【咲-Saki-】真夏の夜の淫夢【R-18】 (54)

注:咲キャラが元ネタの展開でレズセックスするSSです。タイトルでホモを期待された方はお帰りください。

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第一章「極道脅迫!麻雀部員たちの逆襲」


試合を終えて家路へ向かう麻雀部員達。

疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。

後輩をかばいすべての責任を負った加治木に対し、

車の主、プロ雀士三尋木に言い渡された示談の条件とは・・・。


咏「ふふーん♪」


上機嫌にドライブをする咏。
黒塗りの高級車を乗り回す彼女は、日本でも指折りのプロ雀士だ。

プロ雀士は、表の世界の花形スターであると同時に、代打ち稼業を通じて裏社会の大物と懇意であることも多い職業である。

三尋木咏もその例にもれず、裏社会の大物としての裏の顔を持ち合わせていた。


ドーン!


そして、そんな彼女の車に追突してしまった、不幸な少女たちが居た。



ゆみ「やべえよ……やべえよ……」


追突した車は黒塗りの高級車。
こういう車に乗っているのは暴力団員か麻雀プロと相場が決まっている。

コンコン

前の車から降りて来た人物が運転手側のドアを叩く。
こうなっては仕方ない、覚悟を決めよう。

睦月「は、はい……」


運転していた津山睦月がドアを開けて応対する。


咏「ちょっとあんたさー、免許持ってんの? 持ってるなら見せてよ、知らんけど」

睦月「あ、はい……」

咏「あくしろよ」

睦月「こ、これです」

咏「ふーん……オッケー、これ預かるよ。ちょっとあんたら、クルルァでついてきな」

ゆみ(よりによって三尋木咏……最悪だ)


免許証を睦月から取り上げて、どこかへ自分たちを連れて行こうとしている相手は、誰もが知る大物雀士であった。
暴力団どころか警察や司法にまで顔が利くほどの権力者、警察を呼んでも揉み消されるのがオチだ。

ゆみは、おとなしく咏の指示に従って許しを得るしかこの状況を切り抜ける方法がないことを悟った。


【事務所】


簡素な造りの事務所に連れて来られて、三尋木咏と加治木達三人が向き合っていた。


ゆみ「このたびは、まことに申し訳ありませんでした」

咏「口だけなら何とでも言えるよなー。ほんとに悪いと思ってんのー? わっかんねー」

ゆみ「……どうすれば、良いでしょうか?」

咏「ん~? そうだね、犬の真似でもしてもらおっか?」

ゆみ「…犬?」

咏「そそ、犬。分かるでしょ?」

ゆみ「あの、えっと……おっしゃる意味が……」

咏「だから犬だって、ヨツンヴァインなんだよ!」

ゆみ「やれば、許して頂けるんですね?」

咏「考えとくよ、知らんけど」


屈辱である。
しかし、表の権力と裏の権力を併せ持つ三尋木咏に対し、ただの学生が反抗する術などない。
加治木ゆみは、膝と手を床に着き、四つん這いの恰好をとって許しを乞うしかなかった。



咏「なんで犬が服着てんの? わけわかんねー」


そこに、更なる指示が飛ぶ。
犬は犬らしく裸になれと言っているのだ。


咏「おい津山、お前が脱がせ」

睦月「うむ」

咏「あくしろよ」


庇った後輩の手によって、上半身に纏う衣服を脱がされる。
それも、ゆみにとっては耐え難い辱めであった。


ゆみ「くっ……」

咏「おいおい、なにしてんの? 犬はスカートなんか履かないっしょー? なあ津山?」

睦月「うむ」

ゆみ「ぐっ……」


衣服を全て脱がされ、生まれたままの姿で四つん這いになる。
加治木ゆみのこれまでの人生で最大の恥辱である。


咏「犬らしくなったねー。じゃ、鳴いてみようか、わんわんって」

ゆみ「…ワン! ワン!」

咏「あっはははははー! ホントに鳴いてやんの! ばっかでー!」

ゆみ「……」

咏「うーん、今、春だよね。犬らしく交尾してみよっか?」

ゆみ「…は?」

咏「津山、これ使って加治木犯せ」

睦月「うむ」


咏が睦月に渡したものは、こけしだった。
敬愛する先輩を汚すのは不本意ではあるが、この状況で咏に逆らうことなど出来ない。


睦月「うむ?」

咏「ん? なんか手こずってる?」

睦月「うむ」

ゆみ「そんなもの、アナルに入るわけがないだろう! やめろ!」

咏「おまえ初めてかここは? 力抜けよ」

ゆみ「やめろ、やめ……」

睦月「うむ」

ズブリ

ゆみ「ッアーー!」


根元まで一気に異物を挿入され、ゆみは声にならない声を上げる。
しかし、咏の要求はそれだけでは終わらなかった。


咏「おい津山、犯せつっただろ」

睦月「う、うむ? ……うむ!」


咏の指示は、アナルにこけしを挿入することではなく、加治木ゆみを犯すことである。

それを理解した津山睦月は、素早く行動に移す。
後ろから抱きつき、左手で加治木ゆみの左の乳首をつまみ、もてあそぶ。


ゆみ「んっ、はあっ……津山……やめっ……」


更に、睦月は右手をゆみの下腹部に伸ばす。


ゆみ「あっ!? ダメっ、そこはっ!」

咏「あははは、可愛い声出せんじゃん! おもしれー!」

ゆみ「あっ、んっ……くうっ……」


思わず出てしまった【女】の声を指摘され、ゆみは声を殺そうとする。


咏「声我慢されるとつまんねーなー。つまんねーから『業者さん』呼んで『ゴミ処分』しちゃおっかなー」

ゆみ「ああんっ、あはあっ、んんんっ!」


咏が口にしたのは、ゆみたちにとっては「殺すぞ」という脅しと同義の言葉であった。
声を殺すことすら許されない。
ゆみは屈辱に耐えながら、睦月の責めを受け入れて嬌声を上げることに徹する。


