【1月6日(火)放課後】
~職員室~
井上「長谷、どうして呼ばれたか分かっているか?」
長谷「ええっと、なんでしょう?」
井上「数学の課題、中途半端な状態で提出しただろう」
長谷「・・・」
井上「お前なぁ、課題は出せばいいってもんじゃないぞ。こんな中途半端な提出物を受けつけて貰えると思うのか?」
長谷「出さないよりかはマシかと思って・・・」
井上「はぁ・・・休み明けのテストも赤点・・・。長谷、このままじゃお前の数学の成績は1だ。1じゃ単位はやれん。つまりお前は留年する」
長谷「そ、そんな・・・」
井上「と言っても先生としても高校で留年されたら困るからな。今度の学年末テストで赤点ラインの30点の倍以上の点を取れ。そうしたら単位が貰える2以上の成績をやろう」
長谷「ろ、60点!?無理ですよ、俺、数学でそんな成績取ったことない」
井上「なら留年しろ。いいか、課題なんてやればそれだけでそれなりの評価が貰えるものなのに、そのチャンスをお前は不意にしたんだ。それなりのペナルティがあって当然だろう?」
井上「とりあえず、休み明けテストの追試は好きなときに受けに来い。話は以上だ」
「一週間フレンズ。」の原作第29話「虹のかけら」より分岐したパラレルワールドのssです
アニメしか知らない人は第11話辺りから分岐したと思えばちょうどいいでしょうか?
アニメの記憶が薄いのできちんとしたことは言えませんが・・・
本作は簡単にいうと安価でギャルゲのように長谷の行動を決めてある結末へ向かっていくものです
このある結末は今のところ何も考えていないので皆様の安価次第でいくらでも展開が変わります
よく分からない人は過去に投稿した『長谷「安価で藤宮さんか山岸さんを攻略してみるか」』を参考にしてください
大体あんな感じで今回も進みます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421409712
教頭「井上先生」
井上「あ、お疲れ様です」
教頭「転入生に関する書類、もう全部そろいましたかな?」
井上「ええっと・・・」
【選択肢】
はい→安価でオリジナルキャラを作ります
いいえ→一週間フレンズ既存のキャラのみでストーリーを進めます
>>3以降の多数決で決めます
安価は次の私のレスまで有効です
はい
同数なので先に票が多くなった方を採用します
井上「はい、今整理しているところです」
教頭「なるべく早く頼むよ。生徒のこと、随分ときつく怒っていたようだが、井上さんもあまり人のことが言えないんじゃないのかね?」
井上「たしかにそうですね。すいません、なるべく急ぎます」
【1月6日(火)夜】
井上(・・・よし、後は転入生のプロフィールの誤字脱字をチェックして終わりだな)
井上(ええっと、転入生の性別はなんだっけ?)
>>8
男
井上「性別は男・・・と、間違いないな」
井上「それで名前は―」
>>10
神楽 奏多(かぐら かなた)
井上「長谷部公友・・・は俺の同僚の先生ということにしておこう。この子は神楽奏多だ」
井上「趣味と特技の欄にはなんて書いてある?ええっと・・・」
>>13
裁縫や料理
井上「趣味と特技はどっちも裁縫や料理か。女子力高そうな男子だな」
井上「身長、体重、誕生日・・・それから足のサイズ、血液型、特徴的な外見もチェックしておこう」
井上「・・・足のサイズっているのか? まあいいか」
身長、体重、誕生日 >>15
足のサイズ、血液型、特徴的な外見 >>16
160センチ
55キロ
2月14日
身長:153cm 体重:48kg 誕生日:12/31
井上「身長160㎝、体重55kg、誕生日は2月14日か。あーあれかな、バレンタインデーと誕生日プレゼントが一緒になるパターンの奴かな。それで、足のサイズが25.5㎝、血液型AB型、顔写真は・・・ほう、イケメンに近い童顔って感じだな。結構結構」
井上「得意な科目と苦手な科目(>>19)、好きなものと嫌いなもの(>>20)、好きな食べ物と嫌いな食べ物(>>21)についてもチェックしておかないとな」
得意
家庭科
苦手
数学
好きなもの 星や月
嫌いなもの お化けや暗闇
好きな食べ物 シーザーサラダ
嫌いな食べ物 貝類
井上「得意な科目は家庭科、苦手な科目は数学、好きなものは星や月、嫌いなものはお化けや暗闇、好きな食べ物シーザーサラダ(ロメインレタスを主体にしたサラダ)、嫌いな食べ物は貝類である、か。草食系男子かな?」
井上「そういえば、こいつに兄妹はいたかな?>>23」
(兄姉の場合は3年生、弟妹の場合は1年生になります)
姉と妹が二人ずつ
井上「姉と妹が二人ずつだと?双子に囲まれているというのか?」
井上「教師としては姉妹の情報も持っていたほうがいいだろう。先程のように1人1人書類を見ていくことになるが、この記述に間違いはないだろうか?」
1.どう見ても姉と妹の2人ずつだ
2.よく見たら弟と妹の二卵性双生児だった
3.その他(実は何だったかも書いてください)
>>26
2
井上「やっぱりただの見間違えで、双子の弟と妹がいるようだ」
井上「弟と妹の名前は・・・こっちの名簿に情報が載ってる。一気に身長、体重、誕生日まで確認しておこう」
弟>>29
妹>>30
(誕生日はどっちかランダムで決めます)
星矢
身長:142cm
体重:38kg
身長 165センチ
体重 59キロ
誕生日 3月3日
女の子の方をとったから
身長 142センチ
体重 35キロ
名前 星七せいな
に変更します
>>31
星七せいなでひとつの名前ですか?
