さて、書くか
エロはお前らの反応次第で

後輩「うぅーっ、寒いですね」

後輩「こんな日はおコタでぬくぬくです」

後輩「あ、先輩ミカン取って下さい」

後輩「ありがとうございます」

後輩「ふふ～ん♪　甘酸っぱ～い」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

後輩「ん？　どうしたんです？　そんな渋い顔して」

後輩「あぁ、先輩のは酸っぱいだけでしたか」

後輩「アタリハズレ大きいですよね、ミカンって」

後輩「でも、残しちゃダメですよ？」

後輩「手を付けたんだから最後まで食べないとミカン農家さんに失礼です」

後輩「ふふっ……何だかちょっと優越感です」

後輩「何でかって？」

後輩「……それは、先輩が悔しそうな顔してるからですよ」

後輩「いいえ、意地悪じゃないです」

後輩「これはほら、えっと……そう、下剋上というモノです」

後輩「自分より下の人に勝ったって嬉しくないですからね」

後輩「これでも、遠まわしに先輩を尊敬してるって言ってるんですからね？」

後輩「あはっ、照れてる照れてる」

後輩「先輩って威厳ないですもんね」

後輩「お？　うーん、胸を張っても偉そうには見えませんよ？」

後輩「もう、動物じゃないんですから……」

後輩「自分を大きく見せたって誰からも尊敬されませんよ」

後輩「先輩は自然にしてて下さい」

後輩「え？　どうしてかって？」

後輩「そんなの……ありのままの先輩を見てたいからに決まってるじゃないですか」

後輩「あ、先輩、ほうじ茶飲みます？」

後輩「今なら可愛い後輩が甲斐甲斐しくお茶を淹れてあげるオプションが付いてますよ？」

後輩「……ど、土下座してまで頼み込まないで下さい……」

後輩「そこまで卑屈になられても困ります」

後輩「じゃ、ちょっと失礼しますね」ｽﾀｽﾀ

後輩「ほら、美味しいほうじ茶ですよー」

後輩「………………」ｿﾜｿﾜ

後輩「ど、どうです？」

後輩「そ、そうですか、美味しかったですか」

後輩「実は先日、茶道部にいる幼馴染みさんに習いに行ったんです」

>>22
訂正
×幼馴染みさん
○幼馴染み先輩

後輩「え？　『いつもお菓子つまんでばっかなのにそんなこと教えられたのか』って……」

後輩「ふーん？　そんなこと言ってもいいんですか？」

後輩「幼馴染み先輩に言い付けちゃいますよ？」ﾆﾔﾆﾔ

後輩「………………」

後輩「あの、ですから事あるごとに土下座しないで下さいってば……」

後輩「ほんと、先輩にはプライドってないんですね」

後輩「呆れるのを通り越して失望しました」ｸｽｯ

後輩「そこは尊敬するところじゃないのかって？」

後輩「いえ、私そんなところを見習いたくありませんから」

後輩「……尊敬は、元からしてますよ」

後輩「………………」

後輩「ん、やることなくなりましたね」

後輩「………………」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

後輩「………………」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

後輩「ふふっ、おコタの中でなぁ～にやってるんです？」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

後輩「さっきから先輩の足、私の足に当たってますよ？」

後輩「さては変なトコに触りたいとでも思ってるんですか？」

後輩「あ、図星の顔ですね」ﾆﾏﾆﾏ

後輩「先輩がいやらしいなんて百も承知ですよ」

後輩「そんなに……私の足が気になるんですか？」

後輩「でも、寒いからおコタから出たくありません」

後輩「足の件は諦めて下さい」

後輩「………………」

後輩「先輩？　どうしておコタに頭から入ろうとしてるんです？」

後輩「そこまでして見たいんですか？」

後輩「そんなに見たいんなら、どうぞ入って下さい」

後輩「ふふっ、何を驚いてるんです？」

後輩「見たいって言い出したのは先輩じゃないですか」

後輩「年下なんですから、たまには先輩の言うことを素直に聞きますよ」

後輩「はいどうぞ、自由に見てってください」

後輩「………………」ﾆｺﾆｺ

後輩「………………」ﾆﾏﾆﾏ

後輩「………………」ﾆﾔﾆﾔ

後輩「……ぷふっ！　あは、あはははっ」

後輩「寒いんだからスパッツ穿いてるに決まってるじゃないですか」

後輩「まさか先輩、本当に見せて貰えると思ってたんですか？」

後輩「そんなワケないじゃないですか」

後輩「下着を見せるのはそれなりのときじゃないと……」

後輩「あ、もちろんスパッツは脱ぎませんよ？」

後輩「はい、触るのも絶対にダメです」

後輩「ですから、脱ぎませんってば」

後輩「もう一回言いますけど触るのもダメです」

後輩「絶対に、ダメ、ですっ」

後輩「いえ、ダチョウ倶楽部的なフリじゃありません」

後輩「本当に触ったら絶対に幻滅します」ｷﾞﾛｯ

後輩「わかりましたね？」

後輩「そうですか、わかっていただけて何よりです」

ﾊﾟｼｬｯ

後輩「～～～～～～～～っっ！？」

後輩「い、いいい今せんぱ、撮っ……！？//////」

後輩「消して下さい！　今すぐ！//////」

後輩「何で念を押した直後にそんなことを……っ//////」

後輩「撮影しちゃいけないって言われなかったから、って……//////」

後輩「子供の屁理屈みたいなこと言わないで下さいっ！//////」

後輩「え？　そ、そりゃ……パンツじゃないから恥ずかしくないですけど……//////」

後輩「足元を無許可で撮られたこと自体が大問題なんです……」

後輩「では撮影許可が欲しい？」

後輩「そんな許可、ぜーったいしませんっ！」

後輩「先輩はいやらしいことしちゃダメです」

後輩「いいですか？　そんなことばっかり考えてるとロクな大人になりませんよ？」

後輩「めっ、です」

支援だ！

後輩「な、なにちょっと嬉しそうにしてるんですか……」

後輩「叱られて喜ばないで下さい」

後輩「先輩がいやらしい人間になった方が一割だけマシです」

後輩「はい、一割だけです」

後輩「だから先輩、叱られて喜びそうになったときは……」




後輩「……私がお相手してあげますよ」

おわり