P「高山紗代子VS灼熱少女」【ミリマス】 (50)

ミリマスSSです。
百合っぽい要素がわずかにあるかもしれません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422104562

ガチャッ

紗代子「おはようございます! 今日はよろしくお願いしま――」


紗代子「あれ?」


P「どうした、紗代子?」

紗代子「いえ、向こうの方々の姿が見当たらないんですけど……何かあったんでしょうか」

P「そりゃそうだ、元々撮影なんて無いしな」

紗代子「あ、そうなんですか」


紗代子「……」





紗代子「ええええええ!!?」

紗代子「ど、どういうことですか!?」

P「紗代子、PSLの次のシーズンが近いことは知ってるな?」

紗代子「は、はあ……」

P「最後のシーズンを成功させる……そのためには、どういうユニットを組むかが重要になる」

紗代子「はい」

P「だが……その案がまだまとまっていないんだ」

P「誰にリーダーをやらせるべきか……誰と組ませるべきか……」

紗代子「私の出番も次、でしたよね」

P「ああ。そして紗代子」



P「紗代子と灼熱少女の戦いを、その判断材料にさせてほしい」

紗代子「……」

P「……」

紗代子「…………えっ?」

P「うん?」

紗代子「あの、PSLのユニットの選考に悩んでるって話でしたよね」

P「ああ」

紗代子「さっきの、もう一回言ってください」


P「紗代子と灼熱少女の戦いを、その判断材料にさせてほしい」


紗代子「どうしてそうなるんですか!?」

P「いいか、紗代子。非常時に人がどう動くのかは、非常時にしか分からないんだ」

紗代子「非常時……ですか?」

P「これまでのPSLを見るに、普段は無いゴタゴタが起こりやすいからな」

紗代子「それで、そういうときの対応力を見ようと……」

P「そうだ」

紗代子「……なるほど。なら、どうして私と灼熱少女の対決を?」

P「『紗代子VS灼熱少女』の字面が面白かった」

紗代子「そんな理由で!?」

紗代子「……でも、なんとなく分かりました」

P「おお」

紗代子「灼熱少女はいいユニットです。ですが……私だって、秘めた情熱では負けません!」

P「おお!」

紗代子「私、勝ちます! 勝って、PSLも成功させてみせます!!」

P「おおお!! それでこそ紗代子だ!」

紗代子「……それで、対決とは具体的に何を?」

P「それなんだけどな」



P「もう『始まっている』んだよ……第一の対決は……!!」



紗代子「!?」

紗代子「えっ……それって、どういう」

P「俺から言えるのは、それだけだ」

紗代子「……」


紗代子(始まっている……いつ? 私がここに来たときから?)

紗代子(でも、何の対決なの? 相手の姿も見えない……し……)

紗代子(……相手が、見えない?)


紗代子「……ッ!」バッ

P「……」

P(紗代子、順応するの早いなぁ)

紗代子(やっぱり、どこかの物陰……すみっこに!)バッ

紗代子(居ない……セットの裏は!)ババッ

紗代子(ここもダメか……)


紗代子「……」


紗代子(…………いや)

