音羽「音羽ヶ丘病院の総力を挙げてついに完成した」
神峰「どんだけ暇なんスか音羽ヶ丘病院!?」
音羽「使いやすいようにスプレータイプにしたぞ。ひと吹きすれば即効だ」
神峰「いやいやいやいやなんでそんなものを!?」
音羽「無論、面白そうだからだ」ニヤリ
神峰「だと思った!」
音羽「オレは塾だからもう帰るが、くれぐれも悪用はするなよ」グイグイ
神峰「ちょ……押し付けないでくださいよ!! 要りませんって!!」
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SOUL CATHCER(S)のSSです。
・エロ・ホモ・レズだらけ。
・キャラ崩壊ありあり。
・ふざけてなんか いませんよ(ズイッ
ご容赦ください。
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神峰(結局押し付けられた…ホンっト暴君だなあの人)
神峰(でも性欲を1000倍にするなんて…まさかそんなのあるわけ――)
刻阪「神峰、こんなところに居たのか」
神峰「と、刻阪…!」
刻阪「いきなり音羽先輩に引っ張ってかれてたけど、何かあったのか?」
神峰「い、いや、別に――」
刻阪「ん? 何だその手に持ってるスプレー」
神峰「!? い、いやその…せ、制汗スプレーだ!!」
神峰(このスプレーが本物かどうか分からねェ…かといって、本当のことを言うのも――)
刻阪「ああ、そりゃちょうど良かった!」
神峰「え?」
刻阪「最近、妙に汗をかく量が多くてね。今もベタベタで気持ち悪かったんだ。ちょっと貸してくれよ」ヒョイ
神峰「ああっ!?」
刻阪「ラベルが無いんだな。試供品かい?」シューッ
神峰(使っちまった!! …って、何をオレは焦ってんだ。どうせ性欲がどうとかってのは音羽先輩のジョークなんだ。何も問題はねェ)
刻阪「うーん、仄かに甘酸っぱい香りが…一体なん――」
神峰「……刻阪?」
刻阪「――――――」
神峰「オイ刻阪…! どうしたんだよ! 急に黙って…!!」
神峰(そんな…ウソだろ!? 刻阪の心が――ひび割れてく!!)
刻阪「――――――」
神峰(いや…これはまるで、今まで中に閉じ込めてきたナニかが一気に膨らんで、押さえつけてた蓋を破壊しようとしているような――)
刻阪「――1年4組、神峰翔太ァア!!!」
神峰「!!? と、刻阪! ここ廊下だぞ! そんな大声出さなくても聞こえ――」
刻阪「一緒にセックスやろう!! お前の「指揮棒」が必要だ!!」
神峰「!?!?!?!?!?!?!?!?」
神峰(は!? 今なんつった!? セックス!? サックスじゃなくてか!?)
刻阪「お前は…その「指揮棒」も自分の人生も、無駄だと思ってるかもしれない」ジーッ
刻阪「性癖なんか変わらない、ヒドイ世界だと思ってるかもしれない」ボロン
神峰(!?!? 刻阪が股間のアルトサックスを――い、いや…小せェ!! サックスのマウスピースくらいしかねェ!! でも…それでも分かっちまう!!!)
神峰(お前、勃起してんじゃねェか!!!! あのスプレーはマジだったのか!!!!)
神峰「ダメだ刻阪!! イヤな心を向けられるぞ!!」
刻阪「僕はそんなことないって信じてる」
神峰「やめろ…やめろ刻阪…そんなもの見せるな!!」
刻阪「ホモダチをセックスに誘って何が悪い!!!」
神峰「オレはホモじゃねェ!!!」
刻阪「神峰、聞いているか!!? 僕は!!」
神峰「お前が話を聞け!」
刻阪「16年間その「目」に苦しめられてきたお前と!!」グッ
刻阪「そんな苦しい思いを敢えてしてまで僕とモコを救ってくれたお前と!!」ググッ
神峰(なんでだんだん大きくしてやがんだ!!)
