完全自己満二次創作
文才皆無
亀更新(月一レベル)
アニメいろはす可愛い
原作いろはす可愛い
いろはすhshs
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「ーーー先輩の側に、いたいです」
溢れる思いを止められなかった。
それは目から溢れる熱い滴と一緒に、口から零れ落ちる。あー、今けっこうすごい顔してるんだろうなー……
でも無理だった。偽ることなんてできなかった。きっとどこかの、仮面を被った大魔王さまは不敵な笑みを浮かべながら、「私のものになりなさい」とかクールに決めれるのだろうけど、私だってそうしたかったけど、ダメだ。
この人の前だと、どうしても素の私が出てしまうから。
この人の前でだけ、私は素の私でいられるから。
そもそも、なんで私から告白なんてしなくちゃいけないんですか?!普通こういうのって男の人からするもんでしょう?!
高1のとき夢の国で玉砕して以来ですよ!泣いていいですか!?
なんて、意識を別のところへ持っていこうとしても、先輩への気持ちは留まることを知らない。勢いに任せてけっこう恥ずかしいこと言ってるけど、きっと後で思い出して恥ずかしくなるパターンだなー。
先輩はそういうのを、黒歴史と言っていたっけ?
でも、私のはそれとは違う。
この思いを、この瞬間を、黒歴史なんてネガティブな言葉で、括りたくなかった。
この瞬間を言葉で表すならーーー
「………一色、俺はーーー」
この人はきっとこの言葉を嫌うのだろうけどーーー
青春と、私は呼びたい。
ザー………
外から聞こえる雨音と、激しい頭痛で目を覚ます。
上半身を起こして布団をめくると、やけに肌寒いことに気づいた。
目線を下に下げてみると、白い肌にピンクの下着のみ。
あれ?いつも着ているパジャマは?
「ぅぅん……」
隣から聞こえてきた呻き声にハッとして見てみると、そこには愛しの先輩の綺麗な寝顔。自分の腕を枕に、ベットに突っ伏す様に眠っている。ほんと、目閉じてるとイケメンですよねー。
ーーーーーって。
「えぇええぇ!?」
パニック状態な私。思わず声を上げると、先輩が顔をしかめながら目を開いた。
「んお?一色、起きたか……」
私とは違い平常心どころか眠そうに欠伸してる先輩。
ま、まさか朝チュン!?これが朝チュンですか!?一色いろは。21歳にしてようやく大人の階段のぼ「大丈夫か?昨日かなり酔ってたみたいだが」
っちゃって…………
え?
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