」



雅「顧客情報だってタダじゃないんだから」

遊一「まあ道理……ん? んん?」

雅「何?」

遊一「いや……聞き違いだろ」

雅「だいたい、見つけ出してどうするんさ」

遊一「そりゃまあ何でそんなモン買ったのか問い詰めるだろ」

雅「うん」

遊一「場合によっちゃ取り上げなきゃいけねえだろ」

雅「うん」

遊一「そして殺す」

雅「アイエッ!?」

遊一「間違えた。殴る」

雅「それも充分物騒だよ! 暴力反対!」

遊一「世の中な、言葉だけで分かり合えるようなら誰もデュエルなんてしねェんだよ」

雅「デュエルってそんな便利なものだっけ……」

遊一「短絡的に話つけるなら一番いいだろ」



遊一「……だが、分かった。そういうことならいい」

雅「」ホッ

遊一「今後も逐一仕入れたモン見ていくからな」

雅「そんなぁ!?」

遊一「中身はアブないモンなんだよ、そんなの市井に出すわけにいかねえだろ」

雅「それはそうだけど……横暴だぁ」

遊一「時には横暴にならざるを得ねえことだってある」

雅「御代官様ぁぁ!」

遊一「誰が御代官だ」

雅「見逃してくだせぇ! 見逃してくだせぇ!」

遊一「本当に悪の親玉になったような気分になるからやめろ」


◆ 宮本雅の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 7
4,5,6 : 8
7,8,9 : 9
0,   : 11
↓1



◆ 以下のように変動しました


宮本雅:0→8


雅「またのお越しをー」

遊一「あんなモン仕入れてなきゃ来ねえよ……」

雅「ヘッヘッヘ、シンパイスルコトハナイ」

遊一「何で今無駄にカタコトになった?」

雅「そうそう仕入れたりはしないって、ホントホント」

遊一「怪しい……」


◆ 一日が終了しました

今日はここまで
次は早めに始めて二日分くらいやりたいかな

データに関しては……うん、正直その、遊一の能力に合わせて上下させてるし、
今の時点でステ全員分できてるわけじゃないんでもうちょっと待ってくだせぇ御代官様

好感度だけど漏れが無ければ今のトコこんなん
見辛かったら申し訳ない


◆ 交友関係
・神威亜鈴:33        ・活火山:16

・ユミカ:40.           ・廼亜琉楽:34
・戌井白音:21         ・九渧頼亜:5
・アドン・マルクス:13 .    ・藍野直人:7
・八幡誉:12          .・望月刹那:69
・迷宮有子:46          .・小倉風乃:9
・駕汰乃流星:0        ・イース・エルトダウン:18
・赤里潤:7           ・烏羽宗次:12
・星御怜奈:13         ・ヒイロ:17
・龍天河涼:46         ・宮本雅:8
・東宮渥実:0         .・森真昼:5

・ヴィント・クラリーマ:3     ・オクトパス・エリーゼ:2
・舞野グラ:0           ・御社霞鎌:2

もうちょい上げ幅か上限か改善したんがよさげですかねー
個人的にはもっと上がるものと思ってたんですが、無意識的に渋ってた感覚はあるかも

19時半ごろ予定

おるか                                                  旅団

プランS、いわゆる投下開始ですね



◆ 42日目 / 遊一の部屋


遊一「………………」 シャッシャカシャッシャカ


遊一(「霊獣」カード……【セフィラ】に組み込むことは簡単なことだが……)

   (他方で回し方についてはかなり変化が出てしまう)

   (実はシャドールと竜星にはある程度シナジーがある、っつーのも理解できたが)

   (慣れっつーものもあるし、今まで通りにやろうと思うと難しい部分はあるだろうな)

   (霊獣自体がカテゴリの中で完結したシナジーを持ってることもあるし……)

   (どのように双方を組み合わせれば最大限の力が発揮できるか、っつーとこも問題か)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ バンドの依頼について

   遊一のドラム適性の安価について【00】が出たことで、イベント自体の成否に関わる判定はスルーとし、
   イベント前後の会話やぽぷりについての安価のみを取りたいと思います。

   なお、【遊一はぽぷりが同好会に関わっていることを知らない】ことには留意してください。




◆ ガンガリティア市民広場 / ライブ会場


スタスタ……


ぽぷり「……来たね、遊一」 ジャラン

遊一「……おう」

ぽぷり「どうした?」

遊一「いや……もっとこう、騒がしい場所なのかと思ってな」

ぽぷり「まだリハだからね……客は入れてない」

遊一「あァ、そういやそうか……」

ぽぷり「ところで……返事は、考えてきた?」

遊一「……あー……これ、終わってからでもいいかよ」

ぽぷり「……分かった。楽しみだとか不安で演奏を乱すほど、未熟じゃあないからね……」 ギャァン

遊一「………………」


遊一(一応、バンドに加入することのメリットとデメリットを考えてみるか……)

   (まず、メリットだが……有名になることで融資が募れるかもしれねえ)

   (色々と金は入り用だからな。金が入りやすい環境っつーのはいいかもしれん)

   (飛井自身も別に嫌いじゃあねえし、やっていくならそれこそ上手く行くかもしれねえ)

   (将来的に何になるか、どうするか、っつーとこも考えてなかったしな……そこもメリットか)



遊一(逆に……デメリットとしては、時間的な拘束を受けるってとこか)

   (日に何時間もっつーことは無いかもしれねえけど、本格的に始めるならそれこそ練習は要るし……)

   (曲を演奏するなら打ち合わせやら何やらも必要になる。場合によっちゃ一日潰れるかもしれん)

   (もっとも、俺自身は割と暇してるし、高校を卒業さえしちまえば……二足の草鞋っつーことになっても)

   (ある程度は生活の基盤を保ったうえで、今までと同じようなことができる、かもしれない)

   (問題は、同好会への対処に追われている今か……奴らの動きが見えねえ)

   (バンドに加入したとして、こうした時間的制約が悪い方向に出ないかが心配だ)

   (……と、とりあえずはこんなところか)



遊一「………………」

ぽぷり「どうした?」 ジャッァァン

遊一「お前はいちいちギター弾かないと喋れないのか」

ぽぷり「いや別に」

遊一「……じゃあ何でだよ」

ぽぷり「やってないと手が震える」 プルプル

遊一「中毒患者か何かか」



ぽぷり「それじゃ……リハ、始めるよ。位置ついて」 ギャンッ

遊一「……おう」

ぽぷり「ところで……イカしたメンバーを紹介する」

遊一「今かよ!?」

ぽぷり「まずキーボードの磯辺」 ジャァンッ

磯辺「……(コクリ)」

遊一「お、おう」

ぽぷり「どこからともなく『ちくわ大明神』と呟いては去っていくヤツだ」 ギャン

遊一「何だそれ」

ぽぷり「何するでもなく日がな一日街をブラついて時間を潰しているだけなので勧誘してみた臨時メンバーだ」

遊一「!?」

磯辺「ちくわ大明神」 ボソッ

遊一「何だ今の……もういねェ!?」

ぽぷり「次にベーシストの廼亜琉楽」 ジャァアン

遊一「何でいる」

廼亜「なんでなんだろう……」

ぽぷり「街を歩いてて暇してたみたいだから連れてきた」

遊一「野良犬を連れて帰ってくる子供かお前は」

ぽぷり「その割に意外と演奏はできる」 ジャァァン

遊一「できるのかよ何なんだお前」



廼亜「昔アニメで見てたキャラがベースやっててね……」

遊一「それだけでできるわけねェだろ」

廼亜「私にだって分からないことくらいはある」

遊一「自分の技能について分からないとか言ってんじゃねェ」

ぽぷり「それから2ndギター、ミスターコトブキ」 ジャンッ

遊一「あ、ども」

コトブキ「よろしくお願いします」

遊一「お願いしますっす……ところでこの人は?」

ぽぷり「普通のフリーのギタリストだよ……」 ギャンッ

遊一「何で最後だけ普通の人ブッ込んでくるんだよ……」

ぽぷり「それじゃあ……そろそろリハに入ろう。皆、準備して」 ギュイイイン

遊一「まあ……ともかく、やるか」



◆ しばらくして


わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ……


ぽぷり「今日はこんなに大勢来てくれてありがとう……」 ギュァァン


わあああああああああぁぁぁぁぁっ!


ぽぷり「いつものストリートとも……ライブハウスとも違って開けた場所……」

    「お日様も照ってて、雰囲気もだいぶ違って……少し、勝手が違うかもね」


わぁぁぁぁぁ……


ぽぷり「だから……アタシも、久しぶりに、ポップな歌も歌ってみようかって思ってる」


わああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!


ぽぷり「バラードは後までお預け……という訳で、行こう!」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ――――――――っ……


遊一「……すげェ熱狂っぷりだな……」

廼亜「そりゃね、彼女はこの方面においては紛れも無い天才で、カリスマだからさ」



廼亜「まさか君もそれに比肩しうるとはこの私にも見抜けなかったことだがね!」

遊一「過大評価だろ……」

廼亜「天才は天才を知る、という言葉があるだろう。彼女はまさにそれを体現しているのさ」

   「同時に――――才能に溢れる人間というものは、孤独だ」

遊一「孤独……」

廼亜「そうさ。天才というものは普通の人間と基準が違うんだ」

   「自分にできることを、無意識的に他人に課してしまうのさ」

遊一「………………」

廼亜「努力だって万人にできるものじゃあないよ。それを苦に思わない感性あってこそだ」

   「彼女はその辺、人より抜きんでていそうだよね。だから……」

遊一「脱落するのか」

廼亜「そう。誰もついていけないんだ」

遊一「寂しい話だな」

廼亜「だから、君を見出した時は天啓を得たような気分だっただろうね」



廼亜「バンドなんて、言うなれば団体競技のようなものだよね」

   「一人では足りない。今までは実質的な意味では彼女一人きりだったわけだ」

   「本当にやりたいことがあったとしてもできない……その気持ちはどんなだったろうね?」

遊一「…………」

廼亜「そりゃ世界の一つも恨むだろうね。自覚はしていないかもしれないけれど……」

   「彼女は今まであんな表情をしていなかったんじゃあないかな、と、私はそう思うよ」

遊一「……お前」

廼亜「何だい?」

遊一「マトモなこと言ってると気持ち悪ィな……」

廼亜「私今おこだよ?」

遊一「つーか、お前俺の夢」

廼亜「うんそうだね。君の夢が叶うように応援しているよ」

遊一「だったら分かってんだろ」



遊一「時間が足りねえ。俺は俺でやりたいこともあるんだ」

   「……俺のせいで他人が夢を諦めなきゃならねえかもしれねえのは、遺憾の極みだが」

   「だからっつって俺が夢を諦める理由にはならねえだろ……」

廼亜「君さ」

遊一「……ンだよ」

廼亜「物事を1か0かで考えるクセがあるよね」

遊一「…………あ?」

廼亜「『はい』『いいえ』だけで物事が進むのは黎明期のRPGくらいだよ」

   「世の中はもっと混沌としているものだ。それにね」

遊一「それに?」

廼亜「彼女の夢を叶えてあげることと君の夢を諦めることはイコールじゃないと私は思うんだよ」

遊一「………………」 ポカーン

廼亜「どうしたんだい?」

遊一「お前がマジメなことを言ってて吐き気が」 ウェ

廼亜「激おこだよ」



◆ ライブ終了後


ぽぷり「……ふぅ……」

遊一「お疲れさん。……流石に今はギター弾かねェのな」

ぽぷり「まあね……遊一はあんまり疲れたような感じじゃないけど」

遊一「そうでもねェよ。慣れないのにアタマ使って疲れた」

ぽぷり「何だよそれ」

遊一「……返事の件についてな」

ぽぷり「決めたのか!?」

遊一「おっ……落ち着け! 一応だ、一応……」

ぽぷり「それで……どうするつもりなんだ」

遊一「俺は――――――」



1.受け入れる
2.断る
3.今はまだ待ってもらう

↓1~5



遊一「条件がいくつかある」

ぽぷり「いいよ」

遊一「内容を聞けよ!?」

ぽぷり「どういう条件でも大したことは無いよ……要はそれをクリアすればいいだけ」

遊一「……ま、まあ……極端なことを言えば、そう、だが」

ぽぷり「だったら……簡単だ」

遊一「お前、豪快すぎるだろ」

ぽぷり「褒め言葉として受け取っておくよ」

遊一「……じゃあ、条件だ。一つに、バンドの練習や演奏に参加できる時間が短くなるだろうこと」

   「俺は俺の方でやりたいことと……やらなきゃいけないことがある」

ぽぷり「分かった。それはしょうがない」



遊一「もう一つ――――それはあくまで俺の『事情』だ」

   「できるだけ、首を突っ込んだりしないでくれ」

ぽぷり「……事情」

遊一「あァ。ちょっとな」

ぽぷり「………………」 ジャンッ

遊一「時間はかけねェ――――少なくとも、片方は」

ぽぷり「二つ以上も、その事情とやらがあるのかい?」

遊一「そうだな……片方はともかく、もう片方は俺の『夢』に関わることだ。そっちは、絶対に成し遂げたい」

ぽぷり「なるほどね。それで、もう一方は?」

遊一「話聞いてたのかよ。首突っ込まないでくれって」

ぽぷり「何をしてるのかを聞いてもいけないのか?」

遊一「……喧嘩だよ。ただの喧嘩だ」

ぽぷり「喧嘩」

遊一「……あァ。喧嘩だ。ルールなんてねェ、ただの……殴り合いだ」



遊一「だから、首突っ込むな」

ぽぷり「分かった。そりゃ……喧嘩なんて、関わられちゃ困るね」 ジャンッ

遊一「……あァ」

ぽぷり「それで、夢って?」

遊一「あ?」

ぽぷり「遊一の夢って、何なんだ?」

遊一「…………空を」

ぽぷり「?」

遊一「空を飛びたい。だから、そのための機械を作ってんだ」

ぽぷり「……そっか。なるほどな」

遊一「それまで待っててくれ。それが完成したら……憂いは無い」

ぽぷり「未練も何も無くなって蒸発とかするなよ」

遊一「それはねェよ。妹のこと、見てねえといけないんだから」

ぽぷり「そっか。それなら――――よろしく頼むよ、遊一」 スッ

遊一「あァ、そうだな――――よろしく頼む」 グッ


◆ 「バンドの補充要員」の依頼を達成しました

◆ 飛井ぽぷりの好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 13
4,5,6 : 14
7,8,9 : 15
0,   : 17
↓1