刻阪「ホモダチになりたい!! 一緒にセックスをヤりたい!!」
神峰「ちがう!! オレはただ――」
刻阪「思っちゃったんだから仕方ないだろ!! 「忘れろ」!? そんなことできるか!!」
刻阪「だって僕はあの時!! お前が必死になってるのに!!」
刻阪「お前に掘られる未来を想像して、死ぬほど興奮してたんだよ!!! 悪かったな!!!」
神峰「本当に最悪だ!!!」
刻阪「お前の心に届くかどうかなんて僕には見えないけど、一曲聴けよ」ガチャ
神峰(下半身露出しながらサックスを構えた…なんて酷ェ絵面なんだ…)
刻阪「お前の為に演奏するのは後にも先にもこの1回だけだ。お前はもう「観客」じゃないから」
刻阪「お前は僕の快感を導く立場に!! 「指揮者(タチ)」になるからだ!!」
神峰(!? これは…この音は、まるで――チ〇ポ!! いつもは手の形をしてる刻阪の音が、巨大なチ〇ポの形になって、オレの心を直接動かそうと迫ってくる!!)
神峰(ヤメロ…! そんなに圧をかけたら――)
神峰(オレの心が壊れる!!)
神峰「…すまねェ刻阪!!」ダッ
刻阪「ああっ! 待ってくれ神峰!!」
刻阪「…一番届いてほしい人に届かないチ〇ポなんて――意味がない!!!」
【どっか離れた廊下】
神峰「ハァ…ハァ…ここまで来れば大丈夫だろ…」
神峰(音羽先輩…なんてものを作って――あ! スプレー回収してくんの忘れてた!!)ハッ
神峰(あの薬は危険だ…!! 刻阪以外に被害が広がる前に処分しねェと…)
神峰「刻阪……いや! あいつは薬のせいで変になっただけだ!! 刻阪はあんなやつじゃ――」
神峰(……でも、あの薬は「性欲を1000倍にする薬」だ。ゼロを1000倍してもゼロにしかならねェ。つまり刻阪は、普段から多少なりともオレのことをそういう目で――)
神峰「――ダメだ!! これ以上は…考えるのが怖ェ…!!」グッ
邑楽「…こんな人気の無いところでなにしてるのよ」
神峰「! 邑楽先輩…」
邑楽「忍とランニングでもしてきたの? なんか凄く疲れた顔してるし、そんなに汗だくで……ってそれは割といつものことか」
神峰「えと…そういうわけじゃないんスけど…」
邑楽「…な、なにかあったんなら…相談とか、のってあげても…いい、けど…」
神峰(邑楽先輩…やっぱ優しいなァ…。でも刻阪のことを話すわけにも…だけど辛ェ…!! いつも相談にのってくれてた一番の仲間に裏切られることが、こんなに辛いなんて!!)
神峰「……じゃあ、申し訳ないんスけど、その…相談のってもらっても構わないスか?」
邑楽「…! う、うん!」
神峰「実は――」
邑楽「――『今まで友達だとしか思ってなかった人に突然告白されたけど、今更友達以外とは見られないし、どうすればいいか困ってる』…?」
神峰「まあ、大体そんな感じス」
神峰(嘘は言ってねェよな…)
神峰「邑楽先輩って大人っぽいし! そういう経験も豊富そうなんで! 何かアドバイスとか貰えたら嬉しいんスけど…お願いします!!」バッ
邑楽「そ、そうね…」
邑楽(あわわわわ…! 神峰が告白された!? 誰に!? 友達って言ってたけど、神峰の友達って…)
邑楽(まさか刻阪…なわけないか。でもこいつに他に友達って――)
邑楽(! まさかリンギン・ガーデンのときにいたモコとかいう子!? いやあの子はどちらかと言えば刻阪の…いやでも他に心当たりが――)
神峰「…邑楽先輩? なんか顔色悪いスけど…」
邑楽「うぇあ!? だ、大丈夫大丈夫だから!!」
邑楽(どうしよう! 当人たちのことを思うなら真剣に考えさせるべきだけど、もしそれでこいつがOKしちゃったら――ああっ、ああああああっ!!)
