【艦これ】中佐「……反逆、か」【コンマ】 (938)


システムは不具合があれば随時変更します

チュートリアルは長めかもしれません



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421670695



中佐「…………」



『要件のみを記す

彼奴を、横須賀鎮守府提督である大将を引き摺り降ろそう

彼奴はその無能さや惰弱さを上っ面で誤魔化す我が国の癌だ

そればかりか貴殿や他の者の功績を我が物とする姿は、許し難い悪辣さだ

そしてなにより……

我が国には、世界には時間がない

彼奴やその取り巻きが考える悠長な反攻作戦では、世界は我々の物ではなくなるだろう

我々の未来の為には犠牲を強いてでも早急な敵の駆逐が不可欠


彼奴を軍法会議の場に引き出し貴殿が我々を率いるのだ

数々の作戦を立案した貴殿ならば確実に可能だ

私や仲間もその助け、いや駒となろう


この意志に同意してくれるならば明日から執務机に花瓶を置いてくれ

貴殿ならば詐術をもって私を陥れないと信じている』


中佐「…………ふん」シュボッ


深夜近くまで大将や彼の秘書艦と共に軍務を遂行し

士官用に充てがわれた自室に戻るとベッドの上に不審な紙を発見した

差出人は不明

内容はひたすらに過激

これは厄介なことに巻き込まれたかもしれない

とりあえずソレはライターの前に灰となったが……



中佐「…………花瓶なんて持ってねぇぞ」


ーー三日後ーー


中佐「…………」


『ありがとう

貴殿が私の同志であると確認できてよかった

先日は書き忘れたが私が名を記さないことは許してほしい

いつかその時がくれば必ずおしえる


それでは本題に入る

今すぐにも大将らを引き摺り降ろしたいところだがまだ彼奴の力は強大だ

そこで貴殿にはまず始めに彼奴の力を弱め我々の力を蓄える

つまり、同志を募ってもらいたい

人柄を見極め大将の本性を知る同志を

我々の意志に共鳴する戦士を

貴殿が探すのだ

新たに同志となった者があれば例の花瓶に花を刺してくれ

その者の生まれた、進水した日の誕生花を

それでは貴殿の健闘を祈る』


中佐「…………いきなりハードモードかよ」シュボッ



とりあえず提督殿に反逆する意志のある者を募ればいい

俺はいずれこの国の海軍を

そしてこの国を獲る

それは確定事項だ

しかし、だからと言ってこの手紙の主に従うだけでは面白くない

状況を見てあるいは大将も手紙の主も、潰す

それが俺だ



中佐「ま、とりあえずあいつに言っておくか。あいつだけは確実に信頼できるからな」

秘書艦たる彼女だけは説得をする必要がない

俺と彼女の間に隠し事はない

ただ、決定事項として今回の手紙のことを伝えるだけだ

彼女の全ては俺のために

俺の全ては彼女のために

それからが本当の始まりだ


中佐「…………今日は寝よ」


秘書艦を決めます
彼女のみ最初から仲間であり余程のことがない限り裏切りません

あらゆる艦種に関係なく選択できます

↓3の艦娘が秘書艦


四月一週



中佐「なぁ、大和」

大和「はい」

中佐「大将に反逆することにした」

大和「はい……は? 」

中佐「なにやら手紙でよくわからないやつから誘われてな。
面白そうだから俺たちも参加だ」

大和「…………」

中佐「お、なに裏切っちゃう? 俺たちの関係もこれまで? 」

大和「……何を笑ってるんですかぁぁぁぁぁ! 。まったく貴方は昔からいつもいつもーー」


大和型戦艦一番艦、大和

一介の中佐に与えられるには大きすぎるその力

しかし、実際にはその使い勝手の悪さから数度の激戦にしか参戦していない

大将はただの無能ではない

戦術には精通していないがその政治力は軽視できるものではないのだ

部下に巨大戦力を与え欲を満たす

しかし、身動きが取れないように

まったく無駄な知恵ばかり持っていやがる


大和「……で、私は何をすれば? 」

中佐「さぁ? 」

大和「さぁ? ……って」

中佐「とりあえず同志ってやつが必要らしい。
お前は大将に不満を持ってそうなやつでも探っとけ。
話は俺がつける」

大和「……わかりました。決めたからには失敗は許されませんよ? 」

中佐「ああ、当たり前だ」

大和「大和が仕えるのは貴方だけ。大和型一番艦の名を穢さぬ栄光を勝ち取ってくださいね」


四月二週


大和「……これを」スッ

中佐「こいつが? 」

大和「はい。おそらく、ですが」

中佐「俺はリストを作れって言ったんだがなぁ」

大和「まだ、一週間も経っていないんだからむしろ褒めていただきたいですね」

中佐「そうかよ。……今日こいつは俺に報告書を持ってくるな? 」

大和「はい」

中佐「……そのときか」




↓2の艦娘を引き込みます

コンマが高ければ高い程大将への不満が多い
つまり、引き込みやすいです
低すぎると……?


秋月……コンマ34



秋月「以上です」

中佐「…………」ジ-

秋月「ちゅ、中佐? 」

中佐「いや、なんでもない。少し話したいことがあるんだが時間はあるか? 」

秋月「? ……大丈夫ですけど」

中佐「ま、そんな時間は取らせない。要件だけ言おう」

秋月「はぁ」

中佐「大将を裏切れ」

秋月「……はぃぃぃ? 」

中佐「俺の側に着け。俺ならばお前の望みを叶えてやる。その代わり秋月、お前の力を俺に貸せ」

秋月「…………」

中佐「怖いか? 」

秋月「あ、秋月はっ! 」

中佐「お前の瞳には恐怖が渦巻いている。そして、俺がそんな無謀なことを仕掛ける理由を探している」ズイッ

秋月「……」

中佐「…………」チラッ


ヌッ

大和「……はぁ、中佐何を下らないことをしているんです」

秋月「や、大和さん?! 」

中佐「なに、秋月の忠誠心を測ってやろうと思ってな」

秋月「えっ、えっ? 」

大和「ごめんなさい。この人プライベートはただのダメ男だから」

中佐「大食い女が何を」

大和「あぁ? 何か問題でも」

中佐「問題しかねぇよ」

秋月「あ、あの今のは……」

中佐「揶揄っただけだ。あまり気にするな。下がっていいぞ」

大和「……本当にごめんなさいね。しっかり大和が教育するから」

秋月「……はい。それではっ」



ガチャ、バタン


中佐「…………」

大和「…………申し訳ありません」

中佐「ま、しゃーない。期限も短かったしな」

大和「中佐……」

中佐「ただ、お仕置きは必要だな」

大和「へっ? 」

中佐「俺の寝室行っとけ。秋月の報告書片付けてから行く」




・秋月の勧誘に失敗しました

・秋月の心を掻き乱しました

・次回秋月が選ばれた場合は今回のコンマが影響します


ちなみに目安としては

70以上が安牌
50以上が同志に親しいものがいた場合安牌で、いない場合でも裏切りの可能性を残して同志に
30以上だとどっちつかず
それ未満は艦娘ごとに独断と偏見で変わります


四月三週



大和「これを」スッ

中佐「今度は大丈夫なんだろうな? 」

大和「この大和、二度の失敗は致しません」

中佐「ふーん……ま、期待してるよ」

大和「はい」

中佐「……お仕置きされたくて、なんてことはないよな? 」

大和「そ、そんなことは! 」

中佐「お仕置きがご褒美になる女。まったく大和型が聞いて呆れる」

大和「…………中……ます……です」

中佐「あぁ? か

大和「な、なんでもありませんっ」



↓2の艦娘を引き込みます


中佐(しっかし……これ大丈夫なのか? 鳳翔とか俺が大将の副官になる前からの古株じゃねぇか)スタスタ

中佐(まぁ、大和を信じるしかない、か)スタスタ

中佐「しっかし、どうやって会えば……ん? 」



鳳翔「それで、中佐に揶揄われた、と」

秋月「はい。大和さんが言い聞かせるから、みたいに言ってましたけど」

鳳翔「なるほど……大将を裏切るなんて……冗談でも言っていいことと悪いことが」

秋月「ですよね……ちょっと中佐怖かったし」

鳳翔「あら、では私からも言っておきますね。変なことを言わないように」

秋月「お願いします! あ、秋月はこっちでした! 」

鳳翔「そう、じゃあまた食堂でね? 」

秋月「はーい! 」タッタッタ



鳳翔「…………中佐さん? 」


中佐(は? なんで気付くんだよ……おかしいだろ。ふざけんな)

中佐「なんです? そちらからは見えないのによくわかりましたね。
オレがいるって」

鳳翔「ええ……鼠の場所は把握しておきたい質なので」

中佐「なるほど、確かに食堂を預かっている者としてはそれは重要ですね」

鳳翔「……本当に」

中佐「…………」

鳳翔「…………」


中佐「大将が大事ですか? 」

鳳翔「はい、勿論です」

中佐「ふっ、お熱いですねぇ。俺も貴方のような方に慕われたいものですよ」

鳳翔「そのためには……変な考えを持たないことです。
女性は敏感ですからね」

中佐「…………」

鳳翔「…………ふふ」



・鳳翔の引き込みに失敗しました

・鳳翔が中佐に疑念を持ちました

・今後、空母や餌付けされ組には警戒されるかもしれません


四月四週



中佐「……暗雲暗礁暗黒魔境。なんなんだよ、おい」

大和「ふぐっ」

中佐「あのさ……さすがにねぇよ。
鳳翔と大将の関係知ってるよな?なぁ? 」

大和「ふぁい」

中佐「無駄に警戒強めちまったよ、ったく。
まだ、無能ホテルしか仲間がいねぇってのに」

大和「ふぁんでふってっんんんっ」

中佐「なんで、今回は俺が目星をつけといたやつに接触する。文句はないな」

大和「ふぁいでふ……ふぁの」ペシペシ

中佐「あぁ? 」スッ



大和「ッハぁぁぁ……ゲホッ……オォ……いくら誰も来ないからって執務室で大和の口をこんなっ」

中佐「……お前も割と楽しそうじゃねぇか」

大和「はい? 何言ってるんですか? 」トロ-ッ

中佐(口に突っ込まれて濡らすとかなんだ想定が……いや、やっぱ知ってた)

中佐「ま、見とけよ。これから丁度ターゲットが来るからな」

大和「……その前に口をゆすいできます」タッ

中佐「おう……あと着替えてこい。さすがに雌臭い」


「何言ってんですかぁぁぁぁぁぁ! あぁぁぁぁぁぁ……! 」

ガッシャーン!


中佐「……はぁ」



↓2を引き込みます
(いい加減チュートリアル終わりたいです)


大淀「それでお話とは? 」ストン

中佐「ん……とりあえずお茶とかどうです? 」

大淀「いえ、結構です」

中佐「そんなこと言わずに。ほら、大和。ホテルらしく彼女に茶菓子を」

大和「……むっ」スタスタ

大淀「ホテル? 」

中佐「あぁ、最近ポカばっかやらかすんで臨時のあだ名みたいなものですよ」

大淀「は、はぁ」

中佐「……ま、女性を待たせるわけにもいきません。
単刀直入にいきましょう」


大淀「……」

中佐「大将に不満はありませんか? 」

大淀「……」ピクッ

中佐「新任の時に貴方はこう思ったのでは?
『私も“ あの ”栄光の大将のもとで働けるのだ』と」

大淀「……」

中佐「しかし、どうです。彼の作戦は全くと言っていいほど進まない。
貴方は彼の指揮する作戦で実戦に参加したことがありますか? 」

大淀「……私は特殊な存在ですから」

中佐「まぁ、確かに。
しかし、特殊な存在である貴方を使ってこそ大将たる資格がある。
そうではありませんか? 」

大淀「…………貴方なら私を使いこなせると? 」

中佐「ええ。先月の敵部隊急襲作戦。
俺の立案なんですよ」

大淀「……」

中佐「大将はゆっくりとした作戦を好む割に情報を軽視する。
そう、思っていま……いや、思っているな? 」ジ-

大淀「…………はい」


中佐「大淀、俺はいずれこの国を獲る。
そのためには大将が邪魔だ」

大淀「……そう」

中佐「力を……貸してくれないか? 」

大淀「私にメリットが? 」

中佐「孤独を癒せる」

大淀「! 」

中佐「お前の立ち位置はかなり微妙だ。
大本営から直接つかわされた数少ない艦娘であり、
それ故新参にも関わらず階級はかなり古株に近いし」

大淀「……私は」



中佐「孤独なんかじゃない? いいや、違うね。お前は孤独だけを経験してそれ以外を知った気になっているだけだ」

大和「中佐、お茶をーー」グイッ

中佐「ん……ん……はァ……」

大和「ッハァァァ……ちょ、いきなりなんなんですかぁぁぁ! 」

中佐「こいつの顔を見たか? 突然唇を奪われても次の瞬間には雌の顔になってただろう? 」

大淀「……ッ」

中佐「俺がお前に与えるのは俺自身だ。
確かに普通の暖かさってやつとは違うかもしれないが……大和? 」

大和「……大淀さん。中佐は変な人です。
ただ……絶対に返してくれます」

大淀「……返し、て」

中佐「等価交換って知らないか?
この場合は基準が俺なだけだ」

大淀「ふふ……それは等価交換ではないじゃないですか」

中佐「ようやく笑ったな」

大淀「確かにここに来て初めて笑ったかもしれません……ふふ」

中佐「来い」スッ

大淀「中佐……大淀、戦列に加わりました」スッ







大和「……まったく……本当は大和のものなんですからね」




・大淀の勧誘に成功しました

・大淀によって大将周りの情報が入ってきやすくなりました


一人引き込んだところでチュートリアル終了
基本はこんな感じです

駆逐……66
軽巡……22
重巡……18
潜水……5
戦艦……12
空母……17

工作艦……明石
給糧艦……間宮、伊良湖
ドイツ艦


全ての艦種の半数を引き込めば反逆コマンドが使えます

明石以下は特殊な方向で考えていますが安価は全然大丈夫です

加えていちいち一人ずつ勧誘していては時間がなくなるためイベントも用意してあります


それではお疲れ様でした
よろしければまたよろしくお願いします
次回は明日の21:00以降を予定しています


大和(??)

・ホテルです……今のところは
・しかし、中佐との結びつきにおいては彼女に勝る者はいません
・また、戦闘力自体は横須賀鎮守府内でも指折りです


秋月(34)

・心に何かが入り込んだかもしれません
それを上手く利用すればあるいは


鳳翔(14)

・中佐に僅かな疑念を持っています。故に彼女の周囲は中佐を警戒するかもしれません
・大将への翻意をうながすには何某かの工作が必要でしょう


大淀(88)

・同志になりました
・情報になんらかの想いがあるようです
・彼女は自らの特異性を認識し直しました。
中佐への忠誠、あるいは執着は強いですが、それが逆転すると大変なことになるかもしれません

大将の秘書艦は誰なんだろうか?
複数人の提督がいるなら人間の部下や同僚(とその秘書艦)を引き込んだりもできる?

ドイツ艦は良い方にも悪い方にも転びそう
とりあえずビスマルク引き込めれば全部こっち側に来る気がするけど
バレたら提督がドイツのスパイ扱いされて一網打尽にされそう
考え過ぎか…

あきつ丸とまるゆの扱いはどうなるんでしょう?



>>74
大将の秘書艦もそのうち決めなきゃですね
まったく考えてなかった…

今のところ提督が大将のみで、副官が主人公の中佐ともう一人の中佐、と考えています
その中佐とその秘書艦も必要ですね

それと勿論引き込むか争うか、どちらかになるようにはします


>>75

ドイツ組は……そうですね
普通の日本組とは違った流れにはするつもりです


>>76

陸軍組も普通の海軍工廠組とは違った流れにはしたいです




中佐「…………」



『実を言うとかなり驚いている

最初は三週間も花瓶が寂しいままだったので貴殿が臆したかと思ってしまった

まさか、最初に生けられた花がサクラになるとは思ってもみなかった

彼女を同志として迎えたということはあちらにとってかなりの痛手であるはずだ


中佐(大淀の進水は四月二日。
誕生花はサクラに加えてアネモネ、ミヤコワスレ、コデマリ、四つ葉のクローバー)

中佐(サクラの花言葉は“ 優れた美人 ”だが……)

中佐(ふん……四つ葉のクローバーを差そうとする女が優れている? )

中佐(まぁ、執着心のあるなしは能力には関係ないか)


彼女のことだからもしかするとクローバーを差そうとしたのではないか?

Be Mine……私のものになってほしい

彼女は癒し手を必要としていただろうからな

そう考えても不思議ではないはずだ


……では、次の朗報を待っている』



中佐「……なんだ、ただの冷やかしか? 」シュボッ


五月一週



大淀「……こちらは終わりましたが」

大和「大和ももう少しです」

大淀「ただのホテルではないようですね? 」

大和「むっ……大和は無能ではありません。
最近はたまたまミスが続いただけです」

大淀「そうですか……中佐も早く終わるといいけれど」

大和「……大将が帝都に出掛けているんでしたね。
今頃はもう一人の中佐と代理の仕事中でしたか」

大淀「だからこそ私がこちらの補助に来ても不審に思われにくいわけですが。
……それでは、私は大将の執務室に戻りますね」

大和「あ、ズルッ」

大淀「はぁ……そんなプライベートの話なんてできませんよ。
まぁ、眺めているだけでも楽しいですけど」

大和「……くっ」

大淀「そうそう……中佐が戻ってきたらこちらを」スッ

大和「これは? 」

大淀「“ 次 ”です」

大和「えっ」

大淀「ふふ……ボヤボヤしていると本当にホテル扱いされるかもしれませんよ? 」

大和「」



↓2の艦娘を引き込みます

大淀さん、有能


ホテル(笑)



武蔵……85



中佐「…………そうだよな」

中佐(姉妹と言われることすらある同型艦。
その絆や結びつきは他の同輩たちのものとは比べものにならないとされる)

中佐(俺の秘書艦は大和。大和と武蔵は姉妹)

中佐「……いや、大和が気付けばいいだろ」

武蔵「ん? どうしたんだ中佐」

中佐「あぁ、お前の姉上殿が何故自分の妹を真っ先に思いつかなかったか考えていたんだ」

大和「いや、あのですね……武蔵はいつでも大丈夫かなー……みたいな? ははは……」

武蔵「ほう? それでは、武蔵はいつ加わっても大した違いがない存在だとでも?
大和型の改良二番艦である武蔵が? 」

大和「そんなことは……」

武蔵「まぁ、わかっている。大和は昔から平時にも有事にも弱いからな! 」

大和「ちょ、それいいとこない」

中佐「…………」


武蔵『そう……だな。今の海軍はヌルすぎる。
私の主砲もまだまだ獲物が足りないと叫んでいる』

中佐『それでは……』

武蔵『ああ。武蔵の生命、貴方に預けよう。
私に戦場と栄光を与えてくれる限り、中佐……貴方が指揮官だ』


中佐「……姉も努力はしてるはずなんだけどなぁ」





・武蔵が同志になりました

・大和型が全て同士となりました


大和「中佐ッ! 」

中佐「ん? 」

大和「この大和自分の未熟さを思いしらされました! 」

中佐「お、おう……」

中佐(そりゃあ、仲間に妹の存在指摘されるとか未熟も未熟だろうがよ)

大和「そこで先日から神経を研ぎ澄まし府内の端から端までを丹念に隙間なくーー」

中佐「要約」

大和「……同志候補をリストアップしました。いいですか? リ・ス・ト、ですよ! 」

中佐「なるほど……一ついいか? 」

大和「はい? 」

中佐「実は昨日、大淀も似たようなものを持ってきたんだが」

大和「」

中佐「まぁ、お前が努力してるのはわかってるよ。
とりあえずこれは貰っとく」

大和「くっ……あの女、なぜ私の邪魔ばかりッ……」

中佐「はははっ……」




以降、大和・大淀・中佐の誰がリストアップしたかも記入お願いします
ターゲットの艦娘の名前と併記してください
リストアップは全員がしていても二人がしていても構いません

(変わるのは週始めの会話程度です)


↓2の艦娘を引き込みます

大和のリストだな(確信)



中佐(そろそろ駆逐組を切り崩していきたいわけだが……ちょっかいかけてみるか)スタスタ

中佐「朝潮ー」

朝潮「はい? あぁ、副官でしたか。
何か朝潮に用でも? 」

中佐「用という程でもないが……俺の噂を聞いたことないか? 」

朝潮「噂? 上官の噂を楽しむほど朝潮たちはつまらない存在ではありませんが」

中佐「噂と言っても良いものもあるだろ? なにも噂そのものが悪いわけじゃない」

朝潮「……そうですね。噂自体は悪くない。
煙を立たせる人が悪いこともあるかもね? 」

中佐(くそっ、鳳翔の派閥かよ)

中佐「へぇ……案外鳳翔も噂好きなのかな。
そんなに交流があるわけでもないだろうに」

朝潮「鳳翔さん? 朝潮は秋月から聞いたんだけど。
副官が秋月を怖がらせたって」

中佐(秋月? そうか、あっちをほっとくと駆逐組に影響が出るかもしれないな)

中佐「怖がらせた、ね。ちょっと揶揄っただけなんだが今度誤っておくかな。ははは」

朝潮「あの、もういいですか? 朝潮も暇じゃないので」

中佐「……あぁ、呼び止めて済まなかったな」


タッタッタ……




・朝潮の引き込みに失敗しました

・秋月の噂が広がると駆逐組の引き込みに影響するかもしれません




中佐「ま、こんなもんかな」

大和「順調とも不調とも言い切れませんね」

中佐(序盤の失敗は……まぁ、いいか)

中佐「数は少ないが……大淀も武蔵もかなりの戦力だからな」

大和「大和程ではありませんが」

中佐「…………」

大和「…………」

中佐「……そうだな」

大和「はいっ」

中佐「だが、いちいち俺が話を仕掛けては失敗、を繰り返している時間はない」

大和「確かに」

中佐「なので、引き込みと並行してお前たちにも動いてもらおうと思う」

大和「お任せください! 必ず貴方の期待に応えてみせます! 」

中佐「ああ。期待してるぞ……大和」




・コマンドが増えました

1) 【引き込み】……今まで通り

2) 大和……【コミュニケーション】
その絶大な力に裏付けられた姿に艦娘たちは憧憬や畏敬の念を抱いています
食堂などでコミュニケーションを測れば必ずや大和は他者を惹きつけることでしょう
・コミュ後のコンマで次回以降の説得に数値が上乗せされます

3) 大淀……【偵察】
大淀は横須賀鎮守府の中核に位置しています
故に彼女は立場を生かして噂を流したりすることができます
同時に彼女は中核に位置する艦娘、あるいは将校の弱みや思惑を探ることができるのです
・“ 噂 ”を流すと三週後に対象に関係したイベントが起きます
噂の内容は安価です
・かなり低い確率ですがコンマ次第では対象の弱みや思惑を知ることができます(コンマゾロ目)


これからは

1、引き込み
2、大和
3、大淀

のコマンドを選択することができます

これって、ゾロ目ボーナス(引き込み成功&同型艦が引き込みやすくなる)とか無いんですかね?
もしあったら、朝潮の引き込みに成功していたのに…



五月三週



中佐「なぁ、武蔵」

武蔵「ん? 」

中佐「駆逐の子たちに影響力を持ってるのって誰だと思う? 」

武蔵「駆逐か……なにやら巷では天なんとか幼稚園だとかいうものがあるとかないとか」

中佐「なんだそりゃ」

武蔵「まぁ、冗談は置いておいてだな。
やはり、鳳翔は全艦娘が多かれ少なかれ影響を受けているだろうし、
間宮や伊良湖は殆どの艦娘に接触しているのではないか? 」

中佐「あぁ、なるほど。編成によっては会わない子もいるのか」

武蔵「そうだな」

中佐「しっかし鳳翔、か」

武蔵「問題がありそうだな……視点を変えて駆逐でもネームシップを狙ってみるのはどうだ?
そうではなくても駆逐は数が多い。
一人引き込めば姉妹に影響があるかもな」

中佐「なるほど……武蔵」

武蔵「ん? 」

中佐「ありがとう」

武蔵「……おう」ポリポリ




1、2、3を選べます
数字+対象の艦娘の名前を併記してください

↓2


>>101

ゾロ目は考えてなかったですね……
次回からはゾロ目なら数値が低くても疑念持ちで成功するようにします


長門……55




中佐(駆逐といったら長門。大和も意味のわからないことを言いやがる)

中佐「……ま、呼んだんだけどさ」

長門「それで、何が目的なんだ。
まさか、私に茶と菓子をくれるためだけに呼び出したわけではあるまい」

中佐(一か八か、いってやるぅぅぅぅぅ)

中佐「ここだけの話だが……」

長門「あ、ああ。なんだいきなり真剣な」

中佐「駆逐の子たちは可愛いよな? 」

長門「は、はぁ? 」

中佐「いや、なんだ彼女たちが荒んだ心のオアシスだと同期が言ってたんだよ、ははは」

長門「……まぁ、同意しとこうか」


中佐「その同期の話ではビッグ7たる長門には駆逐たちが群がるように集まって教えを乞うてるそうじゃないか。
それは俺も羨ましいと思ってさ」

長門「ま、まぁ……そうだな。
彼女たちも戦場に立つ身ではあるがまだまだ幼い面もある。
私が見本になれるなら悪い気分じゃない」

中佐「それでだな。駆逐たちに多大な影響を与えている長門に訊きたい」

長門「なんだ? 」

中佐「彼女たちに好かれるにはどうしたらいい?
どうやら一部の子たちに警戒されているようで、あからさまに避ける子もいるんだ」

長門「……警戒? 」

中佐「…………」ズイッ

長門「ち、違いわっ」スッ

中佐「……俺が大将を裏切れと恫喝するという噂が流れているらしいんだ」

長門「!……」

中佐「……」

長門「……」

中佐「駆逐たちと触れ合うことが多い長門のことだ。
聞いたことないか? 」

長門「…………まぁ、ないではないな」


中佐「……そうか。単に大将の作戦がゆっくりすぎると愚痴っただけなんだがな。
これは現代の英雄を貶した罰かな」

長門「……英雄? 」

中佐「あぁ、なにか問題でも? 」

長門「いや……噂にはこんなバージョンもあってな。
中佐は大将の指揮した作戦は俺の立案だから実際は俺の功績だ、と主張しているというものなんだが」

中佐(いや、さすがにそこまで言ってねぇよ。
秋月がアレなのか尾鰭がヤバイのか)

長門「もしや、遠回しに自分が英雄だと言っているのかと思ったんだ」

中佐「ふーん……」

長門「……」

中佐「長門は、長門はどう思うんだ? 」

長門「どう? 」

中佐「このまま、大将の緩攻作戦で日本を救えるか?
それとも俺の……あくまで噂の俺だが急進的な考えのやつでは不安か? どう考えている」

長門「……私は、どちらにもつかない」

中佐「ほう……あのビッグ7が決断を放棄すると? 」

長門「違う!」ガシャン


中佐「……」

長門「私は戦いたい! あの、昏い水底に沈んでいった同胞のためにも、
疼く私自身のためにも! だが! 」

中佐「……」

長門「私のエゴが“ 私 ”を生み出す。
中佐が急進的な理由はわからないが……」

中佐「噂の中の、な」

長門「私は戦闘が始まれば勝手にそれに興じてしまう。それが私の存在理由だったからだ。
だから中佐の話にも魅力はあるが……」

中佐「だから噂の、俺だよ」

長門「…………」

中佐「……ん? 」

長門「はぁ……もう、いいだろう。私を仲間に引き摺り込もうとしてるんだろ? 」ストン

中佐「……だとしたらお前はどうするんだ? 大将にバラすか? 」

長門「……」フルフル

中佐「……」

長門「わからない……わからないんだ。
駆逐の子たちは純粋で、眩しくて、私にはとても直視できない。
あんな子たちに私が憎しみという感情をおしえてしまうのが、私は」

中佐「怖い? 」

長門「……ああ」

中佐「ふん、それなら簡単だ。仲間になれ」

長門「は? 」



中佐「お前の責任も後悔も失敗も。
全て俺が背負ってやる。
もし、誰かが死ねばそれは俺のエゴの犠牲者だ。
その代わりお前は存分に戦える。
なにかデメリットがあるか?
あ、大和ー、コーヒーくれ」

長門「……私は……私が……いや、私は…………それでもーー」




………

……………




俺がコーヒーを五杯は飲み干した頃。


長門は俺にその責任を託すと言った。


瞳はまだ迷いに揺れていたけれど。


そんなものはすぐに埋めてやればいい。


俺にはその自信があった。




・長門が同志になりました

・同型艦の陸奥へ良い影響が出るかもしれません

・しかし、彼女は迷いもまた持ち続けています

これって、仲間内へのコミュニケーションってできないもんかね?
疑惑を信頼に、するための努力は怠ってはいかんぜよ



五月四週




大和「それで? 長門は本当に信頼できるんですか? 」

中佐「あぁ、たぶん」

大和「たぶんって……」

中佐「だからまだお前たちの誰にも引き合わせてないだろ?
いざという時は俺だけが藻屑になる」

大和「…………あの、用事を思い出しました」スッ

中佐「待て」

大和「…………」

中佐「あいつに会う気だろ? やめとけやめとけ。
そんなに俺と死にたいならその時には自主でもしろ。
今のあいつには考える時間が必要だ」

大和「……大和は」

中佐「うん? 」

大和「単にお花を摘みに行くだけなのですが」

中佐「」

大和「ふふ……そんなに俺と死にたいなら、ですか?
大丈夫です。そんなことはとうの昔に決定事項ですから、では」

中佐「……」



ガチャ、バタン



大和「…………ありがとう、ふふっ」





1、2、3どれでもどうぞ
数字+対象の艦娘の名前を併記してください

↓2

2翔鶴


>>120

そうですね
今のところは人数少ないですけどそのうち中佐が死ぬと空中分解するような、
縦の繋がりだけの集団になりそうですしね……

仲間内でのコミュコマンドも用意します

指摘、ありがとうございました

はやくゴーヤにオリョクルから解放してやるって囁かなきゃ


大和(イケる、イケるに決まってます!
中佐が大和にくれたこのチャンス必ずやものにして見せましょう……! )




………

……………




ー食堂ー



大和「ここ、いい? 」

翔鶴「あ、大和さん……どうぞ」

大和「ありがとう」ガラ、ストン

翔鶴「……」

大和「……」

翔鶴「……あの、何か食べないんですか? 」

大和「今は食堂の利用時間じゃないでしょう?
それに翔鶴もなにも食べてない」

翔鶴「私は……ちょっと考えごとがしたくて。
部屋だと瑞鶴がいるので」

大和「なるほど……なにか悩み事でもあるんですか? 」

翔鶴「悩み事、というか……それに大和さんに話すような内容では」

大和「……大和は大丈夫です。
私の、私の中佐が言っていました。
『お前には聞き役の才能がある』って」

翔鶴「ふふ……大和さん、それ本当に褒められてますか? 」

大和「た、たぶん? ……だから、大丈夫。話してみてくれませんか」


翔鶴「……怖いんです」

大和「怖い? 」

翔鶴「今のこの時が。もちろん瑞鶴や、大和さんたち家族みたいな仲間もいます。
それに、日本のために戦えることは誇りです。でもーー」

大和「この時が崩れてしまうのが? 」

翔鶴「……いいえ」

大和「……それじゃあ、なにが? 」

翔鶴「私は止まってしまっているんじゃないかなって」

大和「…………」

翔鶴「瑞鶴が時々軽い怪我をして帰ってくるけど、暫くすれば治ってしまう。
私も戦えばそれなりの戦果は得ることができるけど、決して前には進まない。なんというか……」

大和「奥歯に物が挟まったような? 」

翔鶴「あぁ、そうですそうです。
急激に悪くはなっていないんだけれど全然良くはなっていかない。
少しずつ、少しずつだけど幸せが指の間から溢れていってるんじゃないかって」

大和「……それは……不安でしょうね」

翔鶴「……だから……自分を確かめるために、前線に異動したいなって」

大和「えっ? 」


翔鶴「幸せがつまらない、なんて言えませんけど。
もう悩むのは嫌なんです。前線に行けば答えが見つかる気がして」

大和「……」

翔鶴「本当は今日は瑞鶴にどうやって切り出そうかって考えてて。
それで、あの子は着いてこようとするんじゃって。
でも、そんなの私は望んでない……! 」ガタッ

大和「……」

翔鶴「あ、ああ……済みません。ちょっと気が動転して。
本当に大和さんは聞き役に向いているかもしれませんね。
ずっと真剣に聞いてくれてーー」

大和「翔鶴」

翔鶴「な、なんでしょう」

大和「もう少しだけ、もう少しだけ待ってくれない?
私に、アテがあるかもしれない」

翔鶴「アテ? 」

大和「ええ、貴女の悩みを振り払ってくれるアテ」

翔鶴「……本当に? 」

大和「本当に。なんなら誓ってもいいけれど。そうね……例えば中佐の名にちか」

翔鶴「いやいやいや、大丈夫です! 大丈夫ですから。
なんだか大和さんにお話を聞いてもらったら心が軽くなりましたし」

大和「そ、そう? 」

翔鶴「それに、瑞鶴と離れる覚悟もまだかなって」

大和「…、」

翔鶴「……もう少しだけ、大和さんを待ってみます」

大和「……期待しててね」

翔鶴「はい。今日はありがとうございました! 」ペコッ


タッタッタ








大和「…………誓いたかったのに」



次回翔鶴の引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数なら二倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります

↓1直下のコンマ



40なので

4+0=4
4×3=12

よって、次回以降翔鶴引き込み時には12の数値が加算されます




中佐「…………」



『銀木犀とはまた……貴殿には驚かされっぱなしだよ

まさか、横須賀の武の二大巨頭を抑えるとはね

こちらも工作を続けているが、少し焦らねばならないかもな

銀木犀の花言葉は高潔

彼女の戦場での生き様はまさにそのものだろう

他にも十一月一日の誕生花はあるが……

アケビやカリンは彼女には似合うまい

君は花のセンスもいいのかもしれないな


それとは別に考えてみたのだが仲間内でコミュニケーションは取れているか?

