安価>>2、>>3で短い話書く (30)
キャラクター名はなしで
>>2
>>3
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黒髪ロングで色白のツンデレJK
たまねぎ
安価把握した
考えてくるから少し待ってねー
JK「大丈夫…大丈夫よ」
私は電車に揺られながら呟くように独り言を言う。
今日は待ちに待ったあいつとの……別に待ってない!
あいつと会うなんて…全然うれしくは…
でもちょっとは…たのしい………うへへ…はっ!
JK「たっ、ただ会うだけじゃないの!別に期待してないんだからね!」
隣に座ってるおばちゃん「あなたさっきからぶつぶつうるさいわよ!ここは公共の場よ!」
JK「えっ!?」
おばちゃん「まったく最近の若者は…!」
JK「すっ…すいません……」
…大恥かいちゃったじゃない。
どれもこれもあいつのせいよ!
JK「ここね…待ち合わせ場所は」
JK「12時集合だっけ…今何時かしら…」
私はドキドキしながら携帯を取り出し時刻を確認した。
…11時10分。
JK「早すぎたわ…」
どうして私はこんなに早く来てしまったのだろう…。
JK「…」
JK「べ、べつにドキドキしてたわけじゃ…」
JK「…くぅぅ」
待つってこれほど疲れることだったかしら…。
JK「…遅いわね」
18回目の時刻確認。
…12時05分。
JK「私を待たせるなんていい度胸してるじゃないの…」
JK「来たらたっぷり文句いってやるんだから!」
12時30分。
JK「遅い遅い!どうして来ないのよー!」
JK「…まさかあいつ事故にでもあったんじゃ…!?」
私の脳裏に浮かぶのは、あいつが車に轢かれる映像。
JK「…」
JK「あ、あるわけないじゃないそんなこと…そうだわ!」
JK「メールすればいいじゃない!」
かくして私は不本意ながらも、そう不本意ながらも!あいつにメールすることにした。
メールの内容
『遅い!早く来てよね!』
『は?何が』
『何って…今日待ち合わせしたじゃない!』
『確かに待ち合わせしてるけど』
『だったら早く来なさいよ!』
『昼の2時からだったよね』
…え?
私は大慌てで受信メールを確認する。
『2時集合で』
JK「…」
こうしてJKは1人待つはめになりましたとさ。
というわけで用事ができちゃいました
今日の2時くらいにまた戻ってきて続きを書くので…ごめんなさい
この黒髪ロングで色白のツンデレJKのように待っててくださいね
13時59分
JK「…そろそろね」
あいつ「よう待った?」
JK「…遅いわよ、今来たとこ」
あいつ「でもお前メールで12時に」
JK「あーもーうるさいっ!私は今来たのっ!」
あいつ「はいはい、それでどこに行くの?」
JK「えっ」
JK「そ、そうね。どこがいいかしら…」
あいつ「そっちから誘ってきたんだろ?もしかして決まってないのか?」
JK「そっ、そんなわけないじゃない!」
あいつ「じゃあどこ行くんだよ」
JK「う、うん…それじゃあ…」
あいつ「…」
どどどどうしようどこに行くのかまったく考えていなかったわ…。
ただあいつに会えればよかっ………そそそんなんじゃないわ!
べ、べつにあいつのこと好きじゃないんだから!
でも…少しは……ち、ちがうの!
JK「…」
あいつ「…顔真っ赤だけど」
JK「えっ!?そっ!そうわよねっ今日は暑いものね!」
あいつ「…なぁ本当は決めてな」
JK「こうえんっ!」
あいつ「公園?」
JK「そう公園っ!ほほほほらいくわよ!」
あいつ「公園に来たはいいが…いったい何をするんだ?」
JK「…」
あいつ「おーい、話聞いてる?」
JK「…」
思いつきで公園って言っちゃったけど…どうすれば…あれ?
私、自分の鞄以外に何か持って…ハッ!
JK「そうだお弁当っ!」
あいつ「はー?」
JK「お昼のお弁当作ってきたのよ!感謝しなさい!」
あいつ「もうお昼じゃないんだが」
JK「ごちゃごちゃ言わずにそこのイスに座りなさいっ!」
あいつ「はぁ…」
あいつ「お前が弁当なんて意外だな」
JK「うるさいわね食べさせてあげないわよ」
あいつ「はいはいわるうございました」
JK「それでいいのよ…待ってね今渡すから…」
長い待ち時間のおかげですっかり忘れていた。
そう私にはこの手作りお弁当という秘密兵器があったのよ!
このために早起きして、3時間たっぷりかけて作ったんだから。
がんばれ、あとはあいつに差し出すだけ。自信を持つのよ!
自分で自分を応援しながら、私は丸くて少し小さなあいつにお弁当箱を渡した。
JK「はいこれ!自信作なんだから!たっぷり味わって食べなさい!」
あいつ「丸い小さ。期待はしないでおこう…どれ、中身を…!?」
あいつ「…」
JK「…?どうしたの?」
あいつ「おま…これ…」
あいつはおそるおそる、私が作ったお弁当の中身を見せてきた。
丸くて小さなお弁当箱には、1つのたまねぎが入っていた。
あーミスあるねごめんなさい
あいつ「丸い小さ。期待はしないでおこう…どれ、中身を…!?」
が
あいつ「期待はしないでおこう…どれ、中身を…!?」
です
あいつ「…」
な、なんでたまねぎが…!こんなの入れた覚えがない。
私しっかり確認して詰め……
JK「……てないかもしれないわ」
あいつ「は?」
JK「ななななんでもないわっ!」
どうしようこのままでは…嫌われてしまうわ!
何かいい方法を…!ええい!やむをえぬ!
JK「さささぁ食べなさいっ!おいしいわよ!?」
あいつ「お前!?俺にこの生のたまねぎをそのまま食えっていうのか!?」
JK「そそうよ!ちょっとよこしなさい!」
あいつ「ちょっ…!」
JK「ほほらたまねぎの皮はむいてあげるわ!これで食べれるでしょう!」
あいつ「いや無理だろ!みかんじゃねぇんだから!」
JK「遠慮しないでっ!わわ私の手作りだからっ!」
あいつ「お前は農家なのか!?」
JK「ほらあーんっ!」
あいつ「やめろっ!食えるわけないだろ!」
JK「に逃げないでっ!食べさせられないじゃない!」
あいつ「そりゃ逃げるよ!たまねぎ丸々1個口に突っ込ませようとしてきたらそりゃ逃げるよ!」
JK「あーん!!」
あいつ「ちょ無理ぃぃぃ!!」
JK「…」
結論から言おう。たまねぎは食されていない。
ただ食わせようとしたら、あいつのほっぺたに私のたまねぎパンチが炸裂した。
勢い余って殴ってしまったため、あいつは脳震盪を起こしたのか、気を失った。
そこでようやく、私は我に返った。
なんということをしてしまったのだろうと。
これは事故だ…事故に違いない…。
こうして私の初恋は終わった。
私はこの意味不明な出来事に涙しながらこの場をあとにした。
なぜだろう涙が止まらない。だがこの涙は失恋のものではない。
たまねぎの皮をむいたせいだろう。きっとそうに違いない…。
終わり
おしまいです
こんなend誰が予想しただろうか…
俺自身も予想外です
少しでも書く間があくとこうなっちゃうのよね
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました
お弁当の中身を入れ替えたのはJKの妹(茶髪ショートの元気っこJC)で
そこからたまねぎを上手く絡ませながらの姉妹百合編が読みたいですねww
>>28
続きはありません飽きちゃうので
これくらいの短さが書いてて心地よいので
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