木戸「神峰も隅に置けないねー」ヒョコッ
神峰「木戸先輩!?」
邑楽「雅!? いつから居たの!?」
木戸「メグが挙動不審にきょろきょろしながら音楽室出ていってからずっとこっそり見てたよ!」ニヤニヤ
邑楽「なんでよ!!」
木戸「そんなことより……」スッ
木戸「メグ、このままでいいの? 神峰とられちゃうよ?」コショコショ
邑楽「そ、そんなの…別にあたしには関係ないし…」コショコショ チラッチラッ
神峰「?」
木戸「もう、メグってホント乙女! そんなメグに、あたしから後押し! えいっ」プシュ
邑楽「わぷっ、何このスプレー!?」
神峰「!? 木戸先輩そのスプレーって…!?」
木戸「廊下で拾ったんだけど…神峰はコレ、何か知ってるの?」
神峰「え、あ、はあ」
木戸「いやぁ、さっき間違えて打樋にかけちゃったんだけど、スゴイことになってさ」
打樋「ウシャアアアアアアア!! もっと魂込めろァ!!」
今金「棟梁! 棟梁!」パンッ パンッ
打樋「そんなんで満足できんのか!? オ!? もっとガムシャラでこいやオラァ!!」
今金「棟梁!! 棟梁!!」パンパンパンパン
――――――――――――――――――――
先代『器のデカイ男になれよ、打樋』
――――――――――――――――――――
打樋(“先代”……俺ァ、これでいいってことだな!!)
今金「棟梁!!! 棟りょ…んああああっ!」ドピュドピュドピュ
打樋「クンバンクンバンチェェロォォォオシャァアアア!!!」ガァァァァン!!
邑楽「――――――」
神峰「お、邑楽先輩…?」
木戸「おっと、あたしはお邪魔だね。あとは若いお2人で!」ササッ
神峰「え、ちょ…もう居ねェ!」
神峰(そんなことより邑楽先輩だ! もし邑楽先輩が、さっきの刻阪みたくなっちまったら――)
邑楽「神峰」
神峰「は、はい…!?」
邑楽「んっ……」チュ
神峰「!?!?!?!?!?!?!?!?」
邑楽「ぁむ…ん……かみねぇ…んんっ……」ヌロリンヌロリン
神峰(な…なんだ!? 一体何が起こってるんだ!? 目の前、ゼロ距離に邑楽先輩の顔が!! キスされた!? んで一気に舌が入ってきて…ヤベェ!! クラリネット奏者の舌遣いヤベェ!!!)
神峰「んむ…っは! 先輩! 駄目ス! 邑楽先輩さっきのスプレーでおかしくなってるんスよ!!」
邑楽「なに? もう我慢できないの? 仕方ないな…」プチッ プチッ
神峰(あの薬嗅がされると相手の話聞かなくなんのか!?)
神峰「何ボタン外してんスか!? 下着が!! 下着が見え――」
邑楽「神峰、あんたちょっとうるさい。口塞ぐよ」ムニッ
神峰「むぐっ!!??」
神峰(無理やり…胸の谷間に顔を…!!! チクショウ!! なんて…なんていい香りがしやがるんだ!!!)
神峰「むぬぬもむむぬんもんぬむむが!!!」
邑楽「んんっ…!! ちょっと…元気良すぎ! でも、いいよ。あたしも…もう我慢できないし――」サワサワ
神峰(ちょっ!? 邑楽先輩どこ触ってんスか!?!? 駄目だ!! このままじゃ駄目なんだ!! 先輩は正気を失ってる! このまま流されるわけにはいかねェ!!!)
邑楽「ふふっ、神峰の指揮棒…あたしに――」
???「させないよ」ブンッ
邑楽「ゴァッ!?」ガツン バタッ
神峰「ぶはぁ!! 邑楽先輩!? 突然どうしたんスか!?」
???「神峰君、無事かな…?」
神峰「み、御器谷先輩!?」
御器谷「元気…そうだね…良かった」
神峰「も、もしかしてその手に持ってる鉄アレイで邑楽先輩をぶん殴ったんスか…?」
御器谷「う、うん…咄嗟に。もしかして邪魔しちゃったかな…ごめんねボクって空気読めなくて…むしろボクの方が馬に蹴られて死ぬべきだよね…あ、でもそれじゃ馬の方に迷惑がかかるからボク1人で誰にも迷惑かけずに死んでくるよ…」ボン ボン ボン ボン
神峰「大変ありがたかったスよ!! 助かりました!! だから死ななくても大丈夫ス!!!」
神峰(御器谷先輩のパワーで殴られた邑楽先輩は生きてるんだろうか…)
御器谷「そう、ならいいけど…ねえ神峰君、ソレ――」
神峰「はい…? ――!?」
神峰(ヤバイ!! さっきの邑楽先輩の誘惑のせいでオレの指揮棒がクレッシェンド!! 恥ずい!!!)
