п勹_勹
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小林「正直本当に出られるとは思ってなかった」

姫百合「ＨＰの予告の中に名前があったのでちょっとだけ出るのかと思いましたが…結構出番ありましたね」

小林「うん、一切シャーロック達と絡まなかったけど、ちゃんとセリフや顔出しもあったね」

姫百合「未だにイギリスで何をやっているのか全く分かりませんでしたが、元気そうでなによりです」

小林「まぁ、あれだよ…色々あるんだよ、きっと」

姫百合「なんで他人事なんですか…」

小林「しかし、僕目線としては満足だけど、アニメだけのファンはこの内容をどうみるんだろうね」

姫百合「多少は荒れるかもしれませんが、気になりますか？」

小林「まぁそれはね、たぶんこれが僕の今後の出番を左右する最後の材料になりそうだし、批判意見は辛いかな」

姫百合「結構意見割れてますから、微妙なラインですね…」

小林「個人的には伏線さえちゃんと処理してくれればもう出番がなくてもいいんだけど、曖昧のまま終わりたくはないよね」

姫百合「それも今後の評価や偉い人の考え次第…ですね」

小林「はは、世知辛いね」

小林「批判意見として大きいのは…やっぱり矛盾が生じる点かな」

姫百合「生粋の小林さん好きのコーデリアさんが一切話題に出さなかった点はもちろん、女主人にときめくシーンはちょっと、いやかなり違和感でしたよね」

小林「まぁ今までアニメでそんなシーンがないのに、いきなり想い人がいるって設定が追加されたらされたで荒れるかもしれないけど…」

姫百合「前にも話したように、ゲームとアニメでは別人と考えた方がいいでしょう」

小林「でも当然良かった点もあるよ、僕の変装スキルが小説以来初めて披露されたし、いい感じの立ち位置でシャーロック達と絡めていたからね」

姫百合「一応探偵要素もありましたしね」

小林「トイズを一切使わなかった点は、もう小さなことかな」ﾊﾊｯ…

姫百合「大アイドル時代ですから」

小林「…便利な、言葉だね」

姫百合「そういえば変装して紅茶評論家の方と入れ替わったようですが、いつから変わっていたんですか？」

小林「もちろんシャーロック達が来る前に事情を話して代わってもらったよ」

姫百合「ということは、犯人に目星はつけていたのですか？」

小林「エレメントが所有者に強い想いを抱いている人に憑依することはシャーロック達から聞いていたからね、後は消去法でも分かることだよ」

姫百合「当のシャーロックさん達は、メタ理論でごり押ししてましたが…」

小林「安定のダメダメ…と言えばそこまでだけど、オチを見れば面白かったんじゃないかな？」

姫百合「…そうですね」ｸｽｯ

姫百合「それで、後４話くらいですが小林さんはもう出ないんですか？」

小林「それは最終話までのお楽しみということで」

姫百合「…私の出番はありますか？」

小林「……さて、新作ゲームの撮影に戻るかな」

姫百合「聞いたことない話で誤魔化さないでください、私の出番は？ねぇ、小林さん！」

小林「エレメントの謎、黒幕、ミルキィホームズの活躍、今後もこうご期待！」ﾀﾞｯ

姫百合「小林さぁぁぁん！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完