◆ 以下のように変動しました


飛井ぽぷり:0→14



ぽぷり「――――もしもし、アタシだけど」

梅『はい、何ですか?』

ぽぷり「アタシ、抜けるわ」

梅『……はい?』

ぽぷり「伝えたから。それじゃ」

梅『え、ちょっと飛井さん? 飛井さー』 プツッ

ぽぷり「これで『関わる』ことも無し――――と」 ジャンッ


◆ 飛井ぽぷりが「同好会」から離脱しました


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
(×)8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ 広場区画 / 掲示板前


遊一(……今回は消化が早すぎた。ただそれだけだ)

   (しかし、それにしても解決後即依頼っつーのも慌ただしいような……)

   (それとも、そうでもねェのか? いや、ゲームくらいだよな、こういうの……)

   (基本的には前回見たのと変わらねえな。とりあえず依頼だけ見るか)



【神威遊一へ】
依頼を着実にこなしていってるようだ。市民の一人として敬意を払おう。
我がグループが建設中の施設があるのだが、その際の手続きが少々面倒なので漁業組合、レストラン、雑貨屋へある書類を渡してもらいたい。
報酬に関しては、市長として確約しよう。

         ◆ 龍天河明斬渡


【人探し】
白髪で常にニヤニヤしている不可思議な雰囲気の男を探しています
商品の査定に関して少々問題が発生しました
出会ったら連れてくるよう、お願いします

         ◆ 東宮渥実

【家政婦(夫)の募集】
仕事が忙しくなって自宅に戻れない日が続いています。誰か家事を頼めないでしょうか?
報酬として、DPとサイン入りカードをプレゼントします

        ◆ 遊夜美唯


他:↓4くらいまで募集



【料理大会】
近々商業区の方で料理大会が開かれることとなりました。
腕に自信のある方の参加を是非とも歓迎いたします。料理のテーマの「デュエルモンスターズ」を守ればどのような料理でもOKです。

        ◆ 町内会


【リベンジしたい】
最近デュエルで負かされて悔しい想いをしました……
練習のためにもどなたか特訓の相手になっていただけないでしょうか……?

         ◆ 縫井九留美


【ネットワークを構築】
ガンガリティアに新しくネットワーク設備を導入するつもりなのだが、信用されていないのか各所と連携が取れない。
顔が広く交渉ができる者に【埠頭】【鉱山】等での交渉を頼みたい。
報酬としてはカード、或いは大学の蔵書などを考えているので、請けてくれる者は連絡を頼む。

         ◆ 倉井英


【デュエルとっくん!】
自分の腕の不甲斐なさに気付きました
このままでは布教など夢のまた夢ですのでデェエルのコーチをしてくれる方募集中です

         ◆オクトパス・エリーゼ


【孤児院のお手伝い】
私が働いている孤児院で最近男の先生が怪我で入院してしまいました。
力仕事を手伝ってくれる男性を募集しています。
子供たちとも遊んでもらえると嬉しいです♪

         ◆八木 千乃


遊一「……ん? んん?」


遊一(見間違いか……? どっかで聞いたような名前が……)

   (……と、ともかく、どれを請けるかを選ぶか、あるいはそもそも請けないか……)

   (一部は見なかったことにしよう……熊は……無理だ)


◆ いつも通り【2つ】まで

忘れてた

↓3です

>>540から↓3ね!
ミス多くてすまぬ



◆ ガンガリティア / 大学


遊一「ちわっす……っと」

倉井「時間通りか……神威遊一か?」

遊一「そっす。あの、あんたが……」

倉井「倉井英……冴えないジジイよ。それで、依頼の内容は良く読んだか?」

遊一「まあ。ネットワーク整備、っつー話でしたけど」

倉井「儂も学者の端くれだが……それ故にどうも、気難しいと評されることが多くての」

   「コミュニケーション能力に長けた人材に、交渉に赴いてもらいたい」

遊一「埠頭と……鉱山……いや、鉱山って」

倉井「どうかしたか?」

遊一「いえ。鉱山って……そもそもあそこって龍天河グループの管轄じゃ」

   「それに、今のところは無人のはず……」

倉井「あぁ」


◆ コンマ判定
00~32 : 鉱山は思い違いだった
33~65 : 龍天河グループと交渉して来い
66~99 : それで合ってる(意味深)


↓1



倉井「ボケとった。思ったことをそのまま書いてしもうた」

遊一「……しっかりしてくれ」

倉井「すまんの。とりあえず今のところやってほしいのは埠頭周辺を取りまとめる【漁協】との交渉と……」

   「それから【居住区】の特定区画を頼もう。あっちも気難しいやつが多くての」

遊一「了解っす」

倉井「実行はできるだけ早いうちに頼むぞ」

遊一「まあ……」

倉井「どうした?」

遊一「……確か、【電脳都市】っつーものも登場してるらしいっすけど」

   「そこ、目指してるんすか?」

倉井「ふむ……いや、別に」

遊一「えっ」

倉井「ただ、ネットワークが広がれば便利じゃろ。それで充分じゃないか?」

遊一「……まあ」

倉井「それだけぞ。まあ、頼んだ」

遊一「……うっす」


◆ 依頼:「ネットワークの構築」を請けました。



◆ 居住区 / 孤児院


遊一「………………」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

千乃「あ、あら? あらあらあら!?」

遊一「よォ、センセー。いつかぶりだな……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

千乃「あらあら、その節は~……」

遊一「その節は大変オセワになりましたってなァこっちも言いたいことだろォが」

千乃「………………」 タラ…


子供「せんせー! その人はー!?」


遊一「…………」 ジロ

千乃「この前おけがしちゃった先生の代わりに来てくれた人よ~。ほら、挨拶は?」

子供「こんにちは!」

遊一「……あァ、こんにちは」

子供「む~?」

千乃「あらあら、どうしたの~?」

子供「このおにいちゃんちょっとこわーい」

遊一「………………」



千乃「あらあら~……それはいけませんね~」

遊一「……どの口……ッ……」


遊一(チッ……今ここでこのセンセーを糾弾するのもできないわけじゃねえが……)

   (ハタから見ればどこぞのタチの悪い不良が孤児院の女先生を襲ってる構図……)

   (通報は免れねえ……どころか、俺の方が精神異常者扱いされる危険性は高い)

   (まさかコイツ自身も俺が来るなんて思って無かったんだろうが……)

   (くっそ、今は誤魔化すしか……)


遊一「……」 ニゴ…ッ

子供「こわい!!」

千乃「あらあら、だめですよ、お兄ちゃん先生~♪」

遊一「は、はは、ははははは……!」 ビキビキ



遊一「精々覚えていろ」 ボソッ

千乃「あらあら~……」

遊一「……そう長くはいねーよ。元のセンセーもすぐ戻ってくる」

子供「ほんと?」

遊一「ホントだホント」

千乃「それじゃあ、説明の方させてもらいますね~」

遊一「あァ」

千乃「基本的には力仕事をお願いしますね~。私以外には、女性のスタッフが殆どですから~」

遊一「分かった」

千乃「あと、子供から頼まれたら遊んであげてくださいね~。今、遊び盛りですから~」

遊一「……それもガキの仕事だ」

千乃「ガキ、なんてめっ、ですよ~」

遊一「……チッ」



遊一「聞かせろ」

千乃「はぁい?」

遊一「何を暢気に孤児院のセンセーなんざ続けてやがる」

千乃「ここで働いてるからですよ~?」

遊一「あんなことをしておいてのうのうと……それに、龍天河のトコの警備員も」

千乃「オトナには、色々と秘密があるんですよ~」

遊一「ナメたこと言ってんじゃねェぞ。人の妹の友達誘拐しといて……」

   「ソイツの大事なモン奪っといて、人を育てるような真似してんのか、テメェ……!」

千乃「うふふ。でも、丹精込めて育てた子羊ちゃんたちじゃないと……」

   「神様は喜ばないし~……世界も平和にできないんですよ~?」

遊一「牧場でも経営しているつもりか、テメェ」

千乃「牧場だなんて、そんな~……ただ、世界を平和に導くお手伝いをしてるだけ……」

   「そのために必要なことなんですよ~?」



遊一「分かった」

千乃「何がですか~?」

遊一「テメェらと俺とは絶対に相容れねェ。何があろうと絶対に叩き潰す」

   「ユミカの能力も取り戻すし、テメェも何があろうが殴り飛ばす」

千乃「女性を殴るなんて、そんなこと~……」

遊一「女だろうが男だろうが、悪人は悪人だ」

   「言葉で歪みが解消されなきゃ、拳で叩き直す以外にねェだろ」

千乃「人のことを簡単に悪人なんて呼ぶものじゃあありませんっ」

遊一「自分たちが正しいことをしてるとでも?」

千乃「当たり前ですよ。世界が平和になるんですから~……」

遊一「そうかよ。だったら――――俺は悪人でいい」

   「悪人だったら、誰彼構わず気に入らない相手を殴り飛ばすモンだ」

千乃「もう、それもダメですよ~!」

遊一「……引き受けた以上、仕事は完遂してやる。だが」

千乃「覚えておきますよ~……もうっ」


◆ 孤児院の仕事を引き受けました


◆ 一日が終了しました

今日はこんなところで

誰だよこんなサツバツな依頼内容にしたヤツ! 俺か!!
ちょっと話題に出した電脳都市だけど一応3期案。3期まで行けるかどうかもまだ分からないけど

なに!?案があるのならばやるのではないのか!?(勝鬨感)

せーちゃんを見て遊戯王安価ssを書き始めたので、無理でなければやってほしいです。…今は遊一のこととが第一ですが。

きままさんやここを見てると、うちが普通すぎるといつも思ってます(白目)

やっぱりデュエルに負けたらカード化したりダークシグナーにならないとダメか…

>>565
遊戯王の物語=超展開という風潮が蔓延している以上、むしろ普通であることが一番難しいと思っています
日常系の遊戯王というのもある種稀有なものですので、期待して次回の投下も待っております


ところで明日は夜から外出するのでやるとしたら遅くなりそう
昼間にやっても対応できるという方がいればやるかもしれませんが

誰ぞあるか

ドーモ、ドクシャ=サン。>>1です
17時ごろまで投下できるはず。俺は詳しいんだ


◆ 43日目 / 学校


ざわざわ……ざわ……


遊一「……随分と浮かれた雰囲気になってんな」

白音「あ、神威君。もう大丈夫なの……って聞くまでもないか」

活火「浮かれている……というのも少しおかしな表現だな」

遊一「なんつーか……異質な感じがある」

白音「あはは……確かにそうだね」

遊一「入院していた不良が戻ってきたらそりゃ警戒くらいはしておかしくねーと思うけどよ」

活火「昨日のあの件じゃないのか? ホラ……」

遊一「あァ……ライブか」

白音「あ! あんなのに出るなら教えてくれればよかったのに!」

遊一「急なことだったんだよ」

活火「それで、まあ、喧嘩以外にちょっとした評判が付いてな」

遊一「どんなだ?」

活火「有名ストリートミュージシャンを手ごめにした鬼畜野郎と一部で」

遊一「どうしてそうなった」

活火「あ、ドラム上手いじゃん、という評判も」

遊一「そっちを先に言え」


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2

8 そう言えば精霊ってどうなったっけ

>>576
亜鈴を紹介したのでとりあえずDP貰って終了。



◆ どちらの依頼をこなしますか?

1.ネットワーク
2.孤児院

↓2



◆ 埠頭


遊一(さて……教授から指示は受けてる。確か、漁協と……居住区の一部だったか)

   (居住区に関しちゃ住所だけ受け取ったが、こっちは一旦置いといて大丈夫だろう)

   (漁協で話を進めてとっとと終わらすのが先決だ)

   (そういうことだ。が―――――)


遊一「そういうワケなんで頼んます」

漁師「いいよッ!」


遊一(ソッコーで終了してしまった)


遊一「ンな軽い気持ちで大丈夫なんすか」

漁師「遊ちゃんの頼みだしねぇ、遊ちゃんがダメだっつーんならゴネるだろうけどよ」

遊一「俺責任重大すぎません」

漁師「がっはっは! そんだけ信用されてるってこった!」 バシバシ

遊一「痛いっす」


遊一(――――――どうもそういうことになった)



遊一(我ながらこんな簡単でいいのかとも思いはするが)

   (おっちゃんには昔から世話になってるのでその延長線上と思うことにしよう)

   (話が早く済むというのも、それに越したことはないし)


遊一「……となると」


遊一(実際に問題になるのは――――いや、そもそも問題と呼ぶべきかは知らないが)

   (居住区の人間の説得……か。はてさて、鬼が出るか蛇が出るか)



◆ 1~4で好きな数字を選んでください

↓1



◆ 東宮雑貨店


遊一「……………………」


遊一(ここかァ――――――――……)

   (よりにもよって反対してンのアンタかぁ――――……)

   (別に不自然は何もねェけど、不自然より先に不安が立っちまうんだが)

   (まず間違いなく一筋縄でいかねェ)


遊一「………………」


遊一(まあ……何だ。いつまでもここにいて話が進むわけじゃねェ)

   (虎穴に入るしかねェ……かな……)


ピーンポーン……



ガチャッ


渥実「…………」

遊一「……あー……ども、っす……」

渥実「入りなさい」

遊一「……あ、うっす……」

渥実「適当な所に、腰かけて」

遊一「あ、ども……」


コポポポポポ……


遊一「………………」 ポリポリ

渥実「飲むといい」 コトッ

遊一「なんかこのコーヒー煮えたぎってんすけど」 ボコボコボコボコ

渥実「そんなことはない……」 クイッ

   「うん、飲める」

遊一「アンタが飲めても俺が飲めねーよ」



渥実「しかし……蜘蛛の使い、の使いか……」 ハァ

遊一「蜘蛛?」

渥実「気にしなくていい。問題の本質は、もっと別」

遊一「………………」


渥実(ネット(網)を張るというのも、規模としては極小)