紗代子(これは罠! 二重構造ッ!)バッ

紗代子「……ふふっ。みーつけた」



大神環「わっ!? もう見つかっちゃった!?」



○紗代子―環●
『かくれんぼ』

紗代子「環ちゃん、そこにずっと隠れてたの?」

環「うん! たまき、頑張ったぞ!」

P「地味に辛い役回りだったな、ありがとう環」

環「くふふ……でも、ドキドキして楽しかったぞ! もう一回やろっ、今度はたまきがオニやる!」

P「ごめん、また今度な」

環「えー、おやぶんのケチー」

紗代子「……この対決、どうやったら環ちゃんの勝ちだったんですか?」

P「……よし、次に行こう」

ガチャッ


高坂海美「……」

紗代子「今度は海美ね……」

海美「私は四天王のうみみ!」

紗代子「へ?」

海美「私たちは…………えーっと、なんだっけ」

紗代子「……」

海美「……とりあえず、かかってこいっ! ウー! ハーッ!」

環「おー! かっこいいぞうみみ!」

P「台詞、最初と最後しか言えてなかったけどな……」

紗代子「……で、何の勝負なの?」

海美「ふっふっふ。あの壁を見よ!」

紗代子「あれは……まさか!」

海美「そのまさか! ボルダリング&ポージング勝負だよっ!」

紗代子「やっぱりボルダ……えっ?」

海美「一番上まで往復してポージング! プロデューサーが先に満点を出した方が勝ち! ダメなら登り直し!」

紗代子「えっ、ちょっ、え!?」

海美「それじゃ、よーーい……ドンッ!」

紗代子「待っ、説明不足! あー環ちゃん、眼鏡持ってて!」

環「うんっ!」

P「対決だからって焦らず行けよ、危ないからな」

海美「分かってるって!」

紗代子「プロデューサー、装備とかありますか!?」

P「靴と滑り止めが足元にあるぞ。……紗代子、眼鏡外して大丈夫か?」

紗代子「何がですか?」

P「いや、その状態で登れるのか? ほら、遠近感とか……」

紗代子「……」


紗代子「根性です!!」


P「よし頑張れ」

紗代子「……」ペタペタ


海美「よし、一往復終わりっ! いくよプロデューサー!」

P「ああ」

海美「どうだっ! 私の特技・常人ならざるポージング!」

P「……」スッ [7]

海美「満点じゃない!?」

P「いやまぁ、正直見慣れてるしな」

海美「そんな……」


紗代子(ルールは大体分かった……後は登るだけ……)ペタペタ

環「2人ともがんばれー!」

紗代子(でも、その『登るだけ』が結構ハードだなぁ……ほとんど手探りだし)

海美「ビールマンスピン!」

P「さっきと同じだろそれ!」スッ [6]

紗代子(下にマットはあるけど、落ちたらと思うと……)

海美「ビール頼むときの莉緒ねぇ!」

P「モノマネじゃねーか!」スッ [6]

紗代子(……いや! 失敗は考えない!)

海美「ビール飲んだ後の莉緒ねぇ!」

P「あ、意外と似てる」スッ [8]

紗代子(前だけを見て進め、高山紗代子! 今は下りだけど!)

海美「うわーん! 何回登ればいいの!?」ダッ

P「はは、頑張れ頑張れ……おっ」

紗代子「ふっ、とっ…………しょっ、とぉっ!」

環「おーっ、さよこ!」

紗代子「ハァ……ハァ……ふぅ、終わっ……た」

P「終わってないぞ、ポージングしないと」

紗代子「あ……そう、でした……はぁっ」

紗代子「ちょっ、と、待って……下さ……ハァ、息が……」

P「……」

P(そういえば紗代子、私服のままだったな……汗だくで、息も上がって……)


P「素晴らしい」スッ [10]

海美「えええ!?」



○紗代子―海美●
『ボルダリング&ポージング』

海美「そんなのズルい! プロデューサーのヒイキだよ、ヒイキ!」

P「いや、確かに紗代子は満点だった……海美のモノマネも、あと一押しあればな」

海美「ぐむむ……」

環「おつかれ、さよこ! はいっメガネ」

紗代子「あ、ありがとう環ちゃ――」

P「待て、眼鏡はまだダメだ」

紗代子「えっ?」

P「悪いけど、裸眼のままで次のところへ行ってくれ」

環「あれ、おやぶん帰っちゃうの?」

P「いや、次の対決の準備があるんだ」

海美「負けちゃったけど……楽しかったよ、さよりん! また今度じっくりやろっ!」

紗代子「うん! ……でも、筋肉痛が……」

海美「大丈夫大丈夫、その内慣れるよっ」

紗代子「そう? あ、見えないのもどうにかしないと……」ガチャッ


宮尾美也「むにゃ……あ、紗代子ちゃんもお昼寝ですか~?」


環「あ、みや!」

海美「ここは……花畑?」

紗代子「凝ってるなぁ……美也ちゃん、ここの対決は何を?」

美也「対決、ですか~?」

紗代子「うん」

美也「……」

紗代子「……」

美也「………………そういえば、プロデューサーさんが何か言っていたような……」

海美「寝起きだね」

美也「これを渡されました~。私と、紗代子ちゃんで使うそうです~」

紗代子「……虫取り網?」

環「あー! 見て見てうみみ、あそこ! 蝶がいる!」

海美「ホントだ! ……でも、一匹しかいないよ?」

紗代子「え、どこ?」

美也「うーん……確か、他にも~……」


ピカッ


紗代子(ひ、光!?)

環「わぁ……! すごい、蝶がいっぱい!」

美也「わあ、綺麗ですね~」

海美「なんて言うんだっけ、こういうの……プロ、プロ、プロポリスじゃなくて」

紗代子「プロジェクションマッピング?」

海美「そう、それ!」

紗代子(すごいのかもしれないけど、よく見えない……)

美也「……あ、思い出しました~」

紗代子「え?」

美也「この部屋で飛んでいる1羽の蝶を、先に捕まえた方が勝ち……だそうです~」

紗代子「……」

紗代子(眼鏡無しで蝶って……私、絶対無理なんじゃ)

美也「それじゃあ海美ちゃん、よーいドンをお願いします~」

海美「オッケー!」

紗代子(……いや、絶対なんて無い! 無理なんて無い!)

