ちゃんと食べてダンガンロンパSSしなさい
☆ここまでのあらすじ
学園長命令で、年間12名の生徒を1ヶ月毎にマネージメントする事になった弐大猫丸。
舞園「大好き!」
葉隠「俺の友達になにするべ!」
戦刃「……ありがとう」
あまたの生徒の心の壁を取っ払ってきたのだが、次なる相手はただのコミュ障なのではないかと噂が立っていた……。
※ダンガンロンパシリーズの壮絶なネタバレが点在します
※キャラは壊さないように注意しますが、変なところがあったら教えてください
※平和な学園生活軸です。殺し合いなにそれ
※メタ・他作品ネタも割と出ます
※安価は絶対。
※連投禁止の青春
※結果が悪いからって十神のせいにしない(重要)
※ルールを守って楽しくデュエル
前スレ
【ダンガンロンパ】弐大「安価を使って全力で生徒のマネージメントじゃと?」
【ダンガンロンパ】弐大「安価を使って全力で生徒のマネージメントじゃと?」 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427636741
ルール
1:これから毎月生徒一人を選んでマネージメントする
複数の生徒からひとり選び、その生徒を月間通してマネージメントする。
内容は生活指導から【禁則事項】まで?
2:月間は
○朝パート→方針決定
○昼パート→その日のメイン行動
○夜パート→結果発表、夜行動
の計7日を1週として、4週分行う。
週の始まりは日曜からとする。
3:マネージメントの結果が、最初の目標値を越えればクリアとなる。
担当生徒によって目標は変わる。
4:これを繰り返して12人中9人が目標値を越えれば弐大の勝ち。
5:越えなかった場合は退学
6:安価は絶対
ただし、以下のものは安価下、もしくは流す。
○明らかに遂行不可能なもの
○弐大かマネージメント相手が死ぬもの
○意味不明なもの
○その他1都合で出来なそうなもの
7:安価は記述を重んじる(重要)
会話や探索などの際は、その選択肢を選ぶと同時に詳細の追記があるとなおよい
(例:3が話すの場合→3 好きな食べ物について)
8:マネージメントの正否はコンマ末尾使用。
1はファンブル、0はクリティカルの方式で大きければ大きい程良い。
ぞろ目もよいが、44と66はダブルファンブルで99がダブルクリティカル。00はパルプンテ
9:そのたのルールはやりながら増えたり減ったりする
10:ルールを守って楽しくデュエル
これまでの成果
10月
舞園さやか
アイドル力を200以上にする→成功
11月
葉隠康比呂
実地総売上を100万以上にする→成功
12月
戦刃むくろ
女子力を200以上にする→成功
ーーーーー↑ここまで前スレ↑ーーーーー
ーーーーー↓ここから本スレ↓ーーーーー
1月
十神白夜
弐大と仲良くなる
【1月1週/1日目】
木曜日 朝
こんこんこん
「………入れ」
がちゃ
「ふん、お前が弐大猫丸、とか言う愚民か?」
弐大「愚民かどうかは知らんか、弐大猫丸とはワシじゃあ」
「なぜお前のような奴が俺のところに……まぁいい」
「【十神白夜】だ……二度は言わんぞ、どうせお前も知っているだろうからな」
弐大(十神白夜……)
弐大(あまりにもエリートすぎるが故、他人の気持ちを理解出来ない男)
弐大(こやつは悪くない、悪くないのだが……)
十神「いつまでそこに突っ立っている、でくの坊?よもやお前、何も出来ないんじゃないだろうな?」
弐大「……」
弐大(対応が雑だ、雑すぎる……)
弐大(……目標、こやつと仲良くなれとはのう……意味が分からん)
十神「おい……」
弐大「無?」
十神「その耳は飾りか?その目はガラスか?俺の声が聞こえなかったのか?」
十神「自己紹介のひとつくらいしてみればどうなんだ。と、言っても……俺もお前の事は知っているから今更だがな」
弐大「……ふむ」
◆
どうする……?
1→何か話しかける
2→コーヒーを用意する
3→今日は帰る
4→そのほか
>>6
1 自己紹介?
上
>>6
>>5
弐大「……それならお前さんに言われたとおりにするかの」
十神「何?」
弐大「自己紹介じゃあ。お前さんが知ってるとはいえ、それは紙の中だけじゃろう?」
十神「紙だけで充分なんだ。人間性なんてものは、紙切れだけで大体分かる」
弐大「まぁそう言わずワシの話を聞け、十神」
十神「……」
弐大「では………改めて、弐大猫丸じゃあ。【超高校級のマネージャー】と呼ばれここに来た」
弐大「以前は主に運動系部活のマネージメントを執り行って居ったが、今はその分野は広くなっておる」
十神「………マネージャー、か。くくっ、おもしろい名前だ」
弐大「そうかの?」
十神「ああ。お前のその図体でマネージャーだのと、まるで嘘としか思えんからな」
弐大「じゃろうなぁ。ワシもよくそう言われるのだ」
十神「充分選手としてやっていけるだろうに、なぜ選手にはならなかった」
弐大「ワシはただ約束を守りたいだけ……」
十神「………?」
弐大「……ただ、それだけじゃよ」
>ファーストインプレッションはそこそこのようだ……
【1月1週/1日目】
木曜日 夜
◆現在の状況
十神白夜
体力 人並み
精神 タフ
根気 ねばり強い
技術 十神△
人気 さざめく
弐大との距離
…心の距離。相手に信頼されているかどうか
アリたん以下
弐大(………)
弐大(いやー……どうしたものか)
弐大(これは本当に……どうしたものか)
弐大(まず何をどうすれば彼と距離が縮まるのか全然分からん)
弐大(さすがに誰かに助言願いたいの)
◆
1→十神とはなす
2→葉隠を探す
3→誰かしら探す
4→どこかに行く
5→そのた
>>10
今日はここまでなんじゃあ。2スレ目おめでとうさん!おやすみじゃあ。
3 舞園葉隠戦刃に普段の十神の様子や親しい相手がいるかを聞き込み
上
今日もやるかい?
>>9
弐大「………となれば………」
弐大(十神に普段から距離が近い者の話でも聞いてみるか)
◆
舞園「普段の十神君、ですか?」
弐大「お前さんらなら知っているだろうと思うてな」
戦刃「………うーん、よく分かんないかな」
弐大「なんじゃと?」
舞園「普段からあまり誰かと話すような人じゃありませんからね、十神君」
戦刃「確かにそうかも……」
葉隠「だなぁ。俺なんか避けられてね?」
戦刃「今までが今までだけに当然だけどね」
弐大「……それはいいんじゃあ、それなりに会話する相手はいるじゃろう?」
舞園「会話って言うか、石丸君がよく話しかけてます」
葉隠「あとは腐川っちか?っつーかあれは一方的に追っかけてるだけだけどよ」
舞園「ストーカーは辞めましょうって言ったんですけどね」
弐大(無?このクラスにもストーカーがおるんか?大丈夫か希望ヶ峰……)
戦刃「それと……ほら、弐大君のクラスの大きい十神君。影武者君、だっけ?」
弐大「ああ、あやつか」
戦刃「彼とはよく話してるみたいだよ。打ち合わせ……かな?」
弐大「ふむぅ……」
弐大(十神と話す人間は限られておるようだの)
弐大(……そこに真っ向からイケるのは、まぁ澪田のようなやつくらいか)
葉隠「そいや、こないだ江ノ島っちにも話しかけられたな……ん?んん?なんか金のにおいがするぞ!」
舞園「そうですか?」
弐大「……では、普段の十神はあまり人とは関わらないようにしているというわけか」
戦刃「そうだね。あんまり馴染んでない、かな」
戦刃「それを石丸君とか大神さん、苗木君がいろいろ言ってるんだけど、あんま効果ないのかなぁ」
葉隠「ま、なんか話しかける度にゴミ箱みるような顔される俺よかマシだな!」はっはっは
弐大「それ自分で言うて悲しくないんか?」
葉隠「このあとやけ酒飲むべ……」しゅん
舞園「とにかく、十神君はあまり私達とは話したがりません。レベルが違う、とか何とか言ってです」
舞園「石丸君や大神さんとは、最低限の会話はしているみたいですけどね」
弐大「………ふむ、そうか」
戦刃「たぶんだけど十神君、自分から話振るの苦手なんじゃないかな」
弐大「そうなんか?あんな聡明なやつが?」
舞園「頭が良くて、それに私達とは普段いる場所が違いますから」
葉隠「あー、何話したらいいかわかんねぇって事かいな?」
弐大「ほう、そうなのかもしれんな」
>この学園は犯罪者予備軍ばかりなのだが大丈夫なんだろうか……と弐大は不安になった。
【1月1週/2日目】
金曜日 朝
こんこん
がちゃ
弐大「おはようさん、十神よ」
十神「………」ぺら
弐大(十神は本を読んでいる………)
ひょい
十神「……、」
弐大「朝の挨拶を無視とはいただけんな、十神」
十神「ふん、お前の存在ごと俺の視界に入っていなかったんだ、仕方があるまい」
弐大「そうか、そりゃあ残念じゃあ」
十神「何しに来た?」
弐大「お前さんのマネジメントに」
十神「放っておけ」
弐大「そうはいかんのう、ワシも退学がかかっとるからな」
十神「………」
◆
1→おはなしする
2→どこかに出かける
3→心理テストする?(セカオザ風に)
4→そのた
>>17
十神と仲良くなるためにはまず弐大の実力を見せて認めさせてからの方がいいと思うんだよな
4なんか適当に煽って体力勝負する
↑で澪田とか舞園達にも協力させて勝負する。
>>17
>>16
弐大(………弐大猫丸、どうする?)
弐大(この手の選手を扱った事が無いわけではない、心得はある)
弐大(自分の力を見せつける。自分を一度認めさせる………)
弐大(そうしなければ【対等な関係】にすらなれないだろう)
弐大「のう、時に十神。お前さんは完璧を自称しておると聞いた」
十神「自称?戯れ言をほざくなよ、愚民風情が」
弐大「………」
十神「俺は完璧だ。十神の名に相応しくあるために、完全でいなければならないんだ」
十神「だからお前程度の人間と付き合っている暇などない」
弐大「して、十神よ?完璧とはどんな者なのだ?」
十神「辞書を勝手に引いておけ。引き方は分かるか?ひらがなは読めるだろう?」
弐大「ほほう、すごい自信。お前さんが完璧なのなら……ワシの得意分野でもお前さんが勝つのだろうな」
十神「当たり前だ。俺を誰だと思っている?」
弐大「ほほう、大きく出たの。しかし相手の土俵でも勝てるとは、さすがに大きく出過ぎなんじゃあないか?十神」
十神「まさか。やる前から結果は分かっているだろう?」
弐大(………ここでもっと煽る)
弐大「ではお前さん、【たとえワシと体力勝負しても負けない】のだな?」
十神「当然だ。お前がいかに、ただ図体がデカいだけの存在なのかを教えてやる」
弐大「ほう………」
澪田「なになに?なんかおもしろそうな事してんっすね!」
十神「!」
澪田「あり、白夜ちゃん?いや、ちいちゃい白夜ちゃんかー!」
十神「俺が……小さい方だと?オリジナルの俺が……?」
弐大「ガッハッハ!完璧はどこに行ったんじゃあ!」
十神「黙れ……!お前は自分の立場をまだ理解していないようだな……!」
弐大「無?立場とは何かな」
十神「お前のその態度、口振りが激しく不愉快だ……!」
十神「分かった……お前の得意競技で戦ってやろう。俺が勝ったらその面、永久に見せるな」
十神「まさかバーベル上げ、なんて言う訳ないよな?」
弐大「競技はワシが決めていいと?」
十神「ああ、だが……お前が本当に得意な事にするんだな。それと、俺を馬鹿にしたような競技も辞めろ」
◆
1→100メートル走
2→持久走
3→走り幅跳び
4→反復横飛び
5→そのた
>>21
3
>>21
弐大「上等!ようし、外に来い!」
十神「はっ、その口を閉じさせてやる」
【1月1週/2日目】
金曜日 昼
◆グラウンド
桑田「………あー、ダリ」
澪田「そんな言わないで手伝ってくださいっすよ、怜恩ちゃん!」
桑田「いやっスよ。元から正月ゴロゴロする気だったっつーのに、学園命令だかでこんな日から走り込みやらされてんすから」
澪田「でもでもやっちゃうんでしょ?悔しいでも走っちゃうびくんびくんってやつでしょ?冒険でしょでしょ?」
桑田「一番最後の言いたかっただけだろアンタ」
弐大「しかしすまんの澪田、手伝ってもらって」
澪田「へ?あー、いいんすよ!唯吹は!」
桑田「オレがよくねー!」
弐大「まあ、そう文句言うでない。今からワシと十神の走り幅跳びを行うでな」
弐大「公平な審判がいるのじゃあ」
桑田「だーからなんでその審判がオレなわけ?苗木とかイインチョにやらせときゃいいっしょ、そんなの」
十神「俺からの指名だ」
桑田「は?……十神が?アホじゃね?」
十神「勘違いするな、お前は動体視力もいい。フライングがあればすぐに気づけるだろうと見越してのキャスティングだ」
桑田「えー?なんだよオメー!?オレ、オメーのせいでこんなつまんねー事やらされるハメんなってんの!?」
十神「使えるものを使ってなにが悪い」
澪田「そっすよ!だから唯吹は怜恩ちゃんと計測するっすから!」
桑田「やるって言ってねぇんだっつーの!?」
十神「拒否権はない。……とにかくそこで見ていろ」
弐大「だそうじゃあ。なんと言うか、強引なやつじゃのう……」
◆
このレスのコンマと↓2のレスのコンマの差が離れれば離れるほど十神有利
半分ほど寝てましたので今日はここまでで。すまんの、おやすみやど。
おやすみ
アメトーークスペシャルもよろしく!
それはそうとやるかい?
弐大→31
>>26→13
その差18……十神頑張った
ぴぴーっ!
弐大「ぬりゃあああああ!!」
ぶゎっ
桑田「えっ、なにあのジャンプ……南斗の人かよ」
ずざざざざああああ
桑田「計測計測……」
十神「メートルは測らなくてもいいぞ」
澪田「へ?なんでっすか?数値の方が……」
十神「数字なんてどうでもいいからな。そこに旗でも立てておけ」
桑田「とか言って負けるかもしんねーから測るの怖いだけだろ?」
十神「お前も鳥葬にしてやるからな」
弐大「無?」
澪田「鳥葬ってなんすか?」
※死体を鳥に啄ませる方法です。
十神「この俺に敗北の二文字は……」
たったったっ
十神「……ない……!」
たたたたたた
弐大(ふむ、確かにすばらしい)
弐大(走るフォーム、足の感覚、速度の上げ方)
弐大「……十神」
だっだっだっ!
十神「ふっ……!」
澪田「おおおー!見えた!クロ!」
桑田「は?」
ずざざざざああああ……
十神「……やったか……?」
旗「越えてません」
弐大「やってないっ!?」
桑田「マジか!?っつーか……ほぼ同じとこに飛んでんじゃねーか!?」
澪田「猫丸ちゃんと体格違いすぎるのにそのジャンプとかすごすぎっす……!」
十神「……ちっ、」
弐大「しかしさすがよの、十神」
十神「……」
>白熱の戦いだった!
【1月1週/2日目】
金曜日 夜
◆現在の状況
十神白夜
体力 人並み
精神 タフ
根気 粘り強い
技術 十神△
人気 さざめく
弐大との距離
アリたん以下
十神「……まさかこの俺が……負けた……?」
十神「そんな馬鹿な……」
弐大「……」
弐大(あれから十神はワシと言葉を交わしてはくれん)
弐大(じゃが、どうやらこの感じはかなりダメージを受けているように見える)
弐大(はてさて……どうしたものか)
十神「……」
弐大(このまま話しかけてもいいものか?)
◆
1→話しかける
2→どこかに行く
3→誰かを捜す
4→澪田を探す
5→そのた
>>37
別に負けたの今回が初めてじゃないだろうに、
石丸やさくらちゃんのことは思い出さないようにしてるのか
4澪田なら空気読まずにガンガン話しかけそう
↑
>>37
>>36
弐大「……」
弐大(ワシではいかんの。澪田がおればいいんじゃが……)
キョロキョロ
弐大(無?どこに行ったんじゃあ?澪田……)
>ここからは各行動の正否判定がコンマ末尾で行われます。
>ルールは>>2あたり参照。
>今回も判定済み。末尾2
十神「……俺は御曹司だ」
十神「完璧だ……あらゆる教育を受け、叡智を養い、体を鍛えた」
十神「なのに、なぜだ……なぜ負ける」
十神「俺がこれ以上負ける事は……許されない」
十神「それは十神の名にかけて……」
十神「……なぜ、だ」
弐大(無?十神、何か悩んで居るのか?)
十神「大神……石丸……なぜ、俺が負ける」
十神「くそっ……」
弐大(……)
>十神は悩んでいるっぽい。
【1月1週/3日目】
土曜日 朝
弐大「おはようさん、十神」
十神「……」
弐大「……十神?」
十神「……いたのか、弐大」
弐大「つい先程からの。どうしたんじゃあ、顔が険しいが」
十神「俺に話しかけるな……」
弐大「……何じゃあ、昨日の事を根に持っておるんか?」
十神「答える必要はない。早く口を閉じてここから出て行け……!」
弐大「……」
弐大(はぁ……やれやれじゃな)
弐大(これでは話にならん)
弐大(……参ったの)
十神「……ちっ」がたん
弐大「どこに行くのか、十神?」
十神「……」すたすた
弐大「無視か……」
弐大(負けた事が彼のプライドに傷を付けた?否、そんな小さい人間ではあるまい。ではなぜ?)
◆
1→話しかける
2→強引にどこかに連れて行く
3→誰かに相談する
4→そのた
>>41
3苗木
>>41
弐大(………こんな時は誰に相談すりゃあええんじゃあ?)
「あれ、弐大さん?」
弐大「無?」
苗木「何してるんですか?こんなところで」
【1月1週/3日目】
土曜日 昼
◆食堂
弐大「―――と言う訳での」
苗木「なるほど……」
弐大「十神とどう接してやりゃあええんか、分からんようになってしもうてのう」
苗木「うーん……多分、十神クンに悪気はないんです」
弐大「と言うと?」
苗木「なんて言うか……十神クンからしたら、あれが普段通りと言うか……」
弐大「………ほう?」
苗木「ほら、十神クンって御曹司って言われて、色んな人に毎日囲まれて過ごしてるじゃないですか」
苗木「温室育ちみたいな感じだけど、本当は違って……すごく自分にも他人にも厳しい人で……」
苗木「だから……多分、許せてないんです。負けた自分も、それを認めない自分も」
弐大「………」
苗木「って、はは……偉そうに話しちゃいましたけど」
弐大「いや、案外そうかもしれんな」
苗木「………え?」
弐大「あやつの事じゃあ。他人より、まず自分を責めるだろうと思うた」
弐大(完璧主義者がよく陥る傾向ではあるな。ま、あそこまで厳しいもんはそうそうおらんが)
苗木「そう言う時の十神クンは……ほんとに何を言ってもダメかもしれません」
弐大「そう言う十神を知っとるのか?」
苗木「はい、って言ってもほんの一部ですけど」
苗木「……確かあの時は、全国模試か何かをやらされたんだっけな……あはは」
弐大「どうなったのだ?」
苗木「一番は石丸クンでした。と言うより、全国一位の成績だったので当たり前なんですけどね」
弐大「……」
苗木「そこで十神クンが悔しそうにしてて……」
「次は負けない……俺は必ずお前を越えてやる、十神の名にかけてな……!」
苗木「そんな感じの事を言ってた気がします」
弐大「十神の名はそこまで重いのか」
苗木「……はい。十神クンは、十神クンであるために全てを惜しまない人だって……みんな知ってますから」
弐大「……そう、か。その時はどうやって立て直したんじゃ?」
苗木「しばらく話しかけられなかったですけど、時間が解決してくれたみたいですよ」
弐大「これも時間が解決するのかのう……?」
>十神のすてきな一面を知った……
【1月1週/3日目】
土曜日 夜
◆十神のステータス変わらず
弐大「……」
弐大(……気が付いたら十神は図書室で本を読んでいた……)
弐大(ずいぶん熱心に読んでいる……普段ならワシが入って来た途端に何かを言ってくるところだが……)
十神「……」ぺら
弐大「……」
十神「……」
弐大「……」
十神「……」ぺら
弐大(うう……沈黙が苦しい……!)
◆
1→何か話しかける
2→誰か捜す
3→一緒に本を読む
4→そのた
>>46
3
あれだよな。常に入賞はするけど金メダルだけは取れない感じ。しかもサラブレッドの
さくらちゃんはまだしも凡人出身の石丸に負けてるのがまたプライド刺激してそう
>>46
弐大「……」
がたん
十神「?」
すとん
弐大「……」
弐大(……適当に本を持ってきた。誰の書いた本かも分からんが)
弐大「……」ぺらっ
十神「……」
弐大「……」
十神「……ふん」
弐大「……」ぺら
弐大(内容はさっぱり頭に入ってこない)
弐大(だが、なんとなく)
弐大(十神と同じ事をしている……それだけでなんとなく、十神の気持ちを分かるような気がした)
十神「それで俺と並んだつもりか?」
弐大「……無?」
十神「俺と同じ卓で本を読んで、だ」
弐大「……分からんの」
十神「……」
弐大「最初から並べるとは思っておらんさ」
十神「……」
弐大「……」
十神「……俺は」
弐大「……」
十神「どうやらお前を過小評価しすぎていたようだな」
弐大「……」ぺら
十神「……俺がそう言うんだ、もうすこし喜んでもいいぞ」
弐大「ふ……そうかのう」
十神「ああ。何の脳もない愚民から、がたいのいい愚民に昇格だ。誉めてやる」
弐大「……誉められている気がせんのだが」
十神「……」
弐大「……」
十神「……弐大」
弐大「……なんじゃあ」
十神「俺が十神の名に相応しくあるため、お前の意見を聞いてやってもいい」
弐大「……」
十神「……少しお前の話を聞いてやると言ってるんだ」
弐大「また、どういう風の吹き回しで?」
十神「俺も……誓った事があるからな」
弐大「……」
(十神クンは十神クンであるために全てを惜しまない人だって……みんな知ってますから)
十神「……喜べよ愚民、この俺がわざわざこうして言ってやるんだからな」
>十神がちょっとだけデレた。
【1月2週/4日目】
日曜日 朝
ぎぃ
弐大「おはようさん、十神」
十神「……」
弐大「……また無視かの、十神?」
十神「……ああ、弐大か」
弐大「なんじゃあ、きのうとはまるで打って変わってしまっておるではないか!」
十神「あくまでも聞いてやってもいい、と言ったまでだからな」
十神「今までから突然がらりと全て変えるつもりはないし、そんな事はしない」
十神「ただ少しだけお前に対する評価を改めてやっただけだ」
弐大「……そうか……」
弐大(十神が十神であるために、か)
弐大(もしやワシに折れたのも、そのために)
弐大(……まだ先は長いか)
◆
1→お話しする
2→どこかに行く
3→誰かに相談する
4→本を読む
5→そのた
>>54
4
難しめのホラーミステリー
>>54
まあ末尾9ですし……
弐大「……十神、ワシはあまり本を読まんのだがのう。お前さんの好みを知りたい」
十神「……」
弐大「十神?」
十神「……これだから愚民は。だが、俺から言い出した手前、これを断る事はプライドに反する」
十神「……」
弐大(十神は無言で歩き出す……)
【1月2週/4日目】
日曜日 昼
◆図書室
ぽいっ
弐大「うおっとっと!?」
十神「お前如きにはそれで充分だ」
弐大「……なに?」
【平等院時雨の殺人旅行シリーズ 消えた花嫁】
◆あらすじ
私立探偵として毎日暇を弄ぶ平等院時雨は、趣味が旅行。
しかし行く先々で殺人事件に巻き込まれてしまう事から、付いた異名が【殺人誘導(マーダーガイド)】。
今回はとある小さな村にやってきた平等院だったが、そこで事件が発生。
なんと、2日後に結婚式を控えていた花嫁の【光野 白奈】が突如として消えてしまったのだ。
その数時間後、白奈は村の中央で息絶えていた。
犯人候補はたったの3人。
旅館の女将の【黄紙 みどり】
花婿の友人の【紫原 碧】
そして花婿の【赤岡 正治】
果たして犯人は誰なのか……。
弐大(ぺらぺらと見た中では全く犯人が分からん……)
弐大(これを解けとか言わんよな?)
◆
平等院は捜査を続ける。
みどりが女将をしている旅館は経営が切迫しており、とても危険な状態だった。
そんなみどりが客を殺すとは思えない。旅館の経営は確実にダメになるだろうから。
友人の碧もそうだ。碧も最近、婚約を決めたばかりで幸せの絶頂。
さらに正治に至っては最高に幸せだっただろう。
しかし、犯人らしき人物はこの3名しかいない。犯人は誰だ……?
白奈は「ちょっと出かける」と行ったきりいなくなったらしい。
家からすぐ近くにあるのは、個人経営の小さな商店。そこは碧が切り盛りしている。
この村の買い物はここが一番早い。あらゆる物が揃っている。釣り竿なんかもここにある。
さらにそのそばにこの村唯一の旅館があり、平等院はそこに宿泊していた。
見つかった時の白奈は、遠巻きに見るとどこもけがをしていないように見えたが、
よく見ると体中が切られたようだ。
バラバラになった体を無理矢理つなぎ止めているような死体だった。
さらにところどころ凍っていたような跡もある。
◆
弐大「さっぱり分からん……」
弐大(……ええい、こうなりゃやけじゃあ!)
◆
怪しい人物を指名しろ!
>>58
多分碧な気がする...
実は元カノだった的な
kskst
>>57
>>59
弐大「もう分からん!」
弐大「……そう言えば」
弐大「女将と花婿、どちらも【性別ははっきりしている】」
弐大「それは当然じゃあ」
弐大「じゃが碧だけは【性別についてははっきりと書かれていない】」
弐大「しかも敬語、一人称は私……」
弐大「……まさか……」
◆
平等院は告げる。
「犯人は貴方だ―――紫原碧」
死亡推定時刻をズラしたトリックは……死体を凍結させた事。
だが、どうやって?
碧の家は店だ。商店だ。
当然ながら、多くの物が並べてある。
もちろん【大きなフリーザーも存在する】……。
それは釣りをするための道具たる、餌の虫を半冷凍して保存するためのフリーザーだった。
「そう。貴方はバラバラにした白奈さんの死体をそこに入れた」
「なんだって!?」
「そうする事によって死体を簡単に隠せたんだ。なにより、虫を保管するフリーザーは横長。それに物も多い」
「……」
そう、犯人は紫原碧だった。
碧は―――【彼女】は、正治の元カノだったのだ。
動機は些細な事からだった。
碧と正治が別れた理由は、正治の浮気。
そして正治が結婚した白奈こそ、その時の浮気相手だったのだ。
それに気付いた碧が計画を実行、
白奈はバラバラにされてしまったのだった……。
◆
弐大「……」
弐大(なんとか正解出来たようだの……)ふう
十神「どうだ?お前の頭でその謎は解明出来たか?」
弐大「何とかの……まさか性別について触れられていない人物がここでキーになるとは」
十神「ふん、お前も文字を読む力は合ったようだな」
弐大「馬鹿にするなよ」
十神「……しばらく本でも読んでいろ。俺は帰る」
>ナゾ解明!した。
>十神が後ろからにやにやしていた。
【1月2週/4日目】
日曜日 夜
◆現在の状況
十神白夜
体力 人並み
精神 タフ
根気 粘り強い
技術 十神△
人気 さざめく
弐大との距離
クモ以下(害虫駆除させる程度)
弐大(十神は思いの外心を開いているのかもしれん)
弐大(この3ヶ月で何かあったのだろうか?)
弐大(……いや、分からない)
弐大(じゃが、確実にワシに声をかけられても不快ではないはず、じゃあ)
弐大(……さて)
◆
1→十神と話す
2→アレする
3→どこかに行く
4→誰か捜す
5→そのた
>>64
1
>>64
◆十神の部屋
こんこん
「……入れ」
がちゃ
十神「……何の用だ?」
弐大「うむ、お前さんと話をと思うての」
十神「話す事などない。帰れ」
弐大「無、ずいぶん冷たくあしらうのう……」
十神「当然だ。なぜわざわざ、夜になってまでお前と話さなければならん」
十神「暑苦しいんだよ」
弐大「……そうかの」
十神「……分かったらさっさと帰れ」
弐大「まあそう言わず」
十神「聞こえなかったのか?」
弐大「ならば……そうだ、ただワシの話を聞いてくれるだけでもええぞ。ワシが勝手に話すからの」
十神「おい………」
弐大「?」
十神「最後の警告だ……今すぐ帰れ。」
弐大「………嫌だ」
十神「………」
弐大「………」
十神「………ちっ!」がたんっ
弐大(……なんとか十神に興味を持ってもらわねば)
◆何の話をする?
↓3くらいまでで無理のない範囲
今日ここまでやで。おやすみやで。
やるで。
弐大「ワシはの、十神」
弐大「マネージャーとして、選手の事を管理する事が……一緒に成長していく事が、夢じゃった」
弐大「じゃからの、昔潰れかけのチームをいくつも回って、話して、皆で力を合わせ……立て直した」
弐大「サッカー、バスケット、陸上、クリケット……体育会系の部活が多かったのう。時にロボコンだの美術だのもあったか」
弐大「ワシはただあやつらの力を、正しく伸ばす手伝いをしとるだけじゃあ……」
弐大「ラグビーの時は、体格に恵まれん生徒がどうしてもラグビーをやりたいとワシにせがんだ。体格が無くても勝ちたいと」
弐大「じゃから、そやつにぴったりのポジションを選んでやった。なんだったと思う?」
十神「………知らんな」
弐大「【スタンドオフ】……国際的には【フライハーフ】とも呼ばれる、いわば司令塔のポジションじゃあ」
十神「………」
弐大「なぜそこを、とそやつは言うた。じゃがワシは知っとった。そやつは……俊敏性、なにより誰よりも盤面を冷静に見られる」
弐大「それがそいつの戦い方じゃった」
弐大「どんな人間にも必ずいいところがあり、ワシはそれを見つけのばすだけ……つまり、凄いのは奴らなのだ」
十神「………」
弐大「それはこの学園でもまた同じじゃった」
弐大「そうであろう?こんなところにくる学生なんじゃあ、ましてやワシに出来る事なんてあるのかと思うておった」
弐大「……時に十神、葉隠は知っておるな」
十神「ああ、あのたわしみたいな奴か?髪型と名前はすぐ合致した…不愉快だがな」
弐大「あやつもまた、ワシの知る生徒達と何ら変わらなかった」
十神「………」
弐大「あやつはただ、他人の信じ方を知らんかっただけじゃあ」
弐大「技術もある、話術もある……そんな葉隠にまず信頼回復をさせた」
弐大「気力を持って話しかければ、あやつも話の分からんもんではない」
弐大「聞いた話では商売は上手く行っとるようだの。まあ、もともとやれば出来るやつじゃあ、やる気にさせてしまえばこちらの物よ」
十神「………」
弐大「葉隠は……変わった。いい方にな。じゃから、次はお前さんにもそうあってほしいのだ」
十神「………あんな愚民と俺を同格にするつもりか?」
弐大「同格なんてもんじゃない。お前さんの良さもまた、伸ばしたいだけじゃ」
十神「………」
弐大「のう、十神。お前さんは確かに優秀だ」
弐大「じゃが、その優秀さ、完璧さをどう伸ばしたいのかが、ワシにも分からない」
十神「………」
弐大「のう、聞かせてはくれんか?お前さんがどうなりたいのかを」
弐大「十神よ。お前さんさえよけりゃあワシが、お前さんの手助けを……」
十神「………そんなもの、いらん」
すくっ
十神「もういいだろう。いい加減に今日は帰れ。お前のせいで頭痛が止まらん……!」
>追い返された……。
【1月2週/5日目】
月曜日 朝
ぎぃ
弐大「おはようさん、十神」
十神「………ふん」
弐大「ちゃんと集合場所には来てくれたようじゃの」
十神「どうせ来なければ部屋まで来るのだろう?面倒を避けただけだ」
十神「……お前の話を聞いてやらん訳ではない、だがそれはあくまで俺の為になると俺が判断した場合だ」
十神「次に昨日の夜のような事をして見ろ……即刻学園長とやらに伝える」
十神「俺のマネージメントやらは今すぐ打ち切れとな」
弐大「……相変わらず手厳しいのう」
はぁ……はぁ……
腐川「はぁぁぁ……白夜様、きょ、今日もすてき……」
◆
1→どこかに出かけよう
2→鍛錬する
3→食事を作る
4→そのた
>>76
>>77は出来る範囲で実行
うーん、最初からあんまり馴れ馴れしくしない方が得策か
身体能力は認めてるはずだし2で行ってみるか
アレしよう
>>76
弐大「では十神、今日も鍛錬から行くぞ」
十神「……なに?」
弐大「お前さんの体力が付きそうなメニューを作ってきた」ばさっ
弐大「プロテインなども用意してある」
十神「……なぜ、ここまでする」
弐大「お前さんと、てっぺんから見たいもんがあるんじゃあ」
弐大「まあ、まずは一回それでやってはくれんか?やるだけ、じゃよ」
十神「嫌ならクビにすればいいと?馬鹿なのか?貴様」
【1月2週/5日目】
月曜日 昼
◆グラウンド
ざっざっざっ……
十神「……なるほどな、基礎体力を付ける。それは運動するにあたって最も重要な事」
ぴぴーっ!
十神「……!」
たたたたた!
ぴぴーっ!
十神「……」
たったったっ……
十神(それに加え、定期的にホイッスルを鳴らし、その間は全力疾走する)
十神(早い動き、遅い動きの複合…しかも休みはない。これは確かに、やれば体力が付くはずだ)
弐大「次の一本行くぞォォォ!」
ぴぴーっ!
たたたたた!
十神(……化け物か、こいつ)
十神(自分も走りながらホイッスルを吹くとは……)
◆
十神(……侮っていた)
十神(あのメニューを見た時に、強く感じた)
十神(今までの奴とは違う……俺が知っているマネージャーとは全く違うと)
十神(そしてそれが段々現実味を帯びる)
ぴぴーっ!
弐大「ふぅー……これで今日の分は終いじゃあ!」
弐大「急に動きを止めると一気に体力を消耗する……ゆっくり速度を落とすぞ……」
たったったっ……
十神(……)
たっ……たっ……
弐大「はぁ……ふぅ……」
十神「…………」
弐大「……さすがよの、十神。息が大きくは乱れないか」
十神「鍛えているからな。お前の肉体ほどではないが」
弐大「ガッハッハ!」
十神「……今日はこれで終わりだろう?もういいな、俺は帰」
弐大「いや、待てい」
十神「なんだ……?」
弐大「のう、十神。お前さんの体に疲れがたまらんようにしておく」
弐大「そのために少し時間をもらってもええかの?」
十神「これ以上お前の指示を受けねばならんのか?」
弐大「まぁ、そう言うでない」
◆
【1月2週/5日目】
月曜日 夜
◆個室
ぬるっ……ぐちゅ……
十神「……ちっ、だから俺は嫌だと言ったんだ」
弐大「ワシがしたかったんじゃあ、すまんな」
十神「無理矢理連れてこられた俺の気持ちにもなれ」
弐大「悪かった、十神」
ぐちゅぐちゅ
十神「っ……?」
弐大「かわりに気持ちよくしてやるからの」
十神「……ちっ!どうせ俺に出来る事は無いのだろう?」
弐大「受け入れてくれりゃあええさ」
ぬるっ……ぬるっ……
十神「っ、あ」
弐大「よくほぐしてやるからな……」
十神「つ、つっ……きさ、ま……!」
弐大「お?ここが感じるんか」ぐりぃ
十神「っ、かはっ……!?」
弐大「これは効くじゃろう?」
※健全なマッサージです。
◆
1→目のツボを押す
2→筋肉のコリをほぐす
3→十神の悪そうなところを直す
4→弐大スペシャルじゃあ
>>82
4やっぱりスペシャルだよね
>>82
弐大「お前さんのコリ、全てほぐしてやる」
ごきごきごきっ!!
十神「が、あああっ!?」
弐大「そこは……ああ、肩の筋肉のつなぎ目じゃなあ」
十神「い、っぐ、おま、えっ……ふざけるなよ……!」
弐大「あとは太股、アキレス、肘と膝を一気にほぐした」
十神「俺が……この、十神白夜が……あ、ぐっ……」
弐大「クビのコリもとるぞ?」
ぐきぐきぐきぃ!
十神「っ……!!」
弐大「どうじゃあ?首、肩、リンパもろもろなんじゃが」
十神「………、………!」
弐大「そして仕上げ―――」
ばきばきばきぃ!!
弐大「……足つぼ、じゃ」
<ンアーッ!!!
>痛みに十神が悶絶している……
>………ちょっとやりすぎたようだ………
【1月2週/6日目】
火曜日 朝
十神「………」
弐大「なんじゃあ、お前さんまだ怒っておるのか?」
十神「………体のコリはとれた」
十神「確かにあれだけの運動をしたにも関わらず、疲れは残っていない」
十神「さらに体が軽い、さすがは超高校級を名乗るマネージャー、と言ったところか」
十神「侮っていたようだな。そこは誉めてやろう」
弐大「ではなにが不満なんじゃあ?」
十神「なにが……?お前、分からんのか」
十神「あの痛み……、絶対に忘れないぞ……」
弐大「ああ、足つぼの……」
十神「お前だけは絶対に十神財閥が裁いてやるから覚悟しろ……」
弐大(最後は喜んでおったのだがな……)
◆
1→ゆったりと談笑
2→スポーツしよう
3→どこかに出かける
4→そのた
>>87
1
>>87
弐大「まあ、そう睨むな十神。話をしよう」
十神「お前とする話などない」
弐大「………全く」
【1月2週/6日目】
火曜日 昼
◆食堂
弐大「ワシの話を聞くだけでいいんじゃあ。それでな」
十神「断る。今度こそ俺はひとりにさせてもらうぞ」
弐大「連れない事を言うでない」
十神「………ん?」
メニュー
【カレーの王子様】
あのレトルトカレーを【超高校級の料理人】が料理しました
十神「………」
弐大「無?」
十神「………」じっ
弐大「………」
十神「……何を見ている、うっとおしい」
十神「………」
弐大「十神?」
十神「黙れ。メシを買うならお前が先に勝手に買え」
弐大(……十神はカレーが好きなんか?)
◆
1→カレーを食べる
2→カレーが好きかどうか聞く
3→料理人の話をする
4→そのた
>>90
3
>>90
弐大「時に十神」
十神「………」
弐大「この料理を作っておるのは、【超高校級の料理人】だ」
十神「そんな事は知っている……お前の同期だったな」
弐大「ああ、とても面白い奴でのう」
弐大「料理人は皆そうなんか分からんが、とにかくよくしゃべるんじゃあ」
弐大「メシを作るのも上手いのに、さらに話も面白いでのう」
十神「必要のない情報だな」
弐大「……なぜ?」
十神「料理人は旨い料理を出せればそれでいい」
弐大「そうかのう……?」
十神「ああ、それ以外は求めないし求められない」
十神「料理人が食材を作るわけではないからな」
弐大「………」
十神「さらに、何かにこだわりを持つやつは大抵がおかしな事を考えるやつだ」
十神「おおかたこの料理人も、おかしな人間なのだろう?」
弐大「そんな事は………」
ひょこ
花村「いらっしゃい!」←カウンターから顔出した
弐大「おお、花村!やはりお前さんか!」
花村「うん、授業の一環なんだ。おいしい料理を出すのがぼくの使命だからね」
弐大「ふふ、どれもこれも旨そうだのう……」
花村「なんだ、弐大くんがいるならもっと仕込みの量を増やせばよかったよ……」
十神「………失格だな」
花村「へ?」
十神「料理人たるものが、そんな体型でましてそんな髪型で………」
十神「確かに世の中には、それでも料理人をしている者がいる」
十神「とある国には、偏食すぎて自分が作った料理の味見すら出来ないシェフもいるほどだ」
十神「だがそれは技術に支えられているからこそで……」
花村「ひどいな、ぼくに技術がないって事?」
ことんっ
花村「………覆させるよ。それ」
十神「ほう?愚民が俺に楯突くか。面白い」
弐大「あああ、どうしてお前さんはこう!」
◆
◆
ことんっ
十神「カレー?」
花村「使用したのはレトルトのパウチ」
花村「そこにいくつかのアレンジを入れさせてもらった。それでも使ったのはパウチくらいだ」
花村「それでもきみに美味しいと言わせるよ」
十神「どうだか。旨くなければその毛を剃る」
花村「食べてから言ってよ」
弐大「そう険悪になるな、お前さんら!」
十神「………」
ぱく
十神「………」もくもくもく
花村「どう?」
十神「………!?」
ぱく
十神「ばかな……こんな、こんな味が庶民の食べ物のはずが……」ぱくぱく
花村「ふふん、どうだい!」
弐大「な………!」
弐大(普段は高級料理、高級食材しか口にしていないはずの十神が……)
弐大(なぜ……レトルトカレーをこんなに食べ進めとる!?)
十神「なんだこの味は……今まで食べた事がないぞ……!?」
花村「ぼくの本気を出したからね!」
からーんっ………
十神「……なぜだ……なぜ、愚民のくせに……ただ人に使われるしか、出来ないやつらのくせに……」
十神「俺の想像をこうも越えられる……!?」
◆
十神がなんか衝撃受けてるから何か言おう。
1→これが愚民の力だ
2→もっと視野を広げるべきだ
3→ワシもカレーは好きだ
4→花村はいいやつだ
5→そのた
>>96
今日はここまでです。十神クンは気難しいですね。おやすみなさい!
2
昨日今日と燃え尽きてました。明日絶対やります。あと>>100はそれとなく叶う。お休み
100なら弐大にサポート役がつく
おひさ。やるかい?
