新参者でけどよろしくお願い致します
無限に広がる大宇宙…
静寂と光に満ちた世界…
生まれゆく星もあれば死にゆく星もある…
そして宇宙には、たくさんの物語があり、時にはそれらも忘れ去られるときもある…
この物語は、そのうちのひとつである…
西暦22xx年一月一日 宇宙戦艦ヤマトside
突如ヤマトの目の前に巨大な裂け目が現れる
森「前方に巨大な異次元断層を確認。距離、2万!縦横共に物凄い大きさです!」
古代「し、島!反転だ。面舵一杯最大戦速!」
古代が慌てつつも指示する
島「駄目だ、もう遅い。」
古代「つべこべ言わずにやれ!」
島「もうやってる!」
相原「もう駄目だ…吸い込まれる!」
ヒビリの相原が真っ先に悲鳴を上げる
古代「総員ち告ぐ、ただいまよりヤマトは、異次元断層に突入する!
総員衝撃対応姿勢をとれ!」
古代が艦内放送で注意を促す
真田「入るぞ!」
全員「う………わあああぁぁぁ!」
古代「島、聞いてくれ。」
島「ん、どうしたんだ?古代。」
古代「何故だかわからんが、変な気分だ…」
島「そりゃあ、異次元のなかだからな…」
古代「いや、違うんだ。後ろを見てみろ。」
後ろを振り向き、古代がいい、皆もつられて振り向く
島「!?お、沖田艦長に、山南艦長、ひ、土方さんも!?」
三人「話はあとだ。今は、ここがどこなのか調べなければなるまい。」
突如目の前に裂け目が現れる
真田「出口です。」
ヤマトside end
幻想郷side一月一日
お正月…普通の神社では、初詣の参拝客で賑わっているのだろうが、ここは違った
霊夢「お賽銭…お賽銭がないよ~」シュン…
???「オーッス、霊夢、初詣だぜ♪」
霊夢「初詣!?いらっしゃい!参拝客なんて嬉しいわ~♪」
突然、空から霧雨魔翌理沙こと普通の魔法使い(自称)が降りてくる。
魔翌理沙「 は?何言ってるんだぜ?初詣なら、守矢神社へ行くのが常識だぜ?
と、言うわけで。霊夢も来るんだぜ」
直後、お察しの通り霊夢がぶち切れた
霊夢「他の神社への初詣にこの私を誘うとは、いい度胸ね…
当然、覚悟はできているのでしょうねぇ?」
魔翌理沙「え、ちょっおま、」
霊夢「問答無用!夢想封印!」
ズ…ウゥゥーーーン
ピチューン
魔翌理沙「お、おおお落ち着け!あ、私が何したってんだ?」
ズドドドド
霊夢「ふざけるな!」
今回は、ここまで
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しょっぱなからやらかした…
使い方がよくわからないので、おかしいところがあれば、ご指摘ください。
おお、早速書き込みが!
はい、わかりました。
次から気を付けます。
お二人ともご指摘ありがとうございます。でな、
幻想郷side
依然乱闘中の二人の上に空間の裂け目が開く
二人「!?」
裂け目だけならまだよかった…しかし、そこから出て来たのが問題だった。
ヤマトside
第一艦橋も依然混乱の中だった
古代「どこだここは!な、なんで大気圏のなかに?しかも…」
全員「神社の真上ぇーーー!?」
太田「た、大変です!今すぐ艦を引き上げないと地上に激突します!」
島「わかった!急速反転上昇!」
古代「だが、地面をこする!総員衝撃対応姿勢!」
艦内に警報が鳴り、全員が何かに掴まる
ヤマトside end
幻想郷side
魔翌理沙「う、嘘だろ? 何なんだよこいつは!」
霊夢「大きい…」
二人が感想言ってるのもつかの間、ヤマトは神社をその艦体で破壊した
霊夢「きゃあああああああー!わ、私の神社がぁぁぁーー!?」
幻想郷side
ヤマトside
全員「うわぁ!」
ヤマトは多少その体を地面に擦りながら上昇する
乗組員A「第三艦橋、地面に擦った!」
毎度お馴染み不幸の第三艦橋がここでもその不幸さを披露する
乗組員B「大丈夫か!?」
A「大丈夫だ、問題ない。」
C「セリフをパクるな!」
こうしてヤマトの新たなる冒険が幕を上げた
ヤマトside
博麗神社を破壊したヤマトは損傷箇所の修理のために航行していた
森「前方に巨大な湖を確認。」
島「よし、そこに着水だ。面舵12度」
霧の湖
チルノ「何あれ?なんか強そう。」
大「!チルノちゃんあれ、こっちにくるよ!逃げようよ!」
そんな忠告バカにはきくはずもなく
チルノ「大丈夫だよ大ちゃん。アタイはさいきょーだからね。
大ちゃんを怖がらせたな!さいきょーのアタイが許さないぞ!食ら…あべし!」
ズドドド、と轟音を響かせ、ヤマトは湖に着水した湖に大妖精の声がこだまする
「チルノちゃーーーん!」
ヤマトside
古代「い、ててて…。皆、大丈夫か?」
沖田「総員艦内の損傷箇所を報告せよ」
真田「下部第三艦橋に損傷あり、艦内工場においても衝撃による物品の破損やショートによる小規模の火災も発生しております」
徳川「エンジンルームにて火災発生。機器の一部を焼いて鎮火に成功」
艦内各所から損傷の報告が上がってくる。
ヤマトも外は頑丈といえど、やはり中は弱い。
真田「艦内損傷箇所の火災は全て鎮火に成功しました。
しかし、修理には時間が掛かります」
古代「それより艦長、なぜお亡くなりなられたのにいきてらっしゃるのですか?」
土方「それが我々にもよくわからんのだ…死んだあと、気がついたらここだった」
真田「うぅん… 嘘であってほしいのだが、
我々は元いた世界とは別の世界に来てしまったのかもしれない…」
沖田「技士長、どういうことかね?」
真田「簡単に言いますと
先程の異次元断層、これを通過したことにより我々は別次元…
つまりはこの世界にきてしまったものと推測されます」
土方「ふむ、そしてその段階で我々が甦ったわけか…
しかし、ここの住民に会わないことにはそれも確認できんな…」
相原「僕達、帰れるのかなぁ」
森「相原君、そんなこといわないで。不安になっちゃうじゃない…」
???「大丈夫デス、雪サンハ、コノワタシガ命ヲ掛ケテモ守リマス」タッチ
森「あぁん!もう、どこ触ってるのよ!この、待ちなさい!アナライザー!」
アナライザー「待チマセン!逃ゲマス!」
一同「あはははははは…!」
ヤマトside end
一方その頃紅魔館side
ここ、紅魔館では先程のヤマトの着水により、湖に近いため波を受けさらに
激しい揺れにも襲われていた
ガタタタタタ
レミリア「うー、なんなのよ!この揺れは!」
パチェ「むきゅ~。こ、小悪魔助け、て」
パチュリーノーレッジは世界有数の蔵書量を誇る図書館の本棚の下敷きになっていた
小悪魔「ぱ、パチュリー様!大丈夫ですか!?いま助けます!」
そういって小悪魔はパチュリーの発掘に取り掛かった
受験勉強の間に暇を見つけて投稿してますけど一回やったとはいえ、受験て面倒だな
霊夢side
霊夢「・・・・・・」ズ~ン
魔翌理沙「な、なぁ霊夢。そろそろ立ち直ろうぜ。
ものスゲー負のオーラが出てるからよ…」
依然霊夢は神社を失ったことによるショックから立ち直れないでいた
霊夢「う、う、わ…私の神社が…あは、あははははははは…」
魔翌理沙「(駄目だこりゃ…)」
霊夢side end
ヤマトside
古代「真田さん、ヤマトの修理にはどれくらいかかりますか?」
真田「やってみんと分からんが、一週間はかかるだろうな。
システムも一から組み直さないといけないのもあるしなぁ」
古代が修理を気にしているのには理由がある。
湖に着水してから2日たった日最強を自称する妖精を名乗る生物に
攻撃を仕掛けられたからだ(無論ショックカノンで粉々に吹き飛ばしたが)
古代「できるだけ早くお願いしますね」
真田「ああ、わかった」
ヤマトside end
???side
???「また何か変なものが幻想入りしたみたいです。どう致しますか…?