苗字は神楽で決まっているので名前だけ教えてください
星七ってかいて(せいな)って呼ぶ感じでお願いします!
>>32、>>33
oh...
そういうことか、それは申し訳ないです
井上「随分と小さい兄妹だ。なにか特別な事情でもあるのだろうか。足のサイズ、血液型、特徴的な外見はどうだろうか?」
弟>>36
妹(足のサイズと血液型は弟と共通にするので、特徴的な外見のみお願いします。髪に関する特徴もあると嬉しいです)>>37
足のサイズって何に使うんだ?
安価下
足のサイズ24センチ 血液型 O型 外見的特徴 妹にそっくり、右目の下にほくろがあって茶髪の今どきヘア
>>36
一週間フレンズのファンブックに足のサイズも書いてあったので一応ファンブック基準で設定決めておこうかと
多分、安価でネタにされない限りは使いどころないかもしれませんね
井上「ふむふむ、なるほどな。あとは得意な科目、苦手な科目、好きなもの、嫌いなもの、好きな食べ物、嫌いな食べ物あたりか」
科目の得意、不得意を弟と妹でそれぞれ>>40
好きなもの、嫌いなものを弟と妹でそれぞれ>>41
好きな食べ物、嫌いな食べ物を弟と妹でそれぞれ>>42
弟
得意:数学
不得意:体育
妹
得意:体育
不得意:歴史
弟
好きなもの 女の子
嫌いなもの 弱音をはくやつ
妹
好きなもの かわいいもの
嫌いなもの かわいくないもの
弟
好きな食べ物 グラタン
嫌いな食べ物 刺身
妹
好きな食べ物 寿司
嫌いな食べ物 ドリア
井上「ふう、流石にここまで詳しく書類を読み込むのも疲れるな。よし、次で最後にしよう」
井上「最後はなんといっても家庭環境だ。最近は不遇な環境で苦しんでいる生徒も多い」
井上(正直めんどくさいけど、これちゃんと把握しとかないと学年主任とかがうるさいんだよな・・・)
3人の家庭環境は?
1.両親と共に暮らしている
2.両親と離れて暮らしているor行方不明(理由も含めて)
3.片親家庭(どっちと暮らしているか、居ないほうはどうして居なくなったかも含めて)
>>44
3 父親 別居中だから
長所や短所みたいな軽い性格的なのは全員決めないの?
長所 明るくてフレンドリーで誰にでも優しい
短所 超天然で抜けている
基本正義感が強くて、弱音を吐くようなやつが嫌いなな性格
長所はなんだかんだで優しい
短所は若干きつく、女の子大好き
長所 快活健康優良児
短所 頭が悪い
ふわふわしていて天然そうだけれど実は兄弟で一番しっかりものである。
優しくて気が利いてしっかりしているのが長所で、頭が悪いのが短所
>>49と>>50はいいこと書いてあるのでくっつけますね
まとめました!
こんな感じでいいですか?
何かあれば10分ぐらい待つので訂正&付け足し案を出してください
神楽 奏多(かぐら かなた)
身長:160 cm / 体重:55 kg / 誕生日:2月14日
男子高校生。安価で生まれた本ssのオリジナルキャラクター。祐樹や香織ののクラスメイト。
趣味や特技は裁縫や料理。
足のサイズが25.5㎝、血液型AB型、外見はイケメンに近い童顔男子である。
得意な科目は家庭科、苦手な科目は数学、好きなものは星や月、嫌いなものはお化けや暗闇、好きな食べ物はシーザーサラダ(ロメインレタスを主体にしたサラダ)、嫌いな食べ物は貝類である。
家族構成は双子の弟、妹と母。父親とは別居中である。
長所は明るくてフレンドリーで誰にでも優しいが、短所は超天然で抜けている。
神楽 星矢(かぐら せいや)
身長:142 cm / 体重:38 kg / 誕生日:3月3日
奏多の弟。星七の双子の兄。
足のサイズ24㎝、血液型O型、妹にそっくりで右目の舌にほくろがあって茶髪の今時ヘア。
得意科目は数学、苦手な科目は体育、好きなものは女の子で嫌いなものは弱音をはくやつ、好きな食べ物はグラタンで嫌いな食べ物は刺身である。
神楽 星七(かぐら せいな)
身長:142 cm / 体重:35 kg / 誕生日:3月3日
奏多の弟。星矢の双子の妹。
足のサイズ24㎝、血液型O型、左目のしたにほくろがあって、アイドル顔、サイドポニーテールをしていて星の髪飾りをしている。
得意な科目は体育、苦手な科目は歴史、好きなものはかわいいもので嫌いなものはかわいくないもの、好きな食べ物は寿司で嫌いな食べ物はドリアである。
長所は快活健康優良児で優しくて気が利くことだが、赤点前後を彷徨うぐらいに頭が悪いことが短所である。
ってことは親はA型とB型か
>>52
そうですね、一応血液型表で確認しました
井上「おっと、つい興味本意に生徒の個人情報をいろいろ調べてしまった。・・・さて、早く片付けて帰るか」
井上「スーパーの惣菜、半額になってるといいな」
井上「さて、今のクラスを率いるのもあと3ヶ月か・・・頑張らないとな」
一週間フレンズss
長谷「今が辛くて心折れたから安価に身を任せて行動する」
