スポック「提督、鎮守府への転属辞令が来ています。」 (118)

・艦これとスター・トレックのクロスオーバー作品です
・作者はにわかトレッキーなので、勘違いネタ等があったらご指摘くださると助かります
・書き溜め無し、オチなども考えずに衝動的に書いていきますので、完結するまでに長期間かかるかもしれませんがご了承ください
・処女SSなので、ルールについての不備などあったらすみません。一応確認はしましたが、ミスを教えていただければ即刻直します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425841532

カーク「何だって?」

スポック「転属です。地球の極東部にある、ヨコスカ鎮守府への転属とのことです。」

カーク「私にエンタープライズを降りろというのか?」

スポック「この間のボーグとの戦闘で、独断で作戦を決行しましたからね。一時的な謹慎措置でしょう。」

カーク「またそれか……結果的に上手く行ったんだから多めに見てほしいものだがね。」

カーク「で、期間は?」

スポック「明記はされていませんが、一年といった所でしょう。」

カーク「ヨコスカ鎮守府か…確か、最近奇妙な生命体が海上を跋扈しているんだったな?」

スポック「ええ。制海権を奪われているとのことで、海上輸送路に被害が出ているとのことです。」

カーク「しかし、私にそんなものと戦えというのか? いくら私でもさすがに海の上は歩けないぞ」

スポック「その点についての詳細は機密とのことですが、到着後に説明があるようです。」

※尚、当作品は時系列的には映画7作目のジェネレーションズ以降、小説版あたりの時間となっています。
ジェネレーションズでの事件はどうしたという疑問に関してはそう納得してください。

カーク「君はどうしているかね?」

スポック「私は現在、ロミュラスで活動しています。」

カーク「そうか…バルカン人のかつての同胞であるロミュラン人との種族の再統一……だったかな?」

スポック「ええ。」

カーク「あまり無茶はするなよ?」

スポック「それはこちらのセリフです提督。例の生命体…通称『深海棲艦』については、不明な事項が多いです。用心してください。」

カーク「ああ。それではまた。」ピー

カーク「地上での任務は久しぶりだな…いい羽休めになるといいがね。」

ーー横須賀鎮守府

吹雪「新しい司令官かぁ……。どんな人かな?優しい人だといいなぁ…」

吹雪「ん?なんだろう、空に何か…艦載機かな?」

吹雪「鎮守府の方に…ま、まさか敵の空襲!?」

吹雪「きゃああああああああ!! …ってあれ?着陸した…?」

吹雪「扉が開いて人が…」

カーク「やあ。君はここの関係者かな?」

吹雪「が、ガイジンさん……あ、あいきゃんすぴーくじゃぱにーず!あいむのっといんぐりっしゅ!」

カーク「」

吹雪「ごめんなさい、取り乱しちゃって…日本語が通じるんですね」

カーク「宇宙翻訳機を知らないのかね?」

吹雪「あまり外の文化に触れたことがなくて。ごめんなさい」

カーク「いや、構わない。私はジェームス・T・カーク。今日からこの鎮守府へ提督として配属されたんだが」

吹雪「あ、あなたが新しい司令官なんですか!? わたし、てっきり日本の方が来るものとばかり…失礼しました!!」

カーク「ん?君は着任の話を聞いているのかね?」

吹雪「えと…はじめまして!特型駆逐艦、吹雪です!提督のお世話をするように命じられました!」

カーク「Destroyer?君が駆逐艦だと言うのかね?」

吹雪「あの…司令官は、私達『艦娘』についてはどれほどご存じですか?」

カーク「まったく聞かされていないんだ。説明を頼めるかな?」

吹雪「もちろんです!」

カクカクシカジカ ワオワオデチデチ

カーク「なるほど…通常兵器が効かない深海棲艦に対抗するための兵器が開発された、それが君たち艦娘なのか」

吹雪「そういうことです」

カーク「しかし、君たちのような少女を戦わせるのは……」

吹雪「……私達はこのような外見ですが、れっきとした兵器です。そう訓練され、今日まで生きてきました。」

吹雪「深海棲艦と戦うのはちょっと怖いですけど…でも、人を守るために戦うのは、わたしたちの役目です。」

カーク(そしてそれを、より効率よく運用するのが私の役目…か)

カーク「変なことを言ってすまなかったね。あまり気にしないでくれ。」

吹雪「とんでもないです!」

カーク「ところで…君たちは第二次世界大戦の艦がモデルになってるんだね?ではその…エンタープライズという艦もいるのかな?」

吹雪「えっと…すみません、国内の艦については結構覚えているんですけど、海外艦についてはあまり…」

カーク「そうか。いや何、エンタープライズという名前には少々縁があってね。もしいるなら見てみたかったんだ。」

吹雪「そうだったんですね…遠方の友軍勢力と接触することが出来れば、情報が得られるかもしれません。」

カーク「通信で連絡するわけにはいかないのか?」

吹雪「敵に傍受されるかもしれませんので…」

カーク(そして宇宙経由だと、機密で雁字搦めなのか… いつの時代も、お偉方の頭は固いな)

カーク「そうか、ありがとう。では吹雪君、改めてよろしく頼むよ。」

吹雪「はい!どうぞよろしくお願い致します!」

カーク「まず手始めに…この鎮守府を案内してくれるかい?自分が暮らす場所だ、知っておきたい。」

吹雪「了解です!」

吹雪「まず、ここが司令官のお部屋となる、執務室となります。事前に届いていたお荷物や手続きの書類はここに運ばれています」

カーク「ふむ…ホロデッキになっているのか。」

吹雪「ちょっと汚れていますね…」

カーク「コンピューター、清潔な洋風の部屋にしてくれ」

吹雪「?」

「ソノ情報ハ、登録サレテイマセン」

吹雪「部屋が喋った!?」

カーク「コンピューターも知らないのか。…まぁいい。コンピューター、どうすれば登録できるのかね?」

「アイテム屋デ購入スル必要ガアリマス」

カーク「アイテム屋??」

吹雪「あ、この鎮守府の施設の一つです。この次にご案内しようかと…」

カーク「ふむ。わかった。コンピューター終了。」ピー

吹雪「?」

いろいろ確認しながら書いてるから、遅筆極まりないなw

アイテム屋娘「いらっしゃいませ!」

吹雪「ここがアイテム屋です。緊急で資源や物資が必要な場合は、ここで購入することになります。」

カーク「やあお嬢さん。今日からこの鎮守府に配属された、ジェームズ・T・カークだ。ジムと呼んでくれ。」キリッ

吹雪(な、なんかナンパっぽい)

アイテム屋娘「あら、新しい提督さんだったのね。わたしは明石です。よろしくね、提督」

カーク「ジムと……ああいや、執務室のホロデータを登録したいんだが」

明石「それでしたら、家具コインが必要となります」

カーク「家具…コイン?」

明石「ええ、任務の報酬として大本営から送られてくるものです。」

カーク「報酬か…つまり、今は変えられないということかな?」

明石「残念ですが、そうなりますねぇ」

カーク「そうか…ありがとう。また来るよ、明石君。」

明石「ありがとうございましたー!」

レナード・ニモイさん亡くなったらしいね
スポック役の

吹雪「……むー」

カーク「? どうかしたかね、吹雪君。」

吹雪「いえ……ちょっと、明石さんへの態度がわたしと違うかなー、と」

カーク「そうかな?」

吹雪「そうです!」

カーク「まぁ確かに彼女は美人だから…」

吹雪「司令官!」

カーク「冗談だよ冗談。ほら、次はどこに行くんだい?」

吹雪「むー……次は甘味処、間宮ですー…」

カーク「甘味処か!それはいい!何か買ってあげよう!」

吹雪「え、ほんとですか!?」

カーク「あ、ああ。なんでもいいぞ!」

吹雪「やったぁ!何にしようかなぁ…」

カーク(こういうところは普通の女の子にしか見えんな…)