……紫様」
???side end
次回あの人が登場
台詞や地の文は間開けた方がいいよ
例
「●◆▲★$\◆▽°」 (台詞)
なんとかかんとか (地の文)
「◇★◎◎▽●□△×∞」 (台詞)
↑見たいに
>>15ご指摘ありがとうございました
善処致します。
では、今回最初は少し時間を遡ります
紅魔館side1日前
???「………あとは図書館の蔵書の数点のページが破れただけのようです」
レミリア「そう、ありがとう咲夜」
咲夜「いえ、では」
そういって紅魔館のメイド長は一礼して消えた。正確には時を止めて部屋を出た
レミリア「それにしても、我が紅魔館に喧嘩を売るとはどんな命知らずかしら?」
そうレミリアは呟くと悪魔の笑みを浮かべた内心でどんな礼をしようか考えながら…
紅魔館side end
霊夢・魔翌理沙side
魔翌理沙「なぁ、霊夢~ 本当に行くのか~?」
霊夢「当たり前よ!神社のお礼、たっぷりしてもらうんだから…」
霊夢はなにを今更といった表情で返した
魔翌理沙「返り討ちととばっちりだけは御免だぜ…」
そういった話をしながら飛ぶこと15分二人はヤマト上空に到達した
???「あ!霊夢さ~ん、魔翌理沙さ~ん!」
そこへ現れたのは通称『2Pカラー』の東風谷早苗だ
魔翌理沙「お!早苗じゃあないか!」
??? 『おっと、私達も居るよ♪』
現れたのは守矢神社に祀られている2柱の神様だ
霊夢「多分、あいつらは外来人だからそこの二人は出て来ない方がいいと思うわよ?」
神奈子「わかった、私達は外で待つとしよう。
早苗、行っておいで」
早苗「はい、わかりました」
霊夢・魔翌理沙side end
ヤマトside
太田「飛行物体確認!数5」
古代「対空戦闘用意!しかし、許可あるまで発砲を禁ずる」
南部「了解!対空戦闘用意!許可あるまで発砲を禁止する!」
山南「私は沖田艦長と土方副艦長に報告してこよう」
艦長室:
コンコン
山南「山南、入ります!」
「よかろう」
山南「失礼します!
レーダーが飛行物体を捉えたのですが、どうも明らかに人だと言うのです。
別世界なんであまり驚きませんでしたが、せっかくのお客さんです。
お二人共第一艦橋へお越しください」
土方「わかったすぐに向かおう」
第一艦橋:
古代「うーん、一体どうやって飛んでいるんだ?」
第一艦橋の戦闘班長席で古代は考えていた何故飛べるんだ、と
ウィィーン
一同『あ、艦長』ビシッ
沖田「皆揃っているな?よし、では、あの外のお客さんに艦内に入る許可をやれ」
相原「はい、」タタタタ…
土方「では、我々は食堂へ向かおう。
古代、真田、アナライザー、沖田艦長。行きましょう」
艦外:
『諸君らの艦内への立ち入りを許可する。
我々は君達を歓迎する』
魔翌理沙「お、どうやら入っていいみたいだぜ。」
霊夢「じゃあ、あの下にいる人に案内して貰いましょう」
ヤマトside ende
ヤマト艦内通路:
早苗「あのぅ…お聞きしたいのですけど、
この戦艦はもしかして宇宙戦艦ヤマトじゃないんですか?」
一同『!?』
魔翌理沙「早苗、知っているのか!?」
早苗「ええ、私がまだ現代にいた頃見ていたSFアニメに登場した戦艦です。
霊夢さんの話からしてもこの船は別の世界からきたみたいですし、あり得ると思います」
乗組員A「ああ、その子の言う通りここは宇宙戦艦ヤマトだ。
これから君達にはこの船の幹部に会ってもらう。
……ここだ」
大食堂『ヤマト亭』:
沖田「ようこそ、宇宙戦艦ヤマトへ。
私はこの艦の艦長沖田十三です」
土方「ヤマト二代目艦長、現副長土方竜です」
山南「ヤマト三代目艦長、現参謀の山南修です」
古代「元ヤマト艦長代理、四代目ヤマト艦長兼戦闘班長古代進です」
真田「ヤマト副長兼技師長の真田志郎です」
アナライザー「ヤマト生活班所属天才ろぼっとのアナライザーダ」
霊夢「この世界を管理してる博麗の巫女の博麗霊夢」
魔翌理沙「いたって普通の魔法使い霧雨魔翌理沙だぜ」
早苗「つい最近幻想入りした守矢神社の東風谷早苗です」
沖田「まずはいろいろと質問もあるで
しょうが、この世界のことを教えて頂きたい。
ここがどこで、どのような理由でここにこれるのか、などのことです」
霊夢「ここは、幻想郷と言って妖怪と人、神様まで一緒に暮らすある種の楽園。
その実態は妖怪の消滅を恐れた妖怪の賢者:八雲紫が造り上げた
日本の中の結界で隔離されたもうひとつの日本て、ところかしら
あ、このお茶美味しい」
古代「げ、幻想郷?」
???「そうよ」
一同『!?誰だ!』
そこへ現れたのは幻想郷を造ったその人八雲紫だった
紫「もう、そんなに警戒することないじゃない。ま、それはおいといて
そうよ、ここは幻想郷。
忘れられた“モノ”がたどり着く場所よ」
山南「すると、何故我々はここへ?