   (しかし、ただ便利にすることだけが目的でなく……)

   (実際に「蜘蛛」の思想に侵食されているフシが無いわけじゃあない)

   (「蜘蛛が巣を張り終えれば世界が終わる」。それが真実とするなら)


遊一「……あの」

渥実「とりあえず、話はだいたい把握している」

遊一「………………」

渥実「一言で言えば、その話を承諾するつもりは無い」

遊一「何でっすか?」



渥実「こちらにも思惑がある。あちらにも思惑がある……」

   「そのすり合わせができないため」

遊一「……思惑っすか」

渥実「思惑」

遊一「……カミサマなりの思惑とか、そういうアレっすか?」

渥実「私は、そういうこと。あっちはそうでもない」

遊一「教授は関係ない、と」

渥実「……そのキョージュの理念は……良い、ものかもしれないけど」

   「それを受け容れた時に……何が起きるか、分からない」

遊一「教授も一種の『良くないもの』なんすか?」

渥実「かもしれない。そうじゃないかもしれない」

   「私の主観ではどちらとも言えるが、決して、警戒する必要が無い相手ではない」

   「いくら……困っている、とは言っても」



遊一(見たところ……いや。聞いたところ)

   (東宮は教授の事業についてはそれほど良い印象を抱いていない……か)

   (俺自身もそれほど教授のことについちゃ知らねえし、東宮についても親しいわけじゃあねえ)

   (判断材料に欠けるな……現時点では)

   (どうするのが最善か……確かに、まずは依頼をこなすことが先決だが)

   (それと同時に、「良くない」ものを広げていくことは避けていくべきとも感じる……)


1.依頼の達成を目指す
2.依頼を取り下げる
3.この依頼の是非について判断材料を探す
4.自由安価

↓2



遊一(一応、この依頼は受けたばっかりだ。それほど時間は長く取れないが……)

   (……なんか、キナ臭い話にもなりかねねえし。先に判断材料探してからでもいいかもな……)


遊一「……じゃあ、一旦お暇します。コーヒー、ごっそさんでした」

渥実「次は客として」

遊一「……や、進捗と交渉に来ると思いますけど」

渥実「……くっ」

遊一「つーかここ、何売ってんすか……」

渥実「古代の遺さ……間違えた。アンティークグッズ」

遊一「おさらばっす」 スタスタ

渥実「ちっ」


◆ 一時保留として情報収集に方針を変えました

   次回以降、「ネットワーク」の依頼を選択することで情報収集にあたることができます。



遊一(同好会以外にカミサマ関係の輩がいんのか、とか思いはしたが……)

   (そりゃ、当の東宮がその関係者……っつーか本人、みたいなモンなんだから)

   (他にも何人かいたって別におかしな話でもねェわな。一応……)


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ スクラップ置き場


遊一「………………」 ズッダン、ズダダン、ダン、ダダダダダダダッ


遊一(……音に耐えかねて奴らがアジトから出てきたり……しねーよなぁ)


1.エンジンを製作する
2.活火と海底探査船の製作
3.アジトの捜索
4.アイテムを探す
5.自由安価

↓2



◆ 現在の数値は【86/250】です。
   250に達した時点でエンジンは完成となります。

コンマ判定
↓1



◆ 【107/250】


ジジジジジ……


遊一「……!」


遊一「………………」


遊一(何も起きねえなぁ。何かアプローチが間違ってんのか……)

   (密閉された空間内での実験なのがいけないのか?)

   (もっと別な理由があったり……いや、しかしな……)


バチッ


遊一(今のこの状態じゃただ電気に反応して弾けてるだけ……)

   (もしや、もっと別の何かが……・)


◆ 突然ですがコンマ判定を行います
   30以下で……

↓1



◆ 特に襲撃とか偶然の産物の発見とか無かった


遊一「………………」 フゥ


遊一(特に何か起きるわけじゃねーな……)

   (地道に前に進んでるかもしれねえ、ような感覚があるような無いような……だが)

   (今すぐに結論をどうこうするのはまだダメだな)

   (とにかく、できることを突き詰めていくのが一番か)


◆ 一日が終了しました



◆ 44日目 / 学校 / 屋上


遊一「あ?」

宗次「あれ、遊一兄どうしたの?」

遊一「いや……いつもなら龍天河があの辺でミョーな筋トレしてる頃だと思って」

宗次「あれ、ホントだ。いないね」

遊一「別にいないならいないでいいけどよ。気が散るし」

宗次「まあねー……でも、いないと逆に心配じゃない?」

遊一「そう簡単に事故とか起こすようなタマかよ」

宗次「それもそっか」


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ どちらを実行しますか?

1.ネットワーク(情報収集)
2.孤児院

↓2

あー……連取りなんで再安価でもいいかね

↓1



◆ 孤児院


千乃「こーんにーちは~」

子供’s「「「こんにちはー!!」」」

遊一「うおっ……お、おう……こんちは」

子供1「あーっ、ダメなんだよ! あいさつは大きいこえでー!」

子供2「いーけないんだーいけないんだー!」

遊一「あ゛ー……悪ィ悪ィ。そんでセンセーよ、俺は何すりゃいいんだ」

千乃「そうですね~……まずは力仕事をお願いしますね~」

遊一「………………」

千乃「あら……何か、問題が~?」

遊一「ねェよ、そんなの。それで、どこだ」

千乃「まずは倉庫をお願いしますね~」


◆ コンマ判定を行います。
01~19 : 色々と失敗が
20~49 : 多少作業に遅延が出た
50~74 : 滞りなく作業は終わった
75~99 : おや……?

ゾロ目は別枠

↓1



◆ 孤児院 / 倉庫


遊一「……」 テキパキ


遊一(元々、掃除自体は得意な方だ。余程突飛なことをし始めない限り、何とでもなる)

   (俺のことは「怖いおにいちゃん」としてガキどもの頭に焼き付いたのか……)

   (幸いにも、あるいは不幸にも、こっちに寄ってくる子供は誰一人いない)

   (ま……ガキと遊ぶことも依頼の一つ、っつわれると問題だが)

   (今はこっちに集中しておきたいっつーのも紛れも無い本音だし……)

   (人間関係っつーのは分からんモンだよな) ゴトッ


遊一「……っと」

っと、一旦中断で

また21時過ぎごろから再開したいと思いますのでそれまでお待ちいただければー

_(:3」∠)_ <そろそろ再開したいけど人はおりますか?



遊一「……酒、か?」 ヒョイ


遊一(特にラベルは貼ってねェな。中身もそれほど多く残ってねえ)

   (この量なら料理一回分くらいで終わりだろうな……)

   (しかし、綺麗に輝いてる酒だな。色合い的には上質のオリーブオイルに近い)

   (黄金色、っつーのか? 表現としちゃよくあるが)


千乃『それが終わったら子供たちの相手お願いしますね~』

遊一「……わーったよ!」


遊一(……何かに使えるかもな。とりあえず持っていくか)



◆ 子供部屋

しーん…………

ヒソヒソ…ヒソヒソ…


遊一(……やっべーなこのアウェー感。ガキってのはホント、仲間以外の人間に対して残酷だ)

   (とにかく環境の変化ってヤツに敏感に反応するし……外部の人間に敵意を隠そうともしねェ)

   (……と、なると、こういう時は――――――) ガチャン


びくっ……


遊一(舌を掴むか) シャキーン


◆ コンマ判定を行います

01~10 : 目論見は失敗
11~40 : 警戒は解けないが、それなりに……
41~65 : 興味を惹き、邪魔が入るもそれなりに成功
66~99 : 目標含めて大成功

↓1



遊一「おい、お前らー。今からメシ作っからなー!」

子供1「……?」

子供2「メシ!?」

子供3「マジで!? 何々!?」


わいわいがやがや……


遊一(っし……一旦はこれでオーケーか。あとは手順を間違えないように……)


子供1「な、何するの?」

遊一「リョーリすんだよ、料理。ほら、お前らもこっち来い」

子供2「えー、兄ちゃんだけがやりゃいいじゃん」

遊一「あ? ほー。じゃあ別にいいけどよ。まァ、待ってろよ」

子供3「何するんだろ……」

子供4「どんなの作ってくれるんだろ!」



ジャッ、ジャカジャカジャカッ!


遊一「……っと」 ジュウウウゥゥゥゥ…

子供2「臭っ!!」

遊一「あ? オメーこれの匂いがまだ分からねーとはお子様だな」

子供2「なっ……コドモじゃねーし!」

遊一「ハッ、ガキだガキ。少しでも料理かじってりゃ、アルコール臭だってワケねーっつーの」

子供1「ぼくでもつくれる?」

遊一「練習すりゃーな。オラお前ら離れてろ。……っと!」 ボォォッ!

子供’s「「わあああぁぁぁっ!」」


遊一(ナベから火が上がる……って、見た目もハデだし、子供の目ェ引くなら丁度いいだろ)

   (フランベ……っつーよりは煮切りに近い技術だが、ま、ガキにゃどっちでも関係ねェわな)


遊一「オラお前らこっち来ンなよ! 俺だけがやってりゃいいんだろオイ」

子供2「いいじゃんかよみせろよー!」

遊一「男が一度言ったこと引き下げんなよ!」 ジュウゥゥゥ…

子供3「見せてー!」

遊一「おう、椅子に登るな危ねェから。見たきゃそっちの馬鹿と一緒にキッチン前に行っとけ」

子供3「うん!」

子供2「バカって言うほうがバカなんだぞバーーーーーーカ!!」

遊一「くはは、それじゃお前は大馬鹿だ」



遊一(……と、ミートソースはできたな。ケチャップもある……卵……特売のが多く残ってるな)

   (それから野菜……よし、この量あれば……)


遊一「…………っと」 ジャカジャカジャカッ…

子供4「おぉー……いいにおいしてきた……」

子供2「それでいいじゃーん! もうまてないよ!」

遊一「我慢しろ、食わせねェぞー」

子供1「だって……」

子供2「なんだよケチ!!」


遊一(未完成品食わせて満足できるかよ馬鹿)

   (――――っと、この辺で野菜類を……いや待てよ。コイツらだと好き嫌い多そうだな……)

   (……分からねえように細工するか……だが、この短時間で……)

   (……いや、なんとかやるか。それも、料理人気取るならやらねェと話にならねェ)


子供3「なんかカッコいい……」

子供2「は? あんなんおれだってできるし!」

遊一「じゃあお前次やってみるかー」

子供2「今日はきがむかない!」



遊一「……ほ、っと……」 スッスッ


遊一(ミートソースなら、向いてんのは薄焼き卵の方だろうな……)

   (いわゆる半熟卵のオムライスってのは、固形物の入ったソースより)

   (デミグラスやホワイトソース、ないしはもっと単純にケチャップのが相性がいいはずだ)

   (さて、と――――――)


遊一「お前ら、オムライスできたぞー!」

子供’s「「「わあああああぁぁぁぁぁ…………?」」」

遊一「ンだよ最後の疑問符」

子供2「だって兄ちゃん、これとろとろじゃねーし」

遊一「あ? ……それがどうした」

子供3「いっつもせんせーが出してくれるのとろとろだよ?」

遊一「あのセンセーンな手間かかることやってんのかよ……」


遊一(……そこまで手間かけて育てて、最後には家畜を殺すみてェにポイ、か)

   (何か……違和感がある、ような気が……するようなしないような)

   (いや、狂人の言葉なんてそんなモンか。いちいち気にしたって仕方ねえ)



遊一「いいかお前ら、何にでも相性、ってのがあってな」

   「今日作ったのはミートソースのオムライス。だからとろとろのだと合わねー……」

子供1「でもまえおいしかった……」

遊一「……ま、それもそれ、だよな。無駄に講釈垂れたって仕方ねえし……」

   「お前らがセンセーのが好きってんならしゃーない。このまま下げちまうか――――――」

子供3「食べるよ、食べる!」

遊一「ヤなんじゃねーの?」

子供4「つくってくれたら、のこしたらいけないし」

遊一「無理すんなよー」

子供2「おれいらねー」

遊一「じゃあお前の分俺が食うわ」

子供2「うそだし! おまえになんてぜったいあげないし!」

遊一「お? じゃあちっと食ってみてくれよ」

子供2「…………」 オズオズ


ぱくっ



子供2「あ、うま」

遊一「…………」 フッ

子供2「ばっ……ちげーし! これ……でも……」 ガツガツ

子供3「おいしいのかな」 パクッ

子供1「うん、これ……おいしい、かも」

遊一「……気に入ってくれたみたいで良かったよ」

子供4「おいしいね、これ。ありがとう、おにいちゃん!」

遊一「……どーいたしまして」


スタスタ…


千乃「あら~……随分仲良くなったんですね~」

遊一「……子供は舌掴まれると弱いモンだ」

千乃「そういう言い方はいけませんよ~……あら?」

遊一「何だ?」

千乃「あの、あそこのビンは~…………」 タラー…

遊一「あ。全部ミートソースに使ったわ。あれ結構良いモノなのな。美味いのできたぞ」

千乃「」 バターン!



遊一「お、おい、大丈夫かよ」

千乃「ぎ、儀式に使う……黄金の蜂蜜酒が……赤茶色のミートソースに……」 ヨタヨタ

遊一「蜂蜜酒? 黄金?」

千乃「」 フラッ

遊一「あ、おい……」

千乃「な、なんてことを……」

遊一「……つーか儀式って」

千乃「あっ」

遊一「………………お、おう」


遊一(どうやら、計らずとも儀式に使うであろう重要なモノを使い切ってしまったらしい)

   (もう一度仕入れるのも難しそうだし……ある意味、コイツらの計画を遅延させられた……のか?)



