このssは以前vipで建てた
吹雪「大和さんの料理はおいしいです!」の続編ですがわざわざ検索しなくても話はわかります
vipだと迷惑になるかなと思い最近知ったここに来ました
ちょっと黒い大和
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426862163
ちょっと黒い大和&添えるだけの吹雪&ゲスト艦が淡々と料理します
マジキチではありません
比叡「料理に必要以上のアレンジを施し 未だドッグから出てこれない艦娘もいる.....」
比叡「だが!こんな私にも吐き気のする味は分かる!」
比叡「味とは!」
大和「吹雪ちゃん.....この茶番は一体何なんですか?」
吹雪「ひ....比叡さん 突然どうしたんですか....?
比叡「......実は鎮守府カレー大会以来料理を作ろうとする度に金剛お姉様の態度がよそよそしくなって....
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比叡「今日のごはんは比叡が!気合 !入れて!つくりm
金剛「oh!ヒエー!今日は出撃もあったんデースから!」アセアセ
榛名「作るのは榛名たちに任せて下さい!榛名達は大丈夫です!」アセアセ
霧島「ひ...比叡お姉様はゆっくり休んでいて下さい!」アセアセ
比叡「お姉様達から前より更に料理をさせてもらえなくなったんです!ヒエーっ!」
大和「鎮守府カレー大会?」
吹雪「あ....そういえば大和さんはその時いませんでしたね。実は...」ゴニョゴニョ
大和「....す......凄まじいですね....私も料理の試作を失敗することはありますが艦娘が気絶するって.....一体何を入れたんですか?」
吹雪「それが私にも分からなくて...ただ金剛さんから聞いてみたら『食べた瞬間一瞬この世のものとは思えない景色が見えた気がするネ....』と.....」
比叡「だから!料理上手な大和さんにカレーの作り方を教えて欲しくて来たんです!」
前作のURLくれ
大和「そういうことでしたか!それならこの大和にお任せを!」
比叡「ありがとうございます!この前みたいにモブい吹雪ちゃんや仕事以外はからっきしのながもん秘書艦にもデザートを作れるようになったんですから!」
比叡「大和さんのこと....頼りにできそうです!」
吹雪「モブっ?!」
大和「」ピキ
吹雪「(うう.....地味に気にしてたのに......)」
大和「......比叡さん.....」(笑顔)
比叡「さあ!最初は何を教えてくれるんですか?!どっからでもバッチコイです!」
>>6
これで良いでしょうか?
>>6
間違えました。
こっちは字数制限に引っかかって落ちた時でした
http://morikinoko.com/archives/52019132.html
大和「(無言の顔面鷲掴み)」
比叡「?!」
大和「....今...吹雪ちゃんに何て言ったんですか?料理ではなく恐怖がどんなものか.....今この場で教えて差し上げましょうか?」(笑顔)
比叡「いたたたたたたたたたた!大和さん!痛いです!ごめんなさい!謝りますから!」
大和「.....?謝る相手を間違えてはいませんか?」ミシメキ
比叡「ぎゃああああああ!痛い!吹雪ちゃんですね!モブいとか言ってすいませんでした!!」
吹雪「あわわわわわ.......」(震え声)
大和「....と比叡さんは言っていますが....どうします?.....」
吹雪「ゆ.....!許します!許しますから!比叡さんを離してあげて下さい!」
大和「わかりました・吹雪ちゃんはとっても優しいのですね・」パッ
比叡「.....ふう...ご....轟沈するかと思った....」
吹雪「だ...大丈夫ですか比叡さん!」
比叡「ま....まあなんとか....」
大和「.....吹雪ちゃんは私に艦娘としての自信をくれた大切な友人。今後悪気がなくてもモブいなどと口走った場合.....」
大和「次は46cm三連装砲が火を噴きますよ?」(笑顔)
比雪「ひ....ヒエーっ!」
大和「(....それにしても吹雪ちゃんは少し優しすぎるところがありますね....提督に関しても『夢の中で花嫁姿のお前が見えた』が招集理由でそれを素直に喜べるなんて....」
大和「(会って間もない人にそんなことを言われた日には大和でも軽く引きます......)」
大和「(吹雪ちゃんはさしずめ菩薩か聖.....まさか.....天使なんですか?!)」
吹雪「大和さん.....?大和さん!」
大和「はっ! すいません!少し考え事をしていました.....ふふ・」
吹雪「?」
大和「では材料を準備していますので比叡さんは1 1 0 0 に厨房に来てください!」
比叡「はい!比叡!了解です!」
大和「それと吹雪ちゃん!人手が欲しいので比叡さんと同じ時間にまた来てくれますか?」
吹雪「いいともー!」
大和「ではお二人共厨房でお待ちしていますね!」
1 1 0 0
大和「二人とも来ましたね!