我々の活躍が忘れられたとは思えないが…」
紫「それはね、外の世界で…これを見てくれるかしら?」
そういって紫はスキマを開き、ある映像を見せる
沖田「これは?」
紫「宇宙戦艦ヤマト2199というものよ。
今までのあなた達にとってかわってヤマトシリーズのメインになっているわ」
古代「ちょ、それメタ発言」
紫「いいのよ。ま、そういう訳であなた達はこの幻想郷に来たのよ。
最後に、幻想郷は全てを受け入れますわ。何もかもね…
霊夢。お客様にはこちらでの戦い方を教えといてね?」
沖田「宴会…ですかな?」
霊夢が語った幻想郷のルールのひとつ
異変解決後や、新しい仲間が増えた場合、宴会を行う。
これについての提案が霊夢からあった
霊夢「えぇ、普段は博麗神社でやるんだけど、この人数じゃねぇ無理だから」
沖田「わかりました…『全艦達す、艦長の沖田だ。
本日1800より士官、下士官、無礼講の宴会を行う。準備に掛かれ!』
これでよろしいですかな?
霊夢「えぇ、では私達も6じにこっちへ」
真田「一つ注意してください。
このアナライザーは隙を見せればセクハラ行為に移るかもしれないので、
気をつけてください」
沖田「では、今夜六時に…古代、お見送りしなさい」
古代「はい、ではこちらから」
宇宙戦士・巫女・魔法使い移動中…
早苗「そうなんですか、やっぱり古代さん達は未来からきたんですね…」
霊夢「・・・・」
古代「どうかしましたか?」
霊夢「気に入らないわね…」
古代「え!?」
霊夢「その服装よ!
赤と白の動き易い服で主人公なんてキャラもろかぶりじゃない!」
古代「え?いや、俺にそんなこと言われても…」
アナライザー「・・・・・隙アリ!」タッチ モミ サワサワ
三人『キャッ!?・・・まちなさーい!』
アナライザー「油断スル方ガ悪インデス。アト、マテトイワレテ、マツ奴ナンカ居マセン!」ピュー
夜~
ヤマトside
古代「・・・・・以上です。立ち入り禁止区域への隔壁も全て閉鎖しました」
雪「宴会の準備も9割方終わりました。
参加者もぞくぞくと集まってきています」
甲板:
ドンチャン騒ぎ中
乗組員「準備は終わった。入っていいぞ」
妖怪達「うぉぉーーー!」
人間組「この上は人間専用か…見晴らしもいいし、みんな、行くぞ!
よっしゃああああ!」
佐渡「ふーむ、いい月じゃのう。
ほれ、みーくん。ぐーといけ!」
みーくん「ナォォ…」
勇儀「ちょっといいかい?
アタシは勇儀。一緒に飲まないかい?」
佐渡「おぉ!いいぞ!それ、」
勇儀「お、悪いねぇ」
佐渡「ささ、飲もう飲もう」
大食堂:
霊夢「うへへへ…」
魔翌理沙「あちゃあ~。すっかり出来上がっちまってる」
モブ1「おい!上で勇儀姐さんと飲み比べしてる人間がいるらしい」
???「そうなのかー」
モブ2「見に行こうぜ」
甲板:
佐渡「それ!一升瓶二本一気飲み!」ゴクゴク
勇儀「アンタ、よく飲むねぇ」
佐渡「酒は人類の友じゃからな!」
等と言う名(迷)言を言いつつヤマトの名医は
純度55%の酒を途中、トイレにも行っているが、40本以上を空けて、
勇儀との飲み比べに勝利し、更に追加でその日は萃香との、飲み比べにも、
勝利した後、宴会で急性アルコール中毒になった者の手当てをしていた。
気付け薬と言って一升瓶片手に。
いつしか、彼は鬼にも、恐れられるようになる。
宴会後:
掃除係以外の人員は終了と共にその場で倒れる者が多数だった。
宴会から2日後
紅魔館勢:
咲夜「お嬢様、見えました。
あれです」
レミリア「ありがとう。
あなた達は下がってなさい」
そういってレミリアはヤマトに向かって目にも止まらぬ速さで突撃しようとした。
しかし、光の速度で戦う古代館にとってそれを避ける等と朝飯前だった。
沖田「パルスレーザー迎撃開始!両舷バラスト・タンクに注水。潜航用意!」
島「了解!微速前進、潜行!」
レミリアがパルスレーザーによる彈幕を回避している間にヤマトは潜航してしまった
レミリア「チッ逃がしたか…
だが、これならどうかな?
スペル:スピア・ザ・グングニール!時間はかかるけど…フルパワーよ!」
雪「艦長!湖上空に巨大なエネルギー反応!」
沖田「古代!波動砲を使え!」
古代「しかし、ここでは!」
沖田のあまりに唐突な命令に疑問を感じる古代。
しかし、沖田の
「構わん!あのエネルギーを弾き返せ!」
と、いう怒号により、弾かれるように波動砲の発射準備を進めるのだった
同じく湖の上空でもレミリアのグングニルの準備も終わりかけていた。
徳川「エネルギー充填70%」
沖田「念のため、出力を抑えて発射する」
古代「了解!ターゲットスコープ、オープン!
電影クロスゲージ明度10!
波動砲発射10秒前!総員、対ショック対閃光防御!
5、4、3、2…1発射!」カチ!ドギュオオオオオオ!
レミリア「喰らいなさい!」バチバチバチ ズドォォーーーン
両者から放たれた攻撃は交わった場所で、人工太陽が十数分輝くほどの威力だった
絶対当たる槍と全てのものを破壊する光線。
2つは結局引き分けたが、この衝撃は妖怪の山から、博麗の神社跡まで届いた。
ヤマト技師長真田志郎はのちにこう語った『極めて進み過ぎた科学は時に、魔法をも凌駕する』と
さて、ここで一つ意見をとります
・新たに何か幻想入りさせます。
理由としましては
・ヤマトが強すぎる。
・だからまともに戦える奴が欲しい。
と、いった感じです。
ご協力お願い致します。
ファーストガンダム
理由
ファーストガンダムはもはや忘れられているから
ホワイトベースとガンダム、赤い彗星
>>23
ご協力ありがとうございました
まだ他にも募集してその中から選ぶので引き続きご協力お願いします
ヤマト:
その日は乗組員に半舷上陸が与えられていたので、古代達は各々幻想郷を回っていた
真田side
ヤマト技師長の真田志郎は久しぶりに外の空気を吸うため、幻想郷を観光していた
アナライザー「真田サン、ドウデスカ?我々ノ地球デハ、失ワレタ景色ガ、
アリマス!」
真田「ふむ、なかなか懐かしいものだ少年時代はよく山へ本を持って出掛けたもんだ…」
アナライザー「本ナンカ持ッテイッテ、何ヲスルンデスカ?」
真田「山の中で読書をするんだ。心が落ち着くんでね…
まぁ、最近はできなくなってしまったがね…」
と、そこへ空気を切り裂き、何かが近づいてきた
アナライザー「伏セテクダサイ!」
ヒュン ビィィィ…ン
真田「これは…矢?」
地面に刺さったものを見ると23世紀には失われた武器である矢が刺さっていた
???「ここから先は立ち入り禁止だ!