咏「あえいでるだけじゃつまんねーな。どんなふうにヤられてるのか実況してよ」


咏は、ゆみが屈辱を受け入れて耐えることを決めたのを読み取ると、更なる追い打ちをかける。
耐えることなど許さない、屈辱を受け入れきれずに泣いて許しを乞う姿が見たいとでも言わんばかりだ。

いや、事実、咏はゆみが泣いて許しを乞う姿を見るまで要求をエスカレートさせるつもりでいる。

この知的な美女の心が折れる瞬間が見たいのだ。
凛として屈辱に耐える美しい姿を見るたびに、その欲求は高まっていく。


ゆみ「ち、乳首をつままれて、コリコリと刺激されています……あんっ……く、クリトリスを刺激されて、とても、強い、快感が……押し寄せてっ、あああっ!」


ゆみは、この要求にも耐えることを選択したらしい。
どんな要求にも耐えるのは、プライドがないのとは違う。

どんな要求でも受け入れ、折れない。
要求をすべて受け入れて、平然としてみせる。
無理だと言って無様に許しを乞うなど絶対にしない。

ただの学生である加治木ゆみに残された、三尋木咏に対する最後の抵抗の手段がそれなのだ。
受け入れる屈辱の深さが、そのまま加治木ゆみのプライドの高さを示している。
これほど誇り高い人間は滅多にいない。

