モバP「早坂美玲攻略法」 (31)
のんびりと書いていきます
以前茜と拓海で書いていた物と似たような話です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422849740
レポート:早坂美玲について
「甘噛み」という言葉をご存じだろうか?
犬や猫が手などに弱く噛みついてくる事である
何故そんなことをするのだろう?
これには様々な要員があるものの
理由の一つとして挙げられるのが愛情表現である
つまり手や足などを上手く使えない彼らがなんとか自分の親愛の気持ちを伝えようとして行う行為だ
これは通常ならば四足動物などにのみ見られる行動のはずだが
今回攻略法を研究していくアイドル、早坂美玲は手足を自由に使えるにもかかわらず
それらに類似した行動を取る珍しい生態を持ったアイドルである
美玲「どこ見てんだよッ!あんまり見るなよッ!なんだよッ!」
早坂美玲、属性はキュート
全長は147cm 体重は39キロとアイドルの中でもかなり小型の部類である
性質としては非常に臆病かつ警戒心が強い為、初対面の相手にはまず近寄ろうとはしない
美玲「う、うるさいうるさいッ!近寄るなッ!ひっかくぞッ!」
また、早坂美玲は両手に鋭利な爪を持つので無理に近寄ると攻撃を仕掛けてくることもある
美玲「こいよッ! ガオーッ!」
早坂美玲とコミュニケーションを取るには
まず早坂美玲に対して安心感を与え、こちらに敵意がないことを示したうえで接触するのが基本である
早坂美玲の警戒心を解く方法はいくつかの手順を踏まなくてはならないものの、内容としては至極単純である
以下はその手順である
美玲「むっ、メロンソーダ...」
早坂美玲はメロンソーダを好むので、それを与えることによってこちらへの警戒心を弱めることが可能である
美玲「...くれるのか?ま、まあくれるって言うならもらってやってもいいぞッ!」
もちろんこれだけでは警戒心を完全に解く事は不可能である
美玲「...フンッ!飲んでやるけどウチはこんなのでだまされないんだからなッ!」グビッ
しかし、前述の通り非常に臆病な早坂美玲に対してこちらへの興味を持たせることは攻略の第一歩となるため
単純ながら重要な点である事を覚えておかなければならないだろう
美玲「おかわりッ!」
第二に、早坂美玲の特徴として知られているツメ、そして眼帯であるが
早坂美玲は自分を彩る上記の箇所に対して強い自負心とプライドを持っており
そのため、それらに否定的な態度や行動には非常にストレスを感じる性質であることが確認されている
美玲「なんだよ...ウチを珍しい物でも見るような目でみやがって...」
幸いにも早坂美玲はこちらの言葉を認識できるため、褒めることによって多幸感やリラックス、そして仲間意識を与えることが可能である
美玲「いいだろ別にッ!好きなんだからッ!えっ、オシャレ?そ、そう思うか?」
この反応を示した状態はこちらへの警戒心が和らいできたのを示している
美玲「へ、へへッ♪なかなかセンスあるなお前!ちょっとだけ見直したぞッ♪」
さらに早坂美玲を安心させる方法として効果的なのが『カワイイ』と呼びかける事である
美玲「か、カワイイ?そ、そんなことないモン!」
当初は『カワイイ』と呼びかけられることに対して耐性がないため、反射的な拒否反応を示す
美玲「た、ただカワイイって言えばウチが喜ぶと思ってるんだったらプロデューサーのくせに単純だなッ!」
しかし何度も呼びかけるうちに徐々に慣れるため、根気強く続けることが重要である
美玲「カワイイだけじゃ...カ、カワイイだけじゃ...あぅ!また言ったなぁ...」
美玲「や、やめろぉ...そんなに何度も...言うなぁ...」
ご覧頂いた通り、少しずつではあるが拒否反応が薄れているのがお分かりいただけると思う
美玲「わ、わかった...もうわかったからぁ...カワイくていいからぁ...」
さらに呼びかけてみる 余裕があれば撫でてみてもいいだろう すると...
美玲「が、ガオーッ!」バッ!
