にこ「海未にお姉ちゃんって呼ばれた」 (97)
注意書き
にこうみです。
前回の海未「にこお姉ちゃん。」とは違うアプローチで行こうと思います。
ネタがかぶることはないと思いたいのですが、どうなるかまだわかりません。
ということで、一応前回書いたものを置いておきます。
見る見ないは自由です。
(見ない推奨とは言わない…)
海未「にこお姉ちゃん。」
海未「にこお姉ちゃん。」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423138007/)
前回の反省を踏まえて始めたいと思います。
よろしくお願いします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423878356
ガチャ
にこ「♪」
海未「…」
海未(にこだけしか来ていませんね)
海未(そのにこはパソコンで作業をしているようです)
にこ「~♪」
海未(ご機嫌ですね)
海未(μ'sの中でパソコンを扱える人は少ないですから)
海未(にこがこうやって宣伝などをしてくれるのはとても助かっていることです)
にこ「あら、海未じゃない。全然気付かなかったわ」
海未「とても集中していたみたいなので邪魔をしては悪いかと」
にこ「ふ~ん」
海未「何かいいことでもありましたか?」
にこ「なんで?」
海未「機嫌よく作業をしていたように見えたので…」
にこ「まあ、あったといえばあったわね」
海未「気になりますね」
にこ「気になるの?」
海未「はい」
にこ「実はね、こころが今日お弁当を作るの手伝ってくれたのよ」
海未「こころというと…にこの妹ですか」
にこ「そう。朝早く起きてね、一生懸命作って…形は不格好だけど美味しかったわ」
海未「いいですね。姉妹でお弁当作りですか」
海未「そういえば、にこはお姉ちゃんでしたね」
にこ「そういえばって何よ」
海未「普段の様子だとそう思えないからですよ」
にこ「なんですって!」
海未「よく真姫や花陽、凛といたり、穂乃果や凛と怒られていたりしてますし」
にこ「くっ…」
海未「それに希や絵里と比べたら…」ジー
にこ「どこ見てんのよ!」
にこ「そこならあんたもそんなに変わらないじゃない!」
海未「な…私のことはいいんです!今はにこがお姉ちゃんに見えるかどうかということを…」
にこ「でも結局お姉ちゃんには見えないって言うんでしょ」
海未「はい」
にこ「はい…じゃないわよ!」
にこ「まったく…」
海未(怒って作業の方に戻ってしまいました)
海未(でも、私からはお姉ちゃんに見えないこともないんです)
海未(一年生のところでは世話をよく焼いてくれますし)
海未(穂乃果や凛がやりすぎないところで止めてもくれます)
海未(その結果大事に至らないことも多々ありました)
海未(確かに見た目はお姉ちゃんには見えないかもしれません)
海未(ですがμ'sでは一番お姉ちゃんをしていると思います)
海未「…」
海未「お…お姉ちゃん」ボソ
にこ「…海未」
海未「は、はい…なんですか?」ビク
にこ「……さっきの…聞こえてたわよ」
海未「え!?」ガタッ
にこ「さっきまで散々言ってくれたのに…まさか海未からお姉ちゃんって言葉が出るなんて」
海未「///」
にこ「いきなりどうしたのかな海未ちゃん?」ニヤ
海未「うぅ…」
にこ「そんなのじゃにこお姉ちゃんわかんないよ?」ニヤニヤ
海未「きょ、今日は帰ります!」
にこ「ちょ、ちょっと」
ガチャ
バタン
にこ「…」
にこ「このあとの練習どうするのよ…」
海未「はぁ…」
海未(思わず飛び出してしまいました)
海未(みんなに申し訳ないです)
海未(特ににこ…)
海未(今から戻るにしてもにこに合わす顔がありません)
海未(あの時なんであんなことを言ってしまったのでしょう)
海未(自分でも全く分かりません)
海未(ん?メール…穂乃果から?)