>>96
弐大「もっと視野を広げるべきじゃあ、十神」
十神「………なに」
弐大「お前さんが今まで見ようともしなかった場所に、新しいものがある」
弐大「お前さんが見下していた世界に、お前さんが知らない新しいものがある」
弐大「それが……誰かの大切な物である事だってある」
十神「………」
弐大「分かってくれ、十神」
十神「………くそっ、俺は」
花村「完食してくれたんだね!ありがとう!」
十神「!」
花村「料理は―――食材を作る人、食材を運ぶ人、支度する人、それを買う人……調理する人、食べる人」
花村「その全てが調和して、初めて料理だって言えるんじゃないかなぁと思うんだ」
十神「……料理は調和?」
弐大「それはワシも思い付かなんだ……」
十神「………」
>十神は何かを考えている。
【1月2週/6日目】
火曜日 夜
◆現在の状況
十神白夜
体力 人並み
精神 かなりタフ
根気 粘り強い
技術 プロフェッショナル
人気 泡立つ
弐大との距離
小グモ以下
弐大「ふむ………」
弐大「あれから十神はほとんど喋らんようになってしもうたのう」
弐大「………何かあったのか?」
弐大「それとも………」
弐大(何か考えてくれているのだろうか……)
弐大(分からんが、コレがいい方に行ってくれれば……)
◆
1→十神の部屋に行く
2→どこかに行く
3→誰か捜す
4→ねる(夢を見れるかもしれない)
5→そのた
>>108
3大神
>>108
弐大「………誰かを探してみるかのう?」
◆
すたすたすた……
◆武道場
弐大「応、ここにおったか」
大神「………む?」
弐大「いや、お前さんと話がしたかったなと思っての」
大神「我とか?」
弐大「ああ、いかんかったか?」
大神「悪くはないが……」
弐大「ふ、よかった」
大神「お主、何か思い悩んでおるのか?」
弐大「……何がだ?」
大神「いや、お主の顔が曇ったように見えたのでな」
弐大「ふ、そのような事は……」
大神「我を捜しておったのは、我に何かを伝えるためか?」
◆
1→十神の話する
2→手合わせする
3→アレする
4→そのた
>>111
1
>>111
弐大「……まあ、お前さんならええか」
弐大「十神の話でもしてよいか?」
大神「ぬう、お主何か困り事か?」
弐大「いやのう、十神じゃあ」
大神「……ぬぅ、あやつは我らにもまた難しい男だからな……」
大神「お主の手に余るのは仕方がないのかもしれんな」
弐大「そんなに難しいのか?」
大神「ああ、十神は気難しい。我らにも本心を見せる事はほとんどない」
大神「我らも深く立ち入る事は出来ないし、それをしたところで何も出来ん」
大神「……もしも、お主が十神の心を開く事が出来たのならばそれは真の友情だろう」
大神「あの十神に真の友情を教える事が出来たのならば大金星だろうな」
弐大「ふむ」
弐大「……だがのう、どうすればよいのか分からん」
大神「時間をかけて挑むしかないだろうな」
大神「大河が地面を削るように、ゆっくりじっくりと」
大神「十神の心を開けるような事が何か分かれば、いいのではないか?」
弐大「む?」
大神「お主、この時間の間で十神と理解し合えるであろう部分はなかったのか?」
弐大「……」
弐大(いくつかあったかもしれない)
弐大(そのどれもが引っかかるのか、あるいはどれも本当は効果がないのは分からんが)
大神「……十神は、プライドが高い。だから、そのプライドを一度崩さねばならんかもしれんな」
弐大「大神……」
大神「……ふ、我にはその程度の事しか言えんがな」
>大神と話し合った
十神はプライドが高い……か……
弐大(ワシの力は既に見せているはずなのだが)
弐大(まだ何か足りない?それとも)
弐大(もっと……何かすべきなのだろうか?)
【1月2週/7日目】
水曜日 朝
十神「……」
弐大「応、お前さん。今日も早いの」
十神「……ああ、お前か」
十神「俺は分からん……」
弐大「?」
十神「……なぜだ……俺の今までの経験には無かった事ばかり」
十神「お前達愚民は力がないから……塊寄せ集まる」
十神「だが、だが……」
弐大「……」
◆
1→十神となんか話す
2→運動する
3→何か食べにいく
4→どこかにいく
5→そのた
>>116
5.十神に気合を入れる
>>116
弐大「腑抜けている場合か十神!」
十神「!」
弐大「お前さんのプライドはその程度のものか!?」
十神「……」
弐大「お前さんが信じる物はその程度か!」
弐大「気合いを入れ直せぇ!」
十神「……俺は」
弐大「お前さんは選ばれし存在なのだろう!?」
弐大「お前さんがそんな力を抜いていてどうするのだ!」
十神「……」
弐大「お前さんの希望はその程度のもんか!?」
十神「……違う……」
弐大「お前さんは下をただ見下ろすだけで見直そうとはせんかった!」
弐大「ならばこれからは気を付ければよいだろう!」
十神「……」
十神「……そうだ、俺はお前達とは違う……」
弐大「違うだけなら誰だって言えるんじゃあ!」
弐大「再起せよ十神!お前さんはこの程度の男じゃあない!」
十神「……お前に」
弐大「?」
十神「俺の何が分かる」
弐大「……十神」
十神「お前には何も分かるまい、俺の事は」
十神「俺の、選ばれた俺の……いや、選ばれるために尽くした俺の事が」
くるっ
弐大「十神!?」
十神「……風に当たってくる」
弐大「な」
十神「お前は俺に何をさせたいんだ……意味が分からん……」
十神「俺を追うな、……一人にさせろ」
◆
……どうしよう?
1→追いかける
2→なんか言う
3→今日はあきらめる
4→そのた
>>120
2で軽くなんか良いこといったのち
苗木とかに話を聞く
くそっ……せりふが思い付かないのでちょっと考えてきます……
ちょい中途半端だけど今日ここまで。ごめんなさぁい!何でもするから許してくださぁい!
やるべ?
>>120
弐大「………十神」
弐大「ワシはお前さんになにかを強要するつもりなんてない」
弐大「だがの、覚えていてほしいんじゃあ」
十神「………」
弐大「お前さんが動かしたい社会のほとんどは、お前さんから見れば愚民の衆」
弐大「じゃが、その『愚民の衆』が動かなければ、結局、お前さんがやりたい事も出来なくなってしまうんじゃ」
十神「………」
弐大「ワシもお前さんも、立場や能力の違い、待遇の違い、様々あるじゃろうが」
弐大「どちらも大義では、同じ人間だ」
弐大「………それだけ、覚えておいてほしいんじゃ」
弐大「ただそれだけ……お前さんに何かしろとか、そう言う事じゃあないんじゃよ」
十神「………」
くるっ
十神「………それだけ、か」
すたすた
弐大(ワシの思いは通じるじゃろうか………)
◆
【1月2週/8日目】
木曜日 朝
弐大(あれからまるまる1日ほど十神を見ていない)
弐大(一体どこに行ってしまったんじゃ、十神……)
どたどたどたどた
弐大(………無ッ?)
超高校級のラグビー部「いた!弐大!」
超高校級のボクシング部「ちょっとこっち来い!」
弐大「何じゃあ?」
だんっっっ!!
審判「一本ッ!」
十神「……ふぅ、っ……はぁ……」
超高校級の空手部「……押忍」
十神「………ははは、また負けるのか……俺が!面白い……まだやるぞ……!」
空手部「だけど十神……」
十神「やると俺が言ったんだ、ほら……構えろ」よろっ
空手部「さっきので左腕をやったんだろ!もう止めろ十神!」
十神「止めるつもりはない…!俺はあらゆる人間に勝つためにここに来たのだからな!」
弐大「……は?」
ラグビー部「とまぁ、朝から空手部引っ張り出してあれなんだよ」
ボクシング部「なんでも、自分と超高校級の、つまり選ばれた才能との違いを知りたいとかなんとか……」
ラグビー部「それでも十神は強い方だよ。なんでも満遍なく出来るらしい」
ボクシング部「つーか弐大、お前止めろよ!十神は失神寸前なんだ!」
弐大「なにぃ!?」
◆
1→割って入る
2→受け止める
3→気絶させる
4→そのほか
>>132
2
>>132
十神「俺は選ばれし存在のはずだった」
十神「だがどうだ、俺はこんなにも劣る」
空手部「劣ってなんて……」
十神「完璧なはずの俺が負ける、それはすなわち完璧の瓦解にすぎない」
十神「それは劣っていると言わざるを得ないんだよ」
空手部「………十神」
十神「俺は……お前に勝たなければいけないんだ……」
十神「俺は……!うおおお!!」
がっ
十神「!」
弐大「そこまでじゃあ」
十神「に、だい……」
弐大「お前さんはどうしてこう、何というか……」
弐大「もっと素直に言うならええじゃろうが!」
十神「……!」
弐大「お前さんにとってワシは頼りないか!それともお前さんは、ワシを高僧なもんだとでも思っておるんか!」
弐大「どっちでもいい、いいがお前さんはもっと素直になればええじゃろうが!」
◆
パルプンテ、直下コンマ末尾
12→十神気絶
34→十神反抗期
56→十神「教えてくれ……」
78→十神ちょいデレ
9→十神マジデレ
0→平和な学園生活に馴染めないぼっち十神の独白が今始まる
なおぞろ目は0相当、44か66は1相当
f
>>136
十神「……!」
弐大「お前さんを受け止められんほど弱い人間はここには居らんよ」
十神「……」
十神「……」
十神「……俺は」
弐大「……応」
十神「所謂、友人を持った事がなかった」
弐大「!」
十神「俺からすれば、ほとんどの人間は全て総じてクズで、ゴミで、愚民だった」
十神「俺よりも劣っているからだ。なにもかもが、な」
十神「そう信じていたし、心を許せばそこに付け入られる。俺を引きずりおろそうとする者が現れる」
十神「だから生まれてから今まで、「対等な付き合いの関係」を作った事はなかった」
弐大「……」
十神「……だが……」
十神「本当は分かっている、つもりだったんだ」
弐大「……」
十神「俺は神じゃない。ひとりで生きていく事は絶対に不可能だと」
十神「だが同時にこうも思った」
―――どうせこいつらはこう思っているに違いない
【あの有名な十神財閥の御曹司なのだから、なんでも出来て当然なのだ】
十神「俺は俺自身で自分を縛り、周りの言葉で自分を縛り……」
十神「そうして全てを見失った」
十神「心を許す方法が分からない」
十神「他人と肩を並べる方法が分からない」
今まで誰かをけ落として、それでやっとつかんだ場所なのだから。
十神「だから誰かと同じになる事が出来ない」
人の心なんて考えたこともない。
十神「……だから俺には友達なるものがいなかった」
弐大「十神………」
十神「………だが、この学園は違った。クラスメイトに出会い、お前に出会い、」
十神「いかに自分が井の中の蛙だったのかをありありと示してきた」
十神「それが余計に俺を苛立たせる………」
十神「結局俺はどうしたらいいのか、どうしたら変われるのか」
十神「それすらも……見失っていたんだ」
弐大「………」
十神「……弐大」
十神「お前はそんな俺をも、こんな俺をも受け止めると言ったな?」
弐大「当然じゃ」
十神「その言葉に嘘偽りはないな?」
弐大「当たり前じゃろう!」
十神「……ならば信じてやる、弐大猫丸」
すっ
弐大「む?」
十神「【世間一般的な友達】とは、こうして手を差し出して握手するものだと石丸が言っていたが?」
弐大「………はあ、あやつも何かいわねばならんかの」
ぎゅっ
十神「喜べよ弐大……俺の人生初めての「対等な友人」にしてやる」
弐大「もっと素直に喜べばええじゃろうが」
十神「……黙れ」
>十神の心がぱっかーん
【1月2週/8日目】
木曜日 昼
◆保健室
十神「っつつ……もっと丁寧に出来んのか、お前……!」
罪木「はわっ!すすすすすみませぇん!!」
弐大「しかし派手にやったのう」
十神「……ふん」
罪木「左手の捻挫が一番ですね、それに色んなところに擦り傷と打撲傷、唇も切れてますし……瞼も腫れてますし」
罪木「どうやったらここまでボロボロになれるんですかぁ……」
十神「……自分探しだ」
罪木「なんですかそれぇ!?」
弐大「ともかく、お前さんが少しだけ素直になったんはええことじゃあ」
弐大「……ありがとうな、十神」
十神「なにがだ」
弐大「お前さんの心の中を見せてくれて、だ」
十神「そんな事で礼を言われる筋合いはない」
十神「それに、お前は対等な関係になるんだろう?」
弐大「ああ、そうじゃのう」
罪木「と、とにかく安静にしてくださいねぇ!」
ドアくん「がららピシャ!(迫真)」
十神「……すこし……疲れた」
十神「初めてあんなに……投げられた。全力でな」
十神「体中ボロボロだ……」
弐大(十神はあのあと、強制的にこの保健室に入れられた)
弐大(現在はベッドに寝かされている。体を動かす気力もないらしい)
◆
1→なんかはなす
2→今までの事を聞く
3→クラスメイトの事を聞く
4→ちょっと遊ぶ
5→なぜかえっちな本
6→そのた
>>144
1
>>144
弐大「なぜそんな事を?」
十神「再確認も含めてだな」
弐大「?」
十神「俺に出来ない事の再確認、と言う奴か」
十神「俺はやっぱり完璧にはなれなかった」
十神「……ほんとうはずっと不安との戦いを繰り返していただけだからな」
弐大「それを言葉にするのもまた恐ろしく、自分との戦いだろうからの」
ぽん
弐大「お前さんはようやった。お前さんは……」
十神「……ふ」
弐大「もうワシになにも言わんなんて、悲しい真似は止めてくれよ」
十神「お前は何でも受け止める、と言ったからな」
十神「……俺の悲しみも喜びも、全て受け止めるんだろう?」
弐大「当然じゃよ」
十神「……」
弐大「だから今はゆっくりせぇ。体は大事じゃ」
弐大「お前さんが怪我しているのは、ワシは悲しいぞ」
>十神をゆっくり眠らせる事にした
【1月2週/8日目】
木曜日 夜
◆弐大の部屋
弐大(きょう明日は多分、あやつは眠っておるだろうからの)
弐大(ワシが近寄るのもいやがるかのう?)
弐大(なんにせよ、しばらくはそのままにしておいてやった方がええか……)
◆現在の状況
十神白夜
体力 へとへと
精神 折れない
根気 粘り強い
技術 プロフェッショナル
人気 どよめく
弐大との距離
やっとイーブン
弐大(さて……)
◆よるはどうする?
1→誰かと話す
2→どこかに行く
3→ねる
4→そのた
>>148
1 こういう時こそ葉隠だべ
上
>>148
>>147
◆宿舎の近く
とてとて
弐大「応、葉隠」
葉隠「んあ、なん?どした?」
弐大「いなや、お前さんと話したいと思うたんで探しておった」
葉隠「……俺と?なんかとんでもねー事でも起きたか?」
弐大「とんでもねーかどうかは分からんが、喜ばしい事が起きたぞ」
葉隠「ん?」
弐大「十神が心を開いてくれた」
葉隠「……マジか?おいおい、エイプリルフールはまだ先……」
弐大「本気じゃ」
葉隠「……あの十神っちを、ねぇ」
弐大「まあいろいろあってそうなったんじゃがのう」
葉隠「すげーじゃねぇか、弐大っち。ある意味もう目標達成じゃねぇ?」
弐大「そうかのう……」
葉隠「もうこの際達成したから次行っちまえば?」
弐大「なんて事を言うんじゃあ葉隠、お前さんは……」
葉隠「んあ、そんでなんだべ?まさか、そんだけとかいわねーよな?」
◆
1→占って欲しいよ
2→アレしてあげるよ
3→十神についてアレコレ聞きたいよ
4→そんだけだよ
5→そのた
>>151
1
>>151
弐大「いやな、これからのワシと十神を占ってやくれんかと思っての」
葉隠「ん?いいけど?」
弐大「……頼むぞ」
葉隠「んー……」
……ズキッ
葉隠「ん?んん?なんかぴんときたぞ?」
弐大「なんじゃあ?」
葉隠「なんつーか……十神っちが案外素直にオメーの言う事を聞いてる風景が出てきたべ」
葉隠「あんまこっから先、よっぽどオメーが変な事しない限りは大丈夫っぽいな」
弐大「本当か!?」
葉隠「……ただ」
弐大「ただ?」
葉隠「十神っちの心のトラウマを全部取り除きたいんなら修羅の道だ」
葉隠「なんつーかな?」
葉隠「ヤバそうならたまには距離を取る方がいいと出たべ」
弐大「……そうか……」
弐大「うむ、たまにはそうしてみる事にするかのう。ありがとう、葉隠」
葉隠「まったまた!オメーの為ならその程度やるってんだ!」
【1月2週/9日目】
金曜日 朝
◆保健室
がららっ
弐大「失礼するぞ」
「あ、あら……あんた確か……」
弐大「む?お前さんは?」
十神「おい……」
「っひ、び、白夜様、あたしは……」
十神「お前は……臭いんだよ、さっさと外に出て行け」
「……あ、う……す、すみ、ま」
十神「いいから出ろ」
「はいいいいいい!!」
どたどたどたどた……
<廊下は走ってはいけないぞ腐川くーん!
弐大「……あやつは確か」
十神「【腐川冬子】。俺のクラスメイト、だが……無意味に俺のストーカーをしている……」
十神「本当に、くだらん……」
十神「……」
弐大「この学園は犯罪予備軍の温床か……!!?」
十神「どうした?」
弐大「い、いやその……なんでもないぞ」
◆
1→十神と話す
2→罪木と話す
3→どこかにいく
4→おしょくじ
5→そのた
>>155
4
うえ
>>155
>>154
弐大「……ともかく、飯を食おうか?」
十神「……そうだな」
◆そして昼
十神「で?今日はなにを食べる気だ?」
十神「まさか泥水のような物を食べさせるつもりではあるまい?」
弐大「そんなわけなかろうが」
十神「ではなにを?」
弐大「なんでも、大事を取って今日一日はここからお前さんを動かせんようだからの」
弐大「こちらから持ち込めるものを持ってきた。しかもお前さんが知らない物をな」
十神「なに?」
弐大「カップラーメンだ」
どんっ
十神「……」
弐大「名前くらいは知っているか」
十神「ああ、存在は知っている」
弐大「食べた事は?」
十神「当然ない。そんなものを口にするのは、俺に相応しくない、と思っていたからな」
弐大「喜べ十神、これはお前さんが食べる用に持ってきたぞ」
十神「……」
こぽこぽこぽ……
弐大「このまま3分、じゃあ」
十神「……」
弐大「見た事もないじゃろう?」
十神「そうだな……興味深い」
十神「存在も、どんな風に作るかも知っているが、しかし……実際味は知らん」
十神「においが……」
弐大「ふふふ、旨そうだの」
十神「……」
弐大「……」
◆
弐大「ほれ、もう食えるぞ」
十神「……こんなジャンキーなものを、俺がな」
十神「人生、なにがあるか分かった物じゃあないな」
弐大「遠慮せず、ほれ」
十神「……」
ずるずるっ
十神「……!?」
弐大「どうじゃあ?」
十神「思いの外、味はしっかりしているな……」
十神「だが塩分濃度がやや高い気がする。ラーメンだから致し方がないのかもしれんが」
十神「それになんだこの麺は……つくりものの感が強すぎる」
弐大「口には合わんか?」
十神「……ふん、そうだな……」
十神「しばらくこのまま食べてやってもいい」
>デレてるに違いない。
【1月2週/9日目】
金曜日 夜
◆弐大のへや
弐大「十神は今日の夜も保健室か……」
弐大(とはいえそこまで大きな怪我はしておらん。恐らくは明日からふつうに生活できるだろう)
弐大(ワシとの交流も明日からかの?)
弐大(まあ、ええか…)
◆現在の状況
十神白夜
体力 へとへと
精神 折れない
根気 ねばり強い
技術 プロフェッショナル
人気 どよめく
弐大との距離
イーブン
弐大(今日の夜はさすがに十神を寝かせてやろう)
弐大(あやつもこんな経験は初めてだろうからのう)
弐大(……さてと)
◆
1→誰かと話す
2→どこかに行く
3→ねる
4→そのた
>>160
今日はここまでですぅ。おやすみなさぁい。
1 戦刃
絶望しな!この俺の筆の遅さにな!
やるよ?
>>160
◆外
すたすた………
弐大(なんだか寝れんので外に来てしまったのう)
弐大(……明日からは十神と交流を深められそうだ)
弐大(さて、戦刃を探して居るがなかなか居らん……)
弐大(………む?)
戦刃「あれ、弐大君?」
弐大「戦刃!お前さんか!」
戦刃「うん、今日もいっぱい練習したから遅くなっちゃって」
弐大「練習、とな」
戦刃「夜戦のね」
弐大「!?」
戦刃「………この力は平和のために使うべきだって、先生が言ってた。意味が分かんないけど」
弐大「………」
戦刃「ところで弐大君はどうしたの?」
弐大「応?ワシはお前さんを探して居った」
戦刃「なんで?」
弐大「お前さんと会話したいと思うて居ったからだ」
戦刃「………??」
弐大「いやの、これから十神との仲を深めるに当たって、お前さんは何か知らないかと思ってな」
◆
戦刃となに話そう
1→クラスメイトのこと
2→最近の十神の事
3→好きな食べ物のこと
4→ほか
>>165
1
>>165
弐大「そうじゃあ、戦刃よ。お前さんのほかのクラスメイトの話を聞かせてはくれんかの?」
戦刃「ほか?誰の話をしたらいいのかな……」
弐大「ほれ、お前さんのクラスメイトはおもしろい奴が多いようだからのう」
戦刃「うーんと……あ、朝日奈さんとはあったんだっけ?」
弐大「一度きりだがな」
戦刃「あの子が最近、弐大君にすごく興味を持ってるみたい。大神さん経由みたいだけど、何かしたの?」
弐大「一緒にドーナツを食うたくらいかの」
戦刃「そうなんだ……?」
弐大「お前さんと朝日奈は仲がよいのか?」
戦刃「それなり、だよ?ふつうにクラスメイト」
戦刃「たまーに買い物に行くし、カラオケするし、プリクラも撮る」
弐大「お前さん、随分と女子になったのう」
戦刃「誉めても縦断しかでないよ」
弐大「それは出さんでくれんか!?」
戦刃「あとは………弐大君があった事ないのは誰だろう?」
戦刃「霧切さんかな……」
弐大「ふむ?」
戦刃「探偵さんなんだけど、すごく頭が切れるし、いつもバラのいい香りがするんだよね」
弐大「バラ?」
戦刃「イン・ビトロ・ローズって、ボトルに入ったバラの事らしいんだけど……それをお部屋に持ってて、で、そのバラの匂いが」
戦刃「いっつもボトルから漂うからバラの香りなんだって」
弐大「仕組みがよく分からんのだが……」
戦刃「あれ?なんだったっけな……」
弐大「まぁよいか……ああ、お前さん、腐川と言う生徒は知らんか?」
戦刃「腐川……腐川さんだね?」
弐大「ああ、やたらと十神が避けているのだが」
戦刃「腐川さんは追いかける愛の人だから……」
弐大「………」
戦刃「とにかく盲目的に十神君を愛してる。それに理由なんてもうないんだよね」
戦刃「だから常に十神君を追いかけてるんだけど、なんか怖いらしいよ……」
弐大「………」
戦刃「腐川さんも、あんまり人と話さないから私は分からないかな……」
弐大(なんじゃあ、このデジャヴ感は……)
左右田「っくしゅっ、チクショーっ!」
>なんだか見覚えがあった。、
【1月2週/10日目】
土曜日 朝
がちゃ
十神「遅いぞ、弐大」
弐大「応、十神!もう元気になったのだな!」
十神「まぁな。そもそもそんなに大きな怪我でもなかったんだ」
十神「そこまで俺に気にかける必要もあるまい」
弐大「そんな事はない!捻挫もひどく捻れば骨折に繋がるんじゃあ」
弐大「お前さんが怪我をするのが、ワシはどれだけ悲しい事か……」
十神「……そんなに悲しいか?俺とお前は、赤の他人だぞ」
弐大「それを思い合えるのが友人じゃよ」
十神「そうか……」
◆
1→バッティングセンターにつれてく
2→ゲーセンにつれてく
3→青少年科学館に行く
4→そのた
>>170
1
>>170
弐大「応、そうじゃあ十神!」
十神「………なんだ?」
弐大「お前さん、庶民の楽しみもそれほどしらんじゃろうて」
弐大「どうじゃあ、ワシがおもしろいところに連れて行ってやるぞ!」
十神「おもしろい、だと?」
◆かきーんっ
【1月2週/10日目】
土曜日 昼
◆バッティングセンター
桑田「っらあああ!」ギィイィィンッ
十神「………なぜお前がいる」
桑田「っせーよ!オレのストレス解消がこれなの!」
十神「………」
弐大「あやつは、あー……」
十神「桑田だ、超高校級の野球選手の」
弐大「……ああ、そう言われると見覚えのある顔だの」
どしゅ
桑田「オラァ!球あめーんだよ!」ガキィィン
十神「………お前は野球が好きなのか嫌いなのかはっきりしろ」
桑田「嫌いだよあんなもん」
弐大「なかなか複雑なんじゃのう……」
十神「………あいつはいい。俺もまさか打つのか?」
弐大「ああ!球を打つのは爽快じゃぞ!」
十神「………俺がバッティングか」
ガキィィン
十神「隣は派手にとばしているようだな」
弐大「あやつ野球は嫌っていると風の噂で聞いておったが……」
十神「あの様子を見る限り嘘だろうな」
弐大「じゃろうのう。お前さんのほかにも、素直じゃない奴はおるもんだの」
十神「……だ、黙れ」
弐大「がっはっは!まぁ、やってみるがいい。慣れれば楽しいぞ、十神!」
十神「……そうか?」
かきいいいん
かきいいいん
十神「………ふむ、こつは掴めてきた」
弐大「どうじゃあ!ストレス解消になるだろう!?」
十神「ああ、これは気分がいいな」
かきいいいん
かきいいいん
十神「ふ、俺にとってはこの程度容易い!」
かきいいいん
かきいいいん
かきいいいん………
>汗を流した……
【1月2週/10日目】
土曜日 夜
弐大「はっは、へとへとじゃのう」
十神「全くだ、疲れた」
弐大「いや、しかしたまにはええもんだのう!」
十神「………たしかに、いいのかもしれんな」
十神「そうか、庶民はこうして体を動かしているわけか」
弐大「他にも方法はあるがの」
十神「実におもしろかったぞ、弐大。誉めてやる」
弐大「ふふ、ありがとうな」
十神「………しかし疲れたぞ、弐大」
弐大(十神は体はかなり動かすタイプだと思うておったが)
弐大(バッティングはなかなかやらんせいか、へとへとだ)
弐大(全く、無茶しやがって……)
◆
1→銭湯で裸な付き合い
2→アレする
3→サウナにイかないか
4→ちょっとおいしいものでも食わないか
5→一緒にねる
6→そのた
今日は諸事情でここまで。すまんの。明日は長くやる。おやすみー
あ、安価は↓2でどうぞ。すまんの。おやすみやで。
4
今日はゆっくり寝るまでやるよー。やるよー?
>>177
弐大「どうだ十神、旨いもんでも食わんか?」
十神「ふん。そうだな……」
十神「庶民の中で流行しているものを教えろ、それを食ってやる」
弐大「ほう、そうくるか。では……」
◆某牛丼チェーン店
<ッシャーセー
十神「牛丼チェーン?」
弐大「応、普通の人間、お前さんに使われるだけの人間ならまずここはよくくるじゃろうな」
十神「……初めて見た。こんなぼろ屋敷みたいな場所で飯を食うのか?」
弐大「まぁのう……あ、並と特盛を」
十神「並?」
弐大「ああつゆだくで」
十神「つゆだく……?」
店員「ッシャー」
弐大「頼んだぞ」
十神「待て弐大、どういう事だ?説明しろ」
弐大「ん?注文したのだが」
十神「つゆだくとはどう言う事だ?」
弐大「牛丼にはつゆがあるからの。もしや牛丼を食べた事がないとか言わんよな?」
十神「……」
どんっ
店員「オマッターッサー」
弐大「応、来たようじゃの」
十神「お前のは丼が大きすぎないか!?」
十神「待て、どうやって……」
弐大「いただきます」ぺこ
十神「……」
弐大「食べる事は生きる事、食べる事は殺す事……食材への感謝を忘れてはならんぞ、十神」
十神「……」
弐大「さて、食うか」
十神「……いただき、ます」
弐大「応、言えるではないか」にかっ
十神「それで……」
弐大「飯と肉を一緒に食えばええ。好きなようにな」
十神「……ふむ」
ぱくっ
十神「……」もぐもぐもぐ
十神「……」
十神「……案外、想像より、それなりには―――旨いな」
【1月3週/11日目】
日曜日 朝
十神「早いな、弐大」
弐大「無ゥ!?お前さんもういたのか!」
十神「ふん、俺を待たせるとはおもしろい。だが、悪い感じはしなかったぞ」
十神「そうか、これが友達と言う奴なんだな?弐大」
弐大「……かも分からんな。お前さんが変われば世界は変わるじゃろう?」
十神「存外簡単な事だった。なぜ俺にこの程度の事が出来なかったのかと、今では驚愕を覚えている位だな」
弐大「そんなに!?」
十神「ああ。だが、それも俺がさらに成長するための大切なものなのだと思う事にした」
十神「弐大、今日は何をするつもりだ?」
◆
1→一般的な男子高校生の会話に混じりに行く
2→映画に行く?
3→なんかしに行く
4→なんかはなす
5→そのた
>>184
1
>>184
弐大「十神、お前と同じくらいの高校生がどんな会話をしているか知っているか?」
十神「なに?」
【1月3週/11日目】
日曜日 昼
◆校舎内、広場
桑田「っつかさ、この女ガチエロすぎね?」
葉隠「だろ!いやぁ、必死で本屋回って探した甲斐があったべ……」
大和田「成人ってそんな使い(パシリ)方あったんだな」
桑田「マジラッキーだよな」
葉隠「なんなん、パシリじゃねーべ!エッチな本を共有するのは男のロマン!」
桑田「確かにな」
苗木「って言うか外でそう言う本読むの止めようよ!?」
大和田「着いてきた時点で同罪だぜ、苗木」
苗木「えええなにそれ理不尽!」
不二咲「お、男らしくなるんだぁ……」ぷるぷる
桑田「エロ本読むのは男らしさ関係なくね?」
大和田「いや、案外あんじゃねーか?」
十神「なんだあいつら」
弐大「むぅ………」
弐大「応、お前さんら!」のしのし
十神「ば、馬鹿!そうやって入って行ったら………」
葉隠「おー、弐大っち!」
桑田「げ、昨日の……」
大和田「昨日なんかあったんか?」
桑田「なんでもねーよ」
葉隠「っつーか十神っちも一緒かいな!」
十神「……俺はただ愚民のお前達の日常を覗きに来ただけだ」
苗木「なんでこんな日に限って……」
不二咲「うわぁ!見てよ苗木君!この子すっごくエッチいよ!」
苗木「不二咲クン!?」
(わーおなポーズの女優の写真)
苗木「ウワアアアアア不二咲クゥゥゥゥン!!?」
大和田「最初はどうなるかと思ったけどオメェもなかなかすぐ溶け込んだよな」
不二咲「僕は変わるんだぁ!」
大和田「へへっ!」
十神「で、これが青春なのか?」
弐大「多分違うのう……と言うかお前さんらなにしとるんじゃあ」
葉隠「これはな………エッチな本の鑑賞会だ!(どや顔)」
十神「………」
弐大「混ざるか、十神?」
十神「………」←混乱している!
◆
1→猥談に十神を突っ込む
2→エッチな本を読ませる
3→好きな生徒の話をする
4→そのた
>>188
3
>>188
桑田「いやー、エロいなぁこの腰つき」
十神「……おい」
桑田「あん?御曹司サマがどうしたって?」
十神「何をしている……低俗な」
大和田「ぁあ?オメェはエロ本見ねぇなら帰れよ」
十神「何?」
苗木「ね、ねぇ、そんな事するよりもさ……」
桑田「オメーなんか好きな女とかいねーの?」ぺらぺら
十神「」!?
葉隠「あー、十神っちのそう言うの聞いた事ねーな……おっ、これシコれんべ」
桑田「うっわ、これぇ?」
不二咲「僕は出来るやれば出来るネバーギブアップ……」ぷるぷる
大和田「おう、で?十神いねーのか?」
十神「なぜ突然俺が言わなければならない!?」
大和田「いや、言えよ」
不二咲「僕は舞園さんが好きだなぁ」
桑田「なもんみんなそうだろ!?」
葉隠「そうかー?」
苗木「そ、そうだよ、みんな舞園さんはかわいいと思うし……」
十神「……」
大和田「何回舞園の事考えて(禁則事項)したよ、言えよ」
苗木「なんで!?」
葉隠「俺は罪木っちに看病されるシチュエーションでもう10回は」
大和田「オメェにゃ聞いてねぇよ!あとその話後で詳しく」
桑田「っげー、結局オカズ探しじゃねーかよ」
苗木「いや、そんなの……し、してないし……」
不二咲「ほんとにぃ?」
十神「なんだこの会話は……」
桑田「んで十神の好きな奴って?」
十神「……強いて言うなら霧切、か」
桑田「おっ、話し始めた」
葉隠「やっぱ好きな女の話って盛り上がんなマジで、でどのへんが?」
十神「そうだな、知的だ。頭の回転が速いしな」
十神「それに……いろいろと想像が捗ると言う部分か」
不二咲「いろいろってなにかなぁ」
桑田「やっぱ脱いだら……」
葉隠「ボインが?」
苗木「むしろ霧切さんは貧乳な方がエロいよ!!」
霧切「あらそうありがとう」
苗木「どういたしまして!…………………………」
苗木「………………きききききい霧切さぁんっ!?」
霧切「で?私の胸がなんですって?」
苗木「いやなんでもないんだよほん……あれ!?みんなどこ!?どこ行ったの!?」
【1月3週/11日目】
日曜日 夜
十神「……」
弐大「無?」
十神「……」
弐大「十神、それは……」
【(禁則事項な本)】ばばーんっ
弐大「」
十神「……ふむ」
十神「俺ほどになればこんな本はなかなか読まないからな」
十神「興味深い……そして芸術的だ」
十神「美しい」
十神「実に―――美しいな」
十神「……」
十神「……」
十神「……すこし興奮するかもしれんな」
◆
夜は何する?
1→ふつーにご飯
2→一緒にどっか行く
3→シコる(直球)
4→アレする
5→そのた
>>194
4
>>194
◆にだいのおへや(はぁと)
ぬりっぬりっ
十神「あっ、はぁっ……」
弐大「ふんっ……ぬぅっ!」
ぐりっ
十神「あ、ああっ!?」
弐大「ここか!ここがええのんか!」
十神「う、っあああ!」
弐大「ちょいやぁぁぁぁ!!」
※健全なマッサージの光景のはずです。
弐大「ほれお前さん、ここが痛むのか!?」
ぐりぐり
十神「う、ぐっ!?」
弐大「効くか!?それは!(禁則事項)のツボじゃあ!」
十神「な、んだと……!?」
弐大「ふんっ!健康になってしまえええ!!」
十神「馬鹿な……俺のアソコに……欠陥が……!?」
弐大「そしてここが胃腸でここが脳!ここが膀胱!」
ぐりぐり
十神「ぐ、はっ!俺が……俺の体が……!?」
十神「健康になる……だと……!?」
十神「ぐっ……!?俺は……!さらなる高みに……!?」
>十神が健康になった!
【1月3週/12日目】
月曜日 朝
十神「誉めてやるぞ、弐大」
十神「俺はまさか、ここまで己の体が正常化するとは思っていなかった」
十神「手柄だ。大手柄だ」
十神「ふふ、誉めてやるぞ弐大!俺の友達になってよかったな、お前」
弐大「お、応?」
十神「それに昨夜はおもしろいものも見られたしな」
十神「……あり、がとう」
弐大「ほう?お前さんも礼を言えたか……ワシは感動しておるぞ!」
十神「そんな事で感動されても困るがな」
十神「子供でも出来る事だろう?俺でも出来る」
十神「……感謝をしよう、弐大」
弐大「………はは」
◆
今日は何する?
1→どこかに行く
2→何かをはなす
3→アレ(直球)する
4→そのた
>>198
>>200は叶うと思う
あげる
3
下
>>198
十神「……少しやってみたい事が」
弐大「なに?」
◆ここからはR18だべ!俺以外は見られねーべ!
【1月3週/12日目】
月曜日 昼
◆十神の部屋
十神「ここに一冊の本がある」
十神「これは昨日、桑田が持っていた本だ」
弐大「無ゥ!?それはっ!?」
十神「……どうだ、おまえもコレは見たかったんじゃないのか?」
十神「なんてな。こう言ったものを楽しむのも愚民の生活の一環なのだろう?」
十神「俺もそう言った楽しみを知ってみると言うのもありだと思ってな」
弐大「ほう?」
十神「俺はこの手の物に耐性が……ない。とってもない」
十神「芸術的なものとしての裸体は知っているが、欲の為のそれは知らん」
十神「……こんな時、どんな顔をしたらいいのか分からないんだ」
◆
1→笑えばいいと思うよ
2→そんな事よりエロ本だ!
3→芸術とは?
4→ならばワシが脱ごう(錯乱)
5→そのた
>>204
2
>>204
弐大「そんな事よりエロ本だ!」
十神「……そうだな!」
弐大「はっはっは!」
ぺらっ
十神「ほうほう……」
ぺらっ
弐大「うほっ……!?こんな写真、うわぁ」
十神「す、すごいな……コレが愚民の楽しみなのか!?」
弐大「ほほっ……」
ぺらっ
十神「なっ、馬鹿か!?そんなところを大写しに……!?」
弐大「ふふっ……たぎるのう!!」
十神「くっ、だが……!」
弐大「見てしまうのう」
十神「くっ………これは………」
弐大「おおおお………」
ぺらっ
弐大「うおおっ!?」
十神「はぁっ……!」
>あっはーん!な体験をした
【1月3週/12日目】
月曜日 夜
◆現在の状況
十神白夜
体力 かなりいい感じ
精神 タフネス
根気 かなりある
技術 プロフェッショナル
人気 すこやか
弐大との距離
飼い始めの子犬レベル
弐大「十神が急速に心を開いてきているのう」
弐大「ふむ……」
弐大(心を開く方法が分かってないからか)
弐大(不思議だのう……)
弐大「……」
弐大「まぁいい……のか?十神と仲良くなるのが今回の目的なのだからな」
弐大「いいん、だよな?」
◆
1→なんか話に行く
2→どこかに行く
3→誰かを捜す
4→そのた
>>208
3舞園
>>208
弐大(久しぶりにゆっくりと話したいのう)
すたすた……
◆
弐大「と、いたか。舞園!」
舞園「あれ?弐大さん、どうしたんですか?」
弐大「いやな、お前さんを探して……」
苗木「……えと、昨日はどうも……」
弐大「……ほう、苗木と言うたか?お前さんもおったか」
舞園「ちょっと色々と特訓に付き合ってもらってたんです!」
弐大「ほう?」
舞園「今度のライブが近いので、それで……」
苗木「ぼ、ボク昔から舞園さんの事が好きだったから……!」
舞園「ファン、って事です」
苗木「そ、そうだす……」
弐大(噛んでる)
苗木「それで舞園さんにお願いされたから、パフォーマンスを見てて……」
弐大「そうじゃったか……」
◆
1→十神の話する
2→二人の話を聞く
3→自分の話をする
4→そのた
>>212
2
>>212
弐大「それでどうじゃった?」
舞園「あ、はい!課題もたくさん見つかりました」
舞園「やっぱりどうしても直らない癖があって」
弐大「ほう?」
苗木「えっと、見てて気付いたんですけど、舞園さんってフリーに動く時には右に寄りがちなんです」
弐大「それはつまり………無意識にステージの右側に寄ってしまっている、と言う事か?」
舞園「そうなりますね」
苗木「振り付けなどが関係ない本当にフリーな動きだとよくなっちゃうみたいです」
苗木「だから、いわゆるステージでのパフォーマンス中に右の観客にばかり行っちゃってて」
舞園「……言われるまで気が付かなかったと言うか、むしろ最初苗木君もそんなに気付いてなかったみたいですけどね」
苗木「ほかにも色々……些細な事から大きな事まで、ボク目線で分かる事は伝えた……つもりです」
弐大「どうなんじゃあ、舞園?お前さんにそんなにたくさんの改善が必要とは思えんが」
舞園「必要ですよ!」
弐大「そうか?」
舞園「はい、ビデオも撮ってもらってかくにんしたんです」
じじー
舞園「ほら、この曲のこの腕の振り、わずかに遅れちゃってて次が間に合ってなくって」
舞園「……私はグループ、団体の力ですから、振りは合わせないと」
苗木「だからそんなに根を詰めたら上手く行く物も行かなくなるよって言って、今日は止めにしたんです」
弐大「うむ、いい事だの。あまり思い詰めても、成果は出んぞ」
舞園「はい、そうですよね……少し焦ってたのかもしれません」
弐大「急がば回れ……先人もそう言うておった。急ぐべき時こそ、じっくりと取り組むべきじゃあ」
弐大(それはワシにも言える事かもしれないがの)
弐大(十神ももしや、焦っている?いや、分からんな)
>舞園と苗木の近況を聞いた!
【1月3週/13日目】
火曜日 朝
十神「時に弐大、提案がある」
弐大「うむ?なんじゃあ?」
十神「必要な物は俺がそろえよう。どうだ、」
十神「俺とともに旅行へ行かないか?」
弐大「!?」
十神「………行き先は国内でも海外でもいい」
弐大「な、なんじゃあいきなり!?」
十神「旅行先で腹を割って話して、真の友情とやらを掴むのが仲間なのだろう?」
弐大「そうかもしれんが………」
十神「もちろん、お前がいやな事をさせたいとは思わない。いやなら断ってくれ」
十神「だが行くなら10日はスケジュールを空けてもらうからな」
弐大(もしもこの旅行で成功出来たら、おそらく目標も達成するだろう)
弐大(じゃが、もし失敗したら目も当てられんぞ……どうしたもんか……)
◆
1→旅行に行く
2→どこかに行く
3→エロ本探しに行く
4→何かはなす
5→そのた
1以外は旅行を断ります
>>217
今日はここまでやで。おやすみやで。
1
やるべ!
