璃緒「ああ、凌牙……凌牙……」(クチュクチュ ドルベ「……」(ダラダラ (73)

ドルベ(ブックス……)

ドルベ(どういう……ことだ……)

ドルベ(私は神代家に厄介になっているドルベというものだ。今寝ようと自分のへやに戻ろうとメラグの部屋の前を通りかかったら……)

璃緒「凌牙、私!あ、逝きますわ!逝っちゃう!逝っちゃうぅぅぅぅ!」(ビシャァァァァ

ドルベ(メラグが一人部屋の中で股間をいじりながらこんなことを言っていた)

璃緒「はあ……はあ……またやってしまいましたわ」

ドルベ(……とりあえずこの場は見なかったことにしてそっと部屋に帰ることにした)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429199362

次の日

ドルベ(ふむ……どうしたものか……)

凌牙「どうした?学校行くぞドルベ」

ドルベ(流石に凌駕に伝えるわけには……しかし……)

璃緒「何考えていますの?」

ドルベ(……罪悪感でメラグの顔が見れん)

ドルベ「わ、わかっている。とっとと行くぞ」

凌牙「?」

ドルベ(このまま見なかったことにしてこのまま生活していくのが無難なわけだが……しかし、いかにバリアンの白き盾としてこの秘密を守ろうにも一人で抱えるのは辛すぎる。メラグ、誰かに相談する非力な私を許してくれ)

ドルベ「さて、誰に相談したものか……」

ドルベ(相談するのはなるべく第三者目線をくれ、なおかつアドバイスをくれそうな者がいい)

ドルベ(できるならメラグにナッシュを諦めてもらうよう仕向けたい)

ドルベ(まず遊馬達ナンバーズクラブは論外だ。メラグの立場がなくなってしまうメラグの心情的にも無い。相談できるのは……銀河目厨のカイト位か?)

ドルベ(我らがバリアン七皇の連中だが……アリトとギラグはないな。相談の内容すら理解できるか不明だ。選択肢としてはタキオン厨のミザエルか……一応ベクターか?)

ドルベ(最後はトロン一家だが……この中でⅢとⅣは駄目だな。Ⅳはナッシュとどう接すればいいかわからなくなるだろうしⅢは純粋すぎる……となると相談できるのはⅤとトロンか……)

ドルベ(よしまずは>>6に会いに行こう)


この時間誰もいないだろうから二度レスも許されるよね

ドルベ(アストラルか……アストラルなら世間体も気にせず相談相手になってくれ、なおかつ頭もいいから何か解決策を思いつくかも知れないではないな)

ドルベ「ナッシュ、メラグすまないが今日私は学校を休む!」

凌牙「おい」

璃緒「あら、ドルベがサボリとは珍しいですはね?どこに行くんですの?」

ドルベ「ちょっとアストラル世界までな」

ドルベ「ワンダーウイングス!連れて行くよ~眩しすぎる世界(アストラル世界)へ……テイクオフ!」

アストラル世界

アストラル「なんだ君が来るとは珍しいな」

ドルベ「ああ、少し君に相談したいことがあってな」

アストラル「なんだ?」

ドルベ(さて……どう話したものか……)

ドルベ「うむ……実はメラグがナッシュのことを恋愛対象として見ているようなのだ……」

ドルベ(まあこのあたりが妥当だろう。まさかあれをそのまま伝えるわけにはいかんしな)

アストラル「……ほう」

ドルベ「それで君の知恵をひとつ借りたいと思ってここまで来た。友として彼女にナッシュを諦めてもらいたいのだが……」

アストラル「……」

ドルベ「どうしたアストラル?」

アストラル「一つ聞きたいんだが……
       それが何か問題があるのか?」

ドルベ「……」

ドルベ(私は色々説明した。兄妹では結婚できないこと、兄妹同士では子供を産めないこと、世間から冷たい目で見られること、それによりメラグの恋が恐らく悲恋で終わってしまうであろうことも)

アストラル「しかし昔の王族は兄妹での結婚も許されると聞いたことがあるのだが」

ドルベ「それは昔の話だ」

アストラル「ふむ、なるほど。つまり昔のルールでは親⇒兄妹⇒結婚して子供⇒兄妹の無限コンボが成立していたが、この無限コンボを防ぐためにこの効果はデュエル中一度しか使用できないとエラッタされた……という認識でいいのだろうか?」