穂乃果『にこちゃんが今日は海未ちゃん体調悪そうだったから帰ったって言ってたけど』
穂乃果『大丈夫?一緒にいるときはそんな感じしなかったから』
海未「…」
海未「はぁ…」
海未(余計な心配をかけてしまいました)
海未(とりあえず返事をしなければ…)
海未『心配をお掛けてしてすみません』
海未『軽い頭痛みたいなものなので大事をとって今日は休みます』
海未「…」
海未(自分が仮病を使うことになるとは)
海未「情けない…」
海未(…またメールですか)
海未(今度は誰から…)
海未「!?」
にこ『穂乃果には体調が悪いって言っといたから今日は来ない方がいいわよ』
にこ『急に出てったことは聞かないけど何か悩んでいることがあるなら』
にこ『一人で抱えずに私とか希や絵里に相談しなさいよ』
にこ『力になれるとは思わないけど話を聞くだけなら私でもできるから』
海未「…」ウル
海未(にこは優しいですね…)
海未(希とは違う気配りというか)
海未(ここはにこに甘えましょうか)
海未『ありがとうございます。今日は家で休みますので後のことをお願いします』
海未「…」
海未「帰りましょう」
にこ(しっかし、海未があんなことを言うなんてね)
にこ(何かあったのかしら?)
にこ(例えば誰かに甘えたいとかだったり)
にこ「…」
にこ(ないわね、絶対ない。断言できる)
凛「ねえ、にこちゃん」
にこ「…」
凛「ねえってば!」
にこ「へ?凛…何かあったの?」
凛「何かじゃないにゃ。さっきからずっと呼んでるのに気づかないんだもん」
花陽「にこちゃんも調子悪いの?」
にこ「どこも悪くないわよ」
真姫「その割に凛が呼んでもボーっとしてたけどね」
にこ「ボーッとしてたんじゃなくて考えてたの!」
凛「明日は雨かな?」
にこ「凛それどういうことよ!」
今日はここまでにします。
見ていてくれた方、レスをくれた方ありがとうございます。
余談ですが、SS速報ではなくてほかの場所でちょっと書いていました。
その時にドS花陽を書くのが楽しかったのでもう一度書いてみたいものです。
話の構成はできていて後は内容を詰めていくだけなんですが…
需要ありますか?
昼は用事があるので夜に更新します。
はい、電気あんまです。
にこ受けまきりんぱなです。
見ていてくれた方がいて驚きました。
ありがとうございます。
このSSの進み具合によりますが、
あの話の後日談みたいなものをと考えています。
ニゲルニャー!マチナサイ!
絵里「あの二人は今日も元気ね」
ことり「そうだね」
希「でもまさか、海未ちゃんが休むなんて思わへんかったわ」
穂乃果「穂乃果もだよ。今日はずっと一緒にいたのに…」
希「にこっちはさすがやね」
絵里「そうね。あまりそういうのを表に出さない海未に気づくなんて」
ことり「にこちゃんって怪我とか病気に気づくの早いよね」
希「そこがええとこやな。うちには無理やもん」
穂乃果「あっ、海未ちゃんからメール返ってきた」
穂乃果「頭が痛かったんだって」
絵里「風邪…かしら?」
希「そのへんは明日になってみんとわからんね」
ことり「穂乃果ちゃん明日は海未ちゃんの家に迎えに行こっか」
穂乃果「心配だしね。よし、明日は早起きするよ」
絵里「もし海未が明日学校に来て体調がまだ悪かったら家に帰らすのよ」
穂乃果「無理させたらダメだもんね」
絵里「そろそろ練習を開始しましょ」
絵里「希はあの子達を呼んできて」
希「了解や」
希「にこっちいつまで遊んでるん。いい加減にしやんと…わしわしすんで」
にこ「ひぃぃ!その構えでこっち来ないでよ!」
凛「希ちゃんいっけー!」
希「凛ちゃんもやで」
凛「なんでにゃー!」
真姫「はぁ」
花陽「あはは…」
海未「ただいま」
シーン
海未「こんな時間に家に帰るのは久しぶりでしたね」
海未「いつも夕方に帰ってお母様が迎えてくれて…」
海未「…寂しいです」
海未「練習は休みましたが体調が悪いというわけでもないですし、いたって元気ですね」
海未「時間がありますから普段できないことをしたいです」
海未「しかしまずは宿題を片付けなければ」
海未「宿題からしましょう」
海未「ん?穂乃果からメール?」
穂乃果『練習終わったらお見舞いに行くよ!』
海未「…」
海未(これはまずいですね)
海未(仮病を使っていることがバレてしまいます)
