【艦これ】提督「沖ノ島を突破せよ」【安価】 (133)
・初SSです。遅筆なのはご勘弁を……。
・初心者提督なので、もし間違っているところがあれば教えていただければ!
・2-4突破、ならびに艦娘とのケッコンカッコカリを目指します。
・安価スレです。
・初期安価で艦娘6隻を決定します
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『――艦娘、ですか?』
『ああ、そうだ。ぜひ、それの指揮を君にとってもらいたい』
そんな会話を交わしたのが一か月前。
海軍兵学校を卒業したばかりの、新米提督の俺はいきなりの異動と任務を言い渡された。
………………
…………
……
深海棲艦という謎の敵が現れたのは今から数年前。
世界中で突如して発生した奴らは、ほんのわずかな期間で人類を絶望で支配した。
これまでの人類の兵器はほとんど役に立たず、今もなお苦戦を強いられている。
そんな中、深海棲艦に対する苦肉の策として、開発された兵器があった。
艦娘だ。
どれもが人間の少女と同じような、魅了させるほどの美しさ、見惚れるような可愛らしさを兼ね備えている。
しかし、そんな外見とは裏腹に『過去の対戦中の記憶』と、それらの船と同様以上の実力を保持している……と計算上は言われている。
だが、紛争地帯と化した社会状況は戦時に戻り、男尊女卑。
女の形をした彼女らはあまり期待されていない。
か弱い彼女らが戦力たり得るとは考えにくい、というのが上層部の意見だった。
そこで大本営は首席で卒業した俺に艦娘を与えることにしたのだ。
つまり、俺が人類で初の艦娘専用の提督となる。そのため、階級もいきなり少佐。
ありがたいとは思っていない。
いわば、俺は実験に利用されたも同義なのだから。
艦娘が深海棲艦に通用するのかどうかを試すために。
「……やるしかないか……」
俺は手渡されていたリストに改めて目を通して、小さくつぶやく。
そこには配属された艦娘のデータや与えられた任務の内容が記されていた。
運用期間は一年間。
それまでに彼女らを使……いや、彼女たちと協力して、奴らを排除する。
そう決意して、俺は割り当てられた部屋のドアを開けた。
「失礼する。俺がここに配属された君たちの提督になる――だ。まだ海軍兵学校を卒業したばかりの新米だが……」
生き延びてみせる。この艦隊のメンバー、全員で。
「――必ず君たちを勝利へ導く。よろしく頼む」
~システム説明~
『日常パート』
ひと月4週×12月分。各週、安価を取ってそのコンマが信頼度としてそのまま加算されます。信頼度は300まで。それ以上は好感度(上限300)へと転換されます。
12月の第四週までに好感度が300に達していればケッコンカッコカリでEND。
それ以外は2-4突破でノーマルエンド。
『戦闘パート』
毎月四週目に行われる。
艦隊の信頼度+好感度の合計が任務を攻略するために必要信頼度を超えていれば、安価コンマの数値で勝利判定。
S(80~99、00):コンマ×2.0÷6
A(60~79):コンマ×1.5÷6
B(01~59):コンマ×1.0÷6
――の数値をそれぞれに割り振ります。(小数第一位を四捨五入)
必要信頼度を超えていなければ、安価の数値によって以下の現象が起こります
轟沈(80~99、00):ゲームオーバー
D(60~79):コンマ×0.6÷6
C(01~59):コンマ×0.8÷6
安価に参加してくださる人がいれば、やります
イベントも大型も頑張ります! 間違ってたら言って下されれば
配属された艦娘(コンマが初期信頼度)
いっかいめっ!