こちらへ危害を加えるような反応を示すものの、決してそうではない
美玲「もうー!もうー!ウチをバカにするなーッ!ガブッ!」カプッ
レポートの最初に述べたように、これらは早坂美玲の特徴として知られる『甘噛み』である
早坂美玲は愛情表現を示すのも受けるのも慣れていないため、自分の状態を制御できず
それでもなんとか自分の気持ちを伝えたいがために、こういった行動に及ぶのだ
叱ったり拒んだりせず、撫でてあげるのがいいだろう
美玲「うぅぅ...なに笑ってるんだよ...」
美玲「そんなに笑ってると、ひっかく...」
美玲「かもしれないぞ...」
メロンソーダを与えることから始まる一連の攻略は早坂美玲の状態によって進行速度が異なるため根気よく続けることが肝要である
美玲「...なんだよ、ウチが隣にいちゃいけないのかよッ!?」
以降は早坂美玲が自分から近寄ってくるようになるため、攻略の難易度はぐっと楽になると言える
美玲「フン!それでいいんだッ!ここはウチの指定席だからなっ!」
この時期になると早坂美玲はこちらを威嚇するような態度やうなり声をあげることはほとんどしなくなる
美玲「ほら...お茶だぞプロデューサー、こっちはウチのぶんだッ」
また見た目の大きな変化としてツメを外すため、ケガをする確率も減少する
美玲「素手だからって甘く見るなよなッ!甘く見てると...さ、触るぞッ!」
言うまでもないが不器用な愛情表現である
さらに警戒心を解いた早坂美玲は定期的に身体的な接触を求めてくる
美玲「...んんっ」スリスリ
代表的な行動は身体を摺り寄せてくる事である
これは猫などにみられる『こいつは自分のものである』というのを主張する行動と同様の意味を持つ
早坂美玲はこのような身体的接触によって多幸感を得るため、邪魔せずにおくといいだろう
状況によってはこちらから頭部や顔を撫でてやるのも早坂美玲をリラックスさせる行為の一つである
美玲「んにゅぅ...ふわぁ...」
補足としてのどを撫でるのも有効であることを付け加えておこう
美玲「んっ...くすぐったいぞッ...えへへ♪」
なお、今回主題である攻略法を検証していくつもりであったが
早坂美玲は小型であるがゆえに通常の攻略を行おうとすると体力に大きな負担がかかることが予想される
そのため通常の攻略を断念し、攻略をスムーズに行うための下準備の内容を記述しておこうと思う
本格的な攻略は早坂美玲が成長した段階で改めて記述する
まず始めに椅子などを用意する 可能であればソファー等が望ましい
そしてその椅子に座り、早坂美玲を自分の近くへと誘導する
美玲「んっ、なんだプロデューサー?」
攻略に至る段階の早坂美玲ならばなんの警戒もせずに近寄ってくると予想される
美玲「なんだよ一体?」
ここで近づいてきたところを抱き抱え、自分の膝に乗せてしまう
美玲「わわっ!」
この時なるべく素早く行動し、早坂美玲に反撃のスキを与えないことが重要である
美玲「プ、プロデューサー?」
膝に乗せた後はしっかりと両腕で固定し、逃げ出さないようにする
美玲「な、なんだ?どうかしたのか?」
この時点では突然の事態に戸惑い、ストレスを感じているので
頭部、そして顔全体を撫でて安心感を与える
美玲「ふわっ...んにゅ...やんっ...」
この際、いつもより念入りに撫でてもいいだろう
美玲「んんっ...気持ちいいぞ...プロデューサー...」
早坂美玲が自分から体重を預けてきた状態で次の行動に移る
これには甘味料を使用するが今回はコンビニ等で市販されているイチゴジャムを使用する例を述べる
まず、自分の指にジャムを付け早坂美玲の口付近へと近付ける
美玲「くんくん...プロデューサーの指...なんだか甘い匂いがするぞ...」
その後、指を早坂美玲の口に接触させる
美玲「んっ...ペロペロ...甘い...ペロッ...」
しばらくすると早坂美玲は直接指を咥えて舐めまわすようになる
美玲「ちゅぷっ...んむっ...ちゅううう...れろっ...」
この状態になると早坂美玲はこちらが声をかけるまで指を舐めまわすのをやめようとしない
おそらく授乳を受けていた時期の記憶がそうさせると思われるが詳しい事は現在研究中である
美玲「んひゃう...ちゅっ...おいひぃ...ちゅっ...ちゅっ...」
これを何度か繰り返すことによって早坂美玲への親愛、そして攻略への難易度を低下させることが可能である
美玲「んんっ...ちゅ~...」
適当な時期になったら指を引きぬき、早坂美玲を休ませておく事も忘れてはならない
美玲「あっ、待って...綺麗にするぞ...んぅ...」
指を引きぬいた後は頭部を撫で、その状態をしばらく維持する
その後は早坂美玲からの反応を待つ
美玲「プロデューサー...あのさ...」
美玲「えっと...えーっと...えっと...」
美玲「が、がおーっ!」ギュッ
これも前述した『甘噛み』の一種であるので逃げたり避けたりしてはならない
美玲「う、うまく言えないけど...」
美玲「プロデューサーは...プロデューサーは...ウチの...」
美玲「ウチのモノになって...くれませんか?」
この反応を示した早坂美玲からは目をそらさず、しっかりと腕に力を込めることが重要である
そしてしっかりと早坂美玲にうなずくところ見せるのが最重要箇所だ
美玲「...ほ、ホント?ウソじゃないッ?」
ここで早坂美玲を安心させるために、しっかりと頭部を撫でて親愛の気持ちを表す
美玲「んっ!」ギュッ
美玲「もう約束したからなッ!イヤだって言っても絶対に離さないッ!」
美玲「プロデューサーはウチのモノになったんだッ!ウチのプロデューサーだぞッ!」
この状態の早坂美玲にはしっかり身体を抱きかかえ、こちらも同様の気持ちであることを表わそう
美玲「プロデューサー...」
また、時折こちらの唇付近を甘噛みしてくることもあるものの、痛みを感じる事はないため安心して受け止めるとよいだろう
美玲「んっ...ちゅっ...」
美玲「好き...」
以上が攻略の一例である
最終的な攻略を含めたレポートは早坂美玲が成長してからでないと検証できないため、のちほど再提出とする
なお、上記の手段は、あくまでも一例にすぎず
アイドルの性質や個性によって大きく異なるものであることを承知されたい
以上を持って、早坂美玲攻略のレポートとする
おわり
駄文失礼しました~
美玲はずっと前から書いてみたかったので書けてよかったです
忙しいので全然書く暇がありませんが書きたい子はいっぱいいます
文香のバレンタインとか最近だと海とかも...
攻略法は暇があれば続きを書きます まゆとかいいかも
ではまた~
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