御器谷「…苦しそうだね。ボクが鎮めてあげるよ…」
神峰「は? な、何言ってんスか御器谷先輩…!」
御器谷「………………」ジィィィ
神峰(無言でオレのズボンのチャックを!! この人も薬にやられてんのか!!!)
神峰「やめてください!!」ババッ
御器谷「動かないで」グイッ
神峰「いッ!?」
神峰(なんて力だ!!? 両足首を掴まれただけで下半身がまったく動かせねェ!!)
御器谷「は、初めてだから上手く出来ないかもしれないけど…っていうかこんな性犯罪者でクズなボクなんかに上手にできるわけないよね…できるわけないけど――」ボン ボン ボン
御器谷「苦手でもぶつかっていけば、その先に…希望があるって、神峰君に教えてもらったから……ボク頑張るよ…!」ジィィィ
神峰(両手はそのままで、口で俺のチャックを下ろした!?)
御器谷「ごめんね神峰君…ごめん恵…」ハムハム
神峰「ぐあああああっ!! 御器谷先輩…それヤベェス…!」ビクビクッ
神峰(パンツの上からそんなに口で刺激されたら…!!!)
御器谷「…ねえ神峰君」ピタッ
神峰「へぇぁ…? な、なんスか…?」
神峰(クッ…寸止めかよ。もう少しで――…っ!?)
神峰(『もう少しで』…!? 『もう少しで』なんだっつーんだ!? オレは薬で正気を失ってる御器谷先輩のなすがままになることを受け入れちまってたのか!?)
神峰(クソッ!! 最低じゃねェかオレは!!! こんなの、御器谷先輩も本意じゃねェだろうに…性欲に負けてんのはオレの方じゃねェか!!!)
神峰「御器谷先輩!! もうやめましょうこんなの!! こんなの…お互いに不幸になるだけだ!!!」
御器谷「…そうだね」
神峰「!! 分かってくれたんですねせんぱ――」
御器谷「キミばっかり気持ちよくなってちゃ…ボクは不幸なままだ…」
神峰「――それ…どういう意味スか…?」
御器谷「分からないかな…ボクのも気持ちよくしてほしいって言ってるんだよ」ギンギン
神峰「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
神峰(なんだ…御器谷先輩のジャージのズボンの中にある、あの巨大な物体は…!?)
神峰(ゴーヤ? ヘチマ? いや…まさか…そんな――)
神峰(それが…御器谷先輩のチ〇ポだっていうのかよッ!!!!)
御器谷「じゃあ下、脱がすよ…肛門が裂けちゃったらごめんね」ガサゴソ
神峰(無理だ!! 物理的にそんなモノが入るわけがねェ!!)ガクガクガク
神峰(なんとかして逃げ出さねェと、一生垂れ流しになっちまう!!)
――――――――――――――――――――
神峰『嫌なモンに対して何もできねェからって逃げたら、逃げた先で同じ目に必ず遭うんだ』
神峰『でも逆に、スゲェ辛い、スゲェ苦しいけど、今のうちにぶつかっとけば、次同じモノが来ても「あの時逃げなかった自分」が勇気をくれる。解決だって簡単になる』
神峰『そっちの方が少しだけ希望があるカンジ…しないスか?』
――――――――――――――――――――
神峰(!! そうだ…オレは自分で御器谷先輩に言ったことを…!!)
神峰(そういえば、刻阪からも、邑楽先輩からも、俺は逃げて、「やめろ」と叫ぶことしかしてねェ!!)
神峰(御器谷先輩…凄い人だ。人一倍努力してて、基礎トレーニングも欠かさない。オレには着いていくのがやっとだった)
神峰(そんな尊敬できる先輩だからこそ! オレは立ち向かわなくちゃいけないんだ!!!)
神峰「……」スッ
御器谷「あれ…自分で体を起こして…ボクなんかに奉仕してくれるの…?」
神峰「…そうスね。オレは御器谷先輩を気持ちよくさせます!」スラッ
御器谷「…股間の方じゃない指揮棒なんか取り出してどうするの?」
神峰「御器谷先輩、先に謝っときます。すいませんス!!」ガバッ
御器谷(なっ…!? 先手を取ってボクのズボンとパンツを一気に脱がせた!?)ボロロン
神峰(ぐっ…デケェ…見てるだけで胸やけしそうだ…! でもオレは…オレは、全パートリーダーに認められて指揮者にならなきゃいけないんだ…こんなところで、チ〇ポになんか負けてらんねェ!!)ガシッ
御器谷「んぁああっ!!」ビビクン
御器谷(掴まれた!?)