↓1
↓2
↓3
配属された艦娘(コンマが初期信頼度)
にかいめ、いくよー
↓2
↓3
↓4
【秋月】 信頼度:88 好感度:0
【春雨】 信頼度:93 好感度:0
【瑞鶴】 信頼度:03 好感度:0
【朝潮】 信頼度:04 好感度:0
【五月雨】 信頼度:05 好感度:0
【木曾】 信頼度:35 好感度:0
合計信頼度 228
――――で、始めたいと思います
四月の一週目だけ、一番信頼度が高い子から始めたいと思います
両極端だぁ……
コンコンと控えめなノックがされる。許可の返事を返すと、鮮やかなピンク髪が特徴的な艦娘が入ってきた。
彼女の名前は春雨。白いベレー帽をかぶっており、黒を基調としたセーラー服に身を包んでいる。
我らが艦隊の秘書官であり、旗艦を務めることになった少女だ。
「失礼します、司令官。はい、今回の報告書です」
「ああ、ありがとう。そこに置いていてくれ」
「はいっ」
彼女は言われた通りに、演習結果が記録された用紙をファイルにまとめて、机の空いているスペースに置いた。
すると、キョロキョロと視線を右往左往させる。
「……資料、たくさんあるんですね」
「まぁ、初の試みだからなぁ。逐一、報告することも多いし、仕方がないさ」
「……春雨も何かお手伝いいたしましょうか?」
「いや、大丈夫だ。春雨も演習で疲れているだろうから入渠しておいで。女の子
なんだから美容には気を付けないとな」
「…………わかりました」
春雨は何か言いたげそうにこちらを見ていたが、どうやら折れてくれたようだ。
はぁ、と息をつくと席を立ちあがる。
うん、これでいい。この時代、緊急事態がいつ起こるかわからない。ならば、彼女たちには万全の状態でいてもらわないと困るのだ。
俺は視線を手元の書類へと落とす。
だが、それは無理やり彼女の手によって中断させられることになる。
「あっ」
顔を上げると、そこにはプクッと頬を膨らませた春雨がいた。手には書類が握られている。
「司令官は根を詰めすぎです。着任なさってからずっと書類仕事ばかりで……。このままでは体を壊してしまいます」
「いや、別にそんなことは……」
「あります!」
彼女はズイッと顔を寄せて、断言する。迫力に思わずコクリと頷いてしまった。
「わかっていただけたなら構いません。ちょっとだけ休憩にしましょう? そうですね……いっそのこと、食堂で親睦会でも開きましょうか?」
パンと手を叩くと、彼女はそこで話を断ち切って執務室を出ていく。
俺が口答えしないようにするためだろう。
「……敵わないな、これは」
小さいながらも立派で、上司思いの部下に苦笑してから、俺もそのあとに続くことにした。
春雨の信頼度アップ コンマ判定
↓2
【秋月】 信頼度:93+15=108 好感度:0
次いで、2週目の『日常パート』の艦娘
↓3
【四月 二週目】 任務:鎮守府正面海 警備作戦(必要信頼度:500)
艦娘は兵器として扱われている。
とは、言っても人の形をしている性質上かは知らないが、それぞれの性格は個性豊かである。
そして、艦隊にいる中でも目の前にいる少女は、その中でも特に強い方だと俺は思っている。
木曾。彼女は女子としては珍しく自身のことを『俺』と言う。
「すごかったじゃないか、木曾。空母の瑞鶴を大破まで持っていくなんて」
三対三の演習が終わり、唯一、無傷だった木曾から渡された報告書を受け取る。その結果を見て、驚いた
「当然の結果だ、騒ぐこともない」
木曾は凛と言い放つ。
……以前から思っていたが、少々無理をしているんじゃないか、と思うところがあった。うちには駆逐艦が四隻とちいさな子が多い。自然と彼女は『姉』のような立場となる。
だから、こうやってクールで、冷静沈着な態度をしている……と。
俺としては、もう少し素直なところを見せてほしかった。
「いや、それでもだよ。それに無傷だってことも考慮すれば、これはかなりすごいことだぞ?」
秋月あたりなら、かなりはしゃぐだろう。この前も艦戦を撃墜していた際はピョンピョン跳ねていたからなぁ。
「……それでも、だ。俺は最善を尽くしただけさ」
「そうか、そうか。じゃあ、これからもこれと同じくらいの健闘を期待しているぞ?」
そう言って、ベレー帽を取って、彼女の頭を撫でる。
「なっ!? お、お前、何やってんだよ!」
「ん? ああ、すまん。もしかして、嫌だったか? 春雨はよくこうすると喜ぶんだが……」
「……い、いや、別に嫌ってわけじゃないが……なんか、こう気恥ずかしいというか……」
凛としていた雰囲気は語尾とともに徐々に尻すぼみになっていく。
最後には、無言になってうつむいていた。
言っていた通り、恥ずかしさからか、頬もほんのりだが赤みを帯びていた。
……うん。
「……俺は木曾にも女の子らしいところがあってホッとしたよ」