遊一(とりあえず、黄金の蜂蜜酒とやらについては【館長やイースあたりに聞いておこう】)

    ※ 翌日開始時に自動的に聞きに行きます


遊一「ただ……」


わいわい……がやがや……


遊一「子供の方は、喜んでるぞ」

千乃「そうですか~……」

遊一「…………」

千乃「…………」

遊一「……まー、何だ。許可取らずに勝手に使ったのは悪かった」

千乃「もうっ、本当に、ダメですよ~……?」

遊一「報酬に関しちゃ……いいわ。一応は迷惑かけたってことにもなってるし」

千乃「そうですね~……それならそれで」

遊一「あと、大事なモンならあんなとこに入れんな」

千乃「普通、たくさんある中で一本だけ見つけてなんてこないでしょう~……?」



遊一「……じゃあ、悪い。邪魔したな」

千乃「えぇ……」

遊一「なんつーか……迷惑賃代わりだ。レシピ、適当に置いといたから」

   「……アンタが本気で子供のこと考えてんなら、使ってやってくれ」

千乃「子供のことは、いつでも考えてますよ~?」

遊一「……そうかよ」


スタスタスタ……


千乃「……ミートソースの状態でも儀式に使えたりしないでしょうか~……」


◆ 「孤児院」の依頼を完遂しました。


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



遊一(さて……前回、放課後に学校に来た時は勉強してたんだったな)

   (今回も同じようにはしなくてもいいし、そうしてもいい。どうするか……)


1.デュエルの勉強をする(経験値取得)
2.特殊能力(【折れぬ者】)の取得
3.図書室で調べもの
4.自由安価

↓2


遊一「……よし」


遊一(前の負けをいつまでも引きずったってしょうがねえ。今日はデュエルの勉強と行こう)

   (次に負けねェためにも、今は自分にできることを学んでいくか……)


◆ コンマ【30】ごとに【1】の経験値を取得します。

   なお、ゾロ目が出た場合は1.5倍として算定します。
   (現在数値:18)

↓1



◆ コンマは【86】です。【18】と足して【104】となり、【3】の経験値を入手しました。
   余剰数値は【14】です。



亜鈴「あ。兄さん」

遊一「おう……何やってんだ亜鈴」

亜鈴「受験の勉強。兄さんは?」

遊一「……デュエルの勉強だ」

亜鈴「それなら私が教えるけど」

遊一「マジか」

亜鈴「少なくとも、ハウツー本よりは分かりやすく教えられる自信はあるよ」

遊一「じゃあ……頼むわ」

亜鈴「当然」


○ この後滅茶苦茶内容が頭に入り込んだ。

◆ 経験値が3→6となりました。

   現在値は2となります。ステータスを一つ上昇させられます。
   ステータスのうちいずれかを選択してください

【運命力】:5+1  【戦略】:4  【洞察力】:7  【精神力】:4+1  【構築】:4

↓2


◆ 【精神力】が4+1→5+1になりました。


遊一「……なんとなく分かってきた」

亜鈴「当然。私が教えてるんだから」 フフーン

遊一「随分な自信だな」

亜鈴「兄さんに教えるなら私が一番上手いの」


◆ 一日が終了しました

今回はここまでー

しかしまだまだ平和な感じですね
要所要所で判定スカしたりデュエルやらが発生する選択肢を見事に回避してるからってとこもあるけど

やっぱ今回のボスも仲間がすぐに剥がれて人望なさそうだな(暴言)
1期のは厳しすぎる(裏切ったらコロコロされる)
今回のはゆるすぎる(バイトも雇う大学サークル)
と理由は違うけど

19時30分から始めたいなーと

誰ぞおるかね


◆ 同好会アジト


梅「はい?」

千乃『ですから~……蜂蜜酒を失ってしまって~……』

梅「えっ」

千乃『本当に申し訳ないんですけど、再度、精製していただけたらな~……と……』

梅「あ、はぁ……え、しかし何故?」

千乃『全部ミートソースに……』

梅「えっ」

千乃『そういうことなので……実働には問題ないですので~……』

梅「あっ、はい。それでは……」 ピッ

彩子「どうしたんデスかねサブボスゥ」

梅「黄金の蜂蜜酒がミートソースになってしまったそうです」

彩子「ファッ!?」

ハストィータ「…………何がどうしてそんなことに」

梅「何が何だか分かりません……」

ハストィータ「……再精製……」

磯辺「ちくわ大明神」

梅「相当時間がかかりま……誰です今の」



彩子「こんナ酷ェことしやがったヤツにはソーオーの報イが必要デスよネェェェェ」

梅「はい? いえ、そのようなことをしてしまっては各個撃破のリスクが」

彩子「ノンノンノンノン、のんぷろぷれぇぇむデスよサブボォス。要はこれできっちり」

   「オトシマエというものを付けさせればイイワケでぇ」

ハストィータ「……統帥は」

統帥?「呼んだか」

ハストィータ「……!」

彩子「アザ統帥殿ではゴザイませんかァ。で、どのようにお考えデス?」

アザ統帥「ならば追手を放て。人選は貴様に一任する」

彩子「アイサァ。ギハハハハハハ!」 シュコココココココココ…

梅「よろしいのですか?」

統帥「放っておけ。奴は私怨に囚われている。感情を発散させるには都合が良い」

   「これで脅威を排除できるも良し、そうでないにしろ……貴様は容認するだろう」

梅「はい。我々の事業はあくまで『世界のため』……」

  「善行です。故に、慈悲の心を持って接するのが自然ですから」



統帥「……ところで、ヤツ……神威遊一に当てる人間だが」

梅「はい」

統帥「もう一人目途がついた。……だが、駕汰乃といいあれといい、あてにはするな」

   「神威に絆されるということも、ありえない話ではない」

梅「はっ」

統帥「……戻る」

梅「はい。お疲れ様です統帥」

ハストィータ「………………」

彩子「ハハハハハハッグェッホエホエホ」 シュゴフホゴホ

梅「陣蔵さんまだ笑ってたんですか」


◆ 45日目 / 学校


遊一「……なァ戌井。お前何だそのカッコ」

白音「えっ!? あ、えーっとぉ……ろ、ロリータファッション?」

遊一「学校だぞココ」

白音「ハッ……!?」

活火「……病院への診察を勧めた方が、いいのか?」

遊一「アブない人のようなこと言ってやるな」

白音「あ、アハハハハ! だ、大丈夫だよ! 制服もあるから」

活火「何で最初から着てこない」

遊一「つーか更衣室行って着替えてこい」

白音「神威君こういうの好きと思ブツブツ……行ってきます……」 トボトボ

活火「…………神威、お前は一度神罰の一つも受けた方がいい……」

遊一「何のことだか分からねェが半分受けてるみてェなモンだよ俺」


行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



◆ 判定を行います。【30】以下で……

↓1


◆ 1~6の間で好きな数字を選んでください

↓1



◆ スクラップ置き場 / 遊一の実験場


遊一(さて……と。そろそろ実験を再開するとすっか)

   (今もあの歯車状の粒子は密閉容器に容れてあるが……と?)


パキパキパキ…


遊一「!!」


遊一(何だ――――今すっげェ嫌な音がした。具体的に言うとこないだ聞いたようなアレ……)

   (ちょっと二度と聞きたくなかった感じの音……いや、世の中にあんな感じの音はいくらでもあるが)


ヒュッ!


遊一「!」 バッ!

??「うおおおおおぉぉぉぉっ!!」 ダッ


バキィィィィィィィィィン!


??「…………ッ!」

遊一「……危ねェだろォが、オイ」

??「躱した……ッ」

遊一「振り下ろすみてェな大振りのパンチ。わざわざ叫びまであげてんだから躱してくださいっつってるようなモンだろ」

??「お前ッ、只者じゃないな……ッ!」

遊一「只の不良だよ。テメェこそ……」


遊一(女……右腕が結晶化――――いや、ありゃ氷か)

   (大気中の水分含んで膨張してンのか知らねえが、生身の部分より明らかにデカい)

   (そういう「異質」かコイツ……ンでもって、有無を言わさず襲い掛かってきたってことは)


遊一「『同好会』か」

氷菓「そうだ! 『同好会(サークル)』が一人、小折氷菓ッ!」

   「アタシ自身の正義に基づき、お前を粉砕するッ!」

遊一「あ? まァた正義正義……あのセンセーも似たようなこと言ってたな……」



遊一「……チッ。それよりどうしてくれンだテメェ! 実験材料無駄にしてくれやがって……」

   「どォしてくれんんだこの有様! 実験器具が無茶苦茶だ!」

氷菓「実験……? お前、悪の科学者か!?」

遊一「悪だか何だか知らねえが、人の大事なモン壊しといて謝罪の一つもねェのか、オイ」

氷菓「悪人に語る舌など持たない!」

遊一「」 ビキィ

氷菓「長官が言ってたぞ、お前はアタシたち同好会の邪魔をしようとする悪人……」

   「なら、その実験だってきっとロクでもないものに違いない!」

遊一「エンジン設計してるだけだよ……!」

氷菓「エンジン……? 暗黒メガコーポのビックリドッキリメカの新型エンジンか!?」

遊一「同じ人間の言葉喋ってくれねェか」



遊一「……ともかくテメェは敵だ、ってことでいいんだよなァ」

氷菓「そうだ、アタシとお前は敵……それで充分だッ!」

遊一「なら――――確かに、言葉なんていらねェな」 フィィン

氷菓「……デュエルかッ!」

遊一「殴り合いでも構いやしねェよ」

氷菓「いや……先手を取って終わればそれに越したことはないと思っただけ」

   「本当に戦うのなら、デュエルこそが相応しい!」

遊一「……喧嘩に手段もルールもねェだろーが」

氷菓「戦いだからこそ、己に課したルールには正直でなきゃいけないんだッ!」 フィィン

遊一「そうかよ」


    「「――――――デュエルッ!!」」


◆ 小折氷菓とデュエルを行います。


◆ ステータスの比較を行います。


○ 神威遊一
【運命力】:5+1  【戦略】:4  【洞察力】:7  【精神力】:5+1  【構築】:4
特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正

○ 小折氷菓

【運命力】:7+1  【戦略】:4  【洞察力】:1  【精神力】:9+1  【構築】:2

特殊技能
「絶対正義顕現」……【精神力】及び【運命力】に+1の補正

【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b

トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください

↓1


トリップ:#143mbdsi201
選択→2、3
 →b、d

◆ 今回は【運命力】及び【構築】によって判定を行います。

遊一:【運命力】:5+1  【構築】:4
氷菓:【運命力】:7+1  【構築】:2

運命力が【2】の劣勢、構築が【2】の優位
よって互いに相殺し、今回の基本値は【20】となります。





◆ 氷菓のデッキは【水属性】です。
   遊一のデッキを選択してください

1.【セフィラ】(シャドール+竜星)
2.【セフィラ】(シャドール+霊獣)
3.【セフィラ】(竜星+霊獣)
4.【アーティファクト】
5.【AFセイクリッド】
6.【幻獣機】
7.【竜星】
8.【クイックジャンクドッペル】

↓3


◆ 【AFセイクリッド】でデュエルを行います。

   【明日の19時まで】、遊一が氷菓に勝利する要素を書き込んでください。
   雑談等はご自由にどうぞ。


遊一:【AFセイクリッド】(【アーティファクト】及び【セイクリッド】に準ずる)
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%A2%A1%BC%A5%C6%A5%A3%A5%D5%A5%A1%A5%AF%A5%C8%A1%DB
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%BB%A5%A4%A5%AF%A5%EA%A5%C3%A5%C9%A1%DB
ttp://www21.atwiki.jp/ygoocg/pages/4673.html

氷菓:【水属性】(《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》入り、ランク5主体)
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%BF%E5%C2%B0%C0%AD%A1%DB


今日はこんなところで……と言いたいけど
一度目の安価でいきなりこれだったので若干短めな感がありますし
1、2本程度小ネタでも書こうかなーと

何かあれば。適当に拾います

あれ、そういや黄金の蜂蜜酒について館長かイースに訊きに行くって……

>>698
すみません、それやるの忘れてましたね
それ+何か適当にやります



◆ 黄金の蜂蜜酒とは?


○ 博物館

遊一「で、聞きたいんすけど」

有子「何でもかんでも私が知っていると思わないように」

遊一「知らないんすか……」

有子「君ね、私は基本的に前に出るタイプでもなく、基本的には逃げ回っていただけだよ」

   「知識自体もそれほど深くない。限定的な所が強いわけだ。そんな私に聞くのも」

遊一「じゃあイース何か知ってっかよ」

イース「イエース! まあそれなりニ?」

有子「そこで一気に百八十度転回するのは君の悪いところだと私は思うのだよ」

イース「キホン的にはダークなギシキに使われるモノだヨ! ダカラ、カムイの判断はグーだネ!」

遊一「ほォ。ていうかアリなのかアレ」

有子「魔力のようなものが失われるんじゃあないかね?」

イース「イエス! そういうことダネ。多分アルコールトバした時に全部消えタんじゃないカナ?」

遊一「マジかよ魔力ってアルコールと一緒に飛ぶのかよ」

有子「ん、む……いや、形而的……と言うのかね。それそのもののカタチに宿るのではないか?」

遊一「?」

有子「そのカタチが無ければ宿らない、と言うのかね。蜂蜜酒、という形態が失われた時……」

   「同時に、その魔力というものも雲散霧消してしまった、と考えるのが早いかもしれないね」



遊一「効能っつーのは?」

イース「ンー……テキオー灯」

遊一「は?」

有子「また懐かしい話を……要は、環境に人間を適応させる道具のことだよ」

イース「それカラ、カラダからタマシーを離したり、テレパシー使えるようにナッタリ……」

    「感覚? が、すっごいトギスマサレたりするんだッテ!」

遊一「なんかスゲーな」

イース「だから、『風』のカミをシエキする時は、必須? の、アイテムらしーよ!」

有子「ふぅむ……遊一君」

遊一「はい」

有子「君、無意識的に大金星を獲得したかもしれないよ」

遊一「かも、っすね……」

イース「カムイ、エラーいエラーい!」

遊一「何かちょっとニュアンスが違う気がするぞ」

有子「まあ、ともかく相手にとって嫌なことをするのが戦いの基本という話はよくあってだね」

遊一「まあ……あっちにとっちゃ、最高にイヤっすね、これ」

有子「うむ。私なら発狂する」

イース「ちょっとイミシンだネー……」


◆ (とりあえず)黄金の蜂蜜酒について  終



◆ Q.ヒロインって?


