明日香「ふざけないで！」

万丈目「良かった・・・君じゃないんだね」

明日香「当たり前よ！出るわけないじゃない！」

カイザー「早まった行動をしたな万丈目」

エド「バカな奴だ」

明日香「エドくん！あなたもちゃんと学校へ出なさい！留年を重ねて今だに在籍してるし」

エド「・・・」

明日香「3人ともプロなのにおかしな事ばかり首を突っ込んで」

カイザー「だがな明日香」

万丈目「まあ聞いてくれ天上院くん！」

エド「ほら帰るぞ。彼女ではなかったんだ」

カイザー「一旦引くか」

万丈目「良かった。天上院くんはAV女優じゃなかったんだ」

万丈目「しかし似ているな。この容姿といい」

カイザー「明日香はどうして怒っていたんだ」

エド「それは僕達が遊んでいるように見えているからだろ」

カイザー「まさか・・・こっちは命がけのデュエルを」

万丈目「やはり天上院くんだぞ！おい！聞いているのか！？」

エド「彼女は僕達が首を突っ込む厄介ごとを知らないから」

カイザー「それもそうか・・・だがお前はまだアカデミアに居るんだな。そう言えばそうだったか」

エド「・・・僕の事はこの際どうでもいいだろ」

万丈目「ちゃんと見ろ！」

カイザー「少し黙ってろ」

エド「このままでは僕達はただの遊び人扱いにされるぞ亮」

カイザー「・・・」

明日香「え？何か困った事は無いかって？」

カイザー「俺達にデュエルさせてくれ」

万丈目「天上院くん！やっぱり君に似ている！どうしてだ！？」

エド「お前は少し下がってろ」

明日香「・・・あ！」

カイザー「何かあるんだな？」

明日香「あそこに火山があるじゃない？」

カイザー「ああ」

エド「待て・・・僕には嫌な予感しかしないぞ」

明日香「最近活性化していつ噴火してもおかしくないって感じなのよね」

カイザー「つまり俺達にそれを止めろと？」

明日香「うん」

カイザー「フッ・・・これは面白そうなデュエルになりそうだなエド！」

エド「こうなったか・・・」

ヨハン「おーい！」

エド「ヨハンまで呼んだのか？」

カイザー「俺の考えが正しければヨハンの力が必要になる。それに万丈目はあの状態だ」

ヨハン「どうしたんだ万丈目の奴？」

エド「何でもあの手に握りしめたAVに出ている女優が明日香に似ているとか」

ヨハン「じゃあ後で見てみようぜ！」

カイザー「そうだな。デュエルモンスターの気配は感じるか？」

ヨハン「何となくだけど・・・この火口から」

カイザー「そうか・・・サイバー・ドラゴンを召喚！」

エド「何をする気だ？」

カイザー「サイバー・ドラゴンの装甲ならば多少の熱程度ではビクともしない。俺がモンスターをおびき出す」

エド「それを僕とヨハンで迎え撃つと」

カイザー「だがモンスターへのダメージは俺達デュエリストのダメージにもなる」

エド「どんなデュエルでもそれは変わらない。そうだろ亮？」

カイザー「ああ」

エド「亮がサイバー・ドラゴンの内部に入り火口へと滑り落ちて数分経ったか」

ヨハン「エド・・・来たぜ！」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ラヴァ・ゴーレム「オオオオオオオオオオオオオ」

ヨハン「サイバー・ドラゴンが巻きついている！？」

エド「なるほど、こいつが元凶ってわけか」

ヨハン「レインボー・ドラゴンを召喚！」

エド「カモン！ドグマガイ！」

カイザー「このまま巻き付いているだけじゃ埒が明かないな。サイバー・エンド・ドラゴンを融合召喚！」

エド「聞こえるか亮！」

ヨハン「このままどうするんだカイザー！」

カイザー「無論・・・一斉攻撃だ！」

カイザー「これで事件も解決というところだ」

エド「ああ・・・しかし」

ヨハン「いつまでも見てるだけじゃ始まらないぜ万丈目？」

万丈目「ヨハン？いつの間に居たんだ」

ヨハン「けど似てるよな。本人に聞いたのかよ？」

カイザー「違うと言っていた」

エド「もういいだろ。その話は」

カイザー「事件解決がてらにもう一度、明日香に聞いてみるか」

万丈目「何かあったのか？」

エド「能天気な奴だ・・・」

ヨハン「これは何物のAV？」

万丈目「女教師だ」

ヨハン「ハハハ！ますます明日香って感じだな！」

明日香「モンスターが！？」

カイザー「そうだ」

明日香「それを亮達が」

万丈目「天上院くん！」

エド「もういいだろ。帰るぞ」

ヨハン「このAV女優は明日香？」

エド「ヨハン！」

明日香「だから違うって！」

カイザー「金銭面で困った事とかがあれば・・・」

エド「亮まで何を言い始めているんだ・・・失礼する」

万丈目「俺が何とかするよ天上院くん！」

ヨハン「十代も驚くだろうぜ」

カイザー「吹雪もひっくり返りかえるだろうな・・・」

明日香「はあ・・・」

万丈目「どう見ても似ているんだよな・・・だろ？」

ヨハン「ああ！」

カイザー「俺の中では60%の確率で明日香の気がするぞ」

エド「金髪で巨乳なんて何処にでも居る」

万丈目「顔も背丈も同じではないか！」

エド「遊矢とユート、柚子とセレナの例だってある」

カイザー「しかしもしも明日香だったらどうする？」

万丈目「それでも俺は天上院くんを愛すぞ！」

ヨハン「さすが万丈目だぜ！」

万丈目「・・・いい事を思いついたぞ！」

エド「どうせ、またくだらない事だろ」

万丈目「このメンバーでまた集合だ！いいな！」

カイザー「わかった。お前のいい事を聞いてみよう」