>>217
(ブギ専はこれから見ます)
弐大「お前さんからの申し出を断る所以もあるまいて、そうだの………行くか!」
十神「ふ、そうでなければな」
十神「やはり友情には旅行が大切だ」
十神「………行くぞ、弐大」くるっ
弐大「しかし、どこへ……」
十神「………」ぴた
弐大「場所を決めとらんが、お前さんはどこに行きたい?」
十神「お前が行きたい場所へ行こう。どこに行く?」
弐大「そうだの……」
弐大(友情を育めて、かつ)
弐大(ゆっくりと羽を伸ばせる場所……)
弐大(十神が喜んでくれるような場所が)
弐大(………無ゥ)
◆
1→温泉旅行へ
2→南国へ
3→10日も使わずにいけそうな場所へ
4→そのた
>>224
1 裸のつきあい(意味深)
>>224
弐大「ならば!温泉旅行へ」
十神「………いいだろう、俺が選んだ最高の温泉旅行へ連れて行ってやる」
弐大「い、今から行くのだよな?」
十神「ああ、そうだ」
弐大「今から……だよな?」
◆
◆それから数時間後
【1月3週/13日目】
火曜日 夜
◆とある温泉街
十神「と言うわけで来たぞ」
弐大「来たな………」
十神(移動中の様子は語る必要もあるまい)
十神「宿はすでに取ってある。さあ、行くぞ弐大」
弐大「………お、応。じゃが色々と」
十神「気にするな。必要なものはだいたい揃う」
◆
ういーーーん
十神「来たぞ」
女将「いらっしゃいませ十神様!」
十神「……止めろ。今日はそんな待遇を求めている訳ではない」
若旦那「十神様の部屋はご用意させていただきましたよ!」
十神「………」
弐大「お、お、応……?」
十神「………その優しさには甘えよう。ありがたくな」
若旦那「はいっ!」
十神「ほら、行くぞ弐大」
弐大(ワシは慣れとらんからよく分からん)
十神「何をキョロキョロしている?この辺りの一等館を取っただけだ」
十神「金なら問題ない、俺が稼いだ金だ」
弐大「!?」
十神「友情は何物にも代え難いと言うからな、お前が喜ぶなら何でもしよう」
弐大「……!?」
◆
1→めし
2→おんせん
3→今日はまずゆっくり寝ようぜ(飯などカット。翌日の描写が濃くなる)
4→そのた
>>228
1
>>228
(ブギ専見終わった)
十神「とにかくまずは飯を食うんだな、弐大」
十神「俺も腹を膨らませたい」
弐大「応……」
十神「遠慮するな、これが友情なのだからな」
弐大(なんだか十神が友情を履き違えている気がするのだが……ええのか?)
◆
アワビ
トリュフ
新鮮なエビの踊り喰い
フカヒレ
エトセトラエトセトラ。
十神「今日の新鮮な魚介類、さらに山の幸まであると来た」
弐大「……わ、ワシが食うた事の無いもんばっかりじゃあ!?」
十神「召し上がるとするか」
弐大「お、応!いただきます!」
ぱく
ぱきぱき(エビの殻を剥いてる)
十神「……甘みがあるな。それに弾力もけた違いだ」
弐大「う、ぬぅぅぅ!?うまああああい!」ばくばくばく
十神「品がないぞ弐大、ゆっくりと食べろ。ものはなくならん」
弐大「……そうだったの、すまなんだ」
十神「トリュフは初めてか?フカヒレは?」
弐大「初めてじゃあ、どちらもな」
十神「とにかくまずは旨い物を食え。そして俺と同じ場所に立てるようになることだ」
弐大「………」
十神「俺から肩を並べようとする、それはお前にも同じ努力をさせるべき」
十神「友情は互いが対等であってこそ、だろう?」
十神「そして一方のためならどんな事でも進んでやろう、それが人と人の信頼の証なのだから」
弐大「……お前さん、ちと難しく考えすぎじゃあないか?」
十神「なに?」
弐大「友情と言うのは、そんな難しいもんじゃあない」
弐大「もっともっと気楽にすりゃあええんじゃあ。分かるか、十神?」
十神「俺にはまだ分からんな」
弐大「だろうのう。そうそう簡単に分かってもらえるもんではないと思う」
弐大「だが、ええんじゃあ。こんなにワシに気を使わんでも」
弐大「対等だと言うなら、この旅行の代金も支払おう」
十神「………それは違うな」
弐大「?」
十神「俺がお前を連れてきた方がいいと思ったから連れてきた。だから今回は俺の我が儘だ」
十神「その程度の我が儘なら許されるだろう?」
弐大「……そう、じゃの」
>十神の中の友情はかなりギチギチしているらしい……
【1月3週/14日目】
水曜日 朝
ぴぴぴ……ぴぴぴ……ぴぴぴ……
弐大「ぬ……今は……朝、か」
十神「目が覚めたか、弐大」
弐大「ふぁ……応、十神。おはようさん」
弐大(布団から何から、超一流の物を使った部屋に泊まった)
弐大(あまりの緊張で思わずクソが漏れるかと思うたわ)
弐大(おかげさまでほとんど寝れとらん……ええんかのう、ワシのような身分がこんな場所におって……)
十神「時に弐大、お前のポリシーはよく分かっているつもりだ」
十神「だが、お前にもそれなりの身なりが必要だと思うのだが」
弐大「……なに?」
十神「仕立ててやると言っている」
十神「この街には腕利きの職人がごまんといるからな……くくくっ」
弐大「応……??」
弐大(どうすればいいんじゃあ、なんか十神が怖い)
◆
1→十神に付き合う
2→散歩する
3→体を鍛える
4→アレする
5→裸の付き合い
6→そのた
>>234
5
>>234
弐大「馬鹿者!」
十神「なん、だと……?」
弐大「何事も、物を渡せば成立する関係など存在せんわぁ!」
弐大「心を、体を解放するんじゃあ!」
弐大「ワシに全てぶつけてみよ、十神いいい!!」
◆で、風呂
かぽーん………
十神「だからってどうして温泉に来た?夜でもいいだろう」
弐大「ええか十神、日本には裸の付き合いっちゅう言葉があるんじゃあ」
十神「裸の付き合い」
弐大「応。つまり身も心も隠さずに、お前さんと人としてぶつかる。それが裸の付き合いじゃあ」
弐大「衣服で隠すものもあるまい?」
十神「……素っ裸になったように、心も隠し事を止めろと?」
弐大「そう言う事じゃあ」
十神「………」
弐大「のう、十神よ。お前さんの事はまだ、ワシによく分かっとらんのじゃあ」
弐大「お前さんは本当に難しい人じゃから」
十神「別に難しくなんてない。俺はただ俺でいようとしただけだ」
弐大「ガッハッハ!それがすでに難しいんじゃよ!」
十神「……?」
弐大「お前さんはここまで、本当に戦ってきたのだと思う」
弐大「前にお前さんはいうてくれたよな?」
弐大「周りをけ落としてきた……だから周りを疑って、いつの間にか分からなくなったのだと」
弐大「それを少しだけ優しくしてやるだけでええんじゃあ」
十神「そんなもの、出来るならやっている」
十神「それでも、俺が作った【十神白夜】は俺を簡単には手放しやしない」
十神「俺は……」
弐大「………」
弐大(十神はまだ色々と迷っているようだ)
弐大(ワシらとは全く違う世界で生きてきたが故に、ワシらの感覚が伝わらない)
弐大(こんな時は、なんと言ってやればいいんじゃあ……)
◆
1→あんまり悩むな
2→変わらなくてもいい
3→ワシにだけは見せてもいいよ
4→そのた
この中のどれかが正解っぽい
正解だと十神編クリアっぽい!
>>239
2
別人にまでなる必要はない、十神と仲良くなりたい
的なこといいつつ
>>239
弐大「これじゃあ!」解ッ
弐大「無理に十神自身をやめる必要はないんじゃあないか?」
十神「……何?」
弐大「その、お前さんが今まで作ってきた十神もまた、お前さんの一部には間違いないんじゃろう」
弐大「ならば、無理にどうこうなろうとしたって仕方があるまい!」
十神「………弐大」
弐大「お前さんが無理に別な人格を持つ事はない」
弐大「ワシは今のお前さんと」
弐大「十神白夜と友達になりたいんじゃあ」
十神「………!」
十神「………友達、にか」
十神「この俺と、友達に……」
弐大「いかんか?」
十神「………ふふ、くくく」
十神「友情をあまちゃんだと、そんなもの不要だと考えている俺と、友達になりたいだと?笑わせるな、弐大」
十神「だが、そうだな……」
十神「……お前のおかげで、愚民が何を考えているか、少しだけ分かった気がする」
十神「つまり俺も思い上がっていたわけだ。俺が言えばどうとでもなると」
弐大「………」
十神「だが、今のままの俺はそこはきっと大きくは変わらんだろう。それでもいいと?」
弐大「お前さんの芯がそのままなら、それがええじゃろうて」
十神「………ふ、そうだな」
十神「弐大、お前は俺の人生の中でも特段面白い人物だ」
十神「………見届けてやる、お前がどうやって生きて、どうやって死ぬのかを」
十神「対等な立場で、友人として、な」
弐大「ああ、じゃから互いに気を使わん関係でいよう」
十神「それは確かにそうだな………ふふっ」
十神「……礼を言ってやる。俺の新しいステージを切り開いた、お前にな」
>十神は優しく微笑んでいる……
>十神の好感度がマックスになった(?)
十神編がおしまい
1→このまま次のマネージメントへ
2→十神となんかする
3→さすがにグダグダで続行困難なのでやめる
4→>>1になんか言う
↓4くらいまでの多数決
31日目は土曜日でした。
と言うわけで1が多いから次に行くよ。
【1月31日】
十神「………ふん、お前との日々悪くはなかった」
弐大「何を言うか。毎日LINEを寄越すようになりおって」
十神「仕方がないだろう?俺はLINEの使い方がまだよく分からん」
弐大「だからと言ってスタンプをやたらと返してくるのは止めろというたじゃろう」
十神「スタンプは使いたい時に使うものじゃないのか?」
弐大「あんまりたくさん貼ると迷惑じゃろうて!」
弐大(あの旅行は非常に楽しかった)
弐大(十神はワシ以外にも心を許すようになり始めた)
弐大(十神の変化は誰もが分かったのでな、だんだん十神の周りには人が集まり始めた)
弐大(あやつがなりたかった真の十神白夜に、恐らくは近付いているんじゃなかろうかとワシは思う)
学園長「やぁ、弐大君。聞いたよ?」
弐大「学園長!」
十神「……ふん」
学園長「君、十神君の心を開く事に成功したとか。すごいね、本当に感動したよ」
学園長「マネージャーの能力の、本当に限界を突き止められるんじゃないかって……僕はそう思っているんだ」
弐大「いやあ、今回に関しては十神がこちらに距離を詰めてくれたから……」
十神「庶民の生活に興味はあれど手を出す勇気はなかったからな。弐大がいてくれて助かった」
弐大「おかげさまでかなり庶民派になってしもうたがの」
学園長「ま、いいんじゃない?」
◆最終ステータス
十神白夜
体力 白夜様タフネス
精神 白夜様ダイヤモンド
根気 すごい白夜様
技術 白夜様があふれ出る
人気 世界のBYAKUYA
弐大との距離
ダニーとジョジョ
学園長「と言うわけでね、弐大君」
学園長「今回からはさらにテンポを意識してばんばん行くよ」
学園長「具体的に言うと、夜行動がランダムになるらしい」
学園長「とりあえずテンポが上がるようにするらしいから、頼んだよ」
弐大「なにが!?」
◆プレイヤーセレクト
1【図工】煙蛇太郎
『希望ヶ峰付属小学校』からの依頼。なんかすごくやばそう
目標→最終日に行われるコンテストで金賞を取る
2【写真家】小泉真昼
かわいい。そばかすかわいい。
目標→写真を100枚撮る
3【野球選手】桑田怜恩
やる気は無いけど最強の選手。
目標→大会の優勝
4【剣道家】辺古山ペコ
かわいい。悪即斬かわいい。
目標→50人切り
5その他オリジナルな生徒
才能か性格を書いてくれたら勝手にこっちで作る。
6そのた。名前が出てるモブ生徒など
学園長「多分1が一番難しいかな?」
↓最速3票入った奴
弐大「うむ、次はこやつにするかの」
学園長「……君は78期が好きだね」
弐大「いや、何となく選んでおったらそうなつておるだけで……」
学園長「まぁいいけどね。桑田君だね?会った事は?」
十神「この間俺とふたり、バッティングセンターに行った時に会った」
十神「その後も何度か会ったな」
学園長「そうか……じゃあ大丈夫そうだね」
弐大「大丈夫かどうかと言われると心配なんじゃがのう」
学園長「それじゃあ、ココまでに何か質問はないかな?」
↓3くらいまで
どんな些細なことでも学園長が答えるぞ!
何か企んでないかい?
助手を付けることができるかどうかについて
>>260
弐大「………」
学園長「たくらんでなんかないさ!」
学園長「………本当だよ?あんまり疑われると困っちゃうなぁはっはっは」
弐大「………」
学園長「はは……は……」
学園長「………何かあっても言うと思うかい?」
弐大「………いんや、言わんでしょうな」
>>261
学園長「マネージャーのマネージャーって……もうわけがわからないよ」
学園長「だけど、サポーターって感じかな?君の協力者を作る事は可能だろうね」
学園長「その人物との間柄さえよければ何とかなるんじゃないかな?」
学園長「それじゃ、そろそろ行ってもらおうか弐大君!」
学園長「れっつマネージャー!」
十神「………俺は帰るぞ」
弐大「お、応……」
【2月1週/1日目】
日曜日 朝
桑田「うーす、アンタが弐大パイセンな。あん時の……」
弐大「ああ、あの時は十神が世話んなったのう」
桑田「やはー、オレもいろいろいい思いしたしさ。あんま気にしてねぇっすから」
弐大「さてと、お前さんの自己紹介を頼む」
桑田「うす。オレは桑田怜恩。なんつーの、超高校級の野球選手的な肩書きなんすけどー………」
桑田「オレ、この学園でビッグんなってぜってー売れるバンド作るから」
弐大「!?」
桑田「今回だって学園長がむりっくり頼んできたから受けるけどよ、ぶっちゃけ野球とかハマる女子って少なくね?」
桑田「オレ、そんなよりかは歌で喰っていきたいっての?」
弐大「………お、応………?」
桑田「つか、今回は土曜にそれぞれ大会があんだけど、負けたら即終了っすから」
弐大「!?!?」
桑田「だからやなんだよなー……オレ以外のメンバーは希望ヶ峰の選抜とかってやつらしいし?」
桑田「とにかくめんどくせー事ぁしたくねーっすから!」
◆
1→と、とりあえずお話ししよう
2→大会の話を詳しく
3→じゃあストレッチしようか
4→何がしたいんだ?
5→そのた
>>265
1
召し上がるって表現おかしいけど十神だからわざとなのかな?
>>265
弐大「ええと、桑田よ。お前さんは」
桑田「オレ、野球ってそんな好きじゃないんすよね」
弐大「……どうしてまた?」
桑田「なんつの?髪型も変えねーとなんねぇし、汗かいてがーっみたいなのってウケわりーし」
桑田「なんつーかさ、こう……努力してどうこう!みたいなのって肌にあわねぇんすよね」
弐大(言う事も分かる。こいつは、本当に練習嫌いだ)
弐大(だが、それなのにも関わらずこやつは、)
弐大(甲子園優勝の実績を持っている。つまり、本当に基礎が出来上がっているのだ)
弐大(天才肌。そんな言葉で片づけられるような男でもあるまい)
桑田「だからオレ音楽やりてんすよ!弐大パイセン、オレに音楽のセンスとかねーっすかね?」
弐大「それは分からん。これから伸びる可能性もあるしのう」
桑田「っしゃー!燃えてきた!うーし、今日は何すんすか!?」
弐大(………ワシはこいつが分からんようになってきた………)
◆
【2月1週/1日目】
日曜日 昼
桑田「………で、オレ言ったんすよ」
桑田「んならオレと付き合わね?って」
桑田「そしたらそいつがソッコーオッケー!そんでオレと飯食いに行く関係になったりして?」
弐大「……」
弐大(あれからしばらく、桑田の話を聞いている)
弐大(相変わらず練習を始める様子はない)
弐大(ついでにこいつ、今まで付き合った女の話ばかりしている……たらしすぎるだろ)
桑田「つか、パイセンは彼女とかいねーんすか?」
弐大「そんなもの作る時間はなかったの」
桑田「はぁ?バカじゃね?青春楽しみましょつて、パイセン!」
弐大(ナチュラルに罵倒してくる……)
桑田「つかもう帰っていいすか?今日はお開きって事で!」
◆
1→いいよ
2→ストレッチくらいはするよ
3→ランニングするよ
4→投球練習するよ
5→そのただよ
>>270
>>266
今気付いたよ。でも恥ずかしいからわざとって事にしておいて欲しいよ。凡ミスだよ。
3歌手も体力じゃあ
>>270
弐大「何を言っておる?」
桑田「は?」
ぐいっ
弐大「歌手にも体力がいるんじゃぞ!さあ、体力作りじゃああああ!!」
桑田「は?いや、いや、やんねーし」
弐大「ほう?お前さん、歌手になりたくはないんか?」
桑田「なりたいすけど……」
弐大「ならばまず体力が必要じゃあ!」
桑田「なもんなくても今のオレならいけ」
弐大「いけるわけが無かろうが馬鹿者がぁぁぁ!ほら走るぞ!走らんとどうなるか分かっておるか!」
桑田「ひぃっ!?ちょ、暴力反対っすよ!」
弐大「弩えれぇ走れるんじゃろう?ほれ、さっさと走らんかい!」
>桑田をしごいた。
>体力がちょっと伸びた!
>と言っても桑田のステータスはほぼカンスト状態。
【2月1週/2日目】
月曜日 昼
桑田「………うーす」
弐大「ようし、桑田。今日もちゃんと来たな」
桑田「こなかったら部屋の前で仁王立ちするとか恐ろしいこと言うからでしょ……」
弐大「今日からは、お前さんが実際にプレイをするチームも完成しているそうだが、行くか?」
桑田「はぁー?そんなやつらほっときましょうよ」
弐大「またどうして?」
桑田「だってオレいりゃ負けねっすもん。オレ打たれねーし、打てるし走れるし」
桑田「てきとーにやってても勝てんだし?」
弐大(あの才能でてきとーにやってる、と言うかお前さんよ)
弐大(そんなバカな……)
桑田「つか、今日も走り込みとか言います?やめてほしいんすけど?」
弐大「………」
◆
1→チームに合流
2→素振りをさせる
3→筋力を付ける
4→そのた
>>276
1 とりあえずチームに合流すんべ
>>276
弐大「まぁ、そう我が儘言うな。お前さんが仮にチームのせいで負けたら、悲しいじゃろう?」
桑田「………まー、そう言われりゃそうすけどね。んで、どこっすか?チームのやつら」
◆グラウンド
一塁手「あ、貴方が桑田さんっすね!僕、桑田さんに憧れてきました!」
捕手「はは、ここはそんなやつばっかりだよ」
桑田「おーおー、これが希望ヶ峰が集めためんつ?」
弐大「らしいのう」
弐大(高校野球の手練れを集めたと聞いたが……)
桑田「ふーん……東峰の桜井に駒大付属の松岡……帝王の上田……」
桑田「………なーんだ!今までオレに負けてきた奴らじゃん!?」
一塁手「うぐ、それは……」
右翼手「悔しいけど事実だな」
遊撃手「そだな。だし、桑田はつえーし」
桑田「だろ?オレって最強じゃね?」
捕手「これでこの態度が治ればね」ははは
桑田「何言ってんだよ、オレは本気だっつーの」
弐大(思ったよりも早くとけ込めるか……?)
桑田「あー、はいはい。オレに勝てねーレベルの奴と練習とかしねーって。オメーら勝手に練習しとけ」
捕手「言うと思った……分かったよ」
一塁手「え?!いいんすか!?」
捕手「あいつらしいしな」
弐大「………無ゥ」
◆
1→桑田を止める
2→ほっとく
3→捕手に話を聞く
4→そのた
>>281
3
>>281
弐大「………のう、捕手の」
捕手「坂本、です。どうしました?」
弐大「桑田はあのままでええんか?」
捕手「あいつはああいう奴ですから」
弐大「じゃが、のう……このままではチームが分裂するんじゃあ」
捕手「大丈夫ですよ、このチームのやつらはみんな桑田の力を知ってます」
捕手「じゃなきゃ、こんな呼び出しに従ったりしませんし、ね」
弐大「………しかし、だ。あんな態度の悪い桑田だぞ、絶対にどこかから瓦解するんじゃあ」
捕手「あなたは」
弐大「………?」
捕手「桑田の事を知らないから、そう言うんです」
弐大「なに?」
捕手「あいつは大丈夫ですよ。そして、俺達もあいつのためになら全力でサポートする」
捕手「桑田の苦しみも悲しみもちっとも分かんないあんたには、なんにも言われる筋合いはないんです」
弐大「………坂本」
捕手「あっち行ってください。貴方がチームに入ってくれるわけではないんでしょう?」
弐大「………」
捕手「………あっち、行けよ。」
弐大「………応、すまなんだ」
>なんだか深い事情がありそうだ……。
【2月1週/3日目】
火曜日 昼
◆グラウンド
捕手「よーし、全員体はあったまったか?」
二塁手「任せてくれや」
遊撃手「行けっし、出来っし」
中堅手「ほいじゃあまずノックからやりよんから、どんどん取りに来いよ」
捕手「控えもどんどん来るように。いいな?」
<はーい!!
弐大(………桑田がいない)
弐大(どこに行ったのか、誰も教えてはくれないだろう)
弐大(かと行って自分が高校野球の手伝いを出来るわけでもない……)
弐大(今日はどうしたものかのう)
◆
1→練習を眺める
2→誰かに話しかける
3→桑田を捜す
4→そのた
>>286
今日はここまでだよ。桑田編突入だよ。おやすみなさい。
ついにスポーツ選手か…弐大くんの本領発揮ですね
2
オラァ桑田ァ!やるぞ!
>>286
弐大(とにかく誰かと話をせんと……)
弐大「のう、そこの……」
一塁手「ふぁっ?!」
弐大「ああ、すまなんだ……ええと、お前さんは確か桑田に憧れてたとか……」
一塁手「う、うす!自分は稲葉っす!」
弐大「稲葉、か。桑田はどこにおるか知らんかの?」
一塁手「あー、城島さんなら知ってるかもしんないですけど……」
弐大「ああ、あやつには嫌われてしもうたからのう」
一塁手「っすよね……昨日からずっとその話で持ちきりで……なんかしたすか?」
弐大「いや、特にはな。桑田を止めんのかと聞いただけなんじゃが」
一塁手「……それ、そうすよね。自分も思ってるっす。さすがに酷いっすよ……」
一塁手「なんか桑田さんはほんとに強いし、すごいって分かってるっす。でも、いっつもいないっす」
弐大「お前さんらも知らんとはどうしたもんかのう」
一塁手「今は城島さんが止めてるから何とかなってるっすけど、何人かはイラついてるっす」
弐大「そうなんか?」
一塁手「城島さんの顔立てて、全員なんも言わないすけどね」
>意外な事実を知った!
◆
直下7以上で夜時間
そい
>>291
8
【2月1週/3日目】
火曜日 夜
弐大「……ふむ」
弐大(結局夜になってしまったか)
弐大(しかしどこにもおらんなあ、桑田は)
弐大(まさか本当に練習をせんつもりなんか?)
弐大(それとも……)
ぶんっ
弐大(……?)
ぶんっぶんっ
弐大(この音は?何かを振っている音?)
桑田「……ッ、……ッ!!」ぶんっ
弐大(……少し遠くの方で)
弐大(桑田がひとり素振りをしている)
弐大(周りには誰もいない。なぜひとりで?)
弐大(そんな事をするなら、他の者とも一緒にやればいいのでは?)
◆
1→近寄る
2→声をかける
3→見守る
4→立ち去る
5→そのた
>>294
3
>>294
弐大(……)
弐大(……もう少し見守るか)
桑田「ッ、くそっ、くそぉ!」
ぶんっ
ぶんっ
桑田「あー、っち……イライラすんだよ……!」
ぶんっ
ぶんっ
桑田「くそっ、くそっ……」
ぶんっ
桑田「……早く球打ちてぇ……」
ぶんっ
弐大(ふむぅ?)
弐大(誰かにやらされているのか?)
女子(誰だろうね?あと怜恩お兄ちゃんマジゴッド)
弐大(誰じゃあお前さん)
女子(通りすがりのストーカーです)キリッ
弐大(本物の犯罪者が名乗り出て来た……)
女子(私も見つかる訳にはいかないんで、じゃ)しゅた
弐大(……なんじゃああいつ?)
ぶんっ
ぶんっ
桑田「チクショー!みとけよ!ホームラン3本打ってやる!つか打たせろ!」ぶんっ
>桑田の自主練?を見た
【2月1週/4日目】
水曜日 昼
◆グラウンド
一塁手「今日も桑田さんは来ないっすか?」
遊撃手「だし。来ねし、もうデフォだし」
一塁手「……城島さん、自分いい加減イラつくっす。なんで桑田さんは来ないっすか?」
捕手「あいつにもあいつの事情があるんだ。悪いが堪えて………」
中堅手「ちょっと待ちい、あんた。それは他の奴に悪いと思わんのん?」
捕手「………」
二塁手「まーな。それはあるけどよ?桑田だって大変なんだぜ?」
一塁手「大変ってなんすか……?」
弐大「………」
弐大(今日も桑田がいない。むうう、マネージャーとして何にも出来とらんな)
弐大(それにチームの方もなんだか空気が悪い……近付くのは恐ろしいの)
弐大(だが……どうしたもんかのう)
弐大(桑田……お前さんは何を考えておるんじゃあ?)
◆
1→桑田を捜す
2→チームメイトに話を聞く
3→クラスメイトに話を聞く
4→仲裁する
5→そのた
>>298
4
>>298
一塁手「だからってこれは……!」
三塁手「んだな。あんまりだぜ、リーダー?」
捕手「……」
左翼手「真っ当な説明を願いたいぞ」
捕手「これには訳が」
一塁手「だから!わけってなんなんすか!」
中堅手「これ、あんま血気盛んになりよんなって!」
左翼手「いい加減にするぞ!オラにも状況分からんぞ!」
二塁手「こっら!」
弐大「………これ、お前さんら!」
一塁手「!」
捕手「貴方は……」
弐大「何をしてるのかは分からんが、とかく喧嘩はならんぞ!」
捕手「貴方には関係ない話で……」
弐大「関係ある!ワシは桑田を、お前さんらを優勝させる義務がある!」
弐大「お前さんらを導きたいんじゃあ、マネージャーとして!」
捕手「………」
遊撃手「……し。気持ちみんな一緒だし」
一塁手「だから説明してください、リーダー」
捕手「………」
弐大「ワシにも、聞かせてくれ」
捕手「………桑田は」
弐大「………」
捕手「ほんとは、野球バカだ。だけど……あいつはもう、純粋に野球を好きではいられないんだよ」
一塁手「なんでそんな……」
二塁手「桑田怜恩は特別なんだよ。超高校級と呼ばれるだけの逸材だ」
捕手「だからあいつはひとりで試合を作れる、ひとりで試合を動かせる」
弐大「じゃが、野球はひとりでは出来んだろう?」
捕手「そう、ひとりで野球は出来ない。だからゆがんだんです」
弐大「………まさか」
捕手「そう、桑田は」
捕手「あまりにも【野球が出来すぎるあまりに情熱を折られた】」
弐大「チームメイトから……虐めを?」
捕手「どこまで事実かは分からないですけどね」
捕手「……元々それなりに野球は好きだった桑田を、チームが、周りが追い込んだんです」
捕手「それでも本人は周りに悟られないようにやってきたつもりらしいですよ」
捕手「……だから今のような姿になってしまった。本当にやりたいのに、やりたいとは言えなくなってしまった」
弐大「野球が好きだけど、純粋には好きと言えないと……」
二塁手「そゆこと。団体競技が苦手になったのもそのせいらしいし」
捕手「チャラついた雰囲気だしてるのも、全部そう……人と真っ向からぶつかる事への、本能的な恐怖を覚えてるから」
捕手「あいつが女たらしなのも、練習嫌いなのも事実ですけどね」
一塁手「そう、だったんすか……」
捕手「……だからとりあえず、夜の内に自主練でもしとけって言ったんですけど……まあ」
捕手「徐々に慣れていく事を期待するしかないですね。大丈夫だって、俺達は信頼してもらえるんだって」
弐大「なぜそれを隠して?」
捕手「桑田のためにならないかと思って。あと、そんなの説明してもなんにも足しにはなりませんから」
弐大「足しにならんって……」
捕手「実際、その事実があったところできっと桑田の態度は変わりませんよ。俺達の態度だって同様です」
二塁手「だろうな」
中堅手「結果が全てやもんなぁ」
遊撃手「ま、やるしかないし。つまり、桑田に見せてやればいいし」
弐大「……城島、お前さん」
捕手「貴方がもしも本気で俺達を優勝させるつもりなら、」
捕手「まずは桑田の心を開かせるところから、やってもらっていいですか?」
捕手「……桑田は普段は、昼間ずっとどこかで投球練習しているはずですから」
弐大「……応」
捕手「でも、俺はあいつの一番いいところを知ってるから、貴方に託すんだ」
弐大「どう言う風の吹き回しじゃあ……?」
捕手「いえ、考えたんですよ」
捕手「使えねーものも使ってみれば上手く行くかなと」
弐大「ふ、ならなるべく上手く行くようにしてみようかのう?」
一塁手「……えと、す、すいませんした!」
捕手「いや、俺こそすまん、言っていればよかったかもしれないけど」
>意外な事実を知った……
>桑田は普段、どこかで投球練習しているらしい……
【2月1週/5日目】
木曜日 昼
◆グラウンド
捕手「全体!筋力トレーニング開始!」ぴっ!
一塁手「いちっ……にっ……!」
右翼手「うへぇ……こんなの……」
捕手「桑田は簡単にこなすぞ?」
遊撃手「無理し……あいつの体おかしいし……」
弐大(今日も桑田はこちらにはおらん、と)
弐大(このままじゃあまずいのう)
弐大(大会は今週土曜日から開始、まずは一回戦じゃあ)
弐大(もちろんこのメンバー、この戦力じゃから……)
弐大(恐らくは一回戦、二回戦は余裕で勝つだろう)
弐大(じゃが……それこそその上にいくには団結が必要……)
弐大(……)
◆
1→桑田を捜す
2→チームメイトとはなす
3→練習に参加する
4→そのた
>>304
2ついでにアレもしてあげるとか?
>>304
弐大「応、精が出るのう」のしのし
一塁手「あ、弐大さん!うす!」
捕手「やあ」
弐大「トレーニングか?」
捕手「ええ。まずは筋力を、と思いましてね」
遊撃手「マゾいし……スクワットきちーし……」
捕手「実際に昔、LLがやってたと言われてるメニューをこなしてます」
二塁手「LLってのは、ココに来る前に桑田がいた学園です」
弐大「なるほどのう……」
◆
一塁手「ちかれた……」
弐大「応、お疲れさん。稲葉」
一塁手「あ、弐大さん……」
弐大「かなり堪えておるのう」
一塁手「そうすね……こんなに体に負担かけるのも初めてす……」
弐大「そうなんか?」
一塁手「うす……」
弐大「のう、お前さん。桑田に憧れたと言っておったな。今でも憧れは消えておらんか?」
一塁手「……そう、すね」
一塁手「今考えたらあんな態度も理由あるんだなって思ったし」
一塁手「それは誰が、って自分らも悪かったんだなって思ったんで……」
弐大「……ほう?」
一塁手「なんか、勝手に美化してたっつーか……」
一塁手「弐大さん、弐大さんは桑田さんの事どう思うっすか?」
◆
なんて答える?
自由台詞記述、安価は>>308
で、今日はここまでだぜ!またな!
野球の天才ではあるけど、内面的には人並みな苦悩も抱えている
性格を考えるとまずは正面からぶつかるより、それとなくフォローしたい
今日も短いけどやりまっせ。
>>308
弐大「………そうだのう」
弐大「確かにあやつは野球の天才なのかもしれん。じゃが、内面は人並みの苦労も抱えておるようじゃあ」
一塁手「そう、すよね………」
弐大「あやつの性格を考えるに、今は正面からぶつかるよりも、それとなくフォローしてやりたいとは思うておる」
一塁手「………」
弐大「どうも素直じゃないようだからのう、あやつは」
一塁手「………弐大さん」
弐大「無?」
一塁手「明日は、こっちじゃなくて体育館とか見てきた方がいいかもしんないっす」
弐大「……体育館?なんでまた」
一塁手「城島さんは、桑田さんのいるとこ言ってくんないっすけど」
一塁手「自分、知ってるんす。毎回毎回、朝から城島さんは体育館に行ってる」
一塁手「もしかしたらそっちで練習してんのかも………」
一塁手「……もしくはブルペンとか?こっちじゃなくて第二グラウンド、裏側の野球設備が毎日使い放題すから」
弐大「………」
一塁手「お願いします、弐大さん」
一塁手「自分、本気の桑田さんと野球やりてぇんす」
弐大「………ああ」
一塁手「だから、俺達は待ってるよ、って伝えて欲しいす。待って、ますから」
>有力な手がかりを得た!
【2月1週/6日目】
金曜日 朝
弐大(いよいよ明日は第一回戦)
弐大(おそらく、桑田の事だ。ぶっつけでもやれるだろうが)
弐大(むしろ一回戦だから桑田を温存する可能性もあるか)
弐大(……監督らしき人物はおらず、城島と言う捕手が全てを回しているようだからのう)
弐大(桑田のコンディション次第でベンチスタートも有り得るか)
弐大(………で、今日こそは桑田と話をせんとならん)
弐大(まずは城島を見つけるところから始めんとならんか?)
弐大(それとも、もう当てずっぽうで探し回ってみるかのう……)
◆
1→桑田がいそうなところに行く(場所指定)
2→捕手を探す
3→グラウンドを見回る
4→夜時間まで待ってグラウンドに行く
5→そのた
>>314
2
(ついった見てるけどまだ潮時じゃないですよ)
>>314
ぞろ目やな
弐大「………いや、闇雲に桑田を捜しても無意味かもしれんな」
弐大(どこじゃあ、城島?)
すたすた
捕手「………」すたすた
弐大「!」
弐大(学園の中に捕手が入っていく!)
弐大(悪いの、ワシにもやるべき事があるんじゃあ)
弐大(ちいと後を着けてみよう)
◆
捕手「………」すたすた
弐大(こちらは……体育館?)
捕手「………」
がらららっ
ずぱぁぁぁんっ!
弐大(………なんじゃあ今の音!?)
捕手「今日も絶好調だな、桑田」
桑田「あー?っせーな、ハズいから誉めんなよ」
捕手「……まだ無理そうか?」
桑田「わかんね。明日ぶっつけでやってみねーと何とも」
捕手「……そうか。無理って言われないだけ、未来があると思う事にするよ」
桑田「はいはい……」
捕手「んじゃあ、今日も受けておくかな」
ぎっ
弐大(………城島は手にグローブを付けた。どうやら桑田の球を受ける気らしい)
捕手「明日までには受けられるようになっておかないと問題だし」ぱんぱん
桑田「はは、無理じゃね?オレは超高校級だからよ」
捕手「もし受け切れたら俺は超高校級の捕手か?」
桑田「かもな。……んじゃマジで投げるから」
捕手「頼んだ」
ぐっ……
ずぱぁぁぁんっ!
弐大(―――)
弐大(桑田の投げた球は、まるで槍のように城島の手の中に吸い込まれた)
弐大(激しい音が辺りに響く)
捕手「っつつ……やっぱり強いな、お前は」
桑田「へっへ、バカ。オレの本気が受けれる訳ねーだろ」
捕手「………それじゃあ、行ってくる。お前も体壊さない程度に練習しといてくれ」
桑田「ああ、わーってる」
捕手「………調子悪そうなら」
桑田「ベンチスタート、だろ?分かってるから」
捕手「悪いな」
桑田「オレこそ悪ぃな」
すたすたすた……
弐大(………)
弐大(………昔からの知り合いなのだろうか?)
弐大(捕手にバレないように隠れた。見つかってはおらんようだの)
弐大(桑田は一人で自主練を始めている………)
◆
1→桑田のところに
2→話しかける
3→見守る
4→捕手を追いかける
5→そのた
>>319
>>315
どうも勘違いだったみたいでごめんなさいです。消しときます。
1
>>319
のしのし
弐大「……応、桑田!こんなところにおったんか!」
桑田「げっ、オメー……何でココに」
弐大「どこにおるんかと探した結果、辿り着いたんじゃあ。大音がしたんで何かと思うてのう」
桑田「マグレで見つかるとかオレ不幸じゃね?最悪だ……あー、不真面目キャラだってのにッ」
弐大「それは知らん」
桑田「……なぁ、オレが真面目に練習してんのは他のメンバーには内緒な?」
弐大「なぜだ?」
桑田「なんつか………こうさ、オレ」
桑田「ほんとに野球って、すっげー好きって訳じゃねーんだ。だからよけい、真面目にやってんのハズいっつーか……」
桑田「マジでほんとはヴォーカルレッスンとか受けてーんだっつーの。なのにあの捕手のやつ」
弐大「ああ、城島?」
桑田「そそ、あいつオレの居場所からなにから全部当てやがんだよ、最悪……」
弐大「全部把握されとるのう……」
桑田「マジ手玉に取られてる系?悔しいけどどうしようもねーし……」
桑田「だからヴォーカルレッスンしに行ってもすぐバレんだぜ?」
弐大「それに万一負けたらマズいと言うわけか?」
桑田「それはあっけど、負けねーよ?オレは」
弐大「頼もしい事だのう!」
桑田「んだよ、オレ一応、あいつら全員に一回以上勝ってっし?」
桑田「それに今回の高校野球のトーナメントも全校オレがストレートで勝った事あるしよ、前も勝ったんだから今回も勝てるって」
桑田「打たれなきゃいいし、打ちゃーいいしな!分かりやすいよな、野球って」
弐大「自信満々なのはいい事じゃがのう、チーム練習は……」
桑田「あー、パスパス。んなだっりー事やってらんねーっつーの」
桑田「負ける気しねーから問題ねぇよ。チームにオレがいらねーって事も100パーないし」
弐大「明日が試合だぞ?そんなので大丈夫なんか?」
桑田「それも問題なし。あの捕手、オレに合わせさせるからよ」
桑田「さーっと勝ってぱーっと騒ぐ!うーし、そんで歌手への道も開けるってもんだ!」
弐大(桑田は【野球への気持ち】を隠している、のか?)
弐大(ワシには野球をやりたいとは言ってはくれんようじゃあ)
弐大(……桑田、明日は問題ないのだろうか)
>桑田と話をした!
>かなり機嫌が良さそうだ……
◆
直下5以上で桑田と夜時間パート
【2月1週/6日目】
金曜日 夜
弐大(あれからみっちりと、桑田は練習を行った)
弐大(とはいえかなり流している、らしい。桑田曰くそこまで入れ込んだ練習ではないとの事だ)
弐大(投球、あとは素振り。他には簡単に体づくりのために柔軟などがメインに入っていた)
弐大(無ゥ、これらの練習メニューを作るのが本来のマネージャーなのだが、)
弐大(今回に関しては捕手に任せておいた方が良さそうである)
桑田「あー、つっかれたー……」
桑田「あの野郎、むりやりエグいメニューくみやがって……あり得ねー……」
桑田「つかもう夜じゃねぇ!?ちっくしょー、チーム合流しねーからってこの仕打ちかよ」
弐大「そうではないと思いたいがのう」
桑田「いや、そうだって!メニューはあいつが組んだんだし……」
桑田「オレだって行けんなら行くっつーの」
弐大「無?お前さん、やはり団体練習をこなせない理由が……」
桑田「うっせ。言うわけねーだろ」
弐大(捕手から聞いたのとおおかた一緒なのだろうか?)
桑田「つか明日試合だろ?はぁ……ま、オレの出る幕すらねーかもな。あいつら強いしさ」
桑田「ま、オレに負けるのはしゃーねーじゃん?相手がオレだからさ!へへっ!」
◆
1→めし
2→裸のつきあい
3→アレする
4→ちょっと話す
5→そのた
>>326
1
>>326
弐大「どうじゃあ、桑田。一緒に飯でも」
桑田「は?でもこの時間からって……」
弐大「まだ開いておる。あそこがのう」
桑田「あそこ?」
◆
◆
◆
花村「いらっしゃぁい!」
桑田「あー、第三食堂!」
弐大「この最近はスポーツ系の才能生徒が大会に出る機会が多いでの、花村はそれに合わせて食堂におるんじゃ」
花村「やぁ、桑田くんだったっけ?ぼくの料理食べなよ!」
弐大「応、花村。元気か?」
花村「あ、弐大くんも一緒だったんだね」
桑田「やはー……オレこの人苦手かも……」
弐大「なぜじゃあ?」
花村「初対面で緊張ほぐそうと思って「君の夜の千本ノックに興味がある」って言ったからかなぁ……」
弐大「完全にお前さんが悪いのう……」
花村「ま、ぱくぱく言っちゃいなよ!」
花村「スポーツ選手には大切な栄養素ってのが多いらしいからね。ぼくもこういうのは勉強になるよ」
花村「スポーツ学とか栄養学はぼくはからっきしだからさ」
弐大「そうなんか、案外知っているもんかと思うておったが」
花村「いや、夜のスポーツは大得意なんだけどね!」きりっ
桑田「夜はパスで!」
花村「分かってるよ、隣でぼくが素振りするだけだからさ……」
桑田「オナニーすか!?じゃひとりでやれよ!」
花村「いいかい桑田くん、気持ちがいい自慰と気持ちのよくない自慰なら……気持ちがいい自慰をしたいんだよ!」
桑田「だからって見せんのかよ!?あー、やっぱこの人苦手だわ」
弐大「これ花村、ちいとばかし節度を持て」
花村「あはは、ごめんごめん。さて、真面目にやらないとね」
ことんっ
花村「今日のメニューはシンプルな魚の定食だよ。肉もいいんだけど、疲れがとれるようなメニューだからね」
花村「あ、変なものは入れてないからね?」
桑田「当たり前だろ!」
>桑田と食事をした……
>花村に貞操をねらわれている!
【2月1週/7日目】
土曜日 朝
◆グラウンド
桑田「ふぁ……おざっす」
捕手「桑田、おはよう」
弐大「応、ちゃんと来たな」
桑田「まーな。試合に出るかどうかは別だけどよ」
捕手「今日の調子はどうだ?」
桑田「まあまあだな。ま、それでもホームランは出せそうだぜ?」
捕手「そうか、ならいい」
弐大「今日は一回戦だったの」
桑田「相手は地区予選の代表……っつってもオレが昔コールドで勝ったとこだけどな」
捕手「そう言うわけだ。今回は勝てるだろう」
捕手「必要なら桑田はベンチで温存するつもりでもある」
弐大「なるほどな」
捕手「……弐大、お前はマネージャー何だろう?桑田の様子を見て、こいつの方針をお前が決めてくれ」
弐大「ワシが?」
捕手「桑田も逆らったりはしないだろうからな。そうだろ?」
桑田「あー、アンタが言うんなら仕方ねーな」
>桑田はそこそこの調子だ……
◆
1→全力投球しろ
2→とにかく点を取っていけ
3→変化球中心に
4→今日はベンチスタート
5→そのた桑田へのアドバイスがあれば
>>331
今日はここまでだぜ。いよいよ次回プレイボール!おやすみ!
2
一人言が本音ならばカキーンといったれ
やーるーかー?