○ 野外音楽場


唯「本日はご来場ありがとうございます……えっ。これ私がアナウンスするんじゃ」

スタッフ つ 【唯ちゃんはアナウンスじゃないので】


あははははは……


白音「……」 ムーッ

亜鈴「……」 ムスーッ

霞鎌「……」 モグモグ

白音「私、確か神威君誘ったはずなんだけど」

亜鈴「奇遇ですね先輩。私は兄さんに誘われたんだけど」

白音「これって」

亜鈴「ええ」

白音「神威君がアイドルにあんまり興味無いから断りたいけど、かと言って断るのも体裁が悪いし」

亜鈴「先輩に悪いと思ったんでしょうね。で、私が外に出ないから他の人と関わらせるために誘って……」

霞鎌「面倒な御仁ですね」

白音「一番分からないのが霞鎌ちゃんがいる理由だよ!?」 ガビーン

霞鎌「二枚ちけっとを渡したということですので」

白音「くっ……! い、活火君とか誘うと思ったら裏目に……!」

亜鈴「あなた、兄さんのことちょっと甘く見過ぎ」

白音「ガード固すぎるよ神威君……」



霞鎌「実は男色なのでは?」

亜鈴・白音「」ピクッ

霞鎌「あぷろーちに気付いていないというのも、いささか非現実的」

   「でゅえる中の洞察力を見るに、自分が慕われていることは理解しておいでであることが自然」

   「そうなると、理由があって然るべきかと思うのですが……お二人とも、いかがしましたか?」

白音「か、神威君ホモ……? い、いや、でも確かに学外だと妹ちゃん以外ではロリコンみたいな話ばっかりだし」

亜鈴「兄さんがホモ……いやそんなはず。確かに兄さんの部屋にエロ本なんかは見当たらないけど」

   「だからってそんな短絡的な……いえでも、そんな馬鹿な……」

霞鎌「お二人とも」

白音「な、何!?」

亜鈴「何か!?」

霞鎌「すてーじが始まるようですが」 ←withサイリウム

亜鈴「マイペースすぎない、あなた」

霞鎌「?」

白音「しかし何で神威君、霞鎌ちゃんに渡したんだろ……親しい子なら他にもっといるはずなのに」

亜鈴「……私が行くにしても真昼、ヴィント、それから……確かに候補はいるけど」

白音「霞鎌ちゃんみたいな子がタイプ……?」

霞鎌「?」



亜鈴「いえ、兄さんなら間違いなく『今までにいないタイプだから付き合い少し持っとけ』くらいでしょ」

白音「そうかなぁ……それもあるかも」

霞鎌「なんと。私は神威殿のたいぷだったのですか」

亜鈴「違うっつってんでしょうが」

白音「亜鈴ちゃん、神威君みたいな口調になってるから!」

亜鈴「真面目に考察すると」

白音「うん」

亜鈴「私だから」

白音「無いわー」

亜鈴「は?(威圧)」

霞鎌「亜鈴殿は妹御……では?」

亜鈴「何か問題があった……?」

白音「冗談だよね亜鈴ちゃん? 冗談だよね!?」

亜鈴「でも真面目に言って兄さんがだいたい常に気にしてるの私か……」

白音「…………………………子供……?」

霞鎌「なんと」

亜鈴「……やっぱり兄さん、幼女趣味……?」

白音「いやいやいやいやいやいやいやいや! そんなことないよ! ないよ!!」

亜鈴「けれど、深い付き合いのある人って、だいたい見た目小さかったりして……」



刹那←見た目中学生~それ以下。腹ペコモンスター。何気に一番面倒を見ているかも

有子←窮極の合法ロリ。(51)だが肉体的にはマジモノ

ユミカ←亜鈴の友達だからという以上に何故か面倒をよく見ている。
      眼帯+マントはともかく、見た目など言うまでもなく中学生。

エリーゼ←違法ロリ。言葉遣いが拙い(意図的)で庇護欲が掻き立てられる。純粋。
       人を巻き込むタイプだが遊一自身は割と自分から巻き込まれに行っている(?)

宗次←別枠。ただし見た目は女子中学生~女子小学生。故に危ない。
     亜鈴以外だと活火に並ぶレベルには親しい。ホモ疑惑の一因でもある。


亜鈴「ゴボッ」

白音「あぁっ!? 亜鈴ちゃんが現実を認めたくないばかりに吐血を!」

霞鎌「そこまで思いつめるものですか」

亜鈴「ぐっ……こ、ここまで手ごわい、なんて……」 ゼーゼー

白音「というか何で烏羽君混ざっちゃったのかな!?」

亜鈴「ホモ疑惑があるから……」

白音「どっちかって言うと神威君が仲良いのって龍天河君とか活火君とか、えーっと、外部にいたけど銀の髪の人とか……」

亜鈴「くっ……誰が誰だか分からない……」

霞鎌「分かろうとしておられないだけでは?」

亜鈴「ゴボボーッ!」

白音「あぁっ、断末魔みたいに!?」



亜鈴「わ……分からない……兄さんが分からない……」

白音「た、確かに神威君ちょっとフクザツな感性してるけどねー……」

霞鎌「女性の好みという話ですよね?」

白音「そうだよ……でも霞鎌ちゃんに話すとは思わないし……」

霞鎌「聞き及んでおりますが」

白音「ファッ!?」

亜鈴「どういう……ことだ……!?」

霞鎌「あ、思考を読んだだけですから」

白音「そっちのがスゴいよ!?」

亜鈴「テレパシー……私も訓練……すれば……ッ」 ワナワナ

白音「できないよ! 遠くに行こうとしないで!?」

亜鈴「でも精霊が見えるんだから、人の思考、くらい……」

白音「無理だよぉ!!」

霞鎌「あ、続けてもよろしいでしょうか」

白音「霞鎌ちゃんはマイペースだね!?」

霞鎌「それで神威殿の好みの女性は――――――」


◆ A.ああ!   終

今日はこんなところで。ここで明言しちゃうといろいろいけない気がするのよ
そんなわけで小ネタ終わり。残りは埋めネタに使うつもり


改めてですが、>>694の通り、勝利要因については【5/7 19時】までです
あと、明日は夜間外出してるので投下はできないと思います

きたく
今回はこう


【氷菓のデッキはエクシーズ主体なので、アーティファクト-デスサイズが刺さる】
 →事前に伏せておく、墓地に置いておくなどの準備は必要になるものの、

   エクストラデッキ依存のデッキにはよく効くカード。レディ・ジャスティスを活かすデッキ構成ということもあり、
   おおよそメインデッキに関しては重きを置いていないはず。(+10)

【アーティファクト-アイギスで耐性を与えれば氷結のレディ・ジャスティスや単体バウンス効果を防げる】
 →ブラック・ホールなどの汎用カードによる破壊も防ぐことができるため、そもそもの使い勝手が良い。

   レディ・ジャスティスを活かすならばまず破壊効果を主体に置くだろうことが考えられるため(メタ的には)、
   召喚前にアイギスを展開しておくだけでも効果はある。(+10)

【水属性でレベル5モンスターを揃えるには《忘却の都 レミューリア》か
 モンスター効果を使ってレベルを上げないと難しいので、プレアデスやデュランダルで妨害できる】
 →プレアデスがエクシーズ・シンクロに関わらず、召喚前・後のいずれも効果が絶大。

   「イーグル」「パンサー」の二体を利用した場合は、片方がバウンスされても再度の特殊召喚が可能だが、
   ランク5のエクシーズモンスターには耐性を持つものがほぼ存在しないため、やはり効力としては大きい。(+10)
   なお、デュランダルが効果を書き換えられるのは毎度のことだが「通常罠・通常魔法」のみである(-5)

【氷菓は遊一に対する刺客であるから、遊一が良く使うセフィラや竜星、特にチョウホウにメタを貼っている可能性が高い】
 →属性統一デッキにとってチョウホウの存在は脅威の一言。

   それがいようといまいと、他のデュエルで使用していて存在をアピールしていれば、
   対策を打つべく行動を起こすのが道理。ピンポイントメタを外す可能性は充分にある(+10)

【竜星セフィラメタの御前試合が腐る】
 →ランク5の水属性エクシーズモンスターは《零鳥姫リオート・ハルピュイア》以外全てナンバーズである。

   この物語の特性上、同じナンバーズを他者が所有することはおいそれとあるものではないため、
   御前試合を積むことで自分自身の行動をも圧迫してしまう。まして、既にガスマスク(彩子)の前で
   属性統一の【幻獣機】を見せている以上、そもそも積んでいる可能性も低い(±0)

【ペンデュラムモンスターや魔法罠を破壊する効果がアーティファクトの効果を発動させてしまう】
 →確かにその通りだがいささか普遍的すぎる。そもそもアーティファクトのカード自体それが主戦術のため、
   特に効果的な戦術であるというわけでもない(+5)


10+10+10-5+10±0+5=40

基本値【20】

今回の勝率は60%です


◆ 確率上昇のストックを使用しますか?(残り:1)

↓1~3

77

ごめん誤爆
22で

ズラしたら>>728なんだけど、その前に取ってたのは>>729だしでちょっとややこしい感じになってる
申し訳ないが改めて↓1で取らせてください

では指定数値【72】でデュエルを行います
明日の間にできるか分かりませんが、とりあえず明日目標で

ところで、やっぱ今回の要素出しは難しかったんだろうか

書き込んだ直後に気付いちゃったけど二度同じ状況とかこれもうわかんねぇな(諦め)

勝ち負けの如何は別にしても「意図的に片方を選んだかもしれない」って可能性が出るのは避けたいしなぁ

今度こそ↓1かつ、【数字の指定が無い場合、そのIDが後のレスで指定した数値】ということで
その後で指定無いまま反応が無かったら再安価で

なぜ我々はこんなにもすれ違うのか

再安価↓1

よし、変わらず【72】でやるぞ! もう変えんぞ!

やっぱ【水属性】っていう括りが広すぎるんだろうかね
他の属性統一・種族統一デッキにも似たようなことが言えるけど

5D'sの2話だか3話だかで遊星がスタンディング用ライディング用で2つデッキ装着してたけど、
遊一の場合はそれが増えた感じをイメージしてる。厳密には詳細が違うけど

21時目標で始めたい

ごめん、ちょい1の住んでる地域周辺で断続的に停電してる
PCのデータまで飛ぶかもしれないので
ちょっと明日まで延期させてください

危うく1のAIBOが死ぬところだったがとりあえず無事との診断が出て良かったぜ

やっぱり昨日の停電でデュエル内容のプロットが吹き飛んでたので
完成し次第投下します。当面の所は20時ごろ予定

申し訳ぬえ
夕食+流れ作りで1時間ほど遅れそう

やるでー
今回ちょっと安価取るけど人おるけ?

そのうち集まること期待して投下だけしますか
最低限安価取る時に人がいればいいわけだし
ではとりあえず投下



氷菓「アタシのターンからだ!」

遊一「チッ……」


遊一(カードカー・Dのようなカードがあれば……いや、そうじゃなくとも先攻が望ましかったが)

   (仕方ねえ、くれてやるしかねえか)


氷菓「カードをセット。モンスターをセットしてターンエンドだ!」 手札:3

遊一「……俺のターン」 手札:5→6

   「《増援》を発動する!」


《増援/Reinforcement of the Army》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。


氷菓「増援……!?」

遊一「俺が手札に加えるのは――――《セイクリッド・ポルクス》!」


遊一:デッキ→手札
《セイクリッド・ポルクス》


氷菓「セイクリッド……!? セフィラや幻獣機じゃないのか!?」

遊一「俺が何使おうが勝手だろォが」



遊一「ポルクスを召喚する」


《セイクリッド・ポルクス/Constellar Pollux》
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守 600
(1):このカードが召喚に成功したターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「セイクリッド」モンスター1体を召喚できる。


遊一「次だ。ポルクスの効果により、更に『セイクリッド』を召喚できる」

   「《セイクリッド・カウスト》を召喚!」


《セイクリッド・カウスト/Constellar Kaus》
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1800/守 700
このカードはS素材にできない。
(1):フィールドの「セイクリッド」モンスター1体を対象として
以下の効果から1つを選択して発動できる。この効果は1ターンに2度まで使用できる。
●選択したモンスターのレベルを1つ上げる。
●選択したモンスターのレベルを1つ下げる。


氷菓「揃った……!」

遊一「カウストの効果発動。ポルクスとカウストのレベルを1ずつ上昇させる!」


《セイクリッド・ポルクス》★4→★5
《セイクリッド・カウスト》★4→★5


遊一「レベル5、光属性ののポルクス、カウストでオーバーレイ!」

   「来い、《セイクリッド・プレアデス》!」


《セイクリッド・プレアデス/Constellar Pleiades》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守1500
光属性レベル5モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。



氷菓「クッ……長官の言っていた通りだな! 喋りや物腰からは読み取れないほどに狡い男と……!」

遊一「……あ? ルールの範囲でデッキの入れ替えして何が悪い」

氷菓「そんなこと……それはそうだけど!」

遊一「人のこだわりに付き合ってる暇は無ェんだ。プレアデスの効果発動!」

   「そのモンスターを手札に戻してもらう!」

氷菓「させるかッ! 《もの忘れ》発動!」

遊一「!」


《もの忘れ/Memory Loss》
通常罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動した効果を無効にし、そのモンスターを表側守備表示にする。


遊一(もの忘れ……だと……? モンスターの効果を無効にするなら《デモンズ・チェーン》の方が……)

   (他に使うにしても《ブレイクスルー・スキル》があるはず。となると、何かが――――)


遊一「……どっちでも構いやしねェ。プレアデスを素材に、エクシーズチェンジ!」

   「来い、《迅雷の騎士ガイアドラグーン》!」


《迅雷の騎士ガイアドラグーン/Gaia Dragon, the Thunder Charger》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールド上のランク5・6のエクシーズモンスターの上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。



氷菓「ッか――――貫通効果!」

遊一「バトル! ブチ抜け、ガイアドラグーン!」


ズドオオオォォォッ!!