比叡「はい!この比叡!気合!入れて!作ります!」
吹雪「吹雪!頑張ります!」
大和「少し考えたのですが....吹雪ちゃんの話を聞く限りだと足柄さんと羽黒さんや第六駆逐隊の子達の方が普通のカレーに関しては知識が深そうですし.....」
吹雪「(羽黒さんはともかく足柄さんがあの黄金スパイスを教えてくれるかなあ....)」
大和「今日は趣向を少し変えて作り方がよりシンプルな【ドライカレー】を作ろうと思います」
比叡「ドライカレー?食べたことはありますが作ったことはないかもしれません.....」
大和「具材をみじん切りにするドライカレーの方が半生になるということや鍋が焦げ付くという事態にもなりにくいので」
大和「失敗するリスクもグッと減るんです。」
吹雪「じゃあ大和さん 早速始めましょう!」
大和「はい!今日の材料はこちらです!」
ドライカレー 4人分
豚ひき肉300g
ピーマン3つ
人参 1/4
玉ねぎ 小3つ
にんにく 適量
水 1/2カップ
カレー粉 大さじ4(砕いたルーでも代用可能 その場合固形ルー4皿分)
ケチャップ 大さじ4
洋風スープの素大さじ3〜4
固形の場合2個(ルー使用の場合必要なし)
生クリーム(牛乳でもOK)大さじ3
大和「まずはピーマン 人参 玉ねぎをみじん切りにして下さい。結構粗めかな?と思うくらいで構いません」
比叡「ピーマンと人参は任せて下さい!みじん切りは得意です!」 タタタタ
大和「(す....すごい勢い....さすが高速戦艦というだけのことはあります)」
吹雪「うっ.....うっ.....玉ねぎがしみるよう.....」(涙)
大和「吹雪ちゃん?!大丈夫ですか?!比叡さんティッシュ!」
比叡「あっ!はい!」サッ
吹雪「ありがとうございます....でも拭いても痛い.....目が....目があっ!」(ムスカ感)
〜数分後〜
吹雪「や....やっと収まりました.....」
比叡「玉ねぎの目にしみるのってキツイですよね〜大和さんは普段どうしてるんですか?」
大和「....折角ですし二人には教えておきます。玉ねぎの『正しい切り方』を」
比雪「正しい切り方?」
大和「ええ...玉ねぎの目に染みる成分は実は玉ねぎの旨味そのものなんです。目に染みるということは旨味が逃げてしまっているということ。私が教えるやり方ならば目に染みる事もなく旨味を閉じ込められるんです」
吹雪「そんな夢のような方法があるなら是非教えて下さい!」
大和「では二人とも包丁を取って下さい。やり方は『包丁の鋒付近の部分で前後にスライドさせながらゆっくり切る』これだけです。」
http://imgur.com/SGQ4RcF.jpg
比叡「そ...それだけですか?それで本当に....」
吹雪「し...染みません!切れます!」サクサク
比叡「じ....じゃあ私も....ホントだ!全然痛くありません!」サクサク
大和「染みる具合には個人差はありますがゆっくり切ることで細胞を無闇に傷つけずに済むんです。例えるなら『玉ねぎが切られていることに気づかない』という感じでしょうか」
比叡「そんな北◯の拳みたいな」
大和「この方法は玉ねぎだけでなく他の野菜や果物にも使えるので覚えておいて損はないと思いますよ!」
吹雪「刻み終わりました!」
http://imgur.com/7cmOm5j.jpg
大和「では炒めの作業に入りましょう!比叡さんが炒め役で吹雪ちゃんが調味料を入れて下さい」
大和「まず中火で熱したフライパンに油とにんにくを入れます。にんにくの色が少し変わった段階でみじん切りした野菜と塩コショーを入れちゃいましょう」
比叡「うわあ....にんにくのいい香りがしますね!」
吹雪「塩コショーは2〜3振りくらいでいいですか?」