即刻立ち去れ!」
真田「誰だ!?」
上空から姿を現したのは二人…いや、犬耳と羽と尻尾を生やした二体の生き物だった。
しかし、それを見たアナライザーは
アナライザー「ナンダ…子ドモカ…」
と、何やら残念がっていた。
しかし、ニ人にしては、少しカチンと来たようで、一人は弓矢でもう片方は
剣で攻撃を仕掛けてきた
再開~
樅「白狼天狗の犬走樅、参る!」
樅が相手にしたのは、真田だった。
真田もコスモガンで応戦するが、やはりほとんど戦闘に出ない上、
近接戦闘の経験もないので、すぐに腕を切られてしまった。
しかし、樅は知らなかった。
彼の両手足が義肢であることも、それに強力な爆薬を仕込んでいることを。
真田「ぐあ!」
樅「もらった!」
しかし勝利を確信した瞬間、樅の体は爆発に巻き込まれた。
真田が起爆装置を押したのだ。
そうして樅の意識はそこで途切れた…
再開~♪
アナライザーside
アナライザーともう一人の白狼の戦いはアナライザーの圧勝だった
白狼天狗「[ピーーー]!」
白狼天狗は矢の代わりに弾幕を放ったビームの銃弾さえ弾き返すアナライザーに
効くはずもなく全て弾き返されてしまった
白狼天狗「!? ば、馬鹿な!
本気だったのに…こんなの何かの間違いだ!」
そういって白狼天狗は空高く飛びアナライザーに弾幕を浴びせた。
だが、白狼天狗の目に信じられない光景が飛び込んでくる。
なんと、目の前の得体の知れない人形みたいなものがバラバラになったと思いきや、
高速で飛んで来るではないか!
これに驚いた白狼天狗は避けれずにアナライザーの頭突きを食らってしまった。
白狼天狗「うわぁ!」ゴッチーン
アナライザーの堅さは尋常じゃない
白狼天狗も可哀想に…
真田side
真田「! 来たか…」
アナライザー「敵ハ気絶サセマシタ。
ソレヨリ、真田サン腕ハ大丈夫デスカ?」
アナライザーが真田の怪我について質問する
真田「おいおい、君は俺の両手足が義肢なのを知っているだろう?
大丈夫だ。」
そこへ一陣の強風が吹く
真田「うぉ!」
アナライザー「アレレ?
マタ新シイ天狗ガ降ッテキマシタ!」
いきなり空から降ってきた天狗。
その目的は!?
空から降ってきた天狗の見た目は真田達にとって奇妙なものだった。
それは
山伏のような服に頭巾、フリルの付いたスカートに高下駄極めつけはその背中に生えた烏の羽という格好だった
(真田達の目から見れば全員だが)
???「どうもー!あなた達が最近話題の外来人ですねー?」
真田「あ…ああ、そうだが…
君こそ誰だ?」
文「あややややや…これは失礼。
私は幻想郷伝統のブンヤ 射名丸文といいます!
では、早速ですが取材のほうを…」
と、文が取材を申し込むと
アナライザー「ダガ断ル!」
さる某アニメの名台詞をアナライザーが使ってしまった。
これには流石の真田と文も驚き、呆れてしまう
文「!?」
真田「・・・・・。
どうしてそのネタを…?」
アナライザー「何故カ、気ツイタラ、イッテイマシタ」
二人「パクリはよくない…」
文「で、では気を取りなおして…」
真田「逃げるぞ、アナライザー!」
アナライザー「イェッサー!」
文「あ、待ってくださーい」
文「天狗のスピードに人間が勝てると思ったら、大間違いですよ…」
そういって文は目にも止まらぬ速さで真田達を追いかけ始めた
アナライザー「! 真田サン!ヤツガキマス!」
真田「大丈夫だ。
こんなこともあろうかと、ジェットパラシュートの改良型を持ってきた。
飛ぶぞ!アナライザー」
そういって真田は自身が背負っているジェットパラシュートのスイッチを入れた。
因みにこれは地球防衛軍が正式採用しているジェットパラシュートに真田が、
幻想郷用に弾幕を撃てるように改造したものだ。
形状は、パラシュートのような金属製の本体から通常のスラスターと、
今回新たに装備された本体から伸びたエネルギーホースで繋がり、
それをベルトで腕に固定した砲身から弾幕を放つ。というものだ
そうして、真田がスイッチを入れ宙に浮かび、高速で飛行を開始するとともに、
アナライザーもバラバラになり、反重力装置で飛行を開始する。
それを見て文は、
文「やはりとでも言いますか…
敵を侮るのは愚かしいことですね。では、私も本気を出しましょう」
こうして、追跡をしながらの弾幕勝負が始まった。
やはり別世界でも、そのチートっぷりを遺憾なく発揮する真田さんに拍手
風邪ひいた…誤字脱字が出るかも…
依然妖怪の山では、烏天狗と奇跡のチート頭脳が飛び回っていた
しかし、真田としてはこれ以上時間を無駄にしたくはないので、
その腕に装着している砲身を文に向けていった
真田「弾幕勝負だ。残機4スペル3!」
文「いいでしょう!負けても後悔しないでくださいね!」
真田「悪いが先手必勝だよ
恐符『滅びの波動:拡散する青白き光』」
真田が放ったスペルは魔翌理沙のマスタースパーク並みにあったが
文にすれば避けるのは容易いと思われた…しかし
文「こんなもので私を倒せるとでも…?」
真田「それは…どうかな?」
文「!? え!?」
真田のスペルは彼自身も開発に加わった拡散波動砲をモデルにしている。
そしてそれは文を囲むように拡散した
文「ちょ、えええええええええぇぇぇーーーー!」ピチューン
真田「まずは一機…と」
文「や、やりましたね~
今度はこちらの番です!
スペルカード発動!
『風符風神一扇』!」
そして、6分が過ぎた頃、
文「これで、最期にしましょう!
お互い最高の技で」
真田「受けて立とう。」
二人『泣いても、笑っても、これで最期!スペルカード発動!』
真田「『崩符:魔改造狂気の波動砲6連発』」
文「『逆風:人間禁制の道』」
二人『はぁぁぁぁーーーーーーーーー!』
次回決着。
なお、このスレを読み返したところ
「射命丸」を「射名丸」としてしまっていました。誤字をお詫び致します
文side
あの人間との勝負は最後どうなったのだろうか?
あのとき、私にとってあの時間だけは
気が遠くなるほど長い時間で、同時にあまりにも短い一瞬だった。
確か、最後に覚えているのはお互いラストの技を出すところまでだ。
あの瞬間から私の記憶はない。
そして今、
私はあの人間と一緒にいた確か早苗から聞いた『ロボット』というものに、
恐らくあの人間と一緒に担がれている。
これから何処へ行くのだろうか?
真田side
あの決着からどのくらい経ったのだろうか?
