*お嬢様、お目覚めの時間ですよ*(75)
誰か、わたくしのお嬢様になっていただけませんか??
ジャイ子「いいよ」
美心「えっ、でも…カイジ君が何て言うか…」
シエル「………」
シエル「……何と申し上げましょうか」
シエル「………」
シエル「散れぇえヘチマ面共がぁぁあッ!」
シエル「私が求めている御嬢様は可憐……この言葉が似合う者だけなのだぁぁぁあッ!」
シエル「貴様らヘチマは……失礼致しました……」
シエル「少々……いえ、大変憤ってしまいまして……」
シエル「おヘチマ様方……お帰りは此方で御座います……」
シエル「………」
シエル「レミリアスカーレット様……で御座いますね?」
シエル「………」
シエル「少々……」
シエル「食事に対するマナーがなっていないようで御座いますね」
シエル「飲みきれず残したり……口から……」
シエル「………」
シエル「淑女なら口からこぼすなど……言語道断で御座います」
シエル「それが血であろうとも」
シエル「どうぞお引き取りください」
シエル「………」
シエル「ロールパンナ様で御座いますか?」
シエル「はて?見ておりませんが?」
シエル「お帰りは此方で御座いますので」
シエル「………」
シエル「………」
シエル「……モコイ様」
シエル「貴方は紳士で御座いますよね?」
シエル「……ならば早急に此処より立ち去る事をお薦め致します」
シエル「………」
シエル「そのブーメランを陵辱されたくないのならば……」
シエル「……お帰りは此方で御座います」
シエル「………」
俺「うほっ!いい男」
シエル「………」
シエル「男様……」
シエル「その……えっと……」
シエル「………」
シエル「……またいらして頂けますか?」
シエル「お待ちしていますので……お帰りは此方で御座います……」
シエル「………」
つなぎを着てベンチに座っていた漢「ヤらないか?」
たまにはさ、ご褒美でな
カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ「すみませんが紅茶を頂けますか?」
>>16
シエル「………」
シエル「お帰りは此方で……」
シエル「やめてください!……貴方はいつもそうだ」
シエル「ノンケでも構わないと言い……人を選ばない……」
シエル「……貴方に抱かれていった方達の事を考えた事はありますか!」
シエル「………」
シエル「お帰りください……」
シエル「………」
>>17
シエル「カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ様……どうぞ」
シエル「カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ様は……実に女性らしく私の理想に近い方でいらっしゃいます」
シエル「ですが……カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ様はお体があまり丈夫では無いと」
シエル「………」
シエル「ならカトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ様は此処よりも行かなければならない所があると思います」
シエル「カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ様……お気を付けてお帰りください……」
シエル「失礼致します……カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラ ン・ド・ラ・フォンティーヌ様……」
シエル「………」
ホァン・パオリン「可憐…では無いかもだけど…僕じゃ駄目、かな?」///
>>20
シエル「ホァン・パオリン様……」
シエル「確かに可憐……では無いのかもしれません」
シエル「その言葉遣いを直し色々と整えれば……」
シエル「………」
シエル「それと、女性のように扱われるのがお嫌いなのですよね?」
シエル「なら……此処にいる意味が御座いませんよね?」
シエル「お帰りは彼方で御座います……」
シエル「………」
可憐な淑女………?
よく解らんねえ、俺にゃ。
仕えるのに手間のかからんめんどくさくない女でも探しているんかい?
