【入学式】
スライムlv99「ふぅ・・しかし酷い差別だなぁ」
ぶちスライムlv1「分かるよ。まあ系統別差別は仕方ないよ」
スライム「だって机も椅子もないんだよ・・・」
担任「はい!着席しろ!スライム共」
ぶちスライムlv1「あ。ドラキー先生だよ」
ドラキーlv15「これより貴様らも一応含む入学式を始める。
本校である程度の基礎知識と体力を身に付けて
人間、特に勇者に勝てる力を身に付けて欲しい
まあ貴様らには無理かもしれんがな!ハッハッハッ!!」
各種スライム達「……」プルプル
校長「えぇ。各種魔物の皆さんご入学おめでとう。
本校ではそれぞれ担任から聞いたと思いますが
いずれは勇者にも勝てる力を身に付けて欲しいです
それでは皆さんこれから精一杯頑張ってください」
教頭「校長ムドー先生ありがとうございました。
続きまして生徒会長から新入生への挨拶です。」
生徒会長「えぇ。私は『ヘルバトラー』と申します。
本校に入学してからは腕がなりますと言える力を
手に入れれました。皆さんにも腕がなりますなぁと
言えるほどの力を手に入れて欲しいものです」
ぶちスライムlv15「腕がない」
スライムlv99「これも多分我々スライム系への嫌がらせか?」
ホイミスライムlv10「触手は腕になるよなぁ…」
教頭「それではご来賓の皆様、お立ちください。
魔界斉唱です」
ー我々~魔族は~勇者を倒す~ー
ー使命がある~さあ!倒せ!憎き勇者を~ー
ーそして今こそ魔物による~魔物だけの~
ー魔物のための世界を築きあげよおおう~ー
作詞/作曲・ジャミラス
スライムlv99「ふぅ・・・センスのない歌だよね?」
ぶちスライムlv15「まあ、あのジャミラス様だもんね」
サイレスlv20「おい。スライム共!何ほざいてんだコラ?
この曲センスありすぎるくらいだろうがああ!」カッ
ムドー「あぁ。こんな魔界歌もう嫌やわ~やっぱジャミラスや…」
スライムlv99「……」
サイレスlv20「……早く入学式終われ」
【その後】
ドラキーlv15「よし。それでは宿題を出す」
スライム達「ええ!?入学早々からぁ!?」
ドラキーlv15「やかましいわ!全員殺すぞ」
スライム達「ひぃぃぃ!!」ビクビク
ドラキー「ふん。いいか。スライム族の貴様らはなあ
魔物の名を汚しているような下等な奴らなんだよ!」
スライムlv99「……」ピクッ
コンコン
???「失礼します」
ドラキーlv15「れ、れんごくちょう先生///」ドキッ
れんごくちょうlv50「ドラキー先生。あまりスライム系を
差別するような発言はしないで下さいね。彼らも
彼らなりに良い所もあります。教師はその点を認めるのが
義務ですよ。悪い所ばかり指摘すると生徒は伸びません。」
ドラキーlv15「は、はい!私の指導が間違ってましたぁ!」
れんごくちょうlv50「ふふっ。わかって頂ければ宜しいです」ニコッ
ドラキーlv15「いやぁすまんね。私も悪かった…」テヘヘ
スライム達「ハッ…ハハハ」(汗
スライムlv99「……」イライラ
ぶちスライムlv15(今は落ち着け。辛いけどさぁ…)
ガタッ
スライムlv99「おいよドラキー」
スライム達「………!!!」
ドラキーlv15「あ?」カチン
スライムlv99「さっきから何だよ…イラつくんスけど?」
ドラキーlv15「スライム系で唯一の推薦だったか君は」
ぶちスライムlv1「早く謝れよ…ヤバイぞ…」
ぶちスライムlv15「いや…ここは任せないか?」
ドラキーlv15「まあいい。私は紳士だ。それくらいで怒らない
……だが。体罰の一つは与えんとな……」ゴゴゴ
ドラキー「連帯責任だ」つめたい息
スライム達「!?」
スライムlv99「ふん。」
スライムはしゃくねつのほのおをはいた!
ドラキーlv15「何!?」
ドラキーをたおした!
ぶちスライムlv1「す、、すげえよおお!!」
スライムベスlv75「スライム君///」
スライム達「ワーワー!スゲェエ!!」
ドラキーlv15「うぐっ……」バサッバサッ
ドラキーlv15「教師に…暴力を振るうとはな…」バサッバサッ
ドラキーlv15「まあいい…今回だけ見逃そう…」バサッバサッ
スライムlv99「……」ベホマ
ドラキーlv15「ん?…」完治
スライムベスlv75「スライム君……優しい…」
ドラキーlv15「ふん。明日から授業だ。全員予習しておけ」
スライム達「ハーイ!」
ドラキーlv15「あと…机と椅子も用意しておいてやる」
【次の日】
グランスライムlv50「いやぁ…スライム君は凄いな」
スライムlv99「父が良いスキルを継承してくれたおかげです」
グランスライムlv50「本当に最近は便利だな。スキルなんて
わしらが君らのくらいの時は存在しなかったからな」ワッハッハ
スライムlv99「はは…まぁ…spスキルなら誰でも強いですしね」
グランスライムlv50「ところで君の両親は誰だい?」
スライムlv99「母はゴールデンスライムで父がゴッドライダーです」
グランスライムlv50「……」(ゴッドライダーって何?)
グランスライムlv50「強い両親だな」(名前からして強いだろぅ)
スライムlv99「ただ…それで結構からかわれたんです」
スライム「…何でそんな両親から…普通のスライムが
生まれてくるのかって……」プルプル
グランスライム「……」
スライムlv99「……だから…僕は強くなりました…。
本来ならノーマルなスライムは入学不可な魔物学校にも入学しました」
グランスライムlv50「ちょっと君のパラメータ
見させてもらってもいいかな…?」
スライムlv99「!?……ええ。いいですよ」
グランスライムlv50「どれどれ?」
スライムlv99:♂
hp1000 mp1000
攻撃1000 守備1000
早さ1200 賢さ1000
特技:ホイミ/ベホイミ/ベホマ/ベホマズン/ザオリク
光の波動/闇の波動/凍てつく波動/黒い霧/冥界の霧
メラガイアー/マヒャデドス/バギムーチョ/ドルマドン
イオグランデ/ギラグレイド/ジゴデイン/ミナデイン
かがやく息/灼熱の炎/オーロラブレス/獣王激烈掌
パラディンガード/ギガブレイク/ギガクロスブレイク
グランスライムlv50(知らん技・・・多すぎる・・・)
スライムlv99「両親共最高級のスキルを多数
継承してくださいました。本来なら3つなのも
秘技で10ものスキルを継承してくださいました」
グランスライムlv50「そうか」(知らん技ばかりで分からんかた)
スライムlv99「それでは授業が始まるので失礼しますね」
グランスライムlv50「ああ」(…わし…もう少し頑張ってみようかな)
ドラキー「今日から副担任が来る事になった」
マジンガ「よろしく」ギロッ
スライム達「……宜しくお願い致します」プルプル
ぶちスライムlv15「こりゃ、凄い副担任だなぁ…」
ガラッ
スライムlv99「すいません…遅れm…」
ザンッ!!
スライムlv99「……」hp1/1000
マジンガ「遅刻は許さん」
ドラキー「ちょっとマジンガ先生!」
マジンガ「何ですか?」ギロッ
ドラキー「その目…イきそう・・・ 」ハァハァ
マジンガ「」
スライムlv99「……ベホマ…」ピロリーン
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