ミカサ「私の下着が無くなった…」 (9)

ネタバレなし、訓練兵団女子中心



ユミル「はぁ!?ホントかよそれ!?」

ミカサ「本当の事。どうしよう‥‥‥」

アニ「‥‥アンタがそういう冗談を言えるタチじゃないってのは分かるしね。詳しく話してみなよ」

サシャ「そうですよミカサ、下着泥棒なんて私がとっ捕まえてやりますよ!」モシャモシャ

ミーナ「食糧泥棒がなーに言ってんのよ、もうっ」ペチ

ミカサ「ありがとう…ありがとうみんな…」グスン



クリスタ(‥‥‥‥ミカサが、男物の下着を被って泣いてる‥‥)



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アニ「で、一体何処で、どういう状況で無くなったの?」

ミカサ「少し前…夕飯が終わって、トイレに寄ってこの部屋に帰ってくるまでの間‥‥だと思う」

サシャ「ええ!?じゃ、じゃあまさかミカサ、今ノーパ」モガッ

ミーナ「サシャ、ちょっと静かにしてて!」

ミカサ「食事の後、そのままよくじょうに行くつもりだったから、ポケットに入れて持って行った」

ユミル「で、その前に便所に寄って移動中に無いのに気が付いたって事か」

アニ「ふぅん‥‥トイレは個室だし、大方食事の時にポケットからはみ出てたのをスられたって所だろうね」

ミーナ「じゃあ、怪しいのは近くに座ってた人だね。ミカサ、今日は誰と食べてたっけ?」

ミカサ「いつも通りに、エレンとアルミンと食べていた。あとは、サシャと‥‥だめ、あまり気にしていないから思い出せない」

サシャ「むぐむぐ‥‥ぷはぁっ!そうですよねぇ、食事中は食べることに集中しますし」

ユミル「となると、怪しいのは頭でっかちのムッツリアルミンか童貞丸出しのエレンかぁ?だっはっはっはっは!」

ミカサ「二人を悪く言わないで!それに、今日はエレンとアルミンが隣で私はエレンの向かいにいた!」

ミーナ「ミカサ抑えて抑えて、どーどー。ユミルも変な冗談やめてよ!」

アニ「‥‥容疑者はミカサが食事していた時に食堂にいた人間。っていっても、そんなの誰も把握できるわけないし、お手上げだね」

ミカサ「そんな‥‥!」ガーン

ミーナ「ミカサ‥‥女の子の下着盗むなんて、最低野郎が居るなんて信じられない!どうにかして見つけ出して、取り返さなきゃ!」

アニ「今後被害が拡大するのはごめんだしね」

サシャ「そうですねー‥‥そう考えるとなんだか怖くなってきました」ブルッ



クリスタ(どうしよう‥‥言ってあげたほうがいいのかな?でも誰も何も言わないし‥‥

もしかしたら、私が知らないだけで流行ってるファッション‥‥とかだったら、恥ずかしいし)

ユミル「‥‥クリスターぁ、さっきから何黙ってんだ?」ペロン

クリスタ「!! きゃ、きゃあっ!ちょっとユミル、スカート離して〜!」ジタバタ

ユミル「ぼーっとしてるのが悪いな」パッ

クリスタ「うう‥‥」

サシャ「クリスタは何かいい意見ないんですか?私はでっかいトラばさみにパンツかけとくのがいいと思うんですけど」

ミーナ「使う道具は猟師らしいのに、なんか絵面が凄いことになりそうな作戦ね」

アニ「で、どうなの?何か思い付かない?」

ミカサ「クリスタ‥‥」ウルウル

クリスタ(ああ、ミカサ‥‥あんまりこっちを見ないで‥‥!)

クリスタ「え、えーっと‥‥は、犯人捜しの方法よりも、まずもうちょっと無くした時の状況を整理する方がいい、かなぁ‥‥?」

ミーナ「それもそうかもね。えーと、じゃあ食堂に入ったところから細かく思い出していってみようか?」

ユミル「おう、どうしても思い出せなかったらとっておきの酒分けてやるから飲んで思い出せよ」

クリスタ「逆に忘れちゃうよそんなの、駄目だよユミル!第一訓練所でお酒は禁止でしょ!」

ユミル「冗談だっつーの、クリスタは良い子ちゃんだなー」ナデグリ

アニ「‥‥アイツらはほっておくよ。ほら、さっさと始めよう」

ミカサ「分かった、やってみよう。‥‥ええと、今日は‥‥訓練が終わって、いつも通り急いで着替え等を済ませて‥‥その後に、ポケットに下着を入れた」

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