>>331
弐大「桑田ァ!かきーんっと打ってやれ!」
弐大「それがお前さんの望みなんじゃろう?じゃから」
弐大「思いっきり打ってやれ、ホームランの3本でも打ってやれ!」
桑田「―――ッ!」
捕手「……ははっ、なんだそりゃ」
桑田「………」
弐大「お前さんの力、見せてやれ」
弐大「お前さんがやりたいのなら、な」
桑田「………ああ、そうだな」
ぐっ
捕手「桑田?」
桑田「行くぞ、城島」
桑田「なんかわかんねーけど、久しぶりにやる気出てきた」
捕手「………桑田」
桑田「やってやるよ」
弐大「桑田!」
桑田「お前に見せてやる、オレの本気」
◆
【一回戦】
『スターティングメンバーを発表します―――』
『一番 ショート 松井』
『………』
『………』
『四番 ピッチャー 桑田』
遊撃手「桑田、オメー行けるし?」
桑田「たりめーだろ、オレを誰だと思ってんだよ」
桑田「超高校級の野球選手、だぜ?」
ワアアアアア……
桑田「うらあああああっ!!」
がきぃぃぃんっ!
「なにぃ!?」
「ダメだ、アレは取れな……」
ワアアアアア!!!
「ほ、ホームラン!?」
「ば、バカな!」
「これで何本目だと思ってんだよ!?」
>どう考えても楽勝だった!
>一回戦を勝ち抜いた!
【2月1週/7日目】
土曜日 夜
◆寄宿舎
桑田「あー、つっかれたー」
捕手「お疲れ。最高だったぞ」
桑田「ざっす」
弐大「応、桑田よ」
桑田「………よっす」
弐大(桑田は疲弊している)
弐大(どうやら点を取ることに全てを費やした結果、かなり疲れたようだ)
弐大(シャワーすら浴びる余裕がなかったのかヘロヘロだ)
◆
1→ほめる
2→感想を聞く
3→なでる
4→アレする
5→そのた
>>338
特になんもなければその後お風呂入ります。
4ですな
>>338
弐大「桑田、少しそこに横になってみぃ」
桑田「は?いやまた何で」
弐大「やらないか」
桑田「!!?」
くちゅ、にぢゅっ
桑田「んっ、あ……」
弐大「ココが堅いのう」ごりごり
桑田「あ、っが、やめっ」
捕手「す、すげぇ……こんな……こんなのやっていいのかよ……」
桑田「んぅ、ふあ……いっ、た……」
弐大「全く……ほぐしてやる……」
くにゅ、ぐにゅ
桑田「あ、あっ、うぐっ、がっ」
弐大「ほら、もっと!」
桑田「んあぁ!?」
捕手「うわっ……キツそう……」
桑田「やっ、やめっ……!」
※健全なマッサージの(ry
弐大「感じておるんじゃな(自分が健康になるのを)」
◆
◆大浴場
かぽーん
ざばあっ
桑田「ふー……あー……きもちぃ」
弐大「じゃのう」
桑田「やはー、やっぱちゃんと仕事したら疲れんな」
弐大「じゃろうな」
桑田「やー、久しぶりにあんな本気で打ったわ」
弐大「……」ちゃぷ
桑田「……」
弐大「……」
桑田「……なぁ」
弐大「無?」
桑田「あんたが……打ってやれって」
桑田「それがオレの望みなんだろ、って言ってくれた時に」
桑田「なんか……いろいろと楽んなったっつか……」
弐大「……」ちゃぷ
桑田「なんつか、その……」
弐大「……応?」
桑田「……その、あー……」
◆
1→なんかいう
2→なでる
3→なんか言うまで待つ
4→そのた
>>342
2
>>342
ぽんっ
桑田「!」
弐大「……今までよお頑張った」
桑田「……」
弐大「もう無理せんで、ええ」
桑田「……」
弐大「無理せんでええよ」
弐大「だからお前さん、少なくとも」
桑田「……」
弐大「何かあったら、たまにはワシらを頼ってくれりゃあええ」
桑田「……」
わしゃわしゃわしゃ
弐大(桑田の髪型がくしゃくしゃになってた)
桑田「……わりーな」
弐大「礼には及ばん」
◆
【2月2週/8日目】
日曜日 朝
◆グラウンド
ざっざっざっざっ
桑田「うーし……」
捕手「桑田!」
桑田「よ、よわっちーやつら」
一塁手「桑田さん!」
右翼手「おー……こっちに来たのか……」
中堅手「珍しいやんか?桑田、こっちに来よってからに?」
桑田「あ?ほら、オメーらには悪いとこがいっぱいあったから直してやろうと思ってなー」
桑田「おいそこの、一塁?」
一塁手「は、はいっす!?」
桑田「オメーちっとも球筋見てねーくせに初球から振ってどーすんだよ!?」
桑田「このアホッ!オメーらのわりー癖、オレが叩き直してやっからな!」
弐大「……桑田にちょっとやる気が出てきたようじゃのう」
女子「うんうん、やっぱり怜恩お兄ちゃんはこうじゃないと!」
弐大「お前さん……誰?」
◆
1→桑田に任せる
2→練習につきあう
3→メニューを考案する
4→ところでお前誰だ
5→そのた
>>346
4
>>346
弐大「ところでお前さんは誰じゃ?」
女子「え?」
弐大「なんだか知らない内に出てきたのでのう」
女子「私は怜恩お兄ちゃんの運命の相手になる予定の女の子かな?」
弐大「だから誰じゃあ」
女子「私は【仲島花音】」
弐大「……仲島花音?」
女子「そ、まぁ覚えてなくてもいいけどね」
弐大「仲島、花音」
女子「とにかく、怜恩お兄ちゃんの邪魔しないでね?弐大さん、とやら」
女子「お兄ちゃんになにかあったら私が貴方を許さない」
弐大「……お、応?」
>花音に出会った!
桑田「おーし、やるぞー」
>練習は絶好調のようだ!
【2月2週/9日目】
月曜日 朝
◆雨
ざああああ……
中堅手「ありゃ、今日は雨かいな?」
三塁手「んじゃしかたねないねー。さっさとやってくよ」
一塁手「はいっす!」
左翼手「ったく、桑田のコメントがいちいち的確だしさ。困るよね」
桑田「っせ。オレに見抜かれてるくらいじゃあよ、ほかのチームになんかソッコー悪いとこバレんぞ?」
遊撃手「し、確かにそうかもし」
桑田「だろ?だからこっからはどんどんオレが見てやっから」
捕手「ある程度やる気になったみたいで安心したよ」
桑田「……ま、まだちゃんと一緒にはやれねーだろうけど」
弐大(今日は体育館での練習だ)
弐大(桑田はどうやらまだ多人数での練習には心許せていないらしい)
弐大「桑田……無理はせんでええぞ」
桑田「そこまで気にすんなよ。大丈夫だから、多分」
弐大(さて、今日のメニューは……)
◆
1→打撃訓練
2→守備を練習する
3→桑田のメンタルを鍛える?
4→みんなで話す
5→そのた
>>350
3
>>350
弩クリティカルじゃあ
桑田「………は?」
弐大「雨の日は満足な練習も出来んじゃろうて。のう、桑田」
桑田「だからなんだっての?」
弐大「お前さんのメンタルを!鍛える!」
桑田「はあ?」
◆
桑田「鍛えるってもなにすんだよ」
弐大「そうだのう」
弐大「………お前さんの不安、それを全て打ち消す」
捕手「弐大、お、お前……」
弐大「お前さんが不安に思っているのは、バックの仲間に裏切られる事なのだろう?」
桑田「!」
弐大「聞いたぞ、桑田?お前さんの過去」
桑田「………城島、オメー」
捕手「すまん。だけど」
弐大「ワシが聞きたくて聞いたのでな。こやつは悪くない」
弐大「ワシは……桑田。お前さんの思いを全て理解していなかった」
桑田「は?いやそ、の」
弐大「お前さんは、ずっと不安と戦っておったのだな」
桑田「……」
弐大「お前さんは……自分の力があるからこそ周りに頼る事を知らんのだ」
弐大「のう、桑田。お前さん、昔に……裏切られ、傷つけられ……辛かったのだろう?」
弐大「だがここには、お前さんの事を知りたいと思う者はいれど、お前さんを分かりたくないと思うような者はおらんよ」
桑田「……オメーらも、聞いたんか」
一塁手「なんで、言ってくんなかったんすか」
桑田「言えるわけ、ねーだろ」
一塁手「!」
桑田「言えるわけねーだろ……言えねーだろ!オメーらにあんなに、なんつか……いろいろやってきたのに!」
桑田「オメーらに勝ったオレが!オレ自身がこんな事んなってんの、言えるわけ!」
桑田「……ねーだろ……」
桑田「……野球はチームプレイ、なのに、チームを信用できねーんだとか、そんなの……」
弐大「……桑田」
桑田「……悪ぃ、ほんと」
遊撃手「し、それでもお前はお前だし」
左翼手「だよ。お前がどんだけ折れたって俺は仲間だぜ?」
捕手「すぐに信じろ、とは言わんがな」
捕手「……桑田。お前の仲間はココにいる」
桑田「……!」
弐大「じゃと。のう、お前さん」
桑田「……オレ」
弐大「勿論ワシもそばにいてやるぞ」
弐大「お前さんがいやだ、と言うてもな」
桑田「まだ、無理だぜ?オレ」
桑田「その、なんかオメーらから指示されんのもこえーし、さ。それになんかもう……オレ」
捕手「すぐには無理だと思う。いや、無理もないよな」
桑田「城島、オメー」
捕手「でも、最後まで俺はお前の球を受け続けるぞ」
二塁手「あ、俺も。桑田のプレイが見たかったからここまで来たしな」
弐大「……よかったじゃないか、桑田」
桑田「別に……別に嬉しくはねーぞっ、オレはエースなんだからオメーらが頼るのは当然じゃねーかよ!」
桑田「……ただ……変な感じになったら、誰か立て直せよ」
桑田「……つか恥ずかしいんだよ!アホ!ちっ、今日は練習やめようぜ!」
◆
1→桑田とお風呂
2→みっちりと弐大式の練習
3→桑田の打撃練習
4→そのた
>>355
2
>>355
弐大「誰が帰っていいと言った」
桑田「へっ?」
弐大「お前さんも多少は心を開いた事じゃあ、ワシのメニューに従ってもらう」
捕手「……お、いいメニューだな」
一塁手「ってかなりキツくなってるっす!?」
桑田「ほーん、こんだけでいいのか?」ぺら
弐大「一日のメニューはそうじゃな」
桑田「ほーん……LLのクソジジイよかマシか……」
中堅手「……あんた、どんだけやらされよんの?」
桑田「ジジイはほら、オレがなんかすげーとか言ってあれこれやってたからよ」
弐大「ならばお前さんだけメニューは改良じゃな?」にっこり
桑田「あっ」
>みんなで弐大のメニューを行った!
>桑田が心を開いたので簡単な桑田の状態が分かるようになった!
桑田怜恩
体調→好調
体力→60%
【2月2週/10日目】
火曜日 朝
◆グラウンド
桑田「晴れたなー……」
二塁手「桑田ー!やるぞー!」
桑田「……お、おう」
弐大「なんじゃあ、どうした?」
桑田「や、なんつか今更になってハズくなってきたっての?オレのキャラじゃねーじゃん、あんなのさぁ」
捕手「キャラどうこうは今更すぎるだろ?」
桑田「かもしんねーけどハズいってだから!」
捕手「ほら、行くぞ。」
桑田「……あー、仕方ねーな!」
弐大「素直じゃないのう」
桑田「仕方ねーだろって!まだ大人数に囲まれる練習に体が慣れてねーの!」
弐大「それで野球選手はひとりしか引き抜かれんかったんかの?」
捕手「そんだけじゃないですよ。桑田は、やろうと思えばあらゆるポジションをこなせるんです」
捕手「野球に愛された男、それが桑田……」
桑田「っち、それ以上言ったらまじ次の試合ボイコットすっからな!」
弐大「とか言うて投げたいんじゃろう?」
桑田「……まあそうなるけど!うぜーぞ!おい!!」
弐大「はっはっは!」
◆
1→打撃練習
2→守備練習
3→柔軟体操
4→チームプレイ
5→そのた
>>359
4
>>359
弐大「チームになじむのが先決かの。桑田よ」
桑田「……うす」
◆
一塁手「じ、自分は稲葉っす!一塁手っす!」
二塁手「二塁の内川。ま、桑田は知ってるだろ?」
三塁手「ひー、きっつ。俺は二岡。ポジションはサードだ」
遊撃手「松井だし。遊撃手やってっし」
右翼手「ライトの高橋だよー……ま、これからも頼むぜー……」
左翼手「オラは金本だぞ、レフトを守ってるぞ」
中堅手「ほいでワシが岡田じゃ。センターにおる」
捕手「それと、城島だ。よろしく頼んだ、桑田」
桑田「は?何で今更自己紹介?」
捕手「改めてお前に、力を貸したいからさ」
桑田「!」
一塁手「ちなみに桑田さんが初日にみた生徒達は帯同こそしてますけど、スタメンじゃないっす」
桑田「ああ、上田とか桜井?あいつらどこで練習してんだ?」
捕手「帰ったよ」
桑田「かえっ……」
捕手「お前の態度を見て、な。ここにいるのはそれでも残った、本当にお前と野球がやりたいやつだけだ」
桑田「……マジで?」
捕手「俺は嘘は言わないさ」
◆
ぱーんっ
二塁手「う、っ」
すぱーんっ
二塁手「ふつうにキャッチボールするだけですでに全然違う……」
三塁手「さらにあの壁打ちみると、ほんとにレベルを感じるよな」
桑田「はぁー?おんなじところにボール投げ続けるだけだろ、簡単だぜ?」
すぱーんっ
弐大「ボールの跡が壁にひとつだけ……」
弐大(違う、同じ場所に当て続けているから跡がひとつに見えるだけだ!)
捕手「おい、桑田……チームプレイの練習するぞ?壁打ちは後にしろ」
桑田「お、分かった。今行く」
弐大「チームプレイの練習とはなにをするんじゃ?」
捕手「送球や捕球、あとサインの確認ですね」
>チームにそこそこ貢献した!
桑田怜恩
体力→50%
調子→絶好調
【2月2週/11日目】
水曜日 朝
◆グラウンド
桑田「はぁー?捕球は簡単だろお前、こうしてこうだって」
二塁手「そのバックハンドが上手く行かないからコツを教えてくれよ」
桑田「コツなんてねーって!こうするだけだって!」
一塁手「すごい……なにひとつとて分からないっす」
中堅手「あいつほんま、あれでよぉ出来てるな野球」
弐大「だからこその超高校級、とも言えるがの」
一塁手「昨日もいろいろ大変だったっす。けど、桑田さんは毎日楽しそうっすよ」
弐大「それは何よりじゃなあ」
桑田「ちっげーよ、バカ!楽しくなんかねーわ!」
花音「いや、あれは本気で楽しい時のお兄ちゃんの顔だよ」
弐大「ほう、そうか……」
桑田「つか花音!?いつ来たんだよ!帰れよ!!」
◆
1→送球練習
2→バッティング
3→練習もそこそこに、出かける
4→アレする
5→そのた
>>365
今日はここまでだよ!おやすみ!
体力減ってきたし4
おーい桑田!野球やろうぜ!
>>365
桑田「あのな、オレその……」
花音「……うん、楽しそうに野球やる怜恩お兄ちゃん、私は好きだよ」
桑田「うるせぇストーカー!オレ着けてる暇あるんなら170キロ投げられるようになってこいっつーんだよ!」
弐大「それはふつうの人間でもそうそう出せる速度ではないんじゃがの」
捕手「……と言うかいつの間に……」
桑田「あー、オメーに見られながらだと疲れんだよアホ。ったく……」
弐大「疲れたのか?」
桑田「は?あー、いや」
弐大「疲れたのか?」
桑田「……あ、その」
弐大「ちょっとこちらに来るんじゃあ」にっこり
桑田「あ、あ、まさかまた……あれ……!」
◆
桑田「んぐっ、あ、ぐっ、」
弐大「ほう、もう堅くなっておる」
ぐりぐり
弐大「あんなに柔らかくしたと言うのに……お前さんと言うやつは」
ごりごりっ
桑田「あ、がっ!」
弐大「やりすぎじゃあ。もっと限度を考えるんじゃな」
ぐりぐり
桑田「い、ッ!そこ触んな、ァッ」
弐大「ん?ここか?」さわさわ
桑田「触られ、ぁ、っか、やめっ……!」
>足つぼを刺激して健康的な体を手に入れた!
桑田怜恩
体力→100%
調子→最高潮
【2月2週/12日目】
水曜日 朝
◆グラウンド
いっちにー いっちにー
ざっざっざっ……
捕手「朝から走るのは気持ちいいな」ざっざっ
桑田「はぁー?こんなかったりー事してねーでさっさと試合やりてーよ、オレ」
一塁手「はひ……も、むり……」
右翼手「いやー……さすがの桑田……」ざっざっ
捕手「そうか?お前達もこのくらいはしてただろ?」
二塁手「ま、高校によると思うけどな」ざっざっ
一塁手「自分らはやってないっす……」
桑田「オメーら軟弱すぎね?グラウンド何周目だと思ってんだよ」ざっざっ
一塁手「桑田さんこそ何周目だと思ってんすか……」はひー
弐大「もう8周目じゃあ」ざっざっ
右翼手「なんでー……あんたもそんなー……」
弐大「マネージャーの基本は体力」ざっざっ
桑田「すげーなオメー」ざっざっ
◆
今日のメニューは?
1→打撃中心
2→送球練習
3→チームプレイ
4→バントの練習
5→そのた
>>371
2
>>371
ぴぴーっ
弐大「よし、では今日は送球練習をする」
桑田「なんつか、オメーらって野球うめーくせに相手にボール渡すの下手過ぎね?」
二塁手「よくもまあ強豪校のメンバー集めて送球下手って言っちゃうよね」
左翼手「正味オラも予想外だゾ……」
桑田「っせ。本気で下手くそすぎて目も当てらんねー。送球っつーのは」
ひゅん
ぱしぃ
桑田「正確に相手に投げてこそだろ。取らせるんじゃなくて入れるっつか?」
二塁手「むしろそれが出来りゃワイルドピッチなんか起こるかって!」
桑田「なら減らせるようにしろっつーの、オメーらはオレなんかと違って才能ねーんだから!」
捕手「ほんとお前は昔から変わんないな……」
桑田「は、痛いとこ突かれてマジになんなよ?オメーら」
弐大「桑田からすりゃあ、ほとんどの人間が野球下手に見えるじゃろうな……」
捕手「しかも厄介な事に、桑田は無茶苦茶言う上それを実行出来ちゃうんだよな」
◆
00はパルプンテ、末尾判定
直下
12→誰かがまさかの軽傷
34→捕手と桑田の関係
56→弐大メンバーイン?
78→レスに書いた事を可能な限り実行
9→二回戦まで飛ばす。しかも二回戦勝つ。
0→準決勝も勝つ
00→優勝
ほかのぞろ目→二回戦終わりから開始。翌日月曜日が休みになり桑田とコミュ
44か66→すごいことになる
はい
>>374
11ゾロ
桑田「とにかく、まずはワイルドピッチ減らすとこからだろ」
桑田「あんなだっせーミスで点とか取られたら目も当てらんねーぞ?女の子にモテねーぞ?」
桑田「つーわけで送球練習!ほら、弐大!」
弐大「お、応?」
桑田「野球は9人、でもそうすると奇数だから余るだろ」
>全員の守備力が大きく上がった!
>………
>………
>それからたくさんの時間が流れた!
◆
◆
◆
【2月2週/15日目】
土曜日 昼
かきいいいいんっ!!
放送委員『決まったああああ!!桑田、今試合5本目のホームラン!!』
桑田「つか、打席回りすぎなんだよ!クリーンナップが一周支店じゃねーかっ!」
「う、ぐっ………」
「もう野球辞めようかな……」
桑田「へっ、オメーらのやる気ってその程度かよ?」
「!?」
桑田「オメーらは誇っていいんだぜ?オレと同じグラウンドに立てたんだからな!」
桑田「あとオメー、握り甘いぜ?次の球なにくっかすぐ分かるから直せ」
わあああああああ!!!
【2月3週/16日目】
日曜日 朝
◆桑田の部屋
桑田「つー訳で、今日は休みになった」
弐大「何の訳だかが分からんのだが……」
桑田「だからよぉ、毎日毎日グラウンド走るのおもしれーか?って事だよ」
桑田「日頃の積み重ね?とかそんなの知らねーし。オレほんとに練習嫌いなんだからよ」
弐大「でも前の学園でも、今回もちゃんと基礎を……」
桑田「あー、ほら。チームプレイなら周りに合わせて、このオレが頭下げてやんのも大事的な?」
弐大「ほほう……」
桑田「つかさ、今日休みにしたはいいんだけど」
桑田「……ぶっちゃけさぁ、やる事なんにもねーんだよ」
弐大「ほう?それでワシを呼んだのか?」
桑田「だってよぉ、言ってもオレ暇があったら投げ込んだりしてたし……あんま暇!って思う事ねーっつか……」
桑田「あとはバンドのDVDみたり、ゲームしたり……でもそんな気分でもねーし?」
弐大「なるほどのう」
◆
桑田となにをしよう……
1→外食に行こう
2→映画でも見よう
3→誰かと遊ぼう
4→リラクゼーション施設に行こう
5→まさかのグラウンド
6→そのた
>>380
3 できれば部員達と
>>380
弐大「よし、桑田。チームを集めろ」
桑田「はっ?」
弐大「全員でどこかに行こう」
◆
遊撃手「それで呼ばれたし?」
弐大「お前さん等とぜひ交流をもっと深めたいと思うてのう」
捕手「なるほどな。いいんじゃないか?」
桑田「はぁー?毎日会えるんだからたまには離れようぜ?弐大」
弐大「いや、ならん!やはり仲間として、息抜きも共にしておこうじゃあないかっ!」
中堅手「息抜きって言うても、何するん?」
一塁手「あ、それならゲーセン行きましょうっす!自分、みんなでダンレボしたかったっす!」
遊撃手「なんでし?ダンレボ以外の選択出来るし!」
一塁手「やっぱダンレボっすよ!」
二塁手「え?俺はポップンがいい」
中堅手「わいはビートマニアやるわ……」
捕手「じゃあビートストリームを」
桑田「オメーらノリノリな!?」
遊撃手「って音ゲーだけし?」
弐大「ワシはパンチングマシーンがありゃあのう」
遊撃手「そんなん最近ねーし……」
◆
◆街
アイヤイヤー
一塁手「やっぱダンレボっす!」
桑田「あー、この程度なら楽勝すぎだな」
捕手「桑田……それ一番難易度高い奴だぞ」
桑田「マジ?これで?」
右翼手「いやー、すごすぎて引くよー」
桑田「引くなよ!?」
三塁手「はっは、流石だな。俺ほんと尊敬するぜ、桑田」
桑田「それほどでもあるけどな?」
かちかちかちかちかち
弐大「ぬぅぅ!?」
遊撃手「しろし、リロードしねーと撃てねし!」
弐大「画面外撃ってリロード!?」
かちかちかちかちかち
桑田「なにちゃっかり楽しんでんだよ弐大」
◆
まだまだ時間はある!みんなと何する?
1→スポーツ施設?
2→温泉?
3→映画?
4→カラオケ?
5→まさかのゲーセン続行
6→そのた
>>384
2だべ
>>384
弐大「楽しんだ後はゆっくりしようかの」
【2月3週/16日目】
日曜日 昼
◆近所のスーパー銭湯的なもの
二塁手「うっし、じゃ入るか」まっぱ
捕手「内川……ほかの人もいるんだから腰にタオルくらい巻け。あと小さい」
二塁手「大きさ関係ないだろ!」
左翼手「オラのよりちっさいゾ……」
二塁手「金本ォ!」
遊撃手「俺よりもちっせし」ぷぷ
二塁手「松井ィィィ!なんだお前等!ひでーよ!!」
三塁手「ま、ドンマイ(笑)」ぽん
二塁手「オメーに言われたくねーよ!!」
桑田「なんですぐちんこのデカさ競うかね、バカだろあいつら」
弐大「勝ち組じゃなぁ、お前さん」
桑田「オメーもでけーな」
一塁手「こ、これがおとなのみりきっすか!?」
中堅手「稲葉、たぶんちゃうで」
桑田「あー、つか……」
弐大「応?」
桑田「こんなゆっくり出来んのもそうないかもな」
弐大「そうだの……」
◆
桑田と話す内容とか、これからやりたい事とか
↓3くらいまで。無理がなければ全部採用
弐大「のう、桑田。そう言えば聞きたかったんだが」
桑田「あ?なに?」
弐大「お前さん、本当に歌手がやりたかったんか?」
捕手「え?歌手?」じゃぶ
桑田「入ってくんなよ、バカ!………あー、あれな」
桑田「オレ、やりたくねー事を言ったりする事は絶対ねーよ?歌手は絶対モテるだろうから、オレやってみたかったんだよね」
桑田「つか、バンドとか組めばモテそうじゃね?」
弐大「……青いのう」
桑田「だから、歌手なりてーなってのは嘘じゃなかったぜ?なりてーなーって思ったのもほんとだしな」
弐大「桑田、将来何かやりたい事があるならワシは手助けするぞ」
桑田「マジで!?んじゃまずはボイトレのやり方から教えてくんね?」
弐大「それは自分で習った方がええんじゃあないか?」
桑田「いやいや、あんたはマネージャーだろ?そう言うコネとかツテとかねーんすか?」
弐大「ない事はないがのう……お前さんが本気で歌手やりたいんなら、と言うところじゃのう」
桑田「……オレ、どうなんだろな。歌手で稼げるとは思うけど」
弐大「思うんか」
桑田「でも、何より……」
弐大「お前さん、今のままではいかんと思うておるのじゃろう?」
桑田「……まぁな」
弐大「大事なのは、これからどう変わっていくか、じゃあ」
弐大「お前さんはどうやって変わっていきたい?」
桑田「オレは……」
桑田「……とりあえず、さ。野球を昔みてーになんも考えずに楽しめるようになるとこから、だと思うんだ」
弐大「……」
桑田「なんつか、あれこれ疑ったり訝しんだり?つーの、そう言うのもうやめてーんだわ」
桑田「……昔のオレはもっと、なんも考えずにボール投げてただけのはずだしよ」
弐大「その頃に、戻りたいと」
桑田「気持ちだけは、な?技術まで戻られたらたまったもんじゃねーっつーの」
桑田「つか、もっとさ、オレがマキシマムカッケーって事、周りに教えてーからさ」
弐大「応。それがお前さんの望みなら、ワシはいくらでも力を貸すぞ」
捕手「随分熱い話をしてるな」
遊撃手「へー、面白いし」
中堅手「なんじゃあ、その話わいらも混ぜてくれって」
桑田「あ?ばっか……オメーらに話してたまるかって!」
弐大「ガッハッハ!」
>ゆっくりと温泉に浸かった!
◆
【2月3週/16日目】
日曜日 夜
◆銭湯のフリースペース
桑田「ふー、あっつ……」
弐大「サウナなんぞ、ワシにつきあって入るからじゃあ」
桑田「……つーか、あいつらは?」
弐大「先に帰ったようじゃのう……もったいない」
桑田「気ぃ利かせてオレらをふたりきりに?つか、何の気を利かせてだよ……」
弐大「分からん、が……」
桑田「はー、ようやくあいつらから解放されたぜ……」
弐大「とりあえず、飲むか?牛乳」
桑田「お、話が分かるね弐大パイセン!」
きゅぽんっ!
弐大「やはり風呂上がりは牛乳じゃの」
桑田「それもキンキンに冷えた、な!」
◆
1→卓球しよう
2→ゆっくり話そう
3→もうひとっぷろ
4→いっしょにねる(意味深)
5→そのた
>>393
今日も早いけどここまでじゃよ。おやすみなさいじゃよ。
1
ぼちぼちやるで。
>>393
弐大「卓球するか」ぐび
桑田「はぁー?なんでそうなんだよ?」
◆
すかっ
桑田「あ?」
弐大「9ー0じゃの」
桑田「いやいやいや、今のはその、見えなかった的な!」
弐大「………桑田、お前さん」
桑田「まだ!まだ終わってねーし!」
弐大「………」
こん
桑田「うらぁ、見えた!ここ……」
すかっ
桑田「」
弐大「10ー0」ぺらっ
桑田「………」
弐大「お前さんまさかと思うが」
桑田「ぜってー言うなよ」
桑田「オレが!野球以外の球技が出来ない事!ぜってー言うなよ!!」
>意外な事実を知った……
【2月3週/17日目】
月曜日 朝
◆グラウンド
ざっざっざっ……
捕手「昨日の夜からなんか機嫌が悪くないか?桑田」
桑田「な事ねーよ……」
弐大「それはええ。ほれ、ワシのお手製ドリンクをそこに置いておる、全員飲め」
ざっざっざっ………
弐大「先に行っておれ、ゴミを片してから行く!」
ざっざっざっ………
弐大「ふう」
弐大(まあ、桑田はそれなりに馴染んできたようで何よりだのう)
弐大(ついに今週は準決勝……ここで油断は出来ないな)
一塁手「ふえぇ……」のてのて
弐大(……あの一塁、ついて行くのでやっとか)
弐大(ワシとしてはあちらの方が心配になるがのう)
一塁手「みなさん早いっす……自分もう無理……」のてのて
◆
1→打撃練習
2→総合練習
3→守備練習
4→とにかく走り込み
5→そのた
>>397
1
>>397
弐大「今日はお前さんらの決定力、打撃練習をするぞ」
桑田「待ってました!うーし、打つぜ!」
【2月3週/17日目】
月曜日 昼
かきぃぃぃぃぃんっ
桑田「おーし!もういっぽーん!」
補欠投手「……!」びゅ
桑田「あめぇ!」ぶん
かきぃぃぃぃぃんっ
かきぃぃぃぃぃんっ
かきぃぃぃぃぃんっ
捕手「さすがだ桑田、あいつも高校野球じゃトップクラスなのに」
遊撃手「楽勝っぽいし」
一塁手「すごいっす……よし、自分も!」
補欠「いくぞー」
ぷるるん
一塁手「あれ?当たらない?」
桑田「だーからちゃんと球筋読めっつってんだろうがポカホンタス!」
弐大「バットがボールの下を潜っとるのう」
一塁手「あ、そうなんすか?」
弐大「投手を侮っているとこうなりやすいと聞いたぞ」
桑田「だいたい合ってんな。ボールっつーのは打席に来るまでに絶対球筋が下がる」
桑田「でもバットがボールの下に来てる時っつーのは、投手の力量が高い時なんだよ。球筋が下がってない、手元で伸びてるって事だからな」
一塁手「……うう、すいません……」
>全員の打撃力があがった!
桑田怜恩
体力→80%
調子→好調
◆
直下6以上で夜パート
よっ
>>399
7
【2月3週/17日目】
月曜日 夜
◆学園内
桑田「だー、つかれた……」
桑田「つか、早く一流のロックスターとして成長してミリオンセラー売り上げてーんだけど……」
弐大「阿呆、そう簡単に一流になれると思うな」
桑田「……なことねーだろ、オレなら余裕じゃね?オレが本気出したらほんとなんかアレだからな?アレがあれすんだからな?」
弐大「アレとはなんじゃあ……??」
桑田「とにかくっ!」
弐大「……まぁ、ええか。それはともかく、どうしたんじゃ?夜は一人きりが多いのに」
桑田「なんとなく暇だったからアンタんとこ来たんだよ。いっつも話しかけてくっし、ならオレから来ちまえばいいんじゃねーかと思ってさ」
弐大「桑田ァ……」涙ぶわわっ
桑田「きたねぇっ!」
弐大「嬉しい事を言うじゃあないか!」
◆
夜はなにしよう?
1→ふたりでどこかに行く
2→なんかはなす(内容指定おっけー)
3→誰かに会いに行く
4→そのた
>>403
1
>>403
弐大「ならば桑田、こちらに」
桑田「は?」
◆サウナ
桑田「……だからなんでまたサウナなんだよ」
弐大「お前さんの忍耐を鍛えるために致し方がないのじゃあ」
桑田「あっちー……無理………」
弐大「堪えるんじゃ桑田、デッドボールはもっとつらいぞ!」
桑田「ひー……それとこれはちげーし……」
弐大「お前さんがもう少し、堪え性があってくれたら……きっと」
桑田「……あ?きっと何だよ?」
弐大「いや……今はいいかのう。とにかく気合いじゃあ!」
桑田「はあああ!?いや、もういいからオレ!」
弐大「気合いじゃ、気合いじゃ、気合いじゃあああああ!!!」
>サウナで心身を引き締めた!
>桑田の忍耐力があがった!
【2月3週/18日目】
火曜日 朝
◆グラウンド
ざっざっざっ………
捕手「ふぅ……これで15周終了だ。全員お疲れ」
中堅手「ほんましんどいわ……」ひいひい
右翼手「ちかれた……」
桑田「はぁ……オメーらまだまだだな……ふぅ……」
捕手「すこし休んだら今日のトレーニングに入るぞ。いいか?」
二塁手「いいけど……なぁ城島」
捕手「どうかしたか?」
二塁手「いや、一塁手の……あいつどこいった?」
捕手「………」
桑田「あー……?あのちびっ子か?」
弐大(ちびっ子ではなかったような気がするんじゃが……)
桑田「……しらね。たまには練習サボリてー日もあんだろ。オレだって今すぐサボリてーよ」
捕手「そんな事したらLLの監督に言いつけるからな」
桑田「分かってっから!分かったからジジイには言うなよ!ちっ!」
弐大「監督には頭が上がらんのか?」
捕手「まぁね。桑田はいつもいつも監督に庇ってもらってたようだし」
弐大「ほうほう、そうか……」にやにや
桑田「や、やめろよ!何考えてんだ!?」
◆
1→打撃練習だ!
2→たまにはサボろう
3→守備を鍛えよう
4→そのた
>>407
2
よし、やるよ。夜の部!
>>407
桑田「かったりぃんだよ!今日はオレもサボってやるかんな!」
弐大「あ、桑田」
桑田「いいだろ?たまにはよー、オレも息抜きっての?してーんだって」
弐大「しかしお前さん、暇さえあればバットを握ってると噂のお前さんの息抜きとは……」
桑田「うるせっ!とにかく付いてくるなよ!」
すたすた
弐大「全く、桑田は仕方がないのう」
捕手「はは、まぁ今までが我慢してたみたいだし仕方がないですよ。さてと」
捕手「それで弐大さん?どうします、俺達はサボんないですけど……」
弐大(こやつらは放っておいても大丈夫そうだのう)
◆
1→誰かを捜す(人物指定)
2→一塁手を探す
3→土曜日までスキップ
4→ねる
5→そのた
>>411
2
>>411
弐大(とりあえずあやつの事を探してみるか……)
◆第二グラウンド
弐大「………ここだったか」
ぶんぶんっ
すとーん
ぶんぶんっ
「あーー!なんで当たんねーっ!?」
「なんだよ……俺は……野球やる資格ねぇのか……!?」
弐大(一塁手は簡単に見つかった)
弐大(ひとりでピッチングマシーンと戦っている)
弐大(かなりの、速球だ)
弐大(どうやらあの一塁手は速球が苦手らしい)
ぶんぶんっ
一塁手「くそ!」
一塁手「こんなんじゃ、桑田さんに顔向け出来ない、出来ない出来ない!」
一塁手「………なんで、来たいなんて言ったんだ俺」
ばすっ
ばすっ
ばすっ
弐大(バットを振るのを辞めて俯いている)
◆
1→声をかける
2→手伝う
3→見守る
4→手本見せる
5→そのた
>>414
4
>>414
クリティカルからクリティカル
弐大「………見てられんの!」
ざっ
一塁手「………あ、にだ」
弐大「………」
ぐっ
一塁手「え?」
きゅるきゅる、きゅる
弐大(そいつは大口開けてワシを見ている)
弐大(また新しい球が、補給されて、)
弐大(ほうら、来るぞ)
ぼしゅっ
弐大(まっすぐ、見つめろ)
弐大(そいつがワシの眼前に来るまで―――)
弐大(そうして、思い切り振ってやればいい)
カッ………
弐大(そう、ここ)
一塁手「!」
弐大(そしてそのまま、振り抜く………)
………キィィィィ!!
弐大「………ホームラン、かの」
一塁手「す、げぇ」
弐大「お前さん」
一塁手「あ、弐大さん……」
弐大「ワシは別に怒っておらん」
弐大「……ただ」
一塁手「え?」
弐大「そんなに直したいと思うておうたなら!」
弐大「………なぜ、ワシらに言わんかった」
一塁手「弐大さんは」
弐大「え?」
一塁手「分かりますか?一回言われても、何回言われても、どうしても出来ないやつの気持ち」
弐大「………」
一塁手「俺、俺……ばかなんすよ」
一塁手「何回言われてもバッティングフォームがどうしても直らない」
一塁手「それもこれも、理由は……」
弐大「もしかして」
一塁手「え?」
弐大「……デッドボールが原因か?」
一塁手「………」
弐大「速球がちゃんと目の前から見られないのは、それが?」
弐大「もしかしてその相手、桑田だとか言わんだろうな?桑田はそんな事はする奴じゃない」
一塁手「………言えないっす」
弐大「………?」
一塁手「ただ、確かに俺は……速球がどうしても見られなくって」
一塁手「それを直したいと思ってたのは事実です、でもこれ以上貴方の手を煩わすのも」
弐大「構わん」
一塁手「いやだって」
弐大「煩いわ!」
一塁手「!」
弐大「一回で出来なきゃ十回やりゃいい、十回で出来なきゃ百回やりゃいい、百回でダメならもっとやりゃあいい」
弐大「きっと桑田もそうしてきたはずじゃあ」
一塁手「………」
弐大「すぐに結果が出るやつなんざ居らん。ワシもそうだったように」
弐大(………そう、全ては積み重ねた時間の結果)
>一塁手と練習した……
>ちょっとだけ上手くなった………?
【2月3週/19日目】
水曜日 朝
◆グラウンド
桑田「昨日は楽しかったぜ」
捕手「何してたんだよひとりで………」
桑田「言えるかよ」
弐大「お前さん、まさかそんな不健全な事を……?」
石丸「それはいけないな!風紀を乱すなら僕が取り締まろう!」
桑田「いやオメー関係ないからくんなよ!?」
中堅手「はは、まぁええやんか」
一塁手「はひ………」のとのと
弐大「応、大丈夫かの?」
一塁手「……まだまだ、行けるっす……」
桑田「無理そうなら言えよ?野球始めたばっかしのオレもそんなの……いや、なんなかったわ」
弐大「自慢か」
捕手「自慢ですね」
石丸「僕も乾布摩擦やランニングで体力をつけ」
弐大「お前さんは帰りなさい」
◆
1→打撃練習
2→守備を固めろ!
3→桑田の魔球を作る
4→そのた
>>420
3
>>420
ぞろ目成功
弐大「うむ、桑田」
桑田「あ?何?また訳のわかんねー事言うつもりじゃあ」
弐大「魔球を作らんか?」
桑田「魔球?」
弐大「応、お前さんにしか投げられない魔球をな」
捕手「ああ、あれば確かに使えるだろうけど、そんなの出来るのか?桑田」
桑田「あー……どうだろ?やってみっか?」
◆
ざっ
桑田「とりあえずてきとーに変化球投げるぞ?まずフォークな」
びゅうぅぅんっ
捕手「ぐっ!?」ばしぃ
桑田「おい弾くなって!」
弐大「……い、今のは」
遊撃手「速度がストレートとほぼ変わんねし……」
一塁手「分かっててもあれは当たりませんよ……」
桑田「次カーブな!次は取れよ!」
捕手「お、おう!」
びゅうぅぅんっ!
捕手「うおっ!?」ばちぃっ!
桑田「あとナックル」
びゅうぅぅんっ
捕手「こんな速度ナックルであってたまるかっ……ぐっ!?」ばちぃっ
桑田「だから弾くなって!」
弐大「……桑田、それは無理な相談じゃあ」
桑田「はあ?」
弐大「お前さんの変化球、まるで速球と変わらん速度じゃあ」
二塁手「プロでも有り得ねーよ……あんな速度の変化球」
二塁手「だから普段はほぼストレートだけなのか?」
桑田「いや、変化球ってあんま好きじゃねーんだよな。投げなくても打たれねーし」
弐大「……しかしこれは大きな武器じゃあ」
桑田「あ?そう?」
一塁手「すごいっすよ!桑田さん!」
左翼手「こんな球、見えても打てないゾ」
捕手「あとは俺がそれを取れるようになれば実践でも使えるな」
桑田「え?ほんとに投げんのかよ、変化球?」
捕手「ダメか?」
桑田「……まぁ、オメーらが投げろってんなら考えるけどよ……」
>桑田の魔球?が完成した!
◆
1→夜時間
2→捕球練習して土曜日までとばす
3→そのた
>>425
(時間飛ばすの選択肢選んでもデメリットは)ないです
1
>>425
【2月3週/19日目】
水曜日 夜
◆弐大の部屋
弐大(次の準決勝、このままでも勝てる、と思うのだが)
弐大(………)
現在のチーム
バランス とてもいい
攻撃力 ブルーアイズ
守備力 ブルーアイズ
スピード リズムに乗ってる
桑田 輪に入れてる
桑田怜恩
体力 60%
調子 そこそこ
警戒 かなり解けた
弐大「目下、あとの不安は………」
弐大(桑田の不安と……一塁手か)
弐大(いや、だがしかし、ワシに出来ることはあるのか?)
◆
1→誰かに会いに行く(人物指定)
2→どこかに行く(場所指定)
3→ねる(コンマでイベント)
4→そのた
>>429
1 一塁手
>>429
弐大「………探してみる、か」
◆臨時寄宿舎
弐大(希望ヶ峰選抜チームは、この寄宿舎の別階の開けてある部屋に泊まっている)
弐大(ま、何はともあれ全員がそれぞれ個室をもらっているわけなのだが)
ぴんぽん
弐大(おるだろうか?)