内部崩壊を狙う我々が内部崩壊してしまっては笑い話にもならない

ゆめゆめ警戒を怠るなよ? 』




中佐「……アドバイスだけは貰っとくか」シュボッ



六月一週




中佐「とはいったものの……こいつらは大丈夫か」

大和「あーっ、大和の羊羹がっ」

武蔵「なに、羊羹くらいまた買え」モグモグ

大和「そ、それはこの前のご褒美に中佐がくれた最後の一欠片なのに」ワナワナ

大淀「……なぜ、そんな大事なものを放り出しておくんです」モグモグ

大和「って、あ! 貴女も食べてるじゃない! 」

大淀「……美味しいですから。それだけです」

武蔵「ハハハッ! 大和の菓子を食うとは貴様やるな? 本当に軽巡か? 」




中佐「……やれやれ。俺はまだ執務中なんだがな」




1、2、3に加えて
4) 仲間コミュが選択できるようになりました
主に艦娘同士、あるいは中佐を交えたコミュニケーションで結束を強めます
計画または中佐への感情が高い艦娘に使った場合は、なにがしかのイベントが起こるかもしれません
4を選択した場合はコミュをとるメンバーの名前もお願いします

↓2でお願いします
それと今日はこれで寝ます
皆さんありがとうございました

おっつ

むっちゃんガード堅かったか




武蔵(85)

・同志となりました

・横須賀における武闘派筆頭の片割れです

・彼女の闘気は必ずや中佐の覇道に役立つことでしょう……中佐が彼女に与えるものがある限りは


朝潮(22)

・現在は特に派閥などを構成している様子はありません

・なので、コンセンサスやコミュを重視すればその“ 誤解 ”も解けるかもしれません


長門(55)

・中佐のみとの繋がりです。つまり完全な同志ではなくあくまで盟友的な存在です

・彼女は大和や大淀の存在を知りません

・しかし、コミュで彼女の迷いを断ち切ったその時には彼女本来の姿を見ることができるでしょう


翔鶴(?? +12)

・まだ引き込み自体は始めていません

・ただし、彼女は大和によって自分が誰か強い、大きな存在を必要としていることに無意識で気付かされました



陸奥……05……?
まぁ、長門さんがいますしね
いなかったらヤバかったかもしれません

水曜日も21:00には来れると思っていますが来れない場合は1レスだけその旨書き込みます



おまけ


大和(??)
大淀(88)
武蔵(85)

長門(55)

翔鶴(??+12)


秋月(34)
朝潮(22)



鳳翔(14)


コミュか情報で鳳翔さんリカバリーできないかな?
このままだと空母勢が全員疑心で手遅れなんてなりかねないし


>>162 、>=163

大淀の出番ですかね
【偵察】でなにかできるかもしれません

あと、もし誰か仲間にすれば同型艦内で、とは考えていたんですが
な・ぜ・か同型艦のいない大淀や一人しかいない武蔵しか仲間になっていないので……



陸奥……05



陸奥、私、提督



バッターン!


陸奥「ちょーっと、いいかしら? 」

中佐(え、見つけに行こうかと思ってたんだけど。
これは地雷だったかな……)

中佐「ん、時間ならそれなりにあるが。
まず、扉を閉めてもらえるかな。
それと声のボリュームを落とした方がいい」


ナ、ナンダ?
テキシュウデスカ !


陸奥「そ、そうね。私としたことが」ガチャ

中佐「ああ、気をつけてくれ。
……そこの椅子をどうぞ」

陸奥「いえ、いらないわ。そんな時間はかからないもの」

中佐「はん? 」

陸奥「姉の……長門のことなんだけ、ど! 」ドン

中佐(うへぇ、いきなりすぎない? ……なんかマズッたかなぁ)

中佐「壁ドンってやつか? これ。
全然ときめかないなこれ」

陸奥「そうでしょうね。そんな気持ちは欠片もないもの」

中佐「ふん……それで? 上官にこんなことをしてまでの用とはなんだ?
理由によってはホテルに監禁されるぞ」

陸奥「ホテル……? 営倉とかじゃなく……? 」

中佐「あぁ、いやつまらない話をした。
で? 」



陸奥「え、えっと……そうだ。こんな漫才地味たことをしにきたんじゃなかった」

中佐「……」

陸奥「訊きたいというか確信してるというか……姉がおかしくなったんだけどあなたの所為でしょう?
ねぇ、あれなんとかしなさいよ」

中佐「はぁ? おかしくってなんだおかしくって。
見た感じ与えられた命令にはしっかり応えてるだろうが」

陸奥「それはそうよ。命令に背いたりするようなタイプじゃないもの。
“ あの ”長門が上官の期待を裏切るはずがないでしょう」

中佐「そ、そうだな。ハハッ」

陸奥「……そうじゃなくて部屋にいると嫌に落ち着きがないのよ。
しかも、突然あなたの執務室に行ったりするし」

中佐「次回の作戦は大規模だし……俺が久しぶりに直接指揮を任されたからな。
作戦の基幹である長門を呼んだとしてなにか問題が?
あいつだってヤキモキしたりもするだろう」

陸奥「私はね……あなたが長門を……女として見てるんじゃないかって疑ってる」

中佐「……へっ? 」

陸奥「呼び出してはネットリ告白地味た言葉を掛けて過剰なスキンシップ。
そして執務で遅くなったからと食事に誘ったり夜には自室に呼んだりーー」

中佐「…………」

陸奥「…………」

中佐「…………はぁ」

陸奥「……なによ」

中佐「いや、うーん……俺ってそんなことしそうに見える? 」

陸奥「見える」

中佐「えぇ……」

陸奥「最近は色んなところで艦娘を観察してるじゃない」

中佐(うっそ、勘付かれてる? 」


陸奥「まぁ、私も姉さんがおかしくなってから貴方を身始めたからいつからかはわからないけど。
あんまり姉さんを惑わさないでくれる? 」

中佐(そっちの……変な方向で疑われたな。
まぁ、あっちよりはいいが)

中佐「……おう、配慮しよう。ところで陸奥さん」

陸奥「なに? 」

中佐「割とマジにここに来ない? 」

陸奥「どういう意味? 」

中佐「いや、長門的な意味で俺に会いに来ない?
明日からでも」

陸奥「はぁ……絶対にごめんよ。
私は提督と共にあるって決めたから。
例え彼が私を見てくれなくても」

中佐「……そういう意味じゃねぇんだが。
まぁ、仕方ないな。用は済んだか? 」

陸奥「えぇ、用は済んだし長居したら何かされそうだから帰るわ」クルッ


スタスタ、ガチャ、バタン


中佐「…………」

中佐(長門の完全な引き込み早くした方がいいかもな。
俺がやるか……大和か誰かを接触させるか……あるいは)






・陸奥の引き込みに失敗しました

・陸奥は中佐を女好きだと思ってはいますが、野心には気付いていないようです

・長門次第では案外いけるかもしれません


六月二週




中佐「俺って女好きに見える? 」

武蔵「見えるな」

大淀「見えますね」

大和「……す、好きじゃないですかっ」

中佐「……」

武蔵「……」

大淀「……」

大和「……? 」

中佐「……これは俺の所為じゃないぞ。素質だ」

武蔵「まぁ……うぅむ。しかし、我が姉がここまで」

大淀「……雌すぎる」ボソ

大和「へっ? ねぇ、大和変なこと言いましたか? 」





↓2


1、2、3、4
どれでもどうぞ


ー執務室ー



中佐「……」

長門「……」

中佐「……帰らないのか? 」

長門「……ここにいてはいけないか? 」

中佐「執務の時間なんだが」

長門「なにもやっていないじゃないか」

中佐「執務の“ 時間 ”だからな。終わらせてしまえば休憩してしまっても問題ないだろ」

長門「……そうだな」

中佐「……ま、話し相手くらいにはなったやるが」

長門「……陸奥が迷惑を掛けたな」

中佐「迷惑? 」

長門「ほら……中佐の胸倉を掴んで女好きの変態野郎と罵ったという……」


中佐「は、はぁ? いや、確かに長門のことで文句は言われたけどさ。
それ誰から聞いたの」

長門「大和と武蔵が話していたのを聞いたんだ。
なにやらかべどんがどうとか言っていたが」

中佐「またあいつか。……いいか、それは嘘だ。
確かに長門を女として見るな、とは言われたがそれだけだ」

長門「み、見ているのか? 」

中佐「見て欲しいのか? 」

長門「…………」

中佐「前にも言ったが俺はお前の力が欲しい。
必ず手に入れる未来ではあるが、欲しいものはそう簡単には手に入らないものでもあるしな」

長門「……そうか」

中佐「で、これは初めて言うがお前が俺のモノに……俺を男として見るならそれもいいだろう。
お前が兵士として見て欲しいなら俺はお前に戦場を用意する。
お前が女としての喜びを望むなら精一杯応えよう。
それだけの話だ」

長門「……私は」

中佐(自分の兵士としての迷いが他の思考にも動揺を伝播させている、か。
本来ならサクッと告白してきそうなやつなんだがな)



↓1のコンマが41以上で数値が安全圏の70まで引き上げられます
それ未満だった場合は一の位の数値分上がります
0は10扱い


六月三週




長門「……と、いうことでよろしく頼む」

大和「はい、こちらこそよろしくお願いしますね」

長門「戦闘なら任せてくれ、と言いたいところだがまさか大和を籠絡しているとはな」

中佐「ま、こいつは俺の秘書だしな。
ついでに、武蔵もいるぞ」

長門「ははは……腕が鳴るな」

中佐「で、もう覚悟はできたのか? 」

長門「うむ、もう迷うのはやめた。
私は兵士だ。戦術に思い悩むのは私の領分ではないからな。
中佐に全て委ねる」

中佐「そうか。……よろしく頼む」

長門「ああ。それに、私は……兵士であるだけではないと知ったからな」

大和「? 」

中佐「ふっ……楽しみにしとくよ」

長門「ふふ……ビッグ7の力、侮るなよ」






↓2

1、2、3、4
どれでもどうぞ

リストアップ者やコミュメンバーが併記されない場合は、
>>1が適当に決めてしまうのでよろしくお願いします


若葉……58





長門『早速なんだが……若葉はどうだ? 』

中佐『若葉? 』

長門『ああ、恐らく現状に不満を持っているはずだ。
伊達に駆逐の子たちを見ていない』フンス




………

……………



ー執務室ー



中佐(つーか、なぜに自慢気だったんだ? あいつは……)


若葉「中佐。これでいいか? 」スッ

中佐「ん、見るから待ってろ。そこの菓子類は勝手に食べていいぞ」

若葉「そうか」

中佐(報告書の不備をつついて呼びたしたわけだが……わかんねぇな。
言葉少ないし何を考えているやら)

若葉「うん……悪くない」モグモグ

中佐(しかし、どう切り出す。
なんだか知らないが直接切り出しすぎなような気が最近してきたし)

若葉「中佐」

中佐(大和はあれだし武蔵や長門もな……。
大淀なら察することができるのかもしれないが……)

若葉「中佐」

中佐「……まったく、思いやられる仲間たちだな」

若葉「中佐! 」

中佐「は、はい。な、なんだ? 」

若葉「この大福」

中佐「お、おう」

若葉「気に入った。また、食べに来てもいいか? 」

中佐「おう、いいぞ。……しかし、短時間でよく三つも食べたな」

若葉「ダメだったか? 」


中佐「いや、構わない。大食らいが沢山いるせいで常に何かしら常備してるしな」

若葉「他にもまだあるのか? 」キラキラ

中佐「あ、ああ。いつでも食べに来い」

若葉「ありがとう、中佐。若葉もなにか礼がしたいのだがなにかできないか? 」

中佐「俺のモノになれ」

若葉「いいぞ」

中佐「なーんちゃ、は? 」

若葉「それぐらいでいいなら若葉でも大丈夫。
どうせ、提督はあまり若葉に期待はしていないようだからな」

中佐(え、えぇ……この子意味わかんない……)

若葉「それより中佐。この大福こしあんしかないのか?
つぶあんや豆もあるといいのだが」

中佐「……あるぞ。そこの棚に……ああ、その箱だ。
しかし、俺のモノだぞ? 所有物だぞ? 」

若葉「そうだな。若葉は今から中佐のものだ。
大体の命令は聞けるぞ」

中佐「……はぁ。なにがなにやら」




・若葉が中佐の所有物になりました

・まだ完全に意志を確かめたわけではありません

・仲間を接触させるか中佐がコミュを仕掛ける必要があります


中佐「…………」



『貴殿は大物キラーか何かなのか?

二大巨頭に続いてまさか彼女とはね

さすがに山茶花と聞いた時は我が目を疑ったよ


……しかし、山茶花か


花言葉はひたむきな愛、そして謙譲

ともすると相反する二つの思いを抱える、か

もし、なにか矛盾を抱えているならば早めの対応が必要かもしれないぞ

いや、何か迷っているような様子を見せていたのでね

余計なお世話かもしれないが


おそらく君も知っているだろうが先日横須賀に先駆けて行われた作戦が失敗した

しかも、生存者が未だに見つからないらしい

来月の作戦に影響が出るかもしれないな


それではまたいい話を期待している』



中佐「…………聞いた、だと? 」


六月四週




中佐「…………」

大将「…………」

鳳翔「……先程回収した彼女は明石に任せました」

中佐「ご苦労だったな。下がっていいぞ」

鳳翔「それでは」


ガチャ、バタン


中佐「…………」

大将「…………」

中佐(先の作戦の初の生存者、か。
さすが艦娘、よくぞ横須賀まで生きて帰った、と言いたいが)

中佐「……事情を聞けるまでもつでしょうか」

大将「さてな」

中佐(それだけの生命力を持つ艦娘が彼女以外殲滅された、ということだ。
一体なにがあったのか……)

中佐「ま、これで来月の作戦にみ影響が出るのは確実でしょうな。
……作戦を見直して来ます」

大将「……しっかりやれ」

中佐「はっ」

中佐(……相変わらずか、ふん)




↓2

1、2、3、4
どれでもどうぞ


中佐「……それで? 彼女は治るのか? 」

鳳翔「ええ、明石さんの見たてでは作戦前には確実だ、と」

中佐「そうか……」

中佐(……かなり警戒されているな。
鳳翔をこちら側に引き込めば大淀の負担を減らせるはずなんだが……)

鳳翔「そういえば……最近は方針を変えたのですか?
今度は女の子を脅すのではなく籠絡する方向へ」

中佐「あの……俺は最初から脅してなんかないんですよ。
たまたま秋月が怖がってしまっただけで」

鳳翔「そうでしたっけ? 若葉ちゃんがかなり懐いているようなので反省したのかと」

中佐「まぁ、悪ふざけは自重してますよ。
それに、若葉は俺が用意する甘味が気に入っただけです」

鳳翔「あら……それはそれは。
是非私も頂きたいものですね。
参考にしたいので」

中佐「なるほど……それでは、いいのが入ったら声を掛けましょう」



中佐(内容のほのぼの具合と表情が合ってねぇよ。
笑顔は表情筋を動かせばいいってもんじゃねぇぞ)

中佐「そういえば……最近は大将にはお呼ばれしてないんですか? 」

鳳翔「…………」

中佐「大将の着任当初は特別に府内のスペースを利用した店を作ってもらっていたようですが。
最近はあまり、あなたと大将が一緒にいるのを見ていませんね」

鳳翔「……提督には提督の考えがありますから」

中佐「ま、そうですね。
あの店、今日も開けるんでしょうう?
あとで、大和でも連れてお邪魔しますよ。
あなたの料理は逸品ですからね」

鳳翔「……それはどうも。お待ちしています」





………

……………




中佐『大淀。今週末に大将を連れ出して街まで行け』

大淀『……中佐は来てくれないのですか』

中佐『今回は、な。鳳翔を崩すことにした』

大淀『なるほど。今度は中佐が連れていってくださいね? 』

中佐『約束だ。……明日のうちにお忍びの視察をねじ込んどく。
秘書艦は任せておけ』

大淀『はーい。精々美味しいものでも食べさせてもらってきます』

中佐『ああ、そうしろ』



大和「いいなぁ……私も街の視察行きたかったなぁ」

大淀「遊びではありませんよ。私は道や区画を叩き込んで護衛もしなきゃならなかったんですからね」

鳳翔「…………」

大和「でもねぇ……中華……」

大淀「中佐に頼んで休暇でも貰ったらどうですか? 」

大和「違うんですよ……こう……誰かと行きたいんです」

大淀「誰か、ね。鳳翔さん、〆にお茶漬けください、鮭で」

鳳翔「……わかりました。大和さんは……まだ、大丈夫ですか、はい」

大淀(そんな顔するなら誘えばいいのに。
大将は貴女を嫌ってるわけじゃないんだから……)

鳳翔「…………」

大淀(まぁ、私にも事情がありますからね。
そのうち、“ 鳳翔が大将を嫌っている ”そう思われるようにしますけど、恨まないでくださいね?
せめて逆にはしませんから)

大和「あ、たこわさ一つ」


・鳳翔が大将を求めています

・さらに揺さぶりを掛けることもできます

・三週間後、つまり七月三週にイベントが発生します



次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数ならニ倍
数字が奇数なら一倍
とします
ゾロ目なら三倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります


↓直下コンマ


鳳翔(14)



02なので、
0+2=2
偶数なので
2×2=4

14+4=18



鳳翔(18)


七月一週





長門「今月だな」

中佐「ん? あぁ、そうだな。期待している」

長門「そっちこそ、な。同胞を壊滅させた敵が相手だ。
私の戦果を見て腰を抜かすなよ? 」

中佐「ふっ、むしろ抜かせてみろ」

長門「ふふ、そうか。楽しみだな」

中佐(それはいいんだが)


大和「…………」ドヨ-ン

武蔵「別働隊とはいえ旗艦か。ああ、悪くない戦場だ」

大和「……武蔵はいいですね……どうせ私は……ははっ……ホテルですから……」ドヨ-ン


中佐(お前には俺の補佐があるだろ、とは言ってやんねぇぞ。
つーか、気付けよ)



↓2

1、2、3、4
どれでもどうぞ


大和(ふふふふふふ……大和の戦場ここにあり!
あの人が与えてくれた任務、必ずや成功させてみせます)






………

……………




天龍「……っはぁ……なんでオレは……」


大和(チャンスです。龍田がいない今が好機! )


大和「こんなとこでどうしたんですか? 」

天龍「あ? ……大和さんか。なんつーか……暇だからさ」

大和「なるほど」

天龍「それに……海を見てるとイライラが収まるんだ。
やっぱりオレたちは海にいてこそだから……クソッ」

大和「……彼女はどうしたんですか? いつもの相棒はどこに? 」

天龍「龍田か……大和さんも龍田が気になるか? 」

大和「? 」

天龍「どいつもこいつも……オレは幼稚園長じゃねぇーんだぜ」

大和「幼稚園? ……なにかあったのなら、大和に話してみませんか?
これでも聞き役が上手いともっぱらの評判なんです」

天龍「評判? いや、聞いたことないけどよ。まぁ……やることもないしな」

大和「ありがとう。隣、座りますね」

天龍「ああ……」


大和「……」

天龍「なんつーかさ。オレって他のやつに比べるとすこーしだけ扱いにくいだろ? 」

大和「……」

天龍「世界水準を越えてたのもかなり昔のことでさ。
今じゃ大したアドバンテージもないし、
それどころかオレより有能なやつは沢山いる」

大和「……」

天龍「まぁ、それでもいいんだ。
オレだって戦うことだけが生き甲斐じゃないし、
能力は仕方ない」

大和「では、何が問題なんです? 」

天龍「こんな状態だから任務も後方部隊だったり護衛が多いんだ。
だけど、オレと殆ど同じ筈の龍田はそうじゃないんだ」

大和(……武蔵め。なんてこと……私にまで飛び火するなんて)

天龍「龍田は性格がああだろ?
抜け目ないっていうか判断が早いっていうか。
だから、今みたいに……最近は龍田が呼ばれてオレが呼ばれない任務が多いんだ」

大和「……それは辛いですね」

天龍「うん……ただ、それ以上に」

大和「……はい」

天龍「それをオレよりも龍田が気にしてるんだ。
任務の朝はオレから一歩引いて生活してる気がする。
それで、オレはそんな龍田にイライラする自分に……もっとイラついてる」


大和「……大将に上申してみては?
私からみて天龍が龍田に劣っているとは思えませんが」

天龍「もう、言ったんだ。
それで、善処するって言われてお終い。
たぶん、三ヶ月くらいは経ってる」

大和(あぁ……なんだか身に覚えのある話が……)

天龍「結局オレはいらないやつなのかなって。
オレが人間だったらここを離れて新しいことをするんだろうけど、
オレはここしか居場所がないし」

大和「……」

天龍「だけど、後方任務とか護衛は必要だろ?
それで、オレはいなくてはならないけど、余計なことはするなって言われてるみたいでさ」

大和「……」

天龍「ははは……何が言いたいかオレもわかんねーや……。
大和さんもわかんなかっただろ? 」

大和「いいえ! 」ガバッ

天龍「お、おう? ど、どうしたんだ! 」



大和「その気持ちよーくわかります!
大和も最近は殆ど海に出ていないです。
それどころか今月の作戦も不参加」ワナワナ

天龍「お、おう……肩が少しいてぇ」グラグラ

大和「大和が大将に言っても変わらないでしょうが……大和は中佐の秘書艦です! 」

天龍「ああ、知ってる」

大和「今月の作戦に確か大きな変更が出る筈です。
その時に天龍のことをねじ込んでもらいますよ! 」

天龍「えっ、そんなことできるのか? 」

大和「できるできないじゃありません。
やらせるんです。ふふ、そうと決まったら今から中佐に会ってきますね」スッ

天龍「あ、ああ……た、頼む? 」

大和「ふふふ……こんなとこに大和の仲間がいたとは……」


タッタッタ





………

……………





中佐『……お前、馬鹿だろ? 』

大和『…………済みません。はしゃぎすぎました』

中佐『ったく……天龍の分はお前がなんとかしろよ』

大和『はい? 』

中佐『俺が骨を折ってやるんだ。
お前が俺に返してくれよな。等価交換だ』

大和『はい! ありがとうございます! 』






↓1のコンマ

次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数ならニ倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります



64なので
6+4=10
偶数なので
10×3=30



よって、次回以降天龍引き込み時には30の数値が加算されます


中佐「…………」

『今回はついに初の駆逐だな

なにやら府内で妙な噂が立っていると思っていたが……

……噂だけに留めておいてくれよ?