環「うー……たまきも虫取りやりたいぞ……」

美也「それなら、私と一緒にやりますか~?」

環「ほんとに!?」

海美「ちょっとちょっと! ダメだよ不正は!」

紗代子(プロジェクションマッピングで、蝶らしきものが沢山見えるけど……それなら、全部捕ればいい)

紗代子(やればできる! やるのよ紗代子!)


海美「位置について……よーい、ドンッ!」

紗代子「やぁああああああああああああああああああああああああっ!!!!」

環「さ、さよこ!?」

海美「ムチャクチャ振ってる……そっか、見えないのをカバーする気なんだ!」

美也「む、むむむ……どこでしょうか~……」

紗代子「ハァ…………ハァ……」


美也「…………えいっ!」

環「おしいぞ、みやー!」

美也「そうですか~、よかったです~」

海美「いやいや、ちゃんと捕まえてよ!」

紗代子(ダメだ、キリがない……この戦法は諦めて……いや、諦めちゃ……)

美也「今度は捕まえますよ~。私、視力には自信があるんです~」

環「さよこも頑張れー!」

海美「さよりん、大丈夫? バテてない?」



紗代子「………………」

美也「いきますよ~……せーー、のっ」

紗代子「たぁッ!!!」ブォン

美也「きゃっ!」

海美「ちょっ、さよりん!? ……って」


紗代子「…………ふぅ」


海美「捕ってる! 蝶、捕ってるよ!!」

環「わぁ……! すごいぞさよこ!!」

美也「あら、負けちゃいましたか~」



○紗代子―美也●
『虫取り』

環「ねぇ、今のどうやったの?」

紗代子「大したことじゃないよ、美也ちゃんから横取りしただけ」

美也「横取り、ですか~?」

紗代子「美也ちゃんが蝶を狙うのは、蝶が花に止まってるときだろうと思って」

海美「なるほど、読みでカバーしたワケだ……やるね、さよりん!」

P「振り回し始めたときはどうなるかと思ったけどな……」

紗代子「プロデューサー!」

P「感想戦は、次の恵美のところでやろう。待ちくたびれてるぞ、きっと」

紗代子「あ、もうネタバレしちゃうんですね」

ガチャッ


所恵美「おっ、やーっと来たね」

環「あれ? ここって……」

海美「ファミレスじゃん! なんでスタジオにあるの?」

紗代子「……プロデューサー、この予算はどこから?」

P「……実はこの対決、今度テレビで流すんだ」

紗代子「そんなことだろうと思いましたよ……」

美也「ひい、ふう……5人です~」

恵美「はいはい、こちらへどうぞ~♪」

恵美「今度の勝負は~、オリジナルドリンク対決! だよん!」

紗代子「オリジナル……なるほど、ドリンクバーね」

恵美「って言っても、ただ混ぜるだけじゃダメだよ? 条件があるんだからさ」

紗代子「条件?」

恵美「その1、最低でも3種類以上のドリンクを混ぜること!」

海美「……なんか、不安になってきた」

恵美「その2、試飲は1回まで!」

美也「あの、注文はこのボタンでしょうか~」

恵美「どっちが美味しかったかを判定するのが、そっちの4人! どう、楽しそうっしょ?」

紗代子「……」

紗代子(相手が恵美だし、ゲテモノで自滅してくれるんじゃ……と思ったけど)

恵美「ちなみに、ドリンクバーはサ○ゼのやつだからね」

環「おやぶん! たまき、このハンバーグがいい!」

P「うん、後で食べに行こうな」

紗代子(本気を出したら、意外と美味しいのかも。慣れてるだろうし、手強い相手ね)

恵美「お、本気だね~紗代子。それでこそやりがいがあるってもんだ♪」

紗代子(でも、負けるわけにはいかない! 経験に差があっても、柔軟な発想で上回れるはず!)


恵美「それじゃ……よーい、スタートっ!」

紗代子(柔軟な発想……って言っても、ただ闇雲に混ぜてもマズくなるだけ)

紗代子(確か、恵美が前に言ってたような……『オレンジ+カルピスは基本』って)

紗代子(そこから調整するなら……炭酸水?)

紗代子「……うん、おいしい」


紗代子(オレンジ+白ぶどう+炭酸水! これで)

紗代子「……」

紗代子(これで……勝てるの?)