がちゃ………
一塁手「あ?弐大さん、どうしたんすか?」
弐大「応、稲葉」
一塁手「……もう夜っすよ?寝た方がいいんじゃないすか?」
弐大「まあそう言うでない」
一塁手「はぁ………」
弐大(さて、と)
弐大(一塁手と話したいのだが、何から話したものか……)
弐大(彼の警戒を解かなければならんか?それとも)
◆
直下コンマ
ほい
>>431
6、可もなく不可もなく
弐大「お前さんと話をしたいと思うての」
一塁手「自分と?」
弐大「思えば昨日話をして、それきりだったからの」
一塁手「……そ、すか」
弐大「お前さんの事も、ワシは分かってやりたい」
一塁手「どうして」
弐大「……無?」
一塁手「どうして自分に、そこまでしてくれるんすか」
一塁手「だって弐大さんは、超高校級……つーか、なんつか」
一塁手「こんな、速球にびびってまともにバット振れない自分みたいなのに構ってる暇なくないっすか」
弐大「それは違うのう」
一塁手「……え?」
弐大「確かにワシは【超高校級のマネージャー】として呼び立てられた」
弐大「じゃが、真にすばらしいのは」
弐大「ワシに従って最後まで着いてきてくれた、超高校級なんて呼ばれもしないのに結果を出してくれた……チームの皆じゃあ」
一塁手「!」
弐大「ワシはただ、皆に声をかけて……」
弐大「プレイしないワシだから、仲間を見るワシだからこそ出来る事をしていったまで」
一塁手「……弐大さん」
弐大「本当に素晴らしいのは、結果を出す事が出来たプレイヤーなんじゃ」
弐大「マネージャーなんざ、そこまで取り立てるもんでもない」
一塁手「そんな事、ないす」
弐大「……」
一塁手「それでも、ちゃんとマネージャーとしてたくさんの成果を出してるじゃないすか」
一塁手「それが、弐大さんのすごいとこっつーか……なんつか」
弐大「それも皆がワシを信用してくれんかったら、そこまではならんかった」
弐大「詰まるところが、皆の力じゃあ」
一塁手「それは勿論、弐大さんもすごかったから!」
弐大「そんな事はない」
一塁手「でも!」
弐大「ワシは」
一塁手「……」
弐大「昔から心臓が弱くての。じゃから過度な運動は出来んのじゃあ」
一塁手「……」
弐大「いまでこそこうしてぴんぴんしておるがのう」
弐大「だから、お前さん等に託しているだけじゃよ」
弐大(やりたくても出来ないやつの)
弐大(出来なかったやつの気持ちを、な)
>一塁手と話した……
>徐々に心を許してくれている気がする……
【2月3週/20日目】
木曜日 朝
◆体育館
ざああああ……
中堅手「試合の日が雨やなくてよかったな」
二塁手「確かにな」
捕手「だが今日は外での練習は出来ないな……」
桑田「第二グラウンド地下のあそこで練習だろ?」
二塁手「だな。」
弐大「応、お前さんら」のしのし
桑田「おー、弐大!」
弐大「安心せぇ、第二グラウンドの屋内練習施設が今日は使えるらしい。中も暖めたから、体は冷えんだろうて」
桑田「マジサンキューな!」
捕手「気が利くな」ふふ
弐大「なんの、この程度しか出来んからの」
一塁手「あ、あの、弐大さん」
弐大「応、おはようさん。昨日は寝れたか?」
一塁手「え?あ、あ、はい……」
弐大「よし、そんなら今日も練習じゃあ!」
桑田「練習したくねぇ……」
弐大「お前さんも練習じゃあ……!」
◆
1→総合的な練習
2→とにかく体づくり
3→捕球中心
4→捕手と桑田の練習につきあう
5→そのた
>>436
4
>>436
弐大「ほうれ、お前さんらの練習もせんとならんのだぞ?」
桑田「……うげ……」
【2月3週/20日目】
木曜日 昼
◆第二グラウンド屋内施設
ぱぁんっ!
捕手「……ッ!」
桑田「んー、まだダメか」
弐大「じゃのう……やはり、球の種類が分かっていても取れやせんのか」
捕手「桑田のストレートすら取るのがやっとですからね」
桑田「そうなん?」
捕手「お前のストレート何キロ出てると思ってんだ……いてて」
弐大「手を痛めたか?」
捕手「いえ、問題ないです。続けよう」ばしばし
桑田「……おう!」
びゅうぅぅんっ!
ぱちんっ
びゅうぅぅんっ!
ばちぃっ!
捕手「はぁ、はぁ……っ……」
桑田「おいおーい、大丈夫か?」
捕手「……ああ、問題ねえよ」
弐大(確か捕手の城島、あれも高校野球ではトップクラスの逸材だったはず)
弐大(それがどうして、桑田相手ではまるで赤子よの)
ばちぃっ!
捕手「ぐ、っ!?」
桑田「城島!」
弐大「!?」
桑田「お、おい、大丈夫か!?」
捕手「………ああ、すまん」
桑田「すまんとかいいんだよ、オメーがケガしたら誰がオレの球とるんだ?あ?分かってんのか?」
捕手「………手を、左手を痛めたらしい」
桑田「……マジかよ」
弐大「あれだけの速度じゃあ、当然と言えば当然だ」
桑田「………」
捕手「………すまん」
桑田「いいよ……別にオメーもオレも悪くねーだろ」
捕手「そうだけど、俺さえお前の球を取れれば」
桑田「なもん無理に決まってんだろ?オレ超高校級よ?」
捕手「………桑田」
桑田「オメーがいっくら頑張っても無駄なんだよ、オレの球しっかり取れる訳ねーだろ、何調子乗ってんだ?」
桑田「……だから、ケガとかしてんじゃねーよ。今日とりあえず休めって」
捕手「お前」
桑田「変化球だろ?ちゃんと練習しとくって!」
捕手「恩に着る」
桑田「気にすんなっつか、さっさと直せバカ!」
>桑田の優しさを垣間見た
桑田怜恩
体力→40%
調子→そこそこ
【2月3週/21日目】
金曜日 昼
◆第二グラウンド屋内施設
弐大「今日も雨だのう」
桑田「はー………だな。ま、出来る事やるしかねーだろ」
右翼手「うーん……確かにそうだなー……」
一塁手「そっすね!頑張ります、自分」
遊撃手「ところでリーダーがいねし?」
弐大「少し体の不調を訴えて居ったからの、おそらく保健室じゃろうて」
弐大「………」
弐大(今まであの速球を受けて平気でいられたあやつを尊敬する)
弐大(………すぐ復帰する、よな?明日は問題ないよな?)
◆
1→打撃練習
2→守備練習
3→変化球練習につきあう
4→アレする
5→そのた
>>441
4
>>441
弐大「………桑田、お前さん疲れが溜まっておらんか?」
桑田「へ?そんな事は」
弐大「疲れてるな?」
桑田「……いや、その」
弐大「疲れてるな?」
一塁手「何が始まるんです?」
◆にだいのへや
ぐみっ、ぐにっ
桑田「ふぁ………っ」
弐大「ここか、ここがいいんか!」
桑田「あ、っ、やだ!やめろってぇ……!」
弐大「そう言いながら体はこんなになっておるぞ」
くにくに
桑田「っ、ああああ!?」
弐大「あとはここを解すだけじゃあ………」
くにくに
桑田「ひっ、やめっ……そこは……」
ぐいっ
桑田「………ぁぁあああああ!!」びぐんっ
弐大「ふっふっふ、お前さんの体の事はよく知っておる」
桑田「いやっ、だっ、やめ、弐大ィ、オレっ」
弐大「ここがいいんじゃな?」
こりっ
桑田「ふ、ぐっ!やっ、あああ……!」
※健全なマッサージの光景………だよ、ね?
桑田「ZZZ……」グッスミン
弐大「気持ちよかったんじゃな」
>桑田の体力が回復した!
桑田怜恩
体力→80%
調子→好調
【2月3週/22日目】
土曜日 朝
◆グラウンド
弐大「すがすがしいほど晴れたの」
ざっ
桑田「………うす」
弐大「おはようさん、桑田」
桑田「その、昨日は……ありがとな。体……楽んなった」
弐大「そうだったか」にまにま
桑田「バッ……なんだよ!」
弐大「いや?あんな情けない声を出しておったからのう」
桑田「うるせぇなぁ!」
弐大「……桑田、今日は大切な準決勝じゃあ」
桑田「あ?あー、そうだな」
弐大「城島……捕手はなんとか今日は間に合わせて試合に出るじゃろう」
弐大(ほかにも色々と気になる事はあるが……)
弐大「今日の試合、勝つぞ」
桑田「………おう、そうだな」
◆
試合の方針は……
1→打つべし打つべし!
2→桑田の球で全部押さえる事を考える
3→全体のフォローを中心にする
4→ベンチスタートで様子を見る
5→そのた
>>446
明日はお休みだからゆっくり昼からやります。おやすみなさーい
3
>>1 そのたの安価をとれた時に、チーム全員にアレをする事は可能ですか?
だらだらやるよ。
>>447
全員やったら弐大も疲れちゃうかもしれないのです。
コンマでヒドい目が出ない限りは大丈夫……です。多分。
>>446
弐大「桑田、今日は全体のサポート中心に考えよう」
弐大「お前さんがチームを支えてやればここは乗り切れるじゃろうて」
桑田「おう、そうだな。それちょっとやってみるわ!」
◆試合開始―――
弐大「先攻は向こうさんか」
ばしぃぃっ
すとらーいく!
弐大「ふむ、まだ問題はないか」
弐大(桑田がストレートしか投げないのは気になるが……)
捕手(……大丈夫、もう大丈夫。カーブを投げろ。そしてあいつらを驚かしてやれ)
桑田(……信じっかんな!)
びゅっ
弐大「無!?あれは!」
……ばしぃぃっ!
すとらーいく!
「か、カーブした……!?」
「あのスピードで!」
「おいアレ何キロ出てる!?150!?バカな!」
「カーブだぞ?!カーブで150!?」
桑田「へっ、オレの事バカに出来ねーだろ?これでよ」
「く、ストレート対策しても打てないのに……!」
桑田「んじゃ次はこっちの番、だよな?」
◆そして2回裏
桑田「おせえっ!」
がきいいいんっ!
『打ったーーー!!これは長打になったぞーーー!!』
桑田「へへっ……!」ざざっ
『ノーアウト3塁!これはいきなり攻撃のチャンスーーー!!』
『5番……キャッチャー、城島』
捕手「………さーて、桑田。お前はホームに返してやる」
『ここは大きなターニングポイントになりそうです!』
『やっぱり希望ヶ峰選抜、攻めのスピードが早いですね』
「ちっ、くしょ……」
「何とか、出来ないのか……!」
桑田(アホアホ。オレが相手だぞ?勝てるわけねーだろ)
弐大(………)
◆
試合の中間報告
直下コンマ
いける……
>>451
直下4
◆
ひゅっ
捕手(球が甘い!)
きいいいんっ!
『打ったああァ!』
捕手(………いや、ダメか!)
弐大(球はバウンドしたので即アウトとはならんかったが)
桑田(ショートが捕らえてる!ぼってぼてだ!)
「………!」
「ばっくほおおおむっ!」
「走れ桑田ああああ!」
「投げろー!今なら間に合うー!」
びゅっ
桑田「………っ!」
『スライディングー!!』
ざざざ……
「取らせるかあああ!」
桑田「っ、ちぃっ!?」
どがっ
桑田(か、は……)
『アウトだ!桑田アウトだァァァ!』
桑田「………」よろっ
弐大(………)
◆
◆続く3回表
捕手「……すまん」
桑田「オメーだけのせいじゃねぇよ」
捕手「さっきのバックホーム……タックルされてるように見えたが」
桑田「あー、あれ?特に?」
捕手「え?」
桑田「問題ねーよ。ただの守備だろ」
捕手「……そうか」
桑田「ほら、打たれねーから安心しろって!」
かきぃんっ!
桑田「………!?」
「捉えた!?」
「あの速球を!」
「やっぱキャプテンすげーっす!」
捕手「……」
捕手(………桑田?)
桑田「……」
桑田(問題ねーよ、たかが1ヒットだろ)
弐大(………)
弐大(………すこし桑田の動きが悪い、ような)
弐大(気のせいじゃよな?)
◆
試合結果
直下コンマ
3以下は敗北、5以下は引き分け再試合
超高校級の意地+2
がんばって!
>>454
2+2
◆
弐大(その後も試合は動かず)
きぃぃんっ!
桑田「く、っそが!」
弐大(打てど打てど点にはつながらない)
がきいいいんっ!
桑田「や、べ!取れ!」
中堅手「おう、任せとき!」
ぱしぃ
弐大(守備は好調、故に均衡は崩れず)
◆
【2月3週/22日目】
土曜日 夜
弐大「結局延長12回で0対0、明日再試合………か」
桑田「くそ……オレがもっと打ってりゃ」
弐大「いや、お前さんはいい働きをしとった」
弐大「……じゃが、お前さんの速球が打たれ始めたか」
桑田「………それな」
弐大「速球対策を取ってきたのだろう」
捕手「桑田!」すたた
桑田「あ?なんだよ」
捕手「やっぱお前、途中から動き悪かったろ!」
桑田「―――」
弐大「………」
ぐいっ
桑田「ちょ、いだだっ!」
弐大「ふむ」
ばっ
桑田「やめっ、ユニフォーム捲んな!」
弐大「腹に軽く跡があるのう」
捕手「やっぱあの敵の捕手とぶつかった時に!」
桑田「………守備やってりゃ当然あんだろ、この程度の事ぁ」
弐大「だが、これは大きなケガじゃぞ」
桑田「うっせ!」
弐大「………桑田」
桑田「大丈夫……明日は変化球中心に投げるぞ、城島」
捕手「だけど、お前」
桑田「オレひとり気にしてる場合かよ。この程度どって事ねぇって」
弐大「………だが」
桑田「明日は、負けないから。オレ、投げるから。」
弐大「………」
◆
【2月4週/23日目】
日曜日 昼
◆グラウンド
右翼手「じゃ、桑田はー……投げるって聞かないのかー……」
捕手「……ああ」
桑田「オレぜってー投げるから!」
左翼手「せめてベンチスタートとか……」
桑田「やだ!」
一塁手「と、投手の不調は自分等でカバーっす!桑田さんがやりたいようにやってもらえるのが一番す!」
二塁手「ま、そうだな。ここまで来たらそうなるだろ」
遊撃手「そうし、桑田のやりたいようにやってもらうがいいし」
捕手「……そうだな。ここまで来たらお前のタメに俺達は全力を尽くすよ」
桑田「最後までわりーな。あ、いや、まだ最後じゃねーけど」
弐大「………桑田、お前さんもう絶対曲げんようだからの、ワシも応援しておく。」
弐大「試合前に、やらせてくれんか?テーピングを、のう」
桑田「頼むぜ、弐大」
弐大「ああ、そのかわり絶対勝て!」
◆
勝敗結果、直下コンマ
1~5→負ける
6~9→かつ
0→大勝する
00→優勝する………?
超高校級の意地+2
がんばれ
>>460
2+2
あっ…
◆プレイボール
桑田「っらぁ!」
びゅんっ!
ぱしぃ
すとらーいく!
桑田「……へっへ、ほら、全然余裕だろ」
捕手「………」
◆
きぃぃんっ!
桑田「っしゃ、今度こそ一点……」
敵捕手「……!」
桑田(く、またこいつ……、)
桑田(ダメだ、オレ……この体勢じゃヘッドスライディングになる!)
ざざざさざさ!
敵捕手「………!!」
桑田(間に、合………)
ぱしっ
桑田(―――!)
どがぁっ
『おおおっと!?今のは……』
『敵捕手君と桑田君がぶつかったようです』
『桑田投手はヘッドスライディングからの激突!砂煙が激しいー!』
弐大「!?」がたっ
捕手「桑田ー!」
「あ、アウト!アウト!!」
敵捕手「………」ざっ
桑田(か、……っ……)よろっ
桑田(やべ、当たりどころ、悪……か……)
◆
ぎいいいんっ!
桑田「!!」
一塁手「うあっ!?」ばちっ
桑田(弾いた!?)
捕手「バックホーム!」
二塁手「取れ!」
右翼手「っ!」
ザザザザ!
わああああ!!
『敵チーム!早くも一点先制ー!』
『エースの桑田君の調子が昨日から落ちてますね』
『やはり激突の影響でしょうか……?』
『こちらはただの守備だった、守備妨害などもないと聞いていますが……』
『桑田投手からの自己申告も特にはありません……』
桑田「………」汗だらだらっ
捕手「………タイム」
『ここでタイムです!希望ヶ峰選抜、タイムです!』
ざっざっ
捕手「桑田、もう」
桑田「投げさせて、くれよ」
捕手「………」
桑田「オレ今、久しぶりに燃えてるから……最後まで、投げさせろ」
一塁手「でも、もうっ……」
桑田「……負けるかもしんねぇけど、頼む」
捕手「………分かった。そもそも俺達はお前のために集まったチームだ。最後までお前のやりたいようにやってくれ」
桑田「………はは、………悪いな」
捕手「気にするな」
かきぃんっ!
わああああ………!!
◆
【2月4週/23日目】
日曜日 夜
◆保健室
桑田「………」ぱち
弐大「やっと起きたか」
桑田「………あれ、オレ確か」
弐大「ああ、お前さんは投げ抜いた」
桑田「だろ?な、そんで結果は」
弐大「負けた」
桑田「………」
弐大「3-0じゃあ。どうしようもなかった」
桑田「………」
弐大「全部投げ終わった後にお前さん、ベンチで崩れ落ちての」
弐大「それで保健室に連れ込まれたって事じゃあ」
桑田「………そっか、オレ、負けたんか」
弐大「応、負けた」
桑田「チームのやつらは?」
弐大「もう元の学校へ帰ったぞ。お前さんに礼を言ってな」
桑田「もうかよ……オレが目ぇ覚ますまで待てって……」
桑田「………悪い、弐大パイセン」
弐大(桑田はしょげている……)
◆
1→まだ次があるさ
2→お前さんはよくやったよ
3→そんな事よりケガは?
4→なんてザマじゃあ
5→そのた
>>468
2
>>468
弐大「お前さんはよくやった」
桑田「………」
弐大「立派だったぞ、あんなにふらつきながら……投げ抜いて」
弐大「ワシも、驚いた」
桑田「………」
弐大「よくやった」
桑田「な事、ねぇよ」
弐大「………」
桑田「結局負けたら意味ねーんだよ……わざわざ集まったのに、あいつら」
桑田「たかがオレひとりのために、さ」
桑田「野球は9人いなきゃ出来ねーのに、大層に野球選手名乗ってるオレんとこにさ」
弐大「………」
桑田「だから結果残さないと、ダメだろ」
弐大「………そいつは違うのう」
桑田「え……?」
弐大「お前さんも人じゃ」
弐大「なんもかんも上手く行く人間なんてのは居らんよ、桑田」
桑田「だけど……」
弐大「お前さんは立派だった」
桑田「………」
弐大「そうじゃろう?あれだけの状態で最後まで投げたんだからの」
桑田「………オレ」
弐大「応」
桑田「次は……ぜってー負けねー」
桑田「オレ、あいつらの事やっぱ見下してたし」
桑田「それ以前にも、多分オレのせいで野球辞めたやつは山ほどいる」
弐大「………」
桑田「だから、そんな奴のためにも」
桑田「あいつらのためにも……もうオレぜってー負けねーから」
弐大「……応、その意気じゃあ!」
桑田「つかさ、舞園とか見舞いに来てくんねーの?」
桑田「あ、そうそう、オレのクラスメイト的な、さ!」
弐大「ああ、それじゃが」
つ【無限タンポポ】
「早くよくなってねぇ By不二咲」
弐大「これが来て居ったぞ」
桑田「不二咲いいいいい!」
◆
◆
◆
【2月28日】
弐大「………面目ない」
桑田「まじすんませんした」
学園長「そこまで気にする事はないさ!桑田君の練習メニューを増やせばいいし!」
桑田「」
弐大「………ど、どんまい?」
学園長「さて弐大君、ミス1だね。ま、あと2回猶予はあるけど、あんまり悠長にはしてられないよ?」
学園長「なんせ時はどんどん過ぎていくんだからさ!」
弐大(そういやぁ誕生日祝い忘れた)
学園長「さて………早速だけど次のマネージメント先を選んでもらうよ」
学園長「遅くなってごめんチャイ☆」
◆キャラクターセレクト
1【新体操部】終里赤音
かわいい。オレオレかわいい。
目標:大会の優勝
2【文学少女】腐川冬子
かわいい。引っ込み思案かわいい。
目標:新作発表
3【諜報員】神代優兎
かわいい。うさうさかわいい。
目標:???(事後発表)
4【王女】ソニア・ネヴァーマインド
かわいい。留学生かわいい。
目標:ツチノコ捕獲
5他の超高校級(人物を指名。そのかわりハードルはあがる)
6モブや今までに出た別の人
7オリジナルな超高校級
↓最速3票
4
王女ヵヮィィ
弐大「………ならばそうだのう、こやつにするか」
弐大「ソニア……ソニア・ネヴァーマインド」
桑田「は?は?は?美人すぎね?まぶしすぎね?」
学園長「マジなんだね?弐大君」
弐大「本気です」
学園長「ツチノコ……捕獲するんだね」
弐大「ああ、任せておきなさい!学園長!」
学園長「じゃあ、ええと……た、頼んだよ?」
弐大「……なぜいぶかしんでおるんじゃあ?」
桑田「つか、ツチノコとかマジにいるんすか?」
弐大「それを探れと言う事じゃろう」
桑田「ほー……」
学園長「なにか質問はアルかね?」
↓3くらいで
なければ進行
ツチノコってあの幸運パワーをふりまくツチノコ?
何をもってツチノコと判断するか
ガンダムの力を借りていいか?
ぼくのツチノコでなんとかしてくれませんかね?
※ふつうに 離脱してた
>>480
学園長「そう!あのツチノコだよ!」
学園長「こんな感じね!」
参考
http://i.imgur.com/dRkzc9d.jpg
http://i.imgur.com/Bn49w6z.jpg
http://i.imgur.com/QalEqfY.jpg
弐大「待て一番最後」
>>481
学園長「え?そりゃあ学園の素敵な仲間達の判断だよ」
学園長「大丈夫、殺したりはしないから」
弐大(だからその判断基準を聞いておるのだが……)
学園長「いいね?」
>>482
学園長「うーん………彼の力を持ってして集まるかどうかは不明だけどね」
学園長「でも、うん。いいよ?」
弐大「ほう、左様ですか」
学園長「見つかるかどうか分からないし……ね」
>>483
学園長「………」
弐大「………」
桑田「………」
学園長「………れっつマネージャー!」
弐大(スルーされた)
桑田(ひでぇ)
【3月1週/1日目】
日曜日 朝
◆体育館
「驚き桃の木山椒の木ですわっ!」
弐大「………あー、ソニア」
ソニア「まさかわたくしと弐大さんが、力を合わせて未知との遭遇を行う時が来るなんて!夢がモリモリですッ!」
弐大「………」
ソニア「とにく弐大さん、わたくし達でツチノコを発見しましょう」
弐大「いや、それはええんじゃがな」
ソニア「はい、どうしましたか?」
弐大「そもそもどうやってツチノコを見つけるんじゃあ?」
ソニア「そこは抜かりありません、専門家をお呼びしております」
弐大「専門家?」
葉隠「呼ばれて飛び出たべ!」
弐大「帰れ」
葉隠「ひでぇっ!」
◆
………ど、どうしよう………。
1→話だけでも聞こうか
2→さっさと森に行こうか
3→田中を呼ぼうか
4→そのた
>>487
4居場所を占うべ
↑
>>487
>>486
弐大「………なぜお前さんが専門家なのじゃ?」
葉隠「よくぞ聞いてくれた!実は俺はこの手の生き物にはめっぽう強いべ!」
ソニア「アメージングです!」
葉隠「UMA……未確認生命体ってやつだな。こいつらから溢れ出す未知のエネルギー」
葉隠「つまりスピリチュアルな力が俺のアースパワーとよく合う(って設定)だべ!」
弐大「今小さい声でなんか言わんかったか」
葉隠「言ってねーべ!とにかくだ、ツチノコがいりゃ1匹5万で売れる!」
ソニア「そんなにざくざく取れるものなのですか……?」
弐大「と言うか売る気なのか……?」
葉隠「ったりめーだろ?母ちゃんに楽さしてやんねぇとな」
弐大「だがそれでUMA売るのは」
葉隠「……むむっ!?」
弐大「無?」
葉隠「ぴーんと来たぞ!どうやらツチノコは………」
◆
◆数時間後
ざざー………ん
葉隠「絶対いる………間違いねーぞ……!」
◆ジャバウォック島
弐大「お前さん、ワシらをこんな所まで連れてきおって……」
<かーかー
弐大「もう夕方じゃぞ!?」
葉隠「間違いねーんだって、この島に必ずいる……!」
ソニア「そうですわよ、弐大さん」
弐大「!?」
ソニア「ミスターブシドー、葉隠さんがそんなつまらない嘘を吐くわけがありません!」
ソニア「きっと見つからなければジャパニーズハラキリしてしまいますっ!」うるうる
葉隠「えっ」
ソニア「そんなラストサムラァイは事態は避けなければ!」
弐大「………お、応?」
>無人島に着いた!
>これが我々の長い戦いの幕開けであった事を、今は誰も知らない……
>今回の無人島探索に当たり、かつて使われていた商業施設を運用出来るように手配した
>つまり我々は泊まり込みでこの島を探索出来るのだ!
◆
【3月1週/2日目】
月曜日 昼
◆ホテル
>この日からようやく本格的な探索が開始される事となった!
弐大「……で、なんじゃあこれは」
ソニア「UMA捜索!それはまさに男のロマンですわ……」
ソニア「もしかしたらこの島でゲレンデが溶けるほど恋出来るかも」
弐大「UMAと!?」
葉隠「んだべ、さすがソニアっちは話が分かる女だな!ハッハッハ!」
弐大「お前さん等は噛み合ってるのか噛み合ってないのかはっきりせぇ」
>我々はまだ無人島に来て日が浅い
>食料もそれほど多いわけではないが……
◆
1→周辺探索
2→食料確保
3→とりあえず話す
4→そのた
>>493
1
>>493
弐大「とりあえずは、この周囲を見回って見るかのう」
ソニア「そうですわね。このあたりにチュパカブラなんて出ようものなら」
弐大「……いや、そう言う事では」
葉隠「あーっ!最悪だべー!(頭抱えてる立ち絵)」
ソニア「想像するだけで恐ろしいですわ……」
葉隠「俺はまだ死にたくねーべ……」
弐大「……」
ソニア「やはり、そのような事がないように辺りを見回りましょう……」
葉隠「……だな。ネッシーとかフライングヒューマノイドに監視されてねーかも注視するぞ」
ソニア「合点承知です!」
弐大「……」
弐大(……なぜ噛み合っておる……)
◆
ざざーん……ざざーん……
葉隠「おっ、まな板だべ」ひょい
弐大「そんなもの拾ってどうするんじゃあ」
葉隠「……弐大っち、オメーはまな板の恐ろしさを知らなさすぎる……」
ソニア「まな板に致しましょう!かなりまな板です!」
弐大「……」
葉隠「ん?でもこのまな板、なんかやったら堅い……」
ソニア「Oh……まさか、中に鉄板が!?」
弐大「木じゃろう?」
葉隠「お、オーパーツ!?」
弐大「だから木じゃろうて」
◆数時間後
ソニア「困りましたわね……」
葉隠「ああ、この今俺達のいる島は、どこかしこ見ても砂浜と牧場と空港だ」
ソニア「確かツチノコはは虫類故、山や湿り気のある場所にいるのでは」
葉隠「だな……はー、これからは別な島に行く必要がありそうだべ」
どごおおお!
葉隠「?!」
弐大「あんまりにもお前さん等が楽しんどったので暇になっての、ほれ」
つ<*)) >=<
ソニア「わお、おさかなさんですか?」
弐大「捕ってきた」
葉隠「お、んじゃ今日はこいつを焼いて食うか!」
>我々は早くもツチノコ探索よりも先に
>この無人島を楽しんでしまっていた!
>どうなる、ツチノコ捜索隊!
◆
【3月1週/3日目】
火曜日 昼
◆マーケット
弐大「ええ加減にせぇ!」
葉隠「……分かってるぞ?俺だって遊んでるわけじゃねぇんだ」
弐大「いや、遊んでおる!」
葉隠「はあ……弐大っち、いっぺん落ち着けって」
ソニア「サバイバルの基本はまず飲み水ですわ」
弐大「そう言う事ではない!ツチノコが居そうな場所すら特定しておらんではないか!」
葉隠「まあまあ」
弐大「さっさと探すんじゃあ!」
ソニア「そうかっかなさらないでください、弐大さん!」
ソニア「わたくし達はひとつ屋根の下、いまや共に歩む仲間なのです」
弐大「!……」
ソニア「ですから、ここはどうかひとつ」
弐大「……すまんの」
葉隠「そんじゃ今日は……」
◆
1→山を探す
2→周辺探索
3→食料確保
4→そのた
きりよく>>500
1
>>500
1だけど末尾1
葉隠「とにかく、山だ!山探すぞ!」
ソニア「分かりましたわ!」
左右田「そんな事もあろうと、無人飛行機を開発しましたよソニアさん!」
弐大「!?」
ソニア「!?」
左右田「……ァ?」
◆なにはともあれ探索が始まった!
◆ソニアたちは道に迷った!!
ソニア「ここどこですの?説明してね……」
葉隠「ちょっと待ってくれってお姉さん……」
弐大「どうしてこうなったんじゃあ?」
左右田「あれ?おっかしーな……」
弐大「というかお前さん、いつから」
左右田「初日からいたぜ!☆」
ソニア「お控えなすってぇ!!」
>我々は知らなかった……
>これがすべての幕開けである事を……
【3月1週/3日目】
火曜日 よる
弐大「ううむ、完全に迷子だの」
左右田「ちっ、ヘリも夜じゃ飛べねェ……」
ソニア「……薄気味悪いですわ」
左右田「大丈夫です、ソニアさん。何があってもオレが守ります」
ソニア「あ、それは結構です。わたくし達にはUMAのプロ、葉隠さんがおりますので」
葉隠「というわけだ!」
左右田「アンブッシュしてやる」
弐大「しかし本当にどうするんじゃあ?」
葉隠「うーん……こういう時は方角さえ分かれば帰れるんだけどな……」
◆
1→勘で!
2→北極星探せ
3→とりあえず無理に動かない
4→そのた
>>504
ソニア編は楽しそうですね。おやすみなさい
2
やーるよー
>>504
弐大「いかん……このままでは」
>我々は夜のジャングル(?)で彷徨っていた!
>このままでは我々は遭難してしまう!
ソニア「その時はそらをご覧なさい!」
弐大「え?」
ソニア「空の中には北極星!あれを見れば」
葉隠「そ、そうか!北極星は常に北にある!」
ソニア「ええ、そうですよ!」
弐大「つまりあれをみると北に行けると言う事かの?」
ソニア「そうですね!わたくし達はそちらに向かいます!」
>我々はいにしえの知恵を使って
>この窮地を逃げ切った!
左右田「あれ?どこ行きました?ソニアさん?ソニアさーん?」
◆
【3月1週/4日目】
水曜日 昼
◆ホテル
>我々はなんとか、窮地を脱した。
>誰一人欠けることなく、キャンプにたどり着いたのである。
ソニア「何も考えずの行動は危険ですわ……」
弐大「だのう……この島について詳しい人間がおればいいのだが」
葉隠「そんなんいたら絶対オファー出してるべ」
ソニア「そうですわ……それに」
弐大「それに?」
ソニア「こんな場所を探索するのならば、自分達のちからで見ていくのが一番楽しいでしょう!」
弐大「………そうか?」
ソニア「ムッハーですわ!シャカリキですわっ!!」
弐大(ん?そう言えば誰かを忘れているような………)
葉隠「んじゃま、今日も今日とて探索するべ……」
ソニア「色々と気をつけながら行きましょう」
◆
1→山を探す
2→川を探す
3→インスピレーション!
4→地図とか探せば?
5→そのた
>>509
3
>>509
葉隠「あーっ!もう後は野となれ山となれーっ!」
ソニア「速まってはいけませんっ」
葉隠「こうなったら俺のインスピレーションで導いてやるべ!行くぞ!」
きいいいいんっ
弐大「葉隠?」
ソニア「も、もしかして!」
弐大「無?」
ソニア「これが……葉隠さんの真の力!そう、わたくしが追い求める七不思議のひとつ!」
葉隠「そうなん!?」ばっ
ソニア「で、いかがですか!?」
葉隠「………ああ、問題ねぇ。見えたべ。」
弐大「何ィ!?」
葉隠「こっちだ!」びしーっ
ソニア「Oh!ぶっとびー!」
弐大「本当じゃろうな?」
葉隠「まあ、な!任しとけっての!!」ふんす
ソニア「行ってみましょう!」
◆
◆山
葉隠「おおお!」
ソニア「まぁ!?」
弐大「あった……」
葉隠「マジか……」
弐大「いやなぜお前さんが引いておる!?」
葉隠「いや、マジに出るとは思ってなかったし」
ソニア「さすがはシャーマニズムの継承者……驚きが胸の奥に!」
葉隠「………えーと」
ソニア「今までの道は覚えましたか?」
左右田「任せてください!録画してきました!」
弐大「!?」ばっ
葉隠「だな、覚えたぞ。んじゃ、これからはここを目的地にするべ!」
>ついに我々はツチノコが居そうな場所を発見した!
>明日からはここでの探索がメインになるだろう!
>だが、食料問題が少し出てきている……
【3月1週/3日目】
水曜日 夜
その日………我々は
目撃した……
がさがさっ!
ソニア「今のは、何の音……ですか?」
葉隠「ん?」
ソニア「いえ、何か音が」
葉隠「え?おと?」
ソニア「ええ、そちらから」
がさがさっ!
弐大「無?」
ソニア「きゃああっ!」
弐大「………ソニア!!」
我々はこの日の夜、
【小さい生き物】を目撃した
それは一体何なのか……誰も知らない。
左右田(ソニアさんの叫び声録音した)
【3月1週/4日目】
木曜日 昼
◆山
葉隠「これからは俺達、ここを中心に探索するべ」
ソニア「………昨晩のあの生き物」
葉隠「んあ?」
ソニア「ええ、わたくしは見たのです」
弐大「何を見たのだ?」
ソニア「実は……昨日の夜、この辺り
を見回した時に」
ソニア「ツチノコのようなものを、見たのです!」
葉隠「マジかいな!?」
弐大「そう言えば言っておったな」
ソニア「ええ!あれは間違いなくツチノコ!」
ソニア「蛇のようにも見えましたが、胴体がまるまるしく、そして短かったのです!」
弐大「そうじゃったか!」
葉隠「それならもしかしたらいるかもしんねーな……!」
ソニア「絶対に捕まえましょう!」
>ついに我々はツチノコの消息を突き止めた!
◆
1→餌を使う
2→とにかく探す
3→ただただ待つ
4→そのた
>>516
1
>>516
ソニア「それでは餌を使ってツチノコをなんとかおびき寄せましょう」
葉隠「それなら考えがあるべ!」ぱちーん
ソニア「え?」
葉隠「爬虫類は基本虫やらカタツムリを食うんだ」
葉隠「後はクモとかカマキリとか、生まれたてならよく食うな」
弐大「そもそも爬虫類なんか?」
葉隠「目撃例から考えると爬虫類じゃあないんか?」
ソニア「と思われておりますね」
葉隠「なら爬虫類が食いそうなもんを用意するべ」
>我々は爬虫類が好むであろう餌を山に仕掛けたのだった!
>そして―――
◆
クリティカルなのでさらに判定
5以上でまさか……ツチノコ……
お
>>518
3
【3月1週/4日目】
木曜日 夜
がさがさがさっ!!
ソニア「!?」
その日の夜、我々がテントを張った山の付近
そこで大音がした!
ソニア「もしかして!」
葉隠「………ああ、間違いない」
弐大「もしや、本当にツチノコ!?」
ソニア「しか有り得ません!」
我々は音の鳴る方へと向かった!
そこでは―――
ソニア「シカ!?」
野生のシカが近くまで迫っていた!
弐大「ぬりゃぁぁぁあああ!!」
どがあああああ!!
その日我々は、ハンティングを経験した
生きる事は命を奪うこと。
我々もまた、奪われる立場にいるのだ……
【3月1週/5日目】
金曜日 昼
◆ホテル
我々は昨晩の様子を受け、ホテルへと帰還していた。
シカを裁く必要もまたあったからである。
弐大「……せっかくじゃあ、いただきます」
葉隠「うひえ……マジか?」
弐大「だがあのままでは我々がやられておった」
葉隠「………」
弐大「内臓は山の奥に捨て置いた。何かに狙われる心配はないだろうのう」
ソニア「……いただきます、シカさん」
ツチノコ探索から5日目。
これ以上何の成果も出ないのだけは避けなければ!
我々は強い気持ちを胸に今日を迎えた!
◆
1→いや、ハンティングだ!
2→シカでツチノコをおびき出す
3→そのた
>>523
2
>>523
ダンソン
ソニア「そうだ!」
左右田「お呼びですかァァァァ!」
ソニア「そのシカの肉でツチノコをおびき出す!」
左右田「!?」
葉隠「でもツチノコって肉食なん?」
ソニア「わたくしが読んだ文献では雑食性とありました!」
葉隠「む、むむむ、そうかもしんねーけど………」
ソニア「とにかくやってみる価値はあります!」
弐大「……ツチノコをおびき出す?」
ソニア「ええ。もしかしたら、弐大さんが投げた内臓にも群がる可能性がありますし」
弐大「ふむ?」
ソニア「何事もやらねばソンソン、です!」
弐大「じゃが、肉食性の動物が来る可能性は?」
ソニア「それもありますが、だからと言ってこの可能性を切るのは早すぎます!」
◆
【3月1週/6日目】
土曜日 昼
◆山
我々は昨日の肉の成果を見に来た!
肉を複数箇所に仕掛け、それをどんな生き物が食べたのか
左右田のカメラで見てみる事に!
じじー………
左右田「な!オレもたまには使えるだろ!」へへーん
弐大「というかいつのまにそんな事したんじゃ」
左右田「へへへ」
ソニア「見てみましょう!」
まずはひとつめ。
そこの肉は食べられて居らず、
カメラにも何もいなかった。
しかし―――
ソニア「ここのお肉!」
葉隠「ありゃ、なんだべこれ!?」
見た事の無い形にかじられている肉!
カメラにも謎の蛇のようなものが映って居るではないか!
弐大「まさか、本当に……」
葉隠「だから、いるんだよ!ツチノコは!」
その後も調査したところ―――
10箇所仕掛けた罠のうち、実に7箇所が謎の生き物が観測されたのだ!
弐大「こんなバカな話が!」
葉隠「だが、これが現実!」
ソニア「これこそが、世界の真理なのですね……」ほろろ
左右田「な!な!な!!ソニアさんが見たっつってんだから居るにきまってんだろバーーーカ!!」
弐大「………」
もちろん、にわかには信じがたい。
しかし―――
ソニア「居るんです」
ソニア「いるんですよ、ツチノコは」
我々はついに確信した。
この島には、絶対にツチノコが存在すると!
◆
1→さらに餌を仕掛ける
2→こうなったら全体を探そう
3→もう左右田だけでいくね?
4→祈りを捧げてみる
5→そのた
>>528
左右田和一!囮の餌となりなさい!
>>528
9て!?
ソニア「………」
左右田「な、分かったかテメー!」
ソニア「左右田和一」
左右田「は、はいっ?何ですソニアさん?」
ソニア「あなたがおとりの肉になりなさい」
葉隠「」
弐大「」
左右田「はい?」
ソニア「今まではただの肉とカメラ。ですからツチノコには逃げられてしまいました」
ソニア「ですが!あなたが肉の代わりにそこにいれば」
葉隠「……そ、そうか!左右田っちの肉が消失するが、俺達はツチノコを捕まえられる!?」
左右田「それって夜毎オレにツチノコを捕まえてろって言ってません!?」
ソニア「お黙り!」
左右田「へへーっ!」土下寝
ソニア「いいから実行です!」
弐大「正気か!?」
◆
夜の左右田判定
6以上でツチノコ。
ツチノコパンダよ味方して
>>530
3
◆その日の夜
(自撮りカメラ)
左右田「……あー、ひとりだ」
左右田「まじにひとりで置いてかれるとは思ってなかったぜ…あいつら……」
左右田「だー、寂しいじゃねェか……」
左右田「……」
左右田「いだ!?」
左右田「やっべ、なんか噛んで来た!この、このっ!」
左右田「……」
左右田「……あ」
左右田「うっわ、逃がした!」
左右田「……」
左右田「……」
左右田「……」
がさがさ……
左右田「……んー」
左右田「……」
左右田「……」
ニョロロン……
◆
【3月2週/7日目】
日曜日 昼
今日は我々の探索をいったんとりやめ、ホテルにて英気を養おうとしていた……
ばんっ
左右田「おい!何でだれも起こしにこねーんだよ!?」
弐大「応、左右田!無事だったか?」
左右田「無事だったか?じゃねェって!なんで誰も来ねーのか聞いてんの!!」
弐大「昨日さんざ話したではないか」
左右田「……まあよ、ソニアさんのためなら仕方がねぇけど……誰かしら助けに来いって!あー、疲れた」
葉隠「ん?お!左右田っち!」
ソニア「首尾はいかがでしたか!?」
左右田「す、すみませんソニアさん……ツチノコは」
ソニア「出ませんでしたか……」
葉隠「にしちゃなんかに噛まれた傷があんぞ?」
左右田「起きたらもう合ったんだよなぁ……血ィ出ていてーし」
ソニア「まさかそれ!」
弐大「とりあえずよく噛まれても起きんかったな左右田」
左右田「限界でした!眠気が!」
◆
1→左右田もう一回おとりに
2→罠を仕掛けよう
3→全員で虱潰しに
4→山をもやす
5→祈る
6→そのた
>>534
燃やすってなんだよwww
1
>>534
もやす→あぶり出す
ソニア「……左右田和一、恥を知りなさい」
左右田「すいませんでしたああ!!」
ソニア「結果を出せずになんとしますか!」
ソニア「とにかくケガは大変です、すぐに手当を!」
葉隠「はいはい……えーと、マーケットにあったな……とりあえず座っておけっての」
左右田「すまねェ」
弐大「と言うかなぜ馴染んだんじゃあ」
左右田「それでソニアさん、よかったら今日も」
ソニア「あなたが囮になると!」
左右田「覚悟は出来てます」
ソニア「……」
ソニア「分かりました。まかせますよ、左右田和一」
左右田「はいっ!!」
弐大「大丈夫なんか?」
しかし、これは悲劇の幕開けだった……
◆
【3月2週/7日目】
日曜日 夜
みんみんみんみんみん……
左右田「今日もひとりだ」
左右田「なんつか、やっぱ寂しいよなァ」
左右田「……」
左右田「……」
左右田「星が綺麗だ」
左右田「……」
……がさ
左右田「……ん?なんだ?」
がさ、がさ……
左右田「ソニア、さん?」
がささささささ!!!
左右田「う、う、うわああああ!!!?」
そしてそれを最後に、左右田の姿は…
消えた……
後に残されたのは左右田のカメラだけ。
そこには、確かになにかに連れ去られる左右田の姿が映っていた……。
【3月2週/8日目】
月曜日 昼
◆海岸
今日はまず食料確保からしている。
我々は海岸近くのカニやエビのたぐい、あるいは魚を捕っていた!