今にして思えば俺らしくなかった。
まさか後方支援担当の俺が単独で戦うことになるとは…
今はアナライザーに担がれているのだろう…
したから幾度となく聞いた電子音が聞こえてくる。
あの戦いは最後どうなったのかはさだかではない、
記憶がないということは恐らく負けたのだろうか引き分けだろう…
そしてアナライザーはあの天狗まで担いでいるのだろう…
時々体と体がぶつかる感触がある。
今すぐにでも起きたいのだが、どうしても体に力がはいらない。
はじめに目を覚ましたのは真田だった
真田「う、…あ、アナライザー、」
アナライザー「起キマシタカ?真田サン」
そういうと、アナライザーは真田を地面に下ろした。
そして、もう片方の腕には真田が推測した通りあの天狗少女が担がれていた。その少女はまだ起きる気配がない。
そして二人+一人はまた歩き出した。その目的地である、守矢神社へと。
参道の真ん中に差し掛かった辺りで天狗少女は目を覚ました。
文「あややや~?
ここはどこですか~」
真田「守矢神社の参道だ。
ところで、アナライザー。二人とも起きたことだし、結果を教えてくれないか」
アナライザー「ハイ、デハほろぐらふぃーデ戦闘ヲ投影シマス。」
そういってアナライザーは、ホログラフィーを前方に投影した。
その結果はというと、
真田「引き分けか」
文「ですねぇ~」
真田達はその後、文の懸命な裏を返せばうるさい催促により取材を受けていた
文「でも、肝心のどこから来たのかだけは教えてくれないんですねー」
真田「ああ、残念だがそれは教えれない。ところで、射命丸」
文「文でいいですよ?」
真田「そうか、なら文。
いつから俺たちを尾行していた?」
文「いやですねぇ~尾行なんか、
私はただたんに面白そうな取材対象がいたので、少し追いかけて取材を申し込もうとしただけですよ~」
真田「それを尾行というんだ。それを」
文「おや、そんなことを言ってる間に着きましたよ。守矢神社です。」
真田「あれが、か。
ん!?」
真田は思わず声をあげてしまった。
そこには、体長18mほどの巨大な二足歩行型のロボットがいたのだ。さすがにアナライザーも驚いたようで、
アナライザー「ナンダアレハ!」
といっている。
次回リクエストにあったあの作品が出てきます。
そう、ガン○ムですよ?ガン○ム。
報告:
・次回は明日になります。
・もうすぐ忙しくなるので、更新が遅れるかもしれません
・1話限りになるかも知れませんが、登場させる作品もまだ募集してます
(理由はこのスレを読み返してください)
・取り合えず逃げるつもりはありません
以上です。
では、こんなスレでよかったら
『ゆっくりしていってね!』
可能ならいいんだが…
*艦隊コレクション*銀河鉄道999
*灼眼のシャナ
のどれかを出して欲しい
すまん多くなって
乙だ。
出して欲しいのは
犬夜叉、修羅の門(刻でも可)
それにしても、真田さん怖すぎ、波動砲出すなよ…
>>38
逆に考えようその怖さが真田さんの真田さんたるゆえんだろ?
とある魔術の禁書目録を出して欲しい
>>37 >>38 >>41
ご協力ありがとうございます
残念ですが、自分は灼眼のシャナは知らないんで出すのは難しいかと思います。その他は検討させていただきます。では、本編の方をどうぞ。
守矢神社にいたロボットは真田にも、アナライザーにもましてや文にも分からなかった。
その形状は基本的に白く、頭部にアンテナ、胸部は青で背中には棒状の物を二本背負っていた。
真田達がしばらく呆然と見ているとそのロボットのスピーカーから声が聞こえてきた
???「あ!文さーん。こんにちはー♪」
文「あやややややや!もしかして、守矢神社の早苗さんですか!?」
早苗「そうですよー。あと、にとりさんもいますよー!
あれ?確かそこにいる白地に青矢印の服を着たひとは…」
真田「宇宙戦艦ヤマト技師長、真田志郎。
君は確か、あのときの……東風谷早苗さんだったか?」
早苗「はい、その早苗です。
ところで、とのロボットに心当たりはありませんか?」
真田「いや、ないね。
少なくとも作業用のもの以外でそんなものは見てないね…」
早苗「そうですか…」
???「ん?これって『ガンダム』じゃないの?
ほら、そのカラーリング的にさー」
早苗「!?す、諏訪子様!?
い、いつの間に…」
諏訪子「ん~?ついさっきだよ~」
諏訪子と呼ばれたその少女はなんと言うか…世の中紳士諸君の恋愛対象と言うべきか…
そんな感じだった。
はっきり言います。
自分は初代ガンダムは一話からジャブロー侵攻とシャア・セイラの過去とか位しか知らないので、ちょっとキャラ・作品崩壊が起きるかも知れません。
そこんところは、指摘していただければ次の話からは反映します。
(物語を進める上ではどの作品もスペックは少しいじるかもしれません)
なんか全体的に自演臭いんだよなぁ
なんかもう全てが自演に見える
投稿が遅くなって申し訳ない
>>44>>47
自演はしていません。なので、不必要なこの話題はもう止めて下さい。
真田「ガ、ガンダム?」
聞いたことのない単語に真田が首をかしげる。
早苗「あぁ、真田さん達の世界とは違いますから知らないのも、無理ありませんね。
これは正式名称RX78-2ガンダムといって地球連邦が作った兵器です。」
にとり「実は幻想郷には、幾つか結界の緩いところがあってね、そこにボロボロになって落ちていたのを早苗にその原作を見してもらって私が修理したのさ。」
真田「ふむ、俄然興味が湧いてきた。そのガンダムとやらの設計図はあるか?」
真田の問いかけに対し、にとりは
にとり「あるよ。今から持っていこうかい?」
真田「あぁ頼む」
どうやら科学者同士何か通じるものがあるのだろう。瞬く間に意気投合してしまった。
にとり「これがそうだよ。」
真田「ふむ、どれどれ?
ははぁ、エンジンは我々の世界とは違うな。駆動系は…ほ~。よし全部暗記した。早速ヤマトで作ってみよう」
全員『早ッ!?』
これがヤマトのチート頭脳真田さんの怖いところだ。どんな兵器でもすぐに構造を理解してしまう。
真田「いいものを見せてもらったお礼といっちゃなんだが、こいつをやろう」
そういって真田が取り出した物はコスモナイトの原石とそれを精製したものだった。
真田「これはコスモナイトといってだなかなりいろいろなことに使えるんだ。どうだいいものだろう?」
にとり「ふーん。コスモナイトねぇ。確かに私が知っている金属のどれとも違うね。
ありがとう」
にとりは真田の贈り物を素直に喜んでくれたようである。
と、ここでいつの間にかガンダムから降りてきた早苗が驚きの声をあげる。
早苗「きゃっ!!!
さ、真田さんどうしたんですか!その腕!早く手当てしないと!」
どうやら斬られた左腕を気にしているらしい。
真田「あぁこれか。途中で白狼天狗とやらに斬られてな。俺の両手足は義肢で中には強力な爆弾を仕込んでいるから投げつけて爆破した。」
早苗「そ、そうなんですか…
あーびっくりした」
ていうかさお前らさ、ぐちぐち文句言うんだったら見るなよ。
その方がお互いにプラスになるしさ。
はっきり言って時間の無駄だよね。
あと、書いてる人にいっとくけど一人で何レスも投稿する奴がいてもいちいち気にしてたらキリ無いから止めとけ
にとり「・・・・・」
早苗「どうしたんですか?にとりさん」
にとり「いつの間に外の技術はここまで進んだんだろう?