ドルベ「……もうそれでいい」

アストラル「いやどちらかというとルール変更されタイミングを逃してしまうことになった、という方が正しいか?」

ドルベ「どちらでも構わん!とにかく本題に戻るぞ!」

ドルベ「それで……なにか妙案は思いつかないか?」

アストラル「……特に問題ないのではないか?」

ドルベ「なんだと?」

アストラル「君の話では兄妹でも結婚しなければ別にいいのであろう?璃緒が凌牙のことを思っているとのことだが一時の気の迷いかもしれん。気にすることはないと思うが……」

ドルベ「……もういい、ここまで来たらすべて話そう」

すまん、アストラルって凌牙のことシャーク呼びだった。脳内補完してくれ

ドルベ(私は誰にもには話さないという条件でアストラルに私が見聞きしたことを全て話した。無論それがどういう行為でどういう行為に繋がるかも……正直とても恥ずかしい)

アストラル「なるほど、つまり璃緒がシャークに対してタダの恋愛感情だけでなく、子供作る意志があるというのがもんだいちうことか?」

ドルベ「まあ大体その認識でいいだろう」

アストラル「ふむ……ところでドルベ」

ドルベ「なんだ?」

アストラル「どうして兄妹でセックスしてはいけないのだ?」

ドルベ(私は無言でアストラル世界から飛び立った。非力な私を許してくれ)

アストラル「ドルべの話を聞く限り子供を作らなければ兄妹でセックスしもいいのかと思ったのだが……しょうがない今度エリファスに聞いてみよう」

ドルベ「アストラルは常識がなさすぎて話にならん。次は>>16に相談してみよう」

ゴーシュ

ドルベ「ふむ、ゴーシュに相談してみよう。彼はダイブ大人だしナッシュやメラグとの関係性も乏しい。きっと良き相談相手になってくれるだろう」

ドルベ「たしか今あいつは外国のプロリーグで活躍していたなとりあえずそこに行ってみよう」

ドルベ「シュワッチ!」

子供A「ねえ、サイン頂戴!」

子供B「こっちにも~」

ゴーシュ「おいおい、順番守らねえとサイン上げねえぞ……」

ドルベ「フックス!」

子供達「……」

ドルベ(しまった、思いっきり空から降ってきたところを見られてしまった)

ゴーシュ(……おい、俺に話合わせな)

ドルベ(?)

ゴーシュ「サインが欲しいなら順番を守ってくれねえか?まあそこまで欲しいってノリはきらいじゃねえが……」

ドルベ(?)

ゴーシュ(だからとりあえずここは離れろって!)

ドルベ(姑息な手を……)

ドルベ「おう、ブックス!これは失礼した」(光になって飛んでいくドルベ)

ゴーシュ「……」

子供A「ねえどうしてあの人お空飛べるの?」

ゴーシュ「……決闘者だからだ」


ゴーシュ「おう、また来たのか」

ドルベ「ドルベだ、今あなたに少し相談したいことがあるのだが……」

ゴーシュ「あんた、誤まかすの大変だったぜ」

ドルベ「すまない」

ゴーシュ「まあ、ああいうノリも嫌いじゃねえがよ。で、話ってなんだ?」

ゴーシュ「なるほどねぇ。あの神代兄妹がねぇ」

ドルベ(例のごとくメラグがナッシュに片思いしているということだけ話した)

ゴーシュ「そりゃおめえ、ガキの頃はそういう気の迷うノリの時もあるさ」

ドルベ(一応、二人共あなたよりはるかに年上だが)

ゴーシュ「まあ、そういうノリも悪くねぇんじゃねえか?」

ドルベ「しかし私としてはメラグに諦めてもらいたいのだが……」

ゴーシュ「は、なんでだよひょっとしてそいつってお前これか?」(小指を立てる

ドルベ(それが何を示すのか知らないほど私は子供ではなかった)

ドルベ「な、私はそんな!」

ゴーシュ「気にすんなって!誰にも言わねえよ!時には男同士腹割って話すノリも必要だぜ?」

(ドルベ、ドルベ……ドルべェェェェェェ)

ドルベ(そうか私はひょっとしたら)

ドルベ「あなたの言うとおりかも知れない」

ゴーシュ「お、話すノリになったか?」

ドルベ「ナッシュのことが……」

ゴーシュ「帰る」

ドルベ「私は……ナッシュのことが……」

ゴーシュ「帰る」

ドルベ(結局そのままゴーシュは帰ってこなかった……なんという卑劣なノリだ!)