>>14
非常に残念です。ご冥福をお祈りします。

ーー甘味処間宮
吹雪「ここが間宮です!」

間宮「いらっしゃいませ。甘味処「間宮」へようこそ!」

カーク「やあお嬢さん。今日からこの鎮守府に配属された、ジェームズ・T・カークだ。ジムと呼んでくれ。」キリッ

吹雪「もう!!」

カーク「あ、いや…ハッハッハ」

間宮「あら、新しい提督さんね。給糧艦、間宮です。よろしくお願いしますね。」

カーク「ジムと…」

吹雪「司令官!なんでも頼んでいいんですよね!」

吹雪「間宮さん、特大甘味パフェください!」

間宮「はーい、提督さんはどうします?」

カーク「ん?あぁ…和菓子には疎くてね」

間宮「じゃあ、あんみつを持ってきますね。フルーツも入った和菓子です、とっても美味しいですよ」

カーク「頼むよ」

吹雪「すごく美味しかったです~」

カーク「ああ、とても美味しかったよ。」

間宮「ふふっ、それはよかったです」

吹雪「ちょっと少なくなかったですか?」

間宮「海外の方は日本の甘味は多く食べないと聞いたので、少量にしてみたの。どうでしたか?」

カーク「ちょうどいい量だったよ。また食べたいね。」

間宮「ありがとうございます、お待ちしてますね」

カーク「では吹雪君、行こうか」

吹雪「はい!」

ーー入渠ドック
吹雪「ここが入渠ドックです。娯楽施設も兼ねています。」

カーク「君たちの修理を行うところだね」

吹雪「鎮守府の予算の都合で、現在ドックには二人までしか入渠できません」

吹雪「そのぅ…提督が自腹を切れば、拡張できるらしいんですけど…」

カーク「仕事のために自らの資産を使えというのか……これがうわさに聞く、ブラック鎮守府ってやつなのか?」

吹雪「とりあえず現状ではわたししか保有されていないので、必要になったらするといいとのことです」

カーク「わかったよ」

ーー工廠
吹雪「ここが工廠です。建造・開発や改装など、艦娘の装備に関することはここで行います。」

カーク「建造? 艦娘は自分たちで勝手に建造できるものなのか?」

吹雪「はい。でもその、あまりに大きな戦力を新たに保有した場合、大本営への報告が義務となるようです。」

カーク「なるほど。エンタープライズとかだね。」

吹雪「え?あ、そう…ですね」

カーク「ありがとう。次へ行こうか。」

吹雪(エンタープライズ好きすぎない?)

吹雪「以上が鎮守府の主要な施設です。他には艦娘の寮とかありますけど、提督が主に足を運ぶことはあまりないかもしれません」

カーク「……」

吹雪「このあとは執務室に戻って、任務を受注してもらうことになると思います。」

カーク「わかった。」

ーー執務室
任務娘「お疲れ様です」

カーク「やあお嬢さん。今日からこの鎮守府に配属され」

任務娘「存じております。カーク提督ですね、わたしは大淀です。任務の通達を担当致します、よろしくお願い致します」

カーク(ヴァルカン人みたいだな…)

カーク「あ、あぁ、よろしく頼むよ。」

大淀「任務については書類がありますので、達成したらご連絡ください。確認し、報酬を順次お渡しします。」

大淀「連絡については、コミュニケーターでお願いします。わたしは通信室におりますので。では吹雪さん、あとはよろしくお願いしますね」

吹雪「は、はい!」

バタン

カーク「真面目な子のようだね」

吹雪「あっさりかわされてましたね、司令官」

カーク「……」

カーク「えーと書類はこれか…じゃあまず、建造からやってみようか」

吹雪「また工廠ですね」

カーク「転送装置が使いたくなるな…」

ーー工廠
吹雪「はじめての建造です!」

カーク「えーと、建造には資材を使うのか…。燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイト…ボーキサイト???」

吹雪「えっと、ボーキサイトは艦載機などを積む空母関係を作りたいときに使う資材みたいですね。艦載機用の資材なのかな?」

カーク「空母か」

吹雪「あっ・・・」

カーク「とりあえず、一番少ない資材の量で試そう」

吹雪「えっ」

カーク「エンタープライズはまだいない様だからな」

吹雪(やっぱりか)

カーク「えーとそれぞれを30ずつ…うわっ!?なんだ?小さな生命体が!」

吹雪「あ、妖精さん」

カーク「妖精さん?モンスターか?宙から現れたぞ…ああ、ホログラムなのか」

吹雪「?? えっと、妖精さんは、鎮守府のお手伝いをしてくれるんですよ」

カーク(機密保持には向いてる雑務要員というわけか)

吹雪「妖精さん、資材をそれぞれ30ずつで、建造をお願いします!」

妖精さん ( ・ヮ・)ゞ

妖精さん「にじゅっぷんです」カーンカーン

カーク(言語が話せるのか)

吹雪「20分だと駆逐艦ですね。司令官、高速建造材を使いますか?」

カーク「高速建造?」

妖精さん「バーナーでもやすです」

妖精さん「すぐにかんせいするです」

カーク「駆逐艦一隻の建造に20分か…アメリカもびっくりの工業力だな」

吹雪「でも、高速建造材の量は限られていますので、全部を高速建造…炙る、というわけにはいきません。」

カーク「今は3個しかないのか。ふむ、ものは試しだ。お願いできるか?」

妖精さん「がってんです」( ・ヮ・)ゝ

??「あんたが司令官ね。」

カーク「君は…?」

??「特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ。知らない? 全く、ありえないわね。
南方作戦や、古鷹の救援、数々の作戦に参加した名艦の私を知らないって、あんた、もぐりでしょ!」