人間たちのほうが河童より、百年ぐらい進んでるじゃないか」
自分達の科学力が負けたことがよっぽど悔しかったようだ。
しまいには、ぶつぶつ言いながら隅っこにうずくまってしまった。
>>54 >>55とかは自分の弟がやっていることが判明ました。
ボコして二度と書き込みさせないようにしておきました。
自演と思われるようなことを見逃してしまってすみませんでした。
弟は3DSのインターネットブラウザ機能を使って書き込みをしていたようです。
乙
サーシャとさとりを絡みはどうかな?
>>62
名前入れるの忘れてた
一方、古代達はきっぱくした状態の中にいた。
雪「上方より不明艦接近!」
古代「主砲発射用意!」
ヤマトの上空には真っ白な船がまっすぐヤマトへ向かって来ていた。
相原「上空の不明艦に告ぐ!直ちに進路を変更せよ!応答のない場合三十秒後に貴艦を破壊する!」
???「こちらホワイトベース。本艦は機関の故障のため動けない。」
それを聞いたヤマトはロケットアンカーをホワイトベースに突き刺すと巻き上げながら上昇を始めた。
その甲斐あってホワイトベースはなんとか沈没を免れた。
ホワイトベースの艦長だというブライトノアという青年に話を聞いたところ彼らは別世界の地球連邦から来たらしい。
そして彼らを襲ったという艦隊を見た古代や沖田、土方は目を疑った。
そこに映っていたのは白色彗星帝国やディンギル帝国の艦隊だったのだから。
同時刻地底・旧都:
サーシャ「佐渡先生…何でまたこんなところへ来たんですか~?」
佐渡「いや~。あの勇儀とかいうやつが宴会するからこい。とかいうからのお」
今サーシャ達は佐渡と二日酔いから復活した萃香と地底に来ていたがそこで鬼に襲われていた。
萃香「まったく、人を見ればすぐに食おうとする…。本当に頭の悪い奴等だ…」
こうしたひと悶着もあったが無事にサーシャ達は宴会場の広場に着いた。
そこにはあの古明池姉妹も来ていた。
サーシャ「!? 心の読める人がここにもいる!?」
さとり「なぜかしら?一人心の読めない方がいるわ。
こんなのこいし以外では初めてね。」
そして二人は向き合った。
さとりはこの中で唯一心を読めなかった女性=サーシャに声をかけた。
さとり「あなた…名前はなんて言うのかしら?」
サーシャは突然声をかけられたことに動揺する様子もなく、ころころ、と笑って
「あら、人に名前を聞くときは自分から名乗るのがセオリーじゃなくて?…古明池 さとりさん?」
これにはさらに驚かされた。なんと心が読めないばかりか、心まで読まれてしまったのだから。
「私はサーシャっていうの。
私には普通の人とは違う血が流れてるの。そのおかげでこうして心、というより他人の精神に干渉できるのよ。」
ちなみにこの能力によってヤマト戦闘班長の古代も心を読まれている。
一方ではそんな会話に気づかず酒を飲む佐渡達は既に出来上がってしまっていた。
地上ではホワイトベースの解体が始まっていた。
艦内外が修復不能にまで損傷してしまったためである。
それとは別に彼らを悩ませる存在もあった。
?「イギリス生まれの金剛デース」
全員「・・・・・(唖然)」
もう何が来ても驚かないと思っていた古代達だが、全てを受け入れる幻想郷の名前は伊達じゃなく神様まで平然と歩いたりしているのを目撃した古代達だが、艦娘という存在には度肝を抜かれた。
一方、敵も着々と準備を進めていた。
???「大帝、この世界にヤマトが確認されたようです…
如何なさいますか?」
???「今は放っておけ。今はな。
それより、例の船はどうなっておる?サーベラー。」
サーベラー「大気圏に突入したあとヤマトと接触したあと反応が消えたとのことです。」
???「ゲーニッツ。」
ゲーニッツ「ハッ。月面には大都市が確認され、降伏勧告は拒否されました。我が艦隊はいつでも発進可能です。ズォーダー大帝。」
それを聞いたズォーダーは若干不機嫌な顔をすると
ズォーダー「そうか…ならば月面の奴等に自らの愚かさと我らの力と恐怖を教えてやれ。
バルゼー!」
バルゼー「ハッ」
ズォーダーが声をかけるとスクリーンにバルゼーという人物が映し出された
ズォーダー「貴様に前の世界での汚名をそそぐチャンスをやろう。
艦隊を率いて出撃し、月の民に自らの愚かさと我がガトランティスの力を教えてやるのだ。行けぃ!」
バルゼー「ハッ、必ずや大帝の期待に答えて見せましょう。」
それから数日後。
月に対して白色彗星帝国の攻撃が開始された。
しかし幻想郷はまだこの事実を知らない。
一般兵「駄目です!この相手は強すぎます!救援を・・・・!ぐあああ!」
???「くっ、全兵力を集中させなさい!」
一般兵「大変です!防衛部隊壊滅!
脱出した生存者もいますが、艦船、砲台全て使いものになりません!」
一般兵「敵は上陸部隊を展開してきます!」
???「避難は!?」
高官「一般市民のうち逃げ遅れた者が次々に捕らえられたり、または自ら投降するものなどもいます。」
今までにない敵の襲撃により、月は大混乱に陥っていた。
その被害は着実に一般市民にも出ていた。
一般兵「生存者の避難。完了しました!」
一般兵「最終防衛ライン突破されました!敵は目前まで迫っています!」
???「ここまでね。全員退避!」
こうして月の都はおびただしい死傷者を出して陥落した。
この戦いは後に第二次月面大戦と命名される。
ズォーダー「これより、地球へ向けて進撃する!
地球に降伏勧告を送れ!」
ヤマト:そこには紫の呼び掛けで幻想郷の住民が種族に関係無くたくさん集まっていた。
古代「くそ!白色彗星の奴等め!」
紫「あなた達の話だとまずは中から壊さないといけないようね…」
萃香「やってやろうじゃん!
鬼の実力見せてやるよ!」
ブライト「我々も協力させてもらう!」
金剛「私タチも手伝わせて頂きマース!」
霊夢「どんな異変でも異変は異変。博麗の巫女として異変解決は義務だわ。」
綿月姉妹『月では負けましたけど、今回はそうはいきません!』
紫「みんな…!