~長谷家・祐樹の部屋~
長谷「くそっ」ドサッ
長谷「あー、ベットが気持ちいい」
長谷(冬休み、気持ちがうわの空で何やってたか全然覚えてないや。気づいたら休みの終わりが迫っていて慌てて宿題やったけど終わらなくて・・・)
長谷(こういう落ち込んでいる時に先生にああいわれると、もう何もかもが嫌になるな)
長谷(井上先生はそのうち生徒の悩みに気づかずに自殺に追い込みそうなタイプだ)
長谷(コンビニで漫画でも買おうか)
~コンビニ前~
アリガトウゴザイマシター
長谷「これといった漫画無かったな」
長谷「・・・ん? あそこでなんかもめてる?」
??「いいじゃんかよ、ちょっと俺と遊ぼうよ」
藍「え? もう子どもが遊ぶ時間じゃないわよ? きみ、おうちはどこ?」
長谷「って、西村さん!? こんなところで何やってるの?」
藍「さっきからこの子が私にちょっかい出してくるの」
??「なんだ、男か?」
長谷(西村さんがピンチ?みたいだ。よし、ここは俺が・・・)
長谷「>>56」
あのー嫌がってるよ
長谷「あのー嫌がってるよ」
星矢「なんだよ、お前。こいつの彼女か?」
藍「か、かの・・・!?」
長谷「え、えっとその・・・!」
星矢「なんだよ、はっきりしないやつだな」
??「ちょっと星矢、なに女の子にナンパしてるのよ?」
星矢「なんだ星七、もう買い物終わったのか?」
星七「うん。ごめんなさいね、うちの星矢ったら少々女癖が悪くてね」
星矢「女の子が大好きと言ってくれ。それじゃあなんだか短所みたいじゃないか」
星七「いいから! もう行くよ」
藍「えっと・・・夜道気をつけてね? 怖いおじさんに声をかけられてもついていっちゃだめだよ?」
星七「大丈夫です!私たち、そこまで子どもじゃありませんから!」
テクテク
長谷「行っちゃった・・・」
藍「なんだったのかしら?」
長谷「それよりも西村さん」
1.送っていこうか?
2.コンビニでオススメの漫画ある?
3.ちょっと俺と遊んでくれよ
>>58
3
長谷「ちょっと俺と遊んでくれよ」
藍「もう長谷くんまでなに変なこと言ってるの?」
長谷「え、いや、あの・・・」
藍「風邪ひかないうちに帰るのよ。じゃあね」スタスタ
長谷「行っちゃった・・・」
長谷「・・・寒い、早く帰ろう」
今日はここまでです
オリキャラ作り、手伝ってくれてどうもありがとうございました
ゆっくり更新していくので気長に待ってくださいね
それではまたノシ
~長谷家・リビング~
長谷「テレビでやってるけど、センター試験の制度が変わるってどういうことだろう?」
長谷「進学校では定期的に模試をやってるらしいけど、あれが全ての高校生対象となり、大学受験の合否に関係してくるって感じになるのかな?」
長谷「まあやっぱり勉強って普段からコツコツやってないといきなりじゃ出来ないよね。」ピッ
長谷「テレビはもういいや。今日は数学の追試の勉強やって寝ようっと」
【1月7日(水)朝】
~教室~
九条「よう長谷、昨日先生に呼び出されていたけどなんかあったか?」
長谷「ああ、ちょっと数学の課題が中途半端でね。このままじゃ留年だって」
九条「え、お前それ大丈夫なのかよ?」
長谷「次の追試で合格して、学年末試験でも赤点ラインの二倍の点数取ったら許してくれるみたい」
九条「なんか言ってること滅茶苦茶だな。それ絶対私情入っていると思うわ」
長谷「言い過ぎかもしれなくても取りあえずやらなきゃ。本気だったら後が怖いし」
九条「なんだったら香織に勉強教えて貰えばいいじゃないか。あいつ、数学得意だろ?」
長谷「藤宮さん・・・」
藤宮「どうしたの? 呼んだ?」
長谷『今の俺は・・・何もできないや』※原作第29話より
長谷「いや、九条。俺、今回は1人で頑張るよ」
九条「そ、そうか?」
長谷「うん」
九条「・・・」
藤宮「そういえば、長谷くんがくれたマフラー使ってるよ。長谷くんありがとう、大事に使うからね」
長谷「あ、うん・・・」
山岸「長谷くん元気ないねー」
九条「なんだよ、自信ないなら香織に勉強教えてもらえよ」
将吾「お前だけこの面子で温度がやたら低いな」
長谷「うっさいなぁ」スタッ
将吾「どこ行くんだ?」
長谷「トイレだよトイレ。連れは要らないからな」
将吾「誰もいくかよ」
~男子トイレ~
長谷「う~トイレトイレ」
長谷「ふう、やっぱりトイレは落ち着くなぁ」
??「あの、君はもしかしてガチホモ?」
長谷「・・・え?」
??「それとも僕に『やらないか』って反応を期待している?」
長谷「ち、違うよ。てか、なんでそうなるんだよ?」
??「チャック閉め忘れてる」
長谷「いやん」
??「そっか、まあ違うならいいや。転入初日で面白いやつに出会えたと思ったんだけどね」
長谷(転入? こんな時期に転入生?)
~教室~
井上「それじゃあ朝のHRを始めるぞ。とりあえず、今日からみんなと一緒に勉強する転入生を紹介する」
ガラガラ
??「どうも」
長谷(あ、あいつは!)