「んなっ!? どういうことだよ、お前!!」
木曾の信頼度アップ コンマ判定
↓2
あと、さっそく訂正、すみません。
≫31 【秋月】→【春雨】
【木曾】 信頼度:35+36=71 好感度:0
次いで、3週目の『日常パート』の艦娘
↓3
【四月 三週目】
「それにしてもよかったです」
「何がだ?」
現在、食堂にて俺は秋月と向かい合うように座り、昼食を取っていた。
彼女は前髪を切りそろえた黒髪の少女。
ちなみに、俺はきつねうどん。彼女はカレーライスだ。ここに来てからカレーライスを必ず一食にはいれている。
良く飽きないものだ。
「……怒りませんか?」
「怒らない、怒らない」
「じゃあ……。じ、実は、司令が堅物じゃなくて……と思っていまして」
彼女はスプーンでたっぷりかけられたルーがのっているライスをすくって、口に運ぶ。
さっきまでの申し訳なさそうな表情は消え、『美味しい~!』と実に幸せそうな顔をしていた。
「……なんだ、俺ってそんな風にみられていたのか……」
「あ、はい。遠征の報告でしか、ほとんど顔を合せませんでしたし……。ずっと仕事、仕事って引きこもっていましたから。駆逐艦のみんなは少し怖がっていましたよ?」
「うっ……。それは本当か?」
「これは失敗したら怒られる――という感じでした。……でも、実際、そんな誤解はこの前の親睦会で解けたわけですが……」
秋月のその言葉を聞いて、ホッと胸をなでおろした。
こっちがいくら頑張っていても、互いの関係がそんなのでは精神的に摩耗してしまう。ある程度、フレンドリーな方が『やりにくい』よりは断然、マシだろう。
なにはともあれ、いらん誤解がなくなったのならありがたいことだ。
秘書艦様々である。今度、春雨にもお礼を言っておこう。
「……どうしたの、提督。急に手を合わせて……」
「先に心の中でお礼しておこうと思ってな」
「……変な提督ですね」
「……これでも堅物よりかは良いだろう?」
そう言うと、彼女は手を止めて、満開の笑顔でこう言った。
「はい、今の方が私は好きですよっ」
秋月の信頼度アップ コンマ判定
↓2
【秋月】 信頼度:88+90=178 好感度:0
次いで、4週目の『日常パート』の艦娘
↓3
【四月 四週目】
「ふぅ……」
ようやく報告書を書き終えた俺は椅子に深くもたれかかると天を仰いだ。
疲れた……。今週はいつもよりも多かった分、片づけるのにも時間がかかってしまった。
だが、それも仕方あるまい。
明日には、彼女らの、艦娘としての初めての実戦が控えているのだから。
今までの演習はあくまで身内でのものだ。
明日、行われる実戦は敵との、命のかかった本物の戦い。
「……みんなは大丈夫だろうか」
昼の段階ではそんな緊張は見えなかったと思うが、緊張が完全にないということは、まず有り得ないだろう。
かくいう俺も、少しずつ腹の底から何とも言い難い感覚に襲われていた。
期待? 恐怖?
前者ならば彼女らに励ましの言葉をかけてやればいい。後者ならば、そうならないように俺が指揮を取ればいい。
そうすればあれだけ練習したのだ。彼女たちがミスを犯すことなどないはず。
「……要は、俺次第……というわけか」
そう独り言をポツリとこぼすと、さっきよりも長い息を吐く。
……これ以上は悪い感情に支配されてしまいそうだな。
そう思って私室へと移動するためにドアを開けると、その前には寝間着姿の瑞鶴がいた。
『…………っ』
お互い、面食らってしまい行動が停止する。が、すぐに瑞鶴が話を切り出した。
「司令官さん! 私と夜を過ごしてくれない!?」
……おい。
おい。
他人に聞かれたら勘違いされてしまいそうな会話を交わした俺たちは、瑞鶴の要望通りに私室に移動していた。
「ごめんね、司令官さん。疲れてると思うんだけど……」
「気にしなくていいさ。部下のメンタルケアも上官の仕事だからな」
紅茶の湯気がたつマグカップを渡すと、彼女は冷ます様に息を吹きかけて、ちびりと一口飲んだ。どうやら緊張は解けたみたいだ。
「あ……ありがとう」
「どういたしまして。……それで? 本日はどんなご用件かな?」
「えっと、その…………」
普段の態度からは珍しく、自信なさげに視線をさまよわせる瑞鶴。ずっと見つめていると、ようやく目が合って彼女は口を開いた。
「その……私……怖いの」
やはりな、と思った。それと同時に安心感もあった。
彼女らも、同じように想っているんだな、と。
「演習の時はみんな知っている人だから、とどめは刺さないし、手加減もしてくれる。だけど……明日、戦うのは“敵”で、本当の……命を懸けた戦いで……」
徐々に涙が目に溜まっていく瑞鶴。
反して、言葉は溢れるように出てくる。
「死んじゃうんじゃないかと思うと怖くてっ……。昔のことが頭の中に浮かんできてっ!
