【安価】男「なんだ? この白い部屋は……」 (39)

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男「うぅ……頭がズキズキする……気絶していたのか?」

男「なんだ? この白い部屋は……」

男「思いだせない……どうしてこうなったのか……」

男「出口も無いし……あるのは、このパソコンみたいなのだけか?」

男「……」

男「おーい! 誰かいませんか!?」

男「……」

男「あのー」

男「……」

男「俺を監禁しても、何も良い事無いですよー」

男「……」

男(調子に乗るなよ! 早くここから出せ! ブチ殺すぞ!)

男(って、言いたいけど……状況が怖すぎる……)

男「だいたい、扉や窓が無いっておかしいだろ……鍵がかかってるとかじゃないし……」

男「明かりも部屋自体が発光してるみたいだし、気味が悪いよ……」

男「あ……あーーーー!!」

男「音も無い……俺以外誰もいないのか? 監視するにしても、カメラらしいものも無いし……」

男「……」

男「パソコン……電源入ってるな……ネットに繋がれば……」

男「駄目か……というか、3つしかアプリ入ってないのか……」

男「人の形をしたアプリは……俺の簡単な情報が表示されるのか……気持ち悪……」

男「こっちのはゴミ箱だな……」

男「で、この箱の形したアプリは……何か出てきたけど……」

男「文字を入力する画面だけか?」

男「……」

男「よく分からないが……何か入力してみるか……」


【安価下】

男「希望……っと」

男「なんか一覧が出てきた」

男「佐野元春……Syrup 16g……SPARTA LOCALS……」

男「歌手やバンド……これって曲か? 『希望』っていう……」

男「クリックしてみるか……」

♪♪♪

男「わっ……流れてきた……」

男「まぁ、無音よりいいから、流しておくか……」

男「っていうか、BGM再生するだけか!? なんだよこれ……」

男「いや、他にも入力してみよう……」


【安価下】

(^p^)「あうあうあーwww」

男「わぁぁああああ!?」

(^p^)「あう?」

男「ひ、人が急に現れた!?」

(^p^)「ぱしへろんだすw」

男「な、なんだよこいつ……!?」


男「【安価下】しなきゃ……!」

男「精神コマンド、『奇跡』ってアホか!」

(^p^)「きゃっwきゃっw」

男「ムカつくなぁ……半殺しだ!」

男「オラァ!」

(^p^)「えげぇw」

男「死ね!」

(^p^)「ほごぉw」

男「はぁはぁ……殺したら駄目だ……ここから出た時の為に……犯罪は許されない……」

(^p^)「」ち~ん

男「なんなんだよ……急に現れて……夢なのか?」

男「いや、リアルすぎる……」

男「も、もう一度だけ……入力してみよう……」


【安価下】

男「チャーハン……っと……」

ポン!

男「この香ばしい匂いは……まさか……!」

クルッ!



(^p^)「うままw」

男「テメーが食ってんじゃねーーーー!!」

ボゴォ!

(^p^)「ぎゃっw」

男「はぁはぁ……」

(^p^)「」ち~ん

男「ガツガツ……ムシャムシャ……!」

男「う、ウマい! 犯罪的にウマい! 本物のチャーハンだ!」

男「ふぅ……」

男「となると……やっぱり……」

男「ここに入力したものが出てくるのか!? な、なんて技術だ……!」

男「NASAか!? 宇宙人か!? なんの実験何だよ!?」

男「……」

男「だが、これで餓死する事はないって事だよな……」

男「よ、よし……もう一回……」


【安価下】

※いつもは無理矢理するけど、今回は普通の感想レスはスルーしていきます

女騎士「な、なんだここは!?」

男「やった! 女騎士だ!」

女騎士「貴様の仕業か!?」

男「え、えーっと」

男「いえ、私も今来たばかりでして……何が何やら……」

女騎士「そうか……まぁ、助かった……」

男「?」

女騎士「いや、何でもない……」

(^p^)「」ち~ん

女騎士「もう一人いたのか!? 死んでる!? お、おい! 大丈夫か!」

(^p^)「んん……」

女騎士「よかt

(^p^)「おっぱいw」

さわっ

女騎士「き、貴様ァ! 何をする!」

ズシャア!