兎も角おめでとう

三月十八日の誕生花はハナミズキ

花言葉は貞節

確かに彼女は認めた相手に一筋な姿が似合うかもしれないな

花言葉で選べば我が勝利、という素晴らしい花もあるが……

さすがに花瓶にアスパラガスは不審だしな


それと今月の作戦、どうもきな臭い

横須賀まで流れてきた彼女にも何か違和感を覚える

くれぐれもミスをするなよ? 』




中佐「……駆逐の間での噂を知っている……。
いや、鳳翔みたいに聞いたという可能性もあるか」シュボッ



七月二週






大和「……こちらがモンブランです。お嬢様」スッ

大淀「ふふ……ありがとう。
似合ってますよ? メイド姿」

大和「あ、ありがとうございます……」プルプル

中佐「おーい、コーヒーのお代わりを頼む」

大和「……了解です。ご主人様」


中佐(天龍の配置換えの対価が一日メイドか。
まぁ、大和としては大淀に見られたのは痛いだろうしな。
割と楽しいからいいかな)


大和「コーヒーでございます。ご主人様」スッ

中佐「あぁ、ご苦労。……大和」

大和「は、はい」

中佐「……可愛いぞ」ボソッ

大和「!……」カァァ




↓2

1、2、3、4
どれでもどうぞ

今回はこれで終わります
皆さんありがとうございました



陸奥(05)

・なにやらよくわからない疑念を抱いています

・加えて一度上官と認めた大将への執着はかなりのものです

・突き崩すには手間と時間がかかるかもしれません


若葉(58)

・今の所は仲のいい茶飲み仲間のようなものです

・しかし、彼女自身は口に出しませんが、
大将の起用方法にはなにか不満がありそうです


天龍(??+30)

・大和によくわからない仲間意識を持たれています

・そのよくわからない出来事があってすぐに配置換えを伝えられた彼女は中佐に対してかなりいい印象を持ちました
これはいけるかもしれません


鳳翔(14→18)

・相変わらず中佐に対して警戒心が勝っています

・しかし、彼女は最近自分と大将との関係について考え込むことがあるようです

( ・七月三週には彼女のイベントが発生します )



おまけ


大和(??)
大淀(88)
武蔵(85)
長門(55→70)

若葉(58)

天龍(??+30)
翔鶴(??+12)



秋月(34)
朝潮(22)
陸奥(05)


鳳翔(14→18)


まぁ、安価と流れで決めるんですけどね
あちらはあちら、みたいな

七月三週って通常+鳳翔+謎の流れ着き
ちょっと濃いですね……




春雨……86




大淀『それはもう確実です』

中佐『ほーん……かなりの自信だな』

大淀『リストでも頭にアップしていますが……最近は確信しました』

中佐『そうか。試してくるが……』チラッ

大和『……いいんじゃないですか。大和も一応はリストアップしてますしね』

中佐『……まぁ、そうだな』

中佐(一番優先度低かったけど。リストの順番は行動範囲とかも関係するだろうしな)





………

……………





春雨「あの……中佐? 」

中佐「どうした? 」

春雨「これ……皆にもやってるんですか? 」

中佐(いい加減呼び出しまくるのも不審に見られそうだから、
今回はラウンジに呼び出してみた)

中佐「ん、これからやるつもりだ。
君たちの中には自分は兵器だと思っている者もいるようだけどさ、
あくまで兵士なのであって意志がないわけじゃない」

春雨「はぁ……それで心理テスト、ですか」

中佐「そう馬鹿にしたものじゃないさ。
明石や医療班が艦娘の状況に合わせてつくったオリジナルだしな。
春雨はその試験運用の一人ってわけさ」

春雨「なるほど……です」

中佐「ま、結果がわかるのは明日以降らしいが……見たところ問題を抱えているようには見えないし大丈夫だろう。
ペーパーなんだから気楽に、アンケートみたいな気持ちでやってみればいいさ」

春雨「でも……見た目にはわからない問題や本人が気付いていない問題を探るためのテストなのでは? 」

中佐「む、まぁ、そうだな。しかし、俺は面談でいいと思うんだよ。
そんな紙切れで問題がハッキリするなら苦労はない。
……実はそれくらいソレを信用していないんだ」

春雨「は、はぁ」



中佐「最低でも最後にアンケートくらいつけるべきだと思うんだがな。
テストにアンケートはつけるものじゃないと怒られてしまったよ」

春雨「ふふ……それは仕方ないですよ。
言葉にしてしまうと本来の自分と離れてしまうかもしれませんから」

中佐「そうか……そうだな」

春雨「はい」

中佐(なんというか……隙がねぇな。
ほのぼの空間から抜け出せねぇ)

春雨「……でも」

中佐「ん? 」

春雨「私、最初にこれを受けられてよかったかも。
本運用のときは中佐はいないんですよね? 」

中佐「まぁ、そりゃな。いちいち面談まがいのことをしてるほど俺も暇ではないしな」

春雨「……あんまり、話したことなかったけど……結構話しやすい人なんですね」

中佐「そうか? 普段はあんまり駆逐の子たちとは話さないしな。
よくわからないが……」



春雨「若葉ちゃんとは最近よく一緒にいるじゃないですか」

中佐「あぁ……あいつは特別だ。茶飲み友達というか菓子たかられというか」

春雨「……特別、ですか」

中佐「ああ」

春雨「……」

中佐「……折角、面談的ななにかをやってるんだ。
愚痴でもなんでも吐き出していいんだぞ」

中佐(大淀やるじゃん。なんか不満ありそうだし。……あと大和も)

春雨「…………私って姉妹の中で五番目なんです」

中佐「そうだな。それで? 」

春雨「姉妹を差別するわけじゃないですけど……六番艦を区切りに前期型と後期型に別れているのはご存知ですか? 」

中佐「ん……昔習った気がするな」

春雨「それで……涼風だけが後期型なんです」

中佐「なるほど」

春雨「話が少しそれちゃうんですけど私、姉妹の中だとかなり遅くに一人だけ遅れて着任したじゃないですか」

中佐「そうだったな」



春雨「それで……なんだか姉妹との間に壁があるような気がして。
最初からいた涼風に嫉妬してるんです。
あの子は後期型なのに、って。
末っ子なのに、って」

中佐「…………」

春雨「こんなんじゃあ……ダメですよね、私」

中佐「どうして? 」

春雨「どうしてって……」

中佐「春雨は涼風や他の姉が嫌いか? 」

春雨「……」フルフル

中佐「なら、今はそれでいいさ。きっと時間が解決してくれる」

春雨「…………私は特別になりたいんです」

中佐「ん? 」

春雨「ただの仲良し姉妹Aじゃなくて……中佐と若葉ちゃんみたいな……深い関係が欲しい」



中佐「……そうか」

中佐(姉妹でなくてもいい。そんな無意識があるのかもな)

春雨「中佐……中佐から見て私はどう映りますか? 」

中佐「白露型駆逐五番艦の春雨」

春雨「…………」

中佐「で、あり。とても魅力的な女の子かな。
まともに話したのは今日が初めてだが」

春雨「み、魅力的ですかっ? 私」

中佐「あぁ。俺の周りにはいないタイプの子だ」

春雨「……よかった」

中佐(自分が姉妹を信用できていないだけのような気もするが……。
まぁ、俺は善人じゃないからな。そんなこと知ったことか)


中佐「もし、よければたまに俺のとこに来てみないか。
最初は若葉みたいに茶飲み友達でもいい。
そうやっていれば姉妹と仲良くなるコツも掴めるかもしれないし」

春雨「そ、そうですね! よろしければ行っちゃいますね」

中佐「あぁ、楽しみにしてるよ。ん……?」

鳳翔「こんにちは、中佐……と春雨さん」

中佐「……あぁ」

春雨「鳳翔さん! こんにちは、ですっ」

鳳翔「今度は春雨さんですか……。手が早いというかなんというか」

中佐「いやいやいや……これはあくまで執務も兼ねてますからね。
たまたまそれが終わった後に春雨と話し込んでしまっただけです。
彼女くらい魅力的な女の子となら喋っていたくなるのは男としては当然ですよ」



春雨「ふふっ」ニコニコ

鳳翔「まったく……春雨さん? 」

春雨「は、はい。なんでしょう? 」

鳳翔「本人はこう言ってますが、あまり深入りはしないように」

春雨「……どうしてですか? 」

鳳翔「どうしても、です。あまり愉快な話ではありませんので春雨さんにはーー」

春雨「私はっ! 」バンッ


ガシャン!


中佐「おおっと、グラスが割れちまったな……。
ハンカチはーっと……」ゴソゴソ

春雨「私は子供じゃありません!
誰が信用できて誰が信用できないかは私が自分で決めますっ」

鳳翔「ッ! …………そうですね。今のは私が悪かったようです」

中佐(あーあ……今の鳳翔に信用の話を叩きつけるとか天然きっちくー)



春雨「……いえ、私も言いすぎました。ごめんなさい」

中佐(まぁ、なんか片付けしてる間に勝手に鳳翔がダメージ負ってて楽な話ではあるな)フキフキ

中佐「鳳翔さん。俺も別に悪気はないんです。
ただ、そう見えたなら俺が謝りますから。
春雨のことを悪く思わないでください」ペコリ

鳳翔「いえ……顔を上げてください。
私が……私がなにもかも悪いのかもしれないですね。それでは私も頭を冷やしてきます」クルッ

中佐「…………」

春雨「…………」

中佐「……やれやれ」

春雨「……別に中佐が頭を下げなくてもよかったのに」



中佐「んー……まぁ、俺が鳳翔の信用を失ったわけだしな。ある程度は仕方ないんだ」

春雨「……今、私の鳳翔さんへの信用が傷つきました」

中佐「それは止めと……いや、自分で考えるんだったな」

春雨「はい。私は自分で考えて自分で信用できる特別を手に入れなければなりませんから」

中佐「そうか……まぁ、そうだな。その方がいい」ボソッ

春雨「あ、あの……それより私の所為で中佐のハンカチが……」

中佐「ん? いいんだよ、こんなん。
春雨のカッコいいところが見れたしな」

春雨「か、カッコいいだなんて。よく考えてみれば私はなんてことを口走って……」カァァ…



中佐「なぁ、春雨」

春雨「な、なんですか? 」

中佐「ちょっと話したいことがあるんだけど今から俺の部屋来ないか」

春雨「中佐のお部屋ですか? 」

中佐「あぁ。信用できないか? 」

春雨「そんな……今の私にそれは卑怯ですよ」

中佐「そうかもな、はははっ。じゃあ、間宮にグラスの破片渡して謝ってくるか」スクッ

春雨「はい! 」




………

……………



春雨『私は……私はここで踏み出さなきゃいけないんです』

春雨『今ここで中佐と行かなければ。
私はきっといつまでも後悔していくことになるからっ……』

春雨『だから中佐? これからよろしくお願いしますね! 』



春雨『あなたが……私の司令官です』




・春雨が同志となりました

・以降白露型の引き込み時にコンマに+5されます

・コマンドに春雨が白露型の誰かを中佐と引き合わせるものが追加されます
終了後のコンマで数値を上げることができます



七月三週



中佐(そろそろ鳳翔もきついんじゃねぇかな。
春雨との言い争いを聞いてたのは少なくなかったからな)

大和「……中佐はロリコンとかじゃありませんよね」

中佐「あぁ? 安心しろ。俺はロリコンなんじゃなくて守備範囲が広いだけだ」

大和「いや、それ全く安心できないんですけど」

中佐「安心、ね。俺がロリ好きじゃなかったとしてどうしてお前が安心するんだ? 」

大和「もうっ……わかってるクセに」

中佐「さーて……俺は察しが悪いからなぁ。
言葉で示してもらわないと」

大和「まったく意地悪ですね……ふふ」



↓2

1、2、3、4、5
どれでもどうぞ
5は春雨による白露型籠絡茶会です
誰を呼ぶかも併記してください
複数の場合はコンマの数値を全員で分配です

今回はこれで終わりです
殆ど進んでいませんがそれは今夜取り返せれば、と思っています
それでは、ありがとうございました



春雨(86)

・同志となりました

・彼女は一人だけ姉妹の中で浮いていると感じているようです

・白露型の姉妹の様子を伺うことができるようになりました
春雨のためにも仲間を増やしてあげるといいかもしれません


ま、まぁまだ慌てるような時間では……


大和(??)
大淀(88)
春雨(86)
武蔵(85)
長門(55→70)

若葉(58)

天龍(??+30)
翔鶴(??+12)

鳳翔(14→18)

秋月(34)
朝潮(22)
陸奥(05)


酔っている自覚があります
失踪すればそれは寝落ちです

次レスから



瑞鳳……14




中佐(空母、ちょっかい出してみるか。
鳳翔がどれだけ影響を持っているか試すことにもなるしな。
翔鶴は……大和に懐いただけだし)




………

……………



中佐(さーて……最初に会うのは誰かな)スタスタ

中佐「あ、瑞鳳」

瑞鳳「ひ、ひぃぃぃ」ズゾゾ…

中佐(え、えぇ……なぁに、それは……)

中佐「いや、声掛けただけだろ。
なんでそんな凄まじい怯え方してんだよ……」

瑞鳳「ほ、鳳翔さんをいじめてた中佐じゃない」

中佐(いじめてな……いや、やっぱいじめてたわ。
噂流したりデート擬きを大将にさせるとか陰湿じゃん。
誰だこの悪人…………俺だ)

中佐「そんなつもりはないんだが……」

瑞鳳「春雨ちゃんを洗脳したり……」

中佐(て、手助けしただけだし……)




中佐「あれは軍務の延長線上であってだな……」

瑞鳳「しかも最近は怖い人と仲いいし」

中佐「こ、怖い? 」

瑞鳳「大和さんとか武蔵さんとか、あと大淀さんとか」

中佐(空母にもさん付けされる大淀とは一体……。
あと、武蔵は兎も角大和は……怖いか? )

中佐「大和は秘書艦だし武蔵は大和の姉妹だからなぁ。
大淀は来週の作戦のために細目な情報交換が必要なだけだ」

瑞鳳「あと、いきなりまさぐってきそう! 」

中佐「……は? 」

瑞鳳「ま、まぁ……いいわ。じゃあ、私はこれで」

中佐「え、おい」


タッタッタ……


中佐「…………罵られ損。怯えられただけ、か。ついでにセクハラ扱いとか……」

中佐(もう開き直って一航戦か二航戦でも行くか? はははっ……)




・瑞鳳の引き込みに失敗しました

・祥鳳の引き込み時にコンマ数値から−5されます






………

……………



明石『……彼女への質問は私が行います』

中佐『そうか。致し方ないが頼む』

明石『どのような理由で外傷が癒えても意識が戻らなかったのか』

中佐『お前がずっと声を掛け続けたんだったな』

明石『……私の襟に付けたマイクで声を聞いてください。
彼女はトラウマを負っている気がします』

中佐『艦娘が負うトラウマ、か』

明石『……これは相当危ない話かもしれませんね』

中佐『ま、望むところさ。彼女の話を聞かなくてはおそらく俺たちにも未来はない』

明石『…………そうですね』











あぁ……忘れてた
流れ着いた艦娘は誰?


↓2





………

……………



明石『体調は大丈夫? 』

如月『……大丈夫』

明石『ここは横須賀。それはわかる? 』

如月『わかるわ』

明石『来週中にここでは大規模な作戦がとられます。
そのために貴女には情報を提供してもらいたいの』

如月『あぁ……協力、します』

明石『こちらとしても貴女に負担を掛けたいわけではありません。
単刀直入に訊きます。
あれだけの戦力がありながらなぜ艦隊壊滅などという事態に陥ったのです』

如月『……わかりません』

明石『わからない? 』

如月『ええ……私は後方の警戒任務を負っていたの。
それで前線とは少し離れていたんだけど』

明石『はい』

如月『気付いたときには手遅れだった。
仲間が……艦娘が艦娘ではなくなって沈んでいった』

明石『艦娘ではなくなる……?
それではなんです。まさか、深海棲艦に変異したとでも』

如月『……なんというか。あれは紛れもなく人間だったと思う』

明石『人間? 』

如月『私たち固有の艤装と超回復が全く機能していなかった。
それではまさしく人間、そうじゃない? 』

明石『……そうですね。それではーー』





………

……………



中佐「人間化する艦娘? 」

大将「…………」

中佐(ジャミングのようなものか?
それとも“ 本当に ”人間化したのか)

大将「……これでは対策も立てられんな」

中佐「結局は特攻に近い。ま、我が国の伝統と割り切るしかありませんな」

大将「大和を出すべきではないか?
これほどの未知ならば火力が唯一の信頼できる力であろうよ」

中佐「……いえ、彼女には殆ど人員が出払った横須賀の警備を任せております。
我々が生き残るのも艦隊、ひいては国のためですからね」

大将「そうか……では、明日までに作戦に変更があればまとめよ。
なければこのままの遂行とする」

中佐「……了解しました」




鳳翔(私も……一歩踏み出さねばならないときがきていたのかもしれませんね。
これがたとえ時期を逸していたとしても。私はーー)






………

……………





鳳翔「あの、提督」

大将「……なんだ、鳳翔」

鳳翔「先日は大淀さんを連れて街に行ったそうですね」

大将「……視察のうちだ。飯を食うくらいは報酬として当然のことだろう? 」

鳳翔「いえ、なにも怒っているわけではないんですよ」

大将「む……」

鳳翔「ただ、私も提督に御一緒したいな、と。
嫉妬してしまいました」

大将「…………今週末ならば、おそらく」

鳳翔「そうですか。ありがとうございます。ふふっ、ちゃんとエスコートしてくださいね」

大将「……わかっている」







大淀「………………うふ」





………

……………




中佐「提督閣下」

大将「なんだ」

中佐「陸軍の中将が是非とも相談したいことがあると」

大将「……どうせ、金の無心であろう。
このご時世陸には大した予算が降りないからな」

中佐「おそらくは」

大将「捨て置け。やつとて私が色良い返事を返すとは予想もしていまい」

中佐「……実は既にヨコハマに滞在中だとか」

大将「ちっ……どうせ女を侍らせているのだろう。
私をそこに引き込むつもりか」

中佐「……なんにせよ、です。彼に会わないわけにはいきますまい」

大将「いつだ」

中佐「……明日から今週末まで共に語らいたいと」

大将「…………」

中佐「なにか予定でも? 」

大将「…………いや、あやつはわかってくれる。
陸のやつには明日向かうと伝えよ」

中佐「はっ」

中佐(ははは……精々ヒトの女に溺れてこい。女は構ってやらなければ離れていく。
それぐらいは知っておくべきだったな)





………

……………



鳳翔「…………」ソワソワ

中佐「お、鳳翔さん。どうしたんです。珍しく着飾って」

鳳翔「……貴方には関係ありません」

中佐「それはそれは。大方大将閣下を待っているのですかな」

鳳翔「…………」

中佐「しかし、おかしいですね。大将閣下は来週までお戻りになられませんが」

鳳翔「……は? 」

中佐「なんでもヨコハマに用がお有りのようでしたね。
大将も息苦しい執務から解放されたくもありましょう」

鳳翔「…………」

中佐「あそこには大体のものが揃っていますからね。
食もあらゆる娯楽も……例えば花街も」

鳳翔「ッ……下郎がっ」

中佐「失礼。女性の前だということを忘れていました。
貴女はそんな垣根を容易く薄れさせる包容力をお持ちだから」

鳳翔「……気分が悪くなりました。私は、戻らせていただきます」


タッタッタ


中佐「…………気分の悪い話だ。
俺が糸を引いているんだからもっと気分が悪い」

中佐(女を泣かせるなら喜びかベッドの上でしたいものだ)





………

……………




「鳳翔さん、提督と喧嘩したんだって」

「えぇー、仲良さそうだったのに」

「喧嘩するほど、ってやつじゃねーの? 」

「それがー、前から司令官は鳳翔さんのお店に言ってなかったじゃない? 」

「確かに」

「それって、鳳翔さんが大将を嫌いになっちゃったかららしいよ。
なんでも告白を振られちゃったんだとか」

「あー……提督ってば秘書のあのひとにべったりだもんね」

「それがね? 最近は諜報部とか司令部の人間、艦娘関係なく……しちゃってるんだとか」

「うわぁ……それ、鳳翔さんも可哀想かも」

「でもでも、鳳翔さんもーー」







鳳翔「…………提督…………ッ…………」




コンマの数値の三分の一が中佐への関心としてプラスされます
以降は鳳翔を引き込もうとする度にコンマの三分の一が追加されていきます
ちなみにゾロ目の場合は……

↓2



鳳翔……18



51÷3=17

鳳翔……31



七月四週




中佐「……大和」

大和「はい」

中佐「俺を殴っていいぞ。鬱憤を晴らす丁度いい機会だ」

大和「そんなこと……できませんよ。
ましてや哀しい顔をしている貴方に手をあげるなんて」

中佐「…………お前、イイ女だな」

大和「ふふ……やっと気付いたんですか? 」

中佐「いや……前から知っていたさ。
俺を好く女に悪いやつはいないからな」

大和「大層な自信ですね。ふふっ」ギュッ

中佐「……なんだ」

大和「貴方の悲しみは大和の悲しみです」

中佐「…………」

大和「でも、私の喜びは貴方の喜びだと思っています」

中佐「…………」

大和「私は貴方に触れるだけで幸せ。……つまり、そういうことです」

中佐「…………そうか」





↓2

1、2、3、4、5
どれでもどうぞ



天龍……38+30=68






天龍「あぁ! 中佐じゃんか」

中佐「ん? あぁ、天龍か」

天龍「ありがとな! 今週末が今から楽しみだぜ! 」

中佐「お、おう……なんの話だ? 」

天龍「何言ってるんだよ。今回の作戦で後方支援のはずのオレを前線に配置してくれただろ?
お前には感謝してもしきれないぜ」

中佐(あー……大和のあれか。メイド服がインパクトありすぎて忘れてたぜ)

中佐「まぁ、俺としてはお前には期待してるからな。
戦う意欲のあるやつならスペックを覆せると信じている」

天龍「ああ! 期待には必ず応える。
ここにきて初めての最前線だしな」

中佐「そうか。……だが、沈むなよ?
俺もそうだが……龍田が悲しむ」

天龍「おう。オレが沈むのは龍田を庇ったときだけだ。
あいつには情けない姿を見せちまったからな。
最期はカッコいい姿を見せてやりたいんだ」

中佐「いやいやいや……最期とか言うなよ。
龍田はそんなこと望んじゃいない。
二人して帰って来いよ」

天龍「んー……そうだな。お前に着いて行けば中々楽しそうだし。
来月か再来月にはまた頼むぜ」


中佐「そうだな。あぁ、そのためにも帰って来い。
それの代わりといってはなんだが……」

天龍「なんだ? お前には貸しがある。
大概のことは聞いてやるよ」

中佐「たまにオレの部屋に来い。
大和も会いたがっている」

天龍「あ!そういや、大和さんに礼を言ってなかったぜ。
必ず会いにいくよ」

中佐「よければ、龍田も連れてこい。
お前と一人で会ったと知れたら俺が締め上げられるかもしれない」

天龍「そんなことはない……とは言い切れないな」

中佐「俺の部屋にくれば菓子くらいは出してやる。
それなりに評判だからな」

天龍「それも楽しみにしとくよ。
じゃ、オレはこれから演習だから! 」


タッタッタ


中佐「……単純というか御しやすいというか。
まさにバトルジャンキーの見本のようなやつだな」



・天龍と中佐に個人的な結びつきができました

・コミュで戦闘の悦びを教えてあげましょう

・龍田の引き込み時にコンマが偶数なら+10。奇数なら−10となります





中佐(大規模掃討作戦とはいえ横須賀の、つまり我が国最大の戦力を差し向けるわけだからな。
そうそう悲惨なことにはならないと思うが……)

大和「中佐! 遊撃部隊旗艦の武蔵より入電。
配置に着いたとのことです」

中佐「そうか……これより作戦行動を開始する。
本隊の長門に入電。ただちに、前進し敵本隊の正面を叩かせろ」

大和「了解! 」

中佐(如月たちが邂逅した艦娘を人間化させる謎の敵。
出会わなければいいがな。
まだ……まだ、ダメなんだ。俺が横須賀を得てからでなくては)





作戦の結果のみ安価します
80以上で大成功
それ未満で成功です
ゾロ目だと……

↓1のコンマ






八月一週





大将「ご苦労だったな」

中佐「いえ、私は後方で指揮を取っただけですから。
それにこれも大将閣下の指導の賜物です」

中佐(謎の敵とは出会わず。謎は謎のまま、か)

大将「…………そうか」

中佐「…………」

大将「…………」

中佐(まだ、やれた筈なんだが……やはり彼女たちが傷付くのを見れば……)

大将「……甘さは捨てろ。それではこの先お前が立っている未来はないぞ」

中佐「……はっ」

中佐(普段は穏健派のくせに……こういうところが大将の厄介なところだが。
痛いところを突いてきやがる)



ガチャ



鳳翔「あの、提督? 」

大将「……執務中だ。あとにしろ。それとノックくらいは覚えておけ。
お前らしくもない」

鳳翔「も、申し訳ありません」



バタン



中佐(効いてきてるな……大将も今更贔屓するわけにはいくまい。
府内の噂も耳に入っているだろうしな)




↓2

1、2、3、4、5
どれでもどうぞ



明石……99





明石「中佐っ」ギュッ

中佐「……なんだ」

明石「あのあの、提出した改造案見てくれました? 」

中佐「見た。見たが……」

明石「……? 」

中佐「人間用のデバイスとはなんだ。
しかも、デバイサーになぜ俺を指定する」

明石「そりゃあ、もう。この逞しい肉体をさらに強化するためですよ」キラキラ

中佐「……まぁ、鍛えてるからな。
それにしたって人間用にデバイスなどいるか」

明石「だってぇ……提督や中佐と出撃したいって要望多いんですよぉ?
私も中佐が出てくれるならなーって思ってるんですから」


中佐「まったく……お前はなぜ俺に執着する」

明石「それは……なんでもです」

中佐「……理由を言えば考えるかもしれないぞ」

明石「む、むむ……でも、残念でしたー。私はそんな子供騙しの引っ掛けには騙されませーん。
どうせ、考えるだけでしーー」ドン

中佐「…………」

明石「あ、あの……ここ廊下ですよ?
壁ドンとか割と嬉しいシチュねすけど……誰かに暴露ちゃうかも」

中佐「……子供騙しが嫌なら。大人らしく考えてやろうか」

明石「……」

中佐「……明石」

明石「ひゃ、ひゃいっ」

中佐「お前は俺が欲しいと言ったな。
それは実験体としてか? それとも別の理由か? 」


明石「……どっちもです。んーん……全部、かも。
貴方を一目見たときから私は貴方に夢中でした」

中佐「ははっ……上官を実験体として見ていることを隠さないとはな」

明石「い、いやあのっ。それだけじゃないですし、どっちかというと他の部分がっ」

中佐「……他? 」

明石「それは、あの……中佐自身、というか。
貴方に私を見ていて欲しい、というか中佐はひゃ」グッ

中佐「っ……はっ……ん……」

明石「ぅあ……ん……んん……」ギュッ

中佐「っはぁ……俺もお前が欲しい」

明石「あ、あのっ」カァァ…

中佐「そういうことを訊きたいんじゃなかったのか? 」

明石「そ、そうですけどこんないきなりとは」

中佐「宣言してからキスした方がよかったか? 」

明石「初めてがこんなディープなやつだなんて……」




中佐「……実はさ。お前が俺を見ているのは気付いてたんだ。
それに気付いたときから俺もお前が……明石が欲しかった」

明石「……嬉しい。でも……私、いいんですか? 」

中佐「なにが? 」

明石「私って戦闘ではあまり役に立ちませんし……。
中佐は今、戦力が一番欲しいんですよね? 」

中佐「ーー」

明石「中佐? 」

中佐「なぜ、そう思った。言えっ」

明石「! ……あの、済みません。中佐の執務室に盗聴器を仕掛けました」

中佐「そんなはずはない。俺の執務室には常にジャミングが張ってあるし、お前特製の検知器を毎朝ーー」

明石「……はい。作ったのは私です。いくらでも抜け道はつくれます」


中佐「……それではなぜ誰にも言っていない。
これを大将まで持っていけば俺を実験体にするくらい簡単だぞ」

明石「それはっ……貴方が大切だから。
私には貴方を……裏切ることなんてできない。
貴方に嫌われたら私は……! 」

中佐「……」

明石「……」

中佐「お前は危険だ」

明石「ッ……そう、ですね」

中佐「だから、手元に置いておかなければならない。
こんな危険な存在を野放しにはできないからな」

明石「ちゅ、中佐! 」

中佐「俺を撃って逃げるなら今のうちだぞ?
今なら大和もいない」

明石「……」フルフル

中佐「……」

明石「私は貴方の……恋の奴隷だから。
貴方に私は改造されてしまいました。
私は貴方を裏切る機能を切り捨てています」ギュッ

中佐「……そうか。それなら……俺の部屋はすぐ近くだしな」ギュウ

明石「………………はい」





『お前は今日から俺のものだ』






・明石が同志になりました

・工廠で噂を集めたり流すことができるようになりました

・以降、如月に接触しやすくなります

・また、執務室の防諜能力が上がりました


八月二週





大和「…………」ドヨ-ン

中佐「いや、いい加減帰って来い。
いつまで隅っこで固まってるつもりだ」

大和「き、聞かれてた……中佐にあそことかあそことかましてやあそこを虐められてたのを聞かれてなんて……」ドヨ-ン

中佐「……それは俺もなんだが。大体、武蔵たちも薄々気付いてただろ」

大和「……気付かれるのと聞かれるのは違いますぅ……。
あぁ……明石が怖い」

中佐(怖いのは俺だっつーの。盗聴とかなんだよ。
好かれすぎるのも怖いとか初めて知ったぜ)

大和「あぁ……こうして、大和の居場所がなくなっていくんですね……」

中佐「……これも聞かれてるかもな」ボソッ

大和「! ひぃぃぃぃぃ」ダダッ


ガツッ


大和「い、いったぁ! 」

中佐「……そりゃ、隅っこにいて走り出せば壁にぶち当たるだろうな」





↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ

6は如月に謎の敵の情報を訊く
(会敵の可能性が上がります)



隼鷹……65





隼鷹「…………で? 本当んとこどうなの?
実は鳳翔さん狙ってるんじゃないのー? 」

中佐「いや、そんなことないが。つーか、肩に手を回すな」

隼鷹「いーじゃんいーじゃん。これでもあたし結構イイ女じゃない? 」

中佐「……そうだな」

中佐(空母ってのはなんなんだ。激しく警戒するかと思えば絡み酒とは。
今度お祓いでも……いや、空母が近寄りませんように、とかか? )

隼鷹「中佐ー、中佐のグラスが空だぜー」トポトポ

中佐「お、おう……お前、いつから飲んでるんだ」

隼鷹「んー……忘れた、てへっ」

中佐「…………」


隼鷹「……つっこんでよー。なんかあたしがスベったみたいじゃーん」

中佐「スベってるぞ」

隼鷹「えぇ……」

中佐「…………」ゴクッ

隼鷹「かーっ。かっこいいなぁ。ロックでいっきかぁ」

中佐「……お前も大概だろう」

隼鷹「んー……? あたし酔ってるしぃ。はははー」

中佐「……隼鷹。お前、演技下手だな」

隼鷹「…………」


中佐「……大して酔ってないだろうが」

隼鷹「いつから暴露た? 」

中佐「最初から。目を見ればわかる」

隼鷹「うっおぅ……噂によらず切れ者? 」

中佐「……噂の内容は聞かないでおくよ」

隼鷹「そっかぁ……その方がいいかもね」

中佐「ふんっ……」スッ

隼鷹「あ、いいよいいよ。あたしが注いであげる」トポトポ

中佐「済まんな」

隼鷹「ま、演技して試したお詫びだねー。
それに思ったよりイイ男じゃん。
これは本物のたらしだったのかもね」トポトポ



中佐「……何が知りたかったんだ」

隼鷹「おしえてくれるの? 」

中佐「ものによっては、な」

隼鷹「おっぱいは? 」

中佐「美人ならなんでも」

隼鷹「鳳翔さんは? 」

中佐「好きだぞ。……仲間として」

隼鷹「……噂は本当? 」

中佐「女好きは否定しない」

隼鷹「違う違う。ある駆逐の子をよからぬ企みに強引に勧誘したって」

中佐「……黙秘」



隼鷹「ふーん。そこはダメなんだ」

中佐「まぁな。鳳翔に訊けと言われたか? 」

隼鷹「いーや? あたしは自分勝手だからね。
訊きたいこと訊いて満足したかっただけ」

中佐「……満足したか? 」

隼鷹「んー……どうかな。中佐がまた一緒に飲んでくれれば満足するかも」スッ


中佐「…………そうか。今度は俺が注ごう」トポトポ







・隼鷹と中佐に個人的な繋がりができました
隼鷹は中佐を気に入ったようです

・隼鷹は鳳翔にあまり影響されていないようです
おそらく飛鷹も同じでしょう
(飛鷹引き込み時にマイナスなし)


八月三週





春雨「わ、私もお酒が飲めれば中佐とっ」

大和「ダメですよー。春雨ちゃんは禁止ですー」

春雨「私は艦娘ですっ。消化酵素は常人の比じゃないし、未成年でもありませんっ」

大和「まぁまぁ。いちおー、一般人の目があるから」

大和(本当は軍施設だからそんなのないんだけどね……。
実際は、春雨ちゃんが飲むとヤバイ気がするとかいう中佐に止められてるんだけど……)

春雨「いいです……中佐に頼みますから」

大和「あははー……そうね。頑張ってね? 」





↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ


夕張……48+5(明石補正)=53






夕張「うーん……なんでそんなに入れ込むかなぁ」カタカタ

中佐「あ?どうした。終わりか」

夕張「あ、まだです。……大体、どうして明石の開発装備の検体のためのバイタルチェックを私がやっているのか」

中佐「……済まんな。ただ、明石には如月の現場復帰までのサポートがあるからな。
あまり、機嫌を悪くしないでくれ」

夕張「いや、まぁ私も人間用デバイスは気になりますしね。
明石には普段から助けてもらってますからいいんですけど」

中佐(……一夜の後から上半身だけでも裸は恥ずかしくて見れないからとか言ってたのは……まぁ、言えねぇな)



中佐「……しっかしまぁご丁寧なことだな。
身体中検査されるのはいつ以来か」

夕張「あぁ、中佐自身のポテンシャルに左右されるデバイスでは意味がありませんから。
あくまで、中佐は検体の一人なので。
しっかりと状態を記録しておく必要があるんですよ」

中佐「なるほど……でも、暇だなぁ。
どうせなら夕張。ちょっと遊ばないか? 」

夕張「…………まぁ、マシン待ちだからいいですけど。
それは、ベッドの上でやる遊びですか? 」

中佐「……いや、違うぞ。そっちの方がいいか? 」

夕張「いえ……興味がないではないですが遠慮しておきます。
それはまたの機会で」

中佐「次があると? 」

夕張「あの明石が執着してるんです。
それだけで私にとっては気になる理由になるんですよ」

中佐「そうか。……まぁ、いい。
この遊びは俺が小さい頃に流行った遊びでなーー」





・夕張と中佐に個人的な繋がりができました



八月四週




中佐「来月末に七月の作戦を受けた作戦が展開されることになった、が」

大和「……はい」

中佐「お前は俺と指揮だ」

大和「ですよねー……。いや、知ってましたよ。
だから、全然ガッカリなんてしてません」

中佐「はぁ……大和。お前はなぜ戦いを求める」

大和「やっぱり、大和も中佐には戦闘で助けになりたいですから」

中佐「そうか……慰めにはならないかもしれないが、
俺はお前が副官としていてくれて助けられているぞ」

大和「いえ、今の私にはそれで充分です。
いつか、中佐が存分に大和を使える日を夢見ておくことにします」

中佐「……済まないな」

大和「はい。…………それはそれとして」

中佐「ん? 」

大和「なぜ、いつになくしおらしいんです? 」ニコッ

中佐「…………明日、春雨と街にだな」

大和「…………ふふ」プルプル

中佐「ははっ」





↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ

今回はこれで終わりにします
皆さんありがとうございました


明石……99

・同志になりました

・極度に中佐に惹かれています

・その技術力は素晴らしく独創的なものですが、
億が一敵に回せば大変なことになるでしょう


隼鷹……65

・中佐と個人的な繋がりができています

・中佐個人のことは気に入っているようなのだあと一押しかもしれません

・ちなみに鳳翔派ではないようです


夕張……53

・中佐と個人的な繋がりができています

・明石が気にする中佐を気にする、という不思議な視点から中佐を見ています

・艦娘そのものが専門の明石と対照的に、
艤装や装備が主な興味の範囲です


鳳翔……35

・府内での噂。大将とのすれ違い。
かなりきてます

・警戒中とはいえ変わらず話しかけてくる中佐に興味も湧いてきたようです


瑞鳳……14

・鳳翔派と思われます

・加えて怖い、セクハラといった印象を中佐に持っているようです


如月……??