紗代子(恵美はドリンクバーに精通してる……もっと、恵美を上回る『何か』を……)


紗代子「…………」

恵美「ハイハイ皆さん、お待たせしました~♪」

P「お、先攻は恵美……か……」

海美「……なんか、濁ってる?」

恵美「まぁまぁ、そう言わずに飲んでみなって。飲まず嫌いはよくないよ?」

美也「それじゃあ、いただきます~」

環「……あ! おいしい!」

P「本当だな……何を混ぜたんだ?」

恵美「んー、コーラ+メロンソーダ+ジンジャー?」

海美「ええ、ゲテモノっぽいのに!」

恵美「にゃははっ、比率が大事なんだよ、比率がね♪」

紗代子「……できました」

海美「おっ、さよりん!」

紗代子「鯛焼きに合うドリンクをイメージしてみました、飲んで下さい!」

P「鯛焼きか……先週、紗代子と食べたのも美味しかったな」

紗代子「そうですね、あんな感じで……って」

恵美「なになに? 紗代子、いつの間にプロデューサーとデートしてたワケ?」

紗代子「ちがっ、ロケだから! プロデューサーも何言ってるんですか!」

P「はは、冗談だよ……それじゃ、いただきます」


P「……」



P「」ドサッ


紗代子「プロデューサー!?」

海美「うえ……なんか、ハズレのプロテインみたい……」

環「さよこ、何入れたの……?」

紗代子「え? えっと……オレンジ、白ぶどうと……コーヒー」

恵美「あちゃー、それは地雷だよ紗代子……」

紗代子「そ、そうなの?」

美也「私は好きですよ~、なんだか温かいですし」

P「生ぬるいとも言える……これ、ホットのコーヒーだろ」

紗代子「はい、思い切ってみたんです……けど……」

P「……思い切りすぎだ」



●紗代子―恵美○
『オリジナルドリンク』

恵美「あれっ!? こっちのは美味しいじゃん!」

紗代子「そこから、もう一段階変えようかと思って……」

恵美「そっか、試飲は1回だもんね~。でも、そしたら炭酸水抜かなくてもよかったのに」

海美「それでもコーヒーには負けると思うよ……」

恵美「そだね」

紗代子「うぅ、工夫が裏目に……あれ? プロデューサー、この場合はどうなるんですか?」

P「え?」

紗代子「私、恵美に負けちゃったんですけど……ここで終わり、ですか?」

P「いやいや、別にそんなルールは無い。最後の戦いに行ってくれ」

紗代子「最後の……戦い……」

環「みや、みや! たまきも混ぜてみたぞ! 飲んでみて!」

美也「それでは……うふふ、美味しいです~」

環「ほんと!?」

紗代子「あれ、皆は来ないんですか?」

恵美「アタシたちは、ここで休んでるからさ~。頑張ってね、紗代子♪」

海美「さよりんなら、きっと勝てるよ! ドリンク以外は!」

P「……そういうことだ。頑張れよ、紗代子」

紗代子「……はいっ!!」

紗代子(琴葉さんとの対決、何をするんだろう。やっぱりフェンシング?)

紗代子(だとしたら、厳しい戦いになる……気合いを入れないと!)

紗代子「……ふうっ」

紗代子「たのもー!!」ガチャッ


田中琴葉「あ、紗代子。いらっしゃい」


紗代子「…………へ?」

紗代子(部屋、狭……というか)

紗代子「畳に……コタツ……?」

琴葉「寒いし、気にせず入って? ミカンもあるわよ」

琴葉「……」

紗代子「……」

琴葉「……紗代子、ミカンの剥き方おかしくない?」

紗代子「えっ? 私はいつもこんな風に…………って!」

琴葉「?」

紗代子「勝負! 最後の勝負はどうなったんですか琴葉さん!!」

琴葉「……あぁ、そうだったわね。すっかり忘れてた」

紗代子「もう……」

琴葉「それじゃ、紗代子は何がやりたい? ポーカー? 大富豪? 2人だったらスピードかしら」

紗代子「……え、えええ…………?」

琴葉「んー……こっち!」

紗代子「……」

紗代子(…………何かが、おかしい)

琴葉「……はぁ、また負けた。やっぱり、2人でババ抜きは無理があるのかな」

紗代子(絶対おかしい……ここにきて琴葉さんとほのぼのトランプは絶対おかしいよ……)

琴葉「ねぇ、紗代子」

紗代子「はい」


琴葉「隣……座っても、いい?」


紗代子「はい!?」

琴葉「よいしょっと……どうする、紗代子? 今度は他のやつやる?」

紗代子「……えっと、もう一回、ババ抜きで」

琴葉「ふふっ、またババ抜き? いいけど」

紗代子「……」

紗代子(ち、近い……)