>>22
シエル「逆に問いましょう」
シエル「この世に手間のかから無い女性がいるとお思いでしょうか?」
シエル「もしそんな方がいるようなら従う意味がありません……それと私が存在する意味も……」
シエル「………」
シエル「私はただ……可憐……この言葉が似合う女性に従いたいだけで御座います。……私個人の事ですので理解しろとは申し上げませんが」
シエル「後ですね……」
シエル「個人的な事なのですが……」
シエル「………」
シエル「この後、ご一緒に……いえ……お帰りは彼方で御座います……」
シエル「………」
帰れと言われたからにゃ帰るよ。
ただ、可憐じゃない女もいいとは思うぜ。
フェイリス・ニャンニャン「目覚めの時間…ニャニャ!ということは、遂に奴らが動き始めたニャね…ニャふふ、でも安心するニャ!何を隠そうフェイリスは、既に奴らに対抗できる秘技をギアナ高地での修行で開眼済みなのニャー!さぁシエル!今度こそ奴らとの前世よりの因縁を(ry」
レヴィ「…あん?」
>>26
シエル「フェイリス・ニャンニャン様……」
シエル「………」
シエル「フェイリス・ニャンニャン様は私の理想に近い物をお持ちのようですが……」
シエル「ひとつ問題が御座いますね」
シエル「……私はフェイリス・ニャンニャン様のお嫌いな物に満ちております」
シエル「………」
シエル「これではお互い反発しあい……フェイリス・ニャンニャン様に従事する事が出来なくなってしまうでしょう ……」
シエル「……申し上げませんがお帰り願います」
シエル「………」
>>27
シエル「レベッカ・リー様……失礼しました。レヴィ様で御座いますね」
シエル「………」
シエル「節度のある服装と態度を……とは申し上げませんが……」
シエル「もう少しですね……こう何と申しましょうか……」
シエル「もう宜しいです……」
シエル「………」
シエル「レヴィ様、私が求める物はレヴィ様にとって耐えられない苦痛かとお思います」
シエル「それにレヴィ様には似合いません。……お帰りは彼方で御座いますので」
シエル「………」
美希「あふぅ…zzz」
>>30
シエル「蒼乃美希様……そのような場所でお眠りになられては困ります」
シエル「………」
シエル「完璧を求める蒼乃美希様ですか……私には荷が重すぎるかと……」
シエル「申し訳御座いません……」
シエル「………」
シエル「お帰りは彼方で御座います。疾風のように……」
シエル「うわぁぁぁ……」
フランドール「あなたが新しいおもちゃ?」
美希は違うだろ
>>32
シエル「………」
シエル「フランドールスカーレット様で御座いますか……そうですか……」
シエル「………」
シエル「……貴女は偽者で御座いますね?」
シエル「あの方が此処まで来れるとは到底思えませんので……」
シエル「お帰りください……」
シエル「………」
>>33
シエル「………」
シエル「はて?ならばどの美希様で御座いましょうか?」
シエル「………」
シエル「お教え願えれば幸いで御座います」
シエル「………」
アイマスの星井美希
>>36
シエル「なるほど………」
シエル「お教え有り難う御座います」
シエル「………」
ほむら「……キモイ」
ほむら「…まだかしら」
>>44
シエル「水戸門ホムラ様……」
シエル「このような場所にいる場合では……いえ」
シエル「………」
シエル「………」
シエル「………」
シエル「……お帰りは彼方で御座います」
シエル「………」
>>48
シエル「ああ……あ……よ、ようこそお越しくださいました」
シエル「私個人と個人的……この言葉を使ったのは覚えておいででしょうか?」
シエル「これはですね……恋愛対象になるかならないか……の違いだけで御座います」
シエル「従事する側とされる側、この間に恋愛は不要。そう考えます」
シエル「ここまで言えば……後はわかって頂けると思いますが……」
シエル「………」
千枝「腹が減ったぞよ?肉をもって参れー」
忍「ミスドのドーナツを片っ端から持ってくれば、その『お嬢様』とやらになってやってもよいぞ? のう、お前様よ」
>>51
シエル「里中千枝様……ですね?」
シエル「……確かに脂肪よりも筋肉の方が重いと思いますが……少し肉を控えてみたら如何でしょうか」
シエル「足技の方も可憐……にですね……」
シエル「スパッツだから見えてもよい……そんな事は御座いません」
シエル「………」
シエル「肉に裏切られないよう……気を付けてお帰りください」
シエル「………」
>>52