・作戦中に大破。横須賀に流れ着いたある艦隊最後の一人です

・意識はハッキリしているようですが、記憶に混濁がありあまり長い時間は話すことができません



>>300
の計算間違えてました
18+17=35ですよね……ははっ



大和(??)
明石(99)
大淀(88)
春雨(86)
武蔵(85)
長門(55→70)

天龍(38+30=68)
隼鷹(65)
若葉(58)
夕張(48+5=53)

翔鶴(??+12)

鳳翔(14→18→35)

秋月(34)
朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)

春雨ちゃんにはあの花言葉の小粋な手紙シーンって無いのかな?
アレ、このスレ一番の楽しみなんだけどww


コマンド表



1……中佐による艦娘の引き込み

2……大和による艦娘の懐柔。あるいはカウンセリング(>>98)

3……大淀による横須賀中枢での諜報(>>98)

4……コミュ。仲間内や中佐とグレーゾーンの艦娘が対象(>>147)

5……春雨による白露型籠絡(>>260)

6……如月との面談(>>333)



カッコ内のレスに詳しく書いてあるはず、です

>>368
春雨の分は今日、必ず

それではありがとうございました


楽しんでいただけると自分も嬉しいです
鳳翔さんは……どうなるでしょうね



大和→ビスマルク




大和(この任務、必ず成功させるのよ大和。
そして、中佐に遊びに連れていってもらうの)

大和「待っていろ迷える子羊ぃぃぃぃぃ! 」

武蔵「なんだなんだ。うるさいぞ」

大和「……ごめんなさい」




………

……………




ビスマルク「ねぇ、大和」

大和「はい? そのカツくれるんですか? 」モグモグ

ビスマルク「え、ええ、どうぞ」

大和「ありがとうございます」スッ

ビスマルク「……」

大和「……」モグモグ

ビスマルク「いや、あの話しかけたんだけど」

大和「ん、ちょっと待って。お水を最後に……」ゴクゴク

ビスマルク「……よく食べるわね」

大和「ははは……で、なんです? 食堂で一緒に食べたのなんて久し振りのことですけど」

ビスマルク「ちょっとね……。この後私の部屋に来てもらってもいい? 」

大和「ええ、構いませんよ。中佐は最近忙しくて夜はあまり構ってくれませんし」

ビスマルク「そう……じゃあ、行きましょう? 」スクッ

大和「あっ」

ビスマルク「なに? なんかあった? 」

大和「食後に暖かいお茶を飲むのが最近の日課なんです」

ビスマルク「」




………

……………



ガチャ



ビスマルク「そこに座っていて。コーヒーを淹れるから」

大和「あ、どうも。お構いなくー」ストン

大和(これは相談ってやつでしょうか?
もしや、私の聞き役カウンセリングの評判がこんなところまで……? )ワクワク

ビスマルク「はい、どうぞ。ミルクと砂糖はこっち」

大和「あ、大丈夫です。コーヒーはブラックが好きなので」

ビスマルク「へぇー、甘党だからてっきり砂糖何杯も入れるのかと思ってたわ」

大和「これだけは別、というか真似していたらいつのまにか」

ビスマルク「そう……。大和は中佐が好きなのね」

大和「……まぁ、私の存在意義ですから」

ビスマルク「ふふ……中佐は幸せ者ね。こんな美人に好かれるなんて」

大和「そう、でしょうか。私は時々自信がなくなります」

ビスマルク「それも人を好きになるってことじゃない」

大和「……なるほど」



ビスマルク「その中佐のことで話があるの」

大和「……はい」

大和(中佐とビスマルクに上官と部下以上の関係があると思えませんが……。
まぁ、中佐ですからね)

ビスマルク「目的だけを言いましょう。
中佐を、我が祖国に迎えたいの」

大和「……はい? 」

ビスマルク「私はこの国が好きよ? だけどこのままゆっくりと衰退の道を辿るなら残念だけど一緒に沈むつもりはない。
でも、有能で若い指揮官まで犬死させることはない」

大和「……本国とは既に? 」

ビスマルク「ええ、むしろ祖国が彼を欲しがってる。
巧みな指揮に野心もある。ね? 近くにいる貴女ならわかるでしょう? 」

大和「…………」



ビスマルク「なぜこれを中佐本人にではなく大和に言ったのか。
私は貴女と彼をセットで欲しい」

大和「セット? 」

ビスマルク「そう。貴女はあまり気が進まないのかもしれないけど貴女の指揮、凄いのよ。
戦っているっていう気概を後方でも漲らせているなんてなかなかできることじゃない」

大和「……仲間が死ぬのは。そんな光景はもう見たくありませんから」

ビスマルク「ええ、そうでしょうね。
でも、わかっていてもそれを行動に反映させるのは難しいのよ」

大和「…………」

ビスマルク「…………」

大和「…………」

ビスマルク「すぐに返事をしろとは言わない。
少なくとも今年一杯は確実に待てる。それにーー」

大和「…………」

ビスマルク「中佐や貴女にもこっちでやりたいことが残っているでしょい?
だから、私としては来年も許容範囲。
どうせならヨコスカの戦力はできるだけ欲しいしね」

大和「…………そう、ですか。なぜ知っているかは訊かないでおきます。
美味しいコーヒーをありがとうございました」スクッ

ビスマルク「そうね。それがいいかも。
じゃあ、いい返事を期待しているわね? 」


ガチャ、バタン


大和(……逆に勧誘される……ヘッドハンティング、か。
中佐は、どうするのでしょうか)


↓1のコンマ

次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数ならニ倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります


72なので

7+2=9

偶数なので

9×3=27

次回ビスマルクの引き抜き時に27がコンマに影響します



中佐「…………」




『まずは、お疲れ様

未確認の深海棲艦と思われる敵とは遭遇しなかったようだが……

しかし、確認済みの敵部隊を壊滅させたことは必ず我が国を守護することに一役買っているだろう


話は変わるが貴殿が今度差していたのは葛の花

葛はその花穂を下から上へと咲かせていく

それはまさに我らの今を体現しているのかもしれない

そして花言葉は芯の強さ、治療

彼女のラウンジでの勇姿見ていたぞ

今度は貴殿が彼女を癒し治してやる番かもしれないな


まぁ……葛には恋の溜め息、という花言葉もある

ときには彼女を放っておくのもいいかもしれん

溜め息を吐くのもまた恋の楽しみなのだからな


それではまた

今月末の作戦も期待している』




中佐「……こいつは参加していたのか。それとも……」シュボッ


九月一週




長門「なんというか……なんなんだ? 」モグモグ

中佐「なぜか最近加速度的に茶菓子の消費量が早くてな。
それで大量に購入しているというわけだ」

長門「それでダンボールが部屋の隅に積まれているのか……。
だが、本来は勝手に私物を購入した持ち込むのは禁則なんじゃないのか? 」モグモグ

中佐「なんのために士官をやっている……かというと菓子のためではないが。
どうせ給金はたまる一方だしこれくらいは士官の特権ってやつだ」

長門「なるほど……しかし美味いな」モグモグ

中佐「……そのうちみかんやりんごも箱買いするんだろうな」

長門「なに……良いことではないか」モグモグ





↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ
まとめは>>370にあります


ビスマルク……58+27=85






中佐「それで? 俺や大和を引き抜いたとしてどうするんだ? 」

ビスマルク「どうって……私も祖国に帰って戦うと思うわ」

中佐「ふん……かなり評価していただいてるようだがな。
まぁ、その評価は妥当だよ」

ビスマルク「凄い自信ね」

中佐「自分の立ち位置を理解していないと生き残れない立場なんでね。
つまり、だ」

ビスマルク「つまり? 」

中佐「俺はお前やお前の祖国に亡命する、とこの場で断言するわけにはいかない」

ビスマルク「……なるほど。そうね、それは最もな判断よ」



中佐(なかなか察しもいいな。ま、そうでなくては間諜の真似事など任されないだろうが……)

ビスマルク「なら……そうね。私が貴方に協力するのではどう? 」

中佐「ほう……」

ビスマルク「私は貴方の目的を知っている。
そして貴方や他の艦娘が手に入らない情報や物資を手に入れることができる。
それを数年後すこーしだけ返してもらうだけよ」

中佐「……なるほど。それは悩ましいな」

中佐(ヨーロッパの方は確かドイツとフランスくらいしか艦娘のまともな運用ができていないんだったな。
女王の国は相変わらず排他的なようだし)

中佐「その少し、が問題なわけだがな。
つまり俺がヨコスカを掌中に収めた後、お前の祖国に便宜を図れということだろう」

ビスマルク「私と入れ違いに交換で祖国に行った三笠たち。とても評判がいいの。
きっと貴方たちの技術力と想いの力が凄いんでしょうね」


中佐「そうかな? 三笠は我が国の艦娘の中でも特殊なタイプでね。
彼女に匹敵する者が他にいるかどうか」

ビスマルク「いいえ、私は確信しているわ、中佐。
貴方たちは私たちが持っていないなにかを持っている。
技術も、そして意志の力も」

中佐「……そうか」

ビスマルク「ええ」

中佐「…………」

ビスマルク「…………」

中佐「……俺たちは一蓮托生だな? 」

ビスマルク「要求を飲むのね? 」

中佐「さぁ? お前を利用するだけして掌握した後は切り捨てるかもしれないぞ。
もしくはお前を堕として俺自身に寝返らせるかもしれん」

ビスマルク「ふふっ……それは望むところよ。
私が貴方を気に入ってるのはこの国では珍しい野心の大きさだもの」

中佐「……そうか。精々注意しておけよ」

ビスマルク「それに」

中佐「ん? 」

ビスマルク「私が堕ちるほど入れ込んで祖国を捨てるほどの人物ならば。
それは貴方が素晴らしいだけのことよ。
むしろ、私に祖国よりも大切なものを感じさせて? 」

中佐「…………大和も呼ぼう。一応は事情を説明しておくべきだろうからな」

ビスマルク「ええ。もしかしたらライバルになるかもしれないのだし。
改めて挨拶ぐらいはしておこうかしら。ふふ……」





・ビスマルクと協力関係になりました

・彼女の祖国とのパイプができました



中佐「…………」




『むしろなぜ未だに誘いを掛けていなかったのかと思っていた

明らかに貴殿に執心だったのだからな


それは冗談として、だが

赤いゼラニウムとはまた彼女に相応しい

花言葉は、君ありて幸福

もはや言葉はいるまい

彼女の姿はまさしくそれを体現しているよ


しかし、アザミもまた六月二十九日の誕生花

花言葉は復讐

貴殿が害されればどうなることか……



それとだな

そのうちこちらも必ず姿を見せる

それまでは暫く待っていて欲しい

それでは適切な健闘を』




中佐「……適切な健闘、ね。文学少女かなにかか? 」シュボッ


九月二週




武蔵「赤、だ。フッ、おいで……遊んで欲しいんだろう?
気長にやろうじゃないか」

中佐「ま、乗ってやる。どうせ俺まで回ってこないだろうしな。青。」スッ

長門「やれやれ……私もまだやれるんだよ。赤」スッ

大和「ふふふふふ……大和を舐めてもらっては困りますね。緑」スッ

武蔵「おいおい……それでは春雨が可哀想じゃないか。なぁ? 」

春雨「いえ……緑はあるんで」スッ

武蔵「」

中佐「あーあ……大淀の次の給仕は武蔵かな? コーヒーお代わり」

大淀「はい、どうぞ。でも……なぜUNOなんですか? 」

中佐「あー……なんとなく? 」

武蔵「ふふふ……ここから勝ってこそ闘争の世界に生きる私に相応」

中佐「ほい、上がり」

武蔵「」




↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ



間宮……86





中佐「間宮を仲間にしたい? 」

大和「はい」

中佐「……まぁ、理由は聞かないでおいてやるよ」

大和「な、なにも特殊な理由などありませんが」

中佐「ほう……そういえば最近書類や菓子でこの部屋が手狭になってきたな。
給湯設備を解体するかな」

大和「ダメです」

中佐「…………」

大和「…………ダメ、です」

中佐「……はぁ。何かつくってくれるかどうかはわからないぞ」

大和「はい! 」





………

……………




間宮「給湯設備を新しくしたから何かつくってほしい? 」

中佐「ああ。今までは大したことはできなかったんだが、
この前の改造で火力を上げてオーブンも取り付けたんだ」

中佐(かえって金を使ってしまったじゃないかまったく。
三日で仕上げさせるのにどれだけ無理を言ったか)

間宮「なるほど。でも、どうして私なんです? 」

中佐「あー……最近俺の周りには菓子たかりが多いんだ。
それで誰か美味しい甘味をつくってくれる人を呼んでつくってもらおう、と。
その代わり普段の食べる上限を決めさせたんだよ」

間宮「そうだったんですか……。そうですね。私でよければ是非。
厨房のはあまり勝手にバリエーションが増やせないから練習にも使えなくて」

中佐「そっか。それは丁度よかった。
じゃあ、いつが空いてる? 」

間宮「うーん……明後日、ぐらいならーー」






………

……………





「こ、これはなんと革命的なッ」

「凄い、美味しい。和と洋が絶妙にマッチしてる……です」

「こんな作り方もあるのね。
この国のシュトーレンはあんまり好きじゃなかったんたけど……。
これならいいわね」

「シュトーレン? 」

「ええ、知らない? 」

「全然」

「そう。シュトーレンっていうのは……」


中佐(ふん、あんなにはしゃぐものかね)

間宮「……嬉しいものです。やはり私がつくったもので誰かが幸せな気持ちになるのは」ガサガサ

中佐「そうか。どうだ? その設備、気に入ったならたまにはここであいつらに振舞ってやってくれないか」

間宮「ええ、私からお願いしようかと。
普段の厨房では忘れていたなにかを思い出した気がします」

中佐「……そういえば最近厨房や食堂の雰囲気が悪くなったりはしていないか」

間宮「……さぁ? 私は皆さんのようにあまり敏感ではありませんから。
わかりませんね」



中佐「…………」

間宮「……ただ」

中佐「……おう」

間宮「誰も悪い人なんていないんです。
誰かと誰かの争いはいい争いにだってできるはず」

中佐「ッ…………」

間宮「私は戦闘には向きません。
でも、競ってみたいことだってあるんですよ。
たとえば料理大会とか、スイーツコンテストだとか」

中佐「……それは。実現できるといいな」

間宮「きっとできます。そのために中佐のような方が苦しんでいるのでしょう? 」


中佐「……俺の苦しみはたかがしれたものだよ。
大和や……世界の艦娘たちに比べることなどできない」

間宮「いいえ。中佐は人一倍苦しんでいますよ。
なんとなくですが……最近は厨房で、そう感じます」

中佐「…………」

間宮「……私は後ろで美味しい甘味を作ることぐらいでしか役には立ちません」

中佐「そんなことはーー」

間宮「待って。はい、ありがとうございます。
……中佐だって指揮を取るくらいしかできないでしょう?
艦娘の皆さんは戦うことくらいしかできないでしょう? 」

中佐「…………」

間宮「皆が皆、一つのことを精一杯やっているのです。
だから、中佐は自分だけを責めないでください」

中佐「……お前は優しいな。間宮」

間宮「皆さんがいるから私は私でいられるのです」

中佐「…………」

間宮「…………」



中佐「……こんな話をした後だが聞いてくれないか」

間宮「ええ、もちろん」

中佐「俺はいずれこの鎮守府の長になろうと思っている。
しかし、それには障害が多いし、悠長にやっている余裕が俺たちにはない」

間宮「ええ」

中佐「だから……多少の犠牲を払ってでも俺はこの府を獲る。
そのときに間宮。俺を、俺たちを助けてくれないか」

間宮「いいですよ」

中佐「……本当か? 」

間宮「はい。こんなことで嘘を吐くほど私は嫌な女ではないですよ」


中佐「しかし……もう少し考えるとかだな」

間宮「中佐は私を揶揄ったと?
それともこのまま大将閣下の執務室に行ってほしいとでも」

中佐「り、理由だ。それだけ、おしえてくれ」

間宮「理由、ですか。そうですね。
強いて言うならば女の、厨房で様々な人間を見てきた私の勘です」

中佐「か、勘? 」

間宮「たとえ手荒なことを手段にしても貴方の心はそれを悔いていくと思います。
ここにいる皆さんがあんな風に笑っていられるのは貴方が貴方だからです。
違いますか? 」

中佐「ーーーー」

間宮「……中佐? 」

中佐「俺は……いや、そうです。
……ありがとう、間宮。
思い出させてくれたのはお前の方だ」

間宮「ふふ……。そういえば中佐はまだ召し上がっていませんね。
お一つどうです? 」スッ

中佐「……あぁ、いただこう。そういえば腹が減っていたんだった」





・間宮が同志になりました

・食いしん坊組の内、鳳翔派の可能性のある艦娘に+5されマイナスと相殺されます



中佐「…………」




『少し調べるのに手間取ったよ

まさか、彼女とはね

確かに現在はこの鎮守府の、この国の戦力となっているがね

なにか、臭うのだ


二月十四日の誕生花はミモザアカシア

花言葉は…………秘密の愛

同志であるのに秘密を抱えていては一大事だ

しっかりと手綱は握っておけよ?


来週はいよいよ、南方からやってくる敵部隊の迎撃だな

前回同様謎の敵が現れようとなかとうと同じように当たってくれ

我々に敗北は許されないのだからな』



中佐「……秘密、か。まさしく俺がビスマルクや大和と秘密を共有しているんだがな」シュボッ


九月三週



ビスマルク「ちょっと。これ、イタリアの研究者が開発した装備の試作図案なんだけど」スッ

中佐「なになに……汎用的人体補助デバイス? 」

中佐(地中海は地獄だったな。
だから内陸に活路を……というよりは内陸の開発を再開しなければならなくなったんだろうが……)

ビスマルク「そ。明石ならそれを上手く使ってくれるんじゃないかって。
あくまでそれは戦闘用ではないけど」

中佐「なるほど。あとで渡しておこう。
代わりにだな……」

ビスマルク「? 」

中佐「確かあっちでは新世代の副砲を試作中だったな。
あとで明石の図案をやるよ」

ビスマルク「まだ、いいのに。今は私がサポートする番よ」

中佐「いや、こっちでは使い勝手の悪いというかほとんどの人員が装備できない代物でな。
そっちなら使える者もいるかもしれないだろ? 」

ビスマルク「なるほど。じゃあ、もらえるものはありがたく」

中佐「まぁ、あまり借りを大きくさせすぎると後が怖いからな」

ビスマルク「ふふ、それは私? それとも祖国? 」

中佐「……お前かな。お前はここにいるが国は歩いてこないからな」

ビスマルク「そう。それは正しいことかもね」




↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ
まとめは>>370に現在にあります


春雨→時雨




春雨「これ、美味しいですね」モグモグ

中佐「あぁ、八ツ橋か。確かに緑地には合うな

時雨「……よかったのかい、中佐。
僕までお邪魔してしまって」

中佐「あぁ、構わない。そっちこそ俺が怖かったりはしないか? 」

時雨「そうだね……正直印象はあまりよくなかったけど春雨が大丈夫って言うからさ。
それに僕はこれでも修羅場をくぐってきたからね」

春雨「まったく疑り深いんだから……。
中佐はちょーっと女の子が好きなだけでこんなにいい人なのに。
ね? しれ、中佐」

中佐「……春雨。俺は少し悲しいよ。
いつのまにかそんなことを言うようになるなんて」

春雨「……だって、いつの間にか女の人増えてるし」



時雨「ははは……まぁ、僕は少なくとも見直した、
というか認識しなおしたよ」

中佐「そうか。だが、わからないぞ?
今日は初対面だから穏和に大人しくしているだけかもしれない」

時雨「それである日寝ている僕に堕とされた春雨がクスリでも射って、
ここの隠し部屋に監禁でもされるとか? 」

春雨「私、そんなことしないって。
それに中佐ならそんなことしないで自分で襲いにいくよ」

中佐「……いや、ほんとさ。どうしちゃったの春雨ちゃん。え? 」

春雨「私は思ったことを言っただけです。
……それに、待ってるんですからね? 」


時雨「ふふ……春雨、楽しそうだね」

春雨「え? 」

時雨「最近からだよ。春雨が僕たちにしっかり向き合ってくれたのは。
それに、本当の笑顔を見せてくれるようになった」

中佐(やはり。春雨以外は以外で壁を感じていたんだな。
まぁ、時雨だけという可能性もないではないが……)

春雨「……私は時雨ちゃんたちが私を避けてると思ってた」

時雨「……まぁ、そうかもしれないね」


春雨「…………」

時雨「あくまで僕は、だけど」

春雨「……うん」

時雨「春雨に避けられてると思ったから距離を置いていたんだ。
でも、春雨はその逆だった」

春雨「……」

時雨「つまりどちらも同じことを恐れて一歩が踏み出せなかったんだ。
このバランスを崩してもっと悪い方向にいってしまうかも、って」

春雨「……そうかも」

時雨「だけどね。それだけ本当は仲良くしたかったし、
関係を壊したくない程度には相手を……僕は春雨を大切に思ってる」

春雨「うん。私も時雨ちゃんが大切。
これからは、もっともーっとよろしくねっ」

時雨「あぁ、よろしく。……中佐 」



中佐「ん、どうした」

時雨「ありがとう。春雨と仲直りできたのは、離れた距離を詰められたのは中佐のおかげさ」

中佐「知らん。俺は命令にしたがってたまたま春雨にカウンセリングもどきをしただけだ」

時雨「そうかい。まぁ、いいさ。
今は春雨とこうなれただけで充分」

春雨「中佐。私だって感謝してますからね? ね? 」

中佐「……はいはい」

時雨「ふふ……よければまた来たいな」

中佐「おう、今度は他の姉妹も連れてこい。
できれば俺に対する誤解を解きたいところだったしな」

春雨「……まぁ、わりかし間違ってないところもあるんですけどね」ボソッ




↓1のコンマ

次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数ならニ倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります

今思ったんだが
>>370の1に艦娘の引き込みとあるが別に艦娘が一人とは明記されてないし複数不可とも無い…
つまりこれは…




中佐「…………」


『もう、驚かないし特別な賛辞は贈らないよ

今度は彼女とはね

これは胃袋を掴まれている者の喉首を掴んでいるのと同じかもしれないな


十月二十六日の誕生花はクマツヅラ

花言葉は、心を奪われる

果たして心を奪われたのは君か彼女か

……まぁ、かくいう私も彼女の甘味にはすでに心を奪われているかもしれないがね


いよいよ今月だな

おそらく問題はないと思うが……

兎に角健闘を祈る

力を尽くす、それだけだ』



中佐「…………探し出して正体を暴いてやりたいものだ。
謎の敵も手紙の主もな」シュボッ


九月四週



大和「例の図案。明石に渡したら狂喜乱舞してましたよ」

中佐「そうか。……なんか嫌な予感しかしないな」

大和「でも、もしかすると中佐が大和たちと戦場に出るかもしれないんですよね?
もし、そうなったら護衛は私に任せてくださいね! 」

中佐「……はいよ。まぁ、上手くいっても実用化は暫く先だろうがな」

大淀「ま、貴女がそのとき戦場に出れていれば、ですけどね」

大和「」

中佐「おい……夢を壊してやるな。こいつだって燃費が向上したりだな……」

大淀「だって……私にはそうなったらついて行くのは難しいですから」

中佐「……いや、まぁそうかもしれんが」

大淀「それに、そんなことで生命を粗末にしないでください。
中佐には自身のためにも私のためにも生きていてもらわなければなりませんから。
大事な目的があるんですからね」

中佐「あぁ。そうだったな」

大淀「……まぁ、もしものときは私も盾にでもなるためについて行きますよ」

中佐「やめてくれよ……。死ななくても心が死ぬだろ」

大淀「ふふ、だから私を死なせないためにも危ない橋は極力渡らないこと」

中佐「……善処しよう」





大和「はっ、わ、私はなにを? えっ? 中佐? 大淀? あれー? 」



↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ
まとめは>>370にあります


>>455
忘れてた……

70なので

7+0=7

偶数なので

7×3=21

次回以降時雨の引き込み時に数値が+21されます


>>457
複数でもいいのはいいんですが>>1がおそらく捌ききれません
今回はなしということでお願いします



済みません
眠気に勝てそうもないです

翔鶴への3は把握しました
今回はこれで終わりにさせてください


あと、緑地は緑茶です……
これも全て眠気の所為なんです。許してください

ありがとうございました




間宮……86

・同志となりました

・その甘味は凄まじい力を持っています

・武力で戦えない彼女ですが覚悟は他の者に劣りません。
その覚悟に必ず答えてあげましょう


ビスマルク……85

・同志? となりました

・中佐と彼女は一蓮托生。仲間であり腹を探り合う相手。
ただし、現在は彼女の祖国が裏から支援してくれることがあります

・彼女は祖国への想いがとても大きいのです。
しかし、それを超えるモノを与えればどうなるでしょうか……?