ドルベ「まあそれは置いておいて……次は>>22に会いに行こう」

誰もいないみたいなので明日の朝に安価なら↓で

No.96

ドルベ「No.96か……アストラルよりはいいアドバイスをくれそうだな……問題は会えるかだな」

ドルベ「なに!目の前に飛行船が!」

ドルベ「うああああああ!」

ドルベ「ここは……アストラル世界か……」

アストラル「どうした?ドルベまた来たのか?」

ドルベ「No.96に合わせてくれないか?」

アストラル「ふむ、確かにあれは私よりもカオスの深淵に近い。私よりもいいアドバイスを与えてくれるかもしれん。だが……」

ドルベ「やはり会うのは難しいか?」

アストラル「一応可能だ。私の中に君が入りNo.96に直接会いに行けばいい。しかし素直に協力してくれるかどうか……」

ドルベ「まあ奴にバレても問題はなかろう。とりあえず会わせてくれないか?」

アストラル「いいだろう」

No.96「そんなことのために蘇らせられたのか?全く悲しくなってくるぜ」

ドルベ「そう言うな。君は我ら七皇と同じくドンサウザンドに運命を弄ばれた好じゃないか」

No.96「そうはいっても……!!そうだもし決闘で俺に勝ったらお前の言う事を聞いてやる」

ドルベ「決闘だと?」

No.96「ああ、別にいいだろ?こっちは久しぶりに蘇ったっていうのにそんなガキのままごとに付き合ってやるって言うんだ。ちょっとくらい俺のストレス発散に付き合ってくれや」

ドルベ「まあいいだろう」

No.96・ドルベ「「決闘!!」」

No.96「俺はマリスボラススフォークを特殊召喚!さらにマリスボラスナイフを通常召喚!さらにぃ!マリスボラスナイフの効果でスプーンも特殊召喚!三体でオーバーレイ!現れろ!No.96!ブラックミスト!カードを一枚伏せターンエンド!」

ドルベ「!!なんだこの禍々しいオーラは!」

No.96「おっと言い忘れていたがこの決闘でお前が負けた場合お前の体をもらうぞ!」

ドルベ「なに!なんという卑劣な!」

ドルベ「この決闘負けられん!現れろ光天使ウイングス!ブックス!ソード!グローリアスヘイロー!ヘイローの効果でブラックミストの効果を無効に」

No.96「スキル・プリズナー発動!」

ドルベ「なに!」

No.96「ククク、お前とベクターとの決闘俺もコイツの中から見てたんだよ。そいつのサポートくらい入れるさ。俺のターン!ヘイローを攻撃ブラックミストの効果発動!」

ドルベ「ヘイローの効果!オーバーレイユニットを全て取り除き破壊を無効にする!」

No.96「ターンエンドだ」

ドルベ「く、私のターンバリアンズカオスドロー!来た!貴様等、我ら七皇の絆の前に消え去るがいい!私が引いたカードはRUMー七皇の剣だ!これでいつでも光堕天使ノーブルデーモンを召喚でき……」

No.96「……」(何言ってんだこいつ?)

ドルベ「は!もしや貴様の狙いは!」

NO。96(一応説明してやろう)「七皇の剣は確かに強力なカードだ。が!フィールドからの特殊召喚はできねえんだよ!」

ドルベ「く、私はこれでターンエンド!」

No.96「ブラックミスト!攻撃!ブラックミストのオーバーレイユニットをひとつ使い!相手の攻撃力を吸収!」

ドルベ「うわああああああ!」

ドルベ「く!私のターン!ウイングス!ブックス!(七皇の剣捨てながら)ソード!」

No.96「われらwwww七皇の絆の前にwwww消え去るがいいwwww」

ドルベ「く姑息な手を……」(七皇の剣捨てながら)

ドルベ「現れろ!プトレマノヴァインフィニティ!)