だからこそ、全てを手にし、大抵の物への興味を失った三尋木咏の欲望の対象になりえる。
それは皮肉なことである。


咏「気持ちいいって言ってみよっか」

ゆみ「気持ちいい……です」

咏「津山―、クリトリス抓ってー」

睦月「うむ」

ゆみ「ひあああああっ!!」

咏「ケツにこけし突っ込んだままだろ、抜き差ししろ」

睦月「うむ」

ゆみ「うぐっ! ああうっ! くっ、ううっ、あぐっ!」

咏「そういや、お前犬だったな、犬は犬らしくワンワン鳴いて喘げよ」

ゆみ「わ、ワンッ! ワン、わ……あっ……ああああああっ!!」


ゆみが指示を受け入れるたび、更に過酷な要求をする。
ここまでやっても折れない人間を見たのは初めてかもしれない。



咏「おや、余裕ない? イキそう?」

ゆみ「っ……ワンッ! ワンっ!」

咏「もうちょっと雰囲気出して鳴けよー。ワンワンじゃなくてキャンキャンでもいいぜー?」

ゆみ「…ワンっ!」

咏「津山、イカせろ」

睦月「うむ」

ゆみ「えっ? うあっ!? あっ、ああっ、んんんんんんんっ!!」

咏「イッても止めるなよ。イカせ続けろ」

睦月「うむ」

ゆみ「ああっ、ダメっ、津山、やめてっ、あんっ、あああああ――――っ!!」


――

――――

――――――


咏「強情だねぃ……すっげー気に入ったよ、加治木ちゃん」

ゆみ「……うう……」

咏「どうせ受け入れちゃんだろうけど、次はあたしの靴でも舐めてもらおうかねぃ」

ゆみ「……」ペロ

咏「ふふ、サイコーだよ、あんた」

咏「そうだ、ゆみちゃん、あたしのマネージャーやりな。そしたら車の件はチャラにしてやるよ」

ゆみ「ほん……とう、か……?」

咏「ああ、ほれ、免許証も返すぜ、津山、お前もう帰っていいぞ」

睦月「うむ」

ゆみ「……よかっ、た……」ガクッ


咏「気ぃ失ったか。ま、流石に限界だったってことかね」

?「そうっすね……で、ここから反撃開始っすよ」

咏「誰!?」

?「あんたに名乗る名前はないっす!」

咏「うあっ!? ちょっ、痛たたた!? なにこれ!? 何もいねーのに声がするし体触られてるし、何が起きてんの!?」

?「手は縛らせてもらったっすよ」

咏「やっ! なんなんだよこれー!?」

?「先輩のやられたこと、全部してあげるっすよ」

咏「ちょっ、んっ、胸触んな! やめろー!」

?「背だけじゃなく胸もちっちゃいんすね。感度はどうっすか?」

咏「あんっ……ん、ダメ……あふっ……」

?「はっ、ちょっと乳首つままれたぐらいで即オチっすか? だらしない躰っすね」クリクリ

咏「んっ……それ、ダメだよ……あたし、それ弱いの……」

?「じゃあ、下はどうっすかね?」スッ

咏「ふえっ!?」

?「びっしょびしょじゃないっすか。乳首だけでこれっすか?」グチョグチョ

咏「ああっ……んんんんんん――――っ!!!」ビクンビクン

?「へ?」


咏「はあ…はあ……もうだめ……」ヘナヘナ

?「え? もうイッたっすか?」

咏「あふう……」トローン

?「拍子抜けっすね。まあ、楽な方がいいっすけど」スルッ

咏「あっ……着物……」シュルッ

?「これから徹底的に調教してやるっすよ。着物は邪魔っす」

咏「あ……」

?「まずは、そうっすね……犬の真似でもしてもらうっすか」


その後、日が沈んで朝日が昇るまで、三尋木咏への調教は続いたという。


第二章「モデル反撃!犯されるスカウトマン」


スカウトマンがノンケの少女をモデルにスカウトするところから始まる。

5万円のギャラで承諾したものの、乗り気でないモデルと、撮りたい画を撮れないスカウトマンとの間ですれ違いが生じてしまう。

そしてスカウトマンの「クンニも出来ないの?」という嘲笑に、ついにモデルは怒りを爆発させる・・・。


透華「今の子なんかいいんじゃありませんの?」

一「じゃあ、行って来るね」

一は透華の目に留まった金髪の少女を追いかける。
何の気なく歩いているだけの少女の歩く速度は決して早くはないため、一は容易に追いつくことが出来た。

一「ねえ、そこの君」

衣「ん? 衣のことか?」

一「そう、モデルのバイトがあるんだけど、五万円でどうかな?」

衣「モデルで五万円? 内容は?」

一「ちょっと脱いで終わりだから、顔も出さないし」


もちろん嘘である。
いや、写真だけというのもあるにはあるが、それでは到底五万円のギャラは払えない。
目当てのギャラが欲しければ、ホテルに行って本番までやってもらう必要がある。

もちろん、そこは上手く交渉してその気にさせ、安いギャラで良い画を撮る。
それが素人ものの企画の鉄則だった。


衣「分かったぞ! では、早く終わらせてしまおう!」


獲物は存外単純なようだった。
最高級の獲物が簡単にかかったことに、カメラマン兼スポンサーの龍門渕透華は顔をほころばせた。


【車内】

撮影用の車の中はかなり広い。
天江衣はその後部座席に、スカウトマンの国広一と並んで座っていた。

透華はカメラを準備して、目の前の可憐な美少女のあられもない姿を収めようと神経を張りつめさせている。


一「身長、体重、年齢を教えてもらえるかな?」

衣「127、30、17だ!」

一「17? 高校生?」

衣「そうだ!子供じゃないんだぞ!」

一「じゃあ、早速脱いでもらっていいかな?」

衣「うんっ!」


天江衣は、着ていたワンピースの裾に手をかけると一気にまくり上げた。
そのまま自分と一の座る中間あたりに服を脱ぎ捨てる。

車内に他の人間の目がないこともあって、その一連の動作からは恥じらいはあまり感じられない。

パシャパシャと透華がシャッターを切る音が車内に響く。


一「じゃあ、クリトリスを起たせてみようか」

衣「え?」

一「立ってた方が、良い画が撮れるんだよ」

衣「そうなのか?」

一「ふふ、手伝ってあげるから……」

衣「ひゃん!? あ、だ、ダメだ……じ、自分で出来るから……」

一「そう? ちょっと残念だな」

衣「も、もう……撮るだけという話だっただろうが! まったく」


衣は胸と股間に手を伸ばし、自らを高めるように刺激を送りはじめた。
声を出さないようにしているのか、時々、息を殺そうとする気配が伝わってくる。


一「起ってきたね。これで何%ぐらい?」

衣「えっと……80%?」

一「へえ、もっと大きくなるんだ? これでも結構大きいと思うけど」

衣「は、恥ずかしい……」


天江衣の反応を見て、腕利きのスカウトマンである国広一は、本番まで行けそうだという感触を得ていた。


一「うん、これなら一万円ぐらいは出せるかな?」


局部の写真のみの収穫しかない現状では出せるギャラはせいぜい3000円といったところだが、それを正直に言うと警戒を抱かせる。

今撮った写真で一万円、五万円のギャラも、もっと過激なものにはなるが、あくまで写真なのではないか?
そう認識させることで、ホテルに同行することをためらわせないためのテクニックだ。
衣が確実にホテルに同行してくれると確信しているということである。


衣「え? 五万円じゃないのか?」

一「うーん……五万円はもう少し過激なことをしてもらわないと出せないな。騙すみたいで悪いけど、顔無しの局部のみだと、流石にね」

衣「そうなのか?」

一「うん、ホテルでもう少し撮影に付き合ってもらえれば、五万円、場合によってはそれ以上のギャラも用意できるけど」

衣「そうか、なら行くぞ! 衣はぬいぐるみを買うお金が欲しいのだ!」


一は、衣に気付かれないように、透華に向かってウインクをしてみせる。
スカウト成功の合図だ。

ホテルにさえ連れ込んでしまえばこちらのもの。
この可憐な美少女のレズ動画が、世の愛好者の手元に届くことが約束されたのだ。


【ホテル】

一「じゃあ、とりあえず脱いで」

衣「……な、なあ? 何故ビデオを撮っているのだ?」

一「色んなポーズをとってもらうからね、一々その姿勢で止まるより、動画でベストな瞬間を押さえて後から拾う方がお互い楽でしょ」

衣「そ、そういうものか?」


天江衣は国広一の言葉に疑念をかき消され、言われるままに服を全て脱ぎ去り、生まれたままの姿でベッドに腰を下ろす。
トレードマークのカチューシャはつけたままだが、多分生まれた時からつけていたのでこれが生まれたままの姿である。


一「じゃあ、仰向けになって足をM字に開いてくれるかな? そうそう、そんな感じ」

一「自分で、アソコを指で広げて。そう、そんな感じ」


衣は、国広一に促され、卑猥な姿を動画に収められてしまう。
だが、国広一と龍門渕透華の本来の目的は、本番シーンの撮影であり、これですら前座に過ぎない。


一「そろそろ、いいかな?」

衣「ひゃうっ!? な、何をするのだ!?」

一「いいでしょ、ギャラは上乗せするからさ……ほら、君だって濡れてるじゃない」

衣「んっ……だめ……さわるなー……」


一はついに、指示を出すだけでなく衣の体を触りはじめた。
数多のノンケ少女をスカウトしては落として来た一の前に、経験のない衣はなすすべもない。
一の指が体に触れるたびに声を上げ、一が指に力を込めるたびに体は感じたことのない快楽に包まれる。


