多摩「軽巡、多摩です。猫じゃないつってんだにゃ」(艦これ) (20)

見切り発車でゴーです。素人故ミスしてたらごめんなさい

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多摩「という訳で、よろしくにゃ」

名取「そ、そう言われても……」

長良「何をよろしくすればいいのか、さっぱりなんだけど」

多摩「なんで多摩が猫として扱われるのか、考えてみたんだにゃ」

長良「うん、それで?」

多摩「この鎮守府で、一番猫っぽいからだにゃ」

長良「うん……うん?」

多摩「つまり、多摩より猫っぽい人が居れば、多摩が猫扱いされることはなくなるのにゃ!」

長良「いやぁ、それはどうだろう……」

多摩「だから、後は任せたにゃ」

長良「何を?」

多摩「猫っぽさ一番」

名取「……」

長良「……」

多摩「……」

名取「……ふぇ?」

名取「あの、多摩ちゃん? 猫っぽさ一番を任せるって、どういう……」

多摩「大丈夫、この猫耳型電探をこうやって付ければ――あら不思議にゃ」

にゃとり「え? あ、あの、多摩ちゃん? 大丈夫って、なにが?」

多摩「はい、自己紹介開始にゃ」

にゃとり「えー……」

多摩「じこしょうかい、じこしょうかい」

にゃとり「もう。軽巡洋艦、にゃとりと、あ、あれ? 噛んじゃった?」

長良「……ねぇ多摩ちゃん、あれって」

多摩「流石妖精さん、いい仕事してるにゃ」

長良「だよねー、うん、知ってた」

にゃとり「にゃとり、にゃとり……?! な、なー。うん、大丈夫……なと、にゃとり?! ……ふぇぇ、なんでぇ……?」

長良「しかもあれ、ロック機能尽きで外れないでしょ」

多摩「察しのいい艦娘は好きだにゃ。というわけで長良もこれを付けるにゃ」

長良「えー、一人付けてればいいんじゃない?」

多摩「ふむ……それもそうかにゃ」

にゃとり「多摩ちゃーん、外してー……」

多摩「嫌にゃ」

にゃとり「そんなー?!」

多摩「大丈夫。付けてるうちにどんどん猫っぽくなっていくから、気にならなくなるにゃ」

にゃとり「大丈夫の定義がずれてる気がするよぉ……」

多摩「どうしても外して欲しければ、より猫っぽい子を探すにゃ。多摩が納得する猫力の持ち主なら、付け替えるにゃ」

にゃとり「え、でも、それって……いいのかな?」

多摩「多摩は猫扱いされなくなればそれでいいから、誰でもいいにゃ」

長良「そもそもなんで最初に呼び出したの私たちだったの?」

多摩「にゃとりとかにゃがらって語呂がよかったにゃ」

にゃとり「そんな理由なの!?」

長良「もっと他にそれっぽい子、居たと思うんだけど」

多摩「例えば誰にゃ?」

長良「それを言われるとなぁ……あ、髪飾りが猫耳っぽいし、五十鈴とか?」

多摩「あんまり他の属性が過多だと、猫属性が薄まるにゃ」

長良「属性って。じゃあ、龍驤さんとかは?」

多摩「駆逐体軽空母の属性が強すぎにゃ。多摩を超える猫っぽさを得られるかと言うと、難しいと思うにゃ」

長良「なんか酷い事言ってる気がする。けど、そうなんだ……」

にゃとり「うぅ、なんでこんなことに……」

長良「まぁとにかく、鎮守府内探してみるかぁ」

にゃとり「姉さん、お願いします」

長良「にゃとりも来るの」

にゃとり「え、だって私……こ、これ付けたまま?!」

長良「そりゃそうでしょ。それから開放されたいのはにゃとりなんだし。というか、私もにゃとりとしか呼べないんだけど、どういう原理なんだろう?」

にゃとり「ふえぇ~……」

多摩「多摩は部屋で待ってるにゃ。頑張ってにゃ~」

長良「はぁ……さて、と。猫っぽい子かぁ、誰かいたかなぁ」

と、こんな感じに書いてきます。安価にしようか迷ってるんで、うまくどの子にするか決まらなかったら安価出すかもしれません

こっちとしては艦娘の名前挙げてもらえて、ああ、その子がいたか、とか閃く可能性あるんで、荒れない程度なら歓迎します。
ただし自分が使ってない子は多分無理。後、sagaだけでいいのかな?



長良「さて、まずはどこ行こうか」

にゃとり「あれ? 姉さん、手に持ってるそれ……」

長良「ああ、ネコミミ? 出かけに渡されたの。ロックはできないから、取り外しは自由だけどね。それよりにゃとり、誰かあてとかない?」

にゃとり「そう言われても……長良姉さんは?」

長良「何人かは居るけど。さっき言った五十鈴とか」

にゃとり「五十鈴姉さんは絶対無理だと思う……」

長良「まぁ了承してくれないだろうねぇ。うーん、他の子……まずは軽巡で考えるとして」

那珂「あれー? 二人ともどうしたの?」

長良「へ?」

にゃとり「あ、那珂ちゃん」

那珂「にゃとりちゃん、ネコミミなんて付けちゃって。長良ちゃんもネコミミ持ってるし、お揃い?」

にゃとり「ふぇ?! こ、これは、その……」

長良「――ねぇ、那珂。これ付けてみない?」

那珂「え? 何で?」

長良「いやー那珂だったらこれもアイドルとして着こなす? んだろうなぁって」

那珂「そんな、那珂ちゃんの実力が見たいだなんて、仕方ないなぁ」

にゃとり「わぁー、ちょろい……」

長良「じゃあ、はい。付けたら――決めポーズ!」

にゃか「艦隊のアイドル、にゃかちゃんだよー! にゃにゃにゃーん♪」

長良「わー、猫パンチポーズ超かわいー」

にゃとり「凄いねー、にゃかちゃん」

にゃか「えへへ、そう?」

長良「うん、じゃあこれ回収するね。ありがとう」

にゃとり「じゃあ、私たちは、これで……」

那珂「ばいばーい」

長良「……」

にゃとり「……」

長良「……可愛かったとは思うけど、あれは猫じゃないよね」

にゃとり「……ただのネコミミアイドルでしたね」

長良「というかにゃとりの事呼ぶ時とか決め台詞の時、違和感覚えてなかったみたいだけど、どうしてだろう?」

にゃとり「素だったんじゃないかな……」

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