イリアステル滅四星でさるかに合戦 (15)

昔々あるところに、おなかがすいたパラドックスがいました

ある日パラドックスは、無限光アイン・ソフ・オウルを拾いました

パラドックス「こんなカードでは腹の足しにもならん…」

パラドックス「ん、あそこにいるのは?」

パラドックスはおいしそうなモウヤンのカレーを持ったZ-ONEに出会いました

パラドックスはモウヤンのカレーが欲しくなり、Z-ONEにずるい事を言いました

パラドックス「Z-ONE、この無限光アイン・ソフ・オウルを発動すれば、毎年おいしい時械神が実るぞ、どうだ? カレーと交換するか?」

Z-ONE「確かにそうですね、それではいただきましょう」

Z-ONEはモウヤンのカレーと無限光アイン・ソフ・オウルを交換しました

パラドックス(貴様のカレーを頂いてゆく…、さらばだZ-ONEよ)

パラドックスはカレーを食いながら帰りました

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一方Z-ONEはアーククレイドルに帰り、さっそく無限光アイン・ソフ・オウルをセットしました

そして、せっせと無限光アイン、無限光アイン・ソフを発動しながら

Z-ONE「早く芽を出せ、無限光アイン・ソフ・オウル 出さねばサイクロンで破壊するぞ♪」

と願いをこめて歌いました

するとZ-ONEの願いが届いたのか

さっきセットした無限光アイン・ソフ・オウルが発動し、芽が出てきてぐんぐん大きくなりました。

Z-ONE「早く実がなれ、生命の木よ、ならねばサイクロンで破壊するぞ♪」

今度は生命の木に、たくさんの時械神が実りました。

Z-ONE「これでやっと…時械神を食べられる」

Z-ONEは時械神を取りに行こうとしましたが、足が不自由のZ-ONEは木登りが出来ません

Z-ONE「困りました…一体どうしたら…」

Z-ONEは困っていると、様子を見に来たパラドックスがやって来ました

パラドックス「何? もう時械神が実ったのか、惜しいことをしたな…」

パラドックス「こんなに早く実るならトレードはしないほうがよかったのかも知れんな…よし!」

ずるいことを考えたパラドックスはZ-ONEに言いました

パラドックス「Z-ONEよ、私が代わりにとってやろう」
 
Z-ONE「パラドックス、それではよろしくお願いします」

パラドックスは木に登ると、自分だけ熟した赤い時械神を食べ始めました

パラドックス「さっきのカレーより美味だな」ムシャムシャ

Z-ONE「パラドックス、早く私の時械神を取ってください」

パラドックス「これもうまい…、おお、この大きくて金色のものもなかなかだ」ムシャムシャ

Z-ONE「パラドックス、聞いているのですか?」

パラドックス「うるさいぞ、目障りだ! これでもくらえ!」

パラドックスはZ-ONEに、まだ青くて固い時械神をぶつけました

Z-ONE「ううっ…、パ…、パラドックス…」

時械神をぶつけられ大怪我をしたZ-ONEは、救援を呼び部屋に戻りました

部屋ではZ-ONEがアポリアとアンチノミーの看護を受けながらうなされていました

Z-ONE「ううっ…うう…」

アンチノミー「Z-ONE…しっかりするんだ!」

アポリア「おのれパラドックス、なんてことを…」

そしてZ-ONEの怪我のことを聞いてお見舞いに来たイリアステル三皇帝に、その事を話しました

話しを聞いたみんなは怒りました

ルチアーノ「こんなふざけた話し合ってたまるもんか!」

ホセ「我らの神に当たる存在にこのような仕打ち…万死に値する」

プラシド「なら我らのやることは当然、仕返しだな」

イリアステル三皇帝は復讐を決意しました

イリアステル三皇帝はさっそくパラドックスの家に行き、隠れてパラドックスの帰りを待ちました

パラドックス「ふぅ…、今日もいいカードを手に入れた」

ウキウキしながら帰ってきたパラドックスが家に入ろうとした瞬間、ルチアーノが飛び出てきました

ルチアーノ「死んじゃえ!」スパン!

パラドックス「うおっ!?」ヒュン!

ルチアーノは剣でパラドックスを斬ろうとしましたがパラドックスは紙一重で避けました

しかし避けた瞬間にT・666に乗ったプラシドがパラドックスにダイレクトアタックをしました

プラシド「Z-ONEの敵だ、くらえ!!!」ドン!

パラドックス「ぐおおおっ!?」

プラシドに轢かれたパラドックスは大きく吹っ飛ばされました

パラドックス「ぬおおおおおお!?」

ドサアアアアアアアアアア!!!

パラドックス「う、うぐぐ…はっ!?」

ホセ「Z-ONEに対して行った仕打ち…、貴様の体で償ってもらう」

吹っ飛ばされた先にはホセがいました

パラドックス「ゆ、許してくれ…、私が悪かった…」

ホセ「機皇帝グランエル∞の攻撃、グランドスローターキャノン!!!」

バシュウウウウウウウウウウウン!!!

パラドックス「ぐわああああああああああああああ!!!」

グランエルの攻撃を受けたパラドックスは塵一つ残らず消滅しました

Z-ONEの敵討ちを果たしたイリアステル三皇帝は、喜びながらZ-ONEのところに帰りました

Z-ONE「皆さん、私のためにパラドックスを懲らしめてくれてありがとうございます」

Z-ONE「私も怪我が治りました、せっかくなので時械神をみんなで一緒に食べましょう」

ルチアーノ「やったぜ、ラッキー!」

プラシド「礼を言うぞZ-ONE」

ホセ「ちょうど腹がすいていたのだ、ぜひ頂こう」

アポリア「なら私は時械神をおいしくいただけるように調理をしよう」

アンチノミー「なら僕も手伝おう」

アポリアとアンチノミーのおかげで、バリエーション豊富な時械神の料理が出てきました当然みんな大喜びです

こうしてZ-ONEとアポリア、アンチノミー、イリアステル三皇帝は、みんな仲良く時械神を食べましたとさ

おしまい

イリアステル滅四星でおとぎ話シリーズ

イリアステル滅四星で浦島太郎
イリアステル滅四星でシンデレラ
イリアステル滅四星で白雪姫

もよろしくお願いします

一方Z-ONEはアーククレイドルに帰り、さっそく無限光アイン・ソフ・オウルをセットしました

そして、せっせと虚無械アインと無限械アイン・ソフを発動しながら

Z-ONE「早く芽を出せ、無限光アイン・ソフ・オウル 出さねばサイクロンで破壊するぞ♪」

と願いをこめて歌いました

するとZ-ONEの願いが届いたのか

さっきセットした無限光アイン・ソフ・オウルが発動し、芽が出てきてぐんぐん大きくなりました。

Z-ONE「早く実がなれ、生命の木よ、ならねばサイクロンで破壊するぞ♪」

今度は生命の木に、たくさんの時械神が実りました。

Z-ONE「これでやっと…時械神を食べられる」

Z-ONEは時械神を取りに行こうとしましたが、足が不自由のZ-ONEは木登りが出来ません

Z-ONE「困りました…一体どうしたら…」

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