【ラブライブ】にこ「お礼の手紙を預かってるのよ」 (23)

元ネタをアレンジして作ったのでキャラ的に口調がおかしい部分が多々ありますが
そこは我慢して見ていただけると幸いです短いですがよろしくお願いします


にこ「真姫ちゃん」

真姫「にこちゃんどうしたの?」

にこ「この前の土曜日に私が先生に呼び出された日に妹達と遊んでくれてたわよね?」

真姫「遊んだわねとっても楽しかったわ」

にこ「あれが凄く嬉しかったらしいのよ」

真姫「そうだんだ嬉しいわね」

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にこ「それでここあが律儀にお礼に手紙書いたんだって」

真姫「え!私に手紙書いてくれたの?嬉しいわね」

にこ「それで今日持ってきたから」

真姫「持ってきたの!?」

にこ「何を驚いてんのよ、持ってこないと渡せないでしょ」

真姫「ああ、そうよね」

にこ「でも折角だから読んであげるわよ」

真姫「ホント!?なんか照れくさいわね」

にこ「じゃあちょっと読んでみるわね」ペラ

真姫(こういうのって何かドキドキするわね……)

にこ「赤髪の姉御へ」

真姫「え?え?」

にこ「何よ」

絵里「私別に姉御って呼ばれてないわよ!それに赤髪って名前すら覚えられてないじゃない!」

にこ「姉御ってあの子どこでこんな言葉覚えたのかしら……」

真姫「突っ込む所はそこじゃないわよ」

にこ「この前は遊園地で遊んでくれてありがとう」

真姫「こちらこそありがとう!楽しかったわね」

にこ「赤髪のお姉ちゃんの好きなとこは一緒に遊んでくれるとこ」

真姫「うん」

にこ「そして腕に入った蝙蝠の刺青です」

真姫「入ってない!入ってない!!誰と勘違いしてんの?龍が如くじゃないわよ!?」

にこ「遊園地に連れてって遊んでくれたお礼に」

真姫「うん」

にこ「最近覚えた昔話を赤髪のお姉ちゃんにも教えてあげるね!」

真姫「絵本読んで覚えたのかしら偉いわね!」

にこ「耳の穴かっぽじって良く聞いとけよ」

真姫「糞生意気ねこの子!ちゃんと教育しなさいよにこちゃん!」

にこ「ごめんなさいね」

にこ「むかしむかしある所に「お爺さん」と「お爺さんに似たお婆さん」がいました」

真姫「ややこしいわね!凄いややこしいわよ!もう普通にお爺さんとお婆さんで良いでしょ」

にこ「良く見たら両方共お爺さんでした」

真姫「両方共お爺さんだったのかよ!確かにたまにそういう人いるけど」

にこ「お爺さんは山に芝刈りに」

真姫「はいはい」

にこ「もう一人のお爺さんは川に洗濯に行きました」

真姫(もう一人のお爺さんって凄く気になるわね……)

真姫「でもここまで聞いてる感じだと桃太郎の話かしらね」

にこ「そうみたいね」

にこ「お爺さんが川で洗濯をしていると」

真姫「うん」

にこ「川上から桃がドンタコスったらドンタコスと流れてきました」

真姫「いやドンブラコドンブラコよ!懐かしいわねドンタコスドンタコスって」

にこ「お爺さんは流れてきたモモを持ち帰り包丁で切ってみると」

真姫「うん」

にこ「何か変なのが出てきました」

真姫「変なのが出てきちゃったの!?違うでしょ男の子でしょ!」

にこ「あ!男の子が生まれました」

真姫「そうよね」

にこ「どれだけ愛し合っても二人のお爺さんは子供がいなかったのでとても喜びました」

真姫(ああ……愛し合ってたんだ、そっち系だったのね男二人じゃ出来ないわよね子供は)

にこ「お爺さん二人はこの子を「ホモ太郎」と名付けました」

真姫「桃太郎よ!桃太郎!何よホモ太郎って」

にこ「悪い鬼を退治する旅に出る事になった桃太郎に」

真姫「うん」

にこ「お爺さんは「キリタンポ」を持たせました」

真姫「キビダンゴよ!何でキリタンポあげたのよ!このお爺さん秋田出身か!」

にこ「そして桃太郎はいざ宮古島へ」

真姫「鬼ヶ島行きなさいよ!何で宮古島行くのよ!遊びに行ってるみたいになるじゃない」

にこ「島に行く途中で桃太郎は動物を家来にしました」

真姫「そうね」

にこ「イヌ、サル、キジ、ハブ、マングース」

真姫「いや、宮古島に行くからよ!沖縄方面に行くから余計なの付いて来ちゃったじゃない!」

にこ「鬼ヶ島に到着した桃太郎の前に鬼が立ちはだかりました」

真姫「あら怖いわね」

???「グッハッハッハ!来たな桃太郎!」

真姫「怖いわね」

???「グッハッハッハ!お前を退治してやるぞ鬼め!」

真姫「どっちが悪者なのこれ!?笑い方紛らわしいわよこれ」

にこ「サルは鬼の手にしがみ付き」

にこ「イヌは鬼の顔をなめ」

にこ「キジは鬼の肩に乗りました」

真姫「凄い懐いてんじゃん!戦いなさいよ3匹とも!」

にこ「ハブと戦うマングース!」

真姫「何やってんのよそいつら!?余計な二匹連れてくるからよ!」

にこ「アーンパンチ!」

真姫「アンパンマン出てきちゃった!?アンパンマン出てくんの?」

にこ「桃太郎の一撃!」

真姫「桃太郎の一撃か……それアンパンチって言っちゃダメよ」

にこ「ハブと戦うマングース!!」

真姫「何やってんのよそいつら!そんな奴らほっときなさいよ!」

にこ「心を鬼にして見事鬼を退治しました」

真姫「何急に上手い事言ってんのよ」

にこ「そしてマングースも勝利!」

真姫「どうでもいいわよ……ハブ負けてんじゃないのよ」

にこ「桃太郎と二人のお爺さんはいつまでも幸せに暮らしました」

真姫「良かったわね……でもこれただの男の三人暮らしじゃない」

にこ「でも本当に鬼を倒すことに意味があったのでしょうか……」

真姫「え?」

にこ「本当の鬼は皆の心の中に潜んでいるのではないでしょうか……」

真姫「いやどうしたのよ急に!急に大人になったのかしら考えが」

にこ「めつぶし!めつぶし!」

真姫「いや、めでたし!めでたしよ!なんで最後ブスブスめつぶししてんのよ!」

にこ「赤髪のお姉ちゃん!昔話どうだった?」

真姫「何か話がぐちゃぐちゃで良く分からなかったわ」

にこ「これからもお姉ちゃんのバックダンサーとして頑張ってね!」

真姫「誰がバックダンサーよ!いい加減にしなさい!!」

にこ&真姫「どうもありがとうございました!」

終わり

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