??「神楽奏多(かぐらかなた)です。学校は昨日からでしたが、引っ越しの準備が落ち着かなくて転入を1日ずらしてもらいました。今日からみなさんよろしくお願いします」ペコリ
長谷(転入生か・・・。>>68)
よし、恥ずい質問をしてやろう!足のサイズとか
長谷(よし、恥ずい質問をしてやろう!足のサイズとか)
【1月7日(水)昼休憩】
奏多「さっき名前聞き忘れたが、キミ名前は?」
長谷「俺は長谷祐樹。よろしく。ところで奏多、キミにひとつ聞きたいことがあるんだ」
奏多「なに?」
長谷「足のサイズを教えてくれないか」
奏多「そういう質問はまず自分のサイズを答えてから言うもんじゃないかな」
長谷(質問に意見してきた。だが、これは男と男のプライドの戦い。質問をした以上、自分から足のサイズを教えるなんてだめだ)
長谷「いいから質問に答えてよ」
奏多「なんだよ祐樹くん、もしかして足フェチなの?」
長谷「だとしたら?」
奏多「まじかよ・・・」
長谷「・・・」
長谷(意地張り過ぎたかな?)
奏多「まあいいか。足のサイズは25.5㎝だよ。それがどうかしたの?」
長谷「ん、俺と一緒だ」
奏多「結構身長差あるのに、足のサイズは一緒なんだね」
長谷(これよく考えたら俺のほうが恥ずかしいや)
奏多「まあなにはともあれ、祐樹くんよろしくね」
西村「ついでに私は西村藍だから、覚えておいてね」ヒョコ
奏多「西村さんもよろしくね」
西村「しかし最初見たときに思ったけど、神楽くんってかわいい顔してるね」
奏多「うん、よく言われるよ。前の学校ではこの顔つきのおかげで女の子にモテたんだ」
西村「あー可愛がられるって意味?」
奏多「ご名答だよ」
芹澤「うんうん、見るからに想像つくもの。あ、私は芹澤舞子。よろしく」トテトテ
奏多「よろしく、芹澤さん」
長谷「あれ、今日は山岸さんとお昼食べないの?」
芹澤「あー沙希なら今日は桐生くんと食べるんだって」
西村「もうホントリア充なんだから」
長谷「西村さんも可愛いからいつか彼氏できるよ?」
西村「あら、嬉しいこと言ってくれるのね。そういう長谷くんは最近香織ちゃんとどうなの?」
長谷「え、なんで藤宮さん?」
西村「え? だってずっと仲良くしてたじゃない? 最近なんか感じあんまり良くないけど・・・」
長谷「藤宮さんとはいつも通りだよ。それに彼女は友達だから」
西村「そう・・・」
長谷(あれ、なんか煮え切らない反応だなぁ)
【1月7日(水)放課後】
長谷「あっという間に放課後になってしまった」
井上「長谷、いつでもいいから数学の追試受けに来いよ。まああんまり遅くなって貰っちゃ困るが」
長谷「分かりました」
スタスタ
長谷「放課後なにしようかな・・・>>71」
奏多をストーキング
長谷「奏多をストーキングしようかな。転入生がなにするのか気になるな」
西村「え? ちょっと長谷くん、遂に犯罪に手を染めるの?」スタスタ
長谷(今呟いただけなんだけど? え、なんで聞こえてるの? 地獄耳なの?)
長谷「下校ついでに見るだけだよ。ちょっとした寄り道のついでみたいな感じ」
西村「そのなんか前にいたから見ちゃいましたみたいな反応してもいけないことに変わりはないからね」
長谷「ほどほどにするよ、それじゃあまたね」
西村「ばいばい、長谷くん」
~正門前~
長谷「奏多、正門前に立って何をしているんだろう?」ボソボソ
男子A「え、勃つ? 長谷、おまえJK見て生理的現象に悩まされているのか?」
長谷「あれ、今聞こえないように呟いたはずなのにどうして聞こえてるのかなぁ」
男子A「ったく、俺のお気に入りのBL漫画あげるからそのちんぽ早く沈めろよ、じゃあな」ヒョイ
長谷「・・・」
長谷(BL本を手に入れた・・・)
??「「おにいちゃん!」」
奏多「お、星矢、星七。遅かったな」
星矢「へへ、俺さっきまでクラスメイトの女子と喋っていたんだ」
星七「私もクラスの子とお話ししてたよ」
長谷(あれ、あの子達は昨日の・・・)
奏多「それじゃあ行こうか」
長谷(移動する。追いかけなきゃ)
~駅周辺~
長谷([ピザ]×[ピザ]のBLなんて誰得なんだよ・・・。しかも汗の表現リアルすぎて見ているだけで臭ってきそうだ)パラパラ
奏多「おいしいクレープ屋さんを見つけたんだ。買って帰ろう」
星矢「にいちゃん、情報仕入れるの早いな」
奏多「藤宮さんってクラスメイト教えて貰ったんだ」
星七「へぇ、おにいちゃんにも友達出来たんだね」
奏多「ああ、でも一番に出来た友達は長谷とかいうちょっと変わった奴だったよ」
長谷(俺が変わり者認定か・・・)
アリガトウゴザイマシター
星七「このクレープ、甘くておいしー!」
星矢「でもなんかちょっと甘過ぎね?」
奏多「クレープなんだから甘い方がおいしいよ」
星矢「そういうもんかね」
長谷(それにしても小さな弟と妹だな。制服着てなかったら年の離れた兄弟みたいだ)
長谷(奏多も身長は俺と10㎝違うけど・・・)
山岸「なにやってるの?」
長谷「ンチャッピー!?」