弐大「……左右田が遅い」
ソニア「ですわね」
弐大「もしやなんかあったんか?」
ソニア「まさか、あの方に限ってそんな事……」
弐大「ない、とは言い切れんだろう?」
ソニア「……」
葉隠「俺、様子見てくるか?」
弐大「いやいくなら全員で、だの」
そして我々は目撃した。
その場に残されていたカメラが捕らえた
大きなツチノコのような生物が、左右田を連れ去る映像を―――
ソニア「……」
葉隠「……」
弐大「……のう、このまま続けて危なくはないんか?」
ソニア「……左右田、さん」
◆
1→左右田探せ
2→こうなったら葉隠……囮だ
3→祈る
4→魚を供える
5→図書館的なものをさがす
6→そのた
>>541
ツチノコ探しも佳境?ねます。おやすみなさい!
5だべ!
おう、俺とツチノコ探しするべ?
>>541
弐大「……ワシ等には情報が足りん」
この無人島は、謎が満ちている―――
このままでは我々も、また左右田隊員と同じ未来を辿ってしまうのではないだろうか?
我々は敵を知らなければいけないのだ。
弐大「この島に情報収集出来るような場所……そうだの、図書館等はないんか?」
ばさばさ
葉隠「んあ、マップだと……あるな、こっちの方だな?」
ソニア「あら、本当ですか!」
弐大「そこに本が無いかどうか、見るだけでも価値はあるんじゃあないか」
ソニア「そうですわね」
弐大「……そこになにかあれば、儲けもんじゃろ」
我々は図書館を目指した―――
◆
◆図書館
……がぢゃっ
弐大「ほう、ここが……」
我々は無人島に放置された図書館を発見した!
そこには……以前同様、本が放置されている!
まさかの展開に我々は驚愕した!
……が!
ばさばさばさっ
葉隠「なぁっ!?これ、な、何語だ!?」
弐大「読めんの……英語、ですらなさそうだ」
ソニア「ええ、見せてください……これは……」
その図書館にあったのはフランス語の書物だけだ!
我々の情報収集は暗礁に乗ってしまうのか……?
葉隠「んあー、雰囲気的にこの本が怪しいんだけどな」
ソニア「ええ、それは確かにこの島について書かれた本のようですわね」
葉隠「……ソニアっち、こいつ読めるか?」
ソニア「もちのロンですわ!お任せください!」
弐大「頼むぞ、ソニア!」
解読には少し時間がかかるだろうか……?
我々は、この解読を急ぐ事にする!
◆
【3月2週/9日目】
火曜日 昼
我々は未だ、本の解読に手間取っていた!
それは当然だった。
なぜならフランス語を読めるのはソニア隊員だけ……。
葉隠隊長率いる、我々ツチノコ捜索班にはフランス語が分からない
弐大「待て、お前さんいつの間に隊長になった!?」
ソニア「うーん……あんちゃん……」むにゃむにゃ
弐大「……はぁ、ソニアはまだ少し眠っておるし」
葉隠「どうするべ?俺らで出来る事なんて……」
今、我々に必要なのは情報である。
そしてそれを得る事が出来るのがソニアだけであったのだ。
我々は―――足踏みしなければならないのであった。
◆
1→なんか出来ること探そう
2→本読んで見よう
3→餌だ餌
4→左右田探そう
5→そのた
>>548
4
>>548
はいクリティカル
弐大「ワシ等は………左右田を探そうか」
葉隠「はい?いや、でも左右田っちは」
弐大「左右田は必ず生きておる」
葉隠「………あ、でも」
弐大「生きておる!」
葉隠「いやちが、どうやって探すかって聞いて………」
弐大「問題ない」
葉隠「は?」
弐大「ワシの力を持ってすれば、の」
弐大「それに葉隠、お前さんならなんとかなるだろ?」
葉隠「………えー………」
◆
◆そして夜
◆山
「………っ、あ………」
「ハァーッ……ハァーッ……」
ドドドドドドド
(どうする……?さっきはなんとか逃げられた……だが)
(そもそもここがどこか不明ッ!さらに!)
(オレはすでに満身創痍ッ!あまり動けない!)
(備えなければッ!【もしもの事態】にッ!)
ガサガサガサガサ!!
(―――!?)
弐大「いた!」
左右田「ギニャアアアアアアアアアア!!?」
葉隠「な、バッチリだろ……」げっそり
弐大「さすが葉隠ぇ!本気を出せば出来るじゃあないか!」
葉隠「ふへ………」げっそり
◆
【3月2週/10日目】
水曜日 昼
ついに我々は、左右田隊員を発見し、助け出した!
そしてまた、ソニア隊員もとある文献を発見したのだ!
左右田「ツチノコこわいツチノコこわいツチノコこわいツチノコこわい………」ぷるぷる
弐大「………ほう」
葉隠「左右田っちは犠牲になったんだ、犠牲の犠牲にな!………あと俺は寝たい」
弐大「ソニアも寝ておるし、のう」
弐大「………さて、どうしたものかのう」
弐大(このまま眠らせておくべきか)
弐大(いや、それとも?今日ついにツチノコ捕まえられるかもしれんしなぁ)
◆
1→全員起こしていこう!
2→今日は休もう
3→全員アレする
4→そのた
>>553
3
>>553
弐大「いや、ならん―――」
弐大「………よし、やるか」
◆
ぐにっ
ソニア「………ぁ、っ」
ふみふみ
ふにゅふにゅ
ソニア「ん、うぁ……」
ぱち………
ソニア「一体なにが……」
弐大「応、起きたか!」
ソニア「」
弐大「さっき起こして、ちゃんと許可を取ったからの?」
ソニア「……あ、そう言えば……」
弐大「分かっておるならなにより」
左右田「ア……もっとォ……」とろーん
葉隠「んぁぁ……弐大っちぃ……」ふにーん
ソニア「!?!?!!?」
弐大「お前さんも、気持ちよくしてやるからの!」
ソニア「あ、え、あの……」
ぐにぐにぷちぷち
ソニア「ん、くっ、ぁあ……!」
弐大「どうだ?ここか……?」
左右田「ぁ、いいなぁ……」とろん
ソニア「!?」
葉隠「弐大っち……俺もう……」
弐大「ガッハッハ!」
ソニア「!!!!!?????!?」
◆その日の夜はハッスル(意味深)した。
【3月2週/11日目】
木曜日 昼
我々は体力を回復した!
左右田「おしゃあああ!」シャカリキ!
ソニア「ガンガン行きますわ!」シャカリキ!
葉隠「俺の占いは今なら10割だべ!」シャカリキ!
弐大「ガッハッハ!」
左右田「いやー……昨日までのぶるぶるがまるで嘘みてーだわ……すげェな弐大!」
弐大「まぁの、ワシにかかればこんなもんだ」
葉隠「これでツチノコ探索もはかどりそうだべ!!」
ソニア「そうですわね!それに」
ソニア「重要な情報ですッ!」
ツチノコは雑食
肉が好きだと思われがちだが、実は野菜がすき
特にこの島で採れる山菜【ジャバ菜】が大好き
弐大「なん……じゃと……?」
ソニア「昨日読んだ中で一番使えそうな情報、これでした!」
弐大「……ならば、行くか!?」
◆
1→ジャバ菜探すべ!
2→意外とローラーしたら見つかるんでは?
3→頑張れ左右田!罠だ!
4→葉隠がんばれ
5→そのた
>>558
1からの3 4
>>558
弐大「よし、ジャバ菜とやら……探すか?」
ソニア「そうですわね!」
左右田「うっしゃ!行こうぜ!」
弐大「ようし!そうなれば……」
◆そして山
弐大「見つけた!」
葉隠「わずか数行の出来事だべ……」
左右田「しかたねーだろ……」
ソニア「見つけたのですから仕方がないのです!」
弐大「これを使って!ツチノコを探そうではないか!!」
ソニア「ええ!シャカリキ行きますわ!!」
左右田「っしゃ、行くぜ!エンジン全開!!」
◆
ツチノコ判定
6以上でツチノコ
ツチノコパンダ
>>560
3
◆そして山の中
<よーそろー!
葉隠「ぬりゃああああ!!」ざくざくざくゴオオオオ!
ソニア「探しますわ!探します探します探します!」ゴオオオオ!
弐大「……どこにおる!ツチノコ!」
葉隠「あっちだ!俺の勘はあっちと言ってるべ!」ゴオオオオ!
左右田「っしゃー!!行くぞオメーら!!」ゴオオオオ!
弐大「よぉし!行くぞ!」
どただだだだだ……
ソニア「ビューティフォー!証拠らしきものが見つかりましたわね!」ゴオオオオ!
葉隠「ん!ほんとだな!」ゴオオオオ!
左右田「こりゃジャバ菜か!?どっかからツチノコが取ってきたんだな!」ゴオオオオ!
弐大(全員シャカリキでうっとおしい……)
我々はついにツチノコがジャバ菜を食べている事を知った!
だが……ツチノコの姿はどこにもない!
我々の事を気付いて逃げてしまったのだろうか……?
【3月2週/12日目】
金曜日 昼
我々はついにツチノコがこの山にいるであろう事実を突き止めた!
弐大「……さて、どうしたものか」
葉隠「山探してみるべ?」
ソニア「そう、ですわね。こうなったら山にツチノコがいるのは確定ですし」
弐大「応!そうだのう!」
葉隠「いよいよ決着つけるべ?」
左右田「だな!よし……」
ソニア「我々は本気を出しますわ!」
◆
1→昨日仕込んだジャバ菜を見に行く
2→全員でローラー
3→全員シャカリキ(意味深)にして探しに行く
4→そのた
>>566
1 ツチノコパンダ
>>566
ツチノコパンダ見つかったの?
◆そして山
ソニア「……!」
我々はやっと山にて、
証拠たるものを見つけた!
弐大「ジャバ菜が……」
葉隠「食べ散らかされてる!?」
ソニア「これは……もう間違いないですわ、絶対にツチノコは……いる!」
弐大「ああ、これは……」
その場には何かが這いずり回ったような跡が複数!
さらにジャバ菜は、鋭い牙でずたずたにされている!!
これはもう間違いない……!
絶対にここには……
ツチノコがいる!!
ソニア「探しますわよ!」
弐大「ああ、そうだの!」
◆
ツチノコ判定
よし、今度こそ見つけるぞ。直下6以上
ほいっと
>>569
あれ……?
捜索は困難を極めた!
葉隠「ん、あ?あれ?」
ソニア「……?」
しかし―――
ソニア「途中で消えている!?」
左右田「え?」
弐大「……ツチノコの気配が途中で!」
切れている―――!?
左右田「な、なんで……んな、ツチノコが飛んだっつーのか!?」
葉隠「なわけねーべ!?」
弐大「なぜだ……!?」
ツチノコの気配は、なくなってしまっていた。
もしかすると、今までの流れで見つからなくなってしまったのか?
本当はツチノコが動いた場所はここではないのか?
我々は、一度ベースに戻ることにした……
【3月2週/13日目】
土曜日 昼
我々の捜索はさらなる困難を迎えていた―――
ソニア「……どうしましょう」
弐大「そうだのう……」
ここまで何度もチャンスを掴みかけた、
だが、同じだけその尻尾を逃してきてしまったのだ。
ソニア「何か新しい事をすべきでしょうか?」
弐大「……」
葉隠「とにかく、出来る事やるしかねーだろ」
弐大「……そう、かもしれん」
左右田「あー……どうすんだァ弐大」
弐大「なぜワシに聞いた?」
葉隠「や、ここは弐大っちが決めるのが一番だと俺のインスピレーションが叫んでるべ!」
弐大「そうかのう……?」
◆
1→新しい作戦を考える(なにしよう?)
2→改めてジャバ菜作戦
3→頑張れ左右田!左右田!
4→そのた
>>575
4 ツチノコビトならそこにいるのに…
3
ツチノコビトってなに?ピクミン?って思っちった
>>575
弐大「ツチノコビトだったらおったんじゃがの」
左右田「……?」
葉隠「んあ?ツチノコビト?」
弐大「応、そうじゃあ」
ソニア「……なんですか?ツチノコビトって」
弐大「応、なんじゃあ?お前等知らんのか?」
葉隠「ま、まさか―――」
UMA!ツチノコビト!
それは我々の範疇を越えた存在だった!
このジャバウォック島に伝わる伝説の生き物らしい!
葉隠「……あ、でもそれでもいいか」
弐大「!?」
ソニア「ツチノコには代わりありませんしね」
弐大「いいんか!?」
◆
で、ツチノコビトってどうやって捕まえんの?
>>581
(無理のない範囲で自由にどうぞ)
髪の毛でおびき寄せる(ドレッドヘアがよい)
↑
>>581
>>580
ツチノコビトの捕まえ方
ソニア「髪の毛でおびき寄せるのです!」
ツチノコビトは本来、
鳥や小動物を食べるらしい。
だが、さらに食欲を増したツチノコビトは、
時に人間を襲う恐ろしい生き物と化すのだ!
(※多分)
ソニア「そのためには、人間の髪の毛でおびき寄せます」
弐大「なるほど」
ソニア「人間の体臭が分かる方がよいので、ドレッドヘヤがよいとされます」
ドレッドヘヤは、
自身の体から分泌される油や汗などで
その硬度や強度を増す編み込みだ。
頻繁には髪は洗えない。
葉隠「へー」
さらにふけやほこりなどが出るが、
それもまた髪の毛を強固に固める要素なのだ!
故に人間の気配が残りやすい!!
◆数時間後
葉隠「!?!?」←地面に寝かされてる
弐大「すまんな、葉隠。これもお前さんのためなんじゃあ」
◆
で、ツチノコビト来た?判定
3以上
へーい
>>583
葉隠「あのー………」
弐大「くるはずじゃあ!」
我々は葉隠隊長の犠牲を無駄にはしない!
葉隠「いや死んでねーし?つーか隊長でもねーし!?」
ガサガサ!
その時!背後の草が揺れた!!
コビト『………』かさ
ソニア「!?」
左右田「……!!?」
コビト『カミノケ……』がさがさ
ツチノコビトの大群だ!
その数は30匹ほどだろうか!?
なお1匹あたりが20センチほどあるぞ!
葉隠「は?え?なに?なにが」
ぐいぐいぐい
コビト『カミノケヒッパル』ぐいぐい
葉隠「あだだだだ!!?」
ツチノコビト達は猛然と葉隠隊長を襲う―――!
ソニア「今です、左右田さん!」
左右田「合点承知の助!」ぽち
葉隠「それ石d……いやなんでもねー!助けて!!」
ごごごごご
辺りに物々しい音が響いた、次の瞬間!
ばさぁ
コビト達『!?』
なんと上空から網が飛来した!
そしてそれはツチノコビト達を包囲し、完全に捕まえたのだ!
その数は実にほぼ全匹、つまり30匹ほどである!
弐大「やったのう、ソニア!」
ソニア「まさかこんな簡単に……」
葉隠「いやちょっ、なんで俺も同じ網にいたたたたちょ噛むなって、うわっ、なん、服のなかんぐぅおお!?」
◆
ルート選択
1→ツチノコビトで満足
2→もっとツチノコビト捕まえたい
3→いや、ツチノコは?
>>589
3
ルート把握じゃよ。
だが00なので明日はパルプンテスタートじゃよ。明日こそツチノコ捕まえるぞ。
おやすみなさい。、
開幕パルプンテだけど、プレイヤーさんおるかー?
>>589
3
我々は遂にUMAを捕らえる事に成功した!
ソニア「やっと見つけましたわよ」
葉隠「」
弐大「すまんの、葉隠………じゃがお前さんの犠牲は忘れないぞ」
左右田「死んでない死んでない!まだ葉隠死んでないから!」
ソニア「本当にすみませんでした……」
左右田「ソニアさん!犯罪はだめ絶対!」
ソニア「しかし、これはあくまでもツチノコビト。わたくし達が求めるのはツチノコです!」
弐大「つまり、探索はやめんのか?」
ソニア「ええ。我々はこのまま、ツチノコ探しに戻ります!」
葉隠「」
◆
で?パルプンテ判定、直下末尾
12→ツチノコビトの反撃だべ!
34→ツチノコの反撃だべ!
56→実は葉隠がUMAだった説
78→ツチノコのすみか発見
9→ツチノコ捕獲
0→でかいツチノコ捕獲
ぞろ目→ツチノコビトを餌にする
44か66→誰かがUMAにさらわれます
00→多分ジャバウォック島沈む
!
>>595
7
【3月3週/14日目】
日曜日 昼
我々はツチノコビトを捕獲する事に成功した。
だが、それだけでは足りない。
あくまでも目的はツチノコの捕獲である。
葉隠隊長をホテルに残した我々は、さらなる探索を進める事にした!
がさがさがさ………
その時!
「ソニアさんっ!弐大!来てくれ!」
マシンを使って広範囲探索をしていた左右田隊員から声があがった!
ソニア「こ、これは……」
弐大「こんなものが山に……!」
それは我々が想像していなかった大きさの洞窟!
ずっと奥まで、漆黒が続いている……。
そして、その周辺には小動物の骨やジャバ菜が散乱しているではないか!
ソニア「………間違いありません、ここがツチノコの住処です」
いよいよ、我々の探索は佳境を迎えた!
◆
1→中に入る
2→明日、万全の準備をして入る
3→左右田のロボ入れてみる
4→そのた
>>600
めでたい
2
>>600
ソニア「……では中に」
弐大「それはいかん」
ソニア「!」
左右田「は?何でだよ!見つけたんだぜ、ツチノコの住処!」
弐大「ワシ等は洞窟に入るための万全な対策を施しとらん」
左右田「いやだけど」
弐大「急がば回れと言うじゃろう?」
ソニア「……そうですわね」
弐大「ましてやここは無人島、何が起きたっておかしくはないんじゃあ」
そう、ここは何が起きてもおかしくない島だ。
現に、我々の知らなかったUMAであるツチノコビトを捕獲出来たではないか。
つまり!この洞窟に新たなUMAがいる可能性だってある!
弐大「ならば今日はしっかりと休息し、万全の体制でもって行くべきではないかの?」
左右田「んあ、そう言われちゃあそうだけどよ」
弐大「異論はないな?」
ソニア「ええ、賛成しますわ」
こうして我々は今日の探索を切り上げ、
アレをして、
モノを揃え、
万全の体制を整えた!!
【3月3週/15日目】
月曜日 昼
気が付けば我々はもう半月をこの島で過ごしていた。
そして、これが一番大きなチャンスである。
もしもここでツチノコを逃そうものなら、次のチャンスはいつになるかわからない!
葉隠「……すまんかった」
ソニア「いえ、隊長は昨日お休みして正解でした!」
葉隠「ありがとな。おかげでぴんぴんだべ!」
ソニア「そしてビンビン物語ですわ!」
弐大「ようし、全員が全員、既に体力は回復しておるな!」
ソニア「ええ。そして弐大さんに言われた通りの装備を持っています」
ソニア「洞窟がコウモリだらけだった場合、その糞でアンモニアが大量発生し、普通の人間では窒息するおそれがあります」
ソニア「故にガスマスク!」
葉隠「それに松明、だな。火がありゃなんとかなる」
左右田「ツチノコ捕獲用のアイテムも揃ってんぞ」
弐大「ようし、これで………」
ソニア「ついに今日こそ拝めますように!」
我々はいよいよ!
ツチノコの住処へと足を踏み込んだ!
◆
で、ツチノコいた?判定
直下末尾5以上
さすがにここで捕まらないのはあれだから……もっかい判定する?
ただし苗木の内臓は葉隠に奉納される
じゃあ直下末尾、5以上
内臓もらった+1
ここまでのおさらい
探索した
ツチノコいない
苗木をサクリファイスした
やっぱいない
苗木は犠牲になったのだ、犠牲の犠牲にな。、
あかーーーーーん!!
◆
こつこつこつ……
遂に我々はツチノコのアジトへと足を踏み込む!
そこはまるで漆黒の漂う空間だった!
辺りには足音しか響かず、そしてただぽっかりと開いた穴が我々を出迎えている……。
ソニア「これは………」
葉隠「………行こうか」
隊長の言葉を聞いて全員がうなずき、そして中に入っていった!辺りはまだまだ暗いままだ。
ばさばさばさ!
左右田「ぎにゃああああ!?」
弐大「あれは!」
ソニア「やはりコウモリですか!」
我々が後から調べてわかった事だが、
ここにいるのはジャバウォック原産の【ジャバコウモリ】と呼ばれる種類であった。
その食生活はいわゆるツチノコとかなり酷似している。
ここには肉食の生き物や、いわゆる天敵も少ないため、彼らは草食にシフトして生きてきた種族のようだ!
左右田「オレもう帰りてーよ………」ぐすぐす
葉隠「一人で帰るか?」
左右田「それだけは!!」
ソニア「では着いてきてくださいませ」
我々は先を急いだ!
………しかし!
ざっ
弐大「ここが行き止まりのようじゃあ」
ソニア「ですわね………」
我々は洞窟の行き止まりにたどり着いた。
しかし、ソコには蛇のような姿はひとつもない。
つまり……ツチノコはいなかったのだ。
葉隠「いるっぽい気配はこんなにあるのによぉ……くそっ」
さすがの葉隠隊長も、この成果には満足出来ないようだ。
いるはずのツチノコが見つからない事に、焦りと憤りを覚えていた!
ソニア「絶対にこの洞窟にいるはずですわ!」
左右田「でもソニアさん」
ソニア「入り口の骨、そして噛み傷がいままで見つかった肉やジャバ菜に酷似した腐食した肉がこの洞窟内にありました」
ソニア「さらに比較的新しいモノと思われる糞もあります。ツチノコは……いまぁす!」
ソニア隊員が割烹着を着ているように見えたが気のせいだろう!
我々は今、決断を迫られていた!
ソニア「わたくしは、出来るなら今日一日をかけて絶対にツチノコを見つけたいです」
ソニア「明日以降の探索が難しくなったとしても」
それはつまり、全身全霊をかけた探索を意味していた!
◆
どうするよ?
1→全身全霊で探索(+3)
2→明日改めてくる
3→左右田残れ
4→もっと洞窟内を探索しては?
5→そのた
>>613
1
>>613
3+3
◆
全身全霊の探索ッ!
それは!
もう二度と探索が出来なくてもいい、と言う覚悟の探索だったッ!
つまり、このワンチャンスを逃せばもう二度とチャンスはない、とソニア隊員は考えたのだ!
実際にはそうだったのかもしれない。
なぜなら、半月にわたって見つかっていないUMAである。
もう半月使っても、無駄な浪費になる可能性は否めなかった。
であれば!
ここまで近付いているのだ!
今しかない!
―――我々は持ちうるありとあらゆる知識、経験、機材を投入した!
それこそ、もう二度と探索が出来なくてもいい、と言うような覚悟で!
そして……!
「みなさんっ!!こちらに!!!」
遂にその時は訪れた―――
弐大「こ、れは……」
左右田「マジかよ!?」
ソニア隊員が発見したのは、
―――数匹のツチノコだった!
いずれも胴体が平べったくそして丸く、
尻尾は短い。顔はしっかりと爬虫類のそれだ。
我々が資料や文献で確認したツチノコのそれである!
さらに、そばには小さな個体もおり、
もしかするとこれらは家族……あるいは仲間である可能性も考えられる!
葉隠「ま、まさか卵があるとは」
さらにそのそばには卵のかけらもあり、
もしかすると小さな個体はふ化したばかりなのしれない。
葉隠「これは……一大ロマンだ!大発見だぞ!!」
思わず興奮する、葉隠隊長!
そしてそれに賛同するソニア隊員!!
ソニア「これを持ち帰れば、」
葉隠「ああ、今後のUMA捜索が速まるかも!」
弐大(しかし、果たしてそれでいいのか………?)
◆
1→ツチノコはそっとしておこう
2→卵を持って帰ろう
3→つがいを持って帰ろう
4→この場にいるやつ全部捕まえよう
5→そのた
>>619
1
>>619
弐大「ツチノコの確保は止めよう」
ソニア「え?」
葉隠「な、何言ってんだって弐大っち!これは!歴史的発見……」
弐大「お前さんは環境保全と歴史的発見のどちらを取るんじゃあ!」
葉隠「!」
そう、ここにいるツチノコはこれだけかもしれない。
我々がこの環境を崩して、ツチノコが全滅してしまう可能性もある。
それは、人としてもっともやってはならない事。
―――絶滅。
かつて日本にいた種族も、多くが人間の手によって絶滅してきた。
それは我々人間の反映であると共に、傲慢と怠慢の象徴なのだ。
左右田「………とりあえず、持ってけるもんは持ってく」
弐大「ああ。脱皮した殻や卵、餌などがあればな」
葉隠「ああ、俺の一攫千金が……」おろろん
ソニア「いいのです、隊長」
葉隠「ソニアっち」
ソニア「わたくしは………間違っていました」
ソニア「謎解明を優先して、命を無碍にしていた……それは、よろしくありませんわ」
こうして我々は、ツチノコの写真、
そして糞や卵の殻、脱皮した皮などを持ち帰った―――
◆
【3月17日】
学園長「おかえりみんな」
ソニア「はい!ただいまです!」
学園長「それで、成果は―――」
弐大「応。写真を撮る事に成功した」
学園長「ほう?」
弐大「じゃが、個体数が少なかった事から確保はあきらめた。絶滅の危機に瀕しておるかもしれんからの」
ソニア「すみませんでした、学園長……」
学園長「……そうだったのか」
学園長「まあ、田中君がいれしもしかしたらツチノコの繁殖を、と思ったんだけどね」
学園長「だがね、みんな。君が考えていたそれは正解だよ」
ソニア「………え?」
学園長「君達は成果よりも、保全を選んだ。目先の成功よりも、自然の保護を選んだ」
学園長「僕はそれを失敗とは思わない」
弐大「じ、じゃあ………」
学園長「ああ、成功と認めよう」
弐大「………!」
ソニア「ありがとうございます!!」
学園長「………さて弐大君。もし君がよければこの半月は休みにして、早速4月分のマネージメント相手を決めたいんだが、いいかな?」
↓3くらい
なんか質問あれば
余ってる内臓の有無
>>625
とりあえず膀胱が片方なくなった(?)
弐大「いや、特には何にも」
学園長「そうか。それはなによりだ」
弐大「………では、次の相手を決めましょうかのう」
学園長「いいかい?」
【キャラクターセレクト】
1:【ストーカー】仲島花音
かわいい。ヤンデレかわいい。
目標:彼氏作り
2:【賢者】新月渚
かわいい。希望かわいい。
目標:不明(後日発表)
3:【軽音楽部】澪田唯吹
かわいい。けいおん!かわいい。
目標:新曲オリコン1位
4:【???】日向創
かわいい。予備かわいい。
目標:才能の発掘
5:まさかのダベミ
6:ほかのオリジナル生徒、オリジナル超高校級(才能くれたら適当に作る。名前あり生徒も可能。一塁手とか豆子とか)
↓最速3票
4最速
弐大「……?」ぴら
学園長「どうしたのかね?」
弐大「いや、彼は……」
学園長「ああ、日向創と言う生徒だ」
弐大「日向?」
学園長「学園の生徒だが、超高校級ではない」
ソニア「……まさか、希望ヶ峰7不思議と噂に聞いた……【予備学科】?」
学園長「そうか、噂になっていたか……ああ、そうだ」
学園長「彼は【予備学科の日向創】。超高校級の才能は持っていない、普通の高校生だ」
学園長「君にはね、弐大君。彼に備わっている超高校級の才能を見つけてほしい」
弐大「それはまた難しいことを……」
ソニア「弐大さんなら大丈夫!………多分メイビー恐らく」
弐大「!?」
学園長「それじゃあ!れっつマネージャー!」
ソニア「………?」
弐大「もう流行らんぞ学園長」
学園長「私はあきらめないよ」
◆
◆
◆そして……
【4月1週/1日目】
木曜日 昼
◆教室
がららっ
弐大「失礼する」
「あ、貴方が超高校級のマネージャー、です、か」
弐大「そうじゃが……」
弐大(……ふむ)
弐大(ほどよく付いた筋肉、丈夫そうな骨格、澱んだ目に………アンテナ)
弐大(もしやこれが)
「俺は日向創………です。あ、でも学園長から聞いて知って……ますよね」
弐大「……応。そうだの」
日向「そ、その……よろしく、お願いします」
弐大(日向が頭を下げる)
弐大(どうやら相当引け目を感じているらしい。超高校級には逆らうなとでも言われているのだろうか)
弐大(しかし敬語か……)
◆
1→とりあえず話そう
2→敬語禁止ね
3→とりあえずアレする
4→そのた
>>639
2+自分も同じ高校生だよ感を出す
上
>>639
>>638
弐大「とりあえず、日向と言ったか」
日向「あ、はい………」
弐大「今後敬語は禁止とする」
日向「………は」
弐大「お前さんとワシは、入学タイミングからして同期じゃ。同期が同期に敬語はおかしいだろう?」
日向「いや、だけど」
弐大「どういう事情があろうと、まずお前さんとワシは対等な関係じゃあ」
日向「………対等な」
弐大「超高校級か否かは関係ない。人として、同じ高校生としていっしょにいりゃあええ
」
日向「………」
弐大「応、お前さん、本当にワシが高校生なのか?とか思うたな?」
弐大「確かに学生証を出しているのにも関わらず、どこの機関もわしが学生じゃと信じてくれんがのう」
弐大「それに以前は、『お子さんは元気ですか』などと聞かれたわい。ワシは子供はおらん!」
日向「………わかり、ま……」
弐大「敬語禁止!」
日向「……あ、ああ、わかっ……たよ。これから、よろしく。弐大」
弐大「応!」
>敬語を禁止した!
【4月1週/2日目】
金曜日 昼
◆教室
弐大(あれから日向はしばらく緊張しており)
弐大(具合が悪そうだったのでさっさと返した)
弐大(そして今日じゃが)
日向「なんだかまだ、信じられないんだ……何で俺なんだろうって思ってる」
弐大「得てしてそんなもんじゃあ」
弐大(まだ日向は打ち解けておらんようだ)
弐大(まあ、予備学科は本科であるワシ等とは全く違う学科らしいとソニアから聞いた)
弐大(ワシ等は雲の上の存在と思われていたらしい)
弐大(緊張もやむなしか?)
日向「はは………でも、よかった」
弐大「無ッ?」
日向「弐大さ………弐大が、普通の人間でよかったって話だよ」
弐大「ほう?」
日向「ほら、聞いた話だと、【元超高校級のクライマー】なんてのは、今や殺し屋をやってるとかって噂、だから」
弐大「………」
弐大(希望ヶ峰には常に栄光と闇が付きまとう)
◆
今日は何しよっか?
1→とりあえず学力テスト?
2→運動してみる
3→日向のデータ取る
4→そのた
>>644
3
>>644
弐大「今日はお前さんのデータを取れる限り取ろうと思うがいいか?」
日向「俺のデータ?」
弐大「応。わかる範囲でな。それが今後の指針になるかと……」
◆数時間後
ぴーぴーぴー!(迫真)
弐大「ほう、これが」
弐大(希望ヶ峰のアイテムを使って、日向の身体データなどを取った)
弐大(そのほかの必要なパーソナルデータは学園長経由でワシに届いた)
日向「どうだった、弐大?」
弐大「お前さん、胸筋が強そうだの」
日向「胸?」
弐大「ああ、ソコが発達しているとは……のう」
弐大「失礼だが、お前さんなにかスポーツの経験は」
日向「ないよ。俺はこの希望ヶ峰に入るために、いろんなテストを受けて学力上げる事しか考えてなかったし」
日向「かと思えば入学は費用があればすぐ出来るって………」
弐大「……そうか」
弐大(確かに学園長から得たデータでは、日向は勉強が出来る方のようだの……)
◆
【4月1週/3日目】
土曜日 昼
◆体育館
日向「弐大!」
弐大「応、日向。今日は教室が使えんからここに呼んだ」
日向「あ、そうなん……そうだったのか」
弐大「応。時たまほかの超高校級も来るが、お前さんに悪意はない」
日向「……わかった」
弐大「それでの、日向よ。お前さんのデータは取れたのだが、具体的にお前さんのなんたるかをワシは知らんと思うての」
日向「つまり?」
弐大「お前さんとの対話が足りんので、方向性が決められないかと悩んでいるのだ」
日向「……弐大、俺は何者でもないよ。才能もないし、ただの学生だ。指針はお前が決めてくれ」
弐大「……」
弐大(卑屈なのか?いや、これは……)
◆
1→スポーツ系の才能を目指す
2→芸術系の
3→超高校級の○○(好きな才能を指定)になるのを目指す
4→周りの超高校級に会わせて、何が合うか調べてもらう
5→そのた
>>648
今日はここまでじゃあ。次は日向編!おやすみー
4
葉隠「ウサミ?新手のUMAだろ?はい論破」
なんかイラッとしたから、今日もヤるよ。プレイヤーさんと評議会の人はいるのかな。
>>648
弐大「そうじゃの……超高校級のことは超高校級が知る」
弐大「せっかくだ日向、学園をうろついてはみんかの?」
日向「……え?!」
弐大「そこで超高校級に会えれば御の字じゃあ。そやつらなら、日向。お前さんの才能を見出せるじゃろうて」
日向「ほ、ほんとか?」
◆
澪田「お、猫丸ちゃん!どうしたんすか?」
弐大「応、ちょうどいいところに」
澪田「えーと、どなた?もしかして猫丸ちゃんのアレっすか!?バラバラの実っすか!?」
弐大「違う。次のマネージメント相手の」
日向「……日向、……です」
名刺らしきものすっ
澪田「ん?つーくーるーちゃーん?」
日向「ちが、います。創と書いて『ハジメ』って……読み、ます」
弐大「こやつは超高校級ではないが、ワシ等と同学年だそうじゃ」
澪田「つくるちゃん、同い年?!」
日向「だからハジメで……」
澪田「ふぉおぉー……!これがスタンダード学生っすか……!こりゃ1145141919/秒単位で曲が生まれそうっすね!」
弐大(なんじゃあその数字は……)
澪田「そだ、つくるちゃん!」
日向「あの……」
澪田「セッションっす!」
◆
◆音楽室
じゃーんっ!
澪田「いぇぇい!テンションマックスボルテージ!もう3億年間このまんまっす!」
弐大「長い!?いや、そんなにそのままにしておけるか!」
日向「なんかツッコミどころが違うような……」
澪田「つくるちゃん、音楽好きっすか!?」
日向「……ま、まぁ、嫌いではない……ですけど」
澪田「確かにー!つくるちゃんの奏でるパーカッションでパッションが屋良っちゃいました!てへぺろ!」
日向「屋良ったって何だ!?」
澪田「もしかして【超高校級のパーカッショニア】とかなれんじゃないっすか!?」
弐大「ほう、パーカッショニア……」
※パーカッション専門の人。
日向「そう、かな……?」
澪田「楽しかったっす!お疲れサマンサタバサ!」
弐大「……日向」
日向「最後まで名前間違われてたな……」
◆
次は誰に会いに行く?判定
直下コンマ末尾6以上で指名した超高校級に会える。以下の時は数値が低ければ低いほど……
ソニア
>>656
弐大「あとはー………そうだの、人の審議眼を持っていそうなのは………」
◆図書室
ソニア「それでわたくしのところへ……」
日向「あ、ええと、はい」
弐大「ガッハッハ、そう堅苦しくせんでええ。こやつも同学年じゃあ」
日向「そ、そんな事言われても、王女なんて言われたら……」
ソニア「そうですよね、最初は難しいかもしれません」
ソニア「ですが、わたくしはこの学園で、自らそのものを見てくださる素敵な方々に囲まれて幸せです!」
弐大「………言うのう、ソニア」
ソニア「あ、そうですわ日向さん?こちらのテストを受けてください!」
つ【ただしいUFOのさがしかた】
日向「え?これって………」
ソニア「問題ナッシングです!さあ!さあ!さあ!!」
日向「………わ、わかったよ………」
◆
◆数時間後
日向「割とたくさんあった……」ぐったり
ソニア「そうですわね………」ぺらぺら
弐大「それで何がわかるんじゃあ?」
ソニア「ええ、日向さんに向いていそうな才能の系統やらなにやらです」
日向「!?」
弐大「して、どう出た?」
ソニア「そうですわね……この辺りの表を見ると……」
カラーコーディネーター
コラムニスト
文化委員
映画評論家
ボクサー
傍聴者
贋作師
ソニア「この辺りでしょうか。色彩の感覚は強いようですし、こだわりもある」
ソニア「己の完成を美しい言葉に乗せることも出来るし、相手の気持ちもくみ取れる。それに手先も器用です」
日向「贋作師………」
ソニア「鑑定士にもなれるかもしれませんね」
>日向の才能がいくつか見えた………?
【4月2週/4日目】
日曜日 昼
◆体育館
日向「今日もここからのスタートか?」
弐大「応。基本、ワシ等が教室を使ってええのは平日だけだからのう」
日向「それにしても昨日は大変だったな………」
弐大「すまんの、いろいろと引きずり回してしもうて」
日向「いや、気にしてない。むしろ」
日向「贋作師に向いてるかもなんて言われた方がちょっと、な」
弐大「しかし、誉めておるのだと思うぞ?」
日向「え?」
弐大「本物の価値が分からなければ、偽物など到底作れんからな」
日向「………」
◆
1→今まで出た才能から、これから目指すモノを決める
2→もっと他の生徒に会ってみる
3→今日はふたりでどこかに行く
4→そのた
>>662
3
>>662
弐大「今日は気分転換じゃあ、どこか行くか?」
日向「あ、それなら俺」
弐大「無?」
日向「一回行きたかった場所が、あって」
◆
◆植物庭園
日向「こ、ここが!噂に聞いた植物庭園!」
日向「全天候を再現出来るシステム、勝手に撒かれるスプリンクラー、植物学者が作った【モノモノフラワー】!」
日向「そして謎の鶏!ああ、聞いてた通りだ!」
弐大「?」
日向「こんな場所に来たかったんだよ!」
弐大「な、なんでじゃあ?」
日向「予備学科のいるとこにはこんな大がかりな植物園はないんだ」
日向「なんて言うか、たまには緑に触れたいってそう思うからさ」
弐大「なるほどのう……」
日向「だから始めてここにこられて俺は幸せ……」
もふもふもふ
日向「ん?」
辺古山「な、あ、あ、……」
弐大「無?辺古山、何を鶏を抱き抱えて……」
辺古山「な、……ななな、なんでもないっ!私がここにいた事は忘れろ!」
どっばーーんっ
日向「…なんだったんだ?」
>日向の気分を解消した!
【4月2週/5日目】
月曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
弐大「応、今日もやるぞぉ!」
日向「………ところで弐大」
弐大「無?」
日向「昨日のはなんだったんだ?」
弐大「ああ、あれは辺古山ペコ。ワシのクラスメイトじゃのう」
日向「辺古山?」
弐大「やつは【超高校級の剣道家】と呼ばれる強い者じゃよ」
日向「そうか………」
日向「……なんか昨日見たときはずっとにやにやしていたような……」
弐大「まあ忘れろと言われたのでの、忘れてやるのが一番なんではないかのう?」
◆
1→超高校級に会いに行く
2→今まで出た才能から目指すものを選ぶ
3→今日はテストを受ける
4→そのた
>>666
ふきつ
1
>>666
弐大「きょうもあれこれ、お前さんの能力を調べてもらいに行くかのう」
日向「ま、またか?」
◆
こつこつこつ………
ひゅ
日向「ん?誰かそこにいたような………」
弐大「無?どうしたんじゃあ?」
日向「いや、誰かとすれ違った気がしてな」
弐大「誰かと……」
「わあ、大当たり。何で分かったの?あんまりバレないんだけどな」
日向「!?」
弐大「なんじゃあ……お前さんか、神代」
「えへへ、ごめんなさいってば」
日向「お、お前は……」
「あ、ごめんごめん、僕は神代優兎……【超高校級の諜報員】さ」
弐大「こんなところで何しておった」
神代「………いや、別に?」
弐大「………?」
◆
神代がなんか怪しい気がするけど怪しくもなさそう。
1→日向の才能を見極めてもらう
2→何隠してるか聞く(7以上)
3→他の人を捜す(指名)
4→そのた
>>669
3 狛枝
>>669
弐大「……そうか。ああ、神代」
神代「なんだい?」
弐大「今そちらの方は行くな。なんか分からんがお前さんが死ぬ気がする」
神代「つまりめちゃめちゃシコれるんだね!行ってきます!」
ひゅっ
弐大「ああ、おい神代!」
日向「なんだあいつ………」
◆そして別の教室
こつこつこつ………
弐大「応、おったか」
「……何だい?ボクみたいなゴミクズのところにわざわざきちゃダメだよ、弐大クン」
弐大「ゴミでもクズでも虫でもないわ」
「そうかなぁ?ボクなんて、キミのような希望から見ればちっぽけなクズさ」
日向「ええと、これは」
弐大「いつもの事じゃ………」
「………弐大クン、その人は?超高校級、ではないよね?」
弐大「応、こやつは日向創……超高校級の才能が芽生えるかどうか、と言うテーマのマネージメントを受けておる」
日向「ど、どうも………」
「………ふぅん。気に入らないね」
日向「………」
弐大「こちら、【狛枝凪斗】じゃあ。【超高校級の幸運】……それがこやつの」
狛枝「ねぇ、弐大クン」
弐大「………ん?」
狛枝「その人、どこかにやってよ」
日向「………え………?」
狛枝「ボクは最大限譲歩して、キミを人として認めてあげているんだよ。でも、これ以上ボクの前に来るならボクは狂ってしまう」
狛枝「ただの人間なんだよ、キミは。超高校級、才能って言うのは生まれた瞬間から決まっているんだ」
狛枝「それを超高校級でもないキミが才能を開花させる?そんなのボクのちっぽけな幸運でも、あるいは弐大クンの才能でも不可能さ」
狛枝「ないものは初めからないんだ。どんなに望んでもどんなにあがいてもないものはないんだ」
日向「………そん、な………」
弐大「狛枝!言い過ぎだ!」
狛枝「ありゃりゃ……弐大クン、キミなら分かってもらえると思っているんだけどな……」
弐大「ワシはお飾りだからの」
狛枝「謙遜しなくてもいいのに!才能のない者を束ねる才能って言うのは世の中の反映に必要さ……才能がないならないなりに生きればいいのに、どうして高望みするんだい?」
狛枝「キミは凡人だ。」
日向「………!」
がららっ!!だっっ!!
弐大「ひ、日向!?」
狛枝「………清々したよ」
弐大「狛枝ァァァ!」
狛枝「この程度で逃げるようなら、それこそほんとに期待外れさ……ふつうの人間としても、ね」
【4月2週/6日目】
火曜日 昼
がらら
弐大「………」
弐大「………」
弐大(………日向がいない)
弐大(どこにいったかは分からん、がいない)
弐大(なぜじゃあ?なぜいなくなった?)
弐大(やはり、狛枝の言葉が……)
弐大(………)
がらら……
弐大(探さなければ)
弐大(なにか取り返しが付かなくなる前に!)
◆
どこ探そう?場所指定
>>674
それにしてもやべぇな 校舎屋上
>>674
◆屋上
ばんっ!