シエル「忍野忍様……で御座いますね?」
シエル「ポンデリングで御座います。……此処よりも聖地へ行かれては如何でしょうか?」
シエル「………」
シエル「それに……それよりも大事な……」
シエル「………」
シエル「お帰りは彼方で御座います……」
シエル「………」
ロールパンナ「この辺でメロンパンナを見なかったか?」キョロキョロ
>>55
シエル「メロンパンナ様で御座いますか?」
シエル「ロールパンナ様を探しに来られましたが……既に立ち去られました」
シエル「………」
シエル「お帰りは彼方で御座いますので……お気を付けてお帰りください」
シエル「………」
暁美ほむら「……キモイわ……さっさとこのスレを終了させなさい」
悟空「ひゃー!おめえいいケツしてんなあ!オラわくわくしてくっぞ!」
>>57
シエル「暁美ほむら様……何とも険のある物言いで御座いますね……」
シエル「………」
シエル「私、存じ上げております。……何度も此所へ足を御運びになられた事を」
シエル「その非情に成りきれない態度……大変素晴らしく思います」
シエル「ですが……」
シエル「………」
シエル「お帰りください……」
シエル「………」
>>58
シエル「………」
シエル「貴方は……何故……」
シエル「……家族と言う物を大切にしないのですか!」
シエル「強さを求める……そして極めるそれは悪い事とは申しませんが……」
シエル「自分勝手過ぎではあり……いえ……」
シエル「………」
シエル「おおあお帰りは彼方で御座
ます……御座います……」
シエル「………」
阿部「ヤらないか」
真面目な話なんで帰らせてばっかりなの?
何がしたいかよくわからないからお答えください
>>61
シエル「>>18を御覧ください」
>>62
シエル「何故帰らせてばかりなのか……その問いお答えしましょう」
シエル「様々な方々が此処に来て頂来ましたが……御互いの理想が叶わないのでお帰り頂いております」
シエル「私の理想とする可憐……なる方がいない事、かたや私にはお相手様の理想を叶えられない事などで御座います」
シエル「何がしたいのか……の問い対しましては私の理想とする可憐……なるお方への従事が目的で御座います」
シエル「………」
シエル「本当にその様な方が現れるのか……私にはわかりませんが……」
シエル「………」
クェス「だから執事は嫌いなんだ!図々しいから!」
>>65
シエル「クェス・パラヤ様……何ともお厳しい……」
シエル「ですが……」
シエル「クェス・パラヤ様も随分と……いえ失礼しました」
シエル「………」
シエル「お帰りは彼方で御座います。……お気を付けてお帰りください」
シエル「………」
ー
シエル「………」
シエル「御嬢様……」
シエル「………」
シエル「お目覚めの時間で御座います……」
シエル「………」
シエル「……私、色々な女性を見て参りましたが……御嬢様を超える方にはお逢い出来ませんでした」
シエル「そうで御座いますね……私の理想がやはり高過ぎなのかと……」
シエル「ですが……」
シエル「それでなくては御嬢様を置いて……去れる訳が御座いません」
シエル「………」
シエル「……御嬢様」
シエル「私の理想とする可憐で従順な御嬢様にお慕いしたい……」
シエル「これは難しい事なのでしょうか……」
シエル「………」
シエル「矛盾した従僕関係……この関係を保てるお方は御嬢様だけでした」
シエル「……私、少し……寂しく思います」
シエル「御嬢様が生の成就された日……これ程涙した日は御座いません……」
シエル「日々……そのお美しいお顔が腐り……人間のそれを成さない姿に成り果てていく……」
シエル「大変心憂い……孤独と苦痛に際悩まされました……」
シエル「………」
シエル「ですが……それでも御嬢様は可憐で御座いました」
シエル「………」
シエル「もう……そのツグミのようなお美しく悲痛な鳴き声は聴けません……」
シエル「もう……その憂いを含む苦痛と後悔で満たされた眼差しは頂けません……」
シエル「もう……その可憐で従順な振舞い……見る事は叶いません……」
シエル「………」
シエル「……残念で御座いますが……これで終わりに致しましょう」
シエル「御嬢様……」
シエル「どうか安らかな死を御過ごしください……」
シエル「………」
シエル「良き……死後を……」
……お休みなさいませ……御嬢様
おわり
お付き合いありがとうございました。
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