龍娘「大好きです男さん」 (60)

書き貯め無しですがよろしくお願いいたします

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龍娘「大好きです男さん、付き合ってください」ペコリ

男「ちょっと待って状況を整理しよう…僕は人間の男、君は角と鱗のある尻尾が見えるから獣人だよね」

龍娘「はい、龍の獣人です」

男「で君はなんて言ったかな?」

龍娘「えっと…はい、龍の」

男「その前」

龍娘「大好きです男さんと言いま」

男「その間」

龍娘「結婚してください?」

男「」

男「違うでしょう話を跳躍しないで」

龍娘「ごめんなさい…」シュン

男「やたらかわいいな」

龍娘「///」

男(あ、顔真っ赤)

男(獣人…四年前に遺伝子研究会が生み出した新人類か…)

龍娘「あ、あのお願いいたします、結婚を前提に付き合ってください」

男「(あぁ…これが人間だったら即結婚なんだがな…角と尻尾のある生き物と結婚って……そもそもなんで僕なんだろ)」

偉いさん「説明します」

男「なんだお前」

偉いさん「申し遅れました私は遺伝子研究会の偉いさんです
では説明します…遺伝子研究会の研究の結果、獣人の子どもを産むには適合している人間とこづくりが一番
そして健康診断の際摂取したDNA検査の結果、龍娘ちゃんの適合者は男さんなのです」

男「だから結婚しろってか」

偉いさん「まずは付き合ってみてください、悪い子じゃないですから」

龍娘「お願いいたします…」なみだめ

男「わ、分かったよ」

こうして僕と龍娘ちゃんは付き合って見る事になりました

続く!

男「今日は人生初のデート…相手は獣人だけど」

虎子「いっぺん死ねぇ!」

男「うわっ」

虎子「ちっはずしたか」

男「なんだお前…獣人か」

虎子「アタシは虎の獣人虎子だよ、アタシのお姉さまとデートなんかさせない」

男「はい?なんだよ何の事…あ、龍娘ちゃんの知り合いか?」

虎子「お姉さまの名前を気安く呼ぶなケダモノめ」

男「獣人に言われてもな…」

虎子「お姉さまが傷物にされる前にお前を殺す」

男「ちょっと待って…止め…落ち着け」

虎子「うるさいうるさいうるさい」

「止めろ」

男&虎子「はいっ」

龍娘「……虎子何をやっているの」

虎子「アタシ…お姉さまの事守りたくて…」

龍娘「……」

虎子「この人間を抹殺…じゃない説得したくて」

龍娘「もういい…言い訳は聞き飽きた」

男「あ、あの僕は」

龍娘「すいません…この子は研究所の知り合いで、礼儀を知らない子でして大丈夫ですか?」

男「うん、大丈夫です」

龍娘「虎子、謝りなさい」

虎子「はいっすいませんですでした」

男「あ、うん(身体中震えてるよ)」

龍娘「さぁ遊園地に行きましょう」

男「はいっ!」

虎子「あ、お姉さまアタシは…」

龍娘「帰れ…今すぐに」

虎子「すいませんでしたぁ」

男(龍娘ちゃんは怒らせちゃだめだ…)

龍娘「遊園地といえばジェットコースターです」

男「うん…」

龍娘「あの…あからさまに距離を取らないでください」

男「角と尻尾が無ければ普通の女性なのに」

龍娘「引っ込めばいいですか?」

龍娘「私の角と尻尾は引っ込めるんです」

男「やってみて」

男「いい…凄くいいよ」

龍娘「引っ込めるだけなので髪を上げると角は見えるんです」

男「じゃあ尻尾も」

龍娘「スカートめくると…ほら」ペラッ

男「しましまか」

龍娘「しましま…(///)忘れてください」

遊園地の入り口前

虎子「獣人個人の入園お断り…獣人差別だぁ」

龍娘「お化け屋敷にシューティングアトラクション楽しいです」

男「そう良かった(入園料、アトラクションチケット料払われた…)」


龍娘「食事にしましょう」

男「お金払うの任せてくれ」

龍娘「えっと…でも」

男「女に払わせてばっかりだとなんか悲しい」

龍娘「はぁ…」



夕方

龍娘「今日はありがとうございます」

男「うんこちらこそ」

龍娘「それじゃまた連絡します」


ファミレス

店員「しゃせ」

龍娘「唐翌揚げセットと海老ピラフセットとハンバーガーセットとシーフードピザとミックスピザとほうれん草のパスタ三人前づつお願いいたします」

龍娘「あとドリンクバー(男さんに遠慮してちょっとしか食べてないからお腹空いた)」

男「ポテトにチキンにハンバーガーにスパゲッティにグラタンか…龍娘ちゃんって大食いなんだな」←まだ足りなかったとは知らない

男「さてさて今日はどのコンビニ弁当にしようかな…」

「あれ…男君じゃない?」

男「あ、女さんと妹ちゃん」

妹「こんばんはー」

女「男君…ひさしぶり」

妹「お姉ちゃんとお菓子買いに来たの」

男「うん…」

女「…………」

続く!