山岸「変な声出して、さては変なことしてたのかな?」ジー
長谷(あら、これはちょっと危険な予感がする。どうしようか?>>74)
転校生と仲良くしようと調査をしているんだ
長谷「転校生と仲良くしようと調査しているんだ」
山岸「転校生ってあれのこと? 気になるんだったら直接話せばいいのにー」
長谷「それじゃあだめなんだよ」
山岸「なんで?」
長谷「こういろいろ調査してさ、後日偶然を装って相手の趣味に合う話をする。俺達気が合うじゃんってなって友達になれるんだ」
桐生「それで本音は?」
長谷「いや、しれっと出てきているけど、将吾が山岸さんと一緒って珍しいな」
山岸「デートだよ、デート」
桐生「まあ男女でお出かけだからそうなるか」
長谷「リア充爆発すればいいと思うよ」
桐生「ったく、こんなところでストーキングとはおまえも堕ちるところまで堕ちたか」
長谷「俺はまだ堕ちてない。藤宮さんが対象にならない限り、たとえストーキングをしても俺の翼は折れないんだよ」
桐生「はぁ、どうでもいいけど、お前が警察行くようなら俺はお前との縁を切るからな」
長谷「なんだよ、俺達の絆はその程度だったのかよ」
桐生「俺とお前に何を期待しているんだ」
長谷「何があっても壊れない友情」
桐生「山岸、行くか」スタスタ
山岸「うん」スタスタ
長谷「俺より沙希を取ったか。あいつは俺の背中を踏み越えて、沙希の元へ行くんだな」
長谷「どうしようかな、尾行を続けるか、何か別のことをするか」
長谷「よし、>>57だ」
×長谷「俺より沙希を取ったか。あいつは俺の背中を踏み越えて、沙希の元へ行くんだな」
○長谷「俺より山岸さんを取ったか。あいつは俺の背中を踏み越えて、山岸さんの元へ行くんだな」
すいません、つい前作の癖が出てしまいました
長谷「偶然を装って奏多と合流しよう」
長谷「あ、君は今日の転校生」スタスタ
奏多「君は祐樹くんじゃないか、こんなところで会うなんて偶然だね」
星矢「あ、昨日の人だ」
星七「どうもこんにちは」
長谷「俺もここのクレープ好きなんだ。ちょっと買ってくるから待っててくれないかな?」
奏多「うん、もちろんだよ」
長谷(その後、他愛もない話をしながら途中まで奏多たちと一緒に帰った。どうやら奏多には双子の弟と妹がいてそれぞれ星矢や星七と言うらしい)
長谷(そして俺は家に帰ってきた)
【1月7日(水)夜】
長谷「数学の勉強をしていたのはいいんだけど・・・」
長谷「何故か勉強していると藤宮さんの顔が浮かぶ・・・」
長谷(・・・藤宮さん・・・)
長谷「あーこんなの勉強どころの気分じゃないよ!よし、気分転換に>>81だ!」
奏多が甘いの好きそうだったから、仲良くなるために柄にもなくお菓子作り
長谷「奏多が甘いの好きそうだったから、仲良くなるために柄にもなくお菓子作りをしよう」
長谷「何を作ろうか?>>83」
シュークリーム
長谷「よし、シュークリームを作ろう」
長谷「ふう、ちょっと時間かかったがなんとか食べられそうなものができた」
長谷「ついでに女子力も上がった気がする」
長谷「・・・もう寝る時間だ。今日は寝よう」
今日はここまでです
次回もお楽しみに!
言い忘れていましたが
女性の作者さんが書かれた原作と違って
本ssは少年漫画のようなノリや展開を多数入れていく予定です
原作の雰囲気を壊す可能性がありますので予めご了承ください
あと、このssでは安価次第で特定の女性キャラを攻略することが出来ます
前作ほどの個別ルートに特化したような内容にはならないかもしれませんが
(終盤の話はこちらのほうで大体決めているので)
安価を出す際は誰を攻略するかも考えていただけたら幸いです
それではみなさん、おやすみなさい
【1月8日(木)朝】
~教室~
長谷「おはよう、奏多」
奏多「長谷くん、おはよう」
長谷「あのこれ、良かったら食べて」
奏多「シュークリーム? 長谷くん料理が出来るの?」
長谷「まあ友好の証ってところでね。そんなに料理が出来るわけじゃないよ」
奏多「そうかい、でもありがとう。お昼に妹たちと一緒に食べるよ」
奏多「そういえば祐樹くんは既に妹たちと面識があったんだね、全然知らなかったよ」
長谷「面識の仕方としては最悪だったけどね」
奏多「あはは、それはすまない。弟がちょっと女癖悪くてね。まあ、あの身長が幸いしてませた子どもぐらいにしか思われないけど」
長谷「警察に突き出されないうちに再教育したほうがいいんじゃない?」
【1月8日(木)昼休憩】
~教室~
長谷「さてとお昼か、どうしようかな」
長谷「奏多は妹たちとお昼を食べるらしいがどこにいるか分からない。探しているうちに昼休憩が終わりそうだ」
長谷「なら、>>91」
ボッチ飯だ!
~トイレ個室~
長谷「ふう、トイレの中は落ち着くなぁ」モグモグ
山岸「でねー」
芹澤「へえ、そうなんだー」
長谷(ん、どうして山岸さんと芹澤さんの声が聞こえるんだろう?)
長谷(・・・)
長谷(まさか、俺はひょっとして男子トイレと女子トイレを間違えたのか!?)
