( ^ω^)ショボンと女のようです('A`)(11)

俺達がアレと出会ったのは中学2年の夏休みだった。

俺と友達のブーンは中1のころに二つ隣の町に引っ越したショボンに会うために自転車を走らせていた。

(;´ω`)「あぢいおぉぉぉぉ」

(;'A`)「もう少しでショボンがいる町に入るから頑張れ」

(;´ω`)「おー」

キコキコ

  キコキコ

    キコキコキコキコ

(;'A`)「おっ」

(;'ω`)「着いたかお」

(;'A`)「多分ここで合ってるはずだ」

(;^ω^)「んっ?多分てなんだお」

('A`)「臭いといい雰囲気といい・・・」

(;^ω^)「勘かお!」

('A`)「おーい、ショボンいるか?」

('・ω・`)

( ^ω^)「いたお」

('A`)「相変わらず顔がでかいな」

('・ω・`)「違う、俺ショボンじゃない」

( ^ω^)「ジョークはよせお」

('・ω・`)「ジョークじゃないって」

('A`)

( ^ω^)”('・ω・`)

( ^ω^)「ん~確かにショボンの臭いだお」

('A`)「な?カビ雑巾の臭いがするんだ」

('・ω・`)「それはその・・・臭いが移って・・・」

( ^ω^)「おっ?ショボンと同棲かお」

('A`)「えーと・・・ショボンの兄弟か何かか?」

('・ω・`)「そんなんじゃないよ」

( '・ω`)「でもショボンのことは良く知ってるよ」

('A`)「じゃあ俺達を家まで案内してくれ」

( ^ω^)「お願いしますお」

('・ω・`)「いいけど、こっちからも一つ頼みが」

('A`)「何だ?」

('・ω・`)「あなたブーンさんですよね?」

( ^ω^)「ぼく?」

('・ω・`)「実はこの小包を、モナー先生に届けてほしいのですが」

( ^ω^)「聞き慣れない名前だお。ドクオ知ってる?」

('A`)「おいブーン、担任の名前ぐらい覚えとけよ」

( ^ω^)「おっおっすっかり忘れてたお」

('A`)「宿題はやってるのか?」

( ^ω^)「自若たり」

('・ω・`)「で、彼の家の場所なんですが、一旦港町に出て坂を上ったところにあります」

( ^ω^)「歩いて何分くらいかお」

('・ω・`)「歩きじゃあ2時間以上かかりますよ」

( ^ω^)「自転車では?」

('・ω・`)「小一時間というとこかな」

( ^ω^)「あっお断りしますお」

('A`)「ダイエットに、いいんじゃないのか」

( ^ω^)「ぼくはこれが標準体型だからいいんだお」

('・ω・`)「でもそちらの方にも別に頼みたいことがあるんです」

('A`)「俺はドクオだよ」

('・ω・`)「そうですか、はい」

('A`)「それで?」

('・ω・`)「料理の味見をお願いしたい」

('A`)「ああいいとも」

('・ω・`)「じゃあ早速俺の家に行こう」

('A`)「じゃあなブーン!」

( ^ω^)「お元気で!」

( ^ω^)「・・・ふぅ」

( ^ω^)「顔は笑ってるけど心では怒ってるお」

('・ω・`)「ブーンさんとはどういった関係で?」

('A`)「まあただの知り合いだ」

('・ω・`)「デキてる訳でもなく?」

('A`)「うん、たぶんな」

('・ω・`)「俺も誰ともデキてないんだ」

(;'A`)「え、そ、そうなのか」

('・ω・`)「ショボンが羨ましいよ」

('A`)そ「あいつ女いんの!?」

('・ω・`)「そいつを見たことはないけどね」

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