弐大「ここか………!?」
ひゅおおおおっ
日向「………弐大」
弐大「!」
ひゅおおおお………
弐大(………日向は屋上に立っている)
弐大(何者かが近くにいるような、そんな気配があるが)
弐大(………見えない)
弐大「何をしておる、お前さん」
日向「………」
弐大「なんでこんなところに」
日向「………」
弐大「………日向?」
日向「………俺、ちょっと夢見過ぎてたな」
弐大「!」
日向「ちょっと頭冷やさないとと、思って」
弐大「………」
日向「………弐大」
日向「やっぱ俺が超高校級の才能に目覚めるなんて無理な話なのか?」
弐大(………)
弐大(このままではワシが何を言っても……きゃつの心を理解させる事は出来るまい)
◆
1→とりあえずパンチ
2→話を聞く(末尾890)
3→辺り見回す(末尾90)
4→そのた(自由記述。出来ない事は多分無い)
>>680
4とりあえず自分語り
>>680
>>678
弐大(………)
弐大「日向……」
日向「………」
弐大「ワシは」
弐大「ワシだってなんの力とて無かった」
日向「………」
弐大「ワシも【超高校級】だなどと言われておるが……のう、日向」
弐大「【本当にすごいのはマネージャーだけだと思うか?】」
日向「………?」
弐大「違う。それは違う」
弐大「【ワシを超高校級たらしめたのは】
【いつだって超高校級と呼ばれるのは、超高校級と呼ばれる事がない高校生達】だ」
日向「!」
弐大「ワシを超高校級にしてくれたのは、結果を出してくれた彼らなのだ」
弐大「ワシはただ、出来る事をしただけ」
弐大「ワシを……ワシをここに来させてくれたのは、」
弐大「ワシ以外の、誰かだから」
日向「………弐大」
弐大「もちろんそれをすぐに理解しろとは言わないけれど、言えないけれど」
弐大「それでも、ワシをこうしてワシたらしめたのは」
弐大「お前さんのように、なんの変哲もない青年達だったのだ」
ワシだけが、こうして持ち上げられる事はない。
本当にすばらしかったのは、それ以外の人なのだと。
日向「………」
◆
効果、直下
さて、どうしようかしら。
まさかこんなにひどい事になったとは……ワシ、ちょっとびっくり。かといって、やり直す?いや、そんな事はしませんよ。
さて……
マジでどうする?
1→ダベミ神はもう一度判定をやり直す。ただし苗木の内臓はなくなる
2→これが結果なのだからもうあきらめて次行く
3→日向がカムクラになるのを指を咥えて見つめる
↓最速3票
よし、1だなん。
今度こそこれが本気で最後。
あと苗木クンの内臓がまた失われたので、苗木クンがロボ化にまたひとつ近づきました。やったね
じゃ、泣いても笑ってもこれがラスト。
直下
目標5以上
3以上でもなんとか踏みとどまる
さあ
直下7了解。
では明日は弐大と日向の屋上会話から再開します。思わず弐大のセリフを長考しちゃいました。
おやすみなさい!
ちょい遅くなってごめんよ。やるよ。
>>699
7
日向「……」
日向「……」
日向「……弐大」
弐大「無」
日向「……」
日向「俺、ちょっと難しく考えすぎてたな」
弐大「……」
日向「でも頑張ってみるよ、ちょっとだけ」
日向「俺は超高校級にはなれないかもしれないけど、……でも、それでいいんだ」
弐大「……」
日向「才能は欲しいけど、才能を持ってるお前がそんな事言うなら……」
日向「……」
弐大「すまんの」
日向「いや、俺が悪いんだ」
日向(何をしてでも才能が欲しい、なんて俺が思ってるのは、間違いなのか?)
弐大「必ずあるはずだ、お前さんにしか出来ない事は」
日向「……そう、かな」
>日向が少しだけ前向きになった
【4月2週/7日目】
水曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「よぉ、弐大!」
弐大「お……、おはようさん」
日向「俺……うん、無理しない程度に才能研究?って言うの、やってこうと思うから」
日向「だから弐大」
日向「……その、少しでいいから力を貸してくれ」
弐大「当然だろう?ワシはお前さんの為におるんだからの」
日向「!」
弐大「ワシを超高校級たらしめてくれたのは、誰でもない誰かだから」
弐大「……それは悪い意味ではない。ワシなんてものを超高校級と呼ばせてくれたあやつらに」
弐大「………」
日向「弐大………」
◆
さ、気を取り直して何する?
1→誰かに会いに行く
2→どっか行く
3→日向の才能を何にするか決める
4→狛枝を断罪する(勇気が足りない)
5→そのた
>>711
3
>>711
弐大「ほうじゃあ、日向!」
日向「?」
弐大「お前さんの目指すべき才能、そろそろきめてはどうだろうか?」
日向「いや、でも俺は……」
弐大「たとえ超高校級になれんでも、お前さんがそれを目指した。その事実が大事なんじゃあないか?」
弐大「成せば成る、成さねば成らぬ、何事も」
日向「……」
弐大「お前さんが成すべき事は、お前さんの為の事だろうとワシは考えるがのう」
◆
日向にめざして欲しい才能
↓3とか4くらいまで
傍聴者が主人公っぽくてかっこいいから傍聴者
>>713-715辺りが最初の候補になる
○傍聴者
○鑑定士
○家庭教師
弐大「この辺りかの?」
日向「ちょっ、待ってくれ!」
弐大「無?」
日向「か、家庭教師って何だよ!?」
弐大「お前さんは頭がいい。それはテストの結果からも分かっておる」
弐大「そして……お前さんは【出来ない側の人間の苦痛も分かっている】、だからこそ出来る事がある」
弐大「【ただの超高校級では出来ない事がお前さんには出来る】。だから、家庭教師を入れてみた」
日向「そんな……たいそうな……」
弐大「いや、どんな人間も最初はそうだ」
日向「……」
弐大「それともお前さんは、あんな男に言われたまま、自分を諦めるのか?いや、そんな人間じゃあないだろう?」
日向「……はは、そうだな」
弐大「傍聴者はわかりにくいかもしれんが、鑑定士ならばお前さんにもぱっと理解出来るだろう?」
弐大「まあ、他の才能を目指す事も可能じゃあ。お前さんならな……カウンセラーとか」
日向「はは、なんだそれ?」
>なんとなく目標が決まった!
【4月2週/8日目】
木曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「弐大!」
弐大「応、日向。今日も改めて、取り組んでいくぞ」
弐大「お前さんにいくつかの道を示したな?ここからお前さんを導いていく」
弐大「当然、また狛枝に非難されるやもしれんがの、だが」
弐大「……お前さんが目指した場所なんてのはそんな簡単に折れるもんじゃあないだろう」
日向「ありがとう……弐大」
弐大「いや、そんな大層な事ではない」
日向「それでも俺は、お前に感謝するよ」
日向「あのままだったら俺は折れてた」
弐大「……そうか」
弐大(だが、そこから立ち直れたのはお前さんの力だ)
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→そのた
>>722
3でバカそうな桑田とか……を生徒にする
>>722
弐大「時に日向、お前さんに頼みがあるんだが」
日向「え?俺に?」
◆きーんこーんかーんこーん
桑田「……アポ……?」
日向「正気かお前……英語7点って……」
桑田「いや、仕方なくねっすか?その、何言ってるかわかんねーし的な……」
日向「野球でも簡単な英単語くらい使うだろう?それがなぜ出来ないんだ……」
日向「気持ちは分かるけど酷すぎるな……ほらここ、英数字の書き間違ってる」
桑田「いや、いやいや、でも!」
日向「それにエラーはerrorだ。airraなんて単語はないぞ」
桑田「ち、ちげーし!オレはほら、前の学校もスポーツ特待だs」
日向「桑田!もう自分から逃げるな!」
桑田「!」
日向「弐大が教えてくれたんだ……取り柄がない俺でも、才能がない俺でも諦めちゃいけないんだって」
日向「自分がすごくある必要はない、誰かのために戦うのもまた正義だって!」
桑田「あ、な、何カッコいい事言ってん……」
日向「だからまずは事実を受け止めろ、お前の英語の能力は小学生にも及ばないぞ!」論破ァァァ
桑田「アポおおお!」
>桑田にみっちり勉強を教えた……
>少しだけ勉強を教えるすべを学んだ……
【4月2週/9日目】
金曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「ああ、弐大か」
ばさばさばさ
弐大「無?どうしたんじゃ、そのノート?」
日向「ああ、昨日桑田とやった英語のおさらいだ」
日向「ほら、桑田って野球選手だろ?だから英語出来るかと思ったんだが思いの外出来なくて……」
弐大(どうせスポーツ特待だから、とか言うたんじゃろうなぁ)
日向「昨日はスポーツから絡めていろいろと英語のテストをさせたよ。聞いてくれ弐大、あいつ英語7点だった」
弐大「……何点満点?」
日向「100点」
弐大「それは仕方ないのう……」
日向「だが、俺の教え方はまだ非効率だと思う……」
日向「もっと回数を重ねれば分かるかも……」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→そのた
>>726
3今度は澪田と葉隠
↑
>>726
>>725
弐大「……ふむ、それなら……」
弐大「どうじゃあ、次は複数生徒を纏めては」
日向「複数?俺にはまだ早いんじゃないか?」
◆きーんこーんかーんこーん
澪田「うぐぐ……社会が低いとか慢心したっす……」
葉隠「はっはっは、澪田っちは世界情勢苦手なんか!」
日向「そう笑ってる葉隠も、国語と数学以外はほぼ全部×だぞ」
澪田「ぷふーっ!康比呂ちゃんかっこわりー!」
葉隠「人の事ばっか言えねーべ!?」
日向「確かにな……澪田、お前もなぜか国語、あと英語は出来るみたいだけど他が全滅だ」
澪田「えー?なんでなんで?唯吹ちゃんと答え書いたっすよ」
日向「まず理科……澪田、これはアオミドロだ。朝顔に立てる棒じゃない。どこをどうやったらそうなるんだ」
日向「あと葉隠、笑ってるけどお前が書いたのはゾウリムシだったぞ。ゾウリムシはこんな色じゃないからな」
澪田「次はなんすか?これ」
日向「さすがにこれは分かって欲しかったな……光合成に必要なもの」
日向「澪田、それは愛しさと切なさと心強さじゃない」
葉隠「ボケに走んな!ずりーべ!」
日向「お前も答えはやる気と時間って書いてるけど違うからな」
日向「で、次……社会か?葉隠、それは毛沢東であってサモハンキンポーじゃない。知ってる名前を適当に書かない!」
日向「それにこれはシリコンバレーだろ?なんだ『いい感じの砂浜』って、いい感じってなんだいい感……お前字ぃうまいな!?」
葉隠「まぁな!」
日向「誇るな!と言うか澪田、これはフランスの国旗だろう?国聞かれてるのに『唯吹もこんな髪の色にしたいっす』って聞いてない!」
澪田「似合わないかな?」きゃぴるん
日向「似合う似合わないは関係ない!ああもう……で葉隠、お前なんで数学だけ90点台なんだ、バランス!」
葉隠「商業校出身ナメんなよ」
日向「俺はお前のすべてをいまナメている」
澪田「そんな事いったら唯吹だって百合百合の世界で生きてきたっすよ!」
日向「それは聞いてない」
日向「………と言うかなんでふたりとも国語だけは出来るんだ!?だけど澪田、漢字が間違ってる。それに慣用句も」
日向「転ばぬ先、に必要なのは杖であって黄金の精神じゃないぞ!」
>……答え合わせはまるでめちゃイケのノリだった………
>少しずつ、勉強を教えるすべを学んでいる……
【4月2週/10日目】
土曜日 昼
◆中庭
日向「おう、弐大!」
弐大「おお、お前さんか。首尾はどうだ?」
日向「あいつらほんとに高校生なのか………?」
弐大「ひどかったんじゃな………」
日向「ああ………見てくれこれ」
弐大「澪田と葉隠……ふたりとも言葉はよく使うからか、国語だけは出来ておるようだのう」
日向「それ以外基本的に出来てないけどな」
弐大「災難だったのう……」
日向「だけど、ちょっとずつだけど学べた事もあったよ」
弐大「へ?」
日向「相手が2人に増えるとやる事も2倍だ。それに、それぞれ苦手科目が重なっているとも限らない」
日向「ほんとに難しいよ……」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→そのた
>>732
3
>>732
はいパルプンテ
弐大「今日はご指名、だそうだが」
日向「え?他の才能は……」
弐大「いや、お前さんに勉学を教えて欲しいと依頼がある」
日向「は、はぁ……?」
◆きーんこーんかーんこーん
大神「助かるぞ、日向」
日向「ああ、いや……」
日向(ああ、弐大に注意されたから直そうとしてるけどつい敬語になりそうに……)
日向(……いや、だめだ。勉強を教える側なんだからイニシアチブを取らないと)
朝日奈「何教えてくれるの!?」
日向「俺と一緒に勉強をするんだ。いいか?朝日奈」
朝日奈「えー?プールは?ドーナツは?」
日向「お前にとっては大切かもしれない。でも、そればかりではダメなんだ朝日奈」
日向「やりたい事ばかりやってるだけがこの世界じゃないんだからな」
日向「だからまずはお前達にテストを受けてもらうぞ」
大神「おお、分かった」
日向(……事の始まりは大神らしいな。桑田や葉隠から話を聞いて俺に依頼したようだ)
◆
パルプンテ判定直下末尾
12→議会のおっさんと出会う
34→江ノ島と出会う
56→家庭教師の才能
78→家庭教師の才能(大)
9→他の才能も伸びる
0→覚醒する
ただし
ぞろ目→日向に新しい才能候補が!
44か66→カムクラ一発満貫
00→覚醒日向(真)
ほい
>>736
7
日向「それじゃあまずは……」
日向(……いや、これでいいのか?)
日向(ダメだ。これじゃあ今までと同じだ。それじゃあダメなんだ)
日向(朝日奈が食いつくような事を言って、まず勉強への意欲を上げないと)
日向「なあ、朝日奈?お前はスイマーだったな」
朝日奈「うん、そだよー。でも、他のスポーツとかも好きかな?」
大神「以前は部活を6つ掛け持っていたそうだからな」
日向「さすがにそれは俺じゃ出来ないな……はは」
朝日奈「体を動かすのって楽しいんだよね!うんうん!誰かとの戦い……記録との、己との戦いがさ!」
日向「勉強も一緒だよ。誰かと、己との戦いなんだ」
朝日奈「って言うけど難しくない?」
日向「そうだな、何をしていいかわからない状態だと、どこから手をつけたらいいか分からなくて難しくなりがちだ」
日向「なあ朝日奈、世界で一番大きなプールがどこにあるか知ってるか?」
朝日奈「……へ?」
日向「答えはチリだ」
大神「なんと、そうなのか?」
朝日奈「チリ?」
日向「ああ、チリにある『サン・アルフォンソ・デル・マル』。それがギネスにも掲載される、世界で一番大きなプールだぞ」
朝日奈「そうなんだー!って、どんくらい広いの?」
日向「その広さ、競技用プール40個分とか言われてるな。まさしく世界一だ」
日向「じゃあそのプールがあるチリはどこかと言うと……」
かかかっ
日向「世界地図だとこの辺り……そう、南米の左の方だな、縦長になっている」
日向「東はアルゼンチン、北東はボリビア、そして北がペルーに隣接してるぞ。覚えて置いて悪い知識ではないだろ?」
かかかっ
朝日奈「うーんと……」
日向「南と西は海。太平洋だな」
朝日奈「大泉洋?」
日向「違う。実際に4択で出した高校もあるらしいが違う、そんなまずい料理出すような俳優じゃない」
朝日奈「うーん……分かんないよ!」
日向「とにかくチリは左と下が海に向いてる、と考えてくれ」
朝日奈「えと、つまりプールが無くても泳ぎ放題?」
日向「かもしれないな」
大神「ふ……朝日奈は泳ぐのが好きだな」
朝日奈「うん!」
日向「ちなみにチリだが、1818年にスペインから独立している」
日向「わかりにくいから語呂で覚えてくれ、【イヤイヤ スペイン君なんてだいっきらい!別れて!】とでもな」
朝日奈「なにそれ!?」
>講座は滞りなく進んだ……
>日向は勉強を教えるコツをつかんだようだ!
【4月3週/11日目】
日曜日 昼
◆図書室
日向「ふぁ……」
弐大「応、今日はここだったか?日向」
日向「……ああ、弐大」
弐大「応?どうだの、あの後からは」
日向「少しずつだけど、誰かに勉強を教えるってなかなか楽しい事なんだなって思えるようになってきた」
日向「俺……背伸びしようとしてたんだな」
弐大「いや、人間である以上望みは絶対になくならない」
弐大「問題は、その望みに対して自分がどうあるか、じゃあ」
日向「俺は……」
弐大「ワシはお前さんの才能を信じてる」
日向「……ああ!」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→そのた
>>742
今日はこの辺でドロンします。おやすみなさい
2
さ、やるけど?
>>742
弐大「今日は少し違うものを学ぼうか?」
日向「違うもの?」
◆美術室
山田「片方はせかんどふらい先生の生原画、そしてもう片方は拙者がそれをトレース(模倣)した原画」
山田「さあ!さあさあ!!どちらが本物でしょうか!」
日向「どちらなんだ……?」
―ロジカルダイブ 開始―
Q1 せかんどふらい先生が原画によくやってしまう事は?
→隅っこにお気に入りキャラの【リチャード島田】を描いてしまう
Q2 リチャード島田の特徴は?
→襟足が長い
Q3 リチャード島田は主人公の何?
→赤の他人
日向(……そうか!分かったぞ!)
日向「本物の原稿は……これだ!」解!
山田「おおっ………よくぞ見破りましたな!」
日向「………ありがとう山田、俺はまた一ついろいろ学べたぞ!」
>せかんどふらい先生のファンになった?
>鑑定士の才能が上がった!
【4月3週/12日目】
月曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「おはよう、弐大」
弐大「応、おはようさん」
日向「いや、鑑定士の才能もちょっと面白いな」
弐大「ほう?」
日向「俺に向いてるのかも………しれないよ」
弐大「そうだのう」
弐大(本物の良さを知るからこその才能)
弐大(本物になれなかった本物か………)
日向「俺、もっと今以上に取り組んでみるよ」
弐大「………ああ!」
現在の日向
家庭教師Lv3
鑑定士Lv1
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を考える
6→そのた
>>750
4
>>750
2かー………
弐大「そうだのう……のう、日向。超高校級に会うか?」
日向「え?」
◆
こつこつこつ……
かしゃーんっ
日向「うわっ!?」
弐大「日向!?」
<わりーわりー!
弐大「桑田か!?外からボールを……」
日向「窓ガラスが粉々だな……っ、あれ?」
だら……
弐大「!?」
日向「手を切っちゃったみたいだな……いつの間に……」
罪木「だ、大丈夫ですかぁ!?」
日向「あ、お、お前は……」
弐大「罪木蜜柑じゃあ」
弐大「【超高校級の保険委員】。タイミング良く来てくれてありがたいのう」
日向「あ、そう、なんで……そうなのか」
罪木「て、手から血が出てますよぉ!?」
日向「ああ、これは……」
日向「大丈夫、でもないしな」
罪木「い、今すぐ保健室に行きましょう!」
日向「済まない、弐大。今日はお休みみたいだな」
弐大「応……!」
弐大(まあ、罪木の事じゃあ。問題は……)
◆
罪木「ところで日向さんはどうしてこんな事をしようと思ったんですかぁ?」
日向「こんな事?」
罪木「ええ、こんな事です。聞きましたよ?予備学科の方なんですよね?」
日向「ああ、それは」
罪木「そんな事よりももっといい事をしませんか?」
日向「……いい、こと?」
>不穏な影が漂った!
【4月3週/13日目】
火曜日 昼
がららぴしゃ!
日向「……ああ、おはよう、弐大」
弐大「無?昨日は大丈夫だったか?日向」
弐大(日向の右手は包帯が巻かれている)
弐大(とても大きな怪我だったわけではないが……)
弐大(だが包帯が痛々しい)
日向「だ、大丈夫だ」
弐大「……?」
日向「俺はまだまだ大丈夫だから、さ」
日向「ほら、行くんだろ?弐大!」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>576
2
>>756
これなこれ。すまんの。
>>756
2
◆
澪田「片方はあのジミヘンが引いたと言われているギター!もう片方はその辺のただのギター!」
澪田「どれがジミヘンギターかちゃんと当ててくださいっす!!」
♪~~~♪~~~
日向(俺には……分からない……)
日向(分からないけど……!)
日向「……俺は!Bのギターがジミヘンだと思う!」
弐大「根拠は?」
日向「そうだな……音が深いと言うか、プロが選ぶ音のように感じる」
日向「あとはそうだな、低音の響きが全く違う」
澪田「正解っすよ!!さすがつくるちゃんっすねー!アールピージーもつくるちゃん!」
日向「だから俺はハジメ……」
澪田「唯吹はつくるちゃん、すきっすよ!」
日向「!?」
>鑑定士の才能を磨いた!
【4月3週/14日目】
水曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「ああ、弐大」
日向「いや……鑑定士ってのも楽しいな」
弐大「だんだん分かってきたか?鑑定士の魅力は」
日向「ああ。ただ名前を覚えてもらえてないのがつらいけどさ」
弐大「いやいや、澪田も忘れているわけではない、と思うがなぁ……」
日向「そうか?」
弐大「……と、思う……がのう?」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>762
3
>>762
クリティカル
◆きーんこーんかーんこーん
がらら!
日向「みなさん集まりましたね?」
日向「はい、今回はー?」
かっかかかっかっかっ!
日向「はい【超高校級の】ー?」
日向「【バカ】をー?きめーまーーーーす!」
かかかかっ!!
>まさにテンションがめちゃイケのあれだ!
◆
◆
日向「問の2!これはー?はい、石丸さんのこたえ!」
弐大「コロッセオ」
日向「正解だ!」
弐大「さすがだの」
石丸「このくらいは分かるのではないか?」
日向「そんななかー?これをー?分からなかった方がー?いまーす」
葉隠「はははwwwww」
九頭龍「さすがに嘘だろ……」
日向「はい大和田さん」
大和田「」!?
日向「大和田さんの答えこちら」
ばんっ☆
弐大「『モーターサイクルデスゲージ』」
日向「なんですかそれ!?」
>日向が集団への勉強を覚えつつある
>バカばかり集めてはいけない
【4月3週/15日目】
木曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「いやー、昨日は面白かったな」
弐大「そうか」
日向「お前も完全に佐野アナっぼくなってたぞ」
弐大「楽しかったから仕方がないな」
日向「……俺もかなり楽しかったけどな」
弐大「お前ほんとは家庭教師じゃなくてツッコミだろ」
日向「急に口調崩すなよ!びっくりするだろ!」
弐大「ワシもたまにはそういう事を言うぞ」
日向「いやいいけど!」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>767
4 真超高校級のツッコミに会いに行こう
>>767
そんなひといましたかね(すっとぼけ)
◆
日向「それにしてもこの希望ヶ峰学園って、ボケをねらってやってるような奴しかいないな」
弐大「いやのう、別に彼らもボケたい訳ではないのだと思うのだが」
日向「そうなのか?」
弐大「ああ、それで困らせられているものもおるし」
日向「……?」
桑田「オメーバカじゃね?」
左右田「下ネタかよ!下ネタなのかよ!?」
日向「!?」
弐大「あれらがツッコミと呼ばれる逸材だの……」
◆
ツッコミに遭遇した
1→ボケる
2→スルーする
3→ツッコミ合戦になる
4→そのた(どうぞご自由に)
>>770
1
>>770
日向「まあ確かに俺のアンテナはビンビンだな」
左右田「やっぱ下ネタなのかよ!?」
日向「下か?上だろ」
左右田「アンテナはな」
日向「確かにしたもビンビンだけど……」
左右田「やっぱ下ネタだったわ!!」
桑田「あんたいいのかよ、初めて会う人に下ネタ言って!」
日向「いいんじゃないか?」
弐大「まあワシも下は」
左右田「言わせねェよ!つかオメーはデカいんだからアウトだろ!」
日向「俺は……ヤレるぜ?」
桑田「はいアウトォォォ!なんかわかんねーけど!!」
左右田「こえーよ!つーかオメー誰だよ!?」
日向「天の道を行き全てを司る男だけど?」
左右田「だけど?じゃねーよ!水嶋ヒロですらねーよ!!」
>しばしあそんだ。
【4月3週/16日目】
金曜日 昼
◆教室
がらら……
日向「これがほんもの、これはにせもの……」
日向「打製石器磨製石器……」
日向「これがピカソ、これはにせもの」
日向「あれはピテカントロプス……あと……」
がららぴしゃ!
弐大「日向!」
日向「ああ、弐大。ちょっと今忙しいから後でいいか」
弐大「ぬ?」
日向「鑑定士と家庭教師、どっちも可能性があるうちは挑んでいたいからな」
日向「どちらが俺に向いているか分からないけど、とにかくどっちかを伸ばしていきたい」
弐大「!」
日向「俺に本当に才能があるのかって、それは分からない……けどな」
日向「それでも俺は、行けるところまで行きたいんだ。いいか?弐大」
弐大「当然!」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた(才能を一つに絞るなど)
>>774
2
>>774
弐大「そうじゃのう……まだ選ぶ時間はありそうだぞ?」
日向「え?」
◆視聴覚室
弐大「片方は有名映画監督の福田ユキヒコ監督の作品、もう片方は映画監督になりたいソニアの作品だ」
弐大「主人公は苗木、配役やスタジオやセリフなどは全部一緒。違うのは編集や構図」
弐大「さあ分かるか、日向?」
苗木『……それは……』
カッ!
苗木『それは違うよ!』
小泉『へ?いや、アンタ……』
(ふたりはキスをして終了)
日向「Aは画が繊細。だが、必要のない場面は全て切り捨てせりふ、そしてメインの苗木にだけ誠心誠意を注いでいた」
日向「Bは凝ったカメラワークは評価対象だがそれ以外はてんでダメだな」
日向「よって正解はAだ」
日向「………弐大、こんなことして本当に鑑定士の道に近づいてるのか?」
>鑑定士は一流を知るもの
>故に一流とそれ以外を知るもの
>日向の鑑定士の才能が上がった!
【4月3週/17日目】
土曜日 昼
◆植物庭園
色葉「ほんと助かるよー、こうやって雑草取りやってくれるとさ」
日向「ええ、俺で出来る事ならなんでもやるから!」
色葉「力強いねー!」
日向「まあな!」
弐大「日向!」
日向「弐大!今は雑草取りをしてたんだ!」
弐大「またなんで………」
色葉「いや、日向君から直接来てくれたさ」
日向「俺に出来る事は出来る限りやりたいからな」
弐大「意欲的だのう」
弐大(その意欲が折られたら絶望するかもしれない………)
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>790
今度は77期に3
今日のダベミはミス多発のため休止します。ひどい。自分でもうんざりなレベルの安価ミス酷い。
次回は>>780から。おやすみ(現実逃避)
よいこのみんな!集まれ!
>>780
弐大「お前さんに会うのはやはりあれなのかもしれんな」
日向「あれだな!」
◆きーんこーんかーんこーん
日向「間違う事はいい事だ!人間、間違えなければ進歩しないだろ!」
左右田「だな!ケケケ、なかなか分かってんじゃねェか!」
日向「今頑張った奴は、一生頑張れるかもしれない!」
終里「そう言われたら燃えてきたぜ……!」
日向「公式なんてもんは忘れても導き出せると」かかっ
田中「もしや貴様……完全記憶の能力を!?」
日向「世の中で常識だと思われている事に疑ってかかること!」
日向「ちくわだ!ちくわをイメージしろ!」
日向「いつやるか?今でしょ!」
>エリート講師になりきった!
>家庭教師の才能がそろそろ開花しそうだ……
【4月4週/18日目】
日曜日 昼
◆図書室
日向「頑張れ頑張れ、出来る出来る!」
日向「そうか……これをこうして……」
日向「江戸明治大正昭和平成……ラップで授業するのもいいな……」
日向「推しメンを作れか……さすがは中田敦彦……」
がららぴしゃ!
弐大「何しておるんじゃあ?」
日向「ああ、弐大!」
日向「実は今、新しい勉強方法や次の課題を考えてたところだ」
弐大「応……!?」
日向「俺、このままならもっと上手くヤレるかもしれない!」
日向「もしかしたら、俺には【超高校級の家庭教師】の才能が……!?」
弐大「……!」
現在の日向
鑑定士Lv3
家庭教師Lv8
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>793
3
>>793
日向「俺……行ってくるよ!」
弐大「気をつけてな」
たったったっ!
弐大(こんなのでいいのか日向?……いや、そうだな、いいのだ)
◆きーんこーんかーんこーん
朝日奈「テストはレッド!気持ちがブルー!」
大和田「進級がイエロー……」
戦刃「宿題ホワイト、目の前ブラック……」
桑田「これヤバくね?オレらマジにやばくね?」
葉隠「まあまあ、まだまだグリーンだb」
日向「なわけねぇだろぉぉい??!」っぱーん
桑田「っわ!?」
大和田「出やがったな?おい、オレら集めてどうしよって」
日向「これから追試をする」
戦刃「……つい、し……?」
日向「ああ、そして集中攻撃を繰り出す」
日向「案ずるな受験生……!」
葉隠「いや受験生じゃn」
日向「四国送りにするぞ!さっさと勉強しろ!」
朝日奈「なんか前と違わない!?」
◆
◆
日向「お前達は総じて勉強が苦手すぎる。なぜ勉強しない?」
桑田「おもしくねーし」
大和田「何言ってっか分かんねーし」
戦刃「それより大切な使命があるし」
日向「お前は妹に嫌われたくないだろ?」
戦刃「うぐっ……」
日向「勉強をしろ、というのはなにも頭がいいやつがすごいから、とかそんな安直な理由じゃない」
日向「物事を知っている人間の方が、いろんな事が有利に働くんだ。例えば―――」
日向「理科だ。このチョークの成分は何か分かるか?」
桑田「分かるわけなくね?」
戦刃「って言うか分かる人がいたらこんな授業やらない、よね?」
日向「……そう諦めるなよ、みんな」
日向「チョークは白亜……石灰石が主だったが、今は炭酸カルシウムや硫酸カルシウムを水で練ったものもある」
葉隠「難しい話はよく分からんぞ?」
日向「確かに硫酸カルシウムなんて言ってもよく分からないよな。でもこう言ったらどうだ?これは石膏の主成分だ」
朝日奈「石膏?って……あ!ギプス!」
日向「さすがにアスリートの朝日奈は分かったな。そう、石膏とはギプスを作ってるんだ」
日向「まあ石膏にも種類はいくつかあるんだが……そのうちのひとつは結晶集合体を作ったりもする」かかかっ
日向「天然の透明の結晶体はセレナイトとか呼ばれるな」
葉隠「おお!その名前は聞き覚えあるべ!」
>理科の授業をした……
>もうすぐ才能が開花しそうだ……
【4月4週/19日目】
月曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「おはよう、弐大」
弐大「おはようさ……うおお!?」
日向「どうかな、これ」
弐大(教室には元素記号の表が張ってある)
日向「そろそろ俺も本格的に家庭教師をやろうと思ってな。でもそうなると家庭に行かないといけないだろ?」
日向「そのための準備をいろいろとしていたんだ。弐大も手伝ってくれ」
弐大「応、まかせい!」
日向「次は誰のところに行くのか、今からちょっと楽しみだよ」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす(コンマ7以上で開花)
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>798
2
>>798
がららぴしゃ!
小泉「ごめん、日向!ちょっと頼まれて!」
日向「へ?」
弐大「………?」
◆
小泉「これが【ロバート・キャパ】が撮った幻の未公開写真だそうなのよ」
小泉「アタシも当然キャパは好きだけど、イマイチまだ信じられなくて………」
日向「………」
小泉「戦場カメラマンの第一人者……そんな人の偉大な功績の一部がまさかアタシの手に」
日向「ニセモノだな」
小泉「………!」
日向「当時のインクとは全く違うものが使われてる」
日向「それにこの写真が現像されている紙もそうだな。キャパは第二次世界大戦なんかを写真にした人物だが」
日向「この紙は……完全に現代のものだぞ」
日向「小泉、お前がそれを知らなかったとは……思えない」
小泉「……はは、やっぱそう、よね」
小泉「ううん、分かってたの。分かっててアンタに見せたのよ」
弐大「なんと!ではいまのは」
小泉「アンタを試したのよ!バカ、アタシがそんなの知らないわけないでしょ!」
日向「そっか、そうだよな!」
>鑑定士の才能が上がった!
【4月4週/20日目】
火曜日 昼
◆教室
がららぴしゃ!
日向「鑑定士もなかなか面白いよな」
弐大「だが時間もそうないからのう」
日向「俺が本当に超高校級になれるかどうか、それがもうすぐ分かるんだろ?」
弐大「まあそうなるな」
日向「………俺はさ、弐大」
日向「最後の日までやれることをやるから」
弐大「応、ワシが出来る事ならなんだってするぞ!」
日向「じゃあ見守っててくれよ!」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす(7以上)
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>802
3小学生達&桑田に授業
小学生相手にコンマ1
どういう事か分かるわね?
>>802
弐大「おお、そうじゃあ。今日はとある場所から依頼があるそうでの」
日向「え?」
弐大「場所はなんとあの―――」
◆きーんこーんかーんこーん
がららぴしゃ!
日向「は、初めまして……日向創、創とかいてハジメだ」
言子「キャワイイです!あのアンテナがぴーんとなるところを見たいです!アンテナと言えば………」
新月「言子ちゃん、その話長くなるかな?一旦待ってよ」
大門「とにかく体育するんだーい!」
モナカ「その前にべんきょーなのじゃー!」
煙「……あ、ボクちんはいいよ別に……無視してくれてさ……」
日向「なんだこれ」
桑田「こっちが聞きてーわなに巻き込んでくれてんすかアンタ……」
モナカ「とーにーかーくー!日向お兄ちゃんのー、授業をー!うーけーるーのー!」
大門「あ、うう、わ、分かったモナカちゃん……リーダーが仲間を困らせるのは行けない事だい……」おろおろ
モナカ「あははっ、大君大好きー!」
新月「」ぴくっ
言子「待ってください!私のほうが好きです!」
桑田「おいなんか始まったぞ止めろよ……」
日向「いやそんな事を言われましても……」
煙「いいんだいいんだー、お兄ちゃん達はすっごく愛されてて……」
煙「それに比べてボクちんは……おろろん」
言子「また始まりましたね?蛇太郎君のうっとおしいあれ」
煙「そうそう………もっとボクちんを嫌ってくれよ……」
桑田「あー?テメー何言ってん」
煙「そっちのお兄ちゃんも嫌ってよ………
【あの時のチームメイトみたいに】」
桑田「………は?」
日向「おい、お前達!いったいなにを……」
モナカ「飛んで火にいる夏のバカー?ひとりよりふたりの方が呼びやすかったから呼んだだけだよー?」
モナカ「本命釣りあげるのに擬似餌って重要でしょ?そう言う事だから」
日向「え?ちょ、待っ」
言子「本当にキャワイイのはあっちのお兄ちゃんです!あ、でもアンテナお兄ちゃんも【かわいく】ありませんか?」
新月「………魔物になりかけてるこいつらなんて僕らはどうでもいいんだけどな」
日向「待て……話が見えないぞ!」
新月「分からなくていいよ、見えなくていいんだ」
言子「これはすべての足がかりー?足がかりと言えば!」
モナカ「とりあえずさぁ……この校舎、屋上あるんだけど……焼いてかない?」
あっー
>ひたひたと絶望が近寄ってくる……
【4月4週/21日目】
水曜日 昼
がしゃああああんっ
弐大「!?」
九頭龍「危ねぇぞゴルァ!」
弐大「……九頭龍?」
九頭龍「おう、弐大か。なんか昨日の夜から変な事が続いてるらしいぜ」
九頭龍「窓ガラスが頻繁に割られたり……な。オメーも気ぃつけろよ?」
弐大「応、肝に銘じておこう」
こつこつこつ
弐大「……?」
日向「……ああ、弐大おはよう」
弐大「ひな、た……?」
日向「今日も頑張ろう、弐大」
弐大(……日向の持っている本が昨日とは違う気がする……)
現在の日向
鑑定士Lv5
家庭教師Lv9
絶望Lv3
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>811
……コンマ、ゴメン安価ならマネージメント成功組+苗木に会うで。
>>811
弐大(……ふむぅ?)
弐大(なにやら様子がおかしい……?)
弐大「ちとこちらに来い、日向」ぐい
日向「うわっ!なにするんだ弐大!?」
◆
ソニア「まあ!日向さん!!」
日向「え?な、なんだよ」
ソニア「その本はマーベラスにオカルティックな邪本!なぜあなたがそれを!ファッキンバカ野郎!」
日向「なんでそこまで言われなきゃいけないんだ!?」
戦刃「でも、うん。それは危ない本だよ」
日向「へ?」
戦刃「論理的に破滅してる本。持ってるだけでも不幸になる」
葉隠「俺はオカルトは信じねーからな!」
苗木「……それでボク達を集合させたんですか、弐大先輩」
弐大「応、そうじゃあ」
十神「……いったい何が起きている?」
戦刃「ううん、分かんないよ……」
戦刃(でも、こんな事するのはひとりだけ……)
戦刃(……私、見捨てられちゃったのかな……)
十神「この数ヶ月、確かに世間はすこし波立っていたようだな」
十神「謎の暴徒の出現……街の破壊や殺人の数が徐々にだが増えているようだ」
日向「そんな……」
弐大「原因は分からんのか?」
十神「分かってるなら何とかしてる」
葉隠「つーか、昨日から桑田っちと連絡つかんのだけど、オメー知らね?」
弐大「……なに?」
日向「え?桑田は……あれ?あのあとどうしたっけ……?」
戦刃「一緒だったの?」
がららぴしゃ!
舞園「あ、いた……日向さん……よかった……」
日向「うわっ、ま、舞園さやか!?」
舞園「……昨日、希望ヶ峰付属小学校に行ったって聞いたから……大丈夫、でした?」
日向「……ああ」
ソニア「大丈夫ではありませんわ。無意識的に洗脳されるのです」
葉隠「やがては宇宙人にコンバートされるん?」
十神「お前は脳味噌を取り替えてもらえ」
舞園「とりあえず、気をつけてくださいね。なんか桑田君も様子変みたいですし」
日向「……桑田が?」
苗木「うーん……」
苗木「……もう少し色々調べてみるよ。それからでもいいかな?」
弐大「そうしてくれんか?」
十神「ひとまず日向、お前はひとりで休むんだな」
日向「今日はそうしようかな……」
◆
【4月4週/22日目】
木曜日 昼
「……ね……がよ……」
「……が……よ、どう……だ……」
「なんだとオラァ!」
◆
弐大「昨日は日向を休ませたから、まあ大丈夫だ、と思いたいが……」
がららぴしゃ!
日向「あ、おはよう弐大」
弐大(昨日よりはいい顔をしておるのう)
弐大「おはようさん」
日向「なんか……小学校にいた時の事がよく思い出せないんだ」
日向「俺、あそこでなにしたんだろう?」
弐大「思い出せん事を無理に思い出すのはつらいだけじゃあ」
日向「そう、だな」
弐大「お前さんが超高校級になる方が大切だろう?」
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>816
3
>>816
弐大「ほれ、日向。今日も誰かがお前さんを待ってるぞ」
日向「……本当か?」
◆きーんこーんかーんこーん
終里「おうっ!オメー強そうだな!」
日向「強い弱いってなんだ!?ああ、とりあえず今日は俺が勉強を」
終里「なー、んな事いいからよ、体動かさねーか?」
日向「……確かに、体を動かしてから取り組むと集中力が上がるって言うな……よし、軽くな!」
終里「んじゃ行くぜ!」
日向「なんで構えるんだ!?」
◆さらに数時間
日向「……と、このように」
日向「お前に思い切り殴られた俺の頬に出来たのが青あざだ。分かるな?」
日向「左肩も脱臼してたらしい。脱臼の仕組みは」
終里「オレが悪かった!」
>才能は花開かなかった……
【4月4週/23日目】
金曜日 昼
がららぴしゃ!
日向「おはよう、弐大」
弐大「応!おはようさん、日向ぁ!」
日向「……なぁ、最近学内で変な奴をみないか?」
弐大「無?変な奴?」
日向「ああ、なんか変な白黒のクマみたいな仮面だよ」
弐大「ワシはまだ見ておらんがのう」
日向「そうか……分かった」
弐大「何が目的なんじゃろうなぁ?」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>820
今日はここまでじゃよ。明日決着出来るかな?おやすみなさい
3
前方20メートル……来るぞ、ダベミ!
>>820
弐大「………よし、行くか」
日向「ああ、そうだな!」
◆きーんこーんかーんこーん
がららぴしゃ!
日向「よし………今日これで終わりだ」
大和田「おう……つーか何か前より話が分かってきた気がするぜ」
朝日奈「ほんとそうかも!」
日向「ああ、また明日!」
かつかつかつ………
「………んにゃ………ねみー………」
日向「?」
>何か見た気がする。気のせい、かもしれない?
【4月4週/24日目】
土曜日 昼
◆中庭
たったった……
弐大「おはようさん、日向」
日向「ああ、おはよう……」
弐大「無?何かあったのか?」
日向「いや、おお………」
弐大「ん?」
日向「んー………何か変な女を見た気がするんだけどな……」
弐大「何がじゃあ?」
日向「いや……分かんないけど、寝てた」
弐大「寝てた?」
日向「うーん?」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>829
3
>>829
なかなか開花しない………
弐大「応、そうじゃあ。お前さん、今日も呼ばれているようだのう」
日向「え?本当か?」
◆きーんこーんかーんこーん
大和田「だからそれは何なんだよ?」
日向「これが方程式だ。これを使えば問題はいくらでも解けるだろう?」
大和田「いや、ちっとも分かんねえ」
日向「………方程式だ、と考えるから分からないんだよ」
大和田「あ?」
日向「もっと簡単に考えてみるんだ!」
大和田「簡単に、って………」
日向「例えばこのグラフ問題、マイナスとプラスの点をそれぞれ結んで繋ぐだけだろう?」
日向「それにこっちは数字の問題だから………」
かきかきかき
日向「あとこっちは………」
かきかき
大和田「だからそれが分からないって………」
日向「これはこうで………」
◆きーんこーんかーんこーん
日向「今日も大変だったなー……」
「むにゃ………」
日向「?」
日向(廊下に………寝てる?)