No.96「神の警告!」

ドルベ「うわあああああ!」

No.96「私のタァーン! !!きたぞ私はデビルフランケンを召喚し効果でサイバーツインドラゴンを召喚!さらに!クロクロクローを召喚し二体でオーバーレイ!現れろジャッジバスター!」

ドルベ「うわああああああ!」

No.96「さてデュエルに勝利したわけだが……」

ドルベ「く、私の体を使ってどうするつもりだ!」

No.96「な~に簡単なことだ。このままお前を乗っ取って出たとしてもすぐアストラルにやられてしまうからな」

No.96「お前の体に!俺の子種を分けてやるだけだ!」

ドルベ「なにぃ!」

No.96「まずは貴様と合体だ」

ドルベ「やめろおおおおお!」

そう言うとNo96はドルベの下半身と自分の下半身を合体させた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

No.96「ほーれどうだ私とひとつになった感想は?」

ドルベ「あ、ああ♥あ、あ、」

No.96「どうだ?何をして欲しいか言ってみろ!」

ドルベ「わ、私は……貴様等、に……屈指は、しない!」

No.96「そんなこと言って体は正直だな?どうした?自ら腰を振ったりして」

ドルベ「な、なんという、卑劣な!」

~~~~~~~~~~~~~~~

No.96「く、もう出そうだ!全部受け止めろ!ドルベ!」

ドルベ「あへえええええええ!」

ドルベ「はあ、はあ」

No.96「思いのほか気持ちよかったぞ。そうだ兄妹だからといってこんな気持ちいいことをやらないのは勿体ないと言ってやれ」

ドルベ「あへえ♥」

No。96「一応記憶は消しておくか……」


~~~

ドルベ「なんだかひどいことがあった気がする……具体的にはお腹が少しいっぱいになった。次は>>36のところに行ってみよう」

ミザちゃん

すまん
貴様等⇒貴様などです。

これはまさかドルベ経由で96が璃緒さんに感染するフラグ…?

ドルベ「ミザエルか……まあ、あいつなら」

ミザエル「どうしたドルベ?今日は学校を休んでいたようだが?」

ドルベ「ああ実は……」

ミザエル「なるほどメラグが。それでお前は話を……」

ドルベ「ああ、それでなんとかしようと思うのだが……なにか妙案はないか?」

ミザエル「そうだな……私としては静観したほうがいいと思うのだ」

ドルベ「うむ」

ミザエル「一時の気の迷いの可能性もあるだろう。もしかしたら悲恋に終わることもあるかもしれん。だが他人がとやかく言う事ではないと思うのだ。恋とはそういうものだ」

ドルベ「ふむ」

ミザエル「強いて言えば、人にふれまわる行為はやめたらどうだ?メラグとしても知らない人間にとはいえそんなこと言い回られていい気持ちはせんだろう」

ドルベ「……そうだな、ありがとうミザ……」

ミザエル「う!」

ドルベ「どうした!」

トイレに駆け込むミザエル

ミザエル「うえええええええ!」

ドルベ「どうしたというのだミザエル!」

ミザエル「ああ、これは   つわりだ」

ドルベ「は?」

ミザエル「私のおなかの中にはタキオンドラゴンの子供が宿っている……」

ドルベ「」

ミザエル「正確にはクローンだがな。私がカイトとともにタキオンドラゴンの研究をしているとき、タキオンドラゴンが私にこういったのだ『私は……ドンサウザンドに汚されてしまいました。、もうあなたといる資格はありませんあなたの中で私を浄化してください』と。回とは幻聴だとか言っていたが私にはわかるあれはタキオンドラゴンの……」

ドルベ(それ以上は私は聞くことができなかった……怖くて聞けなかったという方が正しいが)

ドルベ(でも正直あれに比べればメラグのことが全然普通のことに思えてきた)

ドルベ(あと一応ミザエルの忠告通りもう聞くのは控えようと思う……があと少し意見が欲しいな。あと二人ほどに聞いてみよう。
次に聞いてみるのは>>42だ)

