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公園

黒魔少女(12)　(ブランコなんて久しぶりだなあ。どうしよう。魔法少女になっちゃった。なんであんな契約しちゃったんだろ。家族は私のこと、魔法で忘れてるし。一人前になんないと、記憶が戻んないとか、一般人にばれたら、えっちなことばっかりする商人に売られちゃうなんてあんまりだよ。誰か助けて……)

猫「おい、ご主人」

黒魔少女「猫が、猫がしゃべったよ」

猫「いまは、猫だけど私も元は魔法少女だからにゃ」

黒魔少女「あなたも、魔法少女だったの？」

猫「そうにゃ！でもいまは、ご主人様が一人前になるまでサポートする使い猫にゃ。まあ、昼に３時間だけ普通の女の子に戻れるにゃ。」

黒魔少女「そっかあ。どうすれば、一人前になれるの？」

猫「ある男性におつかえして、その男性の願いを叶えることにゃ」

黒魔少女「願い？」

猫「それは、私にはわからないにゃ。とにかく、男性の家に寝泊まりしなきゃ始まらないにゃ！大丈夫。年はそんなに、変わらないにゃ！」

黒魔少女「寝泊まりって//// 恥ずかしいよぉ//// 」

猫「一年間以内に一人前になれなきゃ、猫になるし、家族の記憶も戻らないにゃ。それでもいいのかにゃ？」