あんな風に、冷たい海に沈むなんて……!」
「…………」
俺は、彼女の苦痛を心からわかってやることなんてできない。
過去は知っている。だけど、それは文字を読んで、想像しただけの、勝手な解釈でしかない。
彼女らが体験した痛み、悲しみ、恐怖。
それらを知りえることはできない。
きっと今の彼女の脳内を支配するのは鮮明によみがえる己自身が死ぬ光景。
「……うむ、そうだな。……瑞鶴」
「はい……」
「俺を信じろ」
「は……え?」
「お前はどうして俺がここにいるとおもっているんだ?」
「そ、それは私たちの指揮官として……」
「そうだろ? なら、俺を信じてくれ。出会って一か月にも満たないのに無茶を言っているのは分かる。だけど、信じてほしい。ありきたりかもしれないが……最初にも言っただろう?」
俺は彼女の頭を撫でると、その瞼にある雫を手で拭い取った。
「君たちを必ず勝利へと導くって」
その言葉がどれぐらい彼女に響いたかはわからない。
届いたかはわからない。
だけど、不安に揺れていた瞳はそこにはもう、なかった。
瑞鶴の信頼度アップ コンマ判定
↓2
【瑞鶴】 信頼度:03+27=30 好感度:0
やばいよ、やばいよ……
【秋月】 信頼度:178 好感度:0
【春雨】 信頼度:108 好感度:0
【瑞鶴】 信頼度:30 好感度:0
【朝潮】 信頼度:04 好感度:0
【五月雨】 信頼度:05 好感度:0
【木曾】 信頼度:71 好感度:0
合計信頼度 396
任務:鎮守府正面海 警備作戦(必要信頼度:500)
よって、攻略失敗!
任務攻略に必要な信頼度に満たなかったため、安価コンマで以下の結果になります
轟沈(80~99、00):ゲームオーバー
D(60~79):コンマ×0.6÷6
C(01~59):コンマ×0.8÷6
戦果報告 判定コンマ!
↓3
≫70,71,73さん
ご意見ありがとうございます。
わかりました。次から難易度を下げたいと思います
17×0.8÷6=2
【秋月】 信頼度:178+2=180 好感度:0
【春雨】 信頼度:108+2=110 好感度:0
【瑞鶴】 信頼度:30+2=32 好感度:0
【朝潮】 信頼度:04+2=6 好感度:0
【五月雨】 信頼度:05+2=7 好感度:0
【木曾】 信頼度:71+2=73 好感度:0
合計信頼度 410
とりあえず、今日はここまでです。
設定値なども考え直しておきます
続きは明日の22:00くらいに開始したいと思います
ありがとうございました
すみません、次の週の子を決める安価だけ先に21:00にやっても大丈夫ですか?
2-4へ挑戦できなくなった時点でゲームオーバーです!