(^p^)「ひぎゃっ!」

男「ちょ……シャレになってない……」

女騎士「王国騎士団、副団長の胸を触るなど……無礼と知れ!」

(^p^)「」ドクドク

男「うわぁ……」

女騎士「だいたい何だ! オーク共に監禁されたかと思ったら……次はこのような面妖な部屋に……!」

男「そ、それは……」

女騎士「ええい! この壁、キズ一つつかぬではないか!」

ガキンガキン!

男「ちょ、ちょっと!」

女騎士「ハァハァ……」

(^p^)「」ドクドク

男(カオスだ……どうしようか……)


【安価下】

※人いるか分からないけど、安価連取り禁止にしとく

男「スライムっと……」

スライム「キシャァ!」

男「思ったよりグロイ! そして、強そう!」

女騎士「スライムだと!? くっ、この狭い部屋では魔法が使えん!」

スライム「ウジュル……」

女騎士「せいっ!」

ニュルッ!

女騎士「やはり……剣は効かぬか!」

スライム「キシャァァアアアア!」

女騎士「くぅっ! や、やめろ!? 服を溶かすな!」

男「す、すごい……けど、やばくないか?」

女騎士「む、胸ぇ/// やめろぉ……こうなったらぁ……ま、炎の魔法で」

男「ええっ!? それはマズいですって! 危ないですよ!」

女騎士「だったら、貴様が何とかしろぉ/// このままだと、全員溶かされて死ぬぞぉ!」

男(や、やばい! 何か武器を入力して……)

男「しまった! アプリを終了してしまった!?」

男「ん? デスクトップのアイコンが増えてる……!?」

男「CDに、(^p^)、チャーハン、女騎士にスライムのアイコン……」

男「まさか! スライムをゴミ箱に入れて……どうだっ!?」

シュンッ

女騎士「はぁはぁ/// た、助かったぞ……強いのだな……今のは消滅系魔法か……」

男「あ、ああ……大丈夫ですか?」

女騎士「問題無い……」

男(鎧が溶かされてエロいな……)

男(ゴミ箱に捨てると無くなるのか……)

男「チャーハンを捨てて……と……うん、消えた!」

(^p^)「うぅ……」

男「……」ゴクリ

男(待て待て……何を考えている……(^p^)だってまだ生きているんだ……人殺しになるぞ!?)

(^p^)「コポォ……」

男(いやいや、殺しではないだろ……それに……)

女騎士「な、何だ……?」

男(せっかく女と一緒なのに……邪魔じゃないか?)

男(ど、どうする……!?)


【安価下】(^p^)を消すか否か

(^p^)「あうあうあーw」

(^p^)「おっぱいw」

(^p^)「おへぇw」

女騎士「ひっ!? 何だ……!? また、いきなり現れたぞ!?」

男「うわぁ……増えた……」

(^p^)「ゆうしゃw」

(^p^)「ぼきがゆうしゃw」

(^p^)「ぼきこそゆうしゃw」

女騎士「く、来るなぁ! 今は、力が出ない!」

男「あわわ……どうする!?」


【安価下】

(^p^)「お、俺はいったい……何をしていたんだ……」

(^p^)「ああ、長い夢から醒めたようだ……」

(^p^)「見ろ、こんな所に迷える魂が……」

(^p^)「」し~ん

ピカーッ!

(^p^)「さぁ、連れていきましょう……」

(^p^)「全ての魂が集まる場所へ……!」

(^p^)「何も怖い事はないのですよ」

(^p^)「」し~ん

フワワ~

男「背中に羽が生えて……天井に開いた光の穴へ飛んでった……」

女騎士「ああ、罪人の魂と共にな……天使だったのだな、彼等は……」

男(いや、胸触っただけで罪人て……結果、殺してるし……価値観が違う……)

女騎士「光の穴は消えたか……まぁ、あそこから出られたとは思えんがな……」

ぐぅ~

女騎士「ハッ……これはだな///」

男「ははっ……いいですよ、ご飯を出しますから……」

女騎士「そんな事が出来るのか!?」

男「ええ、保存魔法といって……高度な魔法なんですけどね……」

女騎士「助かる……」

男(と、言ったものの……この女、危険すぎるな……今のうちに消しとくか?)

女騎士「ま、まだか? 3日も食べてないのだ……頼む……」

男(どうする!?)