神峰「さっきのお返しスよ!!!」ズボォ
御器谷「んぐふぅああぁぉおおォ!?」ガクガクガク
御器谷(にょ…尿道に指揮棒を…!?)
神峰「ほら! 気持ちよくなってくださいよ御器谷先輩!!」ズボズボズボズボ
御器谷「ああっ! そんなぁ! しっ、しげっ、しげきがぁ! つよすぎてぇ! だっ、だめっ、あ、ああ、あああああぁぁ…!!!」
指揮棒《バスクラリネット もっと音量!!》
御器谷「うぅぅぅあぁああぁあぁあああぁぁああ!!」
指揮棒《バスクラリネット 足りない!! もっと!!》
御器谷「んぁはぁ!! もぅ! ひぐぅ! ひぐからぁあ、あ、あ、あ――」
指揮棒《全て 出し切れ》
御器谷「あああっ――ああぁあぁああぁぁああぁあぁあぁぁあぁぁーッ!!!」ドクドクドクドク
神峰「ハァ…ハァ…やった、のか……?」ズボォ
御器谷「……ウッ……ウゥ……」ビクン ビクン
神峰「……はぁ……キツかった――」バタリ
神峰(刻阪に貰った指揮棒、汚れちまったな…1500円だったっけ…今度新しいの買いに行こう)
神峰(それにしても、木戸先輩は御器谷先輩にまでスプレーを? それとも――)
神峰(他の、誰かが…?)
――――――――――――――――――――
???「~~~♪ さすがですね神峰先輩」
???「…まだまだ足りないか」
【音楽室】
奏馬「な…なんだ、これは――」
打樋「オラオラァ!! もっと気合い入れてスパンキングきめやがれ!!!」
今金「棟梁!! 棟梁!!」スパーン スパーン
カスミン「あうぅぅう…! なにこれぇ! しゅごひぃいい!」プシュ プシャァァ
聖月「お姉ちゃんの喘ぎ声美味しい! もっと味わせて! もっとぉ!」ズッチュズッチュ
弦野「オレはオレ自身をもっと鍛える! アイツを叩っ斬れるまでなァ!!」カーン カーン
奏馬「打樋は打楽器の連中に己の尻をシバかせ…吹越は何故か居る妹にレズレイプされヨガリまくり…弦野はひたすら自分のチ〇ポを金槌で鍛え上げている…!? 一体何があったというんだ!!」
木戸「あー、奏馬! あんたは無事なんだ!」クチュクチュ
奏馬「木戸!? 君は君で何を!?」
木戸「みんなの痴態を高みの見物しながらオナニー! 癖になっちゃうよ!」クチュクチュ
奏馬「…なんだか一周回って冷静になってきた。この事態は何なんだ?」
木戸「えっとね、吸い込むとエッチな気分になっちゃうスプレーを拾ってね。ちょっと遊んでたんだけど、うっかりどっかに置き忘れちゃって」クチュクチュ
木戸「それで音楽室に戻ってきたら、誰かが部屋中にスプレーばら撒いたらしくって、もう全員この有り様! ここに居ないけど、カリンも涎とか垂れ流しながら刻阪探しに行ったし、1年の演藤は『神峰先輩のチ〇ポ叩っ斬って肉バイブにする』って包丁持って飛び出してったよ」クチュクチュ
奏馬(……多分原因は音羽だな)
木戸「…あれ? そういえばなんで奏馬はエッチにならないの?」クチュクチュ
奏馬「なんでと訊かれてもな…なんでかな」
木戸「あ、分かった! 奏馬ってもう中身お爺ちゃんだから枯れちゃってるんだ!」クチュクチュ
奏馬「――――で、ここに居ない連中は?」
木戸「さあ。どこかで盛ってるんじゃないかな――あっ、あっ、クルぅ…!」プシャァァ
奏馬「これは…掃除が大変だ…」
【どっかの教室】
川和「――涼」
金井淵「近寄るな」
川和「お前も感じているだろう」
金井淵「正直、何も感じないな。何でお前が勃起させているのか分からない」
川和「…………」ウオオオオオオオオ
金井淵(相変わらず、図体と同じく馬鹿みたいにデカいな…)
川和「…咲か」
金井淵「!?」ビクッ
川和「……管崎咲良はもう居ない。あいつの動かない両腕では、ネコであるお前に十分な快楽を与えることは出来ない」