衣「あっ、ダメっ! 何か来るっ……あっ」

一「それがイクっていうことだよ……君は今、レズセックスでイキそうになってるんだ」

衣「んあっ、はっ!! もうやめ……あんっ!」

一「ふふ、やめていいのかな? イキたいんじゃないの?」

衣「っ……い、いい加減にしろー!!!」


衣は渾身の力で一を蹴り飛ばす。
と言っても、一にいいように体を弄ばれた後であり、ただでさえ非力な衣である。
小柄な一が相手とはいえ、痛手を負わせられるはずもなかった。


一「もう、恥ずかしがり屋だなあ……そういうことされると萎えちゃうよ?」

透華「これはこれで燃えるかもしれませんが、少々お仕置きが必要ですわね」

一「まあまあ、こっちも騙したわけだし、手荒なことはなしで行こう」

透華「しかし、これでは売り物になりませんわ。イキ顔くらいは撮らせていただきませんと」

一「というわけなんだけど、どうする?」


どうする、と聞かれても意味が分からない。
二人が衣になにを求めているのか、衣には皆目見当もつかなかった。


一「イキ顔だけ撮らせてもらえばいいんだよ。今の続きでボクがイカせてあげてもいいし……それが嫌なら、分かるよね?」

衣「はあ…はあ…言ってる意味がわからんぞ?」


衣は荒い息を整えながら答える。
頭がぼうっとして思考がまとまらない。
そんな様子も、カメラマンの透華は余すところなく録画していた。


一「オナニーしろって言ってるのさ。それならいいだろう?」

衣「お、おな……!? ふ、ふざけるな!」

一「うーん……じゃあ、仕方ないな。無理やりやらせてもらおうか」

衣「嫌だ嫌だ! 衣は絶対にそんなことしないぞ!」



はあ…と、ため息をつく。
強情なノンケも何人か居たが、これは飛び切り強情なようだ。
無理やるやる以外に良い画は撮れそうにない。


透華「無理強いしても仕方ありませんわ。されるのが嫌なら、して頂きましょう」

衣「す、する? オナニーならさっき嫌だと……」

透華「あなたぐらいの美少女なら攻めているところも絵になります。胸でもアソコでも適当に触っていただいて、一が感じたフリをすれば売れますわ」

衣「なっ!? そんな破廉恥なことが出来るか!」

一「透華、それ、ボクの濡れ場が見たいだけでしょ。透華が言うならそれでもいいけどさ」

透華「こちらとしても売り物にならないと困りますの。これが最大限の譲歩ですわ」

衣「嫌だ嫌だ! 絶対にやらないぞ!」

一「こっちの事情も考えてよ」

衣「そちらの事情など知ったことか!」

一「わがまま言わないでさあ……何? クンニも出来ないの?」

衣「」ブチッ

一「やっぱりノンケは根性ないね、これだから……」

衣「」ゴゴゴゴゴ

一「ひっ!?」


衣をスカウトしたのが昼下がり。
それから車中で二時間ほどを過ごし、ホテルに入ってからも一時間ほどが経過していた。

既に日は暮れ、月が空に顔をのぞかせている頃合いだった。


衣「レズの分際で随分と舐めた口を利いてくれるものだな?」

一「ひっ……と、透華……たすけ…」

透華「な、なんなんですのこれは? 震えが止まりませんわ……」カタカタ

衣「クンニをしろと言ったか?」

一「あ……や、やめ……」

衣「」クチュ

一「あっ、いや、助けてとーか! いやあああああ!!!」


一は、指ひとつ動かすことすら満足に出来ないほどに、すくみあがっていた。
夜の衣が放つ圧力は、およそ常人が耐えうるものではない。

四肢の感覚すら奪われ、恐怖の源に自らの体を蹂躙される。

体は震え、衣の指が触れる場所は拒絶反応を起こす。
生き物としての最低限の本能、生存欲求が、恐怖に対して強く反応する。
それは、快楽を与えられるのとは全く別の感覚。
そして、快楽を求めるよりも強い本能的な欲求により引き出される反応。

一の体は衣に与えられる刺激に過剰なほどの反応を返す。
一の今までの人生の中でそれに類似する感覚は皆無。

恐怖という刷毛で心という性器を強くこすり上げられ、一の身体はあっさりと衣の責めに屈した。


一「こんなのヤダ……助けて、助けて透華! んっ、あっ、あああああああ!!」


白目を剥き、痙攣する。
数十分に及ぶ責めを与えられたかのような姿だが、実際には一分程度の責めである。

数多のノンケを喰らって来た一であったが、衣によるあまりに異質な責めに対して耐性は持っていなかった。


衣「こんなものか……さて、次は……」

透華「ひっ!?」


悲しいかな、カメラマンの習性が、一の痴態をカメラに収めることを透華に命じていた。
ゆえに、本来なら逃げ出すのに十分な時間があったにも関わらず、透華はその場にとどまっていた。