【安価下】

女騎士「う、ウマいぞ……! 魔王的にウマい!」

男「ははっ……はしたないですよ……!」

女騎士「む……すまぬ。 男所帯で過ごしてきたのでな……気をつけているのだが……久々で」

男「いいですよ! そっちの方が魅力的です」ニコッ

女騎士「!」

女騎士(な、なんだ!? この胸の高鳴りは! オークやスライムの寸止めのせいで身体が火照っているのか!?)

男「どうかしました?」

女騎士「さ、触るな///」

男「す、すみません……具合が悪そうだったので……」

女騎士「いや、こちらこそ……悪かった……///」

女騎士(まともに顔を見れん……まさか、これが姫様の言っていた『恋』!?)

女騎士(そんな……私に限ってそのような事……!)

男「ふぁぁ……眠いですね……そろそろ寝ますか?」

女騎士「えっ……!? この部屋でか!? 私とお前二人だけで……!?」

男「でも……他に場所が……ほらっ」

ポンッ!

女騎士「ベッド!? 保存魔法か……凄いな……というか、一つか?」

男「ええ、自分用しかないので……」

女騎士「そうか……では、私は床で……」

男「いいえ、女騎士さんが使って下さい」

女騎士「それでは……お前が……」

男「俺は男ですよ! これくらい……では、おやすみなさい!」

女騎士「ま、待って! い、い、い、一緒に寝ないか///」

男(みたいな流れになったけど……どうするか……監視されてんだろうしなぁ)


【安価下】

男「では、お言葉に甘えて……」

女騎士「お、お、お前のベッドだから……も、もだいない!」(噛み噛みナイトだー///)

男「ぐぅ」

女騎士「えっ……」

男(あえて何もしない! ど、童貞だからビビってるんじゃないんだからね!)

女騎士「お、おやすみ……」



女騎士(男~男~///)クチュクチュ

男(気になって寝むれん!)


男「おはようございます……」ボケ~

女騎士「ああ!」スッキリ

男(清々しい顔しやがって……)

女騎士「夢ではなかったか……だが、何とかなるさ! 私たち二人ならな!」

男(どんな自信だよ……)


男(俺はこの召喚装置?の仕組みを昨晩、考えていた)

男(俺が文字を入力したあと、催眠ガスか何かで寝かした後、それを用意する……)

男(無理があるか……意識はしっかりしているし、一瞬で現れている……)

男(どこからか超技術で転送してきているのだろう……だが、それはそれで問題がある)

男(まず、チャーハンやら、チキンやら、俺が入力するモノがあらかじめ分かってないと、一瞬で出せないだろうという事)

男(そして、女騎士はともかく、スライムや天使だ……女騎士はそういう役の女優なら、ありえる)

男(だが、スライムは何だ……完全にバケモノだった……天使だって……)

男(この装置は……俺の望んだモノを具現化しているんじゃないのか!?)

男(無理があるか? では、一連の出来事は俺の妄想……? 脳にプラグを刺されて見ている夢!?)

男(何が正解かわからないが、その実験の為のサンプル……それが俺なのか……?)


女騎士「あ、あの……///」もじもじ

男「何?」

女騎士「ト、トイレはないのだろうか? そ、その保存魔法とやらで……///」

男「ああっ! えーっと……トイレっと……」

バン!

男「!? と、扉……!? 中は……トイレ! 白い部屋以外の空間ができた……」

女騎士「こ、これがトイレなのか!? が、我慢できぬ……なるようになれだ!」

男「ごゆっくり」

男(現代のトイレ知らない設定か? それとも俺の妄想……本物の女騎士? それこそありえない!)

男「はぁ……頭が痛い……どうするかね……」


【安価下】

男「出口……っと……へへっ、俺って頭いいかも!」

ビィーーーー!

男「何だ!?」

ERROR

ERROR

ERROR

男「う、うるさい! 鳴り止め!!」

ERROR

ERROR

ERROR

男「そ、そうだ! 女騎士!! ト、トイレの扉がない!?」

ERROR

ERROR

ERROR

男「パ、パソコンは!? あ、あった! で、出口を消して……」

ERROR

ERROR

ERROR

男「消えない!? 何でだよ!?」

ERROR

ERROR

ERROR

男「入力もできない! な、何だ!? 死ぬのか!? 嫌だ! 嫌だ! 嫌だぁぁああああ!!」

ERROR

ERROR

ERROR

男「いやいや……死にはしないだろう……だって……おかしい……俺は死なないよな?」

ERROR

ERROR

ERROR

男「死にたく……な

ブツン――





白い部屋『男』編 


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