吹雪「叢雲ちゃん!」

叢雲「あら、吹雪じゃない。あんたもここに配属されてるのね。」

カーク「そういえば、吹雪君も特型駆逐艦だと言っていたね。叢雲君、知らなくてすまなかったな。これからよろしく頼むよ。」

叢雲「ま、せいぜい頑張りなさい!」

吹雪「叢雲ちゃん、そんな態度取っちゃダメだよ!すみません、司令官…」

カーク「いや、これくらい親しく接してくれたほうがやりやすいってもんだよ」

叢雲「ふん」

吹雪「もう…」

カーク「カークより通信室」ピッ

大淀『こちら通信室』

カーク「建造任務が完了した。確認の方を頼む。」

大淀『了解しました、確認し次第、報酬の資材を追加しておきます。』

カーク「よろしく頼む。通信終了」ピッ

カーク「トリコーダーの資材量表示は…あぁ、増えたな。彼女は仕事も速いようだね。」

吹雪「司令官、それは?」

カーク「多目的携帯デバイスだよ」

吹雪「???」

吹雪「次は編成任務ですね!」

叢雲「ちょっと何よ、そんな最初の任務をやってるの?新人?」

カーク「実はさっき着任したばかりでね」

叢雲「はぁ!?ありえないわね!なんでそんな新人の鎮守府に来ちゃったのかしら…」

吹雪「もう、叢雲ちゃん!?」

叢雲「まぁいいわ、下手にベテランのとこに着任したりしたら建造即解体なんてことになりかねないものね」

カーク「『2隻以上の艦で編成される「艦隊」を編成せよ』か…吹雪君と叢雲君で、ちょうど二隻だな。」

カーク「トリコーダーで編成を入力してと…。最大6隻までしか編成できないのか」

吹雪「それ以上になると、敵に発見されやすくなってしまって危険なんです。」

カーク「なるほど。ではまた大淀に連絡しておこう。」

吹雪「はじめての出撃です!」

カーク「とりあえず、君たち二人に出てもらえばいいのかな」

叢雲「それ以外にないでしょ?」

カーク「まぁそうなんだがね。」

吹雪「最初は、鎮守府正面海域に出撃します」

カーク「そんなところまで敵が攻めてきてるのか…」

吹雪「あ、でも、出撃の名目は警備なので、敵が出るかどうかはわからないんですけどね、あはは…」

カーク「出撃には同行できないんだね?」

叢雲「当たり前でしょ、あんた、どうやって海の上を歩くつもりなのよ」

カーク「そういえば、本当に君たちは海の上を歩けるのか?」

叢雲「吹雪…そんなことも教えてないの?」

吹雪「お、教えたよ!でもその…見せるタイミングがまだ無くて…」

叢雲「あんたね…」

カーク「とりあえず、海の方に行こうか。吹雪君は自分の装備を持ってきてくれ」

吹雪「はい!」

カーク「おっと…大淀に連絡しないとな」ピッ

カーク「カークより通信室」

大淀『こちら通信室』

カーク「編成任務が完了した。確認を頼む。」

大淀『了解しました。当該任務の報酬には艦娘の配備も含まれていますので、そちらで待機してください。』

カーク「ふむ、よろしく頼む。通信終了」ピッ

カーク「艦娘の配備も報酬に含まれるのか…もしかして空母かな?」

一レスの長さに差が出すぎてるなw
申し訳ないです

??「特型駆逐艦、2番艦、白雪です。よろしくお願いします。」

カーク「わたしはカーク提督だ。よろしく頼むよ。」

カーク「早速だが、このまま出撃任務に出てもらいたい。いいかね?」

白雪「もちろんです、頑張りますね。」

ーー鎮守府埠頭
吹雪「あ、白雪ちゃん!」

白雪「あら、吹雪ちゃんに叢雲ちゃん。よろしくね」

叢雲「なんだか特型駆逐艦だらけになってきたわね…」

カーク「出撃中は、通信機で通信すればいいのかね?」

吹雪「はい。出撃時の指示について提督には、夜戦突入の是非と、戦闘終了後の進撃の是非を決定してもらうことになっています。」

カーク「いいだろう。じゃあ、出撃してくれ。」

吹雪「はい!みんな、準備はいい?」

叢雲「当然よ」

白雪「皆さん、ご一緒にがんばりましょうね。」

吹雪「出撃!」

ーー執務室
大淀『こちら大淀です

ーー執務室
ピピピッ
大淀『こちら大淀です、提督よろしいでしょうか?』

カーク「なんだね?」

大淀『重要な事項を伝達しておきます。』

大淀『艦娘の進撃についてです。艦娘が進撃する際、大破している艦がいた場合、「轟沈」の恐れが有ります。』

カーク「轟沈?あの子達が、沈むということか?」

大淀『ええ、艦娘はあくまで艦ですので、轟沈が起こります。大破未満…中破まででしたら、轟沈はありません。』

大淀『大破の状態になると、損壊した装備に妖精による緊急ダメージコントロールが働きますので、その戦闘中は轟沈を免れます。』

大淀『しかし、ダメコンが働くのは一回の出撃で一度のみです。それ以上のダメージは装備の防御が効かなくなり、艦娘の肉体にダメージが入ってしまいます。』

大淀『深海棲艦の攻撃は生身では到底受け止めきれないため、そのまま死んでしまうのです』

カーク「轟沈か…あの子達はその事については?」

大淀『当然知っています。ただ、自分に指示を出す人間に、「わたしは死ぬかもしれないけどどうぞ気にせず使ってくれ」と言えなかったのでしょうね』

カーク「そうか…教えてくれてありがとう。助かったよ。」

大淀『いえ、仕事ですので』

カーク「ただ、一つ分かったことがある。」

大淀『…なんでしょう?』

カーク「君はとても優しい、いい子だね」

大淀『…あなたは少し軟派が過ぎますね』ピッ

カーク「ハッハ、手厳しいね」


ーー通信室

大淀「…もう……///」

ーー鎮守府正面海域・洋上
吹雪「提督、敵艦を発見しました!駆逐艦1、敵の偵察艦と思われます!」

カーク『よし、全艦、敵艦を攻撃せよ』

吹雪「了解!」

叢雲「沈みなさい!」バァン

イ級「オオオォォ…」miss!

叢雲「そんな、外した?!」

吹雪「白雪ちゃん、狙われてる!」

白雪「これくらいなら大丈夫、かわせます!」miss!

白雪「お返しです!」ドカーン

イ級「ギャァァ」14damage!

吹雪「よし!とどめよ!」ボカーン

イ級「カオハヤメテー!」15damage!

吹雪「やった!撃沈!」

叢雲「わたしが外すなんて…」グヌヌ

白雪「さすが、特型駆逐艦のネームシップね。」

吹雪「司令官!私、やりました!司令官のおかげです!」

カーク『おいおい、まだ私は出撃しか命じてないぞ?君の実力だよ』

吹雪「えへへ…」

叢雲「……」ムー

吹雪「司令官、このまま進撃し、警戒を続けますか?」

カーク『いや、とりあえず帰投しよう。これで出撃の任務の条件も達成したからな。』

吹雪「了解、帰投します!」

ーー鎮守府埠頭
カーク「ああ、任務報酬の方は頼む」ピッ

カーク「…お、帰ってきたな」

吹雪「司令官、ただいま帰投しました!」

カーク「よくやったな。初勝利だ。怪我はないか?」

叢雲「見りゃわかるでしょ、無傷よ無傷。」フン

カーク「そうか、ともあれご苦労だった。とりあえず入渠ドックに行って、補給してから戦果の報告をしてくれ。」

吹雪「了解しました!」

少し休憩します
なお、戦闘やチュートリアルの流れは、某電ちゃん実況を参考にしています
艦これの時期的にはこの時点で2013夏イベントの少し前のつもりです
アイアンボトムサウンドまで書いてひと段落にしたいかな…

レスありがとうございます。
再開しますね

ーー執務室
吹雪「というわけで、見事わたしがMVPだったんです!」

カーク「そうか、素晴らしい働きだよ。次も期待している。」

カーク(鎮守府正面に敵の偵察艦か…。本隊も近辺にいるはずだな)

カーク(大規模な編成ならば目撃情報も上がるはず、おそらく比較的小規模な編成だろう)

カーク(しかし、こちらは駆逐艦三隻…。)