海未「どうしましょう…」
海未「…また穂乃果からですか」
穂乃果『ごめんやっぱり行けそうにないや。でも、明日迎えに行くからね!』
海未「はぁー」
海未「助かりました。でも穂乃果がこんな簡単に引き下がるとは…」
海未「一体何があったのでしょうか?」
にこ「今日は海未がいないから練習楽だと思ったのに…」
穂乃果「今日の方がえらいと思うよ…」
凛「絵里ちゃんスパルタだよ…」
花陽「ほんとだよ…」バタン
凛「あっ、かよちんが倒れちゃった!」
真姫「花陽!大丈夫?」
花陽「あ、あはは…」ガク
凛「かよちーん!」
絵里「ちょっときつくしすぎたかしら…」
希「いやあ、まさか海未ちゃんより鬼になるなんてなぁ」
ことり「多分一番疲れる練習だったよぉ」
絵里「こんな状況じゃ明日は休みにしたほうがいいわね」
ことり「無理すると怪我しゃうかもしれないし」
希「賛成ー」
絵里「私が言ってくるわ」
希「まかせたー」
ことり「うん…よろしくね」
絵里「ちょっと穂乃果ー」
穂乃果「絵里ちゃんまだやるの!?」
凛「今日はもう無理にゃ!見てよ、かよちんだって」
花陽「」
真姫「反応ぐらいしなさいよ」ペシペシ
花陽「お花畑が見えるー…」ガク
にこ「花陽そっちに行っちゃダメよ!死んじゃうから!」
絵里「まあ、落ち着いて」
絵里「明日は休みにします」
穂乃果「え?ほんとに!?」
絵里「ええ。今日はこんなに頑張ったのよ。そのご褒美」
凛「やったー!かよちん明日休みだよ!」ユサユサ
花陽「り、凛ちゃんそんなに揺らさないでぇ。目が回るよ~」グラグラ
にこ「凛やめなさい。また倒れるわよ」
凛「はーい」パッ
花陽「うぅ、まだフラフラするよ」
真姫「花陽これお水だけど飲める?ゆっくり飲むのよ」
花陽「真姫ちゃんありがとう」ゴク
にこ「はい、これで汗を拭きなさい」
花陽「うん」
にこ(休みかー、何しよ…)
にこ(あのことを海未にもう一度聞いてみるのも面白そうね)
にこ(それに気になるし…)
真姫「にこちゃん。聞いてるの?」
にこ「ん?真姫ちゃんどうしたの?」
真姫「どうしたも…もう帰るわよ」
真姫「ほら凛たちもさっきに行ってるから早く」
にこ「わ、わかったからそんなに引っ張らないでよ」
真姫「…」
にこ「突然黙ちゃって何よ?」
真姫「今日のにこちゃんなんだか変」
にこ「どこが?」
真姫「凛や私が呼んだ時上の空だったし、練習中もなんか集中しきれてないみたいだった」
真姫「にこちゃんも体調が悪いんじゃ…」
にこ「そんなことないわよ。凛たちが先に行ってるんでしょ」
にこ「私たちも早く帰るわよ」
真姫「ちょ、ちょっと…」
きりがいいのでここまでにします。
今回はにこうみ成分があまりなかったかな…
でも、こういうことも大事だと思うんですよ。
ドS花陽についてはスレを立てた時に報告します。
今の状況だと明日になるかそれとも先になるかわからないです。
見ていてくれた方、レスをくれた方ありがとうございます。
ドS花陽のスレ教えてほしいな
>>52
あちらに迷惑をかけるとダメなので部分的なことしか言えませんが
電気アンマを題材にしたスレが他の板で立っているのでそこに行くとわかるかと
こんなことしか教えられずすみません
こんばんは。今から更新していきます。
――――
にこ「それじゃ私こっちだから」
凛「ばいばーい」
花陽「また明日」
真姫「…」
真姫「ねえ、今日のにこちゃん変じゃなかった?」
花陽「そうかな?いつものにこちゃんだったと思うけど」
凛「ボーッとしてることが多かったぐらいかな」
真姫「そうよ。いつもなら凛とか穂乃果と騒いでいたり私たちのところで喋ってたりするのに…」
花陽「そう言われると…そうだね」
凛「悩みでもあるのかにゃ?」
真姫「わからないわ。でも、にこちゃんが素直に話してくれるとも思わないし」
花陽「希ちゃんや絵里ちゃんに聞いてみるといいかも」
凛「明日聞いてようよ」
真姫「そうね。それぐらいしかないものね」
にこ「よし、あの子達はもういないっと」
にこ「海未に今からメールするわ」
にこ「内容は…」
『穂乃果から聞いていると思うけど明日の練習は休み』
『でも、海未には私からの用事があるから放課後部室に来てちょうだい』
『無理にとは言わないけどね。私は部室で時間潰して帰るから待ってるわ』
にこ「こんなものでしょ」