黒咲

ドルベ「黒咲……たしかハートランドの中でとても優秀で、たしかとてもシスコ……もとい妹思いと噂のデュエリストか。面識はないが彼なら話を聞いてくれるかも知れない」

とある大会

実況者「優勝は……黒崎選手だ!」

黒崎「ふん」

ドルベ「君が黒崎くんだね?」

黒崎「誰だ貴様は?」

ドルベ「私はドルベ。君と話をしたくてね……」

ドルベ「ああ、実は君が兄妹関係が良好と聞いてね。少し参考に話を聞きに来たんだ」

黒崎「なんだ、そんなことか」

ドルベ「ああ、実は……私の知り合いの妹が、その兄のことを男としてみているようなんだ。どうするべきなのか参考に話を聞いてみたくてね」

黒崎「何!」

黒崎(わざわざ俺に聞きに来るということは……まさか瑠璃!瑠璃なのか!)

ドルベ「どうしたんだ」

黒崎「……正直、それは本人の問題だろう。こっそりその兄とやらに伝えてみたらどうだ?」

黒崎(まさに今お前がやっているようにな)

ドルベ「なるほど、それとなく本人に伝える、か。悪くない提案だが、妹の方が嫌がるんじゃないだろうか」

黒崎「そんなことはない。きっと兄の方も喜ぶし、妹も伝えてくれたことを君に感謝してくれるだろう」

黒崎(俺はお前に感謝している……素直には口に出せんがな)

ドルベ「なるほどわかった。君の意見も参考にさせてもらおう。邪魔をした!」

黒崎「行ってしまったか……」

瑠璃「……」

黒崎「瑠璃!瑠璃なのか!どうしてここに!自力で告白を!」

瑠璃(無言の腹パン)

ドルベ「貴重な意見だったな。最後は>>48にしよう」

カイト

ドルベ「最後はカイトか……ふむ、悪くない選択だな。あのアストラルと遊馬のコンビにすらデュエルで勝った彼ならいいアドバイスをくれるかもしれん」


というわけで次元研究所

カイト「なんのようだ?」

ドルベ「ああ、実は……」


カイト「ほう、璃緒が凌牙のことを……」

ドルベ「ああ、なんとかならないだろうか?メラグにナッシュのことを諦めてもらう手は……」

カイト「そうだな……無難に凌牙に彼女を作ればいいんじゃないのか?」

ドルベ「おお、ここに来てようやくまともな意見が……」

カイト「ふむ、ほかの奴はどんな事を言っていた?」

ドルベ「まあ今まで聞いた中で否定的な意見が出たのは初めてだな。本人の自由でいいんじゃないかというのがほとんどだった」

カイト「正直俺としても普段なら知らんそんなことは俺の管轄外だ、で済ましていただろう」

ドルベ(それもどうなんだろう?)

カイト「しかし今の俺はそういう話に敏感なんだ」

ドルベ「なぜだ?」

カイト「……ミザエルがタキオンの子供を」

ドルベ「わかった。それ以上は言わなくていい」

カイト「……そうか、お前も聞いたんだな。」

ドルベ「……」

カイト「あいつはタキオンに裏切られ疲弊していた。そんなあいつが生み出した幻覚……妄想にとりつかれ、俺が気づいたときにはすでにタキオンの死体から取ったDNAを自分に……」