時雨……??+21

・今のところは茶飲み友達といったところ

・春雨との溝を克服したようです



おまけ


大和(??)
明石(99)
大淀(88)
春雨(86)
間宮(86)
武蔵(85)
ビスマルク(58+27=85)
長門(55→70)

天龍(38+30=68)
隼鷹(65)
若葉(58)
夕張(48+5=53)

時雨(??+21)

翔鶴(??+12)

鳳翔(14→18→35)

秋月(34)
朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)


本当に申し訳ありません
ちょっと今日は来れなくなってしまいました
今日は1レスだけ投げていきます

明日はお休みですが火曜は多分恐らくきっと来ます
火曜は翔鶴さんから始める予定です


中佐「……今回のこと、どう思う? 」

大和「謎の敵……Xとしましょうか。
彼か彼女と会敵するかどうかが全てでしょうね」

中佐「そうか。まぁ、驕るつもりはないが、
従来の敵しか現れないならば倒せない勢力ではないからな。
やつが……Xの動向次第か」

大和「……しかし、艦娘を無力化する、ですか。
これでは大和がいようがあまり関係ないかもしれませんね」

中佐「今回は如月たちとは違って横須賀の主戦力を引き連れてきている。
これで勝てなければどちらにしろ我々に明るい未来などない」

大和「そうでしょうね。まぁ、勝つことだけを考えますか」


中佐(……さて、南方からの深海棲艦の侵攻。
如月のいた艦隊の壊滅以来Xは現れていないが……。
出会えるかな? )






作戦の結果のみ安価します
80以上で大成功
それ未満で成功
ゾロ目だと……

↓1のコンマ


27
なので成功です

ありがとうございました
火曜にまた会いましょう


陸軍や憲兵も出したいんですけどね……
今はまだこれが精一杯なんですよね
いつかは出したい

>>1はあまり史実に詳しくありません
なので、深い関係があってもスルーしてしまう場合があります
その場合は生暖かく見てやってください



中佐「…………」

大和「……あまり、気にしないように」

中佐「……何を」

大和「いえ、大和の勘違いでした」

中佐「…………そうか」

大和「……」

中佐(作戦自体は成功したが……)




………

……………




大将「思わぬ損害だったな」

中佐「……申し訳ありません」

大将「まぁ、想定外の増援だった。
その増援を含めて敵艦隊を殲滅できただけでもよしとしよう」

中佐「はっ」

大将「……ただ」

中佐「……」

大将「今月末の押し返し作戦はやつに任せてお前は休んでいろ」

中佐「…………はい」

大将「なに、お前も連戦で頭を使い続けていただろう。
それにやつにもこの国のために育ってもらわなければーー」




………

……………



中佐(事実上俺は作戦指揮権を剥奪された。
降格はないしこの月限りのこととは思うが……。
まぁ、いい気分ではない。
それに代わりの指揮がやつとは、な)

大和「……コーヒー、飲みませんか」

中佐「……」

大和「たまには中佐が淹れたのも飲みたいです」

中佐「……」

大和「……中佐? 」

中佐「ふん。仕方ない。己の淹れ方に凹む機会をわざわざつくるなんてな」スクッ

大和「ふふ、そのときは中佐に慰めてもらいますから」

中佐「……ふん」





中佐(………………ありがとう、大和)





↓2
ライバルである中佐の秘書艦を決めます
また、コンマ数値はライバルと秘書艦の結びつきの強さを示します





「なぜだ! なぜ今なんだよ! 」ドンッ

榛名「……今だからこそではありませんか。
ちゅう、いえ大佐が功績を収めることを前提にしているんです」

大佐「……おれが中佐より上だとでも?
実績も経験も、能力も何一つ勝てていない!
おれを上げるなら中佐もせめてっ」

榛名「…………」

大佐「……済まなかった。榛名に当たる意味はなかったな」ストン

榛名「いえ、榛名は大佐の秘書艦ですから」

大佐「…………」

榛名「…………」






………

……………



中佐「昇級、ね。さすが華族のぼっちゃん」

大和「ははは……また、荒れてるでしょうね」

中佐「……貰えるものは大人しく貰っとけばいいのにな」

大和「正義感だけは人一倍ありますからね」

中佐「ま、俺には関係ないことだ。
お手並み拝見、ってやつだよ」





以降、榛名の引き込みはコンマの三分の一を35に足していく方式になります




中佐「大淀」

大淀「はい、なんでしょう? 」

中佐「俺って空母に嫌われてたりする? 」

大淀「そんなことはないと思いますが」

中佐「だってさぁ……鳳翔と瑞鳳からの警戒されっぷりはヤバイと思うんだよね」

大淀「まぁ、それは……。隼鷹さんとは悪くないじゃないですか」

中佐「……そうだが。大淀みたいに一発で、っていうのがないからな」

大淀「……私は例にはならないと思いますけどね。
ただ、それなら……まぁ、見ていてください」

中佐「ん、なんかするの? 」

大淀「大和さんから聞いていますよね?
翔鶴さんが悩みを抱えていることを」

中佐「あぁ……今の自分が止まっているんじゃないかってやつか。
俺は止まれるなら止まっている方がいいと思うけどなぁ」

大淀「止まっていると感じるなら、
そして前線に赴く覚悟ができなかったのなら。
私たちが背中を押してやりましょう」

中佐「はは……悪い顔してるぞ」

大淀「そうですか? ま、私は中佐の代わりに悪になりきる必要がありますから」

中佐「……そうか。俺は今でも充分に悪巧みをしている気になったいたが」

大淀「…………貴方にはそのままの貴方でいてほしいんですけどね」






………

……………





大淀「翔鶴さん。ちょっといいですか? 」

翔鶴「えっと、なんでしょう? 」

大淀「これは空母組の全員に訊いて回っていることなんですが、
前線で空母組にかなりの欠員が出たんです」

翔鶴「は、はぁ」

大淀「そこで、横須賀から誰かしら異動する可能性があるんです。
もし、あちらへ、という希望があればすぐに通ると思いますがどうです? 」

翔鶴「! …………い、今でなくてはなりませんか」

大淀「前線は常に拡大と縮小を繰り返しています。
そんな中の欠員に余裕があるとでも? 」

翔鶴「……」

大淀「現在は先の作戦の効果か敵性因子は大きな動きをしていないので、
小康状態といえますが……」

翔鶴「…………」



大淀「……ここだけの話、というか府内では噂になっておりますが」

翔鶴「……はい? 」

大淀「翔鶴さんと瑞鶴さんの仲が微妙になっている、と。
その理由は翔鶴さんが煮え切らない態度なのに瑞鶴さんになんの相談もない、と」

翔鶴「そんな……」

大淀「この噂が本当のことなのか私にはわかりません。
翔鶴さんが何がしかの悩みを抱えていたとして瑞鶴さんに相談しなければならない論理的な理由はなにひとつありません」」

翔鶴「……」

大淀「しかし、嘘であろうと本当であろうと噂とは怖いものです。
まるで生きているように私たちを惑わす。
それに、翔鶴さんと瑞鶴さんだけの問題ではありませんよ」

翔鶴「……」

大淀「貴女は不安定な可能性のある者と肩を並べて戦えますか?
背中を預けることができますか? 」

翔鶴「…………私は」


大淀「貴女に責任があるわけではありません。
でも、ここで決心するべきではありませんか?
貴女には今までと変わらず二つの道が残されたままです」

翔鶴「……前線へ一人で行くか、今と変わらずここにいるか」

大淀「はい。ここに残るのならば瑞鶴さんには何がしかのアクションが必要……まぁ、前線へ行く場合もですね」

翔鶴「…………」

大淀「まぁ、この話を無視するのもまた良いのです。
単に貴女が何かを後悔したまま仲間を危険にさらすだけのことですから」

翔鶴「…………」

大淀(……姉妹がいるとはこういうことなのでしょうか。
私は……私には、わかりません。
それでも中佐が同じことをおしえてくださった)

大淀「……私も悩みを抱えて思考をやめていた時期がありました」

翔鶴「……大淀さんはそれをやめられたんですか? 」

大淀「はい。正確には助けていただいた、ですが」

翔鶴「…………大和、さん」



大淀「貴女から誰かに相談することも一つの手です。
しかし、我々艦娘はあくまで同僚。
背中を押すことはできますが、今の惑った貴女を強制的に動かすことはできないかもしれません」

翔鶴「それなら……それなら私はどうすればいいんです!
私は、私は私は私はっ! 」

大淀「……艦娘ではなく府内で力を持つ者。……わかりますね? 」

翔鶴「…………」

大淀「もしくは貴女自身が決めるか」

翔鶴「…………私、は」





大淀(あのときの私はこのような感じだったのですね。
……これは……イライラします。
私は……中佐のように彼女を助けることができたのでしょうか)







・三週間後、つまり十月三週にイベントが発生します



次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数ならニ倍
数字が奇数なら一倍
とします
ゾロ目なら三倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります


↓直下コンマ


88なので

8+8=16

偶数なので

16×2=32


次回から翔鶴引き込み時にはさらに+32されます


武蔵「私の責任だ」

中佐「……ちげぇよ。お前はむしろ敵増援に恐れず艦隊をよくまとめていた。
あの場合現場指揮官にできた最善の行動だった」

武蔵「だがっ、それでも中佐が叱責される理由をこの武蔵がつくったことには変わりない! 」

中佐「俺は作戦の立案から関わっている。
敵増援の可能性がない、そう判断した俺のミス以外のなにものでもないんだよ」

武蔵「……分からず屋め」

中佐「そりゃどうも。それは俺にとっては褒め言葉だからな」

武蔵「まったく……これでは大和も苦労するはずだ」

中佐「いやいやいや、ちょっと待てよ。
確かに苦労は掛けているが俺が掛けられていることの方がだな! 」

武蔵「はははっ、そんなのは無論のこと。
自明なことを語る必よーー」

大和「…………武蔵? 」ニコッ

武蔵「……いたのか」

中佐「……やれやれ……落ち込む暇もないのか」




↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ
まとめは>>370にあります


武蔵「私の責任だ」

中佐「……ちげぇよ。お前はむしろ敵増援に恐れず艦隊をよくまとめていた。
あの場合現場指揮官にできた最善の行動だった」

武蔵「だがっ、それでも中佐が叱責される理由をこの武蔵がつくったことには変わりない! 」

中佐「俺は作戦の立案から関わっている。
敵増援の可能性がない、そう判断した俺のミス以外のなにものでもないんだよ」

武蔵「……分からず屋め」

中佐「そりゃどうも。それは俺にとっては褒め言葉だからな」

武蔵「まったく……これでは大和も苦労するはずだ」

中佐「いやいやいや、ちょっと待てよ。
確かに苦労は掛けているが俺が掛けられていることの方がだな! 」

武蔵「はははっ、そんなのは無論のこと。
自明なことを語る必よーー」

大和「…………武蔵? 」ニコッ

武蔵「……いたのか」

中佐「……やれやれ……落ち込む暇もねぇな。ははは……」




↓2

1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ
まとめは>>370にあります


ほんっとうに済みません
ゾロ目なので三倍でした

なので正しくは16×3=48です

あと、なんか混乱して同じものを書き込んでしまいました
落ち着きます


伊良湖……63+5(間宮効果)



中佐「お邪魔するよ」

伊良湖「あっ、中佐! 済みません、今間宮さんちょっといなくて」

中佐「ん、いや、いいんだよ」

伊良湖「? 」

中佐「今日は伊良湖に用があって来たんだ」

伊良湖「伊良湖に、ですか? 」

中佐「ああ。これ、貰っても? 」

伊良湖「あ、どうぞどうぞ。間宮さんにはまだまだ及ばないものですけど……」

中佐「ん」モグモグ

伊良湖「伊良湖も間宮さんに早く追いつきたいとは思ってるんですけど……」


中佐「いや、とても美味しいよ。
俺、和菓子も洋菓子も同じくらい好きだけど、
この最中は間宮のアイスにも負けてないさ」

伊良湖「ほ、本当ですか? お世辞でも嬉しいです」

中佐「世辞じゃないんだけどな。
……それはそうと伊良湖。最近間宮におかしなところはないか? 」

伊良湖「おかしなところ? 」

中佐「たとえば、気付いたらいなくなっているとか、
なにか隠し事をしているみたいだ、とか」

伊良湖「……うーん、そんなことはないと思いますけど。
なんかあったんですか? 」

中佐「そうか。……いや、なんでもないよ。
伊良湖には関係ないことだ。じゃ、最中美味しかったよ」クルッ

伊良湖「あ、あの、ちょっと待ってください!
そんな思わせぶりなこと言われたら気になっちゃいますっ」

中佐「ん……? 」ジ-

伊良湖「……」ビクッ

中佐「…………」


伊良湖「……あの」

中佐「好奇心か? 」

伊良湖「……」

中佐「それならやめておけ。
間宮がお前を呼ばないのもきっと……いや、関係ないことだったな」クルッ

伊良湖「……好奇心じゃなくてっ」

中佐「…………はぁん」

伊良湖「伊良湖は間宮さんに追いつかなければいけないんです。
それで、今度は追い越さなければいけないんですっ。
でも、でもまだ伊良湖は間宮さんに学ぶことが沢山あります」

中佐「……それで? 」

伊良湖「……おしえて、ください。
伊良湖は、私は絶対に逃げません。
だから、中佐があんなことを言った理由をおしえてほしいです」


中佐「……だってさ」

伊良湖「え? 」

間宮「……まったく、中佐も人が悪いですね」ョコッ

中佐「まぁ、そういうな。
後輩の嬉しい言葉が聞けただろ? 」

伊良湖「え? え、間宮さん? 」

間宮「ごめんなさいね伊良湖ちゃん。
中佐が貴女を試したいっていうから」

伊良湖「試す? 」

中佐「……間宮のこと知りたいか? 」

伊良湖「それは勿論! でも、あの」



間宮「今はちょっとだけ待って。
私、さっき最中をつくったんです。
よかったらゆっくり話しながら中佐の部屋で食べませんか? 」

中佐「お、いいな。間宮の最中、か」

伊良湖「……な、なにがなんだか」

間宮「ふふ、たまには私が最中をつくるのもいいかと思って。
伊良湖ちゃんにはアドバイス貰おうかな」

伊良湖「とんでもないです! 私の最中なんてそんな間宮さんに褒められるようなものじゃ」



中佐(俺にはあんまり興味がない、ってことでもないかな。
しかし、間宮恐るべし。間宮がいなければどうなっていたことか)





・伊良湖が同志となりました

・中佐に興味がないわけではありませんが、
あくまで彼女は間宮をかなり慕っています

・そのために同志となっているのでコミュを取ったほうがいいかもしれません


十月二週





長門「ぐぬぬ……解せぬ」

春雨「長門さん……いくらなんでも弱すぎません? 」

長門「いや、春雨が強すぎるだけだと思うんだが……。
大体なんだこのゲームは。
明らかに使えないキャラがいるではないか」

春雨「長門さん……」

長門(くっ、なんだこのやれやれこれだから老害は……みたいな表情は)

春雨「それを見極めるのもまた楽しいものです。
それにCPUに投げられるようではそんないい訳はいい訳にもなりませんね」

長門「……ほう。やってやろうじゃないか。
戦艦長門は何度でも蘇るさ! 」

春雨「……そんな、何度も沈む発言されても」



中佐(……だから、執務中だっての。
……あー、また投げられてる)





↓2
1、2、3、4、5、6
どれでもどうぞ
まとめは>>370にあります



若葉「中佐よ」モグモグ

中佐「おう、なんだ。喋るならものを飲み込んでからにした方がいいぞ」

若葉「うむ。……若葉は中佐の所有物になったのだったな」

中佐「あー……そうだっけ」

若葉「若葉はこう見えて緊張していた」

中佐(お、おう……大淀とはまた違った意味で何考えてるかわからねぇからなぁ)

若葉「所有物になったのだから閨にでも呼ばれるのかと思って、
毎日身体を綺麗にしているというのにまったく」

中佐「いや、えぇ……。俺が悪いのかよ」

若葉「当たり前だ。若葉は信用した人間にはべったりするからな」



中佐「……それはどうだか」

若葉「ん? 」

中佐「たとえば、俺がお前の大切なものを壊したいと言ったとしてお前はそれを捧げることができるか?
できないだろう? 所有物ってのは本来そういう意味のはずだ」

若葉「理由がしっかりしているなら残念だが差し出そう。
その代わり所有者らしく若葉を慰めてもらうが」

中佐「…………はぁ」

若葉「……これも、美味いな」モグモグ

中佐(なんだよこれ……もう、考えるのめんどくさくなってきた)



中佐「……それなら、お前は大将を裏切って俺につけと言われたらどうする? 」

若葉「…………」

中佐「ん? どうするんだ? さすがに大将におしえるか? 」

若葉「……理由を聞くな。若葉には今両方につく理由があるからそれとつきあわせて考える」

中佐「……この鎮守府の方針は間違っている。
犠牲を極力出さないと謳いながらその実ゆっくりと消耗させられているだけだ」

若葉「ふむ」

中佐「だから、俺は内部からまず横須賀を手にいれる。
それから、俺がこの国をーー」

若葉「いいぞ」

中佐「ん? 」

若葉「それぐらい良いと言っている。
若葉も最近はあまり重要な局面を任されていない」

中佐「……」



若葉「中佐は若葉を必要としてくれるのだろう?
それならば、若葉が中佐に反対する理由はない」

中佐「……おう」

若葉「……」モグモグ

中佐「……改めてよろしくな、若葉」

若葉「あぁ、よろしく中佐」

中佐(疲れた……ある意味、鳳翔や瑞鳳相手にするときより疲れる)

若葉「それで中佐」

中佐「……ん? 」

若葉「今夜は何時に部屋に行けばいいんだ? 」

中佐「」

若葉「白とピンクはどっちが好きだ? 中佐? 」






次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数なら二倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります


↓直下コンマ


17なので

1+7=8

奇数なので

8×2=16


58+16=74


・若葉が同志となりました

・若葉による初春型への揺さぶりが可能になりました

・若葉による揺さぶり→コマンド7





十月三週






ビスマルク「ねぇ、それって本当に使い道あるの? 」

明石「……あの、勝手に他人の私室来てそんなこと言いますかね」ガチャガチャ

ビスマルク「でも、明石が今使ってる図案って私が渡した図面も応用されでるじゃない?
結構気になってるのよ」

明石「まぁ、別にいいんですけどね。
……ただ、そのパンくずを床に零さなければですね。
もっといいといいますか」ガンガン

ビスマルク「あら、ごめんなさい。よかったら貴女も食べてみる?
間宮の新作なのだけど」

明石「いえ、遠慮しておきます」シュィ-ン

ビスマルク「そう……美味しいのに」

明石「……最近は自分で作りすぎてましてね。
あまり食欲がないんです」

ビスマルク「う、嘘」

明石「はい? 」

ビスマルク「貴女が機械以外を、それも料理をするなんてっ」

明石「……ほんと失礼ですね貴女も。
ま、確かに私だけならつくりませんが、ね」スッスッ

ビスマルク「あ、はーん……なるほど」

明石「まったくムカつきますね。どうせなら貴女にも食べさせてあげますよ」

ビスマルク「そう? 私って結構グルメよ? 」

明石(食べてはくれるんですね。はぁ)




↓2
1、2、3、4、5、6、7
どれでもどうぞ
まとめは>>370にあります




ガチャ



武蔵「……あー、中佐殿」

中佐「なんだ? あと、殿とか付けんな鳥肌が立つ」

武蔵「そうか……少し困ったことになったんだがいいか」

中佐「内容にもよるが」

武蔵「あぁ、まぁ内容は単純だ。ほら、いいぞ」


「しっつれいしまーす! 」


中佐「……おう、歓迎するよ。元気だな、清霜」

清霜「ちゅーさ、清霜のこと知ってるの? 」

中佐「そりゃ、俺は府内の状況知ってなきゃならないしな」

清霜「ふーん、確かにそうかも」


中佐「……で、なんだ武蔵。清霜がなんかやらかしたのか? 」

武蔵「いや、そうではな」

清霜「清霜もちゅーさたちの仲間に入れてください!
武蔵さんたちと戦いたいんです! 」

中佐「……は? 」



武蔵「……耳を貸せ」

中佐「……なんだ、これ」

武蔵「清霜は戦艦に特殊な想いがあるようでな。
で、私には特に……なんだ、まぁあるんだよ」

中佐「あぁ、それで? 」

武蔵「大和と立ち話をしていたら清霜がたまたまだな」

中佐「あー……うん、わかった。もう、なんとなくじゃないぐらいばっちり理解した」

武蔵「はは…………済まない」

中佐「まぁ、いいだろ。むしろ、仲間が増えたと考えるべきだ」


清霜「ねーねー。武蔵さんもちゅーさもなんの話ー? 」

中佐「あー、済まんな。で、仲間になりたいんだって…?
今でも充分同じ戦場で戦えていると思うが」

清霜「そうそう! 清霜は武蔵さんたちと同じ方を向いて戦いたいの!
私、ただの戦闘狂じゃないんだからね」

中佐「なるほど……それで、俺にメリットは? 」

清霜「メリット? 」

中佐「ああ。お前を仲間にするのはいいがそれで俺や他の仲間にメリットはあるのか?
それがなければ、だな」

清霜「うーん……あっ、私いつか戦艦になるから。
どう? 武蔵さんみたいに戦艦レベルに強いならすっごく役に立つと思わない? 」



中佐「…………」

清霜「……だめ? 」

中佐「……いや、いいぞ。気に入った」

清霜「やった! ありがとね、ちゅーさ! 」

中佐「おう、ただし他人に気付かれるなよ」

清霜「はーい。ね、武蔵さん行こ?
また、武蔵さんのお話聞きたいな」

武蔵「あ、あぁそれはいいんだが」チラッ

中佐「いいぞ。その代わりしっかり話して根性叩き込んでやれ」

武蔵「……わかった。しかとその命承った」

清霜「早く行こっ」ギュッ


ガチャ、バタン


ササッ


中佐「…………」

大和「……あれ、大丈夫ですかね」

中佐「……元はと言えばお前の所為じゃねぇか。つーか、コソコソ入ってくんな」

大和「……済みません」

中佐「…………はぁ」

大和「…………」

中佐「ま、いいんじゃねーの。
艦娘はただの船じゃない。もしかしたら戦艦級に強くなるかもしれないだろ?
そうなればこれは超得ってやつだ」

大和「は、はぁ」

中佐「……艦娘が人間化することがわかったんだ。
その逆に向かう可能性もあるだろ? 」






・清霜が同志となりました

・清霜による夕雲型の揺さぶりが可能になりました

・清霜の揺さぶり→コマンド8

コマンド表



1……中佐による艦娘の引き込み

2……大和による艦娘の懐柔。あるいはカウンセリング(>>98)

3……大淀による横須賀中枢での諜報(>>98)

4……コミュ。仲間内や中佐とグレーゾーンの艦娘が対象(>>147)

5……春雨による白露型籠絡(>>260)

6……如月との面談(>>333)

7……若葉による初春型への揺さぶり

ほい

増えるのはやすぎぃ!wwwwww

諭されて寝返りそして…



「最近、翔鶴かなりやつれてない? 」


「でも、逆に出撃中はすっごい集中力だよね」


「なんというか……あれは鬼気迫るというかまさに鬼のような……」


「……あれ、沈むわよ。貴女がしっかりしなくてどうするの? 」


「そんなこと、言われても……」


「……まぁ、戦えるなら、ね」





………

……………




翔鶴(もう、だめ……こんな状況耐えられない)

翔鶴(最近は寝れないし、寝たら寝たで私以外の僚艦が沈む夢ばっかり見るし……)

翔鶴(瑞鶴……瑞鶴に話さないと。
もう、恐怖に負け続けるのは……)

翔鶴「でも、こういうときに限っあぁっ」バタッ

中佐「おいおい……大丈夫か? フラフラしてるぞ? 」

翔鶴「ちゅ、中佐でしたか。申し訳ありませんでした! 」

中佐「いや、そんな謝ることないが……。本当に大丈夫か? 」

翔鶴「大丈夫です。最近休めてないだけで私はーー」フラッ

中佐「おおう、大丈夫じゃねぇだろ。
人間に支えられる艦娘とか滅多にいないぞ」ダキッ



翔鶴「…………はは」

中佐「あぁ? 」

翔鶴「ですよね……私は、私がいる意味なんて……」

中佐「……」

翔鶴「……やっぱいいや。瑞鶴に言ったってどうせ迷惑かけるだけだし」

中佐「……なら、俺に話してみろ」

翔鶴「……え? 」

中佐「俺はお前とも瑞鶴とも大した繋がりがないからな。
先入観なく話を聞けるし、瑞鶴に話が行く可能性もないぞ」


翔鶴「…………」

中佐「……ほら」

翔鶴「…………最近眠れないんです」

中佐「おう」

翔鶴「それに、眠っても嫌な夢ばかり見て身体はマシになるけど安心できない」

中佐「……どうしてかわかるのか? 」

翔鶴「……私が悪いんです。幸せなぬるま湯に浸かっていればよかったのに。
それに疑問を覚えちゃったから」

中佐「……」

翔鶴「私、実は思い切って前線で頑張ってみようと思ったことがあったんです」

中佐「……」

翔鶴「でも、だめでした。ひとに話を聞いてもらってそれで満足して暫くは悩みを忘れてしまった」

中佐「……そうか」


翔鶴「それをこの前の作戦で思い出しまして。
私は精一杯戦ったつもりだったんですけど瑞鶴に心配されてしまったんです。
体調は大丈夫? って」

中佐「……ただの、と言うと語弊があるかもしれないが労いの言葉だったんじゃないのか」

翔鶴「そうかも。いえ、きっとそうだったんでしょう。あの子は優しいから。
でも、あのときはそう聞こえなかった」

中佐「……」

翔鶴「そこからはもう完全に落ちていくだけでした。
誰の言葉も信用できない。影でなにか言われているんじゃないか。
私と出撃した僚艦は嫌々なんじゃないか。
他人に会うのが怖くなりました」

中佐「……今はどうだ」

翔鶴「……そういえば、中佐は……なんというか普通ですね」

中佐「だろうよ。なんてったって俺たちは殆ど赤の他人だ。
お前は誰も彼もが敵に見えたかもしれないがそうじゃない」

翔鶴「……」

中佐「お前が大事だと思う相手から敵になっていったんだ。
お前が自分のありもしない失敗や責任を自分に償わせるために、
仲間に責められるというお前が最も恐れる錯覚によってな」

翔鶴「………………ありもしない」


中佐「そんな報告は受けてねぇからな。……お前は結局自爆したんだ。
最初の悩みを解決したと勘違いしてしまったのが間違いだったな。
悩みは人に聞いてもらったぐらいでは精々軽くなるぐらいが限界だ」

翔鶴「……それなら、私はどうすればいいんですか?
中佐のお話が本当だったとして私は皆が、瑞鶴が怖いです」

中佐「俺で慣れろ」

翔鶴「……え? 」

中佐「俺が新しく友人になってやる。
どうせ俺が離れていったところで元のままだろう。
それなら思いっきり心の内を吐き出せ」

翔鶴「……いいんですか? こんな私でも」

中佐「そう言ってる」ギュッ

翔鶴「……あ、……りが……うお……ござざ…………いま…んぅ……ぐすっ…………」






………

……………





翔鶴(それから私は彼の胸で泣いた。
それまで溜め込んでいた膿を涙で流し出すように)

翔鶴(このときの彼はまさしく他人以上知人未満の関係だったけれど。
でも、私は……)




翔鶴(その暖かさに甘えるのはとても居心地のいいものでした)




コンマの数値の三分の一が中佐への関心としてプラスされます
以降は翔鶴を引き込もうとする度にコンマの三分の一が追加されていきます
ちなみにゾロ目の場合は……


↓1



えー……1です
次回から翔鶴を引き込もうとする度に数値が1ずつ増えていきます


>>562
ありがとうございます!
助かりました




十月四週



間宮「新作、どうです? 」

中佐「ん、美味かったよ」

間宮「そうですか。よかった」

中佐「ただ、うーん……俺はもう少し甘いほうが好きだ」

間宮「ふふ、以外と甘党なんでしたね」

中佐「あぁ、コーヒー以外はな」

間宮「それでは、今度コーヒーに会うものでもつくりましょうか。
最近は肌寒くなってきましたし暖かめのものがいいかしら。
伊良湖ちゃんとも相談してみますね」

中佐「任せるよ。ただ……」

間宮「大和さんたちの分も、ですよね?
わかっていますよ、中佐」

中佐「……そうか」

中佐(俺だけ食べたとなったら何をされるかわかったもんじゃないからな。
用心以前に隠し事は減らさなければ)

間宮「でも、これは? 」

中佐「あ」



ガチャ



大和「中佐ー、戻りまし、ん? 」





↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>562にあります

今回はこれで終わります
ご参加ありがとうございました
水曜も21:00過ぎに来る予定です



おせっかいかもしれないけど参考程度にどうぞ

コマンド表



1……中佐による艦娘の引き込み

2……大和による艦娘の懐柔。あるいはカウンセリング(>>98)

3……大淀による横須賀中枢での諜報(>>98)

4……コミュ。仲間内や中佐とグレーゾーンの艦娘が対象(>>147)

5……春雨による白露型籠絡(>>260)

6……如月との面談(>>333)

7……若葉による初春型への揺さぶり

8……清霜による夕雲型への揺さぶり


>>587
いえ、とても助かります
自分では気がつかない、回らない部分ですので
全然お節介とかじゃないです
ありがとうございました


清霜……80

・同志となりました

・戦艦への強い想いを抱えているようです

・その天真爛漫さはもしかすると中佐になにかを与えてくれるかもしれません


若葉……74

・同志となりました

・その独特な感覚でものを捉え、中佐たちを困らせることがあるかもしれません

・しかし、実際は素直で思ったことには基本的に真っ直ぐです


伊良湖……68

・同志となりました

・間宮に対して強い憧れを持ち、また近付きたいと考えています

・同志ではありますが本人は間宮が優先で、
不測の事態が起こればもしかするともしかするかもしれません


翔鶴……61+??