衣「カメラを寄こせ。衣が撮ってやろう」

透華「あ、ああ……」

衣「ふむ……安物のカメラだな、三流レズではこんなものか。おい、何を突っ立っているのだ?」

透華「ひっ!?」

衣「衣が撮ってやると言っているのだ、貴様はさっさと脱いで奴とレズセックスをしろ」

透華「は、はい……」


透華のきめ細かな白い肌があらわになる。
女性的な膨らみこそないものの、均整のとれた肢体は一種の芸術だった。

ノンケをスカウトして撮影するぐらいなら透華自身を映したほうが何倍も売れるだろうに、というのは国広一が常日頃から漏らしている言葉である。


衣「そこで伸びている奴をたたき起こせ」

透華「……はい」


レズビデオ撮影の相棒であり、私生活の大切なパートナーである一に対して、透華は今まで手を出してこなかった。
というよりも、一に対する欲望を別の形で発散するためにレズビデオの撮影を始めたというのが正しい。
一に対して、透華は特別な感情を抱いていた。


透華「……目を覚まして下さいまし」


必然、手荒なことは出来ず、一を起こすのは母が眠った赤子をあやすような優しいやり方になる。
が、衣の責めで失神した一がその程度で目を覚ますはずもない。


衣「自分の立場が分かっていないようだな!」


衣はカメラを置いて透華に歩み寄り、乱暴に透華の股間をまさぐった。


透華「ひいいいいい!? あはっ、あはああああああああ!?」


一をわずか一分ほどの責めで失神させた異常な感覚が、透華を襲う。
全身を駆け抜ける電流は体を仰け反らせ、意識を、体力を、根こそぎ奪い取る。
なすすべもなく蹂躙される一の姿を見て恐怖に支配された心が、直接与えられる異質な刺激によって完全にへし折られた。


衣「手ぬるい真似をするな。次はそこのと同じ目に遭わせるぞ」


衣はそう言い放って、再びカメラを手に高みの見物に戻る。


一「と、う……か?」


先ほどの透華の悲鳴を聞いて目を覚ましたらしい。
透華の危機に反応したのは、国広一にとっても龍門渕透華が特別な存在であることの証である。

もっとも、衣の責めで激しく消耗した身体は思うように動かない。
想い人の危機を察知して目を覚ましても、出来ることは何もないという事実だけが一に突き付けられた。


透華「……ごめんなさい、一」


何故謝るのか?
理由を尋ねようとしたが、舌も満足に動かせないほど消耗している一には、質問をすることすら許されなかった。

目を開けば、ノンケを犯しながら何度も妄想した龍門渕透華の裸体がそこにあった。


一「うっ、あ……」

透華「んっ……はむっ……」


透華の裸体を目にして混乱しているところに、畳み掛けるように更なる衝撃が襲いかかる。


一(透華に、クンニされてる――?)


夢だと思った。
透華は、最も身近な存在である自分を求めずに、ノンケを捕まえてレズビデオを撮影する。
だから、自分は透華にとって性欲の対象ではないのだと、そう思っていた。

それでも透華のそばに居たくてタチ役兼任のスカウトを続けていた。
あるいは、透華が嫉妬してくれんじゃないか、発情した透華が自分を求めてくれるのではないか、そんな淡い期待を抱きながら。