氷菓「ぐ、う―――――ッ……・! ま、まだッ! 《グリズリーマザー》の効果を発動!」

遊一「!」


《グリズリーマザー/Mother Grizzly》
効果モンスター
星4/水属性/獣戦士族/攻1400/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の水属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。


氷菓「確かにダメージは喰らうが、このくらい……」 LP:4000→2400

   「アタシはデッキから、攻撃力1000の《イーグル・シャーク》を特殊召喚する!」


《イーグル・シャーク/Eagle Shark》
効果モンスター
星5/水属性/魚族/攻1000/守1800
相手フィールド上のモンスターが2体以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
また、自分フィールド上に「パンサー・シャーク」が存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
「イーグル・シャーク」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


遊一「……イーグル・シャーク……」


遊一(パンサー・シャークとやらと対になる効果。つまり狙いはランク5エクシーズ……と見るべきか)

   (とはいえシンクロも想定できないわけじゃあねえ、が……)



遊一「俺はカードを2枚セットし、ターンを終了する」 手札:2

氷菓「アタシのターン!」 手札:3→4

   「よし! アタシの場にイーグル・シャークが存在することで……」

   「《パンサー・シャーク》を特殊召喚!」


《パンサー・シャーク/Panther Shark》
効果モンスター
星5/水属性/魚族/攻1100/守2000
相手フィールド上のモンスターが2体以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
また、自分フィールド上に「イーグル・シャーク」が存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
「パンサー・シャーク」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


遊一「カッチりとハメこんだな」

氷菓「何……!?」

遊一「《アーティファクトの神智》を発動!」


《アーティファクトの神智/Artifact Sanctum》
通常罠
デッキから「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「アーティファクトの神智」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、このカードが相手によって破壊された場合、フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。


氷菓「あ……アーティファクトォ!? セイクリッドでもなく……ッ!?」

遊一「『騙し』は基本だろ」



遊一「来い、《アーティファクト-デスサイズ》!」


《アーティファクト-デスサイズ/Artifact Scythe》
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2200/守 900
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このターン、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。


ガチンッ!


氷菓「!」

遊一「デスサイズの効果発動。このターン、テメェのエクストラデッキからの特殊召喚は封じさせてもらう」

氷菓「卑怯だぞ!」

遊一「ルールに則ってカード効果を駆使してるだけだろォが。そこまで言われる筋合いはねェ」

   「第一、デュエルモンスターズってゲーム自体が妨害してナンボなモンじゃねえのかよ」

氷菓「………………ッ」


遊一(ガキがそのままデカくなったみてェな性格だな)

   (真っ直ぐなのはいいが直情的過ぎる。俺でさえ翻弄できてんだ)

   (本当にダマすつもりなら、もっと……別な方向でも可能ではあるはずだが)



氷菓「ッ……カードを1枚セットして、ターンエンドだ」 手札:2

遊一「俺のターン」 手札:2→3  シャッ

   「《アステル・ドローン》を召喚」


《アステル・ドローン/Star Drawing》
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1600/守1000
このカードをエクシーズ召喚に使用する場合、このカードはレベル5モンスターとして扱う事ができる。
また、このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドローする。


遊一「アステル・ドローンを素材とする場合、レベルを5として扱える」

   「――――レベル5のアステル・ドローンとデスサイズでオーバーレイ!」

氷菓「また……!」

遊一「来い、《アーティファクト-デュランダル》!」


《アーティファクト-デュランダル/Artifact Durendal》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/天使族/攻2400/守2100
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。この効果は相手ターンでも発動できる。
●フィールド上でモンスターの効果が発動した時、
または通常魔法・通常罠カードの発動時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果は「相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となる。
●このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いの手札を全て持ち主のデッキに戻してシャッフルする。
その後、それぞれデッキに戻した枚数分だけドローする。



遊一「アステル・ドローンの効果により、カードを1枚ドロー」 手札:2→3

   「これで大半の効果は封じた……! バトル!」

   「ガイアドラグーンでイーグル・シャークを攻撃する!」


ズドオォォォッ!


氷菓「ぐあっ!!」 LP:2400→1600

遊一「続けて、デュランダルでパンサー・シャークを攻撃!」


ズバアアアアアアッ!


氷菓「っ……!」


氷菓:場→墓地
《パンサー・シャーク》


遊一「カードを二枚セットし、ターンエンド」 手札:1

氷菓「……アタシのターン!」 手札:2→3

   「よし……! 《強化蘇生》を発動!」


《強化蘇生/Powerful Rebirth》
永続罠
自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ上がり、
攻撃力・守備力は100ポイントアップする。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


氷菓「これで、《グリズリーマザー》を蘇生する!」


氷菓:墓地→場
《グリズリーマザー》
★4/攻1400/守1000→★5/攻1500/守1100



氷菓「これは『永続罠』の効果だ。よってデュランダルでは無効にできない!」

遊一「チッ……!」

氷菓「アタシの場には水属性のグリズリーマザーがいる。よって、リリース無しで召喚!」

   「来い、《サイバー・シャーク》!」


《サイバー・シャーク/Cyber Shark》
効果モンスター
星5/水属性/魚族/攻2100/守2000
自分フィールド上に水属性モンスターが存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚する事ができる。


遊一「またレベル5か……!」

氷菓「二体のレベル5モンスターでオーバーレイ! エクシーズ召喚!」

   「現れろ、ランク5! 《終焉の守護者アドレウス》!」


《終焉の守護者アドレウス/Adreus, Keeper of Armageddon》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/攻2600/守1700
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。選択したカードを破壊する。


遊一「チッ……召喚ルールも無効にはできねェ……!」



氷菓「だと思ったさ! バトル! アドレウスでデュランダルに攻撃!」

遊一「まだだ……! リバースカード! 《邪神の大災害》!」


《邪神の大災害/Malevolent Catastrophe》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。


遊一「コイツの効果で、互いの場の魔法・罠を全て破壊する!」

氷菓「!」


氷菓:場→墓地
《強化蘇生》


遊一:場→墓地
《アーティファクト-フェイルノート》
《アーティファクト-チャクラム》


遊一「これで、破壊したチャクラムとフェイルノートを特殊召喚!」


《アーティファクト-チャクラム/Artifact Chakram》
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1900/守2000
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され
墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。
(3):自分フィールドの魔法・罠カードを破壊する効果が発動した時、
自分フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。


《アーティファクト-フェイルノート/Artifact Failnaught》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2000/守1600
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地から「アーティファクト」と名のついた
モンスター1体を選択して自分の魔法&罠カードゾーンにセットできる。



氷菓「だけど攻撃は続行する! ここで……デュランダルは破壊する!」

遊一「チィッ!」


ズドゴオオオォォッ!!


遊一「ぐあっ!」 LP:4000→3800

氷菓「よし、邪魔なデュランダルは破壊できた……!」

遊一「………………」


遊一(だが、フェイルノートとチャクラムが残ってりゃ、次のターンにでもプレアデスを出せる)

   (いくらアドレウスが効果を使っても、1ターンに破壊できるのは1枚が限界……)

   (ガイアドラグーンを破壊したとしても、俺のターンで何とかなるはずだ……)


氷菓「バトルは終了。そしてアタシは魔法カード発動する! 《オーバーレイ・キャプチャー》!」

遊一「!?」


《オーバーレイ・キャプチャー/Overlay Capture》
通常魔法
相手フィールド上のエクシーズ素材を持ったエクシーズモンスター1体と、
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターのエクシーズ素材を全て取り除き、
このカードを選択した自分のモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。



遊一:ORU(《迅雷の騎士ガイアドラグーン》)→氷菓:ORU(《終焉の守護者アドレウス》)
《セイクリッド・プレアデス》
《セイクリッド・カウスト》


遊一「ガイアドラグーンのORUを……いや、だが、それじゃ」

氷菓「意味があるのさ。アタシは、アドレウスのORUを一つ取り除き……」


氷菓:ORU(《終焉の守護者アドレウス》)→墓地
《サイバー・シャーク》


氷菓「エクシーズ・チェンジ! 現れろ、アタシの『No.』ッ!」

遊一「!」

氷菓「《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》ッ!!」


《No.21 氷結のレディ・ジャスティス/Number 21: Frozen Lady Justice》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/水属性/水族/攻 500/守 500
レベル6モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク5のXモンスターからX素材を1つ取り除き、
そのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×1000アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊する。


遊一「ナンバーズ……だと……!?」

氷菓「そうだ、これがアタシの『力』! レディ・ジャスティスは、ORUの数に応じて能力を上げる!」

   「今、レディ・ジャスティスのORUとなっているのは4枚! よって攻撃力は――――」

遊一「4500だとォ!?」


《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》
攻撃力:500→4500

あれ、アドレウスの効果使ってないから元々の状態でも2つあるよね
一つ取り除いて重ねるからこの時点で2つでガイドラのORU2つ奪ってるから4つで4500で間違ってなくね?

あー……ORUにするのキャプチャーだったのか。申し訳ない
じゃあ3500ということでお願いします
ちょい修正考えるので少し時間開くかも

流れちょっと修正
キャプチャー使う前にサルベージでパンサーイーグル手札→ウツボ発動で2枚戻して3ドロー
キャプチャー発動→《オーバーレイ・リジェネレート》発動でORU補充
で、攻撃力4500手札残り1の状態と考えてください。これで元々の場の状況と同じはず



氷菓「それだけじゃない! オマエの場のアーティファクトはどっちも守備表示……」

   「ダメージを抑える策だったみたいだけど……それが逆効果だッ!」

   「レディ・ジャスティスの効果発動! ORUを一つ使用し、守備表示モンスターを全て破壊する!」

遊一「なッ……」


パキパキパキパキィィ!!


遊一:場→墓地
《アーティファクト-フェイルノート》
《アーティファクト-チャクラム》


氷菓「勿論、ORUを使った以上、攻撃力は下がるけど……」


《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》
攻撃力:4500→3500


氷菓「ガイアドラグーンの攻撃力は上回ったまま……だ!」

遊一「クソッ……!」

氷菓「カードを1枚セットしてターンエンド!」 手札:0

遊一「俺のターン……!」 手札:1→2


遊一(いくら高い攻撃力を持っていても、その効果は攻撃力上昇と守備モンスターの破壊)

   (あのカード自体に耐性は無いはずだ)

   (下手に守備表示にしちまえば、ガイアドラグーン自身も破壊されちまう。ここは……)


遊一「カードを2枚セットし、ターンエンド……!」 手札:0



氷菓「アタシのターン!」 手札:0→1

   「アタシは《月読命》を召喚する!」


《月読命/Tsukuyomi》
スピリットモンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1100/守1400
このカードは特殊召喚できない。召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが召喚・リバースした時、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、裏側守備表示にする。


遊一「スピリット……月読命だと!?」

氷菓「そうさ、月読命の効果は、《月の書》とほぼ同じ……」

   「つまり、レディ・ジャスティスの効果を活かすことができる!」

遊一「だったら……ッ! その効果にチェーンし、《アーティファクトの神智》を発動!」

氷菓「!!」

遊一「来い、《アーティファクト-モラルタ》!」


《アーティファクト-モラルタ/Artifact Moralltach》
効果モンスター(制限カード)
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。


《迅雷の騎士ガイアドラグーン》→裏守備表示



遊一「効果を使われる前に、レディ・ジャスティスを排除すれば関係ない!」

   「モラルタの効果発動! レディ・ジャスティスを破壊――――――」

氷菓「そこだッ! アタシは《もの忘れ》を発動!」

遊一「……ッ!!」


《アーティファクト-モラルタ》:効果無効
→守備表示


遊一「しまっ……そうか、もの忘れはこのために……ッ」

氷菓「そうだッ! レディ・ジャスティスの効果を発動!」

   「ORUを取り除き……オマエの守備表示モンスターを全て破壊!」


バキバキバキバキィィッ……!


遊一:場→墓地
《迅雷の騎士ガイアドラグーン》
《アーティファクト-モラルタ》

《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》
攻撃力:3500→2500


氷菓「バトルだ! レディ・ジャスティス、月読命でダイレクトアタック!」

遊一「ッ……う、ぐあァァァァァァァァッ!!」 LP:3800→1300→200


ずざざざざざっ!



遊一「がはっ……!」

氷菓「どうだ、これが――――正義だ!」

遊一「…………正義……?」

氷菓「世を乱す邪悪に鉄槌を下す存在のことを、人は正義と呼ぶ。そうじゃないのか?」

遊一「……随分と手痛い正義だな」

氷菓「痛くしなきゃ誰も分からない。けど分かっただろ! 早くこの件から手を引け」

遊一「……何故?」

氷菓「無用に命までは取る気は無い! だから今すぐ」

遊一「お断りだ」

氷菓「!?」

遊一「馬鹿かテメェは……同好会から売ってきた喧嘩だろ」

氷菓「売ってきた……? あ、いや、だけど!」

遊一「テメェらが売った! 俺が買った! そこで退けるワケがあるか!」

氷菓「退かなきゃ死ぬんだぞ!?」

遊一「プライドの一つも守れず生き残ったとしても、そりゃ生きてる価値なんざねェんだよッ!!」



遊一「安っぽい善悪論なんざどォだっていいんだよ! 俺はお前らが気に入らないからブッ潰すだけだッ!」

   「退くなら―――――テメェが退けッ!」

氷菓「どうしても相容れないのか!?」

遊一「相容れるワケがどこにある。テメェらほっといて俺の夢が叶えられるワケがねェだろォが」

   「どうしても退けないならテメェも俺をブッ殺してでもっつー覚悟を決めろッ!」

氷菓「…………ッ!」


遊一(――――――なんて、啖呵は切ったものの)

   (正直に言って、対抗策は……思い浮かばねえ)

   (我ながら、口ばっかだな俺は……こんなんじゃ、亜鈴に怒られちまう)

   (さァて、どうするか……どうすればアレを突破して勝てるか)

   (俺自身を貫き通すことが、できるのか―――――――)



◆ 多数決を取ります。どちらかを選択してください


1.その時、霧が立ち込めた

2.超常のモノには、頼らない


↓1~5



サァァァァァァァァ…………


氷菓「? な、何だ……? こんな晴れた日に……霧?」

遊一「……?」


遊一(――――見る間に、ヤツの姿は見えなくなった。濃霧、と呼ぶにもあまりに濃い)

   (しばしも経たないうちに、アイツの声も聞こえなくなる。まるで、外界から切り離されたみたいに)


遊一「何だ……?」


遊一(明らかに、この現象はおかしい。一体何が起きているのか――――理解もできないまま、流されていく)

   (多分、これは物理現象を超えたところにあるもの、なのだろう)

   (……気付けば)


遊一「……な」


遊一(俺の目の前に、巨大な「門」が姿を現していた)



◆ 「第一の門」


遊一「ここ、は……」


????『汝、「窮極の門」へと向かうか』


遊一「うおっ!? お、重っ!? 何だ!?」 ズシッ


????『汝、「窮極の門」へと向かうか』


遊一「あ? ……きゅ、究極……? は? え? 何だこれ!?」


????『汝、「窮極の門」へと向かうか』


遊一「あ……え?」


遊一(……な、何なんだ、この状況……いつの間にか、家に置いてるあの馬鹿デカい鍵が手元にあるし……)

   (こういう時、あれだ。生返事したり「ちょっと待ってくれ」っつったらだいたい拒否と見做されるような……)

   (いや、そうじゃなくて、そもそも俺はこの先に進みたいのか? あの究極の……モンだかなんだかっつー先へ?)