・極度の人間不信に陥っていますが、
中佐とは個人的な関係ができています

・元来優しい彼女は他人のことに敏感ですぐに気の利いた行動を取っていました

・しかし、あるときからその目配りは他人の自分への視線を気にするものとなってしまっています


榛名←35→大佐

・上官と補佐です

・榛名にとって大佐は自らの正義感に酔った世間知らずです

・大佐にとって榛名はつまらないことしか言わない堅物であり、
補佐役たる資格に疑問を持っています




大和(??)
明石(99)
大淀(88)
春雨(86)
間宮(86)
武蔵(85)
ビスマルク(58+27=85)
清霜(80)
若葉(58+16=74)
長門(55→70)
{伊良湖(63+5=68)}

天龍(38+30=68)
隼鷹(65)
夕張(48+5=53)

時雨(??+21)

翔鶴(??+12+48+1=)

鳳翔(14→18→35)

秋月(34)
朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)



榛名←(35)→大佐

ただあのコマンド表は>>1が作ったものの流用なので…



大和(自分の不始末は自分で。
秋月をリストアップしたのは大和の責任ですからね…… )

大和「カウンセラー大和、推して参ります! 」





………

……………



大和「あの、秋月? ここ、空いてる? 」

秋月「あ、大和さん。大丈夫ですよ」

大和「ありがとう。よいしょっと」ストン

秋月「……」

大和「いただきます。……うん、さすが間宮さんですね」モグモグ

秋月「……」ジ-

大和「……? どうかしましたか? 」

秋月「あのう……カレーの上のカツがルーを隠してるんですけど……」

大和「そうですね。それが? 」モグモグ

秋月「あっ……いや、なんでもありません。はい」

大和「そうですか」

秋月「はい」


大和「……」

秋月「……」

大和「……そういえばですね」

秋月「はい? 」

大和「中佐が謝りたいって言ってましたよ。
秋月をいじめたかったわけじゃないって」

秋月「は、はぁ。いや、でも別に私も避けてるわけでは」

大和「うーん……あれで、なかなかに繊細な人ですからね。
まさか、悪戯であそこまで怯えられるとは思ってなかったんでしょう。
近づいたらまた避けられるとかっていじけてますよ」

秋月「はぁ」

大和「まぁ、ものは試しです。もし、そこまで嫌でないなら中佐に会ってあげてください」

秋月「……」


大和「悪い人ではないのです。ただ、致命的にガキなだけで。
それは、大和が保証します」

秋月「ガキ、ですか」

大和「ま、大和のような女から見ればどんな男もガキですけどね。
ただ、あの人は本当に救い難いガキです」

秋月「ふふ」

大和「? 」

秋月「大和さんが中佐のお話をするときって雰囲気変わりますね。
もう、目が違いますもん」

大和「は、はぁ」モグモグ

秋月「わかりました。今度会ってみますね。
ガキ、には許してやることも大事なのかもしれませんし」

大和「……お願いします」

大和(大和なガキとか言ったことは暴露されませんように)

大和「……ご馳走様でした」

秋月「…………早い」





次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数なら二倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので三倍
最終的に、6×3=18が次回加算されることになります


06なので

0+6=6

偶数なので

6×3=18

以降、秋月引き込み時に18が加算されます


中佐「…………」



『一時的な指揮権の剥奪、か

なに、そう気を落とすことはない

貴殿の過失であるとは大将や本営も考えておらぬ

だが、代行があの大佐とはな

我々の内に損害が出なければ、いや

最小限の被害に抑えねばならぬな


二度目の二月十四日、か

今度はカミツレ、またはカモミールとも言うらしいな

花言葉は親交

これが貴殿との親交であればよいのだがな

決して目を離さず、できれば彼女との間に悪いものはつくるな

……彼女のつくるものもまた美味いだろう?


もしや、なぜ同じ進水日なのに前回と今次で、

どちらがどちらかわかったか不思議かな?


実は貴殿のことを監視していてな

もちろん執務室は工作が強化されて防諜システムが上がったため不可能に近いがね

貴殿か、もしくは仲間が誰と会ったかは凡そ把握している

しかし、これも志のためだと思ってもらいたい


ますますの健闘を祈っている』



中佐「……監視、ね。明石がくる前は筒抜けってことじゃねぇか」シュボッ


十一月一週



大和「中佐ー……」

中佐「いいから、黙って働け」カリカリ

大和「うえぇ……最近は演習すら減ってきてですね……」

中佐「欲求不満だ、と」ペラッ

大和「まぁ、大きな作戦以外は大和が使いにくいのは納得しますよ。
でもですねぇ……最近は本当になんというか」

中佐「…………」

大和「……中佐? 」

中佐「諦めろ。夜になったら相手してやるから」カリカリ

大和「……そう」

中佐「あぁ」

大和「……まったく。こんなことで喜ぶなんて大和も安い女に成り下がったものです」

中佐「それは俺が決めることだ。お前を安いと思ったことはねぇよ」カリカリ

大和「ふふ、期待してますね? 」





↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>562にあります


(まとめは>>587でした)


若葉 →初霜





初霜「……悪くないですね」

若葉「だろう? 」モグモグ

初霜「最近は秋月ちゃんも勘違いだったみたいって言ってたし。
中佐も悪い人ではないんですね」

中佐「ははは……まぁ、秋月の件は反省したからな」

若葉「大体、若葉が気に入る者がダメなわけがない。
若葉は人を見る目を持っている」モグモグ

中佐「……まぁ、大福で釣った気がしないでもないんだが」

若葉「あの大福は衝撃だった」

初霜「そんなに美味しかったの? 」

若葉「あぁ、出撃に持って行きたいくらいにはな」

初霜「そ、そこまで……」


中佐「初霜も沢山食べていいんだぞ。
最近は間宮や伊良湖もやたら菓子だのなんだのをつくっていくしな」

初霜「通りで最近は厨房が閉まっているときは静かなんですね」

中佐「仕込みが終わったら来てるらしいしなぁ」

若葉「ふむ、若葉もこういったものを作れた方が中佐はいいか? 」

中佐「うん? 」

若葉「女だから料理、という時代ではないらしいが、
やはりつくれた方がいいのか、と思ってな」

初霜「そうなんですか? 」

中佐「うーん……まぁ、そりゃできないよりはな。
ただ、まぁ現実問題さすがに作りたがりが多すぎる」

若葉「そうか。それでは若葉は楽しむことを続けよう」モグモグ

初霜「ま、まだ食べるの……」




中佐「これで体重が殆ど変わらないんだからまぁ、なんというか。
初霜はそういうの気にしてるのか? 」

初霜「いえ、頂いたものはとっても美味しかったですよ?
ただ、ダイエットとかじゃなくてそんなに食べられないというか……」

中佐「ははっ、若葉並に食べてくれてもいいけど、
そうだったら初春型に変な印象を持ってしまいそうだ」

初霜「ふふ、それは困りますね」

若葉「若葉が、変だと? 」

初霜「だって、最近でしょう?
こんなに食べるようになったの」

若葉「そうだが。しかし、最近は演習やトレーニングが増えたからな」

初霜「そうなの? 」

若葉「あぁ、長波と阿武隈がよく一緒になる」

初霜「……なーんか、複雑な気分になる面子ね」

若葉「気にしすぎだ。濃霧に注意さえしてくれれば、な」

初霜「そうだね……」

中佐(はー……平和すぎる。それに普通な子がこんなに貴重だなんてな……。
まぁ、若干戦闘狂の気があるような気もするが )





次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら二倍
数字が奇数なら一倍
とします
ゾロ目なら三倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので二倍
最終的に、6×2=12が次回加算されることになります


08なので

0+8=8

偶数なので

8×2=16

以降、初霜引き込み時に16が加算されます




中佐「…………」




『今回は彼女、か

なにやら特殊な気持ちを抱いているようだが大丈夫か?

まぁ、最近は艦娘の変化、というよりは変態に近い事象も確認されている

あり得ないことではないがね

ともかく、二月二十九日の誕生花はワスレナグサ

花言葉はもちろん、私を忘れないで

彼女とて自らの望みと現在の自分をともに理解していよう

彼女に振り回されて望みの応援ばかりしてはならぬ

時には等身大の彼女も見てやってくれよ?


それでは、貴殿の益々の活躍を祈っている』




中佐「……等身大、か。俺はカウンセラじゃないんだが」シュボッ


十一月二週




若葉「中佐」

中佐「おう、なんだ若葉」

若葉「中佐は白よりはピンクが好きだったな」

中佐「…………そうだな」

若葉「先日水色の新しいのを買ったのだが、どうだ? 」

中佐(なんて答えればいいんだよこれ……)

中佐「……俺はどれでもいいぞ。若葉ならな」

若葉「そうか。嬉しいことをいう」

中佐「うん……うん。まぁ、そうだな。たまには黒とかもいいかもしれないぞ」

若葉「なるほど。では、今度中佐も一緒に選んでくれなーー」

中佐「それは断固として遠慮します」

若葉「……むぅ」

中佐「…………はぁ」




↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>587にあります



清霜 →夕雲





夕雲「満たされました」

清霜「えっ、もう? 夕雲姉さん早くない? 」

夕雲「いえ、食べすぎても夜が入らなくなるもの。
それはつくった人に申し訳ないから」

中佐(なーんか、甘いというかまぁ甘いなぁ。
この声は男をダメにする気がする)

清霜「そっかなぁ。清霜は全然大丈夫だけどね。
……まぁ、若葉には負けるけど」

夕雲「若葉さんは……あれは、謎ですね」

中佐「あいつはいいんだよあれで。
演習以外にも自主トレとかやり始めたしな」

中佐(この前は長波と阿武隈だけじゃなくて清霜までいたし。
清霜も気にしないようになったかな)


夕雲「中佐、今日はありがとうございますね。
こんな素敵なお茶会に招待していただいて」

中佐「気にすんな。清霜も男と二人で喋るのは嫌だろうからな。
それなら俺の目の保養がてら、
姉妹の誰かを呼ぼうと思ったんだよ」

夕雲「ふふ、保養になっています? 」

中佐「あぁ、もちろん。耳にもよさそうだし。
初めてプライベートで会ったけど変に警戒されなくてよかったよ」

夕雲「だって、清霜さんが懐いているんですもの。
その人が悪い人なわけがありませんわ」

中佐「そっか」



清霜「ねぇ、中佐! 」

中佐「ん? 」

清霜「ゲームしよ、ゲーム! 夕雲姉さんもいるしさ」

中佐「まぁ、いいけど。夕雲もいいか? 」

夕雲「ええ、私こう見えて姉妹中でも上手い方なんですよ? 」

中佐「ほう……」

清霜「今日は負けないからね! 夕雲姉さんとも練習したんだから」

夕雲「ふふ……いただくわ」

中佐「……なんだこのヘビーユーザみたいな貫禄」




中佐(昼過ぎから駆逐と戯れる。うん、悪くない。
執務が溜まっていても、徹夜が待っていても)



次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら二倍
数字が奇数なら一倍
とします
ゾロ目なら三倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので二倍
最終的に、6×2=12が次回加算されることになります


そい


うふ、22なので失敗です

普通に遊んだだけでしたね……

ゲームでコテンパンにしたのか


中佐「よ、清霜。どうだ、調子は」

清霜「ちゅーさじゃん! んー、まぁまぁかな。今月はまた頑張るから! 」

中佐「そうか。まぁ、俺は今回あまり関われないからな。
応援ぐらいはしとくよ」

清霜「そ。でも、ちゅーさ可哀想」

中佐「うん? 」

清霜「清霜は戦艦になるために頑張ってる。
でも、ちゅーさはちゅーさの目標のために頑張るのを他の人にやめさせられてるもん」

中佐「……あぁ、なるほど」

清霜「でも、落ち込まないで?
清霜はちゅーさが頑張ってるのを知ってるから」

中佐「あぁ、ありがとな」ワシャワシャ

清霜「きゃ! あんまりわしゃわしゃしないでよぉ」

中佐「はははっ、気にすんな気にすんな」




↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>587にあります

失敗でも大きなデメリットは無いっぽい?


>>632
そうですね
なにか考えようとは思ってたんですが、
>>1がパンクしそうだったので

ただ、のちのち失敗した理由とかは使うかもしれません



伊良湖「中佐が好きな料理ってなんですか? 」

中佐「俺の好きな料理? んー……オムライスとかカレーかな」

伊良湖「なるほど……」

中佐「なになに、つくってくれるの? 」

伊良湖「そのうちつくるかもしれませんね」

中佐「そっか、楽しみにしてるよ。
でも、どうしたんだ急に。間宮にしか興味なさそうだったのに」

伊良湖「ははは……やっぱりそう見えてました? 」

中佐「ま、誰がみても、な。仲間になったはずなのに大して話してもいないしな。
逆にあんな大それたことに間宮がいるって理由で参加するのもどうかと思ったが」

伊良湖「……間宮さんに怒られたんです」

中佐「怒られた? 」


伊良湖「はい。私に追いつきたいなら私以外のものも見ないと、って」

中佐「はーん、なるほどな。それで俺に? 」

伊良湖「はい。間宮さんの好きなもの、というと料理以外には中佐しか思いつかなかったので」

中佐(これは難しいな……。
間宮に言われたからやる、ってのはまんま教師と生徒の関係だもんな。
まぁ、間宮も続けていくことを望んでるんだろうが……)

中佐「それは周り見えてねぇよ」

伊良湖「はぁ」

中佐「間宮が俺をどう見てるかは置いといて、だ。
あいつが料理を好きなのはなんでだ? 」

伊良湖「食べてくれた方が嬉しそうにしてくれると自分も嬉しいから、ですか? 」

中佐「おう。お前もそうじゃないのか? 」


伊良湖「いえ、嬉しいですよ?
でも、それはあくまで一般論です。
中佐だってもし自分が料理して大和さんが美味しいと言ってくれれば嬉しいでしょう? 」

中佐「いや、まぁそりゃな。つくらないが」

伊良湖「私は一般論ではなくて間宮さんがどう思っているかが知りたいんです。
そのために私は」

中佐(あぁ、これだな。これが間宮を怒らせたんだ)

中佐「間宮は神かなんかかよ」

伊良湖「え? 」

中佐「いいか? 間宮には間宮の考え方があるし、
お前が間宮に憧れて真似するのは構わねぇよ」

伊良湖「……」




中佐「でもさ、間宮がいつも一般論から外れてると、そう思うのか? 」

伊良湖「はぁ」

中佐「あいつだって人並みの喜びを人並みの、料理ってやつで得てるだけだ。
ただ、あいつのつくるものが美味すぎたり、
他にはなにもできないから、って悲愴感漂わせてるだけで」

伊良湖「で、でもですよ?
その悲愴感とかの理由が私は知りたくて」

中佐「それぐらい自分で考えるんじゃなくて、間宮に直接訊けよ。
あいつはたぶんお前ならおしえてくれるぞ」

伊良湖「……」

中佐「俺が言いたいのは、だ。間宮を神聖視しすぎるな。
間宮はお前が間宮しか見ないで自分をなくすことが嫌なんだろうよ」

伊良湖「自分、ですか」

中佐「そうだな……ちょっと考えてこいよ。
それで、お前自身が結論出して俺とは組めないってんならそうしろ。
俺はお前を責めるが、決断したことは絶対に責めねぇから」



伊良湖「……」

中佐「丁度いいんじゃねぇの。いい機会だから間宮以外のものを見つめ直してみろよ。
たぶん、なにかしら見えてくるぞ」

伊良湖「……わかり、ました」スクッ

中佐「あー、あとな」

伊良湖「はい? 」

中佐「俺は間宮のオマケでお前に声をかけたんじゃねぇぞ。
給糧艦伊良湖が信頼に足ると思ったから声をかけたんだ」

伊良湖「……はい」

中佐「どうしても間宮しか見れないと思ったら無理矢理にでも俺のことを考えろ。
俺は間宮と違って神聖視されるのは嫌いじゃない」

伊良湖「……」

中佐「じゃあな。俺も執務が溜まってるから」ガサガサ

伊良湖「……ありがとうございました」


ガチャ、バタン


中佐「…………」

中佐(……間宮個人ではなく間宮という理想化した妄想を追っている、か。
だから、俺はカウンセラじゃねぇ)





次回引き込み時に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら二倍
数字が奇数なら一倍
とします
ゾロ目なら三倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので二倍
最終的に、6×2=12が次回加算されることになります



91なので

9+1=10

奇数なので

10×1=10


68+10=78


・伊良湖が間宮への盲目的な憧れから解放され始めました

・中佐に対して仲間意識を、個人としての意見や感情を持ち始めました



十一月四週




ビスマルク「例の敵。Xだっけ? 」

中佐「あぁ、それがどうした? 」

ビスマルク「ユーロでも出たって」

中佐「ほう……どんなやつかはわかったのか? 」

ビスマルク「いいえ。地中海奪還のために先行していた艦娘が幾らか沈んだそうよ。
それで、うちの如月みたいな子がいたってわけ」

中佐「……この国近海だけではないんだな」

ビスマルク「ええ。しかも沈んだうちにフランスの客分だったローマが入っていてね。
イタリア政府も相当抗議したらしいわ。
というか今もだけど」

中佐「まぁ、そりゃな。地中海防衛で殆どの海上戦力を失って、
虎の子の戦艦まで沈められたら……」

ビスマルク「大和が沈められるようなものだものね……。
……ま、祖国にとってはメリットもあったのだけど」

中佐「はっ、嫌な話だぜ」

ビスマルク「ええ、まったく、ね」





↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>587にあります

空母には嫌われてるな

事前にいろいろしててよかったww


翔鶴……37+12+48+1+1=99






翔鶴「……あぁ……安心します」スリスリ

中佐「…………」ナデナデ

翔鶴「……ふあぁ」

中佐「寝てもいいぞ」

翔鶴「はい。……でも、勿体無いです。
折角中佐の顔がこんなに近くで見れるのに」

中佐「男の膝枕なんて大してだな……。
最近はちゃんと寝れてるか? 」

翔鶴「お陰様で。……瑞鶴とも仲直りしたんですよ? 」

中佐「よかったな。最近はちゃんと部屋を出て同僚と飯も食べてるみたいだし」

翔鶴「あれだけ悩んだのが嘘みたいで。
それに、ちゃんと寝て食べて出撃すればミスもしなくなりましたし」


中佐「あぁ、これで安心だな。一時は末期の病みたいなもんだったのに」

翔鶴「中佐のお陰です。でも……」

中佐「でも? 」

翔鶴「新しく病気になっちゃったかもしれません」

中佐「え? 今度はなんだ? 」

翔鶴「ふふ、私もう中佐から離れられませんよ?
それに中佐がいなくなったら本当に……ふふ」スリスリ

中佐「……俺はお前を盾にするようなやつだぞ」

翔鶴「いいんです。あのときに翔鶴は死にました。
今ここにいる私は貴方がつくってくれたんです。
貴方がつくったものを貴方が壊してもそれは……」


中佐「……辛いこともあるぞ」

翔鶴「はい」

中佐「……また、あれが再発するかもしれない」

翔鶴「まさか。でも、もしまたなったら中佐が付きっきりで治してくださいね? 」

中佐「……あぁ、俺の責任だしな」

翔鶴「うふふ………………幸せ」スリスリ





中佐(あれから翔鶴は時々執務室に来ては俺に触れて帰っていくようになった。
確かにあいつの悩みは快方に向かっているが……)

中佐(治ったんじゃない。上書きした、してしまっただけだ。
ダメな自分を存在意義にしてそれを責めるために生きていた翔鶴)

中佐(それが俺を存在理由に書き換えただけだ)



中佐「…………いつか、ツケがくるかもな」





・翔鶴か同士となりました

・中佐に対して極度に依存しています

・瑞鶴の引き込み時にコンマが偶数なら+10。奇数なら−10となります

99がMaxとは明言してたっけ…


初期値では00=100がMAXですね
なので、それをMAXにしようかな、と


中佐「……今頃かな」

大和「でしょう、ね。私も参戦したかったです中佐」

中佐「俺が留守番なんだ。せめてお前は俺の話し相手ぐらいするべきだろ」

大和「……普段から一緒にいるじゃないですか」

中佐「ふーん? どうする? いなくなってやろうか」

大和「…………」

中佐「…………」

大和「……私がいなくなってみましょうか?
そうしたら中佐が泥塗れで探してくれるんです」

中佐「……つまんねぇ冗談だな」

大和「……貴方こそ」

中佐(……指揮を取れないのがこんなに苦痛だったとはな)




大佐が指揮をとって作戦中です

↓1

コンマが
00〜24……春雨
25〜49……長門
50〜74……武蔵
75〜99……ビスマルク

了解です!



14……春雨






中佐「…………どうだ」

明石「…………ダメです」

中佐「それはどっちの意味だ。ここで死ぬのか、それとも」

明石「現時点では人間化の理由もそれを解く方法も不明です」

中佐「死にはしないんだな? 」

明石「はい。身体自体はほぼ無傷で明日か明後日には意識を取り戻すと思います。それよりもーー」

中佐「……精神がもつかどうか」

明石「艦娘として生まれて艦娘として生きてきたわけですからぬ。
いきなり別の生き物に、しかも力を失ったとなると……」

中佐「バトルジャンキーども、武蔵や長門よりはまだマシだがな。
春雨は戦いに生を見出していたわけじゃない」

明石「……今は祈りましょう。彼女が自分を見失わないように」

中佐「お前は人間化を解く方法を探せ。
今回は別に全滅したわけじゃない。
サンプルも情報も選り取りみどりなんだからな」

明石「はいっ、必ず探し当てます」

中佐「…………任せたぞ、明石」




………

……………




中佐(全体でいえば今回の作戦は成功だった。
ただし、Xに春雨がやられたこと以外は、だが)

中佐(敵を殲滅し帰投を始めた矢先の被弾。
Xは特に従来の深海棲艦とは変わらないようだったが……)

大和「……よく考えれば敵を半殺しにして曳航してくるって非人道的ですよね」

中佐(そう。そのとき旗艦だった武蔵はそのXを殺さずに鹵獲し横須賀まで移送していた。
これは間違いなく英断だろう)

中佐「あいつらは人間じゃあない。
少なくとも今は、な」

大和「……あまり見ていて楽しい光景ではありませんでしたけどね」

中佐(……しかし、俺にとっては見ず知らずの敵よりも春雨の方が、何倍も大切だ。
大した情など湧いてはいないと思っていたが……)

大和「春雨ちゃん……」

中佐「…………俺も覚悟が足りんな。クソッ」




・春雨が医務室行きになりました

・如月とともに人間化、つまり艤装による戦闘が不可能な状況となっています


十二月一週





中佐「……」

大和「……」

中佐「……ようやっとこの国の政府まで話が回ってきたか。
いや、単に横須賀、あるいは俺への情報が遮断されていたか……」

大和「そうですか……ローマが」

中佐「ん、どうした。いつになく辛気臭い顔だな」

大和「……そうでしょうか? 」

大和(一歩間違えば春雨ちゃんもそうなっていたわけですからね……。
明日は我が身、ですか)

中佐「……お前もローマも似たような命名だしな。
スペックも、ふん。
そういえば主砲の射程は当時ローマの方があったらしいな」

大和「む、あのですね当時のイタリアの砲弾は大和のものより軽かったのです。
それに、砲撃時の安定性は断然大和の方がーー」

中佐「はいはい。まぁ、俺にはお前しかいないからな。
お前のスペックにケチつけてるわけじゃねぇよ」

大和「……本当に? 」

中佐「おう」

大和「……と、見せかけて? 」

中佐「……お前、いつからそんなめんどくさくなったんだよ」





↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>587にあります

ちょっと早いですが今回はこれで終わります
皆さんありがとうございました
次回はおそらく31日の21:00以降となります



如月と同じ医務室だから6で春雨取った方が良いの?
それとも今まで通り4で春雨取れば良いのかな?

お疲れ様です


>>673
どちらか明記してもらえれば片方にします
ただ、なにもなければ如月と春雨両方がいることにします

更新完了\_ヘ(ω・´*)ポチン


コマンド表



1……中佐による艦娘の引き込み

2……大和による艦娘の懐柔。あるいはカウンセリング(>>98)

3……大淀による横須賀中枢での諜報(>>98)

4……コミュ。仲間内や中佐とグレーゾーンの艦娘が対象(>>147)

5……春雨による白露型籠絡(>>260)

6……如月か春雨との面談(>>675)

7……若葉による初春型への揺さぶり

8……清霜による夕雲型への揺さぶり

春雨医務室だし5は選べなくなるんじゃね?

あ…

>>678

サンクス

>>1的にはどうしますか?


翔鶴……99

・同志となりました

・最近は仲間とともに以前からの活躍を見せています

・中佐に対して極度に依存しています


伊良湖……78

・同志としての自覚を持ち始めました

・間宮との関係もさらによくなったようです

・中佐によって自分とはなにか、を考え始めたようです


秋月……52

・まだ、同志に引き込めてはいません

・しかし、中佐への誤解? は殆ど解けたようです

・中佐と会って話せばなにかは確実に変わるでしょう


初霜……16

・中佐にとって何人目かの茶飲み友達


夕雲……00

・中佐は彼女と清霜とお茶をしてゲームをしました

・なにがあったかはわかりませんがそれ以来、
夕雲はあるゲームをやり混んでいるようです



おまけ


大和(??)
明石(99)
大淀(88)
春雨(86)
間宮(86)
武蔵(85)
ビスマルク(58+27=85)
清霜(80)
若葉(58+16=74)
長門(55→70)
伊良湖(63+5+10=78)

天龍(38+30=68)
隼鷹(65)
夕張(48+5=53)

時雨(??+21)
初霜(??+16)
夕雲(??+00)

翔鶴(37+12+48+1+1=99)

鳳翔(14+4+17=35)

秋月(34+18=52)
朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)



榛名←(35)→大佐


あっ……失念してました……

5はしばらく姉妹とのお見舞い会にするので、
コマンドはそのままということで

コマンド表の更新ありがとうございました



昨日は本当済みませんでした……
今日はなんとか始めていきます


中佐「……天龍」

天龍「あぁ? なんだよ」モグモグ

中佐「確かに俺は普段から執務の合間に部屋を半ば開放している」

天龍「おう」パクパク

中佐「だが、お前……長居しすぎじゃねぇか? 」

天龍「そうか? 」

中佐「あぁ」

天龍「そうか」モグモグ

中佐「……」

天龍「……」モグモグ

中佐「……あのさ」

天龍「そういや、中佐。テレビつけていいか? 」

中佐「……」

天龍「……? 」

中佐「……いいぞ」

天龍「さんきゅー」パチッ

中佐(馴染みすぎじゃないですかね……。
朝、執務始めてから昼過ぎの今までずっといるんだけどこの子。
昼はなぜか一緒に食堂行ったしさぁ)


天龍「おおう! すっげーなおい」

中佐「……あの、天龍さーん」

天龍「ん? なんだ? 」

中佐「いい加減に用を言え。そろそろ切れるぞ…………俺以外の誰かが」

天龍「中佐以外? 」

中佐「おう。まぁ、それはどうでもいいや」

天龍「用……用ね。やっぱ気付いてたか? 」

中佐「まぁな。ここ以外で会うように、というか普通に話すようになってしばらく経ってる。
それが、今になって半日入り浸るってのは不自然だろ」

天龍「そっかなー。中佐への想いが我慢できなくなったのかもしれねぇぜ? 」

中佐「そうだとして、お前が半日切り出せないようなタマかよ」

天龍「オレってそう見られてんのかー……そうかぁ」

中佐「で、なんだ? 前線任務を増やせって? 無理だぞ」

天龍「む、無理なのかよ……ったなのは今はいいや。
実はさ、言いたいことを言い出せなかったってのは本当なんだぜ? 」



中佐「ほーん? 天龍ともあろうものが、
思い立ったにもかかわらずぐうたら過ごすほど言い出しにくいことってのはなんなんだ」

天龍「いや、あの実はだな、中佐に訊きたいことがあるんだ」

中佐「おう、なんだ」

天龍「中佐は……中佐はなんのために軍人になったんだ? 」

中佐「なんのために? 」

天龍「オレたちはさ、生まれ落ちたときから兵士だったから。
だから、戦うことが目的で、つまり軍属ってのは当たり前のことなんだ」

中佐「…………」

天龍「でも、中佐や大将や……他の将兵は違う。
もちろん他にやることがなかったってやつもいるだろ。
でも、中佐にはなにか目的があるように思えてさ」

中佐「……お前はそれを知ってどうするんだ? 」


天龍「……それはわかんねぇよ。中佐がどんな想いでここにいるか知りたい、それだけじゃだめか? 」

中佐「だめではないが」

天龍「中佐に前線に立たせてもらったときに考えたんだよ。
オレは兵士だ。同時に兵器であり艦娘という存在でもある」

中佐「……そうだな」

天龍「でも、人間じゃねぇんだ。オレは……中佐たちとは違う。
なのに、中佐たちはオレたちと同じことをしてる」

中佐「違うさ。オレは後方で踏ん反り返っているだけ。
だが、お前たちは生命燃やして戦ってるだろうが」

天龍「いや、同じだぜ。中佐の命令でオレは敵を殺す。
どっちも戦争をしてるんだ。それが軍人だから」

中佐「…………」

天龍「オレはそれでも人間になりたい。
……別に今すぐに春雨みたいなことになりたいわけじゃない。
それでも、いつか戦争が終わればオレは艦娘以外の在り方を見つけたい」

中佐「…………」

天龍「そんときにさ。中佐みたいなやつのことを思い出したんだ。
戦うこと以外に選択肢のあるやつがどうしてオレと同んなじ選択をしてるんだろうって」



中佐「…………」

天龍「オレは選べなかったから……選べてもここでこうしてたかなって」

中佐「……だからオレの理由を? 」

天龍「あぁ。それを聞けばオレは人間ってやつを理解できると思う。
なんたって中佐はオレが初めて信じた人間だからな! 」

中佐(人間になりたいから人間について知りたい、か。
灯台下暗し的なストレートアプローチだな)

中佐「先に言っておくがつまらないぞ」

天龍「いや、それでいいんだ。
人間について知りたいなんて言ったけど、本当は安心したいんだ。
戦争が終わったあとオレが人間に近付けるってことに。
中佐の理由が難しかったらオレが困っちまうよ」

中佐「……この国を、世界を、人類を愛しているからだ」

おー再開したかww



天龍「……」

中佐「別にここでいう世界や人類に高尚な意味はない。
単に俺が俺の周りを守りたいと、失いたくないと思うだけだ」

天龍「……」

中佐「俺の友人にはそいつの世界が。その世界の誰かにはそいつの世界があるだろう。
俺は俺の友人がその友人を失わないように、
そしてその友人が壊れないように、
そのせいで俺自信が不幸にならないように力を欲した」

天龍「……」

中佐「だから、俺は軍人になった。
今この世界を一番脅かしているのは海のあいつらだろ? 」

天龍「…………なるほどな」

中佐「ま、単に俺が野心家なだけかもしれないがな。
ガキの頃は世界征服だって夢だったし」

天龍「……オレたちがいればそれくらい余裕かもな」

中佐「……ふん、その前に外敵の排除が必要だけどな、
で? お前は満足したか、天龍」

天龍「あぁ、満足したしがっかりしたぜ」

中佐「あ? がっかり? 」


天龍「おう。中佐が言いたいのはつまりオレと同じだったしな!
これはオレにだって人間になれるってことかもしれねぇ。
だけど、ちょっとは超越しててほしかったからな」

中佐「超越、ね。むしろお前たちだろうが。
人間を超越してるのはな」

天龍「…………まぁ、いいや。今はとりあえず敵を倒すだけだ。
オレが人間になれるかも、なろうとできるかも戦いが終わってから。
それまでは、この想い、忘れてられそうだ」

中佐「そうか」

天龍「ありがとよ。中佐のおかげでオレはまた迷いなく戦える。
戦後なんてくだらねぇことに振り回されずにな」

中佐「……おう。期待してる」

天龍「ああ! ちゃんとオレのこと、見てろよな! 」


ガチャ、バタン


中佐「…………菓子は誰が片付けるんだ」




現在の数値に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら二倍
数字が奇数なら一倍
とします
ゾロ目なら三倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので2倍
6×2=12となります

↓1のコンマ


09なので

0+9=9

奇数なので

9×1=9

9+68=77



・天龍が同志となりました

・龍田引き込み時にコンマが偶数なら+15、奇数なら−15になります


十二月二週




明石「こんなもんですねー」

中佐「……プスプス言ってるぞこのアーマー」シュコ-シュコ-

明石「そりゃ、空気圧縮してますからね。
どうです? 結構カッコいいでしょう? 」

中佐「まぁな。ただそれだけじゃねーか。
こんなんじゃ人体に適合するパワードスーツなんて夢のまた夢だ」

明石「まったく……これだからリアリストは。
中佐だって男の子なんだからロマンとかそういうの大切にしないと」

中佐「生憎そんな余裕のある立場じゃなくてな。
つーか、お前は女の子だろうが」

明石「あらあら……女の子として見てくれるんです? 」

中佐「見てるだろ? むしろ、こんな外骨格もどきを造ってる自分自身を見直せ」

明石「それはそれ、これはこれ」

中佐「やれやれ……リンゴくらい潰せんのか? こいつ」

明石「それくらいなら」

中佐(……まぁ、戦場に生身で出る予定はないしな、うん)





↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります

ナイス


秋月……52+??