金井淵「ならオレが動けばいい!」
川和「――――――」ドルン
―――――――――――――――――――――
咲良『オレが…一生このままだったら、みんなオレのせいで前に進めなくなっちまう』
咲良『その時は、お前の手で、あの3人の中にいるオレを――斬り倒してくれ』
―――――――――――――――――――――
川和「お前たちが最後に体を重ねたのはいつだ」ウオオオオオオオ
金井淵「……!」
川和「過去(うしろ)に落としてきたものは…二度と拾えない…。“あの頃”にはもう…戻れないんだよ」ウオオオオオオオオ
金井淵「……」
川和「まだ間に合う。もう…イこう――」ウオオオオオオオオ
金井淵「はっ…ん、はっ…!」
川和「どうだ涼、聞こえるだろう。お前の肛門がオレのチ〇ポを咥え込む音が」グッポグッポ
金井淵「ぐっ…んはぁ…んっ!」
星合「川和×金井淵がやっぱり鉄板ね」ハァハァ
管崎「ちょっと美っちゃん、早く消しゴム掛けてよ! 印刷所の締切今日の5時なんだから!」ガリガリガリガリ
川和「“桜の音”は永遠に失われた。さあイけ。お前の喘ぎ声で汚いハーモニーを奏でてみろ」グッポグッポ
金井淵「イくわけ…ないだろう…!」
川和「イけ」グッポグッポ
金井淵「イくわけ…ッ、ないだ、ろう…っ!」
川和「イけ!」グポオオオオオ
金井淵「イく…わけ…ないだ…うぅっ!」ビクン
ガラガラッ!
川和淵「!?」
川和「な…なぜお前がここに――」
咲良「…………」
金井淵「咲――うぅぁっ!!」ビビクンドピュンビクドピュン
咲良「…………」
金井淵「見るな!! 見ないでくれ!! 見るなぁ…!! うぅ…」ドププ…
咲良「…………」
川和「――咲良を連れてきたのはお前か。どういうつもりだ」
???「金井淵先輩が一度もお見舞いに来なくて寂しかったそうなので、お連れしてあげたんですよ。感動的な再開を演出できて嬉しいです♪」
???(金井淵先輩の心は潰した――ああ、今生きてるなァ僕)
???(さて、次はあなたですよ、神峰先輩)
【どっかの廊下】
神峰「ハッ…ハッ…演藤、強敵だった…!!」
神峰(初っ端からオレのチ〇ポ狙って包丁振り回してくるとか怖すぎんだろ!! おかげでズボンとパンツを失って、オレは今下半身丸裸だ)プラーン
神峰(今襲われたら正直ヤベェ…だが、指揮棒尿道戦法が男女関係なく有効なのが分かったのは好材料だ。次も同じ方法でヤれる――っとぉ…)
刻阪「神峰ェ…ドコダァ…セックスシヨウ…」ウロウロ
神峰(あっぶねェ!! 危うく曲がり角で刻阪と鉢合わせするところだった! ここは落ち着いて奴が通り過ぎるのを待とう――)
???「ここは落ち着いて奴が通り過ぎるのを待とう――とか考えてます?」
神峰「!? テメェ…黒条!!!」ギッ
黒条「甘いですよ神峰先輩。先輩の心、ここで潰させてもらいます」
神峰「なんだと…まさか、テメェまでオレを掘りたいとか言うんじゃねェだろうな!!」
黒条「まっさか~! 僕ノンケですもん。それに、コレ…何かご存知ですよね」ヒョイ
神峰「それは…音羽先輩のスプレー!!!」
黒条「へ~、これって音羽先輩が作られたんですか。まあそれは置いといて、このスプレーを使って吹奏楽部はもう滅茶苦茶にしときました! 多分元通りになるのは無理でしょう」
神峰「なんだと…!?」
―――――――――――――――――――――
今金「棟梁! 棟梁!」パンパン
打樋「先代! 先代!」パンパン
飯島「オイ打樋! 相変わらずバカみてェに突きまくるな! いいぞバカ!」
カスミン「前は神峰君にとっといてあげるから、メグのおしりの穴を弄っちゃおう!」ツポツポ
邑楽「ひうっ! ナニコレ!? あっあっもう…あぁ…ん!」プシュッ プシュッ
