男「最近ヤンデレもいいなと思えて来た」(29)


友「へえ?あれだけ数あるデレの中でもヤンデレだけは勘弁と言ってたのに?」

男「おう、本当に急にな」

友「どれくらい好きなんだ?」

男「うーん、流血沙汰は勘弁だが監禁程度なら許容範囲か」

友「監禁を『程度』で済ませるぐらい好きなんだな……」遠い眼

ヤンデレ「…………!」ドキドキ



みたいなのをお願いします。

その日の放課後

男「~♪~♪」

ヤンデレ「……」ススス

男「~♪ん?あ、ヤンデレさん、こんば『バチィ!』ッハババババ!?」

ドサッ

ヤンデレ「うふふ、男くんがいいって言ってたから……男くん、だぁいすき……」

ズルズル……


な感じって素敵よね。誰かお願い。

ヤンデレ宅

男「うう、頭が痛い……
ええと、ヤンデレさんと会ってそれからなんか痺れて……『じゃら』
へ?」

じゃらじゃら

男「て、手錠!?なんで!??」

ガチャ

ヤンデレ「男くん、起きたんだぁ……」クスクス

男「や、ヤンデレさん?これは君が?」

ヤンデレ「うん、そう……だって男くんが監禁してもいいって……」

男「……(ワオ!最近の女の子って過激!俺にとってはご褒美です!)」


男「あのー、ヤンデレさん?手錠を外してくれると嬉しいかなーって」

ヤンデレ「だぁめ、外したら男くんがどこかへ行っちゃう……それはダメ、男くんは私とずぅっといるの」

男「……(こ れ は た ま ら ん)」


手錠を外してくれないかなあ、と思っていると彼女が俺の方へすり寄って来た。

俺の視覚、嗅覚、触覚、聴覚が彼女で一杯になる。

俺の視界一面が彼女で埋まり、五感の最後のひとつ、味覚も彼女で一杯になった。

俺の初めてのキスはとても激しいものだった。

たっぷりととろけるようなそれを堪能したあと、彼女は俺から離れた。

上気した頬、光の消えたその眼を見て俺の中のなにかが切り替わる音がした気がした。


男「ヤンデレ、手錠を外せ」

恐ろしい程低い声が出た。
びくり、彼女が震える。

ヤンデレ「呼び捨てしてくれるんだぁ……うん、いいよ、男くん……今、外すね……」

かちゃり

手錠が外れるやいなや俺は彼女を抱きすくめる。

ヤンデレ「っあ……」

彼女も俺を抱き締め返す。
それを振りほどき、彼女の腕を掴み。

がりっ

そのまま腕を噛んだ。
ぶちりと鈍い音が鳴り、俺の口に鉄の香りが広がった。

ああ、たまらない。

ヤンデレ「男くんが付けてくれた傷……だあ…嬉しい……」

彼女は俺が付けた噛み傷を愛おしそうに撫でている。

愛しい愛しいこの女(ひと)、誰にも渡しはしない。逃がしもしない、ハナサナイ。


その後、彼女からも噛み傷を付けてもらい、血反吐を吐く程に名残惜しいが自宅に帰ることにした。

お互いに付けた噛み傷がまた会う約束。

そう、縛り付けて。

翌日、学校。

男「友、俺、彼女ができたんだ……」

友「ナニィ!マジか!誰だよ?」

男「ヤンデレさんだよ……」

友「へえ、あの美人さんとかあ……うらやましい限りだな
チキショー、俺も狙ってたのにな」

男「(ネラウ?コイツが彼女を?フ ザ ケ ル ナ)」ギリッ

友「お、男?」

男「彼女に手を出したら殺す……」

友「だ、出さねーよ……人の彼女に手を出す程落ちぶれてねーよ(コイツこんなに迫力あったっけ?)」

男「ならいい……」


とりあえず今日はこのぐらいかなあ。

ヤンデレをみると腹が減ってきていかん。

おっとよだれが。

あー、ヤンデレ食べたい。

性的? 食事?
このスレを見ると後者か

>>14

両方、アタシは欲張りです。

放課後

俺はすぐさま帰宅すると家中の俺の荷物をかき集めて家を出た。

どうせ一人暮らしだ、構うものか。

愛しい彼女の家へ、俺は足を速めた。

道行く人が俺の背負った荷物を見て何事かとこちらを見る。

しかしそんなものはどうだっていい。

彼女の家へ、彼女の元へ、早くはやくハヤク

ヤンデレの家

ヤンデレ「男くん、待ってたよ……」

彼女がはにかみながら俺を迎えてくれた。

男「ああ、こんだけの荷物を持って来るのは骨が折れたよ」

俺も彼女に微笑みかける。
すばらしい一時。

俺は床に荷物をぶちまけると彼女の腹にスタンガンを押し当てた。

びくくく、といった風に彼女は痙攣して意識を無くした。

意識の無い彼女を抱き上げ、彼女の部屋へと運んだ。

ヤンデレの部屋

ヤンデレ「わたしの部屋……?」

大好きな彼が来て嬉しくなって、それから……?『じゃらり』

聞き慣れた鎖の音。

男くんを連れて来たあの日、男くんを繋いだ時のように、今度はわたしが繋がれていた。

ヤンデレ「男くん、わたしをこんなに愛してくれるんだぁ……うれしい……」

だってきつくきつく繋がれているんだもん。

腕を見る、包帯の巻かれたわたしの腕、この下には男くんの愛情が刻まれている。

わたしもあの時男くんを噛んだ、血の匂いでくらくらしてた。

その時の匂いを思い出していると男くんが部屋に入ってきた。


男「」はぁーはぁー……

男くんはこっちを見て息を荒くしていた。

視線を下に向けるとズボンの上からでもはっきりと形がわかるぐらいに大きな『それ』があった。

男くんがわたしで興奮してくれている、そのことがわたしの全身を、アソコを熱くさせた。

ヤンデレ「男……くん……わたしと……ひとつ、に」

こらえきれなくなったのか男くんがわたしにのしかかって、服を破いた。

じゃらじゃら、がちゃがちゃ。
鎖が激しく音を立てるのが遠く感じる。

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