にこ「はい、送信」
海未「…」カキカキ
海未「…メールですね」
海未「…はぁ」
海未「にこからの呼び出しですか」
海未「明日が休みということはにこと二人になる可能性が高いですね」
海未「あのことについて聞かれるのは十二分にあります」
海未「…いやそれしかありえません」
海未「…」
海未「やはり会いに行かなければなりませんよね」ハア
海未「とりあえず返事を」
『連絡をしていただきありがとうございます』
『放課後部室ですね。わかりました』
海未「これでいいでしょう」
海未「そういえば、穂乃果からは連絡が来ていませんね」
海未「どうせ忘れているだけです」
にこ「お、返ってきた」
にこ「…」
にこ「どうやって海未を崩していこうかな」
にこ(素直に話してくれるわけないもの)
にこ「さて、準備をしましょうか」
翌日
海未「穂乃果たち遅いですね」
海未「…何かあったのでしょうか」
穂乃果「海未ちゃんごめーん!」
海未「あんまり遅いものですから心配しましたよ」
穂乃果「ほんとにごめん!また寝坊しちゃって…」
海未「それよりことりはどうしましたか?」
穂乃果「あれ?」
ことり「穂乃果ちゃん待ってよ~」
穂乃果「ありゃ、置いてきちゃったんだ…」
海未「まったく…」
ことり「海未ちゃん…元気に…なったんだね」ハア、ハア
海未「心配をかけてすみません」
穂乃果「みんな揃ったし、それじゃ行こう!」
海未「あの、穂乃果、ことり今日は放課後一緒に帰れませんので…」
ことり「うん。わかった」
穂乃果「放課後…あ!」
ことり「穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「海未ちゃんごめん!今日の練習のこと…」
海未「それならにこに教えてもらいましたよ」
穂乃果「え?にこちゃんに?」
海未「ええ」
ことり「穂乃果ちゃん忘れてたんだ…」
穂乃果「それならよかったよ」
海未「にこに感謝しなければなりませんね」
穂乃果「学校で会ったらお礼言わなきゃ」
ことり「…」
海未「ことりどうかしました?」
ことり「ん?なんでもないよ。それより早くしないと遅刻しちゃうよ」
穂乃果「へ?もうそんな時間なの?」
海未「そうですね。急ぎましょうか」
ことり「ま、また走るのぉ」
穂乃果「ことりちゃんファイトだよ!」
ことり「ま、待ってよ~」
放課後
希「にこっち一緒に帰らん?」
にこ「ごめん今日は部室で時間潰してから帰るわ」
希「そっか。なら今日はえりちと二人で帰るな」
にこ「悪いわね」
希「ええって…ん?」
にこ「どうしたの?」
希「メールや…どれどれ……」
希「…凛ちゃんたちに呼ばれたわ。えりちも来るってな」
にこ「へぇ。珍しいこともあるのね」
希「なんか急ぎみたいやし行くわ」
にこ「いってらっしゃーい」
ガチャ
海未「にこは…まだ来ていないようですね」
海未「…」
海未「…お姉ちゃん…ですか」
「何ぼそぼそ言ってんのよ」
海未「!」
海未「にこ…」
にこ「早かったのね」
海未「ええ。穂乃果たちには朝に言っておきましたので」
にこ「まあ、直前に言うとうるさそうだからね」
海未「はい」フフ
海未「昨日はありがとうございました」
にこ「あれぐらいいいわよ。急に帰ったことには驚いたけど」
にこ「ねえ、なんで急に帰ったの?」ズイ
海未「そ、それは」
にこ「…」
にこ「じゃ、言い方を変えるわ」
にこ「なんであの時お姉ちゃんなんて言ったの?」
海未「…」
にこ「うん。答えづらいというのは予想してたし無理に言わせるつもりもないわ」
にこ「今日は下校時間までここにいるから」
海未「…」
海未「あ…あの…その…ですね」
ギュ
海未「え?ちょ、ちょっとにこ…なんで急に抱きついて…」
にこ「辛いことがあれば言えばいいじゃない」
にこ「こんなちっちゃくて頼りないかもしれないけど」
にこ「解決できるようなことは言えないかもしれないけど」
にこ「話を聞いて一緒に考えることぐらいはできるから」
海未「…」
ギュ
にこ「!」
海未「にこはずるいですよ。無意識にやってるでしょう?」
にこ「何が?」
海未「まあ、いいです。にこほど年下の扱いが慣れている人はいないでしょうから」
にこ「?」
海未「寂しかったんだと思います」
にこ「寂しい?」
海未「とりあえず椅子に座りましょうか」