大和「それぐらいですね。野菜がある程度炒まったらひき肉を入れてヘラで崩すように炒めて下さい。」
http://imgur.com/T0PpE1d.jpg
http://imgur.com/Qbrt7v5.jpg
比叡「こ....こんな感じですか?」
大和「ええ!それで大丈夫です。全体的にバラバラになるまでそれを続けて下さい」
大和「それと私は少しの間席を外します。炒め終わるまでには戻ってきますので比叡さん フライパンお願いしますね?」
比叡「はい!この比叡に任せて下さい!」
吹雪「大和さん?急に何処に行くんですか?」
大和「ちょっとある艦娘を呼びに....それと吹雪ちゃん....」ヒョイヒョイ
吹雪「?」
大和「(.....比叡さんが勝手なことをしないようにサポートしてあげて下さいね......)」
吹雪「(なるほど....了解です)」
大和「じゃあ大和は少し席を外します!二人ともお願いしますね!」 タタタタ
〜数分後〜
比叡「......改めて見ると大和さんの厨房っていろんな調味料がありますね.....」
吹雪「確かにバジルとかオレガノみたいなよく見るものから 五香粉?聞いたこと無いスパイスまで高そうなのも沢山あります.....」
吹雪「美味しい料理を沢山作れるのも納得ですね!」
比叡「.....ねえ吹雪ちゃん....ここにあるスパイス私達でこっそり入れちゃいませんか....?」
吹雪「?!駄目ですよ勝手に使っちゃ!それに味が崩れちゃうかも知れませんし!」
比叡「少しくらい使ったって平気ですよ・それにカレーなんだからお高いスパイス入れた方が絶対美味しいですって!」
比叡「このホーリーバジルってのもなんかわかんないけどすごそうですよ!」
吹雪「待って!それはホントに使ったらマズイです!ジャンプのソー◯で読んだことあります!」
比叡「問答無用!この比叡!気合!入れて!入れまry
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
比雪「?!」
大和「(無言の威圧)」ゴゴゴゴゴゴ
吹雪「や....大和さん....戻られてたんですね.....」
比叡「」
大和「....ホーリーバジルは貴重な物でして.....無闇やたらに使われるとと〜〜〜っても困ります。」
大和「比叡さん....次からは気をつけて下さいね?」(笑顔の威圧)
比叡「...は....ひゃい.....」
吹雪「(ヒエーッ!)」
大和「さて....みたところ挽肉にも火が通ったようですし仕上げに入りましょう!」
大和「全体的に火が通ったらカレー粉大さじ4と 水1/2カップ 洋風スープの素を大さじ3〜4杯入れましょう。」
http://imgur.com/ES1bcmF.jpg
大和「調味料が全体に染み渡るまで中火で煮込み水気が無くなったらケチャップ大さじ4と生クリーム大さじ3を入れたら完成です!」
http://imgur.com/JEUJLjw.jpg
比叡「生クリーム?!そんなもの入れて美味しいんですか?!」
吹雪「でもそういえばココナッツクリームを入れるカレーもありますし....」
大和「ミルクを入れることでカレーの辛さに棘が無くなりマイルドになるんです」
大和「ただココナッツの味で好き嫌いが分かれることもあるので今回は生クリームで代用しました!」
大和「では完成です!お皿に盛り付けてみましょう!」
http://imgur.com/97P9lN2.jpg
吹雪「うわあ!美味しそうですね!」
比叡「カレーと挽肉の香ばしい香りが堪りません!」
大和「よかったらこの酢の物も食べてみて下さい。吹雪ちゃん達が来る前に作っておいたんです。」
http://imgur.com/lI1Scsh.jpg
比叡「あれ?この酢の物....りんごが入ってるんですか?」