ありがとう。・・・・・・返事を。
『私たちは決して引きません!降伏はしません!』」
ズォーダー「よかろう…ならば滅ぼすまで!」
こうして幻想強と白色彗星帝国は全面戦争に踏み切った
ズォーダー「全艦隊に発進準備をさせろ。前のように中に入ってくることもあるかもしれん。バリケードも構築しろ。」
一般兵「はっ!」
オペレーター「地球よりヤマトの発進を確認。月の残党とも合流したようです。」
ズォーダー「バリア展開。」
一般兵「了解。バリア展開。」
ヤマトside
沖田「今回、全軍の指揮を執ることになった沖田だ。
敵は奥の手がありすぎる。よって全員気を抜くな。
命令だ絶対に帰ってこい。
・・・以上だ。」
そして、ヤマト以下月の残存兵力、艦娘、ホワイトベース隊、幻想郷の有志達はガトランティスに戦いを挑むべく地球を出発した。
古代「ヤマト全乗組員に告ぐ。本艦はただいまより敵本拠地に向けて発進準備に入る。総員配置につけ!
繰り返す!本艦はこれより敵本拠地に向けて発進準備に入る。総員配置につけ!」
乗組員A「了解!配置につきます!」
乗組員B「主砲塔配置につきました。」
徳川「機関部門配置完了。補助エンジン動力接続!出力30%。波動エンジンへの閉鎖弁開放!」
南部「火器管制システム異常無し。」
相原「艦内電話異常無し。友軍との通信も異常無し。」
新米「中央コンピュータ室配置完了。」
太田「航法レーダー異常無し。」
島「操舵系も異常認められず。」
真田「艦内全機構異常無し。問題ありません。」
森「全レーダー異常無し。」
相原「友軍からも準備完了の報告です。」
乗組員C「格納庫の作業、完了しました。」
遂にヤマトの発進準備が整った。
古代「ヤマト発進準備完了しました。」
沖田「よーぅし!全艦発進!」
島「了解!」
徳川「補助エンジン、出力上昇。」
沖田「今回は、最初から全力だ。第一戦速!」
島「了解!補助エンジン出力最大、第一戦速!」
補助エンジンスラスターから轟音を響かせ噴射炎が吹き出る、それと同時にヤマトは前進を始め、やがて第一戦速に達する。
「こちらはもう駄目だ…うわぁぁぁーー!」
「敵艦隊の囲みを突破!」
ヤマトと月面残存艦隊とにとりら操る急造艦隊計17隻は当初の作戦通り突入した。
しかし、空母部隊が粘り囲みを突破できたのは4隻だけだった。
「MS隊及び、コスモタイガー隊全機出撃!」
「よっしゃ! いくぞてめーら!」
「うぉぉぉーーーーーーーー!」
「アムロ、いっきまーす!」
「全艦、全速全進!」
「続け!」
敵兵「返り討ちにしてやる!」
そして次は都市帝国と地球連合の戦いとなった。
ズォーダー「回転ベルト起動。奴等を迎え撃て!」
敵兵「回転ミサイル発射!」
都市帝国の回転ベルトから、回転ミサイルが発射される。
「うわぁ!」
「第三艦橋付近に被弾ーー!」
「全機、下部のビーム砲台を叩け!」
『『了解!』』
「ただいまより、ヤマトは敵本拠地へ突入する! 各員、配置につけ!」
「宇宙服を着ろ!」
「ほらよ、霊夢。」
「ありがとう。」
「さて、暴れるとするか!」
「ふふ、太陽がなければ吸血鬼は無敵よ!」
「慢心、ダメ!絶対!」
沖田「ヤマトごと敵本拠地に強行突入せよ! 月面艦隊はあとに続け!」
月面艦隊司令「了解」
沖田「総員ショックにそなえろぉ!」
ヤマトはその巨体を都市帝国の下部かわ内部へ突入させた。
古代「手空きの者は総員内部へ突入!
加藤以下飛行科はヤマトと月面艦隊と共に機体を盾にバリケードを構築しろ!」
加藤「了解」
魔翌理沙「よし。行くぜ!」
幽香「続けぇーーー!」
戦闘班員「前方に敵兵!」
フラン「壊れちゃえ♪ フォーオブアカインド!」
名前入れるの忘れてた。
フラン1「スターボウブレイク!」
フラン2「カゴメカゴメ!」
フラン3「レーヴァテイン!」
敵兵「「「うわぁぁぁーーーーーー!」」」
根本「え、えげつねぇ…」
古代「作戦通り行動しろ。散開!」
島風「いっくよー! ついてきて!」
長門「おい! 待て! 前に敵が」
連装砲「きゅ~」
敵兵「何だこいつは……ぎゃあああ!」
敵兵「ぐはあ!」
敵兵「げぶう!」
長門「心配は要らなかったようだな」
一方、幻想郷組
紫「霊夢!前にまた敵が!」
霊夢「封魔針!」
魔翌理沙「マスタースパーク!」
敵兵「「「おわああああ!」」」
霊夢達もまた、動力室を目指し、通路を疾走していた。
>>98
人の名前を使うの止めてくれませんかねぇ。
自演と間違えられるじゃないですか。
ズォーダー「………こしゃくな地球人共め…
第二中隊を増援に出せ!」
一般兵「ハッ!」
動力室を目指す地球。一方ガトランティス側もそれを黙って見過ごす訳がなかった。
一般兵「くらえ!」ダダダダ
古代「クソッまただ!」
根本「うわぁ!」ドサッ
古代「根本ぉ!くそっ」ドンドン
一般兵「グハッ!」バタッ
着実に双方の死傷者は増えていった。
古代「くっあそこに動力室があるのに………!」
魔翌理沙「んじゃ、任せろ!」
古代「おい!?」
魔翌理沙「マスタースパーク!」
敵兵「「「「うわぁぁぁぁ!!」」」」
通路の敵は一掃された。
ピュン
霊夢「っ…………!」
上階の狙撃兵の放った一発の弾が霊夢に当たり霊夢は戦線を離脱した。
南部「ああ…気を付けろ! 上に狙撃兵がいるぞ!」
紫「霊夢………!」
比叡「邪魔する人は許さない……! 全門斉射!」
狙撃兵1「うわあああ!」
狙撃兵2「ガハッ……」
狙撃兵は全員片付いたが古代はあることを少女達に言った。
古代「今すぐヤマトに戻れ! すぐにここから脱出するんだ!」
全員ヤマトに戻れ
この命令には理由があった。
それは………
沖田「古代、都市帝国が崩壊を始めた。奴等、動力炉にたどり着かれる前にわしらごと爆破するつもりだ。すぐに帰艦しろ!」
古代「という訳だ。早くしないと間に合わんぞ!」
狙撃兵「逃がすか!」ババババババ
乗組員A「うぐっ!?」
B「うわ!」
C「ぐはっ」
しかし、自分達も見捨てられることになってしまった彗星帝国の兵士達は一人でも多く道連れにしようと、執拗に銃撃を仕掛けてきた。
「HEY!」
「ここは!」
「私達が!」
「引き受けます!」
「「「どうぞお先に!」」」
「「「「武運長久を!!」」」」
古代「急げ! 早く撤退するんだ!」
魔理沙「待てよ! まだアイツらが!」
敵兵「逃がすか!!」ババババ
次々と部隊が後退するなか、魔理沙は見捨てれないと拒否していた。
レミリア「魔理沙……」