吹雪「じゃあ!次は演習を…」

カーク「いや…まずこの『「水雷戦隊」を編成せよ!』任務をこなしておきたい。軽巡洋艦がいれば駆逐艦だけの編成よりも戦闘が楽になるだろうからな」

カーク「というわけだから、建造に向かおう。いいかね?」

吹雪「アッハイ」

ーー工廠
吹雪「えっと…資材の量はどうしますか?」

カーク「最低値でいい。とりあえず一隻でも多くしておきたいんだ。」

カーク「二隻まとめて頼むよ。」

吹雪「は、はい!じゃあ妖精さん、最低値で二回お願いします」

妖精さん( ・ヮ・)ゝ


妖精さん「にじゅっぷんといちじかんです」

吹雪「わぁ!一時間ってことは、駆逐艦より大きいですよ!」

カーク「よし、まずは20分の方を高速建造してくれ」

妖精さん 「はーい」

??「暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね!」

カーク「これはまた…可愛いレディーが来てくれたものだな」ナデナデ

暁「頭をなでなでしないでよ!子供じゃないのよ!」

カーク「おっと、これは失礼」

吹雪「特III型駆逐艦のネームシップ、暁ちゃんですね。よろしくね」

カーク「じゃあ、次は1時間の方の高速建造を頼むよ、妖精くん」

妖精さん「らじゃです」

??「五十鈴です。水雷戦隊の指揮ならお任せ。全力で提督を勝利に導くわ。よろしくね。」

カーク「ふむ。軽巡洋艦かな?よろしく頼むよ。」

カーク「水雷戦隊を編成したいから、来たばかりですまんが第一艦隊の旗艦と秘書艦は五十鈴君に担当してもらうよ。吹雪君、いいね?」

吹雪「も、もちろんです!」

吹雪(もうちょっとだけ、艦隊旗艦になってたかったなぁ…うぅ)

五十鈴「五十鈴に任せて!」

カーク「よろしく頼む。ではもう一隻、最低値で建造してくれ」

妖精さん「はいなー」

妖精さん「にじゅっぷんです」

カーク「駆逐艦か…よし、高速建造だ」


??「響だよ。その活躍ぶりから不死鳥の通り名もあるよ。」

暁「響!響じゃない!」

響「やぁ暁。久しぶりだね。」

カーク「姉妹艦か…」

暁「響はとってもいい子なんだから!」

カーク「頼りにしているよ。とりあえず、これで任務が進むな」

ーー執務室
大淀『任務の達成を確認しました。大本営から、第二艦隊の編成許可が降りました。」

カーク「第二艦隊?同時出撃ができるのかね」

大淀『第二以降の艦隊の主な任務は、遠征による作戦の遂行です。練度向上のための練習航海から海外への派遣作戦まで、作戦内容は多岐に渡ります。』

カーク「海外か…ありがとう」ピッ

カーク「しかし、艦の数が足りないな。さらに建造をしなければならないのか…」

五十鈴「敵の撃破をすることで、新しい艦が仲間になることがあるわよ」

カーク「どういうことだ?飲み込まれてでもいるのか」

五十鈴「気持ち悪いこと言わないでよ… 詳しいことは知らないわ、そういうことがあるらしいってだけ」

カーク「つまり、反復出撃で艦隊の増強が可能なのか…」

五十鈴「そうなるわね」

ーー鎮守府埠頭
カーク「よし、では第一水雷戦隊には鎮守府正面海域の警備に向かってもらいたい。」

カーク「同海域では敵本隊がいる可能性がある。用心してくれ。」

五十鈴「了解よ。五十鈴、出撃します! 続いて!」


ーー鎮守府正面海域・洋上
五十鈴「あれは…」

五十鈴「敵艦発見!駆逐艦1、敵の偵察艦よ! 陣形の指示をお願い!」

カーク『陣形?』

五十鈴「艦の数が四隻以上の場合、より戦闘をしやすい陣形を構成するの。攻撃に特化した単縦陣、防御重視の複縦陣、対空重視の輪形陣、回避重視の単横陣と、梯形陣ね!」

カーク『梯形陣はどういう陣形なんだ?』

五十鈴「知らない!見栄えはいいわよ!」

カーク『なんだそれは…まぁいい、では単縦陣で頼む』

五十鈴「了解!水雷戦隊、突撃!」

イ級「イタイ」撃沈


五十鈴「敵を撃沈!みんな、怪我は無い?」

吹雪「だいじょうぶです!まだまだ行けます!」

暁「こんなのにレディーの暁が負けるわけ無いじゃない!」

響「ハラショー」

カーク「よし、では進撃だ。この先では敵の主力艦隊との会敵が予想される。用心してくれ」

五十鈴「敵発見!あれは…敵の軽巡洋艦よ!それに駆逐艦が2!」

カーク『敵の主力艦隊だな。総員、戦闘配置。』

五十鈴「戦闘配置?? えっと、陣形は…」

カーク『あぁ…いや。単縦陣をとってくれ。』

五十鈴「ふふ、いいわ。総員、戦闘配置!」

カーク『…ありがとう。攻撃開始!』

響「Ураааааааа!!」

五十鈴「敵の駆逐艦二隻を撃沈したわ!こちらの被害は…白雪が大破、あとは無事よ。」

カーク『大破だって!?』

五十鈴「どうする?夜戦突入する?」

カーク『夜戦は確か、敵に接近して最大火力で殲滅するんだったな…しかし、白雪が大破では…』

大淀『提督、よろしいでしょうか?』

カーク『なんだね?』

大淀『大破した直後の夜戦突入では、まだダメージコントロールは働いていますので轟沈することはありません』

カーク『それは…事実なのかね?』

大淀『艦娘はそのように設計されていますので。』

カーク『ふむ…。わかった』ピッ

水雷戦隊「…………」

カーク『よし、信じよう。水雷戦隊はこれより夜戦に突入し、敵の軽巡を追撃・殲滅せよ』

水雷戦隊「「「「「「了解!!」」」」」」

五十鈴「追撃戦は五十鈴の十八番よ!」

五十鈴「食らえ!!」

ホ級「ガァァァァァ」Critical!!53damage

五十鈴「やった!敵撃沈よ!」

叢雲「あたしたちの見せ場は無しね…」

カーク『一撃か。よくやったな五十鈴。すばらしい働きだった。今回のMVPは君だな」

五十鈴「え?五十鈴が一番?あら、普通にあたりまえだけど。良いんじゃない?」

カーク『さすが軽巡洋艦だよ。他の者もよくやってくれたな。帰投して修理を…』

五十鈴「ちょっと…何アレ」

カーク『どうした、敵か?』

五十鈴「敵って言うか…軽巡ホ級が…起き上がってる…」

カーク『撃沈しきってなかったのか!?』

五十鈴「そんな!確実に撃沈したはずよ!」

吹雪「でもあの軽巡、攻撃してこないですね…」

五十鈴「あ…!? 頭の装甲が剥が…れて」

暁「ちょっと、アレ人間じゃない…?」

ホ級「ウゥ…」

カーク(深海棲艦から人間が…?深海棲艦を撃破すると、仲間に…深海棲艦から堕ちる《ドロップ》ということか)

カーク(ボーグの同化現象に似ているな…つまりあれは、味方になる、ということか?)