続きは夕方から再開します

女「…………」

男「なにかしらしゃべろうよ」

男「相変わらず無口だね」

妹「お姉ちゃん…はい、ホワイトボード」

女「んっと…」φ(..)

【コンビニ弁当ばかりじゃあ栄養不足になるよ】

男「別に平気だよ」

女「んぅ…」φ(..)

【そう…最近調子どう?】

男「それがさ…獣人と<略>」

女「あー…えっと」φ(..)

【その子の事嫌いなの?】

男「嫌いっていう事はないよ…でもやっぱり獣人だから」

女「それじゃ獣人差別だよ」

虎子「くっそう、あの人間見失った」

虎子「あ、いた」

―――

女「それじゃ獣人差別だよ」

男「獣人差別…」

―――
虎子「もしかして恋人かな?……だったらラッキーなんだけどな」

今日は以上

ちなみにこの世界の獣人は人間に猫耳&尻尾が付いたのでイメージしてください


龍娘って幻獣扱いじゃなくてキメラに似た扱いなのだろうか?

>>20獣耳と尻尾だった

>>22
獣人じたいがキメラみたいなものな世界ですから
龍娘ちゃんは獣人の変異種です

獣人は犬や猫などの耳のある生き物の遺伝子から生まれたんですけど
龍娘ちゃんはヘビと鹿の遺伝子を混ぜ、結果誕生した獣人です

本編は夕方くらいからはじまります

数日後
女「遅くなった…」

虎子「ちょっと話していいかな?」

女「誰?」

虎子「アンタさあのケダモノの知り合い?」

女「ケダモノ?」

虎子「何日か前にアンタが三丁目のコンビニで話してた人間だよ」

女「あ、男君の事か」

虎子「そうソイツ、アンタさソイツと結婚してくんないかな?」

女「私…好みじゃない」

虎子「アンタの好みは関係ないんだよ」

女「……あ、後ろに誰か」

虎子「後ろ?」

龍娘「虎子、ちょっと話しようか」

虎子「」(・-・)

龍娘「大変ご迷惑をおかけしました」

男「女さん大丈夫だった?」

女「」φ(..)

【龍娘さんがいたから全然平気だった】

虎子「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ガクブル

龍娘「さ、帰りますよ虎子」

虎子「はい、すいませんでした」

龍娘「もう怒ってませんよ」

女「あの獣人さんが噂の?」

男「あ、うん」

女「……」φ(..)

【ねえ男君、あの子の何がいけないの?】

男「え…」

女「」φ(..)

【彼女が獣人だから?人間じゃないから?】

男「いや…」

女「」φ(..)

【まずは彼女を知らないとだよ】

男「う、うん…」

今日は以上です

次回は明日中に

忙しくてすいません

明日中に続き書きます

龍娘「♪~」

虎子「随分機嫌いいんですね」

龍娘「今度の日曜、男さんに映画に誘われたんです」

虎子「なんの映画なんですかお姉様」

龍娘「三日月村の恋伝説って映画だそうです」

虎子「恋愛映画かぁ…今度の日曜ですね」

龍娘「虎子、聞いてください…明日男さんと三日月村の恋伝説って映画を観に行くんです」

龍娘「男さんが誘ってくれたんですよ」

虎子「あの尾行しないからこの紐ほどいてくださいお姉様」

虎子「お姉様ったら同じ話を何度も何度も」


虎子「それだけ嬉しいんですかお姉様…」

虎子「お姉様…」

という訳で明日はデート回を投下します

いろいろ忙がしくてすいません
次の日曜にデート回書きます

次の日曜日に仕事休めるので投下します

今日の夕方から投下します

龍娘「おまたせしました男さん」

男「あ、うん」

龍娘「楽しみです」

~回想~

男「映画のチケット?」

女「三日月村の恋伝説」

男「これをどうしろと?」

女「二枚あるから彼女を誘って」

男「え、何のため」

女「誘って」

男「はい…」

女「ついでに食事に誘って」

男「何のた」

女「誘って」
~~回想終わり~~

男「駄目だ…ぜんぜん面白くない…」

龍娘「」

男「コロコロ表情が変わって面白い」

今日は以上…続きは近日中に

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