今、透華が自分を求めている―――

それを認識した途端、疲れ切って感覚すらなくなっていた肢体に、透華を受け入れるための感覚が戻って来た。


一「うあっ…だめっ、気持ちよすぎて……も、もっとゆっくり……」

透華「…はじめ…はじめ……」


一の言葉は透華の耳には届いていなかった。
ずっと抑え込んできた欲望が、堰を切って溢れだしたのだ。

胸を乱暴に揉みしだき、全身をねぶりまわし、一心不乱に一を求める。

一も、普段ならそんな拙い攻めで感じることはないのだが、相手が想い人の透華である。
一の身体は、透華から与えられるすべての感覚を快楽として受け取っていた。


一「ああっ……ボク、もう……ううっ!!」

透華「イキなさい! 私の手で、私の舌で、私で感じてイキなさい!!」

一「うあっ……あ、ああああああああっ」


衣「ふん、勝手に気分を出しおって。レズどもが」


一「はあっ……はあっ……」

透華「はじめ…綺麗ですわ……」


衣「ふん、つまらんようなら窓枠に行かせてオナニーでさせようと思ったが、まあ十分だろう」


透華「はじめ……」

一「とうか……」


衣「では、衣はギャラをもらって帰るぞ」

バタン


残された恋人たちは、互いの肩を抱きながら震えていた。
その日、レズを憎む一人の鬼と、愛し合う一組の番が生まれたのであった。


第三章「盗撮!そしてSM妄想へ 」

白糸台の学生寮に同級生の友人が訪れる。

二人はしばらく仲良くくつろぐが、お菓子の安売りの時間が訪れると、部屋の主は友人を部屋で独りでゆっくりさせる。

部屋の主が不在の間、友人は自慰を始める。

しかし、その一部始終は部屋の主が事前に仕掛けたビデオカメラによって盗撮されていた。

部屋の主が帰宅して、再び他愛もない会話を楽しんだ後、友人はベッドで仮眠を取る。

部屋の主は彼女の寝ている横でビデオカメラをチェックすると、SM妄想の世界へと突入していく・・・。



照「菫って実家も近いんじゃなかったっけ?」

菫「まあそうなんだが、麻雀に打ち込むなら寮の方がなにかと便利でな」

照「そんなもんかな?」

菫「ああ、一人の時間も取れるし、こうして門限を気にせず仲間と語る時間も取れる」

照「ふーん……あ、お菓子食べていい?」

菫「ああ、お前のために買ってあるようなものだからな。私はほとんど食べないし」

照「」モグモグ

菫「……」

照「……」モグモグ

菫「・・・・」

照「・・・・」モグモグ

菫「おっと……すまないな、お菓子の安売りの時間だ。ちょっと行って来る」

照「行ってらっしゃい」

菫「あの店はレジが込むんだ。三時間ぐらいかかると思う」

照「そうなんだ? どうしよう?」

菫「戻ってくる時に電話するから、ゆっくりしていってくれ」

照「分かった」

菫「じゃあ、行って来る」

照「行ってらっしゃい」


菫が出ていくと同時に、ガシャンと音を立てて何かが棚から落ちて来た。
何か紐みたいなものがドアの方まで伸びているが気のせいだろう。


照「…ビデオ? 『幼馴染の金髪イケメンと執事がガチホモセックス』……こ、これは!?」


お菓子の安売り自体は本当だが、三時間並ぶというのはもちろん嘘である。
照が安心して自慰できるように時間を長めにとっただけだ。

三時間もレジで並ぶ店があるはずがない。
そんなことをあっさり信じてしまうぐらいに抜けている宮永照が、菫があらかじめ部屋の四隅に設置しておいた監視カメラに気付くことはまずない。

菫はあらかじめ聞き出していた宮永照の嗜好に合うビデオを用意した、ほぼ確実に自慰行為に及ぶだろう。
それを余すところなくとらえるために設置した四台のカメラ。

帰ってから見ることが出来るであろう映像に期待を膨らませながら、弘世菫は街を散策して時間を潰した。


照「んっ……凄い……こんな激しいプレイを……はふう」クチュクチュ

照「はあっ、はあっ……んっ!」

照「……やってしまった、親友の部屋で……いや、こんなビデオを置いていく菫が悪い」


【三時間後】


照「結局三回もいたしてしまった……体がだるい」

プルルルル

照「あ、菫からだ。もしもし?」

照「うん、退屈はしてないよ」

照「オレンジジュース」

照「うん、ヨロシクゥ!」

ピッ



【帰宅】


菫「すまない、待たせたな」

照「お帰り、お菓子お菓子」

菫「がっつくな、太るぞ」

照「大丈夫、私は太りにくい体質」

菫「そうだったな。ほれ、好きなの選べ」ドサッ

照「わーい!!」キラキラ


【しばらくして】

照「……」ウトウト

菫「疲れてるのか?」

照「むにゃ……三回もオナニーしたから疲れた……寝る」ゴロン

菫「おいこら、勝手にベッドに……まあいいか」

照「……ZZZ」

菫「相変わらず寝つきのいい奴だ……」


宮永照は、寝起きが悪い。
目覚ましが鳴ってもそれを止める事すらせずに眠り続けるぐらいだ。

照が寝付いたのを確認して、PCを起動して監視カメラの映像が記録された隠しフォルダを開く。

予定では部屋に帰した後でゆっくりと観賞するつもりだったが、照が眠ったなら問題はなかった。
むしろ、本人がすぐそばに居ることでより興奮するというものだ。

親友の痴態が映し出されたモニタに視線を移し、弘世菫は自慰に耽る。


眠っている宮永照のそばに、人影が忍び寄る。
部屋の主である弘世菫だ。

宮永照は、一度寝たらちょっとやそっとのことでは起きない。
それを知っている菫は、大胆な行動に出た。

宮永照の両手両足を紐でベッドに縛り付けたのだ。

それでも、寝起きの悪い宮永照は目を覚まさない。

菫は、照のスカートの上から股間をまさぐりはじめた。

最初は恐る恐ると言った様子で。
次第に大胆に。

やがて、スカートの上から股間をまさぐるだけでは満足できなくなったのか、制服の裾から手を差し込み、胸を揉み始める。

スカートに手をかけ、下着がないのを確認してから性器を露出させる。

露出した性器を口に含み、舌で味わうように転がす。


照「ん……あっ…はっ……」


そうして愛撫を続けると、照の息が荒くなり、わずかに艶やかな声も口から洩れるようになる。

気を良くした菫は、更に激しく照の胸を揉み、性器を舐めまわす。


菫「綺麗だ……照……」


菫の責めは更に激しさを増す。

女陰にそのしなやかな指を差し入れ、かき回す。
秘芽を思い切り舐め上げる。
乳首をつねり、乳房を圧迫する。


照「うっ、あっ、ああああー!!」


絶頂に達したのか、ひときわ大きな嬌声が上がる。
これだけの刺激を受けて目を覚まさないはずもなく、宮永照の意識はまどろみから抜け出そうとしていた。


照「はあ……はあ……」


とはいえ、寝起きの悪い照である。
目覚めてすぐでは頭も働かず、まだ状況が分かっていないらしい。

菫は、照が完全に目を覚ます前にハサミで衣服を切り裂き、宮永照の裸体を露わにした。


照「すみ…れ?」

菫「目が覚めたか。では、調教を始めよう」

照「え……?」

菫「お前が私に逆らえなくなるまで、何度でもイカせてやるからな?」

照「な、何言って……あれ?」


菫のただならぬ様子を察して起き上がろうとした照は、そこでようやく自身の手足が固定されていることに気付いた。


菫「まずは、私をご主人様と呼べるようになるように躾けてやる」

照「す、菫……」

菫「ご主人様、だ」


言いながら、秘芽を強くつまむ。


照「あっ!?」

菫「逆らうとどうなるか、教えてやる」

照「だ、ダメっ! まだイッたばかりだから……」

菫「嫌なら、私をどう呼べばいいか、分かるな?」

照「お願い、やめて、菫……」

菫「……」

照「あっ、イヤ、んっ……はあっ、やめて、やめてよ菫!」

菫「……ご主人様、だ。分かるまで続けるぞ」

照「あっ、あああああああ―――!!!」ビクンビクン


【調教後】


照「ああっ、んっ……ご、ご主人様!! ダメっ、もう……お願いです! イキます! 照、逝っちゃいます!!」

菫「許可なくイクなと何度言えば分かるんだ、この雌犬が!!」

照「あああああああ――――!!!」


照の身体が大きく仰け反り、絶頂に達したことを示す。
頬には涙が流れ、普段は凛とした表情を浮かべるその顔には淫らに溶け切った恍惚の表情が浮かび、もはや【宮永照】の面影はなかった。