カーク「五十鈴、その軽巡洋艦を連れ帰れるか?」

五十鈴「うぇっ!? あれ、敵よ!? 人類の敵よ!?」

カーク「いいんだ。できるか?」

五十鈴「そりゃ曳航できなくはないけど…」

カーク「頼んだ。鎮守府で待っているよ」

ーー横須賀鎮守府
カーク「あれが深海棲艦による同化現象とするなら、それを解除することもできるはず…」

カーク「ドロップすることがわかっているなら、解除方法も用意されているはずだ。」ピッ

カーク「大淀」

大淀『…何でしょう、提督』

カーク「ドロップした艦はどうすればいい?」

大淀『…工廠に運んでください、明石が処置を行います。』

カーク「そうか。わかった…ではそうさせよう」

大淀『明石にはこちらから伝えます…では』ピッ

カーク「やはり、上層部はこれも把握しているのか…」

カーク「ボーグに何か関係が?…いや、思い込みはよくないな。とりあえず、五十鈴たちを出迎えなければ」

ーー工廠
明石「一時間ほど待っててくださいねー」ピシャン

キュイーンガガガガガガカーンカーンカーン

カーク「本当にあれが艦娘になるのか…?」

大淀「提督」

カーク「大淀君か。どうしたね?」

大淀「鎮守府正面海域の敵主力艦隊撃破を確認しました。大本営より『南西諸島沖に敵前衛艦隊を確認。これを補足、迎撃せよ』との命令が来ております。」

カーク「前衛艦隊ということは…さらに先に本隊がいるということかな?」

大淀「さぁ、そこまではわかりかねます」

カーク「そうか…ところで五十鈴君たちは?」

大淀「全員補給を終えました。白雪・響・叢雲は損傷を受けたので、現在入渠中です。」

カーク「わかった。ありがとう。」

大淀「いえ。それでは」スタスタ

カーク「さて、どうするかな…」

吹雪「あの!」

カーク「ん?」

吹雪「演習です!」

カーク「あぁ…すっかり忘れていたよ。」

吹雪「演習では同じくらいの力量の人や、とても高い練度の人とも戦えるので練度を磨くのにとてもむいているんです!」

カーク「練度か…確かに、この先敵が強くなるなら、こちらも練度を上げて対抗しなければならないな。」

カーク(強い艦に乗ればどんな敵に勝てるというわけではないからな…)

カーク「じゃあ、入渠が終わり次第、演習に向かおうか」

吹雪「はい!」

ーー演習海域
吹雪「はじめての演習です!」

カーク『演習は五人の提督から選ぶ形なのか…』

吹雪「一番上の方は、低練度の艦隊の育成に協力してくださる元帥さんですね」

カーク『名前は…キャスリン・ジェインウェイ元帥……』

カーク『』

吹雪「すごい!戦艦や空母ばかりの編成です」

カーク『これじゃ勝ち目が無いんじゃないか?』

吹雪「演習は、たとえ敗北でもかなりの経験を得られるんですよ?負けて得られるものもある、です!」

カーク『ふむ…ならば、ジェインウェイ提督の胸を借りようか』

カーク『……気分が悪くなってきたな…』

ワー!キャー!
[D敗北]ドゥーン

五十鈴「ボロ負けね…」

吹雪「いつか強くなって、戦艦さんたちにも勝てるようになりたいです…」ショボン

カーク「しかし、練度はちゃんと上がっているようだね」

五十鈴「改造さえ出来れば、もうちょっとまともに戦えるのに!」

カーク「その…改造というのはなんだい?」

吹雪「一定以上の練度になると、性能を大幅に向上させる増強が行えるんです!慣れるのにちょっと時間がかかるんですけどね」

五十鈴「五十鈴なんて、すごいのよ!他の艦よりも低い練度で改造ができるから、即戦力になるのよ!」

カーク「なるほど、即戦力ね…。では当面は、その改造をしていくことを目標にしようか」

大淀『提督、大本営より緊急メッセージです。
「南方海域への強襲偵察作戦を発動。各鎮守府は力量にあった作戦を判断し、随時参加せよ。
尚、最深部には超弩級戦艦の存在が確認されている。
これを撃破し、超弩級戦艦を深海棲艦から奪回することを、本作戦の最終目標とする。」以上です』

カーク「また唐突だな…しかも、なんだその曖昧な命令は? 各自で判断と言われても、こちらはまだ水雷戦隊しか育っていないというのに」

大淀『今回の大規模作戦の最初の作戦では、敵潜水艦部隊の掃討が行われるそうです。』

五十鈴「潜水艦!?」

カーク「潜水艦?」

五十鈴「潜水艦の掃討は、わたしたち水雷戦隊の十八番よ!」

カーク「なるほど。つまり、参加の余地はあると」

カーク「それに、作戦終了までに大型艦の入手・育成が出来れば、第二海域くらいまでは行けるかもしれんな」

明石「提督ー!とっくに終わりましたよー!」

カーク「おお、すまんすまん。ええと、君が…」

??「川内、参上。夜戦なら任せておいて!」

カーク「軽巡洋艦か。私はカーク提督だ。」

川内「よろしく! ねぇねぇ、とりあえず出撃しようよ!そしてはやく夜戦しようよ!」

カーク「血の気が多いね。君は鎮守府正面海域で見つかったんだが、何か覚えているかな?」

川内「?? えーと、全然…そういえば、誰かと夜戦をしたような…」

五十鈴「……」

カーク「そうか…いや、覚えてないならいいんだ。よろしく頼むよ。」

ヤセンヤセンヤーセーンー ウルサイワネコノヤセンバカ!! バカッテユーナ!

カーク(記憶が無い…これはこういうものなのか?それとも明石君が…)チラッ

明石 「それじゃわたしはアイテム屋に戻りますね!」ニコニコ

カーク「…ああ、ありがとう。助かったよ」

カーク(まだまだ、わからないことだらけだな…)フゥ

カーク「とりあえず、今日はもう解散してくれ。明日から、大規模作戦に向けて本格的に艦隊の増強と練度の向上を行う。」

川内「えー!?夜戦はー!?」

カーク「ハッハッハ、よほど夜戦が好きなようだな、君は。大丈夫さ、明日からは夜戦もバンバンやるからな」

川内「ほんと!?もーしょうがないなー、仕方ないから今日は我慢してあげるね!」

カーク「五十鈴君も、休憩に入ってくれ。秘書艦の任は吹雪君に引き継いでもらう。」

五十鈴「了解よ」

吹雪「え、またわたしが秘書艦ですか?」

カーク「不服かね?」

吹雪「とんでもないです! やったぁ…えへへ」

カーク「では、執務室に戻ろう。」

ーー執務室
カーク「さて、まず編成の増強だな…」

吹雪「ここはやっぱり、戦艦や空母が仲間に欲しいですよねー」

カーク「空母か」

吹雪「戦艦もですよ!」

吹雪「えっと…この、『敵空母を撃沈せよ!』って任務をこなすと、正規空母が配属されるようですね」

カーク「これをやるためにはまず味方に空母がいなければならないのか…。よし、では空母と戦艦の建造に挑戦してみようか」

吹雪「はい!」

ーー工廠
カーク「さて、では建造だが…、資材の配分が検討もつかんな…」

吹雪「戦艦は燃料と鋼材が多め、空母は全体的に多めで鋼材とボーキサイトをさらに多くすると出やすいようですね」

吹雪「これ、大淀さんからもらってきたオススメレシピです」

カーク「ふむ。400/30/600/30か…戦艦に加えて、重巡洋艦も出るようだね。

カーク「ん?この『レア駆逐レシピ』というのは?」

吹雪「おそらく、大戦時に功績を残した駆逐艦や、最新鋭の駆逐艦が出るんじゃないでしょうか」

カーク「なるほどな。だがとりあえず…」

吹雪「はい!妖精さん、400/30/600/30です!」

妖精さん「はいなー」

妖精さん「いちじかんにじゅっぷんですー」

吹雪「えっと…軽巡洋艦かなぁ…?」

カーク「戦艦ではなかったか…」

吹雪「でもでも、重巡洋艦でも大助かりですよ!」

カーク「まぁ、確かにそうだな。とりあえず、次に空母レシピを試そうか」

吹雪「えーと、空母レシピは…300/300/600/600、かな?」

カーク「資材が枯渇していくな…」

妖精さん「にじかんごじゅっぷんです!」

吹雪「長っ」

カーク「これは…空母が作れたのか?」

吹雪「かもしれませんね…」

カーク「高速建造材が残り少ない、とりあえず今日はもう休んで、明日確認しよう」

吹雪「はい、お疲れ様でした、司令官!」

提督日誌
宇宙暦50186.0407
未知の生命体「深海棲艦」と戦う鎮守府に配属されて一週間が経過した。
艦娘たちは私のことを慕ってくれているようだ、人間関係は仕事にも差し障りないだろう。