>また何かいた気がする………
【4月5週/25日目】
日曜日 昼
◆中庭
たったったっ……
弐大「日向!順調か?」
日向「え?ああ、まぁそうだな……見えない壁みたいなものを感じるかな?」
弐大「壁?」
日向「ああ、なんだろうな……もう少し様子を見た方がいいとは思うけど」
日向「あと」
弐大「………?」
日向「廊下で寝てる女の子がいた気がする」
弐大「!!?」
日向「気のせいかもしんないけどな」
弐大「そんな事するようなもの、おったかのう………?」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>835
3
>>835
弐大「………壁、か」
弐大(その壁の攻略方法………ワシに何が言えるか)
弐大(分からんのう、こればかりは)
日向「とりあえず、俺もやれる事はやるよ!」
◆
終里「なー、なんで漢字で数字書くと、一二三までは棒なのに、突然四が箱みたいになんだ?」
日向「そんな根本を質問されたのは初めてだな……」
終里「だってそうじゃねーか。四だって棒だけなら覚えられるだろ?」
日向「箱でも覚えてくれよ」
終里「たまに忘れそうになんだよなぁ」
日向(さすがにそんなに根本的だと俺も心が折れそうになるな………)
終里「ほら、オレってちっせー頃からあれこれやってっから……あんま読み書きも得意じゃねーし」
日向「………」
終里「だからよぉ、こんな、あー……オメーらからしたら、簡単な事も忘れそうになる?っつーか……」
終里「あー、うん……わりぃな日向」
日向(そうだ……俺がこいつに勉強を教えるんだ……!)
日向「そんな事ない、俺は……!」
>目的を見いだした!
>才能開花までかなり近付いた……
【4月5週/26日目】
月曜日 昼
◆廊下
日向(そう言えば昨日は寝てる人は見なかったな……やっぱり見間違いか?)
どんっ
日向「あ、悪」
桑田「ぁあ!!?」
日向「ッ」ひくっ
桑田「…………ちっ」
すたすた……
日向「……」
◆そして教室
がららぴしゃ!
日向「……おはよう」
弐大「応、おはようさん!」
日向「ああ、おう!」
弐大「どうかしたかのう?」
日向「いや………」
日向(なんと説明すればいいか分からないな……)
弐大「ん?それならばいいがのう」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす(末尾6以上に変更)
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>840
3
>>840
弐大「そうじゃあ日向、すっかり家庭教師が板に付いてきたの」
弐大「お前さん、どんどん呼ばれておるようじゃが」
日向「お、おう、行ってくるよ!」
◆きーんこーんかーんこーん
葉隠「むむ?むむむ?」
日向「地理とか苦手なんだな、意外だよ」
葉隠「いや、その場しのぎの地理は得意なんだべ。ほらヤクザを撒かねーとなんねーからな」
日向「!?」
葉隠「あと家の周りか?よくあっちゃこっちゃ行くから覚えるけどよー……」
日向「ま、まあ日本ですらこんなに広いのに覚えるのも大変だよな……」
葉隠「分かるか?分かってくれるか?!」
日向「気持ちは分かるけど、でもこれも勉強だからな。覚えないとならないだろう?」
日向「お前が親になった時に、子供にいい顔出来ないし」
葉隠「………おう、そうだな!俺も昔は母ちゃんにあれこれ教えても良ったもんだべ」
葉隠「(禁則事項)の知識とか、あと(禁則事項)とか(禁則事項)とか……」
日向「お前の家庭環境どうなってんだ」
>勉強のコツをたくさん学べたようだ!
【4月5週/27日目】
火曜日 昼
◆廊下
桑田「あ、おう、パイセン……」
日向「桑田!?どうして……」
桑田「いや、その……昨日は悪かったって思ってよ……なんつの、最近ハートが不安定っつーか……?」
桑田「パイセンは特に変な事ねーか?なんか急にイライラしたりとか……」
日向「………特にはないな………」
日向(……桑田の救出はまだ間に合うのか?だけど、本人もよく分かってないみたいだな……)
◆教室
がららぴしゃ!
弐大「おはようさん、日向」
日向「ああ、おはよう。もうすぐ終わるんだな………この生活も」
弐大「じゃが、お前さんの才能が認められればこちらに編入じゃ」
日向「そうだったのか?」
弐大「聞いておらんか?」
日向「それは知らなかったよ……」
◆
1→傍聴者としての才能をのばす
2→鑑定士の才能を伸ばす
3→家庭教師の才能を伸ばす
4→超高校級に会いに行く
5→新しい才能候補を選ぶ
6→そのた
>>845
3
>>845
おっ9
弐大「ともかくは、今日もやれる事をやるだけだの」
日向「ああ!」
◆きーんこーんかーんこーん
がららぴしゃ!
桑田「うげ、さっきのさっきでパイセン……っ」
日向「あー、今日はやっとお前か……」
どっかり
日向「……この間のこと、覚えてるか?」
桑田「いや、俺もおぼろげでよく……」
日向「だよな……俺もなんだ」
桑田「マジで!?」
日向「もしかしたら俺達は何かされたのかもしれないな」
桑田「うーん……っつっても、ナニされたっつーんすか?」
日向「それは分からない」
桑田「………」
日向「それでも、だ」
日向「俺達はこれからも生きていく」
日向「俺は俺が出来る事をやるぞ……!」
カッ
日向「枕草子!光源氏!」かかかかっ!
日向「ありおりはべり!いまそかり!」
桑田「アポォォォ!?なんだこりゃあ!めっちゃめちゃ分かりやすい!」
日向「方程式!二次関数!三次関数!」かかかかっ!
日向「円グラフ!サインコサインタンジェント!」
桑田「お、おお?おおおっ!?」
日向「ミリオン!ビリオン!」
桑田「マキシマムかっけぇ!」
日向「世界史日本史!あとなんか!!」
日向「化学式!!」
桑田「うおおおお!!なんかわかんねーけどオレも合格出来そうな気がする!」覚醒ッ
日向「よし!その意気だ桑田ッ!」覚醒ッ!
>才能開花!
>【超高校級の家庭教師】の才能に目覚めた!
こっから
1→つぎのキャラを決める
2→マネージメントより謎解きがしたい
3→そのた
↓最速3票
両方ってそんな殺生な……
○謎解きは次キャラへ継続
○日向編最後から再開ー
【4月5週/28日目】
水曜日 昼
◆教室
日向「おかしい」
弐大「うん?どうしたんじゃあ?」
日向「いや、最近の出来事だ」
桑田「うーす、パイセン……」
日向「ちょうどいいところに!」
弐大「応、桑田!?お前さん、様子がへんだったと……」
日向「今はなんとか安定してるらしい」
弐大「な、なな、なに?」
日向「……よく分からないけど、俺と桑田は小学校で何かされたらしいんだ」
日向「それがふたりとも思い出せない……」
桑田「んで、気になるなっつー話です」
弐大「なるほどのう」
◆
1→誰かに聞き込みに行く
2→小学校に行く
3→なんとか思い出す
4→そのた
>>858
1
>>858
日向「誰かに聞きに行こうか」
弐大「誰かって誰じゃあ?」
◆
◆
◆
霧切「で、私に?」
日向「あ、ああ、何か知らないかと思ってな」
桑田「オメー探偵だろ?何か聞いてねーんか?」
霧切「………そうね」
霧切「ここ最近の異変、それにあなたの事もちょっとくらいなら聞いている」
霧切「だけど、小学校?それは私にも分からないわね」
弐大「確かあれは【希望ヶ峰付属小学校】立ったかの?」
桑田「え?付属小なんかあんのか!?」
霧切「ちゃんとした付属小学校ではないけれどね。希望ヶ峰はスカウト制だもの」
日向「………それがどうしてこんな事に?」
霧切「分からない……私も調査してみるけれど、すぐに何でも分かるとは思わない方がいいね」
>霧切が動き出した
【4月5週/29日目】
木曜日 昼
◆教室
桑田「つーか、何もわかんねぇな」
日向「ああ、何も分からない」
弐大「うーむ……」
日向「いや、誰も知らないとは思えないんだけどな……」
桑田「つか、霧切にオレの事とか知られてた訳な」
日向「桑田の異変は知れど、その理由が何だったのかまでは分かってなかったと……」
桑田「それも不思議なもんだけど……」
弐大「とにかく今出来る事をやるしかあるまい?」
◆
1→聞き込み(人物指定)
2→小学校に行く
3→思い出そうとする
4→そのた
>>862
3
>>862
弐大「何か思い出せはせんのか?」
日向「小学校での出来事か?」
弐大「なんでもいいんじゃあ……」
桑田「えー?んな事言われても……」
◆
◆
◇
煙「お兄ちゃんはなんであんなに嫌われてたのに好きな事が出来たのぉ~?」
煙「そんなの普通じゃ無いじゃん……」
桑田「あ?あー……それは」
煙「それってさぁ、もう【ボクちんと一緒だよねぇ】」
桑田「はあ?オメーみたいなキモいのと一緒にすんなっつーの」
煙「やっぱり」
煙「やっぱり気持ち悪い?キモい?キモい?仮面の下からもキモさが爆発してる?やっぱり?やっぱり?」
桑田「………なん、なんだよ、オメー………」
煙「ボクちんはただやりたい事をしてるだけの子供だよぉ~、お兄ちゃんと一緒」
「嫌われても、罵られても、」
「ただやりたい事をやっていただけなんだ」
桑田「………」汗たらっ
煙「ねえねえ、でもさぁ、なんでやりたい事やってるのにみんなにこんなにわあわあ言われるんだろうね~?」
煙「すっごく………腹立たない?」
◇
◇
◆
桑田「………なんかすっげぇ頭いてー………」
>蛇太郎の言葉責め?を思い出した
【4月5週/30日目】
金曜日 昼
◆教室
日向「俺と弐大のマネージメント生活は今日で終わりか」
弐大「そうだの」
日向「それでも、なんか思い出したらちゃんと言いに来るようにするよ」
弐大「そうしてもらえると助かるのう」
桑田「つーか………頭いてーんだよなぁ、なんか色々思い出したら頭がさぁ」
日向「俺も似たようなもんだな」
弐大「………んー………」
弐大「いやな記憶は忘れようとすると言うからの……」
日向「思い出しても悪い事は起きないよな?」
弐大「と、思いたいがの」
◆
1→聞き込み(人物指定)
2→小学校に行く
3→思い出そうとする
4→そのた
>>868
2直接行った方が早そう。
絶望しました、今日はここまでにします………
うそです、寝そうです。
明日は>>868からだけどまた1かー……桑田再起不能になるんじゃねぇか……?
はい、おやすみなさい。
ではここまでの桑田を振り返ってみましょう
初出→唯一無視される、その後インポとか言われる
魔改造→初回無視される、改造されたと思ったら指先に顔とかそれなんて拷問
死から脱出→そもそものコンセプト
カムクラウォッチ→巻き込み事故で妖怪化したり、進化したのにほぼベンチ
サイヒル→初日に狛枝に拉致され拷問受けた挙げ句亡霊ソニアに電撃で焼き殺される
キュア→一番頑張って戦ってた
桑田、悪いと思ってるよ。でも毎回お前なんだもん……仕込んだ訳じゃないんだよ……
これはもう宿命。やるよ。
>>868
弐大「………行ってみるか、希望ヶ峰付属小学校」
日向「大丈夫、だよな?」
桑田「なんかこえーんすけど……」
◆
◆数時間後
◆
日向「ここだな」
桑田「うっわでっけー……でっけー!」
弐大「一回来たんじゃろ?」
桑田「だーから覚えてねぇんだって!」
弐大「ふむぅ……」
桑田「……つか、ここがほんとにそうなんだよな?」
日向「ああ、間違いない。地図とも一致してる」
弐大「………行くか」
こつこつこつ……
ぎいい
オオオオオオオオ………
日向「昼間なのに暗いな……」
弐大「と言うか誰もおらんのか?」
日向「そんなわけが……聞いた話だが、希望ヶ峰の名を持つ小学校だけに多くの教師や研究者が常駐してるって話だぞ?」
弐大「じゃがのう」
桑田「だーれもいないっすね。出迎えくらいしろっつーんだよ」
「ほら、やっぱり戻ってきたでしょ?モナカの言う事は絶対なのじゃー!」
日向「ッ!?」
桑田「あ、この声!」
ういいいいい……ん
モナカ「おかえりお兄ちゃん。そろそろ来ると思ってたんだよ?」
弐大「お兄ちゃん!?」
日向「違う違う!」
モナカ「うーん……えーと、あれ?」
モナカ「知らないお兄ちゃんが一緒なの?」
桑田「つか、オメー白状しろッ!あの日オレらに何したんだよ!」
モナカ「………え?何言ってるのー?」
弐大(なんじゃあ?なんだか、話がかみ合ってない?)
◆
1→なんかはなす
2→そそくさと退散する
3→実力行使
4→無視する
5→そのた
>>881
1
>>881
弐大「あー、その……」
モナカ「?」
弐大「ほら、この間このお兄ちゃん達が遊びに来たじゃろう?」
日向(お兄ちゃん)
桑田(お兄ちゃんて)
弐大「その時の事を聞きたいんじゃあ」
モナカ「え?なんで?」
弐大「実はお兄ちゃんがのう、その日のことを覚えとらんとか言うんだ」
モナカ「……ふーん」
弐大「それで何か知らんかのう、ええと」
モナカ「モナカはねー、モナカ、でいいよ?」
弐大「ほう……ああと、モナカ……ちゃん」
日向(モナカちゃん)
桑田(通報されるぞ)
モナカ「うーん……結論から言うと、残念だなーって気持ちなんだー」
弐大「………?」
モナカ「うんー、だってねぇー」
モナカ「せっかくあんなに絶望させてあげたのに、けろーっとしてるからさ」
日向「………ッ!?」
弐大「な……」
モナカ「くすくすっ……おかしいなぁ、モナカがあんなに遊んであげたのになぁ」
モナカ「やっぱり足りないのかなぁ、一回じゃあだめかな」
モナカ「それとも横の地味なお兄ちゃんがダメだったからかなぁ」
モナカ「分かんないけどー」
モナカ「………ここに来たって事は絶対絶望させられたいって事だよねー?」
弐大(………この子は危険だ………)
◆
1→走れ!
2→逃げろ!
3→なんかしら言い返す
4→そのた
>>885
だが3
>>885
弐大「絶対絶望?」
弐大「笑止!」
モナカ「?」
弐大「ここにいるふたりはお前さんの気迫に押されたものの、すぐに戻ったぞ」
弐大「絶望させた、とはこれまた異な事じゃあ、まだこやつらは絶望しとらん」
桑田「そ、そうだそうだっ!」
日向「弐大……」
弐大「で?どうやってワシ等を絶望させるんじゃあ。今度は3人、ひとり多いぞ?」
モナカ「……」
弐大「お前さんのいいなりになるほど、ワシはまだ落ちてはおらんわ!」
モナカ「ッ………」
弐大(利いたか……?)
モナカ「……いいよ。それなら今は帰ればいいよ。モナカも力不足みたいだしね……」
モナカ「でもねぇ、そうやって言ってられるのは今のうちだよ?」
モナカ「……ばいばい」
ういいいいい………ん
弐大(思いの外あっさりとモナカは引いた)
弐大(なぜじゃ?力不足を痛感した?いや、それだけじゃないはず)
弐大(………何が目的だ?)
桑田「な、なんかわかんねーけどあいつ、帰ったん?」
◆
1→帰る
2→あえて進む
3→モナカを追いかける
4→そのた
>>888
めでたい
↑
>>888
1かぁー………
弐大「………ここは深追いせん方がええじゃろう、帰るぞ」
桑田「え、でも」
弐大「ここで追って何かあればワシも学園長に顔向け出来んわ」
日向「………そうだな」
桑田「ちぇー……分かった分かった……」
すたすたすた
◆
新月「返しちゃっていいの?」
モナカ「うん、大丈夫だよ。モナカが仕込んで置いた罠はすでに発動済みだからさ………うぷぷ」
モナカ「全てはお姉ちゃんのために……自分の計画を台無しにされるのも、お姉ちゃんは喜んでくれるよね?」
モナカ「うぷ、うぷぷ、うぷぷぷぷぷ!」
>なんかされてるらしい。
【4月30日】
夕
学園長「随分遅かったじゃないか。どうしたんだい?」
弐大「いや、色々ありましてな」
日向「そうそう色々!」
学園長「………そうか。まぁ、とにかくおめでとう日向君。君は間違いなく【超高校級の家庭教師】だ」
学園長「君が教えた生徒達はめきめきと成績を上げている、間違いなくね。これからは実地として、色々な家庭に呼ばれると思うが頑張って欲しい」
日向「あ、ああ、分かりました……!」
学園長「………さて弐大君」
弐大(しかし、希望ヶ峰付属小学校か)
弐大(学園長は……何も知らんのか?)
学園長「弐大君?」
弐大「……応、呼んでおりましたか」
学園長「当然だとも、次のマネージメント相手を決めないとならないんだから」
学園長「それとも、何か聞きたい事でも?」
弐大「……、……いえ、ないです」
学園長「では次の生徒だ!」
【プレイヤーセレクト】
1【極道】九頭龍冬彦
かわいい。ヤクザかわいい。
目標:借金の取り立て完遂
2【文学少女】腐川冬子
かわいい。三つ編みかわいい。
目標:新作発表
3【?????】
正体不明かわいい。なぜか学園長が教えてくれない。
目標:対象の発見
4【風紀委員】石丸清多夏
かわいい。泣き上戸かわいい。
目標:後日発表
5だべmなんでもないどす
6他オリジナル生徒、モブ生徒。
7それ以外
↓最速3票
3
弐大「時に学園長。この人物が隠されているのはなぜだ?」
学園長「……実はね、マネージメントと言うか少し変わった依頼が来てね。その依頼主が」
「私、と言う訳よ……」
弐大「………霧切響子」
霧切「悪いわね、私のマネージメント、それと平行してある人物を捜して欲しいの」
弐大「霧切をマネージメントとな……」
霧切「そうよ。あなたなら簡単でしょ」
弐大「そうは言うがのう」
霧切「………とりあえず話だけでも聞いてちょうだい。無理そうなら断る権利もあるから」
霧切「私が探して欲しい人物って言うのは―――この人」
ぺらっ
霧切「【七村彗星】と言う、非常に能力の高い探偵よ」
弐大「!?」
霧切「激情にして最速………【アレグロ・アジタート】の二つ名で知られる探偵」
霧切「数年前にとある事件で………死亡したはずなの」
霧切「けれど、近年彼を名乗った人物が現れた。だから調べたい」
霧切「本物なのか、それとも……」
学園長「と、こう言って聞かなくってね……本筋からズレるからあまりおすすめは出来ないが……」
1→やーるー!
2→他の人にします
3→もうちょっとくわしく
↓最速3票
3
ほー、ロン霧かな、それとも他ゲーか?
>>900
詳しい事はロン霧2巻
弐大「あいや、応、待て待て……」
霧切「?」
弐大「あまりにも漠然としすぎている」
弐大「もう少し詳しく聞かせてはくれんかのう?それならば、ワシも協力出来るか否かが分かるのだが」
霧切「……そうね、あまり詳しくは言えないの」
霧切「私の手袋の理由……それを作った人物を、私はずっと追っている」
霧切「その過程で出てきたのよ、七村彗星の名前が。彼は、私の前で……いえ、私達の前で間違いなく……」
霧切「………」
弐大「霧切………」
霧切「にも関わらず、その名を語るものが現れた。だから知りたいの。それが本物か、偽物か」
霧切「そしてそれが、もしかしたら【私の追っている人物】につながる可能性もある」
霧切「私はこれ以上あなたに語る事が出来ない。けれど、もしもあなたが協力してくれたらうれしいわ」
すっ
弐大「?」
霧切(これは……あなたの追っている絶望の事件には、もしかしたら関係ないかも知れない)
霧切(だからこれは私のエゴ。見つからない可能性の方が高いもの)
霧切(だから断ってくれても構わない)
1→やーるー!
2→やっぱり別の人にします
↓最速3票
弐大「………乗りかかった船じゃあ、霧切。ワシで出来る事なら協力しよう」
霧切「………本当に?」
弐大「なぜ驚いておる?」
霧切「え?意外だったからよ……絶対に断ると思ってた」
弐大「ワシがそんなことをするように見えるか?」
霧切「………そうね、ごめんなさい」
学園長「まあ、事が事とは言え今回は正式な依頼だ。ちゃんと手続きも踏んだしな」
学園長「だから響子の判断で正否を決めてもらう。いいね?」
霧切「元からそのつもりよ」
学園長「よろしい。それでは……」
◆
何か質問ある?
↓3くらいまで。
今回も協力者はあり?
学園長に絶望に拘る人物達の存在を知らせて危機感を持たせる。
>>910
霧切「………え?」
弐大「誰かに協力を請うつもりであったのだ」
霧切「………」
学園長「そうだね、危険でない範囲での協力は許そう。僕も協力する」
学園長「ただ、そこは全部響子に一任する。危険だと思ったら即止めてもらうからね」
弐大「………」
学園長「それでも正式な依頼だ。断るような事はしないさ」
>>911
弐大「ところで、時に学園長。お耳に入れたい話が」
学園長「え?なんだい?」
弐大「絶望……」
霧切「ちょっと、弐大君」
学園長「え?」
弐大「……この学園、並びに希望ヶ峰付属小学校に、絶望に拘る者達がおります」
弐大「おそらくは、小学生らは何者かに洗脳されておるのかと。学園で異変があったのは、その絶望に洗脳された者の仕業でした」
霧切「………ふぅ」
学園長「絶望?」
霧切「……ええ、この間の校舎破損、あれは桑田君の仕業だった。ただ彼はその時の事をよく覚えていないらしいの」
霧切「どうやら絶望を求める小学生達に接触した際、何かの洗脳を受けたものと思われるわ」
学園長「そんな事があるはずは……いや、しかし……」
霧切「………?」
学園長「ああ、いや、なんでもないよ。分かった、僕も気をつけよう」
学園長「今の桑田君は?」
弐大「安定しておるようですがの」
学園長「………、……そうか」
◆
【5月1週/1日目】
土曜日 昼
◆霧切の個室
霧切「世間はこの一週間ほど、ゴールデンウイークね」
弐大「じゃのう。学生等も、自主的に自宅への帰省が許されておるようだ」
霧切「……だけど、私達は休んでいられない」
霧切「まず話しておくと、現時点で七村彗星についてはほとんど分かっていないわ」
弐大「え?」
霧切「とにかくこの最近、目立って1ヶ月かしらね……様々な事件でこの名前を聞くわ」
霧切「小さいものだといわゆる立ち小便(犯罪です)から……大きいものだと連続殺人まで」
弐大「!?」
霧切「そのいくつかで、解決した探偵の名として七村彗星が出てくるの。けれど、彼は確かに死んだはず」
霧切「だからこそ分からない……」
弐大「まずは七村彗星、とやらの情報収集からと言う訳か」
霧切「そうなるわね……」
◆
1→どこかに行く
2→聞き込みする
3→ネットの波で探してくる
4→そのた
>>916
3
>>916
弐大「……危険を承知で、インターネットでも使ってみるかの」
霧切「え?でも……」
弐大「こちらの情報が漏れる可能性もあるが、そこは問題ないじゃろうな。なぜなら……」
◆情報処理室
不二咲「うん、コレで大丈夫なはず。海外のプロクシを複数経由して、その上でプロテクト使ってるから完全にこっちの事はバレないよ」
不二咲「たとえ少しくらいはバレちゃっても、僕達の居所は100%分からないと思うよぉ?」
弐大「恩に着る」
霧切「ふふっ、完全に逮捕一歩手前の事をやってるわね」
弐大「よし、この状態で進めるかの……」
かたかたかた
弐大(まぁそうかんたんには見つからんか……)
◆
◆その日の夜
霧切「もうまもなく校舎の閉鎖時間よ。帰りましょう」
弐大「後少しなんじゃあ……後少しで」
不二咲「あんまり無理しない方がいいよぉ?」
かたかたかた……かたっ
不二咲「!?」
弐大「無ッ!?これは……」
【希望ヶ峰付属小学校 教員名簿】
弐大「きょ、教員名簿!?」
不二咲「なんて強力な検索避け、それに暗号化されててすぐには読みとれないみたいだね」
霧切「………なぜ、これが?」
不二咲「うーん……分からない。けど、きっと検索避けをすり抜けて、名前が乗ってるのを見つけたんだと思うよ」
弐大「死んだはずの探偵の名前が、教員名簿に……?」
>とんでもないものを見つけた!
>解読にはしばらく時間がかかりそうだ………
【5月2週/2日目】
日曜日 昼
◆霧切の個室
弐大「不二咲が残っておった事も意外だったが……」
霧切「彼は母親に説得されてこちらに残ったようよ?」
弐大「母親に?何でまた……」
霧切「家に帰ったら、きっと部屋に籠もりきりになってしまうから、学園のお友達と遊びなさい、ですって。面白い話よね」
霧切「それより………」
弐大「………教員名簿か」
霧切「ええ。もしそれが事実なら、この件とあなたの追っている件が線でつながる」
霧切「解読には数日ほしい、って不二咲君が言っていたわよ。本人はアルターエゴに任せて、外にでているみたいだけど」
アル『僕が頑張ってセキュリティを解くよぉ!』
アル丸『そして僕が暗号解読をするッ!』
アル和田『オメェら気張ってやれよ!オレも手伝うッ!』
アル『兄弟っ!』
アル丸『兄弟ッッ!!』
霧切「………」
弐大「………」
◆
1→聞き込みする
2→新聞などを探す
3→どこかに行く
4→そのた
>>922
2
>>922
弐大「確かこの学園の書庫……」
霧切「同じ事を考えていたのね。でも、私もすでにあらかた調べたのだけれど」
弐大「もしかしたら新しい情報があるかもしれんだろう?」
霧切「………そうね」
◆書庫
がこぉ………んっ
霧切「ここが学園の中でも持ち出し禁止の書物のみが集められている書庫」
ばらばらっ
霧切「そしてこれが、恐らく七村彗星が最も詳しく書いてある本」
弐大「ほう……」
【七村彗星】ななむら=すいせい
【図書館】において数名しかいない【ダブルゼロ】クラスの探偵。
その異名は【激情にして最速(アレグロ・アジタート)】。事件解決の速度があまりにも早い事からそう名付けられ、また本人もそう名乗っている。
今までも数多くの事件を担当し多くの犯人を裁いてきた。
【ノーマンズ・ホテル】なる朽ち果てたホテルに行ったきり消息は掴めていない。
(以下、今回には関係がなさそうな七村の人となりや今までの事件が書かれている……)
写真http://i.imgur.com/hfd8ibm.png
弐大「………図書館?ダブルゼロ?」
霧切「追々説明するわ……」
>あまり情報は得られなかった
【5月2週/3日目】
月曜日 昼
◆霧切の個室
霧切「世間はまだ休みまっただ中ね」
弐大「………ああ」
霧切「知りたい事はたくさんある、それは分かる」
霧切「でも、ごめんなさい……順を追うと時間が足りないの」
弐大「とにかく今は情報がほしい、どんな情報でものう」
霧切「………そうね」
弐大「お前さんでも分からん者、ワシで探せるだろうか?」
霧切「大丈夫よ。弐大君なら出来る、って私は信じているわ」くすっ
弐大「それでなんとかなるんならええんじゃが……」
◆
1→聞き込みする
2→資料を探す
3→どっか行く
4→そのた
>>927
一回休憩。
↑
今更だけどダン霧の壮絶なネタバレします。
>>927
弐大「資料の類、ワシ等で探すよりも効率のいい方法を思いついたのだが」
霧切「え?」
◆書庫
がこぉ………んっ
十神「それで俺達をここに、か。ふん、あながち間違えてもいないか」
ソニア「そうですわね、わたくし達ならばそれらの文献の居所は知っているつもりです」
霧切「本当に?私の思いつくような文献は全て漁ったのだけれど」
ソニア「いえ、貴女でしたらこのような本は手に取らないでしょう?」
つ【実録!探偵は見ていた~ミルキィ☆オペラの手記より】
霧切「ゴシップ本みたいなものじゃない……そうね、私なら絶対にみない」
ソニア「例えばここに……」ぱらぱらぱら
……【黒の挑戦】と呼ばれる、黒い封筒があると噂されている。
それらは犯罪によって傷ついた者達を救済するための、最後の手段だと言い伝えられている。
代償として、時に億単位の金を支払わなければならないと言われ……
霧切「【黒の挑戦(デュエル・ノワール)】!?な、なぜこの本に!?」
ソニア「ビンゴですわね」
弐大「つまりどう言う事じゃあ?」
ソニア「この本に書かれた事は事実、と言う事です」
霧切「【黒の挑戦】は、本当に限られた人間しか知らない情報のはず……ならば、この本を書いたのは挑戦を受けた事がある探偵?それとも」
霧切「……」
弐大「……それで?」
十神「ここにその、七村とか言う探偵の事も書いてある、と?」
ソニア「ええ!間違いありません!」
ぱらぱら……
【七村彗星】―――激情にして最速の名を持つ探偵。
彼もまた幾度となく【黒の挑戦】を受けた探偵である事は承知だろう。
だが、こんな話を聞いた事はないだろうか?
【七村彗星は金のためにプライドを捨てる男である】と。
とある事件で【探偵役】として呼ばれた彼は、事件の解決よりも、その事件で使われた金銭を優先したと言われている。
そしてその結果は―――
ソニア「あら?そこから先がぬりつぶされている?」
霧切「!?」
弐大「貸し出し図書でもないはず。では誰が……」
十神「見られたらまずい奴がいるんだろうな、どこかに……ところでこっちは見たか?」
つ【サキガケ! 3月号】
十神「数ヶ月前のゴシップ雑誌だ。内容は………」
【闇に消えた探偵、七村彗星が生きていた!?】
我々はその消息をつかむため、決死のレポートを試みた―――!
しかし彼がいると言われているオフィスはもぬけの殻。
だが、それに矛盾するかのようにその日数件の事件が七村彗星の名義で解決したという。
これはいったいどう言うことなのか……?
弐大(どう言う事じゃあ?)
弐大(七村彗星、と言う探偵は死んでいる)
弐大(だが七村の名前で事件を解いている者がいる……?)
弐大(……解せない)
◆
【5月2週/4日目】
火曜日 昼
◆霧切の個室
霧切「昨晩、不二咲君から連絡が入ったわ。あと3日も貰えれば、暗号は解読出来ると」
弐大「そうか。しかし……」
霧切「確かに不可解よね。死んだ人間の名義を使う意図が分からない」
弐大「なんのために?」
霧切「さぁ……それが分からない」
霧切「それとも誰でもいい?これは私を釣り出すための餌?」
弐大「………」
霧切「とにかくその理由を探るためには、捜査あるのみね」
◆
1→聞き込みする
2→資料を探す
3→どこかに行く
4→そのた
>>933
1
>>933
弐大「聞き込みするしかあるまい」
霧切「聞き込みってそんな、誰に聞くの?」
弐大「とにかく手当たり次第にだのう……」
◆そして数分後
戦刃「あ、その人の名前どっかで聞いたかも」
霧切「!?」
弐大「やはり。お前さんなら裏の世界にも精通しているかと思うてのう」
戦刃「あれ、でもどこで聞いたんだっけな……」
霧切「……お願い、教えてくれないかしら」
戦刃「うう……(言ったらまずいよなぁ……でも、このまま白を切れるかな……)」
弐大「お前さん、知っとるんか?」
戦刃「……聞いた事あるけど、どこか思い出せない。絶対どっかで聞いたよ」
霧切「それはいつごろ?」
戦刃「この半年以内だと思うけど……」
戦刃「……」
霧切「なるほどね……彼は公で動くより前から、水面下で動いていた」
戦刃(やべっ、これ言っちゃダメな奴だったかな)
>どうやら霧切がよく名前を聞くようになる前から動いていたらしい……
【5月2週/5日目】
水曜日 昼
◆霧切の個室
霧切「なんだか、何でもかんでも理由を付けて休みにするなんて、学園って言うのもバカよね」
霧切「……そう、本当にバカ。最低で……」
霧切「……」
弐大「霧切、お前さん……」
霧切「……学園長は私の父、それは知ってるわよね?」
弐大「お、応……(あれ?そうだったのか?)」
霧切「昔は……ひどく憎んだものよ、探偵と言う誇り高き才を投げ出して逃げた父の事を」
霧切「けれど………今は分からない」
霧切「………」
弐大「………霧切」
霧切「この事を考えていると、そんな昔の事も思い出すのよ」
◆
1→もっと聞き込みする
2→資料を探す
3→どこか行く
4→そのた
>>937
1
>>937
弐大「もう少し聞き込みするかのう」
霧切「ええ、そうしてちょうだい」
◆
◆電話なう
舞園『その人の事は、分かりません……』
弐大「そうか……お前さん、小学校の事を知っておったのは?」
舞園『………小学校には、よく競演する子がいたから……ほら、知りませんか?【空木言子】って』
弐大「ワシは俗世には詳しくないからのう」
舞園『そうでしたか……人気の子役さんなんです』
舞園『その子が通ってるのは、たしか【希望ヶ峰の付属小学校】……ですよ』
弐大「ふむぅ……」
弐大(つながりそうで繋がらんのう)
弐大(それに……)
弐大(舞園は七村彗星を知らなんだ。まあ教師だから仕方がないのか?)
◆
【5月2週/6日目】
木曜日 昼
◆霧切の部屋
不二咲『ほんとにごめんねぇ………』
霧切「いいえ、無理しないで。それじゃ……」
ぴっ
弐大「不二咲か?」
霧切「ええ、データの解析が当初よりも遅れに遅れているらしいわ」
霧切「原因は不明だけど、やはりかなり厳重にプロテクトがかかっているみたい。今アルターエゴを量産してかかっているそうよ」
不二咲「がんばれぇ……」
アル『任せてご主人タマ!』
アル丸『うおおお!気合いだ!』
アル和田『その意気だぜ兄弟ッッ!』
アル田『拙者もプロテクトにセクハラするでござるwww』
アル隠『んじゃ俺はそのデータどっかに流したり警察情報をハックすりゃいいんか』
アル木『それは違うよ!』
不二咲「うんうん、やっぱりアルターエゴの統率管理用アルターエゴを作ったのは正解だったなぁ」かたかたかた
霧切「………」
弐大「………」
◆
1→聞き込みする
2→資料を探す
3→どこかに行く
4→そのた
>>941
2
>>941
弐大「………書庫、あるいはどこかに情報があればいいのだがのう」
霧切「今日は雑誌を読みあさってみましょうか?」
◆書庫
弐大「………」
霧切「七村彗星につながるような本はないわね……」
弐大「いったいなぜ七村彗星が、希望ヶ峰付属小学校に……」
霧切「分からないわ」
弐大「………」
霧切「それよりも、彼は間違いなく私の前で死んだ……」
霧切「………いえ、その後の事を考えれば……もしかしたら」
弐大「え?」
霧切「いえ、こちらの話。私もまだあれが事実なのかどうかすら分かっていないのだから」
霧切「………」
弐大「どう言う事じゃあ……?」
◆
【5月2週/7日目】
金曜日 昼
◆霧切の個室
霧切「なかなか有益な情報が出てこないわね……」
弐大「ああ。じゃが、もうすぐ生徒も皆戻ってくるだろうに」
霧切「それでも情報を持っているとは限らないわよ」
弐大「可能性はゼロではないじゃろう」
霧切「………ええ」
弐大「しかしどうしたものかのう……」
弐大「ここ数日、完全に足踏みしている」
霧切「何か私達は見落としていないかしら……それとも?」
霧切「……でもなぜ七村彗星の名前を使ったの?」
弐大「………」
◆
1→聞き込みする
2→資料を探す
3→どこかに行く
4→そのた
>>945
3
>>945
クリティカル
弐大「……少しどこかに行こうかの」
霧切「どこかって……?」
弐大「その、図書館とやらは?」
霧切「きっともう無くなっている、わね」
◆探偵図書館跡
ぶろろろ……
弐大「確かに跡形もなくなっておるの」
霧切「……」
弐大「ここに本当にあったのか?探偵図書館、とやらが」
霧切「……ええ。そこが終わりで、始まりの場所よ」
弐大「そうだったのか」
霧切「……」
ひらっ
霧切「……これは……?」
弐大「うん?どうした?」
【超高校級の詐欺師と非公式的に呼ばれている者がいるらしい……我々はその真偽を確かめるべく希望ヶ峰に向かった】
【学園長はかたくなに認めようとしなかった。が、確かにそれはいるらしい】
【どんな人間にも化けられる【かつてのトリプルゼロ】のような才能を持った、詐欺師】
【その人物の詳細は分からない、そもそも高校生であるかどうかすら不明である】
霧切「……」
弐大「霧切?」
霧切「全てが繋がりかけているの、でもそんな……」
霧切「いったい何のために……理由が分からない……!」
◆
◆その日の夜
ばさばさばさっ
霧切「ない、ここにもない……ここにも」
霧切「……なぜ……なぜないの」
霧切「この書庫には、東西南北あらゆる書物が集まっているんじゃあないの!?」
弐大「そうかっかなさんな霧切よ」
霧切「絶対におかしいじゃない……ここに【超高校級の詐欺師】と呼ばれる人物の情報がないのは」
弐大「それは確かに……」
霧切「意図的に隠しているのね……」
弐大「何のために……?」
霧切「えっ?」
弐大「果たしてそれは学園長が隠しておるのか?」
弐大「いや、そもそも隠そうとしているのか……?」
霧切「……くっ!」
◆
1→翌朝、学園長のところへ
2→もっと書庫みる
3→そのた
>>950
2
もうっ!なん!で!そう!いう!こん!まを!だす!のっ!(CVアンガールズ田中)
>>950
1
霧切「絶対に見つけだして見せる……」
ぱさっ
弐大「……ん?これは」
霧切「―――」
弐大「……霧切?」
霧切「な、なんで、この写真が……ここに……」
弐大(霧切が、あの霧切が激しく動揺している)
霧切「なぜ……なぜなの……?」
弐大(写真には、まだ幼く小さな……手に手袋をはめていない霧切と、めがねの女性が写っている)
霧切「……い……えさ……」ぶるぶるぶる
弐大「……霧切、いかん……ゆっくり深呼吸するんじゃあ!」
霧切「ハァーッ……ハァーッ……」
弐大(理由は分からんが……今日はもう止めよう……)
>探索を切り上げた
【5月2週/8日目】
土曜日 昼
◆弐大の部屋
弐大(あれから霧切から連絡がない……今日は調子が戻らないから休むつもりかのう)
弐大(不二咲からも吉報が届かない……パソコンの仕組みは分からんが、これも時間がかかっているか)
弐大(……ワシひとりで出来る事は少ない)
弐大(かと言ってなにもせんわけにも行かんし)
弐大(ふーむ……)
◆
1→霧切に会いに行く
2→学園長のところへ
3→聞き込みする
4→どっか行く
5→そのた
>>957
2
>>957
弐大(かくなる上は………)
◆学園長室
がちゃ
弐大「………時に学園長、お話が」
学園長「うん?ああ、弐大君か。どうしたんだい?」
弐大「どうしたもこうしたも……学園長、ワシ等に隠しておる事があるじゃろうに」
学園長「………」
弐大「なぜ言うてくれんかったのじゃあ、【超高校級の詐欺師】について」
学園長「………僕も言える事が限られていてね。君達と同時期入学したけれど、表立って入学とは言えないんだ」
学園長「それは彼が犯罪に手を染めているから、なんだけども」
学園長(そう言う意味では腐川さんはよかったよ、隠れ蓑があって)
弐大「学園長………!」
学園長「僕もただの希望の言いなりって事だ、すまないね」
学園長「……彼は、名前がないんだ」
学園長「だからみんなナナシとか呼んだりしている、それが彼だ」
弐大「……」
学園長「彼について何か調べているのかい?無理だよ、彼の情報は理事会が潰したから君では手に入らない」
学園長「……」
◆
なんか聞けそうだ。
1→詐欺師について詳しく
2→霧切の過去について
3→七村彗星について
4→付属小学校について
5→そのた
>>960
今日はここまで。明日は新スレ立てましょうね!
……って言うかもう読者さんには色々バレてる。おやすみなさい
2
舞台論破見てました。すまんの。ちょっとだけ進めて新スレ建ててくる。
>>960
弐大「……霧切の」
学園長「ん?」
弐大「霧切響子の……過去。あやつは何を背負っておる」
弐大「何があった?あやつに何が……」
学園長「……僕に答えられる範囲で答えよう」
弐大「ええ、そうしてほしい」
学園長「【五月雨結】」
弐大「……」
学園長「彼女が追っている人物の名だ」
学園長「響子の……手の事は知っているかね」
弐大「いえ、何も」
学園長「本人に聞くといいが……響子が常に手袋をはめている理由を作ったのが、五月雨結だ」
弐大「……?」
学園長「かつて響子は五月雨結と親しくしていた」
弐大「!」
学園長「そしてその五月雨結と……何かあったらしい。僕が彼女の報を聞いた時には、もう」
学園長「……すでに響子は、両手を隠さねばならない状態だったよ」
弐大「……」
弐大「……その、五月雨と言うのは」
学園長「女性だ。確か響子が中学生の頃に、16才くらいだったか……それから数年経過しているが、そこまで容姿が変わってもいるまい」
学園長「メガネをかけているらしい、髪型は茶髪のショート」
学園長「……僕も詳しく響子から聞けた訳ではないんだけどね」
弐大(もしかして昨日、霧切が見つけた写真は……)
学園長「そして、君が追っている七村彗星。その人物は」
学園長「……五月雨結と共に参加したとある事件の時に、自害したと言う話だ」
弐大「―――!?」
学園長「僕もあの手この手で響子の情報を探っていた時期があってね。その時に偶然掴んだ情報さ」
学園長「……だから、響子にとっては七村彗星もまた、五月雨結への手がかりにすぎない」
弐大「そんな事が……」
学園長「なぜ七村彗星は死んだのか?そしてなぜ死んだのに生きているのか?それは僕には分からない」
学園長「ただ言えるのは、弐大君。響子は時々無理をするって事だ」
学園長「……すまないな。何かあったら、あの子を頼むよ」
弐大「……」
謎は深まる……。
五月雨結、そして七村彗星……
幾多の謎が絡み合い、そして―――
次回に続く。
新スレ建ててくる。
新スレねす。
【ダンガンロンパ】弐大「安価で生徒のマネージメントは大変だが楽しいのう」
【ダンガンロンパ】弐大「安価で生徒のマネージメントは大変だが楽しいのう」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430057712/)
こっちはHTML化します。今のうちに聞きたい事あれば。
今更ながら質問。可能ならこのスレでの苗木君の立ち位置を教えてほしい。
舞園さんの好きな人発言→真偽不明
霧切さんの部屋にイン・ビトロ・ローズ→苗木君のプレゼント?
映像の中で小泉さんとキス→真偽不明
普通にリア充だけど、1つしかない膀胱を失い、更に内臓を失った苗木君はもう…
弐大の才能のためとはいえ他の超高校級の生徒の能力開発を一任するって割りと学園の怠慢な気がしないでもない
蛇太郎くんはもうマネジメント候補には出てこないのかな?
トライライト事件っていつごろだっけ
このSSまとめへのコメント
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