菫「照……また許可なくイッたみたいだな?」

照「ごめん、なさい……」


もはや、照には菫の言葉に逆らう気力はなかった。
理不尽な言いがかりにも反論をすることなく、ただ許しを請うだけ。
照の心は、完全に菫の支配下におかれていた。


菫「そろそろ夜が明けるな。続きは明日にしよう」

照「はい……」


菫は満足そうにそう告げると、照を拘束したまま眠りについた。


【翌朝】


照「ん……おはよー」ウトウト

菫「ああ、起きたか。朝食は食べるか?」

照「ベーコンエッグ」

菫「イエスノーじゃなく食べたい料理を答えやがった……」

照「イエスって答えたら何食べたいか聞かれるし、手間を省いただけ」

菫「それはそうなんだがな……」


昨夜のことが嘘だったかのような、平凡な友人同士の会話。

それはそうだろう、全て弘世菫の妄想だったのだから。


菫「じゃあ、作ってる間に着替えて来い」

照「わかった」


今日も、白糸台高校の変わりない日常が続いていく。


第四章「昏睡レイプ!野獣と化した先輩」


麻雀部の後輩が練習帰りに先輩の実家に訪問するところから話が始まる。

部活の会話の後、先輩が後輩に屋上で日焼けしに行かないかと誘う。

後輩は快諾し、二人はスクール水着に着替え、日光浴を始める。

しかし、この後、普段面倒見の良い先輩が豹変。

彼女の歪んだ愛情が暴走して、後輩に襲いかかる・・・。


麻雀部の練習を終え、竹井久は帰路についていた。
宮永咲は、合宿の日程を間違えてしまい、荷物を持って家に帰るのが恥ずかしいという理由で、先輩の家に泊まりに来ていた。


久「今日の練習きつかったわねー」

咲「はい、優希ちゃんがタコスフルチャージだったから……」

久「あ、ついたわよ。こ↑こ↓」

咲「うわ、すっごい大きい……」



久「ただいまー」

咲「お邪魔しまーす」

久「入って、どうぞ」

(中略)

久「ねえ咲? あのさぁ、うち屋上あるんだけど、焼いて行かない?」

咲「あぁ~、いいっすねえ~」

久「決まりね」

(更にカット)

久「オイル塗ってあげるわね」

咲「ありがとうございます」


久は、オイルを手に垂らすと、それを咲の身体に塗り広げていく。
咲は、久を全面的に信頼していて、その手つきが通常のオイルを塗る人間のそれでないことを気にしなかった。
いや、そもそもオイルを塗って肌を焼くなどという経験がなく、そういうものだと思ったのかもしれない。

久は、咲の胸や股間に重点的にオイルを塗っていく。

水着の上から、じっくりと、感触を確かめるように、胸をまさぐる。


咲「んっ……ふっ……」


咲の口から、艶っぽい吐息が漏れる。
性感帯を時間をかけて触り続けられれば当然の反応だろう。

久は、それに構わず愛撫……オイルを塗り続けた。

久は、この後輩が、自分を信頼していることを知っている。
彼女が自分のすることをほぼ無条件に受け入れることを知っていて、こうした卑怯な手段で自らの欲望を満たしている。


咲「そろそろ、部長にも塗ってあげますね」


流石の咲も執拗な愛撫に耐えかねたのか、「もういいです」という意味を込めてそう提案した。

久は「やりすぎたか?」と思ったが、これ幸いとばかりにその提案に対してこう答える。


久「ええ、やり方は分かる? さっき私がやったみたいにお願いするわね」

咲「は、はい……」


顔を赤らめながらそう答える後輩を、改めて愛しいと思う久だった。

咲が自分の身体を丁寧に撫でまわす。
先ほど自分が咲にしたように、胸や股間を中心に、だ。

咲の絹のような手の感触を堪能しながら、久は更に欲望を膨らませていった。


オイルを塗り終えて、二人は日差しを浴びながら横たわっていた。
沈黙が苦にならない程度に付き合いの深い二人である、久はこの時間をとても愛おしく感じていた。

しかし、それとは別に、渦巻く欲望に彼女の心は支配されつつあった。


久「喉乾かない?なにかもってくるわ」

咲「あ、お願いします」


そう言ってキッチンに降りた久は、咲に渡す予定のグラスにアイスティーを注ぎ、白い粉末を溶かした。


久「お待たせ、アイスティーしかなかったんだけど、いいかな?」

咲「はい」

久「どうぞ」

咲「んくっ、んくっ……」ゴクゴク

久「……」

咲「ぷはっ、おいしいです」

久「そう……」


この時、久の目が妖しく光ったことに、咲は気付かなかった。


久「そろそろ焼けたかしら?」

久「これ分かんねえな」

久「そっちはどう?」


久は、咲の水着をズラした。
水着の下には、日に当たっていた部分より明らかに白いと分かる肌が見える。


久「すっげえ白くなってる、はっきりわかんだね」

咲「えへへ、そうですね」

久「そろそろ帰ろっか?」

咲「はい……あれっ?」フラッ

久「おっと、大丈夫?」

咲「ん……大丈夫……だと思います」

久「無理しないで、休みなさい。もともと泊まりに来たんだし」

咲「ん……そうします……」ウトウト


【久の部屋】


ベッドには、薬を盛られて眠りについた咲が裸で横たわっている。
意識がないのを良いことに、久は乱暴に咲の股を開くと股間にある茂みに顔を埋めて、その中にある突起に音を立てて吸い付いた。


久「チュパッ! チュパッ!」


唇と秘芽が擦り合わされる音はこんなに高い音を発するのだろうか。
ゴムをこすり合わせたような甲高い音を立てて、久は一心不乱に咲の陰核を吸いたてる。

チュパッ! チュパッ! チュパッ!

