かきのたね「…?(誰よアイツ…見ない顔ね…)」(13)

スレ立て代行です。
あとはお願いします。

(学園都市 とある公園)

??「いやー、ここが学園都市か。やっと着 いたぜ」

ピーナッツ(スコンスコンスコン)

??「ってーと、とりあえずどこ行きゃいい のかね…お?なんかピーナッツにケリ入れて る人が…」

かきのたね「…」

??「あのお菓子は確か…。おーい!!」

かきのたね「…?(誰よアイツ…見ない顔 ね…)」

??「いやいや、そこにいらっしゃるのは学 園三位のおいしさ、かきのたねさんではない でしょうか?」

かきのたね「だったら何よ…サインならお断 りよ」

??「いやいや、おれも運がいい。学園に来 ていきなり会えるとはねえ…」

かきのたね「(何よ、ファンか何か?シカト するに限るわね…こういうのは)」

??「いやどうも、おれはハッピー…ハッ ピーターン(ハッピーターン)ってもんだよ ろしくなー」

かきのたね「(はいはい無視無視。相手する とロクな事無いわ)」

ハッピーターン「あ、おいおい、どこ行くん だ!(って…会えたはいいがどうするかね… あ、そうだ!)…ちょいとかきのたねさん」

かきのたね「…」

ハッピーターン「それピーナッツに対するい じめだろ?」

かきのたね「…」

ハッピーターン「自分がピーナッツよりもた くさん食べられて人気があるから、同じ袋に 入っているピーナッツを見下していじめてい る。普通にいじめだよな?」

かきのたね「…」

詠矢「いいのかねえ、学園第三位のお菓子と あろうお菓子が、同じ袋内で仲間割れだなん て」

かきのたね「…」

ハッピーターン「あんたは強くて、その振る 舞いを周囲が容認してるのかも知れないが、 こう公然と…」

かきのたね「うっさいわねぇ!!どうせもい いでしょそんな事!」

ハッピーターン「いや、よくないっしょ。売 り上げ的に」

かきのたね「だいたい、アンタに何の関係が あるのよ!!」

ハッピーターン「俺が関係してようがいまい が、それがいじめであることは事実」

かきのたね「(ビキッ…)何よ、喧嘩売ってる ワケ?(バチッ)」

ハッピーターン「…まあ、そんな感じかな」

かきのたね「…いい度胸ねぇ…。じゃあ、お 望み通り私の味で躍らせてあげるわ(カリッ)」

ハッピーターン「ちょちょ!ちょっと待っ て!」

かきのたね「何よ!今更逃げれるとでも思っ てんの!?」

ハッピーターン「いや、違う。ちょっと離れ ただけ。5メートルも有れば十分かな」

かきのたね「?何言ってんの?私の味知らな いの?」

ハッピーターン「いや、知ってる知ってる。 ちゃんと食べてきた。超おいしいお菓子だよ な?」

かきのたね「知ってるなら、無駄だってわか らない?…もういいわ、死んでなさい!! (カリカリッ)」」

ハッピーターン「大丈夫、味覚はここまでは 届かない」

かきのたね「…?(あれ、おかしい、おいし さが伝わらない)」

ハッピーターン「すごく近い距離なら、食べ ちゃえば味が伝わるけど、これぐらい離れて ればまず大丈夫」

かきのたね「…!?(あれ、あれ、何度やっ ても伝わらない!!…わたしはちゃんとおい しいのに!)」

ハッピーターン「(お、効果アリ…か な?)」

かきのたね「…アンタ…なんかやったわ ね…」

ハッピーターン「多分…ね」

かきのたね「人気…製品…」

ハッピーターン「そうなるかな」

かきのたね「…なんか、アンタ嫌な雰囲気 ね。その軽口、後悔させてあげるわ!! …!!(美味しさ的な意味でね…!)」

ハッピーターン「お…体積を大きくしてるの かな?それはいい判断だ。体積が十分大きけ れば、この距離なら味を伝えることが出来 る。但し!!」

かきのたね「さっきからゴチャゴチャうるさ いわね!!でも…これでっ!!(カリッ!… カリカリッ!)

ハッピーターン「空気中に伝わった味は、一 番近くにあるお菓子に向かって流れる。この 状況では、恐らく…」

ピーナッツ「(カリ!!…カリカリ…。スコン)」

かきのたね「えっ!?味が…」

ハッピーターン「うわこれどうしようもなく ね?…」

ハッピーターン「…つまんねぇお菓子生活 だったなぁ…」

fin.

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