海未「昨日にこは妹とお弁当を作ったと言ってましたよね」
海未「私には姉妹がいませんのでそういったことはもちろん」
海未「家に帰っても話し相手は両親しかいません。その両親も今は忙しいです」
海未「昨日は帰ったとき誰もいなかったので寂しかったです」
にこ「…」
にこ「寂しい…ね」
にこ「ねえ海未…」
海未「なんでしょう?」
にこ「ようするに甘えたいってことね」
海未「へ?」
にこ「ということで、今日は私に甘えてもいいわよ」
海未「甘えてもいいって…どうすれば…」
にこ「いきなり甘えるというのも難しいか…」
にこ「そうだ!今日はクッキー持ってきたんだ。食べて」
海未「クッキーですか。せっかくですしいただきます」
海未「お、おいしい…」
にこ「そうでしょ。昨日家に帰ってから焼いたんだ。ことりには負けるかもしれないけど」
海未「そんなことないです。とてもおいしいです」mgmg
にこ「ふふ。ありがと」
海未「にこは器用ですね」
にこ「まあいつもやってることだからね」
海未「それで…いいですか」
にこ「ん?」
海未「今度にこが都合がつく日でいいので教えて欲しいなと」
にこ「いいわよ。教えてあげる」
海未「本当ですか。ありがとうございます」
にこ「…」
海未「にこどうしたのですか?」
にこ「海未そっちに行ってもいい?」
海未「え?構いませんが…」
にこ「ん」
にこ「昨日あまり寝れてないから肩貸して」トン
海未「え?」
にこ「じゃ、おやすみ」
海未「こ、こんなところで寝ないでください」
にこ「すぅ…すぅ…」
海未「…寝てしまいました」
海未「あまり寝れてないって昨日の練習の後にクッキーを焼いたってことですよね」
海未「…」
海未「にこらしいですね」
海未「こうして見ると本当にお姉ちゃんには見えないですけど」
海未「やっぱり一番お姉ちゃんですね」
海未「ふぁぁ」
海未「私もなんだか眠くなってきました」
海未「おやすみ…にこお姉ちゃん」トン
―――――
凛「希ちゃん遅いよー!」
希「ごめんごめん。ちょっとにこっちと喋っててな」
希「で、何の話なん?」
真姫「にこちゃんの様子がおかしいのよ」
絵里「おかしいっていつぐらいから?」
花陽「昨日からかな。声かけてもボーッとしてたから」
希「別に何もおかしいとこはないと思うけどな」
絵里「今日も何も変わったところなんてなかったわよ」
真姫「昨日はおかしかったのよ」
凛「そうにゃ!」
絵里「わかった。にこに私と希で聞いてみるわ」
希「ウチも?」
絵里「ええ。何か不満?」
希「不満は…無いけど…」
絵里「なら私たちに任せてちょうだい」
凛「うん。まかせた」
真姫「じゃ、私たちは帰るからよろしくね」
花陽「絵里ちゃん、希ちゃんお願いします。」
希「はぁ…えりちなんであんなこと言うたん?」
絵里「そうねえ。なんとなくかしら」
希「なんでウチは行かなあかんの?」
絵里「希ならにこに居場所を知ってそうだから」
希「…ほな行こか」
絵里「後でパフェでもおごるから」
希「部室におるって言ってたから多分部室と思うんやけどな」
絵里「着いたわね」
絵里「ん?なにかいい匂いしない?」
希「へ?ほんまや」
絵里「にこがお菓子でも持ってきてるのかしら」
希「たぶんそうちゃうんかな」
ガチャ
希「!」
絵里「!」
希「あらあら…」
絵里「静かにしておいたほうがいいかも」
希「それにしても…なんか微笑ましいなぁ」
絵里「まるで姉妹みたいね」
にこ「すぅ…すぅ…」
海未「ん…お姉ちゃん…」
おわり
終わりです。
にこうみについては書ききったかな…
でもまだ書きたいことが残っていたら渋に
投稿しようと思っています。
次回はドS花陽を書きます。
そこで相談です。
ここで書いたほうがいいのか
それともラ!板で書いたものの続編になるので
ラ!板で書いたほうがいいか悩んでいます。
どちらがいいでしょうか?
スレ立てました。夜から始めます。
両方ですか…
同じ感じになってもいいなら書きますが…
にこ「あの三人に逆らえない」【R18】
にこ「あの三人に逆らえない」【R18】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424126521/)
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