聖月「お姉ちゃんのうなじ美味しい! 美味しい!」レロンチョレロンチョ
弦野「もっとだァ!! もっと思い切り来い!!」
御器谷「いくよ…ゼェア!!!」バキィ
歌林「ああん! 刻阪くんが口付けたサックスのマウスピースがジュッポジュッポ挿入っちゃってるのぉ!! 間接クンニなのぉ!!」グッチョグッチョ
木戸「あははっ!! 愉悦!! 愉悦ゥ!!」クチュチュクチュ
奏馬「ふう…オチャガオイシイナー」ズズズ
谺「ねぇ」ガシッ
奏馬「うわっ! なんですか先生今更!」
谺「楓が最近日本に帰ってこなくてご無沙汰だから、ちょっと付き合え」グイッ
奏馬「え、ちょ――あ、アッ――――!!」
―――――――――――――――――――――
神峰「黒条…テメェは絶対に許さねェ!!!」ギンッ
黒条「はい、結構ですよ。神峰先輩もここで潰しますから」
神峰「オレはテメェなんかには絶対――」
黒条「ああ、僕じゃありません。助っ人を呼んだんです。おーい!!」
神峰「……!? なっ…なんで…!?」
???「久しぶりだね、神峰翔太」指クネクネ
神峰「なんで、お前が…ここにいるんだ!!?」
神峰「 伊 調 !!!」
伊調「何でって………君が呼んだんじゃないか」
神峰「オレが呼んだって…どういう意味だ!?」
黒条「僕が伊調さんにお願いしたんです。『今日だけでいい、僕に協力してくれないか』って。そしたら伊調さんは――」
―――――――――――――――――――――
伊調『引き受けるけど、言っておく…これは君のためじゃない。神峰翔太という男に勝つ為です』
―――――――――――――――――――――
伊調「僕が君のケツ穴を犯すことが、君に勝つ力を養うことになると考えたんだよ、神峰翔太」
神峰「なんでそうなるんだよ!!? 指揮で勝負しろよ!!!」
神峰(伊調の心――どういう構造なのかも理解できなかったハコが…開いていく!! その中には…チ〇ポだ!!! どす黒く、硬く立ち上がった1本のチ〇ポが、枯れ木ばかりの荒涼とした大地に聳え立ってやがる!!!)
伊調「さあ、始めよう神峰翔太。存分に、ヤり合おうよ」
神峰(正直、怖ェ…今すぐダッシュで逃げ出したい気分だ…。でもきっとそれじゃいつまでも――勝ちたい…伊調に、勝ちたい!!!)
神峰「――ああ!!!」
刻阪「カミネェ…!」ダキッ
神峰「なっ!? 刻阪!? いつの間に背後に!!!??」
黒条「さっきから、そんなに大声で熱い台詞の応酬していればそうなりますって」
刻阪「カーミネ、セックスシヨ」ゴソゴソ
神峰「ひィ! 触るな!」
伊調「いくよ――ワッ! トウッ! スリッ! フォッ!」ガバッ
神峰「うっ、うわぁあああぁぁぁぁあぁっぁぁぁっぁ――!!!!!!」
【音羽ヶ丘病院地下室】
伊調『僕ならこうだ! ここで今度はこう! こういうのはどうだ神峰翔太!』
音羽「……思ったより生き延びたな神峰。まあそれなりに楽しめたが、やはりこういった余興は自分で参加してこそだな」
音羽「まあ、次の企画は既に用意してある――こんな面白いこと、オレ抜きでヤれると思うな」ニヤリ
おしまい
僕の初SSでした。
ソルキチは展開がスピーディーな分、日常描写が少ないので、いろいろSSを考える余地が豊富にあると思います。
みんなソルキチSS書こう。
ご精読ありがとうございました。
SOUL CATCHER(S)は現在最新第7巻まで大好評発売中。
さらに初の小説版『SOUL CATCHER(S)-Interlude- 鳴苑高校吹奏楽部冬合宿報告書』も発売中。
本編はジャンプNEXTで大絶賛連載中。
アンケだ!! 頼む!! アンケを!! 出してくれ!!
じゃあHTML依頼出してきます。
このSSまとめへのコメント
カテチやで。ばらかもんじゃねえよ?