山岸「くんくん、なんだかご飯の匂いがするよ」
芹澤「え、ほんとー?」
長谷(まずい、まずいぞ。俺はただ優雅にトイレでボッチ飯がしたかっただけなのに
)
長谷(どうする俺!?>>93)
猫の鳴き真似をする
長谷(声を低くして・・・)
長谷「ふぁおん、ふぁおん」
山岸「!?」
長谷「ぐふぉふぉふぉふぉ」
芹澤「!?」
長谷「ぶふっ…うぉうふっ」
山岸「・・・」
長谷(今度は声を高くして・・・)
長谷「今日のお昼ご飯はチョコボーにしようかニャ…」
芹澤「・・・」
山岸「なんだ、妖怪の仕業かー」
芹澤「え?」
山岸「あ、舞子ちゃん、早くしないとお昼終わっちゃうよ」
芹澤「あ、ほんとだ。まあ、声の正体とかどうでもいいわね。それよりもお昼食べなきゃ」
タッタッタ
長谷「よし、完璧だな」
長谷「さて、誰か来ないうちに早く出よう」
【1月8日(木)放課後】
~教室~
長谷「数学の追試を受けるにはまだ勉強が足りないな・・・」
奏多「おつかれ、長谷。今日はもう帰るわ」
長谷「うん、じゃあね」
長谷「放課後はどうしようか>>96」
長谷部公友をストーキング
長谷部「さて、そろそろ帰るか」
長谷(別に長谷部先生に対して何か思うところがあるわけじゃないけど、安価の指示だからしょうがない)
~路地裏~
長谷(どうしてこんなところに? 先生の家がこの辺にあるのかな?)
警察「ちょっと君、何をしているのかね」トントン
長谷「え?」
警察「昨日も誰かをつけているところを見かけてね。ちょっと交番まで来てもらえるかな?」
長谷「・・・はい」
長谷(その後、特別何か処罰を受けたわけじゃないが、どういうわけか『ストーキングハセ』というあだ名で学校中の噂になり、俺はいじめられっ子として残りの高校生活を過ごした)
END:ストーキングハセ誕生
ひとつ言わせてもらうと、オリキャラ要らない
主人公ならともかく脇役でならモブで充分
>>99
そうですね
今後は変にオリキャラ出さないようにします
なるほど、みなさまの意見を読ませていただきました
個別に返せなくて申し訳ないですが
確かにキャラが確立してない、ましてや主人公でもないのに、
オリジナルキャラクターを出しても
読んで安価で動かす側としては扱いに困って邪魔になるかもしれませんね
んーどうしましょう?
全部白紙に戻して前作の設定を使って山岸さん以外を攻略する話に差し替えるのもありですかね
ただ、そうすると愛着がわいたり、せっかく設定考えて下さった方々に申し訳ない・・・
というのも私自身このスレをどうするか考え中でしてなにか意見があれば好きに言ってください
自分の中で気持ちの整理がつき次第
今後の方針を決定していきます
概要を決めました!
ストーリーは後で公開しますが、オリジナルキャラが抱える問題を解決する話にしようと思います
それに合わせてサブの目標として藤宮さん、西村さん、芹澤さん、オリキャラの妹・星七の中で誰か一人を攻略することにします
山岸さんは桐生くんと付き合っているので攻略不可能です
あとR-18要素を含みますが、変態すぎる行為はNGです
安価の内容次第ではBAD ENDもあるので要注意です(再開可能なのであえて踏んでもいいかもしれません)
オリジナルキャラクターは皆さんが考えて下さったものを活かしますが、話の展開次第で加筆・修正があるので予めご了承ください
今夜か明日ぐらいから本編を始めます
言い忘れていました
安価の内容は自由ですが、攻略ヒロインが決まらなかったりストーリーが進まなかった場合、選択肢式にすることもあります
【ストーリー】
『何が正しくて、何が間違っているのか…』
冬休みが始まり藤宮香織との距離を置く長谷祐樹にとって辛い3学期が始まった
しかも新学期早々、井上先生に呼び出され次の学年末試験で数学を60点以上取らないと留年させると言われる
さらなる問題を抱え込んだ祐樹だが、突然やってきた転入生と仲良くなる
しかしその転入生も問題を抱え込み、祐樹の学校生活は更なる泥沼に陥る
そんな祐樹の元へこれまで仲良くしてきたある女の子の手が差し伸べる
「私と一緒に皆を笑顔にしよう!」
その言葉に励まされ、祐樹は新たな決意を胸にその子と共に歩き出す!
少し大人向けな「一週間フレンズ。」のssが今、始まる
【ストーリー 修正版】
~何が正しくて、何が間違っているのか…~
冬休みが終わり、藤宮香織との距離を置く長谷祐樹にとって、辛い3学期が始まった
しかも新学期早々、井上先生に呼び出され、次の学年末試験で数学を60点以上取らないと留年させると言われる
さらなる問題を抱え込んだ祐樹だが、突然やってきた転入生と仲良くなる
しかしその転入生も問題を抱え込み、祐樹の学校生活は更なる泥沼に陥る
そんな祐樹の元へこれまで仲良くしてきたある女の子の手が差し伸べる
「私と一緒に皆を笑顔にしよう!」
その言葉に励まされ、祐樹は新たな決意を胸にその子と共に歩き出す!