任務は合計三回失敗でゲームオーバーにしたいと思います
1週目の『日常パート』の艦娘
↓3
【五月 一週目】 任務:鎮守府正面海 警備作戦(必要信頼度:500)
「……はぁ……」
ここにきてから絶対にため息が増えた。
春の桜は散り、新緑が芽吹き始める頃。晴天にもかかわらず、俺は指令室にこもって書類を片づけていた。
内容は先日の任務失敗の件について、だ。
――俺が必ず勝利に導いてやる。
そう言ったのに、結局、俺は何もできなかった。
存分に指揮をとることもできず、彼女らを傷つけてしまった。
「……上官失格だな……」
すでに二ケタは超えたため息と一緒に嫌気を吐いた。
「失敗ならだれにでもある。それを糧にすればいい」
比較的に軽傷で済んでいた木曾が慰めの言葉をかけてくれる。
撤退の後、心をリフレッシュさせるために春雨含め、艦娘のみんなには休暇を出していたのだが、彼女はこうして協力してくれている。
本当に頼りになる子だ。
……俺が頼っていてはダメなんだが。
「そうはいうがな、木曾……」
「俺だって敵を撃沈させられなかったし、外したりもしたからお互い様さ」
「でも、俺がちゃんとみんなに指示を送れていたら、傷を負わせることなんて……」
「……そこまでわかっているなら、することは決まっているんじゃないか?」
作業が終わったのか、彼女は担当していた書類を俺の元へと持ってくる。それを受け取ると、ふいに頭に柔らかい感触を感じた。
木曾が、俺の頭を撫でていたのだ。
「木曾……これは?」
「いや……まぁ、なんだ。この前、俺もされて嫌な気分じゃなかったからな。お前も少しは元気が出るかと思って……な」
彼女は頬をポリポリとかくと、いつものように凛とした表情で諭すように言葉を発する。
「『たられば』の話はしても意味がない。過去はそれだけ振り返れば十分だろう? もうそろそろ、未来へ向かって進むことを始めてもいいんじゃないか?」
「…………未来へ……進む」
「そうさ。……ま、ここからはお前なら大丈夫だろ。なんせ俺たちの『提督』だからな」
木曾はそれだけ言うと、部屋を出ていった。
椅子にもたれかかると、彼女の言葉をかみしめるように反芻した。
「未来へ……か。…………うん」
短い、自分の中の何かを吹っ切るように息を吐く。
「…………さっさと、こいつを終わらせなきゃな」
気持ちを入れ替えて、また新たな書類を手にしたのであった。
失敗した任務は成功するまで挑み続けます。
現在 【木曾】 信頼度:71 好感度:0
木曾の信頼度アップ コンマ判定
↓2
【木曾】 信頼度:71+90=161 好感度:0
次いで、2週目の『日常パート』の艦娘(一番コンマが高い子になります)
↓1【秋月】
↓2【春雨】
↓3【瑞鶴】
↓4【朝潮】
↓5【五月雨】
↓6【木曾】
ちょっとやり方変えてみました。
↓1【秋月】 84
↓2【春雨】 39
↓3【瑞鶴】 05
↓4【朝潮】 25
↓5【五月雨】 36
↓6【木曾】 88
というわけで二週目の子は【木曾】だキソー!
【五月 二週目】
「おーい、木曾―!」
「ん、どうした?」
「いや、また意見が聞きたくてさ」
「おう、いいぞ。いくらでも聞いてくれ」
昼下がりの廊下。ブラブラと歩きながら陣形に関する資料を読んでいたところ、ちょうど一人でいた木曾を捕まえることに成功した。
あの日以来、俺はもっと現場で即座に対応できるような知識をつけることにした。その一歩として、教科書を読むだけでなく、戦場で敵と戦っている艦娘本人たちにも意見をちょうだいしていた。
マニュアル通りではダメだということは身を持って学んだ。ならば、直接、指示を受ける彼女たちは『こういう時にどうしてほしいのか?』といったことを聞いて行けばいい、と思ったからだ。
「――で、この時はだな――」
「なるほど……」
彼女の一言一句を聞き逃さないようにメモを取る。
有意義な時間はあっという間に過ぎていき、今の時点で尋ねたいことは聞き終わった。
「……というわけだ。これで問題ないか?」
「ああ! ありがとうな、木曾! 助かったよ!」
「そうか、そうか。これからも遠慮なく聞いてくれ」
「ははっ、未熟な間はお言葉に甘えて、そうさせてもらうな。……でも」
「でも……どうした?」
彼女は下から覗き込むようにして、続きを催促する。言わんとしていること彼女ならわかっているはずなのに。
「でも……でも! すぐに成長して、どこに出ても恥ずかしくない提督になってみせるさ!」
堂々と宣言すると、彼女は満足そうにニコリと笑って、俺の背中をたたいた。
「おう! 楽しみにしてるぜ?」
現在 【木曾】 信頼度:161 好感度:0
木曾の信頼度アップ コンマ判定
↓2
【木曾】 信頼度:161+94=255 好感度:0
次いで、3週目の『日常パート』の艦娘(一番コンマが高い子になります)
↓1【秋月】
↓2【春雨】
↓3【瑞鶴】
↓4【朝潮】
↓5【五月雨】
↓6【木曾】
木曾さん
でっれでれやん
↓1【秋月】 69
↓2【春雨】 17
↓3【瑞鶴】 22
↓4【朝潮】 56
↓5【五月雨】 24
↓6【木曾】 59
秋月の出番、お見せしましょうか!