現在、大規模作戦が発令されている。
作戦攻略の準備をするために、取り急ぎ第三艦隊を開放し、第二艦隊・第三艦隊を編成して遠征に行ってもらっている。
編成の増強を開始してから、重巡洋艦の妙高型四姉妹と青葉、古鷹に、軽空母の龍驤と正規空母の赤城が来てくれた。
(龍驤を初めて目にした時に駆逐艦かと思ってしまったのは秘密だ)
悩みの種は、戦艦がなかなか来ないことだ。ダンサーのような格好をした軽巡洋艦はもうたくさんだ。

また、練度の向上を行うために、南西諸島防衛戦を無理やり突破し、南西諸島海域で艦の奪還と練度向上を同時に行っている。
正規空母の殲滅力は凄まじい。どの海域でも勝利に大きく貢献してくれている。しかし、敵にこちらの艦載機を落とされすぎて、ボーキサイトが枯渇しているのが悩ましい。
懸案事項は尽きない。

エンタープライズはまだ来ない…

再度休憩
こんな感じで、適当に進めていきます
ちなみに>>1はTOSのエンタープライズとギャラクシードレッドノートが好きです
http://i.imgur.com/sGVSGH8.jpg
http://i.imgur.com/KpWw6ZN.jpg

レスありがとうございます。
戦果稼ぎながら書くのはなかなか忙しない…

ピカード編も面白そうだなぁ…こうやってまた一から着任だとまだるっこしいからそこは着任済み設定かなぁ
夢が広がりんぐ
異星人も、このままだとあまり出てこないので、ちょいちょい出して行きたいです。

では再開します。

ーー横須賀鎮守府・執務室
カーク「戦艦が出ない」

吹雪「は、はぁ…」

カーク「こんなに苛立ったのは、この間透明シールドをしたロミュラン艦に追突されて以来だ!」

吹雪(何言ってるんだろうこの人…)

カーク「第二艦隊と第三艦隊はどうしてる?」

吹雪「あ、えと、天龍さんたち第二艦隊は海上護衛任務、睦月型四隻の第三艦隊は防空射撃演習を繰り返しています。」

カーク「よし、じゃあそろそろ、もう一回建造だ!」

吹雪「さ、さっきも建造したじゃないですか!」

カーク「そのために遠征に行ってもらっているんだ。彼女たちにはすまないがね、もう少し頑張ってもらおう」スタスタ

吹雪「あ、ちょっと!…もー!」

カーク「お…おお…」

吹雪「ちょっと司令官!あーもう勝手に始めちゃっ…わ、すごい、4時間じゃないですか!」

カーク「我が望むもの、大いなる船…」

吹雪「たしか大昔の詩の一節じゃないか?」

カーク「20世紀の地球だ。」

カーク「すぐに炙るんだ!」

妖精さん「あいさー」

ゴォォォォォ…

??「英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!」

金剛「って、日本人じゃない? 英語が通じるの!?」

カーク「私はカーク提督だ、よろしく。君のことは以前から知っていたよ。昔乗っていた船の姉妹艦に、U.S.S.金剛というのがいてね。」

金剛「うーん、かつての敵と同じ接頭辞がつくのはなんだかモヤモヤします…」

カーク「おや、気に触ったかね?」

金剛「全然問題ないわ、気にしないで!」

カーク「そうか。…言葉については、翻訳機があるのでどちらでも構わないぞ。だが作戦の時は、鎮守府の翻訳機を介するためにタイムラグがあるといけない。日本語で頼む。」

金剛「了解デース!」

吹雪(やっぱり戦艦はキャラが濃いなぁ…)

カーク「ともかく、これで戦艦も一人目だ。沖ノ島海域攻略は戦艦4空母2がベストらしいが…先は長いな」

カーク「…先に南方海域攻略を開始するか。幸い、水雷戦隊は育っている。」

カーク「吹雪君。五十鈴・由良・川内・島風の四名を呼んでくれ。この編成に君と金剛君を加えた6隻で、E-1攻略を行う。」

吹雪「了解です!」

ーー鎮守府埠頭
カーク「君たちにはこれより南方海域へ進出してもらう。対潜掃討を行い、同海域の敵哨戒線を突破するんだ。」

カーク「君たちにとっては初めての対潜戦闘だ。かつての記憶から対潜攻撃は得意と思っているかもしれんが、艦娘と深海棲艦の戦闘ではまた違ってくるだろう。慢心するなよ。」

五十鈴以下6隻「「「「「「了解!!」」」」」」

南方海域・洋上
五十鈴「敵哨戒艦隊を撃破!」

島風「終わるのはっやーい!」

吹雪「やっぱり戦艦ってすごい…水上艦との戦闘では無敵ですね!」

金剛「フッフッフ…Hey提督、私の活躍見ててくれた? もっと頑張るから、目を離しちゃNo! なんだからネ!」

カーク「さすがだな。戦艦の面目躍如と言ったところかな?」

カーク「潜水艦隊が目撃されたのはその先だ。注意して進んでくれ」

五十鈴「わたし達だって、潜水艦に目にもの見せてやるんだから!進撃!」

五十鈴「そろそろ最深部かしら…」

吹雪「!? ひ、左舷に雷跡です!」

由良「敵の潜水艦を発見!!」

五十鈴「来たわね…各艦、回避して!」

金剛「No!提督ぅー!」20damage!

カーク「被雷したのか!?」

金剛「大丈夫、小破止まりデース!」

五十鈴「よかった…。ええとソナーの反応では…潜水艦は三隻!」

吹雪「五十鈴さん!右舷にも敵です!雷巡1,駆逐艦2!」

五十鈴「くっ…金剛さん、敵の水上艦を食い止めて!先に潜水艦を殲滅するわ!」

金剛「了解デース!」

>>83-84のカークのセリフの「」を変えるの忘れてました…
通信なので『』です、すみません

五十鈴「よし!敵の潜水艦三隻を撃沈確実!」

金剛「こちらも、雷巡を仕留めマシタ!」

カーク「よし。夜戦に突入し、残りの駆逐艦を撃沈しろ」

カーク(一瞬焦ったが、なんとかなったな…)