ドルベ「聞きたくない聞きたくない」

カイト「そういうわけだ。俺も協力するぞ」

ドルベ「ふむ……しかしナッシュに彼女、か。正直想像すらつかんな。一応女子からの人気は低くないはずなんだが」

カイト「ああ、俺もだ。はっきり言って遊馬が凌牙の彼氏になったとか言ったほうがまだ想像しやすい」

ドルベ「いや、そこは私だろ」

カイト「……まあとにかくあいつの周りにはそれくらい女がいないからな」

ドルベ「うむ、どうしたものか」

カイト「ふむ、ドロワでもあてがってみるか?」

ドルベ「それ本人に言うな」

カイト「冗談だ……しかし実際問題凌牙の周りに彼女になってくれそうなのなんて……」

ドルベ「……メラグ位か」

カイト「……こうなってくると璃緒に新しい恋をさせてやるほうが早いんじゃないのか?」

ドルベ「無理だな」

カイト「?なぜだ?」

ドルベ「ナ ッ シ ュ を 超 え る 男 な ど 存 在 し な い か ら だ」

カイト「……そうか、ならもう俺も知らん。成り行きに任せろ」

ドルベ「……結局そうなるのか……ありがとう、カイト」

ドルベ「ふむ、皆の意見をまとめると……ナッシュにそれとなく伝えつつ成り行きに任せるのがいいというわけか……さて、どうするか」

凌牙「おいどうしたんだよ、今日は。学校休んでまでアストラル世界に行くとかいい出しやがって」

璃緒「そうですわ。今日は特別に許しますが、次にやったら風紀委員としてあなたのことを罰っするのでそのつもりで……」

ドルベ「ナッシュ……そのことだが君に少し話があるんだ」

凌牙「?」

璃緒「?」

ドルベ「あとで私の部屋に来てくれないか?」

凌牙「ここじゃだめなのか?」

ドルベ(チラ

璃緒「?」

ドルベ「ああ、できれば二人で話がしたい」

璃緒「なんですの?感じ悪いですわね」

ドルベ「すまないメラグ。それと今日はもう疲れてしまってな。話すのは夜でいいか?」

ドルベ(地味に七回近くバリアルフォーゼした上、そうでなくてもアストラル世界と外国を行ったり来たりしたのでな)

凌牙「まあそれは構わねえが」

ドルベ「ありがとう」

璃緒「夜に男同士で密会……これは怪しいですわね」

凌牙「変なこと言ってんじゃねえ」

そんなわけで夜

ドルベ「Zzzzz」

凌牙「チッ、ドルべの奴。せっかく人がきてやったていうのに全然起きやがらねえ。今日はもう帰るか……」


璃緒「ああ、凌牙……凌牙……」

凌牙「璃緒?呼んだか?」(キー←ドアを開く音

璃緒「」←股間をまさぐっているメラグ

凌牙「……邪魔したな」(キー

璃緒「ま、待って凌牙。話を聞いてくださる?」

璃緒(もう寝てると思って完全に油断しました……)



璃緒「……」

凌牙「……ノックもせず入って悪かったよ」

璃緒「いえ、そのことは……その、今後気を付けて頂ければ……」

璃緒(凌牙の名前を読んだこちらにも問題がありますし……)

凌牙「そ、そのよ……もうこの際聞くが、今のって……そういうことか……」

璃緒「そういうこととは……どういうことかはっきり言ってくださる?」

凌牙「……」

璃緒「ふふ、冗談ですわ。ええ、実は私は……あなたの事が……」

凌牙「……」

璃緒「好き……です」

璃緒「ふふ、気持ちが悪い……ですわよね。兄妹……それも双子の妹からこんなこと言われたって」

凌牙「別に……気持ち悪いとは思わねえさ。素直に嬉しいぜ」

璃緒「凌牙……それじゃあ!?」

凌牙「でもよ……正直、気の迷いだと思うぜ」

璃緒「私は!……本気で」

凌牙「正直よ、俺の周りに女っ気がからっきしだったせいか、俺もよくわからねえんだよ。大切だとは思ってるけどよ、お前のこと好きなのかどうなのか……」

璃緒「凌牙……」

凌牙「現状俺に好きな奴はいねぇ……だから、その、まあお前にほかに好きな奴ができるまでなら、恋人をしてやらねえでもねぇ……」

璃緒「凌牙!!/////」ガバ

璃緒は強引に凌牙に覆いかぶさるとその唇を奪った。

璃緒(ムチュ、チュルル、ムチャ、チュババ

凌牙「な、何しやが……」

璃緒(ムチュムチュ、べちゃ、ベロベロ

璃緒「その……私さっき……途中で止められたせいで、その溜まってしまいまして/////そこにあなたの恋人発言……」

凌牙「な、お前////」

璃緒「そ、その、このまま、凌牙のシャーク・ドレイクを私にダイレクトアタックさせたいな、なんて////」

凌牙「ちょ、ちょっとマテ。は、離しやがれ!」

璃緒「ふふ、柔道部すら軽くあしらえる私に抵抗は無駄ですわ////」

凌牙「お、おれは恋人のふりならって////」

璃緒「恋人ならこんなことだってやりますわよ」(スルスル

凌牙「!!」

璃緒「ほら、凌牙のシャークドレイクだってシャークドレイクバイスになって私にダイレクトアタックしたがってるじゃないですか////」

凌牙「こんなことされたら誰だって反応しちまうだろ////」

璃緒「ふふ、それじゃあ入れちゃいますわね////」

凌牙「や、やめ!」

璃緒「っ!/////」

璃緒(痛い痛い痛い!初めてって痛いとは聞いていましたけどここまで痛いものなんですの!)