琴葉「……紗代子、私ね」

紗代子「は、はいっ」

琴葉「出番を待つ間、ずっと見てたの。紗代子と皆の対決を」

紗代子「そういえば、撮ってたんでしたっけ」

琴葉「カメラが何台もあって、面白かったわよ…………色んな話も聞けたし」

紗代子「色んな話、ですか?」

琴葉「紗代子」




琴葉「プロデューサーとデートに行った、っていうのは……本当?」

紗代子「え、あ、いや、あれはそのっ」

琴葉「……」

紗代子(一番マズいところ聞かれてた!?)

琴葉「ふーーーん……」

紗代子(琴葉さん、雰囲気が変わった……? こ、これ、やばいんじゃ)

琴葉「……」グイッ

紗代子「きゃっ!」

琴葉「なんだか……妬けちゃうな……」

紗代子(あ、あれ?)

琴葉「紗代子って……プロデューサーみたいな人が好きなんだ……?」

紗代子(これは……いわゆる、床ドン……?)

琴葉「……」

紗代子「……ち、近い、です」

琴葉「…………」

紗代子(い、息がかかる……)

琴葉「………………げる」

紗代子「えっ?」

琴葉「他の人のこと……考えられなくしてあげる」

紗代子「……こ、ことは、さ」

琴葉「…………」

紗代子「……」


琴葉「………………」



琴葉「……………………」プルプル



紗代子「……琴葉さん?」

琴葉「ごめんやっぱ無理っ!!」ドン

紗代子「!?」

ガチャッ

恵美「ちょっとちょっとちょっとーー!!」

紗代子「恵美!?」

恵美「何やってんのもー琴葉ー! そこはこう、ガッとやってチュッと吸ってさー!」

琴葉「な、なな何言ってるの!?」

紗代子「こ、琴葉さん……これは……」

琴葉「……ごめん紗代子、こっち見ないで」

紗代子「ええ!?」

恵美「にゃははっ、照れてる照れてる♪ カワイイなーもう、琴葉はー」

琴葉「……もうっ、恵美!」

P「……まぁ、なんだ。お疲れ、紗代子」

紗代子「プロデューサー……これ、何の勝負だったんですか?」

恵美「アドリブ対決だよ、アドリブ♪」

P「2人に自由に演技させたらどうなるのか、って感じだった……んだけど」

恵美「……どうする? プロデューサー」

P「……」

紗代子「……」

琴葉「……」

P「……引き分けだな」

恵美「だね」



△紗代子―琴葉△
『アドリブ』

琴葉「あれ? そういえば他の皆は?」

恵美「外のファミレスに行ったよ。ハンバーグだってさ♪」

P「……割と、刺激が強くなるんじゃないかと思ってな」

恵美「いやー、あれはナイス判断だったね」

P「思ってたのとは違う方向に行ったけどな」

紗代子「や、やめましょう! 終わったことを振り返るのは!」

琴葉「ほ、ほら、早く皆と合流して打ち上げしよう、恵美?」

恵美「……ん~、そだね♪」

紗代子「そういえば……この結果は、PSLのユニットにどう影響するんですか?」

P「あー……とりあえず、持ち帰って上と相談かな」

恵美「でも、紗代子の対応力はアヤシイね~。すごいテンパってたし」

紗代子「だ、だってあれは!」

P「……まぁ、組み合わせ次第だろうな。他のアイドルも見てみないと」

琴葉「他の……って! この企画、またやるんですか!?」

恵美「にゃははっ、頑張ってね、琴葉♪」

琴葉「はぁ……」

紗代子「ふふっ。ファイトですよ、琴葉さん!」

琴葉「紗代子まで!?」



――――

――

ガチャッ

島原エレナ「おはようございますっ! 今日はよろし――」


エレナ「アレ?」


P「どうした、エレナ?」

エレナ「プロデューサー、スタッフさんがいないヨ? なんかあったノ?」

P「そりゃそうだ、元々撮影なんて無いしな」

エレナ「あ、そうなの? ビックリしたヨ~」


エレナ「……」




エレナ「アイエエエエ!!?」


おわり

以上です。読んで下さって、ありがとうございました。

紗代子がリーダーだったらいいなぁ

やっと紗代子の出番か・・・・・・楽しみ
乙でした

>>38
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/fJhB0KK.jpg
http://i.imgur.com/yyBc9h5.jpg

>>46
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/WLSrCXB.jpg
http://i.imgur.com/HnWMpnU.jpg

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