少し大人向けな「一週間フレンズ。」のssが今、始まる
最初から物語を始めますが、転入生登場までは読み飛ばしても構いません
1月8日木曜日放課後
~職員室~
井上「課題も中途半端、休み明けテストも赤点。こんなんで3年生に上がれると思っているのか?」
長谷「いえ・・・」
井上「と言っても先生としても高校で留年されたら困るからな。今度の学年末テストで赤点ラインの30点の倍以上の点を取れ。そうしたら単位が貰える2以上の成績をやろう」
長谷「ろ、60点!?無理ですよ、俺、数学でそんな成績取ったことない」
井上「なら留年しろ。いいか、課題なんてやればそれだけでそれなりの評価が貰えるものなのに、そのチャンスをお前は不意にしたんだ。それなりのペナルティがあって当然だろう?」
井上「とりあえず、休み明けテストの追試はもういい。最後の試験で結果を出せ。話は以上だ」
長谷「はぁ・・・」
1月8日木曜日夜
~コンビニ前~
??「いいじゃんかよ、ちょっと俺と遊ぼうよ」
藍「え? もう子どもが遊ぶ時間じゃないわよ? きみ、おうちはどこ?」
長谷「って、西村さん!? こんなところで何やってるの?」
藍「さっきからこの子が私にちょっかい出してくるの」
星矢「なんだよ、お前。こいつの彼女か?」
藍「か、かの・・・!?」
長谷「え、えっとその・・・!」
星矢「なんだよ、はっきりしないやつだな」
??「ちょっと星矢、なに女の子にナンパしてるのよ?」
星矢「なんだ星七、もう買い物終わったのか?」
星七「うん。ごめんなさいね、うちの星矢ったら少々女癖が悪くてね」
星矢「女の子が大好きと言ってくれ。それじゃあなんだか短所みたいじゃないか」
星七「いいから! もう行くよ」
藍「えっと・・・夜道気をつけてね? 怖いおじさんに声をかけられてもついていっちゃだめだよ?」
星七「大丈夫です!私たち、そこまで子どもじゃありませんから!」
テクテク
長谷「行っちゃった・・・」
藍「なんだったのかしら?」
1月9日金曜日朝
~教室~
井上「それじゃあ朝のHRを始めるぞ。とりあえず、今日からみんなと一緒に勉強する転入生を紹介する」
ガラガラ テクテク
??「どうも、神楽奏多(かぐらかなた)です。学校は火曜日からでしたが、引っ越しの準備が落ち着かなくて転入を1日ずらしてもらいました。今日からみなさんよろしくお願いします」ペコリ
1月9日金曜日・昼休憩
奏多「こんにちは、キミとは席が近くだね。名前は?」
長谷「俺は長谷祐樹。よろしく」
奏多「よろしくね、キミはなんだか優しそうだ。僕達いい関係になれるといいね」
長谷「そうだね」
九条「長谷、おまえ転入生といきなり仲良くなれるだけのコミュニケーションスキルがあったんだな」
長谷「九条。その言葉、余計だぞ」
奏多「はじめまして、僕の自己紹介はもういいかな?」
九条「ああ、九条一。俺も2学期初めにここに転校してきたんだ」
奏多「そうなんだ、君も転校生?」
九条「まあそうなるかな。神楽より4か月くらい長くここで過ごしているだけだ」
奏多「なるほど、君ともいい友達になれそうだ」
九条「そりゃそうだろう。俺のコミュニケーション能力で友達になれない奴がいたとしたら、それは根暗かウジ虫か優柔不断だ」
長谷「あれぇ? 俺達さぁ、友達だよねぇ? 俺、ちょっと今の言葉で九条と友達なのか心配になってきたんだけどー」
桐生「心当たりがあるなら、そこ直そうと努力しろよ」
長谷「努力はしてるよ、結果が芳しくないだけで」
桐生「それだめじゃん」
長谷「将吾、お前また山岸さんと」
桐生「ああ、最近よく誘われるんだ」
長谷「なんだよ、リア充爆発しろよ」
男子A「おい長谷!今の聞き捨てならないぞ!!」ガバッ
男子B「ちょ、おまっ!桐生と山岸の仲を爆発しろだと!?まじで言ってんのか?」
男子C「祐樹[ピーーー]よ」
一同「ブーブー」
桐生「山岸、何気にクラスで人気者だからな。みんな俺と付き合ってもアイドルのように彼女の味方をするんだ」
九条「それ、お前も結構気を使うんじゃね?」
桐生「俺がそんなの気にすると思うか?」
九条「いいや、思わないね」
男子A「とりあえずお前、ふなっ○ーとくま○んとしま○っこのモノマネの刑な」
長谷「凄く意味が分かりません」
男子B「いいからやれYO!」
長谷「イヤッハアアアアアアアアアアアアアアアアア!!プシャアアアアアアアアア!!」ブンブンブン
長谷「みんな熊本に来るんだモン!!」ブンブン
長谷「島根県に帰るつもりが間違えて鳥取県に来ちゃったにゃー!!」シクシク
男子C「なんでご当地キャラが島根と鳥取の位置を間違えるんだよ!!」
アハハハハハ
奏多「楽しいクラスだな、これからこのクラスでたくさんいいことあるといいな」
奏多「いつか、あの頃の傷を癒してくれるかな・・・」ボソッ
~屋上~
藤宮「今日は1人かぁ・・・。長谷くん、新学期入ってからお昼一緒に食べてくれないな」
キイイ ガチャン
藤宮「長谷くん!?」
星七「へぇ、ここが屋上・・・」
藤宮「え、誰? 屋上は立ち入り禁止で人が来ないはずじゃ」
星七「あ、立ち入り禁止だったの? いやぁ、私今日からここの学校通い始めたので、屋上知らずに上がっちゃった」
星七「前の学校は屋上OKだったしね。で、なんで立ち入り禁止の場所にあなたがいるの?・・・あ、そのリボンの色、上級生か」