【五月 三週目】
秋月型防空駆逐艦一番艦、秋月。俺は彼女と食堂に向かうことが多い。
なぜなら――。
「秋月はいつも美味しそうに食べるな」
――からだ。
「はいっ! だって、ここの料理はどれも美味しくて……なにより豪華です!」
豪華……か。
彼女の手元にあるのはラーメンにチャーハン、卵スープがついたセットだ。
手ごろな値段で安く、財布の痛手にもならない。
「ああ……。秋月はこんなに贅沢をしていいのでしょうか……?」
今も口いっぱいにチャーシューを頬張って、とろけるような顔をしている。一口、食べるたびに恍惚としていた。
すると、ジッと彼女を見ていたせいだろうか。ふと、秋月は手を止めた。
「そういえば……司令はうどんがお好きなんですか?」
「え? どうして?」
「いえ、いつも同じメニューなので少々気になりまして……」
「いや、別にそういうわけじゃないよ? ただ、これが一番安いからね」
「なるほど……。……はっ!」
俺が思っていることをそのまま答えると彼女は急に席を立ち上がり、頭を下げた。
「すみません、司令! 私が贅沢をしているから、司令がそんな我慢を……」
彼女は自分が持っていたお皿を俺へと差し出す。
そこで何か盛大に勘違いしていることに気づいた。
「ん? いやいや、違うぞ、秋月。お前に奢っているのは関係ないし、俺は昼はあまり食べないタイプなんだ」
「で、ですが!」
「気にしない、気にしない。俺は秋月が食べている姿を見ると元気が沸くし、全然遠慮せずに食べていいんだぞ」
「…………はい」
渋々といった感じで、彼女は席につく。しかし、そこにさっきまでの彼女の面影はなかった。
うーむ、秋月の食いっぷりは気持ちがいいから、見ていてこっちまで嬉しいんだけどな……。
少し頭をひねって考えた結果、俺は折衷案を出すことにした。
「じゃあ、秋月、こうしよう。またあとで、秋月が料理作ってよ」
「わ、わたしがですか?」
「ああ。だから、これで気にすることないぞ。俺は秋月に奢って、その代わりに秋月が俺の料理を作る。どうだ? これなら対等だろ?」
「そ、それは……」
「だから、秋月はしっかりと食べなさい。ほら、そろそろ食べ終わる頃だし、デザートも頼んでいいから」
「ほ、本当ですか!? じゃあ! じゃあ!」
俺がそういうと、さっきまでの悩んでいた彼女はどこかへと飛んでいき、今はもう目を爛々と輝かせて、メニューを開く。
日頃の疲れが癒される、そんなひと時だった。
現在 【秋月】信頼度:180 好感度:0
秋月の信頼度アップ コンマ判定
↓2
【秋月】信頼度:180+10=190 好感度:0
それと訂正。多くてごめんなさい。
× 【木曾】 信頼度:71+90+94=255 好感度:0
○ 【木曾】 信頼度:73+90+94=257 好感度:0
次いで、4週目の『日常パート』の艦娘(一番コンマが高い子になります)
↓1【秋月】
↓2【春雨】
↓3【瑞鶴】
↓4【朝潮】
↓5【五月雨】
↓6【木曾】
今日はここまででお願いします。
続きは、二月九日 22:00に開始します。
安価は踏んでいたら、下で。
↓1【秋月】 09
↓2【春雨】 86
↓3【瑞鶴】 85
↓4【朝潮】 11
↓5【五月雨】 24
↓6【木曾】 27
春雨が一番って・・・本当? 本当なの? ……はい、少し、嬉しいです
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