大和「ええ!りんごの甘みって意外と何にでも合うんです!カレーと一緒に食べれば口の中をさっぱりさせてくれますよ!」
吹雪「ところで今回は作ったのって4皿分ですよね?私と大和さんと比叡さんで....後一人は誰なんです?」
大和「最後の1人を呼ぶためにさっき席を少し外したんです。」
大和「入ってきていいですよ!」
金剛「hey!ブッキー! ヒエー!大和に呼ばれて来ちゃいマシター!」
比叡「こ....金剛お姉様?!」
金剛「大和から全部聞いたネ....そこまで深刻に考えてるとは思いませんデシた.....可愛い妹を追い詰めてしまうなんて私は姉失格ネ.....」
比叡「そ....そんなことありません!あの時私が余計なことをしなければそもそも....」
金剛「いえ....責任は私にもありマス...でも次のカレー大会のためにもお互い腕を磨いて、その時はまた組んで欲しいネ!」
比叡「勿論です!お姉様がいるところに比叡はどこまでもついていきます。」
金剛「さあ!ビターな話はこの辺にしてとっととlunch timeデース!
一同「いただきまーす!」もぐもぐ
比叡「す....スパイシーなカレーソースにジューシーな挽肉がとっても合います!」
吹雪「生クリームで後味もまろやかですし...粗みじんの野菜もしっかり挽肉に負けず劣らず主張していますね!」
吹雪「そして酢の物がカレーの油を洗い流してくれるのでいくらでもいけちゃいますよ!」パクパク
金剛「oh! ホントに比叡が作ったんデスか?とってもdeliciousネー!」
比叡「お....お姉様ー!」ウルウル
吹雪「よかったですね比叡さん.....」
大和「ええ....二人が納得していただけるのなら大和も嬉しいです....」
金剛「大和には感謝するネ!流石大和ホテーry「金剛さん!」 「お姉様!」
金剛「?」
吹雪「」ガクブル
比叡「」ガクブル
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
大和「.....結構その大和ホテルって私気にしてるんです。そろそろ金剛さんにもお仕置きが必要なようですね...ふふ♪」(威圧)
金剛「ふ....what?ブッキー?ヒエー?大和?どうしたんデース?」
大和「大丈夫....ちょっと痛いだけですから......♪」ハイライトオフ
比雪「ひ....ひ.....」
金剛「.....ひ......」
比雪剛「ヒエーっ!!」
〜艦〜
おまけ
きゅうりとワカメのりんご酢和え
材料
きゅうり 1本
酢(あればりんご酢) 100cc
砂糖 大さじ4(好みによって調整)
顆粒昆布だし ひとつまみ
乾燥ワカメ 一掴み
りんご 1/4個
大和「ここでは尺の都合上紹介出来なかった酢の物の作り方を解説しますね」
大和「まずりんごときゅうりを食べやすい大きさにスライスします。
大和「その後りんごは変色しないように水につけ きゅうりは青臭さの軽減のために塩で揉んで10分置いておきましょう。
http://imgur.com/9UeHHTt.jpg
大和「次にお酢100ml お好みの量の砂糖(目安大さじ4) 顆粒だしをひとつまみを混ぜて調味料を作ります 」
http://imgur.com/lwNQ0dN.jpg
大和「あとは戻したワカメ、きゅうり、りんご、調味料を混ぜて30分漬ければ完成です!」
http://imgur.com/ihi5D81.jpg
大和「油ものにとっても良く合うので皆様是非ご賞味を!」
〜艦〜
以上です。なんとか完走は出来ました。見てくれてる人ありがとうございました。
まだこのスレに来て間もないのでマナー違反などあったら申し訳ありませんでした。
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