五十鈴「よし、敵を完全に殲滅したわ。勝利よ!」

カーク「よくやった。さて…起き上がる不審な艦はいるか?」

五十鈴「今回は駆逐艦が一隻起き上がって……待って、潜水艦も一隻…?浮上してる!」

カーク「潜水艦と戦うのは初めてだったからな…敵対の意思は?」

五十鈴「無いみたいよ、黙って近づいてきたわ。今回は二隻連れ帰ればいいのかしら……」

カーク「もし攻撃してくるようならすぐに撃沈するんだ。気をつけろよ」

明石「終わりましたよ!戦艦が一隻と…潜水艦ですね!」

カーク「戦艦か!それは朗報だ!それに潜水艦か…。両名に執務室に来るように伝えてくれ。」

明石「それはいいんですが…」

カーク「どうかしたのか?」

明石「そのう、潜水艦の子は艤装がほとんど無くて、裸なんです」

カーク「それは素晴……憂慮すべき自体だな。……よし、何か水中でも着られるものを調達しておこう。」

カーク「それから、家具コインを使って執務室の家具データを買いたい。」

カーク「執務室のセットと…真っ赤な高級絨毯、『金剛の紅茶セット』を頼む」

明石「お、とうとうダンボール部屋脱却ですね!家具コインは足りてるんですか?」

カーク「ボーキサイト稼ぎの副産物で大量の家具コインが手に入ったからな…紅茶セットに必要な家具職人の代金は、別途請求しておいてくれ」

明石「気前がいいですねー、かっこいいですよ!」

カーク「ハハハ、君も今度遊びに来るといい。」

明石「うーん…あいにく、研究でそんな時間はありませんねぇ…」

カーク「そうか…ならば、アイテム屋になにか差し入れをしに行こう。」

明石「いいですね、楽しみにしてます!では!」スタスタ

カーク「うーむ、何かに夢中になっている女性というのはやはりいいものだな…」

カーク「おっと、潜水艦の服について調べなければ」

ーー執務室
吹雪「あ、司令官、おかえりなさい!新しい艦の子はどうでしたか?」

カーク「戦艦と潜水艦が来てくれるようだ。そのことについてなんだが…」

カーク「コンピューター、水中で動きやすい、女性向けの服を出してくれ」

「22世紀ノ地球デ使ワレタ、マイクロビキニデス」ブーン

吹雪「なっ!!??」

カーク「素晴らしい…が、これでは装甲にならんな…もう少し肌の露出がないものは無いか?」

「21世紀ノ学生ガ使用シタ、教練用ノ水着デス」ブーン

カーク「うん、これなら良さそうだな。それをレプリケートしてくれ」

吹雪「あの…司令官……」ジトー

カーク「うん?…ああ、潜水艦の子が服の無い状態だったらしくてね。これを、工廠の潜水艦の子に持って行ってやってくれ」

吹雪「なんだ、そういう…わかりました、行ってきますね」ホッ

吹雪「では、失礼しました」ガチャ

カーク「さて、その間に…コンピューター、内装をお茶会の物にしてくれ。」

ピーガー…ブゥン

カーク「よし。ホットのダージリンと…コーヒーをレプリケート。」

コンコン

金剛「提督ー!失礼しマース!たったいまブッキーが持っていたスク水は一体…」

カーク「金剛君か。ちょうどお茶が入ったんだ。かけてくれ」

金剛「Wow! 提督と二人でTea Timeデース!」

カーク「今は二人だけだから、英語でも構わんよ」

金剛「おっと、そうでしたね!」テヘヘ

カーク「まあ座りたまえ。紅茶が冷めてしまう。」

金剛「…?提督は紅茶は飲まないのですか?」

カーク「昔からね。私はコーヒーで失礼するよ。」

金剛「? そうですか?では、いただきます」コクコク

金剛「うん、美味しい!…けど、何か違和感がありますね。」

カーク「そうか?レプリケート物だからかな。」

カーク「しまった、お茶菓子が無いな。それもレプリケートでいいかね?」

金剛「レプリケートというのはよくわかりませんが、問題無いですよ。紅茶も十分美味しいです!」

カーク「では…スコーンを出してくれ。クリームとジャムもだ」

ピーガー…ブゥン

金剛「Wow...便利なものですね」

コンコン

??「失礼します、こちらに提督がいらっしゃると伺ったのですが…」

金剛「榛名!」

榛名「お姉様!お久しぶりです!」

カーク「姉妹艦か…やりやすくて助かるな。」

榛名「高速戦艦、榛名、着任しました。あなたが提督なのね?よろしくお願い致します。」

カーク「ああ、私はカークだ。よろしく頼むよ。」

カーク「ちょうどお茶にしていたんだ。君も飲んでいくといい」

カーク「二人にここに来てもらったのは次の作戦を伝えるためだ。」

カーク「君たちには南方海域大規模作戦において、敵洋上戦力の排除を頼むことになる。」

カーク「主力艦隊への道中には潜水艦などもいる。作戦終了期限まで時間はまだある、まずはじっくり練度を上げてもらうぞ」

金剛「了解したデース!BestなConditionで、敵を排除しマース!」

榛名「至らぬ点もあると思いますが、榛名、頑張ります!」

カーク「よろしく頼む。わたしは工廠に行ってくるので、ゆっくりお茶を楽しんでくれ。」

金剛「行ってらっしゃいデース!」

ガチャ、バタン
カーク「さて…」

カーク「すまなかったね、待たせてしまって。なぜ部屋に入ってこなかったんだ?」

??「こんな格好でお茶会に参加できるわけ無いでしょ…」

??「はじめまして。潜水艦、伊168よ」

カーク「I-168…ええと」

伊168「何よ、言いにくいの? じゃ、イムヤでいいわ…よろしくねっ!」

カーク「Imuya…か。よろしく。ここの提督のカークだ。」

カーク「その服の着心地はどうかな?急いで見繕ったんだが」

伊168「わざわざ選んでくれたの?」

カーク「ああ、なかなか機能的だと思ってな。」

伊168「司令官が望むなら、これもいいかもね…」

カーク「そうかい?気に入ってくれたんなら良かったよ。」

カーク「しかし、潜水艦か…どういう運用をしたらいいのか、さっぱりわからんな」

伊168「潜水艦がいれば、水雷戦隊なんかみーんな引きつけちゃうんだから。わたしが気を引いてる間に、他の艦は安心して攻撃できるのよ!」

カーク「だが、それでは君が轟沈してしまうんじゃないのか」

伊168「そうならないように気を使うのが、司令官の仕事でしょ!」

カーク「ハッハッハ、それはそうだ。」

カーク(そういえば、旗艦はたとえ大破していても轟沈はしないと大淀から聞いたな…)

カーク(旗艦に潜水艦を置いておけば、他の艦への被害を軽減したまま進撃できるのかもしれんな)

伊168「それに、戦艦や空母が相手なら一方的に攻撃できるのよ。どう?少しは凄さがわかった?」

カーク「つまり、戦艦や空母との演習にイムヤ君がいれば、負けることは無いと」

カーク「すごいじゃないか!」

伊168「えへへ…」

カーク「よし、君の練度も上げなくてはな。戦艦と一緒に出撃させれば一石二鳥ってところだ」

伊168「どんどん強くなって、敵の船底に大穴開けてあげるから!」

提督日誌
宇宙暦50205.2187
潜水艦I-168の加入により、艦隊の練度向上の効率が格段に上がった。
大破していようと入渠の必要がないというのが素晴らしい。

また、南方海域の対潜掃討任務に反復出撃し、戦艦比叡・霧島と扶桑型二隻・伊勢型二隻を確保した。
これにより第四艦隊が解放、遠征による資源回収の効率も上がった。

潜水艦による艦隊のレベルアップ効率を考えるなら、やはりあの海域を使いたいのだが…

休憩します。
明石や夕張にフェイザー銃を見せて、搭載しようと暴走する話とか
居酒屋鳳翔を訪ねる話とか
スコッティが明石と出会う話とかも書きたいね
書けるタイミングあるかなぁ