意識のない咲の身体にも反応が見られる。
久が陰核を吸い上げる度に腰を震わせ、割れ目からは愛液が滴る。

感じているのだ。

いつも邪な念を抱きながらも関係を壊さぬために我慢してきた久である。
今、咲は己のなすがままにされ、あまつさえ、自分の愛撫に股を湿らせている。
その事実は久を更に興奮させる。

更に乱暴に、大きな音を立てながら、より強い刺激を咲に与える。


いくら薬で眠っているとはいえ、それは咲の目を覚まさせるのに十分だった。


咲「ん……え!? ぶ、部長!? 何してるんですか!?」

久「暴れんな、暴れんなよ!」

咲「ちょっ、本当にやめてください、何してるんですか部長!?」

久「えいっ!」


目を覚ました咲は、すぐさま異常事態に気付き、抵抗を試みる。
しかし、両の手をベッドに縛られ、薬が効いて体も上手く動かない状態では、大した抵抗は出来なかった。

咲の抵抗を抑え込むために、久は股間にむしゃぶりつくのを諦めて咲の胸から腹に腰を下ろして馬乗りになり、秘部を指で愛撫することにした。

背を向けて陰部を見つめる格好になっており、咲からは久の表情を伺うことができない。


咲「あっ、あっ、あっ……んんっ! うあああああああ――――!!」


意識がなかったとはいえ、激しい愛撫によって体は既に快感を受け入れてしまっている。
手を拘束されて抵抗が出来ない上に、身体はすでに籠絡されていて愛撫にも耐えられない。
咲はあられもない嬌声を上げ、なすすべもなく絶頂に導かれる。


咲「うっ……はあ、はあ……」

久「咲……咲……」

咲「あっ!? ダメですっ! イッたばっかりでそんなの……んっ!」


久は、咲が達したにも関わらず、激しく咲を攻め立てる。
愛する後輩を、ただただ本能の赴くままに求めているのだ。


咲「あんっ! ああっ! やめっ……部長、やめて下さ……んんん――――っ!!」

久「やめるわけないでしょ! ほら、どこが気持ちいいの!? ここっ!?」

咲「あはあっ!? やめっ、あんっ! ぶちょ、なんでこんなっ!? ああんっ」


咲は、わけがわからないまま久を問い詰める。
何故自分がこんな目に遭うのか、その理由だけでも聞かねば気が済まない。

信頼し、尊敬する久が自分にこんなことをするのは相応の理由があるはずなのだ。


久「なんでって、決まってるでしょ!」


答えながらも、久の手は休むことなく咲を責めたてる。
それは、いつの間にか、咲の感触を楽しむためではなく咲に快楽を与えるための動きに変化していた。
既に快感を受け入れている咲の身体は、その動きに反応して否応なく高められていく。


咲「うあっ!! ああっ、ダメ、また、またイっ……」


背中越しに咲の極まった喘ぎ声が聞こえる。
それは久をこの上なく高ぶらせる甘美な響きを備えていた。
愛撫をやめるように懇願する声も、久に更なる欲情を抱かせる燃料でしかなかった。

咲の絶頂の予兆を感じ取った久は、咲が達する瞬間に合わせるように、自らの想いを叫ぶ。


久「お前のことが好きだったんだよぉおおおお!!!!」

咲「イクぅうううううううう!!!」


【エピローグ】


咲「…薬なんか盛らずに普通に告白してくれたら全然オッケーだったんですよ!?」

久「ごめんなさい……」シュン


翌朝、久の部屋では二歳下の後輩に説教される残念な先輩の姿があった。
昨日久が行ったのは明らかな犯罪行為なのだから、場所が自室ではなく警察署で、相手が後輩ではなく警察官となっていても不思議ではない。


咲「私が久さんのこと好きじゃなかったらどうするつもりだったんですか!? 自分のしたことわかってますか!?」

久「咲を抱けるなら死んでもいいわ」キリッ

咲「そういう問題じゃないんです!!!」

久「ごめんなさい……」シュン


結局、久がまともな理性を取り戻すまで、咲は久にイカされ続けた。
怒っているのは主にそれが原因である。


咲「大体、人があれだけアプローチかけてるのに、関係を壊すのが怖かったって、どれだけ鈍感でヘタレなんですか!?」

久「返す言葉もございません」

咲「で、無駄に性欲ため込んだ挙句昏睡レイプ……サルですか? 穏乃ちゃんですかあなたは!?」

久「さりげなく穏乃をサル扱いするのはどうかと……」


前言撤回、久のこれまでのヘタレ具合も火種のようだ。


咲「私を傷物にした責任、取ってもらいますからね!」

久「喜んで」

咲「……う~、そこあっさり答えるの卑怯ですよぉ……」

久「えへへ、いいじゃない。幸せにしてみせるわ」

咲「……よろしくお願いします」ペコリ




原作一回しか見てないから再現率低めです。
依頼出してきます。

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