大和「中佐」

中佐「うん?」

大和「秋月ちゃん、もう一回いきましょう」

中佐「……なに言ってんだコイツ」

大和「今度は大丈夫ですから!
ちゃんと中佐は悪い人じゃないって誤解解いてきましたから。
だから、今度は本音で、ね? 」

中佐「……本音で語って断られたら詰むぞ」

大和「そこは気合いで」

中佐「………………なに言ってんだコイツ」





………

……………




中佐「済まなかったな」

秋月「いえ、秋月もジョークとか理解できないのはちょっとって思ってましたから」

中佐「まぁ、今回はその肝心のジョークが洒落になってなかったわけだしな」

秋月「さすがにもう騙されませんけどね」

中佐「ほう……」

秋月「? 」

中佐「……」

秋月「中佐? 」

中佐「大将閣下を裏切って俺につけ、秋月」

秋月「いや、だからもうさすがに怯えませんから……。
秋月だってただの弱虫じゃ」

中佐「……」ジッ

秋月「…………」


中佐「……これが本音だったならば? 」

秋月「ほ、本音? 」

中佐「俺はお前がほしい。お前に援けてほしい。
これが本音だが、お前はどうする」

秋月「えっ、え? え? 」

中佐「……この前はジョークだったということにしたな。
だからこれが初めての誘いだ」

秋月「…………」ジリッ

中佐「俺から逃げるのか? それとも大将から逃げるのか?
その後退りは一体何から何処へ逃げる? 」

秋月「あ、秋月は逃げるわけではっ。
この力は艦隊を守るために使うと誓ったんです。
その力を、司令に向けるなんてっ……」

中佐「艦隊? それならばなおのこと。俺とこい、秋月」

秋月 「だからっ秋月はっ」

中佐「本当に大将や大佐はお前の言う艦隊を守ろうとしているか?


秋月「……」

中佐「この前の作戦、お前も参加していただろう?
どうだ、大佐はお前たちを助けてくれたか?


秋月「それでも、それでも司令はっ」

中佐「……前にも言った気がするが大将の最近の作戦はほとんどが俺の立案と指揮によるものだ。
つまり、能力面でみれば俺はお前の眼鏡に適ったということでいいのか? 」

秋月「貴方だってミスはする!
そのせいで前は大佐が指揮なんてすることにっ」

中佐「……」

秋月「! 秋月はっ」

中佐「もう、いい。結局のところお前は自分が大事なんだ。
誰からも欲しがられて、浮かれて。
大将が横須賀を統括する身でなければ歯牙にもかけない癖に」

秋月「このっ、言わせておけばっ! 」


ガシャン!



大和「…………中佐をやらせはしませんよ」

秋月「大和さん! この人はこんな人でした! 貴女は知っていて私にあんなことを言ったんですか! 」

大和「……そうです」

秋月「貴女は彼を、彼の考え方に絶対に共鳴してはいけない人なのに! 」

大和「もっともなことです。ただ……生きていてはときにこのようなこともあるのです」

秋月「そんなっ、貴女は貴女はそんな……」

大和「…………」

中佐「……今のは映像に残してある。もちろん音声なしでな」

秋月「……そんな」

中佐「……俺は横須賀を獲る理由を持っている。
それをお前が聞いてくれないんだからな。
あくまで自衛のためだ」



秋月「…………」

中佐「この映像はこちらの重要なカードだ。
……俺たちは互いに鬼札を持つことになる。
使えば自らも切り刻む諸刃の剣だがな」

秋月「……」

中佐「……もう一度言うが俺はお前がほしい。
俺の話を聞きたくなったらいつでも来い」

秋月「……」

大和「それでは、大和が送ります。
嫌でなければ掴まってください」

秋月「…………ッ」




↓1

現在の数値に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら四倍
数字が奇数なら三倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので4倍
6×4=24となります


31なので

3+1=4

奇数なので

4×3=12


つまり、52+12=64



・中佐と秋月に浅からぬ縁ができました


もう一回秋月とったらいけるなww


十二月三週





長門「やはりワクワクするものだな」

中佐「お、おう……俺の周りには大食漢ばかりいやがる」

長門「まぁ、漢ではないのだがな」

中佐「それは言葉の綾でだな」

長門「しかし……大和型はやはり凄いな」

中佐「……あいつらが二人しかいなくてよかったよ。
夕雲たち並にいればそこは地獄かなんかだ」

長門「確かにな。ただ……もっと早く彼女たちがあのときにいればと思うと。
駆逐の子たちくらいいれば少しは、な」

中佐「……いや、それは意味のない空想だよ、長門。
WW2や太平洋ではまた別のお前たちがいたんだ。
俺たちには俺たちの戦場がある」

長門「フッ、そうだな。私らしくない感傷だったか」

中佐「……それがお前をお前たらしめている強さであり優しさだからな。
らしくないってことはないさ」

長門「そうか。……………ありがとう、中佐」




↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります



大和「武蔵ぃぃぃぃぃ」

武蔵「なんだなんだ姉上殿。そんな妙ちくりんな声を出して」

大和「な、なぜ大和の衣装がサンタではなくトナカイなんです」

武蔵「? 」

大和「クリスマスの仮装のことです!
な、なぜこの栄えある大和型一番艦である大和がト、トナカイなどと……! 」

武蔵「なるほど……私はサンタにするつもりだが」

大和「だからですよ! まだ、姉妹そろってなら納得がいったのに」

武蔵「まぁ、私は知らん。中佐か大淀か……あとは明石ぐらいか。
その辺に訊いてくるんだな」




………

……………




大淀『はい? 仮装? 知るわけないじゃないですか。まぁ、サンタにしますけど』


明石『いーえー、私も知りませんよ。
私ですか? 私は中佐を正確に模したフェイスガードでもつくろうかと』


ビスマルク『あー、そんなのあったわね。でも、あれちょっと露出が多すぎない? 』





………

……………



バタン!


大和「……中佐」

中佐「ん? なんだ、怖い顔しやがって」

大和「仮装のことでお話があります」

中佐「は? 」

大和「武蔵にも大淀さんにも明石さんにも、ついでにビスマルクにも聞きました」

中佐「おう」

大和「……なぜ、私だけトナカイの仮装なんですかっ! 」

中佐「? 」

大和「この大和が、なぜ赤い鼻の動物など……」ワナワナ


中佐「……まぁ、なんだ。落ち着け。
全く意味がわからないんだが」

大和「まさかしらを切るなんて。
中佐でしょう? 大和の枕元にトナカイの衣装セット置いたの」

中佐「……違うぞ」

大和「はい? 」

中佐「俺がお前ら全員に衣装なんて渡すと思うか? 」

大和「あっ」

中佐「大体おかしいだろ。仮にお前に仮装セット渡すなら直接渡すっつーの」

大和「確かに」

中佐「……」

大和「……」

中佐「……」



大和「……でも、一体誰があんなものを? 」

中佐「お前が酔っ払ってもってきたんじゃないのか?
昨日の夜はまさに浴びるほどってレベルだったぞ」

大和「……そういえばどうやって間宮さんのところから帰ったか記憶にありませんね」

中佐「今頃誰かが探してたりしてな」

大和「あー……どうしましょう、あれ」

中佐「落し物として届けておけ。
まぁ、その状態で取りにくるやつがいるかどうかはわからんが」

大和「はぁ、そうします」



ガチャ、バタン





中佐「………………つーか、俺なら断然サンタだね。
ミニでもなくロングでもなく膝丈ぐらいで」


十二月四週






大和「クリスマスですね! 」

中佐「そうだな。で? 」

大和「これから一週間、いえ十日はいつも楽しみな時期なのです。
食堂のメニューが特別に変わるので」

中佐「あぁ、七面鳥を睨み付けながら食べる空母がいたり、
特大サイズの臼と杵で餅をつく空母がいたり、
こたつの魔力にすら抗って食堂に居座る空母がいた……空母ってなんだ? 」

大和「……まぁ、いいじゃないですか。
戦時でも人が笑うことができるんですから」

中佐「そうだが。……今年は執務が溜まりそうだな」

大和「そんなもの速攻で片付けますよ。
大和には待っていてくれる料理たちがありますからね! 」

中佐「おう、期待しとく。……俺は終わったら寝てるかな」

大和「何を言ってるんです。中佐も来るんですよ」

中佐「あぁ? 」

大和「貴方が来なくてどうするんです。
会いたいと思っている子たちも沢山いるんですから」

中佐「……仕方ねぇな」

大和「……今、だけですから。普段はこんなことは」

中佐「まぁ、嫌々とかじゃねぇよ。
ただ、上官がパーティみたいな場にいるのはどうかと思ってさ」

大和「……そういえば例年大将や秘書艦はクリスマスには見かけませんね。
大佐はわかりませんが」

中佐「大将? あれは毎年秘書艦と外で飯食って朝に帰ってくるぞ」

大和「! 」

中佐「…………あぁ、余計なこと言った気がする」




↓2
1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります



夕立改2

あれ、大和の上昇値は無し?



春雨 →夕立



春雨「……ごめんね、夕立ちゃん」

夕立「春雨は大事な妹だから」

春雨「ありがと。でも……私、また戦えるのかな」

夕立「だいじょーぶ。なんか、ちょっと本格的に寝込んでるだけっぽい」

春雨「ほんと? 」

夕立「うんうん。それよりなんかしてほしいこととかない?
今なら夕立がごほーししちゃうっぽい! 」

春雨「……うーん……じゃあ、ちょっとだけお話していってくれない? 」

夕立「それだけ? 」

春雨「うん。だめ? 」


夕立「んーん、全然余裕っぽい。でも本当にそれだけ? 中佐さんとか呼んできてもいいんだよ? 」

春雨「それは大丈夫。毎日欠かさず来てくれるから」

夕立「へぇ……なんか変なことされてない?
今なら、春雨無防備だし」

春雨「そんなことないよ。中佐はとってもいい人だから。
私が迫ってもだめで、あっ」

夕立「っぽい? 」

春雨「…………」カァァ…

夕立「ねぇ、それいつのこと? 」

春雨「えっ? 」

夕立「春雨が中佐さんにアタックしたときのこと」

春雨「え、えーっと……ごめん、数え切れない」


夕立「……」

春雨「……」

夕立「こ、これは悪夢? それともいいこと? っぽい? っぽい? 」

春雨「ゆ、夕立ちゃん? 」

夕立「……まぁ、冗談は置いておくっぽい。
それはいつから? 鳳翔さんと言い合ったときから? 」

春雨「……うん。そうだよ」

夕立「なるほどなるほど。そっかー、ついに春雨も大人っぽい」

春雨「そうだといいんだけど、ね」

夕立「でも、安心したっぽい。春雨が力を失ってもこうしていられるのは中佐さんのおかげかも」

春雨「で、でも夕立ちゃんとか皆がいるからでもあるんだよ? 」

夕立「それはもちろん。
でも、夕立たちはあんまり艦娘以外とは関わってなかったっぽい」

春雨「……」

夕立「そういう意味では春雨が一番最初に大人になったっぽい。
姉妹や仲間っていう世界から一歩踏み出したんだから」

春雨「……」

夕立「……さて、夕立はこれから哨戒任務があるっぽい。
じゃあ、また来るね」スクッ


春雨「……春雨ちゃんの方がよっぽど大人だよ」

夕立「っぽい? 」

春雨「私は……私は、夕立ちゃんみたいに強くないし時雨ちゃんみたく冷静にものを見れない。
だから、誰かを頼りに行って……中佐に助けてもらっただけだから」

夕立「……春雨はそれを後悔してるっぽい? 」

春雨「……」ブンブン

夕立「……そう」

春雨「……でも、私は」

夕立「それで充分よ」

春雨「……」

夕立「後悔のない生き方なんてない。
それなら思いっきり後悔して次を見て。
夕立は前の……最初に沈んだときからそう考えることにしてる」

春雨「……夕立ちゃん」

夕立「ま、でも迷うのも大事っぽい。
目玉焼きにコショウか醤油か、みたいにねっ。
そんなときは中佐さんにでも聞いてみればいいっぽい」

春雨「……うん、そうだね」

夕立「ふふ、春雨なら大丈夫。だって夕立の妹だもん」

春雨「あはは、そうだね夕立ちゃん。ありがとね? 」

夕立「ふふーん、夕立はなんてったってお姉ちゃんだからね!
こんなことは朝飯前っぽい」


時雨「……その割にマナーが、ね」



夕立「げげっ、時雨っぽい! 」

春雨「あ、時雨ちゃん」

時雨「やぁ、春雨。元気かい?
夕立は、ここが病室だってことを思い出してよ」

夕立「はーい、夕立が悪かったっぽい。
じゃ、夕立は任務があるからーっ」


タッタッタ


時雨「……まったく」

春雨「ふふっ」

春雨(ありがと、夕立……お姉ちゃん)







現在の数値に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数なら二倍
とします
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので3倍
6×3=18となります


↓1


そい

悪気はなかったんです…


16なので

1+6=7

偶然なので

7×3=21


以降、夕立引き込み時にコンマの数値に21が加算されます



「はぁっ……ーーーー……んぅ…………ッ! 」


珠の汗を額どころか全身に浮かばせた女が背を反らせて頂きまで昇る。

彼はそれを力尽くで押さえつけて絡み付いた手脚に迎え入れられるように、
さらに腰を挿し込んだ。


「……ッはぁ……ベッドの上ではっ…………相変わらず、だなっ」


仰向けに寝台に組み敷いたそのままに女の耳元に囁いてやる。

既に彼女の全身が朱に染まってはいたけれど。

火照った身体を不規則に揺すられている女はほんの少しだけ赤みを増した気がした。


「そっれはッ……貴方が…………__さんがッ……! 」


忠犬か、雌犬か。

平素の彼女しか知らない者たち、
つまりそれは彼以外の全ての者のことであるのだが。

彼らは口を揃えて忠犬、そう答えるだろう。

普段の彼でもそうだ。

しかし、こと男女の間柄においてはまさに彼女は、
彼の秘書艦たる大和という女は盛りきった雌犬以外の何者でもなかった。

偶然(´・ω・`)



「お前のッ……そうい、うとこ…………大好きだよッ! 」


大和が一際大きな声で啼いたときにすかさず甘い言葉を、
普段はかけぬ言葉を放つ。

それでも、もちろん言葉が掻き消されるわけではない。

まだまだ、彼女の白肌は赤みを増すようだった。

ベッドの上でだけ彼の名前を叫ぶことも。

普段はそれを強く我慢して、己を律していることも。

「…………可愛い、なっ」

「!ッ…………」


今夜もその紅潮が彼の獣欲をさらに加速させていったーーーー





………

……………





中佐「……水、いるか? 」

大和「…………はぁっ……いただきます」

中佐「ほい」スッ

大和「ありがとうございます」キュ

中佐(……クリスマス、性の六時間。
…………六時間どころじゃねぇじゃねぇか。
もう、執務始める時間だよおい)

大和「はぁ……生き返ります」

中佐「全部一気飲みか……まぁ、いいけど」

大和「…………」ギュッ

中佐「…………」ナデナデ

大和「…………」

中佐「…………」



大和「……生きることに意味を見出せ」

中佐「ん? 」

大和「貴方が私に言った言葉です。
もしかするとこの時間が私の意味なのかも」

中佐「やめとけ。俺が動けなくなったらだめになるぞ」

大和「そのときは……大和も消えているでしょう」

中佐「はっ、自死を選ぶとでも? 」

大和「いえ、戦争は終わっているはずです。貴方と、私が終わらせるのです。
そうしたら私は人間になりたい」


中佐「…………」

大和「貴方は言いました。お前たちは人間じゃない。
だが、兵器でもないしその辺の兵士とも同じじゃない」

中佐「…………」ナデナデ

大和「ふふっ…………艦娘としてお前がお前の生き方を考えろ。
他人にその意味を見出すな」スリスリ

中佐「それがともに死ぬことだと? 」

大和「ともに生きることが、です。
艦娘である私は貴方とともに生きることに意味を見出して人間に焦がれるのです」

中佐「……まぁ、勝手にしてくれ」

大和「はいっ、もちろん勝手です。
ただまぁ……今はなんの配慮もしなくていいのが楽かもしれないですけどね」

中佐「人間と艦娘に交配は不可能、か」

大和「…………だから、私は人間に憧れているんです。
どうせなら貴方とまた同じものを見ていたい」

中佐「…………」ナデナデ


大和「出しっ放しってのも普通は体験できることじゃないような気がしますし」

中佐「やめろ、品のない」

大和「いやぁ……早朝まで大和のことを貪り喰って出しまくった人が品とか。
まさか、不可能を可能にするために種付けでも」

中佐「待て、今なんて言った」

大和「はい? 種付け? 」

中佐「…………俺とお前の間に子供はできないな? 」

大和「はい、悲しいですけど」

中佐「今の春雨はどうなる」

大和「は? 」

中佐「生物学上お前たち艦娘と人間の間にはなんら差はない。
艤装や弾薬はあくまで虚数空間から。
いわば超々強力なESP、それがお前たちだな? 」

大和「……定説では」



中佐「では今の春雨は? あいつは完璧にその能力を喪失している。
これで生物としては完全な人間だが……交配はどうなんだ? 」

大和「……まさか、手を出したりするんじゃないでしょうね……」

中佐「今はそんなこと言ってる場合じゃねぇぞ色ボケ。
おい、そもそもあいつや如月はどうして人間化した? 」

大和「そりゃ、Xがどうにかこうにかしたとしか」

中佐「…………」

大和「……? 」

中佐「幾らか前に地中海でローマが轟沈したな。
あのときフランスに流れ着いたやつはなんて名前だった? 」

大和「確か……フランス海軍のジャン・バールだったかと」

中佐「…………少し調べてくる」ガバッ

大和「ちょ、ちょっと待って着替え着替え!
なんかぽたぽた零してるしってああっ! 大和からも零っああもう! 」

中佐(……武蔵が鹵獲した敵性体からは従来との相違を発見できず。
そして、如月と春雨、そしてジャン・バールだけが今のところ人間化している)

中佐(なんだ、なんだこれは。なにかを決定的に間違えているような。
くそっ、俺はさっき何を思いついたんだ? )

大和「中佐! せめて、パンツくらいは! 」

中佐(…………ビスマルクにも話を訊くか)

(ダメだこいつ…完全に自分の世界に入ってやがる…)






………

……………



大将『……皆の息災と活躍を願って』スッ

『願って』『願って』『願って』





………

………………



中佐(ふん、願うだけなら間抜けにでもできるんだがな)

大和「中佐? このお雑煮美味しいですよ? 」

中佐「……大和よ。お前は本当に自由だな」

大和「そうですか? えへへ」

中佐「きつ、くないあたりお前もなかなかやるな」

大和「えへへ」

中佐(それにしても……新年の集まりに大将の秘書艦二人が両方来てるだと?
珍しいこともあるもんだな)

大和「……やはり、鳳翔さんを是非とも……むぅ」モグモグ

中佐「おい、お前は大佐と榛名でも探してこい。
俺もあとで行く」スッ

大和「は、はい? お雑煮が……」





大将の秘書艦を決めます

秘書艦A ↓2

秘書艦B ↓4

なお、Bの方のみコンマが結びつきとなります
Aの方は中佐と大和さんの扱いと同じです

まるゆ

金剛型ばっかやな

まぁ金剛がこんな感じなら比叡はこうなるだろうね


秘書艦A……金剛(??)

秘書艦B……比叡(81)

と、なりました



霧島さんはどこに……?

次は霧島狙おう(フラグ



大佐「……まったく、おれたちはこんのことをしているわけには」

榛名「……新年くらいは皆で志を確かめ合うのも大事でしょう」

大佐「ふんっ」

榛名「…………」


大和「あ、あのー」

大佐「ん? 」

榛名「あ、大和さん! あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします」

大和「はい、こちらこそ。今年もよろしくお願いします」

大佐「……中佐はいないのか? 」

大和「あ、後ほど伺うと聞いております」

大佐「……なるほど」

榛名「あの、大和さんはどれが一番美味しいと思いますか?
私はーー」

大和「そうですね……迷いましたがやはり、この鳳翔さん作のですね」

大佐「……チッ」

榛名「…………申し訳」

中佐「大佐殿。遅れてしまって申し訳ない。
大将閣下やお付きの方たさちがなかなか離してくれなかったのです」

大佐「あいや、私こそ若輩者にも関わらず挨拶を待っているなど」

中佐「いえいえ、私こそ追い抜かれてしまっている身ですからなーー」チラッ

大和「! …………榛名さん、ちょっとあっちに行きましょうか」

榛名「で、でも」

大和「今日くらいは、ね? 」

榛名「ん、そうですね! そういえばまだまだ会ってない人もーー」


二年目一月一週





中佐「…………」ペラッ

ビスマルク「今更そんなのを見てどうするの?
艦娘の基本運用データ。しかも、地中海方面の」

中佐「……わからん」

ビスマルク「はぁ? 」

大和「あの、これ去年の25日からなんですけど……なんなんです? 」

ビスマルク「……何をしてたかは聞かないでおくわね」

大和「……」カァァ…

中佐「……ジャン・バール、リシュリュー級戦艦の二番艦。
1940年就役の歴史上最後に建造された戦艦」

ビスマルク「大体の戦艦娘の御多分に洩れずワンオフの子ね。
それを言えばローマもそうだったけど」

中佐「…………なるほどな。大和、春雨と如月の現在の運用データを持ってこい」

大和「まったく……人使いが荒いんだから」

中佐「…………ワンオフ、か」





↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります

今日はここまでにします
皆さんありがとうこざいました
次回は四日の21:00以降になると思われます


2霧島

乙です

うーむ…とりあえず書き直しておきますか

コマンド表



1……中佐による艦娘の引き込み

2……大和による艦娘の懐柔。あるいはカウンセリング(>>98)

3……大淀による横須賀中枢での諜報(>>98)

4……コミュ。仲間内や中佐とグレーゾーンの艦娘が対象(>>147)

5……白露型の誰かによる春雨のお見舞い

6……如月か春雨との面談(>>675)

7……若葉による初春型への揺さぶり

8……清霜による夕雲型への揺さぶり


天龍……77

・同志となりました

・戦うことに意味と存在理由を見出すタイプです。
ただし、本人はそれ以外のことに興味を持とうとしているようです

・龍田の引き込み時にはかなり影響を与える存在でしょう


秋月……64

・同志ではありませんがある程度意志を伝えた不思議な関係です

・中佐への関心はそれなりのものですが、ほとんどが警戒心です

・恐喝まがいの不安定な行いをやめるためにも早めに再コンタクトを取った方がいいかもしれません


夕立……??+21

・春雨から間接的に中佐のことを聞いているようです




次回は春雨ちゃんに会いに行こう! から始めます



おまけ


大和(??)
明石(99)
翔鶴(37+12+48+1+1=99)
大淀(88)
春雨(86)
間宮(86)
武蔵(85)
ビスマルク(58+27=85)
清霜(80)
天龍(38+30+9=77)
伊良湖(63+5+10=78)
若葉(58+16=74)
長門(55→70)

隼鷹(65)
夕張(48+5=53)


秋月(34+18+12=64)


時雨(??+21)
夕立(??+21)
初霜(??+16)
夕雲(??+00)


鳳翔(14+4+17=35)

朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)



大将← (??) →金剛
大将← (81) →比叡

榛名←(35)→大佐


>>788
ありがとうございます

大将や大佐の性格などはまだ完全には決めていないので、
今後のコンマやちょっかいの掛け方次第ですかね……

それでは、本当にありがとうございました


昨日はお騒がせしました
病院に行ったらただのインフルだろう、と

あと、ストーリーは流れでやってるので矛盾とか、
変な部分があっても生暖かく見守ってください


コンコン


春雨「どうぞ」


ガチャ


中佐「おう、邪魔するよ」

春雨「こんにちは、中佐。朝にもきたのに……今日は二回も来てくれるなんて」

中佐「いや、今回はただの見舞いじゃないんだ。
もうそろそろ……」

大和「お邪魔しますね? 」ゾロゾロ

明石「同じくですー」ゾロゾロ

春雨「どうしたんですか? お二人まで」

中佐「ちょっと気になることができてな。
それについてと、作戦行動中の出来事についての確認だ」

大和「なので、大和はそれの記録係ですね」

明石「で、私はメンタル・バイタル両方のサポート、ということになってます」

春雨「ということ? 」



明石「実際には春雨ちゃんはもう全快状態ですからね。
単に規則で見張りが必要というだけです」

春雨「なるほど」

中佐「ま、そんなに時間は取らせねぇよ。
……いい加減座るか」ストッ

大和「大和はラップトップを……と」

春雨「えーっと……でも、何を言えばいいんでしょう?
私、帰還行動中に残敵に狙い撃ちされただけで……」

中佐「あぁ、どこからの砲撃か気付いた瞬間には意識が落ちてたってやつだな。
まぁ、一応は聞いておきたいんだよ。
何か気づくかもしれないし。俺か明石が」

大和「……今は乗りませんよ」カタカタ

明石「……ふふ」




………

……………




中佐「ーー……つまり、敵の一群を殲滅し損傷の激しかった人員を後方の艦艇に先に収容していた、と」

春雨「はい、私は然程損傷もなく弾薬などにも充分なストックがあったので、哨戒中でした」

中佐「で、そのときに海中から残敵が……武蔵が鹵獲したレ級と思われるやつに砲撃された」

春雨「戦場での軍人にあるまじきことではありますが、
もうほとんど虫の息で索敵範囲に入るギリギリだったんです。
それで、その砲撃音に気付いたときには直撃の直前でした」

大和「……そういえば件のレ級はどうなったんです。
あれから全く話を聞きませんが」カタカタ

明石「……帝都に移送されて以来音沙汰無しです」

大和「……なるほど」

春雨「…………」



中佐「……しかし、帝都に移送されてきた後に唯一伝えられたことがある。
やつは99.999%の蓋然性で従来型のレ級だった、と」

大和「つまり、春雨ちゃんや如月ちゃんの身体の変化の原因は、
敵の新個体ではなく新式装備か何かだったと? 」

中佐「大将や大佐はそう考えているな。
お前は? 明石」

明石「どうでしょう? 予断は挟みたくありませんが、
もしそんなものがあるなら是非とも回収したいですね。
我々がそれを使えるならば従来の艦艇でも深海棲艦にダメージを与えられますから」