スタートレックでの武器がまずそれくらいじゃないかなぁ…
あとはセラロン放射線とか赤色物質くらいしか思いつかないw

再開します。この2013夏E-2突破したら一区切りとします。
E-4の大和まで書かないのは>>1がやってないからですorz

カーク「イムヤ君、大丈夫か?顔色が悪いぞ」

伊168「…………」

カーク「せっかく改造できたと言うのに」

伊168「だから疲れてるのよ!!」

カーク「ふむ、改造したら疲労は取れるはずなんだがな」

伊168「メタい」

ーー執務室
金剛「急に呼び出して、なんの用事デース? レベリングにしては、イムヤがいまセーン」

カーク「そろそろ戦艦や空母の練度も十分だ、沖ノ島海域の攻略に行こうと思う」

カーク「メンバーは金剛型の4隻と、赤城君、そして千歳君だ。」

千歳「でもわたしじゃ…正規空母が揃うまで待ったほうがよろしいのでは?」

カーク「大規模作戦ももう終わりかけている。時間がないんだ」

カーク「大丈夫さ、なにしろ私が指揮するんだからな。」

カーク「作戦は極めて簡単だ。やられる前にやる、これをボスまで繰り返せばいいんだ」

カーク「次に装備を指示する。金剛型は41cm連装砲を二本、15.5cm単装砲を一本、そして32号対水上電探を一つだ。」

カーク「空母については、航空優勢を取りながら敵に攻撃を与えるため、艦戦を3つ積んでもらう。あとはいつも通りの艦攻と艦爆だ」

カーク「諸君は着任して以来、確実に一歩ずつ練度を上げてきた。諸君なら沖ノ島海域という山場をきっと乗り越えてくれると、私は信じている。」

金剛「ノー・プロブレムデース!ワタシたちの実力、見せてあげるネー!」

カーク「うむ。では、準備完了し次第出撃だ!」

カーク「さて、その間に少し、私用も済ませなければな……」

ザー…
カーク「こちらはカーク提督だ。ジェインウェイ大将はいるかね?」

ナビゲーター『はい、少々お待ちください。」



カーク「ジェインウェイ提督、今ちょっといいかね?」

ジェインウェイ『ええ、何でしょうカーク提督。』

カーク「手が開いているヴァルカン人を一人、派遣してもらいたいんだが」

ジェインウェイ『構いませんが、一体どのような理由で?』

カーク「いや何、少し意思疎通がしたい生命体がいるものでね」

ジェインウェイ『確かカーク提督も現在、地球に…。いいでしょう、優秀な者を一人派遣致します。』

カーク「よろしく頼むよ。…あぁ、それから」

ジェインウェイ『はい?』

カーク「単艦放置ありがとう。いつも助かっているよ」

ジェインウェイ『あのジェームズ・T・カークのお役に立てているのなら光栄ですよ』

カーク「ああ。では。」ビー

カーク「これで何かわかるといいんだがね…」

金剛「全砲門! Fire!」

金剛「敵精鋭水雷戦隊をとっぱしたネー!」

カーク『こちらの被害は比叡と千歳が中破か…』

カーク『大丈夫か?』

比叡「お姉さま譲りの装備をこんなに……くっ、許さないんだから!」

千歳「大切な飛行甲板が……心配するから千代田には内緒ね」

カーク『千歳が攻撃不能だが、進撃には問題無さそうだな。よし、進撃せよ』

金剛「了解デース! Follow me! 皆さん、ついて来て下さいネー!」

金剛「電探に感有り!敵の主力艦隊と思われマース!」

カーク『いいだろう。全艦、戦闘配置。単縦陣を取れ!』

金剛「了解! まずは航空戦、開始ネー!」

赤城「第一次攻撃隊、発艦してください!」

千歳「艦載機の皆さん、やっちゃってください!」

榛名「航空優勢です!艦攻と艦爆投下を確認…駆逐艦二隻を撃沈!」

赤城「戦艦は一隻を中破に追い込んだだけですか…くっ」

金剛「ここからはワタシたちの見せ場デース!Burning…Love!!」

カーク「…………」


金剛『提督ゥー…』ザー

カーク「どうした?敵は倒せたのか?味方の被害は!?」

金剛『……榛名と赤城が中破、千歳が大破デスが…敵中核艦隊を撃破しまシタ!』

カーク「そうか……よくやった。ホッとしたよ。」

金剛『んー?提督、心配してくれてるデース?』

カーク「そりゃ心配もするさ。大事な仲間だからな」

金剛『キャー!これが愛のささやきってやつですネー!帰ったら、Dinnerに英国式のカレーを提督に作ってあげるデース!』

カーク「それもいいが…まずは気をつけて帰ってくるんだ。敵の追撃が無いとも限らんからな」

金剛「オフコース!飛んで帰るネー!」

カーク「さて、準備は整ったな。」

カーク「沖ノ島海域を突破できる艦隊であれば、南方海域作戦の第二段階、洋上勢力排除は可能だろう。」

カーク「最深部の超弩級戦艦…興味が無いわけではないが、今の戦力での奪回は不可能だ。後々の入手に期待しよう。」

カーク「そんなことよりも、まずは装備の開発や空母戦力の充実を考えて行かなければな…」

カーク「調べたところによると、エンタープライズに爆撃を加えた空母の艦娘が確認されているじゃないか。」

カーク「もう何でもいいから、エンタープライズに縁のある艦に会いたいよ…」

提督日誌
宇宙暦 50270.9722
南方海域強襲偵察作戦は終了した。
我が艦隊は第二次作戦まで参加するに留まったが、次回の大規模作戦ではなんとか最深部の敵を殲滅したいものだ。
しかし、最深部の敵の強さは第二次作戦の比ではないだろう。戦力の更なる向上が必要だ。
第二次作戦への反復出撃により、新たに伊58と熊野が仲間に加わった。
我が艦隊に大きく貢献してくれることだろう。

鎮守府に配属されておよそ二ヶ月。
ここの生活に馴染んできてはいるが、早くあのエンタープライズのブリッジに戻りたいものだ。

ヨコスカ鎮守府提督 ジェームズ・T・カーク

海---それは人類最初の開拓地である。
そこには人類の想像を絶する敵、新しい仲間が待っている。
これは、何度目かの謹慎処分として1年間の横須賀鎮守府勤務に降り立った提督・ジェームズ・T・カークの驚異に満ちた物語である。

というわけで、今回はここまでです。
衝動的に書き始めてあとはキャラに動いてもらう感じになってしまい、いろいろと穴だらけになってしまいました…w
次は少しずつ書き溜めて推敲してから投下しますのでお許しを。
レスをくれた方々、こんな短文ですがモチベーションが維持出来ました、ありがとうございます。
次回こそ、アイアンボトムサウンドまで書きたいですね。
またぼんやりとした構想が出来たら、再開しに来ます。

それではHTML化依頼を出してきます。
最後まで読んでくださった皆さんに、長寿と繁栄を。

スタートレックを知らない提督諸氏は
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22708539
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22720148
を見た後に、
スタートレック劇場版 2 3 4
スタートレック2009
スタートレック イントゥダークネス

と見れば、にわかトレッキーを名乗れると思いますw

スタートレックは1960年代から始まったテレビドラマで、アメリカではスターウォーズと同じかそれ以上の人気を誇っています。
金剛だけではなく大和や赤城も出ていますので、ぜひこの機会にスタートレックに触れてみてください。

コバヤシマルは出し方に困って…
海上護衛対象の輸送船の名前にでもつけようかと思ったんですけどねw
また次回にでも出したいと思います。

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