   (考えろ……そもそも何でデュエル中にこんなワケの分からんことが起きて……)



????「よい。余が出向く」


????『………………』


遊一「は?」

????「はじめまして、だな。神威遊一」

遊一「え、あ……お、おう」


遊一(金髪の……俺と同じくらいのトシの……男?)

   (ンだコイツ、いきなり現れて……。つーか、余って)


遊一「……あー……と、ヨ、さん?」

ヨ?「ヨ……ふむ、まあ間違ってはいない」

遊一「はあ」

ヨ?「ともあれ神威遊一。貴公はこの『第一の門』へと到達せしめた。まずはその栄誉を称えよう」

遊一「はあ、ど、どうも……」

ヨ?「理解しておらぬようだな。だがそれで良い」

遊一「は?」

ヨ?「人の身にて生き足掻く者を見つめるのが余の娯楽。だがそれは人の身でなくてはならぬ」

   「余自身を直視してしまえばその精神は保つこと能わず、肉体までもが崩壊に導かれるであろう」

遊一「……は、はあ……」


遊一(なんかスゲェ物騒なこと言われてる気がする……)

ちょ、ヨグ様は窮極の門の先にいるべきでしょうに。自分からくるんか
フリーダム過ぎる・・・・・・



ヨ?「さて」

遊一「あっはい」

ヨ?「神威遊一よ。貴公は餓えているか」

遊一「……何に?」

ヨ?「貴公自身の胸に問いかけるが良い」

遊一「……かつえて、っつーのがどういう意味かはちっと分からねえが」

   「夢を求めて、ソイツを叶えるための力に飢えてるっつーのは、ある、が……」

   「何よりも、同好会との戦いを終わらせなきゃ何も始められねえとは思ってる」

ヨ?「故に、余は貴公に『贈り物』を届けに来た」

遊一「贈り物……?」

ヨ?「安心するがよい。これは、『適格者』への純粋な善意……」

   「故に、精神汚染が起きぬよう厳重に取り計らっている」

遊一「ちょっと待て精神汚染って何だよ。アンタは……」

ヨ?「今は追及すべきでない。一つ、言うのならば――――余は、貴公の手助けに来たというだけのこと」

遊一「……そ、そうか」

ヨ?「欺瞞は一切ない」

遊一「今の一言でだいぶ胡散臭い方面に降り切れてきたわけだが」



ヨ?「さて、どうする」

遊一「……アンタがカミサマの一種だろうっつーのは分かったよ」

ヨ?「正確にはその化身が一つ。更に厳密に言うならば、余が観測した世界のある一事象を」

   「更に化身という形で再現した背徳の獣の複製とも呼ぶべき傑作であり」

遊一「俺からしちゃどっちもあんまり変わらねえよ」

ヨ?「……して、どうする、神威遊一」

   「貴公には二つの選択肢がある。魂の渇望に応じてこの『力』を手にするか」

   「あるいは、『人間』としての力を頼りに、己を貫きとおすか」

遊一「…………俺は―――――」


◆ コンマ判定を行います。
   30以下で「受け取らない」

↓1



遊一「……そいつを、貰う」

ヨ?「それもいいだろう。そして――――――」



◆ 勝率が【5%】上昇しました。


ヨ?「これでよい」

遊一「……は?」

ヨ?「貴公が気にする必要は無い」

遊一「いや……いや、まあ、別にいいけどよ……」

ヨ?「さて、貴公には二つの選択肢が存在する」

遊一「……二つの、選択肢?」

ヨ?「そうだ」

遊一「二つだけか」

ヨ?「貴公に提示できるものが、この二つしか無かった」

遊一「なんだそりゃ……」

ヨ?「話を戻すことにしよう。一つは、数多の次元を統べる黒き王の力」

遊一「…………」

ヨ?「そしてもう一つは、折れぬ心で変革を遂げた不撓の因子」

遊一「何だ、そりゃ」

ヨ?「いずれも――――余の覗き見る先に在る者たちの力の一端だ」

遊一「………………」



ヨ?「選択するがよい、神威遊一」

   「いずれも貴公にとっての力になりうるはずだ」

遊一「俺は――――――」



◆ どちらを選択しますか?


1.王の力
2.不撓の因子


↓1~5



遊一「折れない」

   「折れたくない。折れるわけにはいかない」

   「俺自身の叶えたい夢のためにも、絶対にだ。だから――――」

ヨ?「よかろう。ならば――――その『鍵』を、余へ」

遊一「ん? あ、ああ」 スッ

ヨ?「Ab、Ben ruach aCadesch――――――――」 ガチャッ

遊一「え? お、オイ! 開けてもいいのか……」

ヨ?「仔細ない」 フッ

遊一「……鍵が消え……あ? その光は何だ?」

ヨ?「これが『因子』だ」

遊一「因子……」

ヨ?「これを貴公の体内に押し込む」

遊一「は?」

ヨ?「尻を出して力を抜くがよい」

遊一「は!?」

ヨ?「冗句だ」

遊一「冗談か、本当に冗談か!?」

ヨ?「余も時にはこういうやりとりがしたいのだ」

遊一「……お、おう」



ヨ?「単なる余興だ」

遊一「……それで、実際には?」

ヨ?「受け取るだけでよい」

遊一「そ、そうか」

ヨ?「さぁ」 スッ

遊一「…………」 パシッ


パァァァァァ……


遊一「……これでいいのか?」

ヨ?「それでいい。いずれは貴公の内より『力』が生じるだろう」

遊一「力ね……」

ヨ?「だが貴公は人間の域を出ん。かの世界より欠片も節理を外れてはおらぬ只人だ」

遊一「……おう」

ヨ?「故に貴公に与えたのはただのカード。現実を改変する力は無い」

   「現実を変えるとすれば、それは―――――」

遊一「俺自身の。人間としての力」

ヨ?「それでいい。それこそが――――――――――……」


◆ スクラップ置き場


サァァァァァァ…


遊一「………………」

氷菓「……う、よ、ようやく晴れたか……」

遊一「………………」

氷菓「おい、オマエ! デュエルを続けるぞ!」

遊一「あァ――――そうだったな。まだ、続いてたんだ」

氷菓「……?」

遊一「改めて、行くぞ。ここからが――――俺のターンだ!」 手札:0→1

   「俺は《セイクリッド・ソンブレス》を召喚する!」


《セイクリッド・ソンブレス/Constellar Sombre》
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1550/守1600
「セイクリッド・ソンブレス」の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「セイクリッド」モンスター1体を除外し、自分の墓地の「セイクリッド」モンスター
1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
(2):このカードの(1)の効果を適用したターンのメインフェイズに発動できる。
「セイクリッド」モンスター1体を召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られたターン、
「セイクリッド」モンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくできる。



遊一「ソンブレスの効果発動! 墓地のポルクスを除外することで、カウストを手札に加える」


遊一:墓地→除外
《セイクリッド・ポルクス》

墓地→手札
《セイクリッド・カウスト》


遊一「そして、カウストを召喚!」


遊一:手札→場
《セイクリッド・カウスト》


氷菓「ランク5狙いか!?」

遊一「レベル4のソンブレスとカウストでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

氷菓「なッ!?」


コォォォォォォォォォ……


遊一「エクシーズ召喚! 来い――――――――《No.39 希望皇ホープ》ッ!!」


《No.39 希望皇ホープ/Number 39: Utopia》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2
(1):自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのX素材を
1つ取り除いて発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にする。
(2):このカードがX素材の無い状態で攻撃対象に選択された場合に発動する。
このカードを破壊する。



氷菓「な……ナンバーズだってぇ!?」

遊一「………………」

氷菓「そんな馬鹿な、ナンバーズは普通の人間には扱えないはず!」

   「もしそんな人間がいるとしても、それはここにいない……」

遊一「できたモンはどうしようもねェだろ」

氷菓「……くっ! だけど、効果は……」

遊一「………………」


遊一(余のヤツの言う通りなら、コイツの効果は戦闘破壊耐性と攻撃無効)

   (後半の効果は無いはずだが、コイツには……どうも致命的な効果がある……)

   (……俺っつー異分子を通してこの世界に現れたから、っつーことか、な)


遊一「どうだっていいさ。バトル!」

氷菓「えっ……!?」

遊一「希望皇ホープで、レディ・ジャスティスを攻撃!」

氷菓「そんな馬鹿なこと……くっ、迎撃だ、レディ・ジャスティス!」


ズガアアアアアアアアアアアアアッッ!!


遊一:場→墓地
《No.39 希望皇ホープ》

氷菓:場→墓地
《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》


氷菓(効果も使わない!? じゃあ何で相討ちなんて真似……)


遊一「リバースカードオープン! 速攻魔法、《エクシーズ・ダブル・バック》ッ!」


《エクシーズ・ダブル・バック/Xyz Double Back》
速攻魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスターが破壊されたターン、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分の墓地から、そのターンに破壊されたエクシーズモンスター1体と、
そのモンスターの攻撃力以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。


氷菓「ッ……!!」

遊一「甦れ! ホープ、デュランダル!」


遊一:墓地→場
《No.39 希望皇ホープ》
《アーティファクト-デュランダル》


遊一「――――――バトル! コイツで終わりだッ! ホープでダイレクトアタック!」

氷菓「く……あ……うわあああああああああっ!!」 LP:1600→0  ピィ――――――――ッ





勝率:80
トリップ→#ice11cap
指定数値→72
合計:83

→◆ 希望皇ホープを入手したことにより、勝率が【5%】上昇しました。


◆ デュエルに敗北!#%$!`#>%}$>*}*
    →◆ デュエルに勝利しました

もう今日遅いですし、デュエル終わったのでこんなところで

選択肢とコンマは勝率を押し上げるかどうかについての判定でした
微妙に3だけオーバーしてるのでコンマ判定はその10倍で30以下
ちなみにあの余さんのイメージは大導師でした

勝敗を書き換えただと!?インチキ効果も(ry
おつおつ

あ、一応だけどRUMとかRDM介さないエクシーズチェンジなら遊一単体でできる予定です
後々変わるかもしれませんし、今回はできるだけホープ単体のみ+遊一のデッキに入っていて
おかしくないと思うカード縛りだったのでああいう結末になりましたけども

いざとなったら他の邪神たちが悪乗りで援助してくれそうだし(渥実とか刹那関連で)
コミュとっとけばそのうちRUMぐらいくれそう(願望)

ホープを運用するなら【希望皇ホープ】?のオノマト軸とか(ZWは無理かもだし)
あと【ガガガ】とか? 今のデッキでも出せるだろうけどどうせなら目立たせるデッキがほしい

19時ごろから予定

おるか



遊一「――――――……」 ゼェゼェ

氷菓「う、ぐぅ……ッ……」 グッタリ

遊一「なんとか……ッ、勝った……か……?」 フゥ

氷菓「く……くそっ……あんな、卑怯な……」

遊一「喧嘩に……卑怯もラッキョウもねえだろ……」

   「……つーか、俺自身が、何がなんだか……」

氷菓「……だ、けど……ッ、まだ、体は動く……」 グググ

遊一「まだやる気か、テメェ……」

氷菓「当然だ……ッ! 正義は、負けちゃいけない……んだ……!」

遊一「……正義正義と……人の話も聞かずに……理解しようともせず……よく言いやがる」

氷菓「悪人の話なんて……ッ!」

遊一「俺が不良だっつーのは構わねえ……が、一方的に『悪』と決めつける根拠は何だ?」

   「人づてに話を聞いただけで、ヒトのこと語ってんじゃねえぞ……!」

氷菓「そんなの――――――」


◆ コンマ判定を行います。35以下で……

↓1



氷菓「長官がそう言ってたから……」

遊一「その長官っつーのは何モンだ。そんでもって、テメェにとって何だ?」

   「客観的にテメェらのやってることを考え――――」

?「考える必要などありませんよ」

遊一「!!」

氷菓「副長官!」

梅「副会長と言ってください、と何度も申したはずなんですが……」

遊一「梅安久平……! テメェかッ!」

梅「お久しぶりです、神威遊一さん。そして―――――――」


パァァァァァァァァァァッ……


遊一「!?」

氷菓「な、何だこれ……梅副長官!?」

遊一「魔法陣だと!? テメェ、いつから……まさかッ!」

梅「最初から、ですよ。あなたたちがここでデュエルすることを見越した上で、仕込んでおりました」


遊一(ご丁寧に俺だけじゃなくこの正義女まで巻き込むように……っつーことは)