魔理沙「おい! レミリアもなんか言えよ!」
レミリア「ここは帰るのが正論よ」ドス
魔理沙「」カクッ
古代「時間をとられ過ぎた…急ぐぞ」
沖田「ヤマト発進!」
ヤマトが抜け出すと同時に彗星帝国は崩壊し、超巨大戦艦ガトランティスが姿を現した
ズォーダー「こしゃくな……全砲門開け。ヤマトを潰すのだ!」
古代「主砲発射!! 島、全速前進!超巨大戦艦にぶつけてゼロ距離射撃だ!」
島「了解!」
沖田「白兵戦用意!攻め込んで来るぞ」
南部「主砲斉射!」
坂巻「主砲斉射!」
古代「来たぞ!左舷に集中!」
敵兵「「「うぉぉぉぉーーー!!」」」
霊夢「夢想封印!」
真理さ「恋符:マスタースパーク!!」
咲夜「幻世:ザ・ワールド!!」
上条「撃ちまくれ!!」
ズォーダー「戦況はどうだ?」
兵士「ハッ現在双方共に攻めあぐねている模様!」
ズォーダー「艦への損害は?」
兵士「どちらも砲塔が吹き飛ばされ、砲雷撃では撃沈不能!」
ズォーダー「我々も打って出るぞ!」
兵士「き、危険です!」
ズォーダー「ええい!いつまでたっても攻めきれんクセによく言うわ!」
ついにズォーダー本人がヤマトへと進撃を始めた。
ズォーダー「こしゃくな者共め…[ピーーー]!大人しく死ぬがいい!ヌハッヌハハハハハハ……!」
事実、ズォーダーの持つ機関銃によって月面艦隊や幻想郷の妖怪もだんだん数を減らしていた。
人妖や霊夢達、ヤマトのメンバーに損害が少ないのは単に結界を張っていたり、戦い慣れしているからだ。
月面艦隊には外宇宙の敵との交戦経験など皆無なのだ。
しかし、戦況の悪化は如何ともしがたく、ついにヤマト艦内に侵入を許してしまう。
その頃ズォーダーは……
ズォーダー「地球人どもをヤマトへ押し込んだか……よし、直ちにヤマトとの接舷を解除、地球へ向え」
一般兵「しかし……ヤマトに乗り込んでいる我が同胞を見捨てることになります……」
ズォーダー「それについては致し方ない…今は勝利が必要だ」
一般兵「ハッ地球へ向かいます」
ズォーダー座乗の超巨大戦艦ガトランティスはヤマトから離れると地球への進撃を開始した。
真田「古代!超巨大戦艦が地球へ向かっているぞ!地球を砲撃するつもりだ!」
古代「艦長、地球へ向かいます」
沖田「ウム」
島「全速前進!」
ほどなくして艦内の敵兵は一掃された。
沖田「主砲発射用意!目標、敵超巨大戦艦!」
ズォーダー「主砲発射用意。発射!!」
その瞬間、下部の大型主砲が咆哮し、一条の光条が地球に向かう。
しかしそれは、着弾することは、なかった。
地球の大気圏外にバリアが発生していた。
ヤマトが咄嗟に生き残ったミサイル発射管からバリアミサイルを発射したのだ。
それがズォーダーの癪に触ったのか、これでもかと積んである砲塔をヤマトに向けると無慈悲な砲撃を始めた。
みるみる内にヤマトは被弾を重ねていった。
もはや使える武装は何一つない。
コスモタイガーは使えるだろうが近づく前に落とされるのが目に見えている。
ここに至り、古代はあることを提案する。
古代「ヤマトを突っ込ませ、自爆させます」
その一言にたちまち大騒ぎが起きた。
古代「みんな聞いてくれ!確かにこの提案には反対だと思う。だけど!異世界だとはいえ、地球を救うためにならヤマトは喜んでその体を差し出してくれるんじゃないだろうか!
それに前回はテレサが犠牲になったからやつを倒すことが出来たんだ!今度は我々がテレサになろうじゃないか!」
真田「俺もそれしか方法はないと思う。それにもしかしたら波動エネルギーの空間歪曲効果で元の世界に戻ることができるかもしれん。
紫さんが言う通りなら世界が存在しない可能性もある。だがな、我々だけが消えた世界もあるはずなんだ。所謂パラレルワールドだな」
その言葉に各々の決意は固まり始めた。
相原「私は残ります。恋人を一人にさせるより万に一の可能性にかけます」
沖田「ワシは艦を降りるとしよう。元々死んだ身だ。もう未練はない」
離艦する者は続々と格納庫に集まり艦載機に乗り込み始めた。
そして一気に脱出する。
ズォーダーの座乗する超巨大戦艦は再び地球へ主砲を向けようと回頭する。
全ての発進口から同時平行で艦載機を放出することで短時間の内に離艦を終わらせたヤマトはその傷付いた体を超巨大戦艦へとむけ、動き始めた。
「急げ!いつでも自爆できるようにするんだ!!」
「回路切り替えました!!」
「急げ!機関室を閉鎖するぞ!!」
一般兵「大帝!ヤマトが!ヤマトが突入してきます!!!」
ズォーダー「こしゃくな……撃ち落とせ!!」
しかし、その命令が実行される前にヤマトは超巨大戦艦へと突っ込んだ。
そして一気に爆発……しなかった。
古代「なぜだ!?作動しないぞ!!」
徳川「見てきます!!」
ヤマト残留を希望した徳川太助が機関室へと急ぐ。
そして艦外ではガトランティス兵がヤマトを制圧せんと、行動を開始していた。
南部「まずい!!敵が入ってきたらこの作戦は不発だ!」
古代「第二艦橋下のパルスレーザーが辛うじて使えるか……応戦用意!できる限り時間を稼げ!!艦橋デッキから狙撃するんだ!!
艦外には出るな!!」
そして機関室の徳川から連絡が入る。
徳川「こちら機関室!!突入ボルトの不具合です!あと五分…いえ、四分お待ちください!!」
古代「遅い!!三分三十秒で仕上げろ!!」
徳川「は、はいぃぃ!!」
面白いです!続きはまだですか!?
ごめんなさい↑の名前はミスです
自演いい加減にしろよ
古代「くそ、徳川! まだか!?」ダダダダダダダダダダダ
徳川「もう少し!……いけます!!」
古代「よし、南部、代われ!」
南部「はい!」
デッキで銃撃戦が繰り広げられるなか、古代は戦闘班長席に座り、トリガーに指をかけた。
再度波動エネルギーが充填され、独特のチャージ音が響き渡る。
「・・・・・」
救命艇の中で目が覚めた霊夢一時、激しく抵抗したものの、紫やレミリア、月の住人によって説得され、今はただ、黙って事の成り行きを見ることしか出来なかった。
「ヤマト………」
あの艦には自身の家を壊されたりしたが、思い出もできた。
宴会で会った鬼二人を倒すほどの大酒豪ながらもどこか近所のお医者さんみたいな雰囲気のお爺さんやにとりよりもヤバそうな科学者、美味しい料理……その他あの人達がいなくなると思うとあって間もないのに何故か胸が張り裂けそうになる。
このSSまとめへのコメント
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