【安価】ボクっ娘と遊ぼ! はっぴーばれんたいん (121)
「……やっほ」
「ビックリした?いい加減慣れなよ」
「どこから入ったのかって……そりゃもう」
「玄関から正々堂々さ、ほら」
「相変わらず不用心だなぁ、キミは」
「いくら男の子の一人暮らしでも、少しは用心した方がいいよ」
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「……さて、なんのことやら」
「今日が何の日かなんて、ボクは全く知らないよ」
「そんな目で見たって、知らないものは知らないってば」
「毎年くれるから今回もそうだと思ったって?そんな事言われてもなぁ」
「もー、機嫌治してくれよ」
「後で買ってくるからさ、ネッ?」
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「え、今から一緒に?」
「んー……外は寒いしナー」
「い、いやじゃないけど……その、うん」
「……分かったよ、行けばいいんだろう?」
「それでキミのヘソが真っ直ぐなるなら多少の寒さは我慢するさ」
「準備出来た?」
「じゃあ……はい、手」
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「……ぎゅー」
「さて、いこっか」
「休日と被ってしまったのもあるのだろうけど、人が多いね」
「ボクらと同じ状況の人達は、何人ぐらいいるのかな?ふふふ」
「どこのお店もアピールに余念がないね、どのお店に入るか迷ってしまうよ」
1 高級店
2 百貨店
3 コンビニ
4 どれも入らない
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「え、あ、ちょっと」
「お店通り過ぎちゃうよ、いいのっ?」
「……もう、何しに来たんだか」
「人通りは少なくなったけどさ、確かに」
「こんな所じゃ、もうコンビニくらいしかないよ」
「それでいいなら、今からでも買ってあげるけど」
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「もう、機嫌直してくれるって言ったのに……嘘つき」
『……そんな調子じゃ、渡せないじゃないか』
「あっ、待ってよ」
「はぁ……はぁ……」
「……いぢわる」
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「……さむ」
「んぎゃっ?ちょっと、急に立ち止まると……」
「……わぷっ」
「ちょっと……人通り少ないからって、通る人が全くいないわけじゃ……」
「強引なんだもんなぁ、もう」
「……ぎゅう」
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「……ひぅっ!?」
「ちょっ……人が……」
「……調子に、乗るなぁっ!」
げしっ
「少しイチャイチャしたいなーと思ったら、キミはすぐこれだよ」
「時と場合ってものを少しは考えなよ?」
「嫌とは言ってないんだから、さ」
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