遊一「デュエルが終わって、俺とコイツが満身創痍になるトコを狙ってやがったな」

梅「その通りです。あなたのように身体能力の優れる人間ですと、即座に逃げられかねませんので……」

遊一「で、コイツは何のつもりだ?」

梅「………………」

遊一「だんまりか。大方生贄の儀式か何かだろォがよ」

氷菓「い……生贄!?」

梅「何故そのように?」

遊一「あのセンセーが子羊ちゃん子羊ちゃん言ってたろ」

   「ソイツを『スケープゴート』と言い換えれば、意図も見える」

   「つまり人間を生贄に『何か』する気だ。違うかよ」

梅「素晴らしい。ご明察です」

氷菓「ちょ、ちょっと、待ってくれ梅副長官! アタシは――――」



梅「ええ、あなたもまた『子羊』ですよ」

氷菓「………………え?」

遊一「……ケッ」

氷菓「冗談……冗談だよな、なあ、こんなの、アタシ、正義のために……」

梅「ええ。何か問題が?」

氷菓「あ、アタシは! 正義だって信じてやってきたのに、副長官!!」

梅「……? これもまた、正義なのでは?」

遊一「…………」

氷菓「何でアタシまで!」

遊一「邪魔だからだろ」

氷菓「なっ……!?」

梅「邪魔だなどと、そんな……ただ、私はこう思っただけですよ」

  「我々の望む『正義』は同じ――――ならば、そのために死ぬことが誉れであることも同じ、と」



遊一「……ふん」

梅「我々の望む正義のために、喜んで行動する、と……そう仰ったと思うのですが」

氷菓「こ、こんなの、望んでない!」

梅「犠牲が出ることなど承知の上だったと存じているのですが」

氷菓「だからって……!?」

梅「改めて語りますが、我々の目的とは――――『正常な世界の構築』です」

遊一「…………」

氷菓「清浄な世界……だろ?」

遊一「お前ら、何でこんな場面で愉快な食い違いしてんだ」

梅「おや、認識が違っていたと?」

氷菓「え……?」

遊一「……この女ダマすなんざワケねえ。多分、意図的に思い違いさせようとしたんだろ、テメェ」

   「今回に関しちゃ『セイジョウ』違いでもあり、説明自体もどっかで間違ったこと言ってる」



遊一「で、何のためにあの狂ったカミサマ連中をこの世界に召喚しようってんだ?」

   「正常な世界ってのは何だ? テメェらの大義面分っつーのは何だ? この機に聞かせろ」

梅「ふむ、そうですね……確かに明確なことは一つも明かしていませんでした」

  「簡単に言えば……神をこの世に呼び戻すことによって、この世界を平和に導くのですよ」

遊一「………………は?」

梅「何か?」

遊一「馬鹿かテメェ」

氷菓「超ストレート!?」

遊一「いや……そうとしか言えねえだろ。アタマのネジどっかに落としたのかお前」

梅「何を失敬な……私は正気です。神をこの世に蘇らせることは私の至上目的」

  「あの方々こそが本来この地球を支配していた者……それを再びこの世界の主君として呼び戻すだけです」

遊一「それで世界が平和になるとかぬかしてんのか?」

梅「ええ、そうですよ?」

同好会が復活させたい奴は蘇らせずとも分霊ポンポン出してる方々の中には居ないのかな?



梅「なりますとも。少なくとも――――人間による争いは無くなる」

  「神が我々を導いてくださるのです! 神々の高潔なる精神によって!」

  「あなたがたはその生贄となってください。心配は要りません。いずれは私も神の下へ――――」

遊一「狂信者もここまで来ると天晴だな」

梅「お褒めいただき、ありがとうございます」

氷菓「褒めてないだろ……」

遊一「笑えてくるな、ここまで徹底すると」

氷菓「……でも、アタシはもう……オマエだって、何ももう、できない……」

   「どうしようもない、正義は……ここで」



遊一「――――――おい」

氷菓「な、何だよ」

遊一「ナンバーズは物理現象を発生させられる……そうだな?」

氷菓「そ、そうだけど……それが何か」

遊一「すぐに身を屈めろ」

氷菓「は……?」

梅「いったい何をなさるつもりで――――――」

遊一「来い、ホープッ!」 バシィッ


ズオオオオオオオオオ……


梅「何です……!?」



氷菓「え……お、うおっ!」 バッ

梅「私を殺したとしても儀式は止まりませんよ」

遊一「勘違いするんじゃねえ。テメェはこの俺が直々にブチのめす」

   「狙うべきは――――下だッ!」


ズシャアアアアアアッッ!!


梅「ッ!?」

遊一「船体が傷つくが……なァに、後で修理すりゃ構いやしねえ」

   「それよりはこの『儀式』をブッ潰すのが先だ。見たところ、この魔法陣っつーのは……」

   「集積回路みてェに緻密なモンのようだな。一本の切り傷付けるだけで――――」


フッ……


遊一「儀式も帳消しだ」

梅「なんということを……! 折角船体に刻み込んでまで構築した陣を!」

(遊一くんなら素手でもぶっこわせそう)



梅「……ここは退却としましょう。ですが、いずれ必ずや私の目的を果たしてみせましょう」

氷菓「……っ」

梅「小折さん。あなたも……決して、邪魔などなさらぬよう」

氷菓「アタシは……」

遊一「……どっちでも構いやしねえ。敵に回るなら叩き潰す」

梅「それでは……いずれ必ずや、決着を付けましょう」

遊一「……フン」


スタスタスタ……


遊一「…………行ったか」 フゥ

氷菓「あ、ああ……」

遊一「………………」 フラ

氷菓「あ、お、おい!?」


遊一「……気にすんな」 ヨロヨロ

氷菓「そんな状態で気にするなは無いだろ!?」 ググッ

遊一「お前もボロクソだろ……人のこと気にしてる暇があったら、テメェの心配しろ」

氷菓「でも、ほっとくのはアタシの正義が許さない……!」

遊一「寝てろ」 ズビシィッ

氷菓「おぐっ」 バタン

遊一「……………………チッ」


遊一(……顎叩いただけだが、これも一応殴った、っつーとこに数えていいか)

   (いや、そこまで無理に殴った殴ってないの気にしなくてもいいけどよ……)

   (いちいち何か言われるのも面倒だし、このまま救急車呼んで病院にでも突っ込むか)


遊一「……やれやれだ」 フラフラ


◆ 「小折氷菓」と知り合いました



行動・行き先選択

1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.掲示板を確認する
5.知り合いについて調べる
6.情報屋
7.埠頭
8.アルバイト
9.デュエル
10.コミュ
11.自由安価

↓2



遊一(――――さっきのデュエルで、結局何もできてねェ)

   (改めて何か……・できることを、探すか……) フラフラ


1.エンジンを製作する
2.活火と海底探査船の製作
(現在は封印×)3.アジトの捜索
4.アイテムを探す
5.自由安価

↓2



遊一(……何か……探すとするか)

   (モノによっては……エンジンだとか、活火の潜水艇に使えるものも……あるかもな)


◆ コンマ判定を行います。

1の位の数によって得られる物が変化します

1, 見つからなかった
2, 機械類(エンジン)
3, 見つからなかった
4, 機械類(エンジン)
5, カード
6, 機械類(ランダム)
7, 機械類(探査船)
8, 機械類(探査船)
9, 見つからなかった
0, ブックス!

↓1



遊一「…………あ?」 ゴソゴソ


遊一(これは……船……つーか、型落ちの潜水艦……?)

   (……そのもの、じゃあねえが……これは……使える、か……)

   (そのまま流用っつーわけにはいかんが……修理自体にはそれほど時間はかからねえし)

   (【設計図を作る作業を完全にスキップ】して……【外装に関しても半分は終わらせられる】な)

   (今はまだちっとどうこうできそうにはないが、この場所だけ覚えといて後でまた来るとするか)


◆ 「活火と海底探査船の製作」における判定の一つ目【設計図】が自動的に完了しました。
   また、外装を組み立てる+耐久性テスト:(0/80)が(40/80)となりました。

◆ 二度目のコンマ判定を行います。

1の位の数によって得られる物が変化します

1, カード
2, 見つからなかった
3, 機械類(エンジン)
4, 機械類(探査船)
5, 見つからなかった
6, 機械類(エンジン)
7, カード
8, 機械類(エンジン)
9, 見つからなかった
0, ブックス!

↓1



◆ エンジンについての発見


遊一「……あ」


遊一(さっきの襲撃の余波でぶっ飛んだ実験用の……つーか全部ぶちまけられてんな)

   (あーあーあー……殆ど外だ。くっそ……どうも駄目だな)

   (……また失敗か。どうも、かみ合わないような――――ん?) バチッ

   (今何か、見えたような……)


◆ 現在の数値は【107/250】です。
   エンジンのコンマが取られましたので、エンジンの製作についての判定を行います。

↓1

ほい



◆ 製作が進行し、数値が【167/250】となりました。


遊一「……!」


バチバチ……


遊一(コイツは……何だ? 電気……?)

   (帯電して……いや、コイツは……電気を増幅してんのか!?)

   (だとして何で……あの時の襲撃? いや、正確にはその後……)

   (ぶっ飛んで、容器の外に漏れた後……「何か」が起きて、こんな性質を……)

   (……となると、容器に密閉しておくのは失敗だったのか。コイツの性質を考えると……)

   (他のものと結びつける。これをメインの方向性として考えるか……!)



遊一「と、と……」 フラッ


遊一(ダメージが抜けきってねえな……いや、今の今ですぐに動くからっつーのもあるが)

   (月読命はともかくとして、ナンバーズのレディ・ジャスティスの攻撃が効いたな……)

   (冷気の攻撃だけあって、頭がボーッとしやがる……とっとと帰って暖かくして寝るか)

   (もっとも、それ以外のダメージが効いてねえ、っつーのも嘘になるが……)

   (……ともかく、そろそろ帰るか……)


◆ 一日が終了しました

寝たら治るのか(驚愕)

ちょい短めですが今日はここまで

デュエル後の諸々に関しては明日やるつもり
>>879に関してですが、そもそも人間は(同好会含め)そうそう神々の分霊に気付けないこと
それ以上に本体を蘇らせなければ(使命感)状態なので多分何言っても聞かない
それ以外に何か質問とかあればどうぞ

おつおつ
今ホープ関係のカードはどれくらい創造できるん?
進化先とZWとサポート(タクティクス、オノマトピアーとか)含めて

黒い王の力を選んでたらなにが手に入ってたのかな?

>>911
せーちゃんじゃないんだから作るのは出来ないんじゃないかな?
邪神が関わるとわからないけど

>>914
スタダのときサポートがいくつか生まれてたから
同じように今使えるのが生まれてないかなーって思った

>>911
作れない。なので既に余さんに貰ってる。デュエル中はエクストラの空き枠にホープ1枚突っ込んだだけ、という設定
ホープ派生で現在あるのはONEとレイ。余さんの趣味で《運命の扉》は確実に渡されてる
あるとしたらZSとZWは無くて、他カテゴリにまたがってしまうオトマノピアーも無い
あるとしたらバスターとタクティクス、リリースリバースとエクシーズ・エージェントくらいかな?
でも【ZW】とか作りたかったら余さんは(面白そうなので)協力してくれる

>>913
ダベリオンと相克相生とオベリオン。デュエル中はダベリオンだけ
後々アニメで派生が増えるならそっちも含めて追加予定だった

おkおk
派生がONEとレイだけだと扉とタクティクス使った専用デッキも難しい、ピアーないならオノマトも無理か
そうすると専用の運用デッキいらないかな。もう少しあればなー残念

未来のことを言えば鬼が笑うと言うけど、個人的に3期やるとすればはバディものやりたいという思いがある
まあ、現在の話には直接関係は無いけど

今日は21時予定

一期でも割と早いうちに決めてたし、このスレも残り100切ったから埋めついでに
次期の設定について決めたい。ちょい今度は詳細なプロット組んでやってみたいし
今までがプロット無いわけじゃないけど

という訳で誰かおるか

んー、まあちょっとやってみるかね
安価始めたら人が増えるかもしれないし


◆ 次に舞台となる都市は?

1.広大な荒野を行く移動都市

2.寒冷な気候の開拓地

3.広大なもう一つの世界を作り上げた電脳都市


↓1~3(1票ずつの場合その↓も含める)

開拓地ね。今のトコは満足町編みたいなモンをイメージしてくれれば
一応街というか村? ではあるから、名前と主人公についてちょこっと決めてしまいたい

↓2(町の名前) / ↓4(性別)

開拓地におにゃのこ
バディものにしたいとは言ったけどどうなるかねぇ

↓3(名前) / ↓5:相棒は誰? というか何?(人間とか精霊とか色々。今のとこ何でも可)

つーと精霊が見える系女子ということになるね
デッキは……無理に今決めなくてもいいか
一応開拓地に来たって設定忘れないでね

↓2(年齢) / ↓5(職業)

精霊見えるのにメルヘンの欠片もねえ
んではとりあえず特徴お願いします。適度に見繕って可能な限り拾って混ぜるので

↓1~

これでどうだ


名前:氷山静
性別:女
年齢:23
職業:ギャング(表向きには酒場のマスター)
特徴:冷静で冷徹。口数が少なく、顔立ちも中性的に整っている。
大抵の場合にマントを着用しており、このせいで体のラインも出ず、男と勘違いされることも多い。
感情を表に出すようなことも少なく、かつ、言葉足らずで不言実行を地で行くタイプのため、他人に勘違いされやすい。
とかく他人を引っ張っていく姉御肌。とはいえ他人を気にする余裕もあり、気遣いはできる方。
自分自身の中に確固たる価値観を持ち、悪と認めた人間に対しては容赦をしない。
爆発物について造詣が深い。そうした関係から可燃物であるアルコールへの知識も深く、これを活かして酒場を営んでいる。
何故か帯刀しているが、あくまでこれは彼女専用のデュエルディスク(殺傷能力有)。
時折小動物に話しかけている姿が見られる。



デッキは……どうするかなぁ
後々いいテーマが出るかもしれないし。かと言ってAIBO決まらないとプロット作りづらいし

んー……すまぬがプロット優先させてくだち

デッキ候補
↓1~4

イグナイトは駕汰乃が使ってるから悪いけどスキップ

1.武神
2.超重武者
3.インフェルニティ
4.剣闘獣

↓1~5 決選投票

>冷静で冷徹。口数が少なく、顔立ちも中性的に整っている。
>大抵の場合にマントを着用しており、このせいで体のラインも出ず、男と勘違いされることも多い。
>感情を表に出すようなことも少なく、かつ、言葉足らずで不言実行を地で行くタイプのため、他人に勘違いされやすい。
>とかく他人を引っ張っていく姉御肌。とはいえ他人を気にする余裕もあり、気遣いはできる方。
>自分自身の中に確固たる価値観を持ち、悪と認めた人間に対しては容赦をしない。


これ女版の遊一じゃん

君ら満足好きやね
俺も嫌いじゃないが

>>987
そこは描写含めて確実にどっかで差別化するつもり

とりあえず次スレ立ててくんべ

立てたのん

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こっちの埋め立てと書き込みはもうちょい待ってくれるとありがたい
3期のキャラ募集に使いたいので

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