凌牙(!!今だ!)

凌牙は璃緒の力が緩んだ隙に璃緒の拘束から抜け出し上下逆になった。

璃緒「!!」

凌牙「さて……これで俺は」

璃緒「グスン……」

凌牙「って泣くなよ!泣きてえのはこっちなんだからよ」

璃緒「で、でもここまで嫌がられるなんて……」

凌牙「璃緒……」

璃緒「私だって……私だって勇気を出してここまでやったのに……」

璃緒「初めては……初めては凌牙にって……」

凌牙「はあ……わかったよ」

璃緒「!!え?」

凌牙「まあお前の初体験だしな……ここまでやっちまったら最後までやっても一緒だしな」

璃緒「凌牙////大好き/////」

凌牙「な、おい////」

凌牙「俺だってこんなの初めてだからよくわかんねえぞ?」

璃緒(まあそうだとは思ってたけど凌牙も初体験なのね……うれしい(*≧∀≦*))

璃緒「りょ、凌牙の好きに動いてくれれば、それで……」

凌牙「わ、わかった?」(パンパン

璃緒「痛!」

凌牙「お、おい大丈夫か?」

璃緒「い、いいの続けて、凌牙の……好きに動いて」

凌牙「でも、痛えんだろ?」

璃緒「いいの……私、凌駕にも気持ちよくなって欲しいですから///」

凌牙「璃緒/////」

凌牙「で、でもよ、できればお前にも気持ちよくなって欲しいんだよ。俺だって……」

璃緒「そ、そう、それならその……胸をもんでくれないかしら」

凌牙「……」

璃緒「しょ、しょうがないじゃない一人でするときはいつも股間と胸を重点的に……」

凌牙「い、言わなくていい」(モミモミ

璃緒「あ、ん」


璃緒「も、もう動いていいと思うわ」

凌牙「でもよ」

璃緒「その正直に言うと……もううごいて欲しいんですの」



凌牙「ど、どうだ、?」(パンパン ビチャビチャ

凌牙(というか俺ももう出そうだ!)

璃緒「うん。私の股間もだいぶアビススプラッシュして////あ、あんあん////」

凌牙「そりゃよか……う!」(パンパン

璃緒「ア、ア凌牙!私もうダメ璃緒、逝く!逝っちゃう!お兄ちゃん!私凌牙の、お兄ちゃんのおちんち○で逝っちゃう」

凌牙(!!もう限界だ……外に出して)

璃緒「ダメええええええ!」(だいしゅきホールド

凌牙(!まずい!出!)(ドクンドクン

璃緒「えへへ////お兄ちゃんの璃緒の中いっぱい……」

璃緒「はあはあ」

凌牙「お前……どうして……」

璃緒「だって、凌牙のを……私の中に注いで欲しかったんだもん/////言わせないでよ!」

凌牙「はあ、やっちまったもんはしょうがねえか……」ズボズボ

璃緒「あら?どうして抜こうとしてるのかしら?」

凌牙「へ?」

璃緒「夜はまだまだこれからよ。ね?お・に・い・ちゃ・ん」

凌牙「……」

このあとむちゃくちゃセックスした

ドルベ「おはよう二人と……も……」

璃緒「あ、ん出して!このまま出して!」

凌牙(ドピュドピュドピュドピュ!