中佐「……そうだな」

春雨「でも……本当にあのときは怖かった。
中佐の所に……帰られないなんて考えたくなかったから」

中佐「……そうか」


春雨「それに……問題のあることかもしれませんけど……。
私自身は嫌なことばかりではありませんよ」

中佐「ん? 」

春雨「もちろんこの後は何とかして力を取り戻して戦線に復帰するつもりです。
……ただ、一時でも中佐と同じ目線になれたんですから」

大和「そういえば天龍さんがちょっと安心したと言っていましたね」

明石「あの戦闘大好きが? 」

大和「はい。自分も戦争が終われば人間になれるかもしれない、と」

明石「そんなにいいことなんですか? それ」

大和「さぁ? ただ、大和は少し共感できます。
私も、戦後というものがあるなら人間になって……してみたいことがありますから」

明石「なるほど」


中佐「……それで思い出したが春雨。
月のモノは前と同じくきているか? 」

春雨「は、はい? 」

中佐「…………明石」

明石「ちゃんときてますよー。
あっ! もしかして今の春雨ちゃんが完全に人間の女の子だから、
妊娠できるかとか考えたんですかー? 」

中佐「そうだ」

春雨「えっ」

大和「……」

明石「ま、マジですか……」



中佐「勘違いするな。下衆な考えでこんなことを言ったわけではない」

春雨「あ、あの」

中佐「艦娘は艤装を装備し扱うことができるだけで他は殆どが人間と変わらない。
生理現象は完全に同じだし病気もする」

大和「……」

中佐「だが、なぜか妊娠だけはしない。
それが人間を改造したからなのかそれとも他の理由だからなのかはわからんがな」

明石「つまり私たちは金魚や三倍体のようなものだと?
人間という種を外れたためにその子孫を残すことが許されない運命なのだ、と」

中佐「一般的にはそうだろう?
しかし、それは正しいのか? 身体的には殆ど差が見られない。
強いて言えば強力なESPを備えただけのお前たちを、
種の超越者と言っていいのか? 」

明石「……そうですね。流れるどころか、
そもそもなぜだか受精すら未だ成功例がないですから」


中佐「春雨」

春雨「は、はい! 」

中佐「話は変わるが人間化してから入渠、つまり艦娘用の高速回復を試していないな? 」

春雨「あ、確かに。やりますか? 」

中佐「……いや、だめだ」

春雨「はぁ」

明石「ほんとですよ。今の春雨ちゃんがあんなのに入ったら死んじゃいますよ」

春雨「えっ。そうなんですか? 」

中佐「……あの液体は、まぁ言ってみればドーピングみたいなものなんだ。
艤装を展開しながら浸かるのもそのためでな」

明石「原料なんて大体が麻薬や化学薬品や、劇物的な化合物ばかりですからね。
もし、入ったらドロッドロですよ、ドロッドロ」

大和「……そんなものを楽しんでたんですか、大和は」

中佐「なぜ、あれの隣に普通のシャワー設備があって、
そっちも義務付けられているか考えてみろ」



明石「つまりあれは艦娘、というよりは艤装と装備時の同期した肉体の代謝を上げてるわけですからね。
無理矢理ダメージを与えつつ超回復の原理で強化してるんです」

中佐「と、いうことだ。しかし、なぜだと思う?
意識を失い昏倒するまでダメージを受けたにも関わらず、
横須賀に運ばれたお前の主な傷は擦過傷程度しかなかったんだ」

春雨「そういえば……私も着弾の寸前は下半身が吹っ飛ぶと予想したんでした」

中佐「……」

大和「……着弾から暫くは効果の現れない、
例えば薬物性の兵器だったのでは?
だから、身体の欠損も武蔵たちによる救助までに治っていた」

明石「そうでしょうか。
レ級を鹵獲した武蔵さんが他の艦娘に救助された春雨ちゃんを見たときには、
もう完全に身体は五体満足だったようですが」


大和「しかし、私たちも修復に全霊を傾ければ数分で全快することは理論上不可能ではありません。
意識を失った状態で本能がそうさせたのでは? 」

明石「……まぁ、そうですね」

大和「……身体的というよりは明らかに問題は精神的なものなんでしょう。
そもそも私たちは本来ならば破棄されるべき分野の研究で生まれているのです」

明石「だからこんなことは予想してしかるべきだ、た」

中佐「精神外科、か。ふん、ロボトミー手術のせいで悲惨なイメージだからな」

明石「しかし、発案者がノーベル賞を取った程には革新的ではあったのです。
その、つくられた流れが完全な誤りであったとは……」

大和「……海の向こうでは未だにその受賞取り消し運動が行われてますけどね」


中佐「まぁ、完全な誤りではないだろうよ。
そうでなければお前たちは生まれていない。
俺にとってはそれだけで充分だ」

明石「……」

大和「……」

春雨「……」

中佐「……まぁ、いい。俺にとっては収穫があった。
お前たちもなにか質問とかないのか? 」

明石「いえ」

大和「大和も特には」

春雨「……」

中佐「じゃあ、今日はこんなもんだな。
春雨、時間をとって済まなかったな」スクッ

春雨「いえ、私もあまりすることがあったわけではありませんから」

中佐「……いや、礼くらいは言いたいもんなんだ。……ありがとう、春雨」





………

……………




中佐(春雨にとって生命の危機並みの傷がほぼ完全に治っていた。
これはなぜなんだ? )

中佐(完全に人間になったのならそんなはずは……)

中佐(いや、そもそも本当に彼女たちが人間を外れたのなら、
なぜ生理現象については変化がないんだ? )

中佐(……………………生物学者か医者にでもなればよかったか? )



中佐「…………ははっ」


二年目一月二週




天龍「おーい、中佐!」

中佐「あぁん? なんだよ天龍」

天龍「来月の作戦は中佐が指揮するんだよな? な? 」

中佐「まぁ、そうだぞ」

天龍「よっしゃぁ! これで俺もまた……フフ」

中佐「……後方」ボソッ

天龍「えっ」

中佐「ん? どうした? 」

天龍「な、なぁまさか前線以外に配置したりなんかしないよな? 」

中佐「さぁ? どうだろうな。今回は防衛や迎撃じゃないしなー」

天龍「おいおい……切り込みこそオレの出番だろうがッ」

中佐「はぁ……まぁ、期待しとけバトル・ジャンキー。
悪いようにはしねぇよ」

天龍「お、おう。任せとけ。……だから頼む! な? この通りだ」



中佐(……微笑ましいようなそうじゃないような)





↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります



龍田……32+15=47




コンコン


中佐「はい、どうぞ」

天龍「よ、よお……ちょっと時間あるか? 」

中佐「あぁ、大丈夫だ。どうした? 」

天龍「中佐に会いたいってやつがいるんだけど」

中佐「……いいぞ」

中佐(なーんか、このパターンは嫌な予感しかしねぇなぁ)

天龍「だってよ、ほら」

龍田「はーい。いつも天龍ちゃんがお世話になってます」

中佐「……そりゃどうも」

龍田「でも、今日はちょっとそのことでお話があってきたの」

中佐「あぁ、じゃあそこのソファにどうぞ。
乗ってる菓子は食べていい」

龍田「いえいえ、お構いなく〜」

天龍「……じゃあ、オレは頂いてるぜ」


中佐「おう。……で、なんだ? 前線に立たせるなとかなら聞かないぞ。
あくまで戦術上の話だし、天龍自身の望みでもある」

龍田「んーん、そんな話はしないわぁ。
だって、天龍ちゃんの望みは私の望みでもあるんだから」

中佐「そうか」

天龍「その割にやたら過保護じゃねぇか」モグモグ

龍田「それは天龍ちゃんが死にたがりさんだから〜。
戦うのと死ぬのは全く別物でしょう? 」

中佐「そうだな。俺もそれは思う。お前は少し龍田や俺のことも考えて行動しろ」

天龍「チッ、しゃーねーな。少しは考えてやるよ」

龍田「あらあら〜、私の言うことは全然聞いてくれないのに、
中佐の言うことには素直なんだぁ」

天龍「……たまたまだよ、たまたま」


中佐「あー……で、用は? 」

龍田「あ、そうそう。今度から私も天龍ちゃんと近い配置にしてくれない? 」

天龍「……やっぱり過保護か」モグモグ

中佐「それはやっぱり……天龍のことを見ていたいからか? 」

龍田「もちろん。中佐が配置転換に融通効かせてくれるタイプだって聞いたものだから」

中佐「……いいぞ。善処はする」

龍田「ほんとぉ? ありがとうございます〜」

中佐(外面は凄まじくいいな。いや、中身は噂通りだったが)

天龍「でもよぉ、オレが言うのもなんだけどそんなに配置変えられるもんなのか?
ほら、適材適所とかあるだろ? 」

中佐「ん、まぁそうだな。
基本的には艦種で選べば問題はあまりない。
さすがに大和や武蔵をその考えに当てはめることはできないが」



天龍「なるほどな。それだったらオレはオレでよかったのかな」

龍田「それはそうよぉ。だってそうじゃないと私も戦艦になっちゃうし」

中佐「ん? 龍田は戦艦嫌なのか? 」

龍田「嫌ってわけじゃないですけどぉ……私としてはやっぱり、
豪快さより後ろからしっかり状況を判断できる戦い方が好みかなぁって」

中佐「……なるほど」


龍田「はい〜。……それにしても、天龍ちゃんやたら食べるのね」

天龍「あぁ、なんでかここにくると進むんだよな」パクパク

龍田「そんなに食べたら太っちゃうかもよ〜? 」

天龍「いいんだよ。演習もちゃんと出てるしな」

龍田「でもねぇ」

中佐(……何しに来たんだ? いや、まぁ何かしに来られない方がいいに決まってるんだが)

天龍「あ、そーいやこの前借りてた戦術書読み終わったんだったぜ。
今、取ってくる」スクッ

中佐「いや、今じゃなくてもいいが」

天龍「いや、思い立ったらなんか放っておくのは気持ちわりぃからな。
じゃあ、ひとっ走りしてくるぜ」

中佐「お、おう」


ガチャ、バタン


中佐「…………」

龍田「…………」パリパリ

中佐「……それ、どうだ? その煎餅は武蔵の選なんだが」

龍田「あぁ、これ? 天龍ちゃんが美味しいって言ってたから美味しいんじゃない?
私も美味しいとは思うけど」

中佐「お、おう……」

中佐(……なんじゃそりゃ。ここまで天龍マニアとかさすがに聞いてねぇぞ)

龍田「……ねぇ、中佐」

中佐「ん? 茶でも欲しくなったか? 」

龍田「いえ〜、それは大丈夫。
天龍ちゃんのことよろしくね」

中佐「あ? 」

龍田「私も大概天龍ちゃんのことばっかり見てるけどぉ、
天龍ちゃんも最近までは私くらいしか本当に仲のいい子いなかったのよねぇ」

中佐「……」


龍田「だけど、中佐のおかげで沢山仲のいい子ができたみたい。
それはきっと中佐のおかげだから」

中佐「お前は」

龍田「はい? 」

中佐「お前はそのままでいいのか?
最初俺は天龍を取るな、みたいなことを言われると思っていたんだが」

龍田「ふふ、なにそれ」

中佐「いや、龍田さんのイメージはそんな感じなんですが」

龍田「……私はね本当に天龍ちゃんのことを考えているの」

中佐「……」

龍田「少なくともそうありたいと願っている。
それなら天龍ちゃんを幸せにするのが私じゃなくても……、
例え私の嫌いな人でも構わない」

中佐「……」

龍田「私はそう思ってる。それに、私は天龍ちゃんがいればそれで充分だから」

中佐「……なぁ、龍田。それでも俺はお前には足りないものがーー」


ガチャ、バタン


天龍「っはぁ! 持ってきたぜ中佐ぁ! 」



中佐「……」

龍田「……」

天龍「ん? どうした? 」

中佐「……いや、なんでもない。龍田が体重を気にしてるって話をしててな」

龍田「ちょぉっとぉ……それ、天龍ちゃんの前で言わなくても」

天龍「なーんだ、龍田そんなこと気にしてたのかよ! 」


中佐(……自分の幸せは自分の幸せだろうが。
他人の幸せを自分のものにするんじゃねぇよ)






・引き込みに失敗しました





二年目一月三週




長門「そういえばだな」

中佐「うん? 」

長門「中佐は空母や潜水艦は嫌いなのか? 」

中佐「いや、そんなことないが。なぜそう思う 」

長門「なに、単純に仲間が戦艦か軽巡ばかりだからな」

中佐「あー……なんつうか空母組は鬼門でな。
潜水艦組は知らん」

長門「知らんとはなんだ知らんとは」

中佐「……大和と大淀がリストアップしてこねぇからな。
それになんか不満を常に抱えてそうだし」

長門「だからすぐに仲間にできそうだと? 」

中佐「まぁ、そうかな」

長門「……な、なんという偏見」



↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります


春雨ちゃんの場合は、
既に引き込んでいるので1は選べません

ただ、コミュ/4はできます
(MAXになったときにどうするかは考えてませんけど)



五月雨……30+5=35





中佐「……長門はああ言ってたが……やっぱ空母は怖いしな、うん」

大和「…………春雨ちゃんの姉妹選ぶあたり日和ってるような。
駆逐も怖いんじゃあ」









………

……………




中佐「っかし、こう探すといないな」



五月雨「♪ 」



中佐「と、思ったらいた。……おーい、五月雨」

五月雨「はい? 」

中佐「春雨見なかったか? 」

五月雨「中佐でしたか。いえ、見てませんよ。どうかしたんですか? 」

中佐「あぁ、いや。用があったんだが医務室にも自室にもいなくてな」

五月雨「はぁ、春雨ちゃんもずっとこもりっきりで暇してたのかも」

中佐「そうかもな」

五月雨「あ、じゃあ私はこれで」スッ

中佐「あ、あぁ」


タッタッタ……


中佐「………………立ち話とかないの? 」




………

……………



中佐(五月雨にはなんか避けられてたしな。春雨にでも理由を……)スタスタ

中佐「っと、ノックノッ」


「え? そうなの? 」


中佐「あ? 誰か先客か? 」


春雨「そうだよ。中佐はそんな人じゃないってば」

五月雨「そんなぁ。私昨日会ったときにセクハラ大魔神だと思って逃げちゃった」


中佐「」


春雨「むしろ堅すぎるんだよね。なーんか誘っても上手く避けられちゃう感じ」

五月雨「あ、それそれ」

春雨「え? 」

五月雨「春雨ちゃんが悪いんだよ? 春雨ちゃんがそんな感じだから、
春雨ちゃんとアレなことしてる危ない趣味の人なのかと」

春雨「……そうだったらどんなによかったか」


中佐「」



五月雨「でも……うーん……。結局春雨ちゃんをこんなにしたわけだし。
やっぱ危ない人かも」


中佐(噂の発端は秋月だけじゃなかったか……。
つーか、春雨とかもうどうしようもねぇだろうが。
誤解を解こうとして泥沼に……)

春雨「……五月雨は私を何だと思ってるのかな」

五月雨「えーっと、年上に魅せられて所構わず許しちゃーー」

春雨「あ、もういいです、はい」

五月雨「? 」

春雨「……任務の点呼もうすぐじゃない?行かなくていいの」

五月雨「あ、そうだったぁ! じゃあ、私行くね。ばいばいっ」


ガチャ


五月雨「あっ」

中佐「あっ」




・引き込みに失敗しました


二年目一月四週



間宮「どうぞ、モンブランです」スッ

中佐「おっ、いいね。小さい頃はモンブランは絶対に栗味だと思ってたなぁ」

間宮「ふふ、確かにそんなイメージはありますね。
どうしてでしょう? 」

中佐「さぁ? どうしてだろうなぁ……。
うん、相変わらず美味いぞ」

間宮「ありがとうございます。
コーヒーのお代わり持ってきますね? 」パタパタ

中佐「おう」

大和「……」モグモグ

中佐「……」モグモグ

大和「……これが正妻力、か」

中佐「……どっちかってーと主婦力な気がするな」




↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります



秋月……64+??=





コンコン


中佐「どうぞ」


ガチャ、バタン


秋月「…………」スタスタ

大和「む、これ以上中佐に近付かせるわけには」スッ

中佐「……いや、構わねぇよ。今更俺になんかするなんてことはないだろ」

秋月「…………」

中佐「で、何の用だ? そこでいつまでも突っ立ってられても困るんだが」

秋月「……もう、消して」

中佐「あん? 」

秋月「あの動画を消してほしいのです」

中佐「ってことは仲間になる覚悟でもできたか? 」

秋月「……はい」

中佐「ならそれを証明できるか? 」

秋月「証、明? 」


中佐「あぁ、俺は確かにお前を欲しいと言ったし、それは嘘じゃない。
だが、悪心抱えた不安要素を野放しにするわけにもいかない」

大和「それに考えたくはありませんが、
貴女がこの後にその足で大将や大佐に密告しないとも限りませんからね」

秋月「で、でもそれなら大和さんはなにかしたんですか?
秋月にはそんなことできるようには」

中佐「……大和」グイッ

大和「ぁっ……ん……ぃや……ちゅ……」

中佐「っはぁ。……俺はこいつに俺自身を預けている」

秋月「……それのどこが信頼の証明だと」

中佐「そればっかりは俺とこいつの関係をレクチャーでもしないと無理だな。
ただ、まぁ……」

秋月「……」

中佐「こういうことを……人前でキスをするということを、
大和という女が許すくらいには俺は信頼されていると思っている。
結局のところ人間は、もちろん艦娘もだが……相手が己を信頼しているという意識で相手を信頼する」

秋月「では、私に……同じことでもしてみますか? 」



中佐「いいや。それは俺とお前の信頼のカタチかどうかわからないからな。
お前がしたいならいくらでもするが」

秋月「……」

大和「……貴女には絶対的に信頼できる方がいますか? 」

秋月「…………」

大和「きっといないでしょう? もしくは誰かの信頼を恐れている」

秋月「…………」

大和「信頼や信用はおいそれとは確認できませんよ。
築いたそれを本当の意味で確認できるのは仲違いしたときだけですから」

秋月「…………それなら、私は」




中佐「しばらく横須賀司令部に配してやる」

秋月「はい? 」

中佐「それで、自分の目で確かめろ。
俺か大将か。どちらをより信頼できるかをな」

秋月「……わかりました」

中佐「その間に俺や大和もお前を見ている。
本当に今日のお前が信頼に値するのかを」

大和「……もちろん私たちは貴女を歓迎しますよ」

秋月「……失礼しました」



ガチャ、バタン



中佐「…………ふぅ」

大和「……危なかったですね」

中佐「あぁ。あんなに思い詰めるタイプだったとはな」

中佐(目のクマも出ていたし髪も心なしか傷んでたな。
顔色もよくなかったし)

大和「まぁ、なんにせよこれで彼女も大丈夫でしょう」

中佐「そうか? 」

大和「えぇ。大将は金剛さんか比叡さんに任せて殆ど来ませんし、
大佐は……あれですからね」

中佐「まぁ、そうだな。ただ、本当の問題は俺や大将の人格ではなくて、
この国のために犠牲を払う道を選ぶ覚悟の有無だからな」

大和「……彼女ならわかってくれますよ」



現在の数値に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら四倍
数字が奇数なら三倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので4倍
6×4=24となります


74なので

7+4=11

偶数なので

11×4=44


64+44=108

一応、MAXが100なので

秋月……100



これシステムがダメですね
何度か進めた後に1を選んでも、
倍にする数を変えるくらいしかできないし
さすがにコンマを全部足すわけにもいかないし


二年目二月一週





中佐「……モグモグ」

清霜「お味はどう? モリモリ食べて一緒に戦艦になろう! 」

中佐「あぁ、美味いぞ。……だけど、お前は兎も角俺は戦艦にはなれないぞ」

清霜「そっかなー。ちゅーさなら余裕でなれちゃいそうだけどね」

中佐「なんだその適当さは。……その割に飯は美味いな。
まさか、清霜が料理できるとは思ってなかった」

清霜「ふっふーん。清霜は常に戦艦になる努力を欠かさないのだ! 」

中佐「うん、うん? 」

清霜「だって大和さんとか武蔵さんとかジャンルは違うけど、
戦艦は皆料理できるじゃん?
清霜は努力からも形からも入るのです」

中佐(……戦艦が皆できる? いや、まぁいいか)

清霜「ちゅーさっ! あーん」スッ

中佐「あ、あーん」

中佐(……なんだこの気恥ずかしさ)




↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります


今回はここまでにします
皆さんありがとうございました
次回は七日の21:00以降に来るはずです、たぶん

2回目の数値は1/2にして3回目の数値は1/4にしてみてわ?

( ・∀・)オツカレ( -∀-)サーン

一定数溜まったり、カンストしたらそのキャラの固有イベントとか?
(本筋に絡まぬサイドストーリー的なモノでも可)
そして数値はまた、カンスト直前に戻してとか



龍田……47

・引き込むまでには至っていません

・一に天龍二に天龍。三・四も天龍、五も天龍

・そのため彼女は自身のことを蔑ろにする傾向にあるようです


五月雨……35

・引き込む以前の問題でした

・春雨から沢山話を聞いていたため悪い印象は持っていないようです

・ただし、春雨とセットでアレな見方もしていました


秋月……100

・同志となりました

・現在司令部に配属されています

・しかし、なぜこんなにも早い恭順を見せたのか。
なにか、裏があるかもしれません



>>876>>882の方向で次回から修正していきます
ありがとうございました



おまけ

大和(??)
秋月(34+18+12+44=100(108))
明石(99)
翔鶴(37+12+48+1+1=99)
大淀(88)
春雨(86)
間宮(86)
武蔵(85)
ビスマルク(58+27=85)
清霜(80)
天龍(38+30+9=77)
伊良湖(63+5+10=78)
若葉(58+16=74)
長門(55→70)

隼鷹(65)
夕張(48+5=53)
龍田(32+15=47)
五月雨(30+5=35)


時雨(??+21)
夕立(??+21)
初霜(??+16)
夕雲(??+00)


鳳翔(14+4+17=35)

朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)



大将← (??) →金剛
大将← (81) →比叡

榛名←(35)→大佐


サイドを書くなら長すぎず短すぎずが難しいところですね……

今回もありがとうございました

憲兵「そろそろ仕事かな」


憲兵さんがウォーミングアップを始めたようです


・今後1の【引き込み】が複数回選ばれた場合は、
二度目がコンマの1/2、三度目が1/3というようにしていきたいと思います

・それと、数値が100を越えた場合になにか考えます
考えるだけなので秋月はもう少ししてからにします。済みません


・今日は私情というかイベントにより普段よりさらに低速となります
さらに早めに終わるかもしれません


清霜 →早霜




中佐「……なぜ、俺がお前たちの菓子代を払わなければならんのだ」

清霜「いいでしょ? どうせいつもちゅーさの部屋でお菓子もらえるし! 」

早霜「私は清霜に呼ばれただけだから。
でも、ごめんなさいね」

中佐「まぁ、確かに菓子工場みたいなもんだしな。構わねぇけどさ」

清霜「でしょ? 」

早霜「でも、意外ね。清霜が懐くような人とは思わなかった」

中佐「あぁ、俺はおまけみたいなもんだよ。
菓子と戦艦連中の」

清霜「えぇーっ、清霜はちゅーさも好きだよ? 」

中佐「も、ね。ははは……」

早霜「……はぁ」

清霜「? 」



中佐「しかし、お前たち本当に姉妹か?
殆ど共通点ないじゃねぇか」

清霜「そうかな? 」

早霜「そうでしょう? 私や巻雲姉さんとは全く似てないもの」

清霜「そう? 清霜もどっちとも割と似てると思うけどなぁ」

中佐「それはない」

早霜「ない、ですね」

清霜「えぇ……」

早霜「でも、そうね。確かに寂しがり屋なとことかは似てるかもしれない」

中佐「それは巻雲か? それともお前のことか? 」

早霜「ふふ、どちらでしょうか」

中佐「そう、か。なら、俺は仲良くなれるかな?
清霜とはまぁこんな感じだが」

早霜「どうでしょう? でも、そうね。それは中佐次第かしら」




現在の数値に今回のコンマ分が加算されます
計算はコンマの一の位と十の位の合計を、
数字が偶数なら三倍
数字が奇数なら二倍
とします
ゾロ目なら五倍です
それとなんとなくですけど22か44が出たら失敗にします

例)

24→ 2+4=6
数字自体は24、つまり偶数なので3倍
6×3=18となります



二年目二月二週




中佐「あー……秋月」

秋月「はい、なんでしょう」

中佐「なんというかだな……後ろに控えられても落ち着かないんだが」

秋月「気にしないでください」

中佐「……いやぁ、ちょっときついかな」

秋月「中佐ならできます」

中佐「……」

秋月「……」

中佐(や、やりづらい……)





↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります

申し訳ありません
今日はこれ投げてやめます
イベントちゃっちゃと終わらせてこっちに集中することにします
本当に済みません



9×3は27っすよ


>>906
ありがとうございます
やっぱ集中が……

以降、早霜引き込み時には27が加算されます



五月雨……30+5+26÷2=48





五月雨「ほんっとうに申し訳ありませんでしたっ」

中佐「いや、うん、そんな気にしてないしいいよ。
むしろそんな謝られてもね」

中佐(つーか、こんな早く謝られるとかびっくりだよ。
早くどころか瑞鳳なんてあれからめちゃくちゃ避けられてるし)

五月雨「でも、私の勘違いで、その」

中佐「まぁ、そうだな。確かに傷付いたかもしれん。
だからそんなに申し訳ないと思うなら、
今度からちょくちょくここに来てお茶でも飲んでってくれよ」

五月雨「え、えぇーっとそれはぁ」

中佐「春雨や時雨と一緒でもいいからさ。
なぜかここは飲み物も食べ物も揃いまくりだから」

五月雨「うぅん……わかりました。
時間があればお邪魔しますね」

中佐「あぁ、それでいいよ。それでこの話は終り」


五月雨「……本当に春雨ちゃんとは何もないんですよね? 」

中佐「ないってば。俺がそんなやつに見える? 」

五月雨「……あははは」

中佐「……見えてるらしいけどさ。まぁ、確かに女の子は好きだよ、うん。
でも、それは常識の範囲内だから。
絶対に変なことはしないから、ね? 」

五月雨「は、はい」ズズッ

中佐「いや、あの……うん。兎に角そうだから」

五月雨「それでは本当に済みませんでしたっ」


ガチャ、バタン


中佐「…………」

中佐(……春雨め。恨むぞ)





………

……………




春雨「……くちゅんっ。んん…………風邪かな? 」





・引き込むには至りませんでした

・五月雨の引き込みは二度目だったため26÷2=13
13の加算となりました



二年目二月三週




中佐「なぁ、大淀ぉ……」

大淀「いえ、私に言われましても」

中佐「でもさぁ……どうしたんだよ秋月。
なんかまさに忠犬、って感じに豹変してんだけど」

大淀「……中佐がまたなにかしたのでは? 」

中佐「また、とは失礼な。少なくとも今回はなにもしてないはずだが」

大淀「…………今回は、ですか」

中佐「もっと別の犬っぽさならなぁ。せめて息苦しさは少なくしてほしい」

大淀「それなら大和さんを呼んでは? 」

中佐「いや、あいつの場合駄犬だし」

大淀「ははは……それなら私はなんでしょう」

中佐「んー……狗。ドッグってよりは冷徹なハウンドかな」

大淀「……喜んでいいんでしょうか。複雑です」






↓2

1、2、3、4、5、6、7、8
どれでもどうぞ
まとめは>>677にあります

これだけ投げて終わります
ありがとうございました



五月雨……48

・ようやく誤解を解きまともに話せるようにはなったようです


早霜……27

・中佐をなかなか好意的に見ているようです


大和(??)
秋月(34+18+12+44=100(108))
明石(99)
翔鶴(37+12+48+1+1=99)
大淀(88)
春雨(86)
間宮(86)
武蔵(85)
ビスマルク(58+27=85)
清霜(80)
天龍(38+30+9=77)
伊良湖(63+5+10=78)
若葉(58+16=74)
長門(55→70)

隼鷹(65)
夕張(48+5=53)
龍田(32+15=47)
五月雨(30+5+26÷2=48)


早霜(??+27)
時雨(??+21)
夕立(??+21)
初霜(??+16)
夕雲(??+00)


鳳翔(14+4+17=35)

朝潮(22)
瑞鳳(14)
陸奥(05)




如月(??)



大将← (??) →金剛
大将← (81) →比叡

榛名←(35)→大佐

お仕事お仕事ー!!更新完了\_ヘ(ω・´*)ポチン

コマンド表



1……中佐による艦娘の引き込み

2……大和による艦娘の懐柔。あるいはカウンセリング(>>98)

3……大淀による横須賀中枢での諜報(>>98)

4……コミュ。仲間内や中佐とグレーゾーンの艦娘が対象(>>147)

5……白露型の誰かによる春雨のお見舞い

6……如月か春雨との面談(>>675)

7……若葉による初春型への揺さぶり

8……清霜による夕雲型への揺さぶり



・今後1の【引き込み】が複数回選ばれた場合は、
二度目がコンマの1/2、三度目が1/3というようにしていきたいと思います

・それと、数値が100を越えた場合になにか考えます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月28日 (水) 00:34:21   ID: _SUnV5Ke

続きが待ち遠しいな。

2 :  SS好きの774さん   2015年01月28日 (水) 23:37:13   ID: gDS1TbkE

面白かったです
続きがたのしみ

3 :  SS好きの774さん   2015年02月01日 (日) 22:25:19   ID: BCHayGQP

いいね、これは面白い

4 :  SS好きの774さん   2015年02月05日 (木) 08:38:28   ID: y992rqLc

昂る

5 :  SS好きの774さん   2015年02月18日 (水) 22:00:50   ID: x76TTORk

これはもっと評価されるべき

6 :  SS好きの774さん   2015年03月31日 (火) 02:12:07   ID: mUY7Lj2n

続きはよ

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