星七「ごほん。・・・どうして、先輩は屋上にいるんですか? ここは立ち入り禁止ですよね?」
藤宮「えっと、それはその・・・」
西村「所謂、特例ってやつよ」スッ
星七「なっ、連れがいたの!?」
西村「いや、あなたがここへ上がっていくところが見えたから後を追いかけたのよ」
星七「そ、そうですか・・・。って特例ってどういうことですか?」
西村「私も最近聞いたばかりなんだけど、あの子・・・香織ちゃんはちょっと訳ありでね、屋上の使用を先生から認められているの」
星七「そうですか。それじゃあ今日から私もここでご飯食べますね」
西村「・・・え?」
藤宮「は?」
星七「え、だめなんですか? それならクラスで食べます。でもこんな秘密、あまりにもおもしろすぎるのでうっかり誰かに喋っちゃうかも」
藤宮「そ、それはだめ!!」
星七「ならここで私も昼食を取らせてください。それなら誰にも言いません。私、屋上好きなので迂闊に誰かにばらしてここが使えなくなっちゃうのも悲しいですし」
西村「・・・屋上上がる前に食い止めるべきだったかしら・・・」
藤宮「ううん、藍ちゃんは悪くないよ。それに一緒にご飯食べるだけで黙ってもらえるなら、私はいいよ」
西村「だけどその・・・記憶のことは・・・」
藤宮「大丈夫、ただの先輩後輩と思えば記憶に支障はないと思うよ」
西村「そっか、なんか都合が良過ぎる感じがするけど、それなら問題ないわね」
星七「記憶とか何のことかさっぱりですけど決まりですね!それじゃあ今日からよろしくおねがいします!」
星七「あ、私の名前は神楽星七っていいます!気軽に下の名前で呼んでください」
藤宮「神楽・・・?」
西村「それってもしかして・・・」
1月9日金曜日・放課後
~教室~
長谷「疲れたぁ」
奏多「お疲れ、祐樹くん。お昼は大変だったね」
長谷「クラスのみんな、一度盛り上がると容赦ないんだからな・・・」
奏多「個人的に讃岐うどんと桃太郎のモノマネが面白かったな」
長谷「それ恥ずかしいから言わないでよー」
奏多「そういえば、福山市って知ってる?」
長谷「どこ?」
奏多「そこらの県庁所在地並に人口は多いのに、知名度もなければ特色もなくて全く目立たない都市」
長谷「あー広島県の」
奏多「え? あそこ広島県なの? 俺はてっきり岡山県だと」
長谷「え?」
奏多「え?」
長谷「・・・こういう時は地理に詳しい人に聞こう」
奏多「誰かいるの?」
長谷「うん、俺の友達にいるよ、えっと確か・・・>>121が地理に詳しかったかな」
長谷(ついでにこの後>>122しようっと)
>>121
【選択肢】
1.山岸さん
2.芹澤さん
3.西村さん
4.俺
>>122~次の私のレスまで有効
自由安価で一番多かった意見の行動をとります
今日はここまで、次回をお楽しみに!
4
長谷「俺が地理に詳しかったかな」
奏多「・・・」
長谷「俺が悪かったよ」
奏多「あ、そうだ。俺、弟たちと帰らなきゃいけないから」
長谷「弟たち?」
奏多「弟と妹がいるんだ。会っていく?」
長谷「うん」
星矢「・・・」
星七「・・・」
長谷「・・・」
奏多「え、知り合いなの?」
長谷「知り合いってかこの前ちょっとだけね」
星矢「まさか転校先の先輩だったとは・・・」
星七「これからよろしくお願いしますね」
1月9日金曜日・夜
長谷「ふう、いい湯だった」
長谷「寝るまでまだ時間あるなぁ、なにかしようかな」
長谷「そうだ>>124をしよう」
今日会った奏多達三人の絵を描こう
長谷「今日会った奏多達三人の絵を描こう」
長谷「たまには絵日記もいいよね」
カキカキカキ
長谷「出来た!うまく書けた方じゃないかな」
長谷「童顔だけどちょっとかっこよさそうな奏多に、今時な感じの星矢くん、ちっちゃくてかわいい星七ちゃん」
長谷「新たな友達になれるといいなぁ」
1月10日土曜日・午前中
長谷「今日は寒いけどいい天気だな」
長谷「どこか出かけるかな>>127」
シガーバー
長谷「シガーバーに行こう」
長谷「よし、そうと決まれば出発だ!」
~公園前~
九条「長谷じゃん。どっか行くの?」
長谷「シガーバーだよ」
九条「は? お前、意味知って言っているのか?」
長谷「俺さ、今が辛くて心折れたから安価に身を任せて行動することにしたんだ」
九条「・・・」
九条「いやさ、それでもシガーバーはダメだろ」
長谷「ダメなの?」
九条「自暴自棄になりやがって・・・俺がいいところ連れて行ってやるよ」
長谷「わ、ちょっと」グイッ
~電車の中~
ガタンゴトン
長谷「あのーどこ行くんですかね?」
九条「俺ならではのいいところさ」
長谷「・・・」
長谷(九条が俺を連れて行きそうなところといえば・・・)
選択肢>>130
1山かな
2ストリップクラブかな
3風俗店かな
4川かな
4
長谷「川か」
九条「何故分かった?」
長谷「遊びを知らない九条のことだから、山か川ぐらいしか連れて行くところないかなって思って」
九条「お前と違って俺はゲームセンターとかそういう今時の遊び場は知らないんだよ」
長谷「まあ、たまにはいいけどさ」
九条(退屈そうな顔しやがって)
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