璃緒「」

凌牙「」

ドルベ「……すまん」

凌牙「てめえ!ドルベ!てめえが起きなかったせいで俺は……俺はな!」

ドルベ「ああ、実は私もその件で君に話があったのだが……もうすぎたことだ」

凌牙「てめえ!」

璃緒「私はドルベに感謝してるわ。昨日は幸せな夜だった////」

凌牙「」

ドルベ「」

登校時

璃緒「ねえドルベ……」

ドルベ「なんだ?」

璃緒「……やっぱり私たちって変なのかしら」

凌牙「……」

ドルベ「実は私もそう思い昨日世界各地を飛び回って話を聞いていたんだが……」

凌牙「ちょっとまて、今聞き捨てならない話をいったような気がするんだが……」

璃緒「その話詳しく聞かせていただけますの?」

ドルベ「ブックス!」(ダラダラ


璃緒「なるほど私の部屋を覗き見して秘密を得ただけでなくそのことを世界中にばら撒いたと……」

凌牙「その上、結局止めようとしたお前が寝たことがきっかけにって……お前これ無能とかそういう次元じゃねえだろ」

璃緒「さすがバリアンの(面)白き盾ですわね」

ドルベ「もういいだろう?その過程で知ったんだが実はここだけの話なんだが……」

璃緒「?」

ドルベ「ミザエルがタキオンを妊娠した」

璃緒「」

凌牙「」

ドルベ「ふ、これに比べれば君たちの関係などどうということはない。それにこうも言われた……兄妹だからってこんなきもちいことをしないのは間違って……」

璃緒「フン!

ドルベ「ブックス!」

ドルベ(ちなみにその後どうなったかというと、凌牙と璃緒は仲良く恋人ごっこを続けている。ナッシュは少し複雑そうだが、メラグの顔は幸せそのものだ。そうしてしばらく達

一ヶ月後

璃緒「……」

凌牙「どうした?」

璃緒「いえ、何でもありませんの」(あれが来ませんは……でもあれ以来していないし……ちょっと遅れているだけですわよね)

一週間後

璃緒「おええええええ!」

凌牙「お前風邪でもひいたのか?」

璃緒「い、いえ実は昼ごはんを食べ過ぎてしまって!」

凌牙「食い過ぎは太るぞ!」

璃緒(無言の腹パン)

凌牙「グハ!」

さらに一ヶ月後

凌牙「璃緒?お前太ったか?」

璃緒「りょ、凌牙!レディーに対してそういうこと言うのは失礼でしてよ!」

ドルベ「そうだぞ、ナッシュ。私だって太ってしまったしそういう季節なんだ」

凌牙「ち、悪かったよ」

璃緒(二ヶ月半たってもこないし吐き気やめまいもひどい……これってもう……)

さらに二ヶ月後

璃緒「私、実は凌牙と……」

鉄男「え、璃緒さん!まさかシャークと!」

遊馬「え、えっとおめでとう?でいいのか?」

小鳥「というかあんたら以外みんな気づいてたわよ!バレバレだったじゃない」

委員長「とどのつまり幸せ太りってやつですね!」

璃緒「……」

さらに四ヶ月後

璃緒「……」

凌牙「……」

璃緒「もう……誤魔化しきれませんね」

凌牙「ひょっとして……あの時の……」

璃緒「……はい」

凌牙「どうして俺にもっと早く言わなかった?」

璃緒「でも……」

凌牙「……まさか捨てられちまうなんて思ったんじゃねえよな?」

璃緒「違いますわ……でも凌牙には迷惑はかけませ……ウン!!」

璃緒の唇を塞ぐ凌牙

凌牙「ばーか、そんな覚悟……とっくに出来てんだよ///」

璃緒「凌牙////」

半年後

「おぎゃあああおぎゃあああ」

璃緒「ふふ、かわいい(*´`)」

凌牙「へ、中々いい男になりそうじゃねえかヾ(*´∀`*)ノ」

璃緒(凌牙もかわいい///)

小鳥「璃緒さん!おめでとうございます!」

鉄男「うううう!璃緒さん!おめでとうございます!」

遊馬「おめでたビングだぜ!シャーク!」

ミザエル「ふん私のタキエルほどではないが中々に美形じゃないか」

タキエル「おぎゃあああ!」

カイト(……もう何も言うまい)「……そういえばドルベは?」

ゴーシュ「あいつが一番お前らのこと心配してたっていうのに……」

璃緒「それが、半年以上連絡が付かなくて……」

ドルベ「ほう、生まれたのか」

凌牙「お前……今までどこ行って」

ドルベ「ああ、この子を産むのに手間取ってしまってな」

ドルベ「クロベ、私の子供だ///」

クロベ「おぎゃあおぎゃあ!」

終わりです。ここまで見てくださった方ありがとうございました

>>38ドルベ妊娠フラグだったんだ。わかりづらくてすまん

安価で、もしベクターが出てたらベクター妊娠していました(笑)

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